JP3089822B2 - 液晶セル - Google Patents
液晶セルInfo
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- JP3089822B2 JP3089822B2 JP04123493A JP12349392A JP3089822B2 JP 3089822 B2 JP3089822 B2 JP 3089822B2 JP 04123493 A JP04123493 A JP 04123493A JP 12349392 A JP12349392 A JP 12349392A JP 3089822 B2 JP3089822 B2 JP 3089822B2
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- JP
- Japan
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- liquid crystal
- injection port
- display area
- crystal cell
- discharge
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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Description
れる液晶セルに関する。
それぞれ画像の表示領域に透明電極と配向膜を形成した
一対の透明基板をその表示領域を囲む枠状のシール材を
介して接着した液晶セル内に液晶を封入して構成されて
いる。
図において、1,2はガラス等の一対の透明基板で、こ
の両基板1,2の表示領域Aには透明電極3,4と、こ
れら透明電極3,4を覆う配向膜5,6が形成されてい
る。なお、この液晶セルは単純マトリックス型のもの
で、一方の基板1の電極3は走査電極、他方の基板2の
電極4は前記走査電極3と直角に配置する信号電極であ
る。
シール材7を介して接着され、このシール材7の一部に
液晶注入口8が切欠形成されている。そしてこの液晶注
入口8を通して液晶セル内に真空注入法等により液晶が
注入され、この注入後に液晶注入口8が封止樹脂により
封止されるものである。
製造され、この液晶セルが液晶封入の工程処理部に搬送
される際などに、その搬送系と液晶セルとの摩擦などで
透明基板1に静電気が帯電してその電位が高まることが
ある。
性のシール材7で囲まれているが、このシール材7の一
部は液晶注入口8として切欠されており、このため透明
基板1に静電気が帯電してその電位が高まるとこの液晶
注入口8の部分において、透明基板1の縁部と、液晶注
入口8に隣接して対向配置する電極3の一部との間で前
記液晶注入口8を通して静電気による放電が起ることが
ある。そしてこのような放電によりその放電経路上の配
向膜5や電極3が破壊されて配向不良や導通不良が生じ
て画像の表示状態が悪化してしまう恐れがある。このよ
うな配向膜5や電極3の破壊は、液晶セルの製造過程に
おいて、 0.1〜1.0 %程度の頻度で発生しているのが実
情である。
もので、その目的とするところは、静電気による放電が
発生しても、画像の表示に影響の及ぶ表示領域内での配
向膜や電極の破壊を避けることができる液晶セルを提供
することにある。
を達成するために、表示領域に透明電極と配向膜を形成
した一対の透明基板を前記表示領域を囲むシール材を介
して接着し、このシール材の一部に、前記表示領域内に
液晶を注入するための液晶注入口を形成した液晶セルに
おいて、前記液晶注入口に隣接して配置した透明電極の
一部でかつ液晶注入口に対向する部分に、前記液晶注入
口に向って延出してその延出端部が前記表示領域の外部
に突出する放電部を一体に設けるようにしたものであ
る。
が帯電してその電位が高まると、透明基板の縁部と放電
部との間で放電が起り、この放電で前記放電部の先端部
分を覆った配向膜が破壊されたり、その放電部の先端部
分が破壊されることがあるが、しかし放電部の先端部分
は画像の表示領域の外部に配置しており、このため放電
部の先端部分を覆った配向膜や、放電部の先端部分が破
壊されても画像の表示には影響が及ばず、したがって表
示領域において常に適正な画像を表示することが可能と
なる。
して説明する。なお、図3に示す従来の構成と対応する
部分には同一符号を付してその説明を省略する。
3のうちの液晶注入口8に隣接する電極3には、液晶注
入口8に対向する部分において、前記電極3と同質の放
電部3aが一体に形成されている。
出し、その延出端部が表示領域Aの外部に突出するよう
に形成され、この放電部3aの全体が各電極3と共に配
向膜5で覆われている。このような構成において、透明
基板1に静電気が帯電してその電位が高まると放電が起
る。
入口8に隣接した電極3の一部にその液晶注入口8に向
って延出する放電部3aが一体に形成されており、この
ため透明基板1の縁部とこの放電部3aとの間で放電が
起る。そしてこの放電で放電部3aの先端部分を覆った
配向膜5が破壊されたり、その放電部3aの先端部分が
破壊されることがあるが、しかし放電部3aの先端部分
は画像の表示領域Aの外部に配置しており、このため放
電部3aの先端部分を覆った配向膜5や、放電部3aの
先端部分が破壊されても画像の表示には影響が及ばず、
したがって表示領域Aにおいて常に適正な画像を表示す
ることができる。
この実施例においては、前記実施例と同様に、透明基板
1に形成された電極3に放電部3aを設けるとともに、
さらに他方の透明基板2に形成され、かつ液晶注入口8
に隣接して配置した電極4の一部でかつ液晶注入口8に
対向する部分に、前記液晶注入口8に向って延出してそ
の延出端部が表示領域Aの外部に突出する放電部4aが
一体に設けられ、この放電部4aが配向膜6で覆われて
いる。
静電気が帯電した際の放電が、透明基板2の縁部と前記
放電部4aの先端部との間で起り、したがって前記実施
例と同様に、表示領域Aの外部において配向膜6や放電
部4aが破壊されるだけで、画像の表示に影響が及ぶ表
示領域A内での破壊を避けることができ、したがって表
示領域Aにおいて常に適正な画像を表示することができ
る。
示領域内の配向膜や電極が静電気の放電で破壊されるよ
うな不都合を避けて常に適正な画像を表示することがで
きるという効果を奏する。
平面図。
の平面図。
Claims (1)
- 【請求項1】表示領域に透明電極と配向膜を形成した一
対の透明基板を前記表示領域を囲むシール材を介して接
着し、このシール材の一部に、前記表示領域内に液晶を
注入するための液晶注入口を形成した液晶セルにおい
て、前記液晶注入口に隣接して配置した透明電極の一部
でかつ液晶注入口に対向する部分に、前記液晶注入口に
向って延出してその延出端部が前記表示領域の外部に突
出する放電部を一体に設けたことを特徴とする液晶セ
ル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP04123493A JP3089822B2 (ja) | 1992-05-15 | 1992-05-15 | 液晶セル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP04123493A JP3089822B2 (ja) | 1992-05-15 | 1992-05-15 | 液晶セル |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05323341A JPH05323341A (ja) | 1993-12-07 |
JP3089822B2 true JP3089822B2 (ja) | 2000-09-18 |
Family
ID=14861996
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP04123493A Expired - Fee Related JP3089822B2 (ja) | 1992-05-15 | 1992-05-15 | 液晶セル |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3089822B2 (ja) |
-
1992
- 1992-05-15 JP JP04123493A patent/JP3089822B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH05323341A (ja) | 1993-12-07 |
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