JPH06194893A - 記録装置及びシート搬送装置 - Google Patents

記録装置及びシート搬送装置

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JPH06194893A
JPH06194893A JP4356552A JP35655292A JPH06194893A JP H06194893 A JPH06194893 A JP H06194893A JP 4356552 A JP4356552 A JP 4356552A JP 35655292 A JP35655292 A JP 35655292A JP H06194893 A JPH06194893 A JP H06194893A
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JP
Japan
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recording
recording paper
cassette
main body
paper
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Application number
JP4356552A
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English (en)
Inventor
Keizo Sasai
敬三 笹井
Yasuhiko Ikeda
靖彦 池田
Akio Okubo
明夫 大久保
Atsushi Saito
篤 齋藤
Shigeyuki Sugiyama
杉山  茂行
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 装置本体からのトレイの突出をなくす。 【構成】 記録紙1に画像を形成する記録部Aと、前記
記録部Aにより画像形成された記録紙1を排出する排出
ローラ19と、を設けた記録装置において、前記排出ロ
ーラ19が、前記記録装置の外装カバー22より内側に
設けられ、かつ、最小長さの記録紙1aの先端を前記外
装カバー22より内側の位置に排出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複写機・プリンタ等の
記録装置に関するものである。
【0002】本発明は、例えば複写機,プリンタ,ファ
クシミリ等の記録装置に用いられるシート搬送装置に関
する。
【0003】
【従来の技術】
〔第一従来例〕従来の複写機の構成を図15に示す。記
録紙351はカセット352に複数枚積み重ねて収納さ
れており、カセット352は本体353に対して着脱可
能に構成されている。
【0004】本体353には、記録紙351を送り出す
給紙ローラ354、ガイド対355,356、記録部3
57、排出ローラ対358が設けられている。ガイド対
355,356は対向して配置され記録紙351の搬送
経路を構成するものである。
【0005】排出ローラ対358は本体353の外装カ
バー近傍に設けてあり、さらに排出ローラ対358の下
方近傍からトレイ359が設けてある。トレイ359は
カセット352に収納する記録紙の最大長さ(図中L
1)とほぼ同等の長さに構成してある。
【0006】記録動作において、記録紙351はカセッ
ト352から繰り出され、記録部357で画像形成さ
れ、さらに、排出ローラ対358によって装置外に設け
たトレイ359の上に積載される。
【0007】〔第二従来例〕従来の複写機の構成を図1
6に示す。シートとしての記録紙400はカセット40
1内に複数枚積み重ねて収納されており、カセット40
1は装置本体402に対して着脱可能に構成されてい
る。
【0008】装置本体402の内部には、記録紙400
を送り出す給紙ローラ403、ガイド対404,40
5、記録部406、排出ローラ対407が設けられてい
る。ガイド対404,405は対向して配置され、記録
紙400の搬送経路を構成するものである。
【0009】排出ローラ対407は装置本体402の排
出口408の近傍に設けてあり、さらに排出ローラ対4
07の下方近傍、即ち、装置本体402の外部には、受
け部としてのトレイ409が設けてある。トレイ409
の突出量はカセット401に収納する記録紙400の最
大長さ(図中A)とほぼ同等の長さに構成してある。
【0010】記録動作において、記録紙400はカセッ
ト401から繰り出され、記録部406で画像形成さ
れ、さらに、排出ローラ対407によって装置外に設け
たトレイ409の上に積載される。
【0011】しかし、トレイ409が装置本体の外部に
突出しているため邪魔になるし、記録紙400が風で飛
んでしまったりすることがあるため、トレイを装置本体
の内部に設けたものが提案されている。
【0012】〔第三従来例〕従来の複写機の構成を図1
7に示す。記録紙551はカセット552に複数枚積み
重ねて収納されており、カセット552は装置本体55
3の開口部553aに対して着脱可能に構成されてい
