JP3089518U - ハンドプレス機 - Google Patents

ハンドプレス機

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JP3089518U
JP3089518U JP2002002332U JP2002002332U JP3089518U JP 3089518 U JP3089518 U JP 3089518U JP 2002002332 U JP2002002332 U JP 2002002332U JP 2002002332 U JP2002002332 U JP 2002002332U JP 3089518 U JP3089518 U JP 3089518U
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JP
Japan
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driving shaft
press die
lower press
insertion hole
upper press
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JP2002002332U
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Inventor
和男 近藤
宣起 新島
Original Assignee
近藤株式会社
株式会社萬里製作所
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本考案は、飾りホック等の被プレス取付体を
プレスする上プレス型が傾いたりすることがないと共に
下プレス型の芯出し作業を不要にできるハンドプレス機
を提供する。 【解決手段】 ハンドプレス機10の打ち込みシャフト
保持部14に上下方向移動可能に設けられた打ち込みシ
ャフト20の下端面には上プレス型嵌入孔36が穿設さ
れ、上プレス型38が嵌入して取り付けられている。ま
た、ハンドプレス機10の基台12には上プレス型38
と同心状に下プレス型ホルダー挿入孔42が形成され、
同心状に下プレス型ホルダー44が固定されている。こ
の下プレス型ホルダー44の下プレス型嵌入孔44Aに
は下プレス型46が嵌入して取り付けられている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、主に布生地や皮革生地等に飾りホックやハトメ等をプレスして取り 付ける場合に用いられるハンドプレス機に関する。
【0002】
【従来の技術】
布生地や皮革生地等には飾りホックやハトメ等をプレスして取り付ける場合が ある。 従来、前記飾りホックやハトメ等の被プレス取付体を布生地等にプレスして取 り付ける場合は図5〜図7に示されるタイプのハンドプレス機100が用いられ ている。 図5に示されるように、このハンドプレス機100は基台102の中間部に打 ち込みシャフト保持部104が立設され、この打ち込みシャフト保持部104に は打ち込みシャフト106が上下方向移動可能に設けられている。また、前記打 ち込みシャフト保持部104の上端部にはハンドレバー108の先端部108A が枢支され、ハンドレバー108の把持部108Bを握ってハンドレバー108 を矢印A方向に回動すると梃子の原理でハンドレバー108のシャフト押圧部1 08Cが打ち込みシャフト106の上端面を押して図6に示されるように打ち込 みシャフト106が下方に移動するようになっている。 この打ち込みシャフト106の下端面には雌ネジ孔が形成され、この雌ネジ孔 に上プレス型110の雄ネジ部を螺入することにより上プレス型110を打ち込 みシャフト106の下端面に取り付けている。 また、前記基台102には前記上プレス型110と同心状に下プレス型挿入孔 112(図7参照)が形成され、前記上プレス型110と一緒に布生地と飾りホ ック等をプレスする円柱状の下プレス型114が芯出しをされた状態で固定され ている。 しかし、上述したように前記上プレス型110は雄ネジ部を打ち込みシャフト 106の雌ネジ孔に螺入することにより取り付けている。このため、プレス作業 中の振動等により上プレス型110の雄ネジ部が緩んで上プレス型110が微妙 に傾いて上プレス型110と下プレス型114がフィットせず、プレスを正確に 行うことができなくなるという不具合がある。 