JPH06301049A - 液晶表示素子 - Google Patents
液晶表示素子Info
- Publication number
- JPH06301049A JPH06301049A JP8486093A JP8486093A JPH06301049A JP H06301049 A JPH06301049 A JP H06301049A JP 8486093 A JP8486093 A JP 8486093A JP 8486093 A JP8486093 A JP 8486093A JP H06301049 A JPH06301049 A JP H06301049A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- liquid crystal
- crystal display
- display element
- substrate
- terminal portion
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Liquid Crystal (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】液晶表示素子の製造工程中に於ける導通材印刷
時の位置ズレ、導通材浮き、液晶セル組立時の導通材位
置ズレ、外部応力、擦りキズによる透明電極の断線を生
じさせない液晶表示素子を提供する。 【構成】上基板１および下基板２を延長し、その延長部
に外部入力端子部Ａ，外部入力端子部Ｂを形成する。こ
の外部入力端子部間に、両面に導電パターンが形成され
たフィルム基板１３を挿入配置し、熱圧着により電気的
接続を行う。
時の位置ズレ、導通材浮き、液晶セル組立時の導通材位
置ズレ、外部応力、擦りキズによる透明電極の断線を生
じさせない液晶表示素子を提供する。 【構成】上基板１および下基板２を延長し、その延長部
に外部入力端子部Ａ，外部入力端子部Ｂを形成する。こ
の外部入力端子部間に、両面に導電パターンが形成され
たフィルム基板１３を挿入配置し、熱圧着により電気的
接続を行う。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は可とう性のある基板を用
いた液晶表示素子に関する。
いた液晶表示素子に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、プラスチックフィルム等の可とう
性のある基板を用いた液晶表示素子は、図３、図４に示
すように液晶セル内に形成されたの数箇所の導通材９で
上基板１上に形成された透明電極３と下基板２上に形成
された透明電極４との導通をとり、片側基板上において
外部回路との電気的接続を行っていた。したがって、上
基板１に存在する外部入力端子部Ａはむきだしの状態で
あった。即ち、下基板２より前方に突き出しており、且
つ外部入力端子部Ａは露出していた。
性のある基板を用いた液晶表示素子は、図３、図４に示
すように液晶セル内に形成されたの数箇所の導通材９で
上基板１上に形成された透明電極３と下基板２上に形成
された透明電極４との導通をとり、片側基板上において
外部回路との電気的接続を行っていた。したがって、上
基板１に存在する外部入力端子部Ａはむきだしの状態で
あった。即ち、下基板２より前方に突き出しており、且
つ外部入力端子部Ａは露出していた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の技術で
は液晶セル内で導通材９により上下の透明電極３、４の
導通をとっていた為、製造工程中に於ける導通印刷時の
位置ズレ、導通材浮き、組立時の導通部位置ズレ、擦り
キズによる透明電極の断線を生じさせるという数多くの
問題があった。また、図３に示すように液晶表示素子に
おいて上基板１に存在する外部入力端子部Ａが露出して
いる為、液晶表示素子のハンドリング検査等に於て液晶
表示素子同士が接触し端子部にキズを生じさせることが
あり、且つ検査等治具にセットする際に治具の表面と液
晶表示素子の端子部が擦れてキズが生じるという問題も
あった。また、このキズにより端子部の電極の断線が生
じていた。そこで本発明はこのような課題を解決するも
ので、その目的とするところは、液晶セル内の導通材位
置ズレ、導通材浮き等により上下透明電極の導通不良が
生じることのない液晶表示素子、また外部入力端子に外
部からのキズが生じない液晶表示素子を提供するところ
にある。
は液晶セル内で導通材９により上下の透明電極３、４の
導通をとっていた為、製造工程中に於ける導通印刷時の
位置ズレ、導通材浮き、組立時の導通部位置ズレ、擦り
キズによる透明電極の断線を生じさせるという数多くの
問題があった。また、図３に示すように液晶表示素子に
おいて上基板１に存在する外部入力端子部Ａが露出して
いる為、液晶表示素子のハンドリング検査等に於て液晶
表示素子同士が接触し端子部にキズを生じさせることが
あり、且つ検査等治具にセットする際に治具の表面と液
晶表示素子の端子部が擦れてキズが生じるという問題も
あった。また、このキズにより端子部の電極の断線が生
じていた。そこで本発明はこのような課題を解決するも
ので、その目的とするところは、液晶セル内の導通材位
置ズレ、導通材浮き等により上下透明電極の導通不良が
生じることのない液晶表示素子、また外部入力端子に外
部からのキズが生じない液晶表示素子を提供するところ
にある。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明の液晶表示素子