る。
【0013】本体553には、記録紙551を送り出す
給紙ローラ554、ガイド対555,556、記録部5
57、排出ローラ対558が設けられている。ガイド対
555.556は対向して配置され記録紙551の搬送
経路を構成するものである。また、本体553はその一
部分553bが分割して開放可能に構成されている。
【0014】記録動作待機時において、記録紙551は
カセット内近傍の搬送位置559aに位置しており、記
録動作の開始とともに給紙ローラ554によって図中矢
印方向に搬送され、ガイド555,556によって形成
された搬送位置559bでUターンして、さらに、カセ
ット552の上方に形成された搬送位置559cを経
て、記録部557で画像形成した後、排出ローラ対55
8によって装置外へ排出される。
【0015】記録紙ジャム解除においてはカセット55
2を図中左方向に引き出すとともに、本体553bを開
放してジャムした記録紙551をとりだすものである。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】
〔第一従来例〕前記した従来例においては、排出ローラ
対358は本体353の外装カバー近傍に設けてあるた
め、装置本体からトレイ359が突出している。装置を
小型化してもトレイの出っ張りがあるため、実質の設置
スペースはトレイの長さ分(L1)だけ大きくなってし
まう。
【0017】さらに、排出された記録紙が本体外のトレ
イ上に放置されるため、空調の風により紛失したり、他
人が画像を読み機密が漏れたり、記録部にインクを用い
た場合排出された記録紙に触れて画像が汚れたりする欠
点があった。
【0018】〔第二従来例〕受け部を装置本体の内部に
設けた場合、記録シートが受け部へと排出されているこ
とに気付かず、そのまま放置される不具合があった。
【0019】〔第三従来例〕前記した従来例において
は、カセット上方に記録紙搬送経路を設けているため、
記録紙のジャム解除操作がやりずらい欠点があった。ジ
ャム発生時、記録紙は搬送位置559a,559b,5
59cの何れかに滞留している。搬送位置559b,5
59cにある記録紙は、本体553b、及び搬送位置5
59cの上側に規制するガイド556を開放することで
処理可能であるが、搬送位置559aにある記録紙は処
理作業が大変困難であった。
【0020】なぜなら、カセット552を引きだした
際、最上部の記録紙が給紙ローラ554に接触してカセ
ット内から飛び出して搬送位置559aに取り残されて
しまう。また、通常の給紙動作においても記録紙551
と給紙ローラ554とのスリッブで搬送不良を起こすな
どして、記録紙551が搬送位置559aに滞るケース
が多い。
【0021】これらの場合、カセット552を引きだし
ただけでは滞留した記録紙を取り出すことはできない。
なぜなら、開口部553aは装置の小型化のためカセッ
ト552の着脱に必要な空間した開いていないため手を
入れて記録紙を取り出すのは不可能である。
【0022】特に近年、装置の小型化のためカセット5
52を本体553内部に収納する構成が多く、こうした
装置でのジャム、或いは複数サイズの記録紙を収納する
ユニバサルカセットに長さの短い記録紙を入れていた時
のジャムなどにおいては、搬送位置559aは装置内の
奥深い位置になるため、滞留した記録紙の取り出しはさ
らに困難である。
【0023】また、ガイド555は部品点数削減等の理
由から本体553と一体で構成されているため、本体5
53b、ガイド556を開放しても搬送位置559aの
記録紙は見えず、取り出すのは不可能である。この場合
ユーザはジャムの確認ができず、再度カセットを差し込
んでしまい、重大なトラブルとなっていた。
【0024】〔第一発明の目的〕装置本体からのトレイ
の突出をなくす。
【0025】〔第二発明の目的〕装置本体からの受け部
の突出量を少なくするばかりでなく、シートが受け部に
排出されたことを装置本体の外部から目視することので
きるシート搬送装置を提供する。
【0026】〔第三発明の目的〕本体内でジャムしてい
る記録紙を発見する。
【0027】また、発見した記録紙を処理できる。
【0028】
【課題を解決するための手段】
〔第一発明〕記録紙に画像を形成する記録部と、前記記
録部により画像形成された記録紙を排出する排出手段
と、を設けた記録装置において、前記排出手段が、前記
記録装置の外装カバーより内側に設けられ、かつ、最小
長さの記録紙先端を前記外装カバーより内側の位置に排
出する。
【0029】〔第二発明〕装置本体の内部にシートを搬
送する搬送手段を設け、前記装置本体に、搬送されたシ
ートを収容する受け部を設けたシート搬送装置におい
て、前記受け部の少なくとも一部を前記装置本体の内部
に配置し、該装置本体に、装置本体の外部から前記受け
部であって装置本体の内部に位置する部位を目視できる
窓部を設けた。
【0030】〔第三発明〕多数枚の記録紙を収納するカ
セットと、前記カセットの上方に位置した記録部と、前
記カセットから送り出された記録紙を前記記録部へ案内