また、前記下プレス型挿入孔112の内径寸法は前記下プレス型114の外径 寸法より大きく形成されているので、下プレス型挿入孔112と下プレス型11 4の間には間隙が生じ、下プレス型挿入孔112に下プレス型114を取り付け る場合は下プレス型114の芯出しが必要である。 そこで、図7に示されるように基台102の側面に対向して螺入された調整固 定ネジ116,116の螺入長さをドライバー等で調整して下プレス型114の 芯出しを行うと共に下プレス型114を固定しているが、下プレス型114の芯 出し作業及び固定作業は熟練技術が必要であると共に煩雑な作業である さらに、前記ハンドプレス機100の打ち込みシャフト106には自動的に打 ち込みシャフト106が復帰するように復帰用コイルバネ118が巻装されてい る。このため、ハンドレバー108を押し下げた状態(図6に示す状態)で手を 離すとハンドレバー108が復帰用コイルバネ118の付勢力によって矢印B方 向に回動して自動的に戻ってしまう(図5に示す状態)。 従って、前記ハンドプレス機100の不使用時にはハンドレバー108の把持 部108Bが上方に位置した状態になるため、ハンドプレス機100の高さが高 くなり大きな保管スペースが必要になる等の不具合がある。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は、上記事実に鑑みなされたものであり飾りホックやハトメ等の被プレ ス取付体をプレスする上プレス型が傾いたりすることがないと共に下プレス型の 芯出しを不要にし、さらに不使用時に高さ寸法が高くならないで保管スペースが 小さくても済むハンドプレス機を提供するものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
請求項1の考案は、基台に立設された打ち込みシャフト保持部と、この打ち込 みシャフト保持部に上下方向に貫通形成された打ち込みシャフト挿入孔と、この 打ち込みシャフト挿入孔に上下方向移動可能に挿入された打ち込みシャフトと、 前記打ち込みシャフト保持部に支点ピンを介して回動可能に取り付けられると共 に前記打ち込みシャフトを上下方向に移動させるハンドレバーと、前記打ち込み シャフトの下端面に形成された上プレス型嵌入孔と、この上プレス型嵌入孔に上 プレス型嵌入部を嵌入することにより打ち込みシャフトに取り付けられる上プレ ス型と、前記基台に上プレス型と同心状に設けられた下プレス型ホルダーと、こ の下プレス型ホルダーに形成された下プレス型嵌入孔と、この下プレス型嵌入孔 に下プレス型嵌入部を嵌入することにより取り付けられて前記上プレス型と共に 被プレス取付体をプレスする下プレス型と、を有してなることを特徴としている 。 請求項2の考案は、基台に立設された打ち込みシャフト保持部と、この打ち込 みシャフト保持部に上下方向に貫通形成された打ち込みシャフト挿入孔と、この 打ち込みシャフト挿入孔に上下方向移動可能に挿入された打ち込みシャフトと、 前記打ち込みシャフト保持部に支点ピンを介して回動可能に取り付けられると共 に前記打ち込みシャフトを上下方向に移動させるハンドレバーと、前記打ち込み シャフトの下端面に形成された上プレス型嵌入孔と、この上プレス型嵌入孔に上 プレス型嵌入部を嵌入することにより打ち込みシャフトに取り付けられる上プレ ス型と、前記基台に前記上プレス型と同心状に形成された下プレス型ホルダー挿 入孔と、この下プレス型ホルダー挿入孔に固定された下プレス型ホルダーと、こ の下プレス型ホルダーの上端面に形成された下プレス型嵌入孔に下プレス型嵌入 部を嵌入することにより前記上プレス型と同心状に取り付けられると共に被プレ ス取付体が載置されて前記上プレス型と一緒に被プレス取付体をプレスする下プ レス型と、を有してなることを特徴としている。 