JP3088761B2 - カラー画像形成装置 - Google Patents

カラー画像形成装置

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JP3088761B2
JP3088761B2 JP02417359A JP41735990A JP3088761B2 JP 3088761 B2 JP3088761 B2 JP 3088761B2 JP 02417359 A JP02417359 A JP 02417359A JP 41735990 A JP41735990 A JP 41735990A JP 3088761 B2 JP3088761 B2 JP 3088761B2
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義弓 田宮
清 大嶋
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、記録媒体を往復搬
送する往復搬送機構と、該往復搬送機構により搬送され
る記録媒体に静電潜像を形成する書込装置と、該書込装
置により書き込まれた記録媒体の静電潜像を、それぞれ
異なる色により現像する複数の現像器を備えた現像装置
とを有し、前記記録媒体を一往復工程する毎に、前記静
電潜像を異なる現像器により現像するカラー画像形成装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】上記形式のカラー画像形成装置は、周知
である。この種の装置において、現像装置に液体カラー
現像器を備えているものも知られている。従来の液体カ
ラー現像器は、静電ヘッドにより静電潜像が記録された
静電記録紙(記録媒体)に摺接して静電潜像を現像する
ため、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)
の各色ごとに設けられた複数(3つ)の現像ユニツトを
備えている。
【0003】それぞれの現像ユニット1Y、1M、1C
は、例えば図6に示すように、記録紙(図示しない)の
搬送方向(同図中で実線矢印方向)と直交する方向に配
設されたユニット本体3Y,3M,3Cと、ユニット本
体3Y,3M,3Cの下方に配設された現像液タンク5
Y,5M,5Cとを備えている。ユニット本体3Y,3
M,3Cの上面には長手方向の現像スリット7Y,7
M,7Cが形成され、この現像スリット7Y,7M,7
Cの長手方向一端には現像液供給パイプ9Y,9M,9
Cの上端が連結されており、現像液供給パイプ9Y,9
M,9Cの下端は現像液タンク5Y,5M,5Cに溜め
られた現像液13Y,13M,13C内に開口してい
る。
【0004】また、現像スリット7Y,7M,7Cの長
手方向他端の下部には現像液回収パイプ15Y,15
M,15Cの上端が連結されており、現像液回収パイプ
15Y,15M,15Cの下端は現像液タンク5Y,5
M,5Cの上部に開口されている。現像液回収パイプ1
5Y,15M,15Cの中間部には真空ポンプ17Y,
17M,17Cが設けられ、真空ポンプ17Y,17
M,17Cは現像スリット7Y,7M,7Cに負圧を導
入するよう構成されている。また、3つの現像ユニット
1Y,1M,1Cは、記録紙の搬送線より下方に配設さ
れていると共に、それぞれが単独で昇降移動可能となっ
ており、択一的に昇降するよう構成されている(特開昭
61−179477号公報参照)。
【0005】そして、この現像器を備えたカラー画像形
成装置は、以下のように各色の現像を順に行なう。ま
ず、記録紙を搬送機構(図示しない)により実線矢印方
向に搬送し、静電記録ヘッド(図示しない)によりイエ
ロー部の静電潜像を形成するとともに、イエローの現像
ユニットYを上昇して記録紙の下面に摺接すると、現像
ユニット7Yの負圧により記録紙が現像ユニット3Yの
上面に吸着される結果、現像液供給パイプ9Y内が負圧
となって現像液13Yがタンク5Yから吸い上げられ記
録紙にイエローの現像液13Yが付着される。なお、余
剰の現像液13Yは現像液回収パイプ15Yを介して現
像液タンク5Yに回収されるように構成されている。
【0006】この状態で記録紙が搬送機構により所定長
搬送され記録紙上の記録部のイエローの現像が終了する
と、イエローの現像ユニット3Yが下降されるとともに
記録紙が同図中で破線矢印方向に巻き戻される。
【0007】次いで、記録紙を搬送機構により実線矢印
方向に搬送し、記録ヘッドによりマゼンタ部の静電潜像
を形成すると共に、マゼンタの現像ユニット3Mを上昇
することにより、イエロー色と同様にマゼンタ色の現像
がなされる。マゼンタ色の現像が終了した後は、再び記
録紙を破線矢印方向に巻き戻すと共に、マゼンタの現像