するガイド部材と、を設けた記録装置において、前記ガ
イド部材にカセットから記録部に至る途中の記録紙を見
ることのできる窓部を設けたことを特徴とする。
【0031】また、前記記録装置において、前記ガイド
部材にカセットから記録部に至る途中の記録紙を取り出
すことのできる開放部を設けた。
【0032】
【作用】
〔第一発明〕排出ローラにより排出された、最小長さの
記録紙の先端が、前記記録装置の外装カバーより内側に
位置するように排出ローラの位置を定めたので、使用す
る記録紙の長さが一種類だけの場合、発排紙トレイを設
ける必要がない。また、使用する記録紙の長さが複数種
類の場合でも、排紙トレイの長さを最小限にする事がで
きる。
【0033】〔第二発明〕収容部は少なくとも一部が装
置本体の内部に配置してあるため、装置本体からの突出
量が少ない。また、装置本体の外部からは、窓部を介し
て収容部のシートを目視できる。
【0034】〔第三発明〕ジャムして本体内に取り残さ
れた記録紙を容易に発見する事ができる。そのため、ジ
ャム処理作業も容易になり、装置の信頼性が著しく向上
する。
【0035】さらに、記録紙搬送経路を自由に構成する
ことができる。例えば、カセット上部に記録紙搬送経路
を構成したり、カセットおよび排出トレイを装置内に構
成するなどが実現でき装置の小型化が可能となる。
【0036】
【実施例】
〔第一発明〕図1は本発明を実施したファクシミリ装置
の構成を示した断面図である。1は記録紙で複数枚重ね
てカセット2に収納されている。カセット2は本体3に
対して着脱可能であり、箱体であるオケ2a、記録紙の
底となる中板2b、中板2bを押し上げるバネ2c、記
録紙1の先端を係止するツメ2d、記録紙1の長さ・幅
を規制する規制板2e,2fとから成る。
【0037】カセット2は規制板2e,2fを動かすこ
とで複数サイズの記録紙を収納できるいわゆるユニバー
サルカセットであり、本実施例においては、A4ヨコ
(長さ148mm)、B4ヨコ(長さ182mm)、A4タ
テ(長さ297mm)、B4タテ(長さ364mm)、の4
種類の記録紙を収納可能である。(前記した長さとは記
録紙の搬送方向の長さである。)4はカセット内の記録
紙1を繰り出す給紙ローラであり、ツメ2dと協同して
記録紙1を1枚ずつ分離するものである。5は搬送ロー
ラであり、給紙ローラ4によって分離された記録紙1を
対向配置したコロ6とで挟持搬送するものである。7は
反転ガイドであり、記録紙1を裏返しに反転してUター
ンガイドするものである。
【0038】8は前ガイドであり、複数のリブを形成し
て構成され、反転された記録紙1の下部を規制して搬送
経路を構成するものである。9は上ガイドであり、前ガ
イド8と対向して配置され記録紙1の上部を規制して搬
送経路を構成するものである。
【0039】Aは、記録部で、いわゆるインクジェット
プリンタであり、記録ヘッドとインクタンクを一体にし
てディスポーザブルタイプのカートリッジにしたインク
ジェットカートリッジ10、インクジェットカートリッ
ジを搭載して走行することにより記録を行うキャリッジ
11、インクジェットカートリッジ10の対向側にあっ
て面上に画像形成部を持つプラテン12を有する。
【0040】また、インクジェットカートリッジ10の
上流に位置し記録紙1を搬送するフィードローラ13、
フィードローラ13とに対向配置した押圧コロ14、イ
ンクジェットカートリッジ10の下流に位置し印字がな
された記録紙1を装置の下流に搬送する排紙ローラ1
5、排紙ローラの対向側にあり記録紙1の印字面に接触
しても転写されることの無い材質で構成された拍車1
6、とから構成される。
【0041】17は後ガイドであり複数のリブを形成し
て構成され、記録部Aで印字がなされ排紙される記録紙
1の下部を規制して搬送経路を構成するものである。1
8はフレームで、本体3の構造体の一部を成し、後ろガ
イド17の下方かつカセット2の上方に位置している。
19は排出ローラ対であり、印字のなされた記録紙1
を、本体3に設けた排紙リブ20及び排紙トレイ21上
に排出するものである。排出ローラ対19は外装カバー
22よりも装置本体内側に位置している。
【0042】排紙トレイ21はカセット2に着脱可能な
フタを、排出された記録紙1aの積載トレイとして兼用
するものである。23は開放するカバーであり、開放し
た状態ではインクジェットカートリッジ10の交換に要
する空間を開放するとともに、前ガイド8及び後ガイド
17の上方の空間も開放するものである。
【0043】また、Bは読取系であり、読取センサによ
り原稿の画像情報を読み取るものである。また、記録部
Aは、インクジェット記録に限定されず、電子写真方
式、熱転写方式その他の方式であっても構わない。ま
た、排出ローラ対19はベルトなどでも代用でき、さら
に、他の部材でも記録紙を装置外へ排出する部材であれ
ば代用できる。
【0044】次に、前述した構成のファクシミリ装置に
おける記録動作を説明する。図示しない制御部により記
録開始信号が来ると、給紙ローラ4が図中矢印方式に回
転してカセット2内の記録紙1を図中C方向に搬送す