請求項3の考案は、基台に立設された打ち込みシャフト保持部と、この打ち込 みシャフト保持部に上下方向に貫通形成された打ち込みシャフト挿入孔と、この 打ち込みシャフト挿入孔に上下方向移動可能に挿入された打ち込みシャフトと、 前記打ち込みシャフト保持部に支点ピンを介して回動可能に取り付けられると共 に前記打ち込みシャフトを上下方向に移動させるハンドレバーと、前記打ち込み シャフトの下端面に形成された上プレス型嵌入孔と、この上プレス型嵌入孔に上 プレス型嵌入部を嵌入することにより打ち込みシャフトに取り付けられる上プレ ス型と、前記基台に前記上プレス型と同心状に形成された下プレス型ホルダー挿 入孔と、この下プレス型ホルダー挿入孔に固定された下プレス型ホルダーと、こ の下プレス型ホルダーの上端面に形成された下プレス型嵌入孔に下プレス型嵌入 部を嵌入することにより前記上プレス型と同心状に取り付けられると共に被プレ ス取付体が載置されて前記上プレス型と一緒に被プレス取付体をプレスする下プ レス型と、前記下プレス型ホルダーに環装された円筒状のバネホルダーと、この バネホルダーに上下方向移動自在に載置されると共に前記下プレス型が挿入され て上端面が前記下プレス型の上端面より上方に位置するスリーブと、前記下プレ ス型ホルダー挿入孔に配設されて前記バネホルダーに巻装されると共に前記バネ ホルダーを上方向に付勢するコイルバネと、を有してなることを特徴としている 。
【0005】
【考案の実施の形態】
図1〜図4には本考案に係るハンドプレス機の一実施例が示されている。 図1〜図3に示されるように、ハンドプレス機10の基台12の一端部には打 ち込みシャフト保持部14が一体的に立設されている。この打ち込みシャフト保 持部14には基台12の他端部方向に向かって保持腕部16が突設されている。 この保持腕部16の先端部には打ち込みシャフト挿入孔18が上下方向に向かっ て貫通形成され、打ち込みシャフト20が上下方向に移動可能に挿入されている 。 図3及び図4に示されるように、この打ち込みシャフト20にはOリング取付 溝20Aが形成され、Oリング取付溝20AにはOリング21が取り付けられて いる。このOリング21を取り付けることにより、Oリング21がシャフト挿入 孔18の内周面と当接するようになっている。従って、打ち込みシャフト20を 任意の位置で停止させることができる。 図3に示されるように、前記打ち込みシャフト20の上端部と下端部にはそれ ぞれシャフトストッパーリング22,22が外装されている。従って、前記打ち 込みシャフト20はシャフト挿入孔18から抜け出ないようになっている。 図1及び図2に示されるように、前記打ち込みシャフト保持部14の上端部に は連続して支点ピン支持突起片24,24が突設されている。これら支点ピン支 持突起片24,24には同芯状に支点ピン挿入孔26,26が貫通形成されてい る。 また、前記支点ピン支持突起片24と支点ピン支持突起片24の間にはハンド レバー28の先端部28Aが配設されている。このハンドレバー28の先端部2 8Aにもハンドレバー支点ピン挿入孔(図示せず)が貫通形成され、支点ピン挿 入孔26,26及びハンドレバー支点ピン挿入孔には支点ピン30が挿入されて いる。従って、前記ハンドレバー28は支点ピン30を中心として図1矢印A方 向、矢印B方向に回動可能となっている。 図3に示されるように、前記ハンドレバー28の下面中間部には溝(図示せず )が形成されリンク32の一端部32Aが挿入されて、リンク支持ピン34によ って回動可能に取り付けられている。また、前記リンク32の下端部32Bは前 記打ち込みシャフト20の上端面に突設されたリンク支持突起片35,35に挿 入されてリンク支持ピン34によって回動可能に取り付けられている。 従って、前記ハンドレバー28の基端部に形成された把持部28Bを握ってハ ンドレバー28を矢印A方向に回動させると前記打ち込みシャフト20は下方に 移動し、ハンドレバー28を矢印B方向に回動させると打ち込みシャフト20は 上方に移動するようになっている。 図4に示されるように、前記打ち込みシャフト20の下端面には上プレス型嵌 入孔36が穿設されている。この上プレス型嵌入孔36の内周面にはOリング取 付溝36Aが形成され、Oリング取付溝36AにはOリング37が収容されて取 り付けられている。 従って、前記上プレス型嵌入孔36に上プレス型38の上プレス型嵌入部38 Aを嵌入すると上プレス型嵌入部38Aの外周面は前記Oリング37に当接する ので、嵌入された上プレス型38は強く下方向に引っ張らないと抜き取れないよ うになっている。なお、この上プレス型38は円柱形状で、下端面には環状に凹 部40が形成されている。 図1及び図2に示されるように、前記基台12の中間部には前記上プレス型3 8と同心状に下プレス型ホルダー挿入孔42が形成されている。 図4に示されるように、この下プレス型ホルダー挿入孔42には同心状に下プ レス型ホルダー44が固定状態で立設されている。