ユニット3Mに代えてシアンの現像ユニット3Cを上昇
し、搬送機構により記録紙を実線方向に搬送してシアン
色の現像を行なう。すべての色の現像が終了した記録紙
は、カラー画像形成装置の排出口から排出される。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の液体カラー現像器を備えたカラー画像形成装
置にあっては記録が往復移動される毎に記録紙の先端が
カラー画像形成装置の排出口から出没移動するため、装
置外に出た記録紙の先端が外部の障害物に衝突して折れ
曲がったり、異物に引っかかって破損する等の不具合が
生じることが少なくないばかりか、装置外に出た現像途
中の記録紙が故意に引きだされる恐れがあると共に違和
感がある。
【0009】また、上記のような液体カラー現像器を備
えたカラー画像形成装置にあっては、記録紙に静電潜像
が形成される記録部の先端に不要部が形成されるため、
記録部の前後がカッターにより切断されるよう構成され
ている。このような記録紙の不要部が形成されるのは、
往復移動される記録紙の位置ずれを抑えるために記録紙
を往復搬送する搬送機構が記録ヘッド及び複数の現像ユ
ニットをはさんだ状態で配設する必要があるからであ
る。このため、現像前の記録紙には記録部の先端に記録
ヘッドからカッターまでの距離に相当する不要部が形成
される。また、最後のいろ(上述した従来例ではシア
ン)の現像が終了したときは、記録部の後端に過剰に付
着して汚染されることが少なくないため、記録部の後端
に不要部(余白)が積極的に設けられている。この記録
部の後端に形成される不要部は、次の記録部の前端に形
成される不要部となる。
【0010】このような記録紙の不要部は、カラー現像
に限らず、この種のカラー画像形成装置において生じ、
現像が終了したときにカッターにより切断される。しか
し、切断された不要部が記録部と同じ排出口から排出さ
れるため、記録部と不要部とが同一の排出トレイ上に堆
積されることとなり、必要な記録部をより分ける作業を
要していた。
【0011】本発明は、記録媒体が現像中に往復移動さ
れたとしてもその先端が装置外に出ることなくすことの
できるカラー画像形成装置を提供することを目的として
いる。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、記録媒体を往復搬送する往復搬送機構
と、該往復搬送機構により搬送される記録媒体に静電潜
像を形成する書込装置と、該書込装置により書き込まれ
た記録媒体の静電潜像を、それぞれ異なる色により現像
する複数の現像器を備えた現像装置とを有し、前記記録
媒体を一往復工程にて異なる現像器で現像するカラー画
像形成装置において、前記現像装置による現像が終了し
た記録媒体を切断するカッターと、該カッターにより切
断された記録媒体の不要部を堆積するため装置本体内側
に配置された堆積部と、前記記録媒体の記録部分を画像
形成装置本体外に排出する排出機構と、前記記録媒体の
先端をこの堆積部と排出機構とのいずれかに向けて案内
する案内爪と、前記記録媒体の先端を該記録媒体の現像
時には堆積部に案内する一方、現像終了時には排出機構
に案内するように案内爪を駆動する駆動機構とを備えた
ことを特徴としている。
【0013】なお、本発明は、前記記録媒体の不要部を
前記カッターで複数回切断すると、効果的である。さら
に、本発明は、前記堆積部は装置本体から着脱可能な堆
積容器を備え、前記装置本体には堆積容器を回動可能に
支持する支軸を固定する一方、前記堆積容器にはこの支
軸に係合する係合溝を形成することにより、装着時にお
ける堆積容器を装置本体に対して内外方向に開閉するよ
うに回動自在に支持することとともに、該堆積容器が装
置本体の外側に位置するときは堆積容器を装置本体から
離脱できるように前記係合溝の形状を設定すると、効果
的である。
【0014】
【実施例】以下、本発明の好適な実施例を図面に基づい
て詳細に説明する。図1は、本発明に係るカラー画像形
成装置の一実施例を示す概略図である。
【0015】図1において、シート状の記録紙(記録媒
体)19が巻き回された回転ローラ23と、図示してい
ないトルクリミッタを介して記録紙19を回転ローラ2
3側に巻き戻す方向に回転しているテンションローラ2
1と、記録紙19に常に接触し、静電潜像を形成する書
込装置としての静電スタイラス25と、このスタイラス
25により書き込まれた記録紙19の静電潜像を現像す
るための現像装置としての現像ユニット1と、回転ロー
ラ23から記録紙19を排出方向(図中で左方向)に送
り出す送り出しローラ27と、現像ユニット1による現
像が終了した記録紙19の記録部の後端を切断すると共
に該記録紙19の先端に形成される不要部を切断するカ