る。記録紙1は、さらに搬送ローラ5で搬送されると共
にUターンガイド7で反転し、図中D方向に送られ記録
部Aに至る。
【0045】記録部Aでは、フィードローラ13で搬送
されつつインクジェットカートリッジ10で画像形成が
なされさらに、排紙ローラ15で搬送された後、排出ロ
ーラ対19で排出され、排紙リブ20上に積載される。
【0046】次に図2を用い、排出された記録紙1aの
先端位置と外装カバー22と排出ローラ対19との位置
関係について詳説する。ここでは、記録紙1として、カ
セット2に収納可能な最小長さであるA4ヨコサイズ
(長さ148mm)を用いている。
【0047】L2は記録紙1及び排出された記録紙1a
の長さである。Eは、外装カバー22端面から排出ロー
ラ対19までの距離である。xは、外装カバー22端面
から排出された記録紙1aの先端までの距離である。
【0048】hは、排出された記録紙1aの上方開放高
さで、即ち、排紙リブ20から外装カバー22までの距
離である。前記記録紙1aの上方開方高さは、排出積載
される記録紙の最大高さ以上を確保しなくてはいけな
い。本実施例において、カセット2に収納する最大枚数
は、厚さ0.085mmの記録紙で200枚であるため、
積載高さは200×0.085=17mmとなる。実際
は、記録紙間の浮きがあり、さらにジャムを防止する余
裕を考慮して、h=40mmに設定してある。
【0049】θはユーザーが装置を見る視線の方向(一
点鎖線)が水平線と成す視線角度であり装置の大きさ・
形状などで決まる固有の値である。図3に一例を示す。
【0050】図3は、装置外形が、長さ300mm・幅3
00mm・高さ100mmの電話機一体型ファクシミリ24
を机上に設置し、ユーザーが座って操作する際の視線角
度θの関係を示している。a1はユーザーから装置まで
の距離であり、b1は装置からユーザーの視線までの高
さである。
【0051】従って、視線角度θは、θ=θ1=tan -1
(b1/a1)となる。一般的調査によれば、a1は約
60mm、b1は約30mmであるので、θ1は約27°と
なる。同様に、装置外形が、長さ400mm・幅400mm
・高さ200mmのデスクトップ型ファクシミリを机上に
設置し、ユーザーが立って操作する際の、視線角度θ
は、θ=θ2=tan -1(b2/a2)となる。
【0052】一般的調査によれば、a2は約30mm、b
2は約60mmであるので、θ2は約63°となる。一般
的には視線角度θは、20〜70°に設定するのが好ま
しい。
【0053】さて、図2に戻り、ここで排出ローラ対1
9の位置は外装カバー22より装置本体内側にあり、か
つ、E>L2の位置に設けてある。従って、排出された
記録紙1aの先端は外装カバー22端面より所定量xだ
け装置本体内側に位置する。従ってユーザーが、前述し
た視線角度において、排出された記録紙1aの存在を確
実に確認するための条件式は、 x≦h/tan θ …式(1) となる。
【0054】さらに、式(1)に視線角度θの値を代入
した結果が、表1である。
【0055】
【表1】 以上の説明より、本実施例のh=40mmという条件で
は、記録紙1aの先端は、外装カバー22より好ましく
は110mm以下内側に位置するよう、排出ローラ19の
位置を定めれば良いことが分かる。
【0056】一例として、式(1)に、h=40mm、θ
=45°を代入すると、x≦40mmとなる。
【0057】E=L2+x 式…(2) であることから、L2=148mm、x≦40mmを代入す
ると、外装カバー22端面から排出ローラ対19までの
距離Eは、148mm≦E≦188mmに設定すれば良いこ
とになり、本実施例においてはE=150mmに設定して
ある。
【0058】次に図4を用い、記録紙1として、カセッ
ト2に収納可能な最大長さであるB4タテサイズ(長さ
364mm)を用いた例を説明する。L1は記録紙1及び
排出された記録紙1bの長さである。前記と同様に画像
形成された後、排出された記録紙1bは排紙リブ20及
び排紙トレイ21上に積載される。
【0059】ここで、前記の如くE=150mmであるこ
とから、記録紙1bが外装カバー22端面から突出する
出っ張り量L0は、 L0=L1−E 式…(3) となり、本実施例においては、L0=364−150=
214mmである。
【0060】従って、排紙トレイ21を外装カバー22
からの出っ張り量が214mmになるよう構成すれば、排
出された記録紙1bの長さの全てを、排紙トレイ21上
に積載することができる。
【0061】前記実施例では、カセット2は複数サイズ
の記録紙を収納可能なユニバーサルカセットであった
が、各サイズの記録紙に各々専用カセットを設け、入れ
換えて使用しても、前記式(1)〜(3)の関係を満た
していれば良い。
【0062】また、使用する記録紙の長さが一種類だけ
の場合も同様で、使用する記録紙の長さが最小長さであ
るとして、前記式(1)〜(3)の関係を満たしていれ
ば良い。この場合、排出された記録紙は外装カバー22
から出っ張らないので、排紙トレイ21は設ける必要は
ない。