この下プレス型ホルダー44 の上端面中央には下プレス型嵌入孔44Aが形成されている。 この下プレス型嵌入孔44Aに円柱形状の下プレス型46の下プレス型嵌入部 46Aを嵌入することにより、下プレス型ホルダー44に上プレス型38と同心 状に下プレス型46を取り付けることができるようになっている。前記下プレス 型嵌入部46Aの外周面にはOリング取付溝47が形成され、Oリング取付溝4 7にはOリング47Aが収容されて取り付けられている。従って、下プレス型嵌 入部46Aを前記下プレス型嵌入孔44Aに嵌入するとOリング47Aは下プレ ス型嵌入孔44Aの内周面に当接するので、嵌入された下プレス型46は強く上 方向に引っ張らないと抜き取れないようになっている。 前記下プレス型46の上端面には被プレス取付体である飾りホック48を載置 できるようになっている。この飾りホック48の基端部48Aには複数の係止爪 48Bが突設されている。 前記下プレス型ホルダー44の外周には円筒状のバネホルダー50が環装状態 で固定されている。このバネホルダー50の上には前記下プレス型46が挿入す る円筒状のスリーブ52が上下方向移動自在に載置されている。このスリーブ5 2の上端面52Aは前記下プレス型46に載置される飾りホック48の係止爪4 8Bの先端部とほぼ面一になるようになっている。また、このスリーブ52が設 けられることにより下プレス型46に載置された飾りホック48が不用意に脱落 するのを防止すると共にプレス時に前記飾りホック48はスリーブ52にガイド されて傾かないようになっている。 前記バネホルダー50にはコイルバネ54が巻装されており、このコイルバネ 54の下端部は前記下プレス型ホルダー挿入孔42の段部42Aに当接し、コイ ルバネ54の上端部は前記バネホルダー50の段部50Aに当接している。従っ て、前記スリーブ52はバネホルダー50を介してコイルバネ54によって常時 上方に付勢されているが、前記上プレス型38が下方に下がってスリーブ52の 上端面52Aに当接してスリーブ52を押すと前記スリーブ52はコイルバネ5 4の付勢力に抗して下方に下がるようになっている。
【0006】 次に、実施例のハンドプレス機10の作用を説明する。 前記上プレス型38を打ち込みシャフト20に取り付ける場合は上プレス型3 8の上プレス型嵌入部38Aを打ち込みシャフト20の上プレス型嵌入孔36に 嵌入するだけのワンタッチ操作で簡単に上プレス型38を取り付けることができ る。 また、前記下プレス型46を取り付ける場合も下プレス型46の下プレス型嵌 入部46Aを前記下プレス型ホルダー44の下プレス型嵌入孔44Aに嵌入する だけのワンタッチ操作で上プレス型38と同心状に下プレス型46を取り付ける ことができる。 従って、前記上プレス型38は上プレス型嵌入部38Aを嵌入することにより 打ち込みシャフト20に取り付ける構造であるので、プレス作業時の振動等によ り上プレス型38が傾いてしまうようなことはない。 また、前記下プレス型46は下プレス型嵌入部46Aを下プレス型嵌入孔44 Aに嵌入するだけの作業で下プレス型46を上プレス型38と同心状に取り付け ることができるので、熟練技術を必要とする芯出し作業が不要であると共に簡単 かつ迅速に取り付けることができる。 そして、ハンドプレス機10を使用して飾りホック48を布生地49に取り付 ける場合は、図4に示されるように飾りホック48の基端部48Aを下にした状 態で下プレス型46の上端面に飾りホック48を載置し、飾りホック48を取り 付ける布生地49をスリーブ52の上に位置させる。なお、前記飾りホック48 はスリーブ52に囲まれるので飾りホック48は下プレス型46から不用意に脱 落することはない。 そして、前記ハンドレバー28の把持部28Bを握ってハンドレバー28を矢 印A方向に回動させる。 すると、打ち込みシャフト20が下方に移動するため上プレス型38がスリー ブ52の上端面52Aを押圧するのでスリーブ52はコイルバネ54の付勢力に 抗して下方に下がるが、下プレス型46自体は固定されているので上プレス型3 8に押された布生地49に飾りホック48の複数の係止爪48Bが刺し込まれる 。そして、係止爪48Bは布生地49を貫通した後に上プレス型38の凹部40 によって内側に折り曲げられることにより、飾りホック48は布生地49に取り 付けられる。