ッター29と、記録紙19の不要部を収納する堆積部3
7の堆積容器39と、排紙トレイ36とが順に配設され
ている。なお、書込装置はイオンフローヘッドでもよ
く、この場合記録紙19から約1mm程度間隔をおいて
設置する必要があり、この位置決めは裏側の背面電極に
よって行う。また、現像ユニット1は湿式トナーあるい
は乾式トナーを使用する現像器であって、記録紙19と
は常に接触または所定のギャップが得られるように配置
する。
【0016】かく構成のカラー画像形成装置は、カッタ
ー29から現像ユニット1までの記録紙19の部分が不
要部となるため、できる限り短いほうがよい限度があ
る。このため、本発明では記録紙19の先端に形成され
る不要部をカッター29で切断し、切断した不要部を堆
積部37へ落し込みここに堆積容器39に収納する。こ
のとき、不要部はある程度の長さを持っており、堆積容
器39内では整列して収納されないため、堆積容器39
内にむだな空間ができ、収納効率が悪い。
【0017】そこで、本発明では記録紙19の先端に形
成される不要部をカッター29で複数回切断し、その不
要部を短冊状にして堆積部37へ落し込みここに堆積容
器39に収納する。
【0018】かくして、不要部を短冊状にして堆積容器
39に収納するので、堆積容器39に上記したむだな空
間ができず、収納効率が大幅に向上する。
【0019】図2は、図1の変形例であって、現像装置
として液体カラー現像器を用いたカラー画像形成装置の
概略図である。この液体カラー現像器は、複数の現像ユ
ニット1Y,1M,1Cと、それぞれの現像ユニット1
Y,1M,1Cを択一的に記録紙19に接触する離接機
構(図示しない)とを備えている。また、上記テンショ
ンローラ21と送り出しローラ27とは記録紙19を巻
き取り巻き戻す両方向に往復搬送できる往復搬送機構と
して構成されている。
【0020】かく構成のカラー画像形成装置は、不要部
の長さが長くなるので、不要部をカッター29で複数回
切断し短冊状にして堆積部37へ落し込めば、より有効
になる。
【0021】図3(a),(b)は液体カラー現像器を
備えたカラー画像形成装置の別の実施例を示し、装置本
体18内に、シート上の記録紙(記録媒体)19が巻き
回された回転ローラ23と、記録紙19を回転ローラ2
3側に巻き戻す巻き取りローラ(往復搬送機構)21
と、記録紙19に静電潜像を形成するスタイラス(書込
装置)25と、このスタイラス25により書き込まれた
記録紙19の静電潜像を現像するため各色ごとに設けら
れた複数の現像ユニット1Y,1M,1Cと、それぞれ
の現像ユニット1Y,1M,1Cを択一的に記録紙19
に接触する離接機構(図示しない)と、回転ローラ23
から記録紙19を排出方向(図中で右方向)に送り出す
送り出しローラ27(往復搬送機構)と、すべての現像
ユニット1Y,1M,1Cによる現像が終了した記録紙
19の記録部の後端を切断すると共に該記録紙19の先
端に形成される不要部を切断するロータリーカッター2
9と、記録紙19の記録部を装置本体18の外部に排出
する排出機構を兼ねる送りローラ31と、記録紙19の
搬送経路を切り換える案内爪33と、装置本体18に形
成された排出口35と、排紙トレイ36とが順に配設さ
れている。
【0022】送りローラ31の下方には、カッター29
により切断された記録紙19の不要部を堆積するため装
置本体18内に配置された堆積部37を有し、案内爪3
3は、図示しない駆動機構により上下回動することによ
って記録紙19の先端を記録紙19の現像時には堆積部
37に案内する(図3(a)参照)一方、現像終了時に
は記録紙を排出口35に案内する方向に切り換えられる
よう構成されている(同図(b)参照)。このように小
さな案内爪33をわずかに移動するだけで記録紙19の
搬送経路を切り換えることができるため、その動力も小
さいものでよい。
【0023】堆積部37には装置本体18から着脱可能
な堆積容器39が備えられている。図4はこのような堆
積容器39とその支持機構を示し、装置本体18の側壁
41に形成された開口41aを堆積容器39の前壁39
aが覆うことにより装置本体18の側壁41の一部を構
成していると共に、装置本体18の下縁部には堆積容器
39を回動可能に支持する支軸43が固定され、堆積容
器39の下縁部にはこの支軸43に係合する係合溝45
が形成されている。従って、装着時における堆積容器3
9は装置本体18に対して内外方向(図4中で矢印方
向)に開閉するよう回動自在に支持されている。また、
堆積容器39の係合溝45は、堆積容器39が装置と本
体18の外側に位置するときは堆積容器39を装置本体
18から離脱できるようその形状が設定されている。