【0063】〔第二発明〕 〔第一実施例〕図5は本発明を実施したファクシミリ装
置の構成を示した斜視図、図6は面断面図である。10
1はシートとしての記録紙で複数枚重ねてカセット10
2に収納されている。カセット102は装置本体103
に対して正面側(矢印E方向)から着脱可能であり、カ
セット102は記録紙101の底となる中板102b、
中板102bを押し上げるバネ102c、記録紙101
の先端を係止するツメ102d、記録紙101の長さ・
幅を規制する規制板102e,102fとを有する。
【0064】カセット102は規制板102e,102
fを動かすことで複数サイズの記録紙を収納できるいわ
ゆるユニバーサルカセットであり、本実施例において
は、A4ヨコ(長さ148mm)、B4ヨコ(長さ182
mm)、A4タテ(長さ297mm)、B4タテ(長さ36
4mm)、の4種類の記録紙を収納可能である。前記した
長さとは記録紙の搬送方向の長さである。
【0065】4はカセット102内の記録紙101を繰
り出す給紙ローラであり、ツメ102dと協同して記録
紙101を1枚ずつ分離するものである。105は搬送
ローラであり、給紙ローラ104によって分離された記
録紙101を、対向配置したコロ106とで挟持搬送す
るものである。
【0066】107は反転ガイドであり、記録紙101
を裏返しに反転してUターンガイドするものである。1
08は前ガイドであり、複数のリブを形成して構成さ
れ、反転された記録紙101の下部を規制して搬送経路
を構成するものである。109は上ガイドであり、前ガ
イド108と対向して配置され、記録紙101の上部を
規制して搬送経路を構成するものである。
【0067】A′は記録部で、いわゆるインクジェット
プリンタであり、記録ヘッドとインクタンクを一体にし
てディスポーザブルタイプのカートリッジにしたインク
ジェットカートリッジ110、インクジェットカートリ
ッジを搭載して走行することにより記録を行うキャリッ
ジ111を有する。
【0068】また、インクジェットカートリッジ110
の対向側にあって面上に画像形成部を持つプラテン11
2、インクジェットカートリッジ110の上流に位置し
記録紙1を搬送するフィードローラ113を有する。
【0069】また、フィードローラ113とに対向配置
した押圧コロ114、インクジェットカートリッジ11
0の下流に位置し印字がなされた記録紙101を装置の
下流に搬送する排紙ローラ115、排紙ローラの対向側
にあり記録紙101の印字面に接触しても転写されるこ
との無い材質で構成された拍車116、とから構成され
る。
【0070】117は後ガイドであり複数のリブを形成
して構成され、記録部A′で印字がなされ排紙される記
録紙101の下部を規制して搬送経路を構成するもので
ある。118はフレームで、本体103の構造体の一部
を成し、後ろガイド117の下方かつカセット102の
上方に位置している。
【0071】119は排出ローラ対であり、印字のなさ
れた記録紙101を、装置本体103に設けた排紙リブ
120及び排紙トレイ121上に排出するものである。
排紙トレイ121はカセット102に対して着脱可能に
設けたもので、排出された記録紙101の積載トレイと
して兼用するものである。
【0072】122はスキャナフレームで、装置本体1
03の構造体の一部を成すと共に、読取系Bを支持して
おり、排紙リブ120の上方に位置している。
【0073】従って、排出された記録紙101は、排紙
リブ120とスキャナフレーム122とで囲まれた高さ
hの空間に積載される。高さhは、排出積載される記録
紙101の最大高さ以上を確保しなくてはならず、本実
施例において、カセット102に収納する最大枚数は、
厚さ0.085mmの記録紙で200枚であるため、積載
高さは200×0.085=17mmとなる。実際は、記
録紙101間の浮きがあり、さらにジャムを防止する余
裕を考慮して、h=40mmに設定してある。排紙トレイ
121、排紙リブ120が受け部を構成している。
【0074】123は装置本体103の一部を構成する
外装カバーで、123aは、矢印E方向から見た際、本
体103の正面となる端面で、123bは、排出された
記録紙101の上方にあり水平面と所定角度θを成す切
り欠き面である。角度θは、後述する視線角度θ1と同
一であることが望ましく、ここでは、θ=45°に設定
してある。
【0075】124は装置本体103の上部を開放する
カバーであり、開放した状態ではインクジェットカート
リッジ110の交換に要する空間を開放するとともに、
前ガイド108及び後ガイド117の上方の空間も開放
するものである。
【0076】また、Bは外装カバー123に取付けた読
取系で、読取センサにより原稿125の画像情報を読み
取るものである。
【0077】126は原稿積載トレイで、排出された記
録紙101が見え易いように、中央部が切り欠かれた1
26aのコの字形状で、ポリエチレンなどの透明材料に
より構成されており、外装カバー123に取り付けてあ
る。127は外装カバー123上に設けた操作パネルで
ある。切り欠き面123bが窓部xを構成している。