なお、前記上プレス型38と下プレス型46は同心状に設けられる と共に上プレス型38は傾斜しないので、飾りホック48は正確に布生地49に 取り付けられる。しかも、プレス時に前記飾りホック48はスリーブ52にガイ ドされて傾かないのでより正確に布生地49に取り付けることができる。 また、前記打ち込みシャフト20は任意の位置で停止させることができるので 、上プレス型38を布生地49に接近させた状態でハンドレバー28から一旦手 を離して布生地49の位置を調節してからハンドレバー28を回動させてプレス することもできる。 前記ハンドレバー28を矢印B方向に回動させると上プレス型38によるスリ ーブ52への押圧が解除されるので、スリーブ52はコイルバネ54の付勢力に より元の位置に戻る。 そして、再び、上記作業を繰り返すことにより、必要な数の飾りホック48を 布生地49に取り付けることができる。 なお、プレス作業中に振動等により上プレス型38が下方向に多少移動しても 上プレス型38と下プレス型46とでプレスすることにより上プレス型38は元 に戻るため正確にプレスすることができる。 また、前記打ち込みシャフト20には復帰用コイルバネは巻装されていないの で、ハンドレバー28を下げた状態にして置くとハンドレバー28は下がったま まの状態を維持できるので、不使用時におけるハンドプレス機10の保管スペー スは小さくて済む。
【0007】 なお、実施例では被プレス取付体として飾りホック48を布生地49に取り付 ける例を示したが、被プレス取付体は飾りホック48に限定されるものではなく 、ハトメや他のものを取り付けてもよいことは勿論である。 また、被プレス体は布生地49でなく皮革生地等に取り付けてもよいことは勿 論である。
【0008】
【考案の効果】
本考案のハンドプレス機は、上プレス型の上プレス型嵌入部を打ち込みシャフ トの上プレス型嵌入孔に嵌入することにより取り付けるので、プレス作業中の振 動等により上プレス型が傾くことを防止して正確にプレスすることができるとい う優れた効果を有する。 また、本考案のハンドプレス機は、下プレス型の下プレス型嵌入部を下プレス 型ホルダーの下プレス型嵌入孔に嵌入することにより下プレス型を上プレス型と 同心状に取り付けることができるので下プレス型の熟練技術を要する芯出し作業 を不要にすると共に簡単かつ迅速に下プレス型を取り付けることができるという 優れた効果を有する。 さらに、本考案のハンドプレス機は、打ち込みシャフトに復帰用コイルバネが 巻装されていないため、ハンドレバーを下げてもハンドレバーが自動的に復帰す ることがないため、ハンドプレス機の保管スペースが小さくても済むという優れ た効果を有する。 また、請求項3のハンドプレス機は、前記優れた効果の他に被プレス取付体は スリーブに囲まれるためプレス時に被プレス取付体はスリーブにガイドされて傾 斜することなくプレスされることができるという優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】ハンドレバーを下げた状態の実施例のハンドプ
レス機の斜視図である。
【図2】ハンドレバーを上げた状態の実施例のハンドプ
レス機の斜視図である。
【図3】実施例のハンドプレス機の正面図である。
【図4】実施例のハンドプレス機の一部拡大縦断面図で
ある。
【図5】ハンドレバーを上げた状態の従来例のハンドプ
レス機の正面図である。
【図6】ハンドレバーを下げた状態の従来例のハンドプ
レス機の正面図である。
【図7】従来のハンドプレス機の一部拡大斜視図であ
る。
【符号の説明】
10 ハンドプレス機 12 基台 14 打ち込みシャフト保持部 18 打ち込みシャフト挿入孔 20 打ち込みシャフト 28 ハンドレバー 32 支点ピン 36 上プレス型嵌入孔 38 上プレス型 38A 上プレス型嵌入部 42 下プレス型ホルダー挿入孔 44 下プレス型ホルダー 44A 下プレス型嵌入孔 46 下プレス型 46A 下プレス型嵌入部 48 飾りホック

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基台に立設された打ち込みシャフト保持
    部と、この打ち込みシャフト保持部に上下方向に貫通形
    成された打ち込みシャフト挿入孔と、この打ち込みシャ
    フト挿入孔に上下方向移動可能に挿入された打ち込みシ
    ャフトと、前記打ち込みシャフト保持部に支点ピンを介