【0024】堆積容器39の重心は、堆積容器39が装
置本体18の内側に位置するとき装置本体18の支軸4
3より内側に位置し、装置本体18の外側に位置すると
き外側に位置するように設定されている。また、堆積容
器39の前壁39aの上部外側には、手を掛けるための
取手47が設けられ、取手47の上部には堆積容器39
が装置本体18の内側に位置するとき該堆積容器39を
上方へ引き出すことを阻止する断面逆L字状のストッパ
49が固着されている。なお、堆積容器39の後壁39
bの上部には、堆積容器39を外側に回動したとき該後
壁39bの上部が装置本体18の内側へ衝突する衝撃を
緩和するクッション部材51が固着され、取手47の上
部にはストッパ49の外部を覆うカバー53が固着され
ている。
【0025】次に作用を説明する。上記構成において、
記録紙19が送り出しローラ27により排出方向に搬送
され、スタイラス25によりイエロー部の静電潜像を形
成すると共に、イエローの現像ユニット3Yを上昇して
記録紙19の下面に摺接することにより、記録紙19に
イエローの現像液13Yが付着されて現像が行なわれる
ことは従来と同様である。このとき案内爪33は記録紙
19の先端を堆積部37に向けるよう回動されている。
【0026】この状態で記録紙19が送り出しローラ2
7により所定搬送されると、記録紙19の先端が案内爪
33により堆積部37の堆積容器39内に案内されるた
め、記録紙19の先端が排出口35から外部にだされる
ことはない。従って、装置外にでた記録紙19の先端が
外部の障害物に衝突しておれ曲がったり、異物に引っか
かって破損する等の不具合が生じたり、現像途中の記録
紙19が故意に引きだされることもなく、違和感を感じ
ることもない。イエローの現像が終了すると、イエロー
の現像ユニット3Yが下降されると共に巻きとりローラ
21により記録紙19が回転ローラ23側に巻き戻され
る。
【0027】次いで、送り出しローラ27および巻き取
りローラ21により記録紙19を往復移動することによ
り、マゼンタおよびシアンの現像が行なわれ、この現像
中は記録紙19の先端が堆積容器39内に案内されて同
様な効果が得られる。そして、シアンの現像が終了する
と、記録紙19の先端に形成された不要部がカッター2
9により切断されると共に、案内爪33が記録紙19の
先端を排出口35に向けるようきりか得られる結果、送
り出しローラ27により送り出された記録紙19の案内
爪33に案内されて排出口35から外部に排出される。
切断された記録紙19の不要部は堆積容器39内に堆積
されるため、排出口35から排出された記録紙19より
必要なものをより分ける作業を行なわなくてよい。
【0028】堆積容器39が不要紙により満杯となった
ときは、堆積容器39の取手47を外側に引くことによ
り堆積容器39が支軸43を中心として外側に回動し、
後壁39bの状部に固着されたクッション部材51が装
置本体18の側壁内側に当接した状態で停止する。装置
本体18の外側に位置するとき重心が外側に位置するよ
う設定されているため、堆積容器39を外側に引き出し
たときでも安定している。この状態で、堆積容器39を
上方へ引き上げると係合溝45が装置本体18の支軸4
3から外れ、さらに堆積容器39を外側へ引きだすこと
により、堆積容器39を装置本体18から離脱すること
ができる。このように堆積容器39ごと取りだすことが
できるため、内部の不要紙を容易に除去することができ
る。
【0029】なお、堆積容器39を装置本体18に装着
するには、上記と逆にプロセスを行なえばよい。又、堆
積容器39の前壁に内部を透視可能な窓を形成したり、
堆積容器39自体を透明体にて構成すれば、容器を引き
だすことなく不要紙の堆積量を確認することができる。
【0030】上記のように、本実施例によれば、記録紙
19の先端が排出口35から外部にだされることはない
ため、記録紙19の折れや破損が抑えることができる
又、記録紙19から必要なものをより分ける仕業を行な
わなくてもよい。堆積容器39を容易に着脱することが
できるため、不要紙の除去を容易に行なうことができ
る。
【0031】なお、本発明は上記実施例のものに限定さ
れず、例えば堆積容器39およびその支持機構は他の構
成であってもよいことはいうまでもない。また、図1お
よび図2の実施例では自重で記録紙の不要部が堆積容器
39内に落ち、案内爪33がなくてもよいが、案内爪3
3を設けて記録紙の不要部と記録部の案内を確実に行う
ようにしてもよい。
【0032】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、現
像中において往復移動される記録媒体の先端が出没する
堆積部を装置本体の内部に配設したことにより記録紙の