【0078】次に、前述した構成のファクシミリ装置に
おける記録動作を説明する。図示しない制御部により記
録開始信号が来ると、給紙ローラ104が図中矢印方式
に回転してカセット102内の記録紙101を排出す
る。記録紙101は、さらに搬送ローラ105で搬送さ
れると共にUターンガイド107で反転し、記録部A′
に至る。
【0079】記録部A′では、フィードローラ113で
搬送されつつインクジェットカートリッジ110で画像
形成がなされさらに、排紙ローラ115で搬送された
後、排出ローラ対119で排出され、排紙リブ120上
に積載される。
【0080】次に排出された記録紙101の先端位置
と、外装カバー123の位置,形状と、排出ローラ対1
19の位置と、の関係について詳説する。
【0081】排出ローラ対119は外装カバー123の
端面123aよりも装置本体103内側で、かつ、排出
された記録紙101の排出方向先端が、端面123aと
排出方向でほぼ一致するような位置に設けてある。
【0082】L2は記録紙101及び排出された記録紙
101の長さであり、ここでは、記録紙101として、
カセット102に収納可能な最小長さであるA4ヨコサ
イズ(長さ148mm)を用いている。
【0083】θ1はユーザーが排出された記録紙101
を見る視線Y(一点鎖線)の方向が水平線と成す視線角
度であり装置の大きさ・形状などで決まる固有の値であ
る。一般的には視線角度θ1は、20〜80°である
が、ここではθ1=45°としている。
【0084】h1は、排紙リブ120から、端面123
aと切り欠き面123bとの交点までの高さであり、こ
こではh1=80mmに設定してある。
【0085】x1は、排出された記録紙101のうち、
ユーザーが見ることのできる先端からの長さである。図
から明らかなように、x1=h1/tan θ1の関係であ
るから、ここでは、 x1=80/tan 45°=80mm …式(1)とな
る。
【0086】さて、ここで比較のために、外装カバー1
23に切り欠き面123bを設けず、端面123aが垂
直な形状で延長されている場合について説明する。ユー
ザーが排出された記録紙101を見る視線はZになる。
【0087】h2は排紙リブ120から端面123cの
端部までの高さで、前記したhとほぼ同一寸法であり、
ここでは、h1=40mmに設定してある。前記と同様
に、排出された記録紙101のうち、ユーザーが見るこ
とのできる先端からの長さx2は、 x2=40/tan 45°=40mm …式(2)とな
る。
【0088】式(1)、式(2)より明らかなように、
外装カバー123に切り欠き面123bを設けたことに
より、装置外形寸法及び排出される記録紙の積載高さh
が同一であるにも関わらず、排出された記録紙101の
うち、ユーザーが見ることのできる部分は多くすること
ができ、記録紙101の排出を確実に目視できるのであ
る。
【0089】以上述べた様に本発明によれば、装置の小
型化と排出された記録紙の確実な確認とを両立させるこ
とができた。
【0090】すなわち、排出ローラを前記記録装置の外
装カバーより内側に位置するように位置を定め、かつ、
外装カバーの一部を切り欠いたため、使用する記録紙の
長さが一種類だけの場合、排紙トレイを設ける必要がな
く、かつ、排出された記録紙が見えるので記録終了を確
実に確認できる。
【0091】また、使用する記録紙の長さが複数種類の
場合でも、排紙トレイの長さを最小限にする事ができ
る。例えば、A4ヨコ(長さ148mm)、B4タテ(長
さ364mm)、の2種類の記録紙を用いた場合、従来例
では、排紙トレイの長さはL1=364mm必要であった
が、本実施例では、L0=216mmで済むことになる。
【0092】この様に装置からトレイの出っ張りを無く
したり、減らしたりできるため、設置スペースの減少が
可能となり、デザイン的にも突出部の無いシンプルなデ
サインが可能になる。また、これらの場合でも、排出さ
れた記録紙は外装カバーの切り欠きから確実に確認でき
るため、排出された記録紙が気付かれずに放置されると
いうトラブルも防止できる。
【0093】さらに、排出された記録紙の一部が本体内
に積載されるため、記録情報の機密防止、飛散防止、汚
れ防止効果がある。特に、インクジェット記録において
は、画像記録後インクの定着に時間を要するが、本実施
例では、排出ローラから外装カバーまでの距離を大きく
構成し、この間に定着を完了できるので、ユーザーが手
を触れて画像を汚すトラブルを防止できる。
【0094】また、本発明は複写機,プリンタにも適用
できる。
【0095】(第二実施例)図7,8に、他の実施例で
あるファクシミリ装置を示す。130は外装カバーで、
130aは外装カバー130を正面側の矢印E方向から
見た際、装置外形の前面となる端面である。130b
は、端面130aの中央付近を、排出された記録紙10
1が見え易くなる形状に切り欠いた、切り欠き面であ
る。ここでは、上から見てコの字形状に切りかかれてお
り、端面130aから距離L3だけ本体内側に入り込ん
でいる。