は、一対の可とう性のある基板がスペーサーを介して一
定の間隔でシール材により対向接着され該間隔に液晶を
封入してなる液晶表示素子において、前記一対の基板の
それぞれに電極端子部が形成された該電極端子部間に、
両面に導電パタ−ンが形成されたフィルム基板を挿入配
置し熱圧着により電気的接続したことを特徴とする。
は、一対の可とう性のある基板がスペーサーを介して一
定の間隔でシール材により対向接着され該間隔に液晶を
封入してなる液晶表示素子において、前記一対の基板の
それぞれに電極端子部が形成された該電極端子部間に、
両面に導電パタ−ンが形成されたフィルム基板を挿入配
置し熱圧着により電気的接続したことを特徴とする。
【０００５】
〔実施例１〕図１に本実施例の液晶表示素子の断面図を
示す。ここで１は上基板、２は下基板、であり両方とも
厚み１００μｍのＰＥＴ（ポリエチレンテレフタレ−
ト）フィルムを用いた。３、４はＩＴＯ（インジウム・
スズ酸化物）膜からなる透明電極、６は配向膜、８はス
ペーサー、７はシール材、５は液晶である。
示す。ここで１は上基板、２は下基板、であり両方とも
厚み１００μｍのＰＥＴ（ポリエチレンテレフタレ−
ト）フィルムを用いた。３、４はＩＴＯ（インジウム・
スズ酸化物）膜からなる透明電極、６は配向膜、８はス
ペーサー、７はシール材、５は液晶である。
【０００６】まず、図１に示した液晶表示素子では液晶
セル内で上下の透明電極３、４の導通をとらずに、下基
板２を上基板１と同様に延長しその延長部分に外部出力
端子Ｂを形成した。この外部入力端子部Ａと外部出力端
子部Ｂとの間に、両面に導通パタ−ンが形成されたフィ
ルム基板１３（本実施例ではヒートシールを用いた）の
端子部を挿入配置し熱圧着して電気的接続をした。
セル内で上下の透明電極３、４の導通をとらずに、下基
板２を上基板１と同様に延長しその延長部分に外部出力
端子Ｂを形成した。この外部入力端子部Ａと外部出力端
子部Ｂとの間に、両面に導通パタ−ンが形成されたフィ
ルム基板１３（本実施例ではヒートシールを用いた）の
端子部を挿入配置し熱圧着して電気的接続をした。
【０００７】本液晶表示素子の製造方法はＰＥＴフィル
ム上に低温スパッタリング法によっり透明電極１及び２
を形成しフォトリソグラフィー法により所定のパターン
を形成する。その上に配向膜６をオフセット印刷により
膜付けし焼成することにより成膜する。次に前記配向膜
６を布で所定の方向に擦って配向処理を行った後一方の
基板上にシール材として所定のギャップ材を入れたエポ
キシ系接着剤をスクリーン印刷し、基板上へスペ−サ−
を湿式スプレー法により散布し２枚の基板を対向接着し
た。スペ−サ−の散布密度は１５０コ／ｍｍ2とした。
次に液晶５を真空注入法により充墳し、注入部をエポキ
シ系接着剤で封止した。この液晶セルの上下に偏光板を
貼付けて液晶表示素子を完成させた。
ム上に低温スパッタリング法によっり透明電極１及び２
を形成しフォトリソグラフィー法により所定のパターン
を形成する。その上に配向膜６をオフセット印刷により
膜付けし焼成することにより成膜する。次に前記配向膜
６を布で所定の方向に擦って配向処理を行った後一方の
基板上にシール材として所定のギャップ材を入れたエポ
キシ系接着剤をスクリーン印刷し、基板上へスペ−サ−
を湿式スプレー法により散布し２枚の基板を対向接着し
た。スペ−サ−の散布密度は１５０コ／ｍｍ2とした。
次に液晶５を真空注入法により充墳し、注入部をエポキ
シ系接着剤で封止した。この液晶セルの上下に偏光板を
貼付けて液晶表示素子を完成させた。
【０００８】上記の結果、図３に示した従来の液晶表示
素子と比べ、上下の透明電極３、４の導通不良は全く生
じなかった。また、液晶表示素子入力端子部のキズによ
る電極の断線は従来の液晶表示素子と比べ生じなかっ
た。
素子と比べ、上下の透明電極３、４の導通不良は全く生
じなかった。また、液晶表示素子入力端子部のキズによ
る電極の断線は従来の液晶表示素子と比べ生じなかっ
た。
【０００９】〔実施例２〕図２は本発明の液晶表示素子
の他の実施例における断面図である。液晶表示素子の構
成は、実施例１と同様であるが、外部出力端子部Ｃが外
部入力端子部Ａよりも短い場合である。外部出力端子部
Ｃは外部入力端子部Ａの１／３以上、好ましくは１／２
以上の長さがあれば端子部の電極の断線を減少させるこ
とができる。また、透明電極３、４の導通も両面に導通
パタ−ンが形成されたフィルム基板１３上で導通させて
いる為、実施例１と同様の結果が得られた。
の他の実施例における断面図である。液晶表示素子の構
成は、実施例１と同様であるが、外部出力端子部Ｃが外
部入力端子部Ａよりも短い場合である。外部出力端子部
Ｃは外部入力端子部Ａの１／３以上、好ましくは１／２
以上の長さがあれば端子部の電極の断線を減少させるこ
とができる。また、透明電極３、４の導通も両面に導通
パタ−ンが形成されたフィルム基板１３上で導通させて
いる為、実施例１と同様の結果が得られた。
【００１０】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、液晶
セル内で上下透明電極の導通をとる必要が無くなった結
果、上下透明電極の導通不良が発生しなくなった。ま
た、上下導通部を両面に導通パタ−ンが形成されたフィ
ルム基板上に設ける為、結果として、少なくとも一方の
端子部をもう一方の端子部で保護することにより、従来
の液晶表示素子に比べ端子部の電極の断線を減少させる
ことができ、また、外部の応力に対しても強くなるた
め、端子部のＩＴＯクラックも減少させることができる
という効果を有する。他の効果として、従来の液晶表示