    して回動可能に取り付けられると共に前記打ち込みシャ
    フトを上下方向に移動させるハンドレバーと、前記打ち
    込みシャフトの下端面に形成された上プレス型嵌入孔
    と、この上プレス型嵌入孔に上プレス型嵌入部を嵌入す
    ることにより打ち込みシャフトに取り付けられる上プレ
    ス型と、前記基台に上プレス型と同心状に設けられた下
    プレス型ホルダーと、この下プレス型ホルダーに形成さ
    れた下プレス型嵌入孔と、この下プレス型嵌入孔に下プ
    レス型嵌入部を嵌入することにより取り付けられて前記
    上プレス型と共に被プレス取付体をプレスする下プレス
    型と、を有してなることを特徴とするハンドプレス機。
  2. 【請求項2】 基台に立設された打ち込みシャフト保持
    部と、この打ち込みシャフト保持部に上下方向に貫通形
    成された打ち込みシャフト挿入孔と、この打ち込みシャ
    フト挿入孔に上下方向移動可能に挿入された打ち込みシ
    ャフトと、前記打ち込みシャフト保持部に支点ピンを介
    して回動可能に取り付けられると共に前記打ち込みシャ
    フトを上下方向に移動させるハンドレバーと、前記打ち
    込みシャフトの下端面に形成された上プレス型嵌入孔
    と、この上プレス型嵌入孔に上プレス型嵌入部を嵌入す
    ることにより打ち込みシャフトに取り付けられる上プレ
    ス型と、前記基台に前記上プレス型と同心状に形成され
    た下プレス型ホルダー挿入孔と、この下プレス型ホルダ
    ー挿入孔に固定された下プレス型ホルダーと、この下プ
    レス型ホルダーの上端面に形成された下プレス型嵌入孔
    に下プレス型嵌入部を嵌入することにより前記上プレス
    型と同心状に取り付けられると共に被プレス取付体が載
    置されて前記上プレス型と一緒に被プレス取付体をプレ
    スする下プレス型と、を有してなることを特徴とするハ
    ンドプレス機。
  3. 【請求項3】 基台に立設された打ち込みシャフト保持
    部と、この打ち込みシャフト保持部に上下方向に貫通形
    成された打ち込みシャフト挿入孔と、この打ち込みシャ
    フト挿入孔に上下方向移動可能に挿入された打ち込みシ
    ャフトと、前記打ち込みシャフト保持部に支点ピンを介
    して回動可能に取り付けられると共に前記打ち込みシャ
    フトを上下方向に移動させるハンドレバーと、前記打ち
    込みシャフトの下端面に形成された上プレス型嵌入孔
    と、この上プレス型嵌入孔に上プレス型嵌入部を嵌入す
    ることにより打ち込みシャフトに取り付けられる上プレ
    ス型と、前記基台に前記上プレス型と同心状に形成され
    た下プレス型ホルダー挿入孔と、この下プレス型ホルダ
    ー挿入孔に固定された下プレス型ホルダーと、この下プ
    レス型ホルダーの上端面に形成された下プレス型嵌入孔
    に下プレス型嵌入部を嵌入することにより前記上プレス
    型と同心状に取り付けられると共に被プレス取付体が載
    置されて前記上プレス型と一緒に被プレス取付体をプレ
    スする下プレス型と、前記下プレス型ホルダーに環装さ
    れた円筒状のバネホルダーと、このバネホルダーに上下
    方向移動自在に載置されると共に前記下プレス型が挿入
    されて上端面が前記下プレス型の上端面より上方に位置
    するスリーブと、前記下プレス型ホルダー挿入孔に配設
    されて前記バネホルダーに巻装されると共に前記バネホ
    ルダーを上方向に付勢するコイルバネと、を有してなる
    ことを特徴とするハンドプレス機。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010082675A (ja) * 2008-10-02 2010-04-15 Mitsubishi Heavy Ind Ltd かしめ装置

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JP2010082675A (ja) * 2008-10-02 2010-04-15 Mitsubishi Heavy Ind Ltd かしめ装置

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