【0096】従って、排出された記録紙101のうち、
ユーザーが見ることのできる先端からの長さは、端面1
30aから見た場合よりも切り欠き面130bから見た
方が、距離L3だけ多くすることができ、記録紙の排出
を確実に目視できるのである。
【0097】(第三実施例)図9に、他の実施例である
ファクシミリ装置を示す。
【0098】131は外装カバーで、131aは、矢印
E方向から見た際、装置外形の前面となる端面であり、
131bは、側面、即ち矢印F方向から見た際の端面で
ある。131cは、端面131aと端面131bとの接
続面で、カセット102の上方にある部分を切り欠いた
切り欠き面である。
【0099】131dは、カセット102よりF方向に
ある部分の端面131aを、所定距離L4だけ排出ロー
ラ対119方向に近づけたことで、カセット102の側
面(F方向の面)付近を開放する、切り欠き面である。
【0100】従って、排出された記録紙101は、ユー
ザーが見ることのできる先端からの長さは、G方向から
見た場合よりもF方向から見た方が、距離L4だけ多く
することができ、記録紙の排出を確実に確認できるので
ある。そのため、本実施例では、F方向を装置前面とし
て操作するように、操作パネル127のキー配列、文字
印刷等を配置するのが好ましい。
【0101】〔第三発明〕 (実施例1)図10は本発明を実施したファクシミリ装
置の構成を示した断面図であり、図11はその斜視図で
ある。
【0102】301は記録紙で複数枚重ねてカセット3
02に収納されている。カセット302は本体303に
対して着脱可能であり、箱体であるオケ302a、記録
紙の底となる中板302b、中板302bを押し上げる
バネ302c、記録紙301の先端を係止するツメ30
2d、記録紙301の長さ・幅を規制する規制板302
e,302fとから成る。
【0103】304はカセット内の記録紙301を繰り
出す給紙ローラであり、ツメ302dと協同して記録紙
301を1枚ずつ分離するものである。305は搬送ロ
ーラであり、給紙ローラ304によって分離された記録
紙301を対向配置したコロ306とで挟持搬送するも
のである。
【0104】307は反転ガイドであり、記録紙301
を裏返しに反転してUターンガイドするものである。3
08は前ガイドであり、複数のリブを形成して構成さ
れ、反転された記録紙301の下部を規制して搬送経路
を構成するものである。309は上ガイドであり、前ガ
イド308と対向して配置され記録紙301の上部を規
制して搬送経路を構成するものである。
【0105】Aは、記録部で、いわゆるインクジェット
プリンタであり、記録ヘッドとインクタンクを一体にし
てディスポーザブルタイプのカートリッジにしたインク
ジェットカートリッジ310、インクジェットカートリ
ッジを搭載して走行することにより記録を行うキャリッ
ジ311、インクジェットカートリッジ310の対向側
にあって面上に画像形成部を持つプラテン312を有す
る。
【0106】また、インクジェットカートリッジ310
の上流に位置し記録紙301を搬送するフィードローラ
313、フィードローラ313とに対向配置した押圧コ
ロ314、インクジェットカートリッジ310の下流に
位置し印字がなされた記録紙301を装置の下流に搬送
する排紙ローラ315、排紙ローラの対向側にあり記録
紙301の印字面に接触しても転写されることの無い材
質で構成された拍車316、とから構成される。
【0107】317は後ガイドであり複数のリブを形成
して構成され、記録部Aで印字がなされ排紙される記録
紙301の下部を規制して搬送経路を構成するものであ
る。318はフレームで、本体303の構造体の一部を
成し、後ろガイド317の下方かつカセット2の上方に
位置している。さらに、フレーム318には図11に示
す如くリブの間に所定の形状の開放部318Aが設けら
れている。319は排出ローラ対であり、印字のなされ
た記録紙301を、本体303に設けた排紙リブ320
及び排紙トレイ321上に排出するものである。322
は開放するカバーであり、開放した状態ではインクジェ
ットカートリッジ310の交換に要する空間を開放する
とともに、前ガイド308及び後ガイド317の上方の
空間も開放するものである。
【0108】また、Bは読取系であり、図示しない読取
センサにより原稿の画像情報を読み取るものである。
【0109】前記した実施例において、開放部318a
は記録部Aの下流側すなわち後ガイド317の下方に設
けたが、記録部Aの上流側すなわち前ガイド308の下
方に開放部318bを設けても良い。
【0110】さらにカバー322を透明部材で構成して
も良く、この場合カバー322を開放すること無く搬送
経路途中の記録紙を確認することができる。さらに、記
録部Aは、インクジェット記録に限定されず、電子写真
方式、熱転写方式その他の方式であっても構わない。
【0111】次に、前述した構成のファクシミリ装置に
おける記録動作を説明する。図示しない制御部により記
録開始信号が来ると、給紙ローラ304が図中矢印方向
に回転してカセット302内の記録紙301を図中R方