素子の製造工程では外部入力端子部が露出される様に予
め下基板を切断していた為、上下透明電極の導通不良、
端子部のキズによる透明電極の断線、基板切断不良等が
多発していた、しかし、本発明により導通材の印刷工程
が不用。且つ、上下基板が同形となる為、別々に基板を
切断する工程が不要となる効果をも有する。
セル内で上下透明電極の導通をとる必要が無くなった結
果、上下透明電極の導通不良が発生しなくなった。ま
た、上下導通部を両面に導通パタ−ンが形成されたフィ
ルム基板上に設ける為、結果として、少なくとも一方の
端子部をもう一方の端子部で保護することにより、従来
の液晶表示素子に比べ端子部の電極の断線を減少させる
ことができ、また、外部の応力に対しても強くなるた
め、端子部のＩＴＯクラックも減少させることができる
という効果を有する。他の効果として、従来の液晶表示
素子の製造工程では外部入力端子部が露出される様に予
め下基板を切断していた為、上下透明電極の導通不良、
端子部のキズによる透明電極の断線、基板切断不良等が
多発していた、しかし、本発明により導通材の印刷工程
が不用。且つ、上下基板が同形となる為、別々に基板を
切断する工程が不要となる効果をも有する。
【図１】 本発明の液晶表示素子を示す断面図。
【図２】 実施例２に於ける液晶表示素子を示す断面図
【図３】 従来の液晶表示素子を示す断面図。
【図４】 従来の液晶表示素子を示す平面図。
【符号の説明】 １．上基板 ２．下基板 ３．透明電極 ４．透明電極 ５．液晶 ６．配向膜 ７．シール材 ８．スペーサー ９．導通材 １０．上下導通部 １１．偏光板 １２．偏光板 １３．フィルム基板
Claims (1)
- 【請求項１】 一対の可とう性のある基板がスペーサー
を介して一定の間隔でシール材により対向接着され該間
隔に液晶を封入してなる液晶表示素子において、前記一
対の基板のそれぞれに電極端子部が形成された該電極端
子部間に、両面に導電パタ−ンが形成されたフィルム基
板を挿入配置し熱圧着により電気的接続したことを特徴
とする液晶表示素子。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8486093A JPH06301049A (ja) | 1993-04-12 | 1993-04-12 | 液晶表示素子 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8486093A JPH06301049A (ja) | 1993-04-12 | 1993-04-12 | 液晶表示素子 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06301049A true JPH06301049A (ja) | 1994-10-28 |
Family
ID=13842570
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8486093A Pending JPH06301049A (ja) | 1993-04-12 | 1993-04-12 | 液晶表示素子 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06301049A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2011024503A1 (ja) * | 2009-08-25 | 2011-03-03 | シャープ株式会社 | 表示パネル、表示装置及びその製造方法 |
| US10928672B2 (en) | 2017-06-07 | 2021-02-23 | Japan Display Inc. | Display device |
-
1993
- 1993-04-12 JP JP8486093A patent/JPH06301049A/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2011024503A1 (ja) * | 2009-08-25 | 2011-03-03 | シャープ株式会社 | 表示パネル、表示装置及びその製造方法 |
| EP2472497A1 (en) * | 2009-08-25 | 2012-07-04 | Sharp Kabushiki Kaisha | Display panel, display device, and method for manufacturing same |
| JP5160687B2 (ja) * | 2009-08-25 | 2013-03-13 | シャープ株式会社 | 表示パネル、表示装置及びその製造方法 |
| EP2472497A4 (en) * | 2009-08-25 | 2013-04-24 | Sharp Kk | DISPLAY PANEL, DISPLAY DEVICE AND MANUFACTURING METHOD THEREFOR |
| US8563983B2 (en) | 2009-08-25 | 2013-10-22 | Sharp Kabushiki Kaisha | Display panel, display device, and method manufacturing same |
| US10928672B2 (en) | 2017-06-07 | 2021-02-23 | Japan Display Inc. | Display device |
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