破損を抑えることができる。
【0033】さらに、記録媒体の先端に形成される不要
部をカッターで複数回切断するので、不要部が短冊状に
なって堆積部に収納させることができ、収納効率も高め
られる。
【0034】また、不要部を堆積部に堆積することによ
り必要な記録部をより分けることなく、さらには、不要
部の除去作業を容易に行なうことができるという効果を
得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明に係るカラー画像形成装置の一
実施例を示す概略図である。
【図2】図2は、図1の変形例を示す概略図である。
【図3】図3(a)は、本発明のカラー画像形成装置の
現像時における構成図、図3(b)は図3(a)の現像
終了時における構成図である。
【図4】図4は、図3(a)の堆積部を示す拡大された
構成図である。
【図5】図5は、図4の作用説明図である。
【図6】図6は、従来の液体カラー現像器の斜視図であ
る。
【符号の説明】
1,1Y,1M,1C 現像ユニット 19 記録紙 25 スタイラス 27 送り出しローラ 29 カッター 31 送りローラ 33 案内爪 37 堆積部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI G03G 15/01 111 G03G 15/01 111 (72)発明者 田宮 義弓 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株 式会社リコー内 (72)発明者 大嶋 清 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株 式会社リコー内 (72)発明者 宮川 誠一 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株 式会社リコー内 (72)発明者 鈴木 忠浩 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株 式会社リコー内 (56)参考文献 特開 昭63−109998(JP,A) 実開 昭64−9098(JP,U) 実開 昭63−183158(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B26D 5/00 B26D 7/18 B41J 11/70 B65H 29/62 G03G 15/00 G03G 15/01

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録媒体を往復搬送する往復搬送機構
    と、該往復搬送機構により搬送される記録媒体に静電潜
    像を形成する書込装置と、該書込装置により書き込まれ
    た記録媒体の静電潜像を、それぞれ異なる色により現像
    する複数の現像器を備えた現像装置とを有し、前記記録
    媒体を一往復工程にて異なる現像器で現像するカラー画
    像形成装置において、 前記現像装置による現像が終了した記録媒体を切断する
    カッターと、該カッターにより切断された記録媒体の不
    要部を堆積するため装置本体内側に配置された堆積部
    と、前記記録媒体の記録部分を画像形成装置本体外に排
    出する排出機構と、前記記録媒体の先端をこの堆積部と
    排出機構とのいずれかに向けて案内する案内爪と、前記
    記録媒体の先端を該記録媒体の現像時には堆積部に案内
    する一方、現像終了時には排出機構に案内するように案
    内爪を駆動する駆動機構とを備えたことを特徴とするカ
    ラー画像形成装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のカラー画像形成装置に
    おいて、前記記録媒体の不要部を前記カッターで複数回
    切断することを特徴とするカラー画像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記堆積部は装置本体から着脱可能な堆
    積容器を備え、前記装置本体には堆積容器を回動可能に
    支持する支軸を固定する一方、前記堆積容器にはこの支
    軸に係合する係合溝を形成することにより、装着時にお
    ける堆積容器を装置本体に対して内外方向に開閉するよ
    うに回動自在に支持することとともに、該堆積容器が装
    置本体の外側に位置するときは堆積容器を装置本体から
    離脱できるように前記係合溝の形状を設定したことを特
    徴とする請求項1または2に記載のカラー画像形成装
    置。
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