向に搬送する。記録紙301は、さらに搬送ローラ30
5で搬送されると共にUターンガイド307で反転し、
図中L方向に送られ記録部Aに至る。
【0112】さらに、記録部Aでは、フィードローラ3
13で搬送されつつインクジェットカートリッジ310
で画像形成がなされさらに、排紙ローラ315で搬送さ
れた後、排出ローラ対319で排出される。
【0113】次に、記録紙の搬送不良(いわゆるジャ
ム)が生じたときの回復作業動作を図12を用いて説明
する。まず、図示しない制御部により示されるジャム発
生表示に応じて、カバー322を開放する。ジャムした
記録紙が搬送経路上部(即ち、搬送ローラ305から排
出ローラ対319に至る部分)で滞留していたときは、
カバー322の開放だけでジャムした記録紙301aを
発見でき、上方へ引き出し取り除く。
【0114】また、搬送経路下部(即ち、搬送ローラ3
05より上流部分)で滞留していたときは、カバー32
2の開放により開放部318aから覗くことでジャムし
た記録紙301bを発見し、所定の解除方法(例えば、
図示しない解除ノブにより搬送ローラ305を回転さ
せ、記録紙301b搬送経路上部までを送り出し、カバ
ー322の開放空間より取り出す。または、本体303
の一部を開放し搬送経路下部を開放する、など)により
記録紙301bを取り除く。この時、カセット302は
本体303から引き出しても良い。
【0115】(実施例2)実施例1ではフレーム318
に開放部318aを設けたが、実施例2では開放部31
8aに相当する部分のフレーム318を透明部材318
c(図示せず)で構成した。開放部318aに比べ、埃
などがカセット302内の記録紙301に落下しない利
点がある。
【0116】(実施例3)図13,14に実施例3を示
す。実施例3では、実施例1における後ガイド317、
フレーム318の一部を着脱可能に分割した開放フレー
ム323を設けた。開放フレーム323はフレーム部3
23aがフレーム318と一体となって装着されると共
に、ガイド部323bは後ガイド317の延長上に位置
し、搬送経路を構成する。
【0117】また、開放フレーム323を図13に示す
如く、上方に取り外すことで、フレーム318の下方を
開放することができる。従って、ジャムなどで本体30
3内に取り残された記録紙301bを発見できると共に
カバー322を開放するだけで、直接取り出すことも可
能となる。
【0118】
【発明の効果】
〔第一発明〕以上述べた様に本発明によれば、排出ロー
ラにより排出された、最小長さの記録紙の先端が、前記
記録装置の外装カバーより内側に位置するように排出ロ
ーラの位置を定めたので、使用する記録紙の長さが一種
類だけの場合、排紙トレイを設ける必要がない。
【0119】また、使用する記録紙の長さが複数種類の
場合でも、排紙トレイの長さを最小限にする事ができ
る。例えば、A4ヨコ(長さ148mm)、B4タテ(長
さ364mm)、の2種類の記録紙を用いた場合、従来例
では、排紙トレイの長さはL1=364mm必要であった
が、本実施例では、L0=214mmで済むことになる。
【0120】この様に装置からトレイの出っ張りを無く
したり、減らしたりできるため、設置スペースの減少が
可能となり、デザイン的にも突出部の無いシンプルなデ
ザインが可能になる。
【0121】また、排出された記録紙が本体内に積載さ
れるため、記録情報の機密防止、飛散防止、汚れ防止効
果がある。特に、インクジェット記録においては、画像
記録後インクの定着に時間を要するが、本実施例では、
排出ローラから外装カバーまでの距離を大きく構成し、
この間に定着を完了できるので、ユーザーが手を触れて
画像を汚すトラブルを防止できる。
【0122】〔第二発明〕受け部が装置本体から突出し
ていないため邪魔にならないし、窓部を介して受け部へ
排出されたシートを目視することができる。
【0123】〔第三発明〕ジャムして本体内に取り残さ
れた記録紙を容易に発見する事ができる。そのため、ジ
ャム処理作業も容易になり、装置の信頼性が著しく向上
する。
【0124】さらに、記録紙搬送経路を自由に構成する
ことができる。例えば、カセット上部に記録紙搬送経路
を構成したり、カセットおよび排出トレイを装置内に構
成するなどが実現でき装置の小型化が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第一発明を実施したファクシミリ装置断面図。
【図2】図1で排出された記録紙(最小長さの記録紙)
の先端と外装カバーと排出ローラとの位置関係説明図。
【図3】第一発明の視線角度θを説明した図。
【図4】第一発明の排出された記録紙(最大長さの記録
紙)の先端と外装カバーと排出ローラ19との位置関係
説明図。
【図5】第二発明の第一実施例のファクシミリの斜視
図。
【図6】図5のファクシミリの断面図。
【図7】第二発明の第二実施例のファクシミリの斜視
図。
【図8】図7のファクシミリの断面図。
【図9】第二発明の第三実施例のファクシミリの斜視
図。
【図10】第三発明の実施例1のファクシミリの断面
図。
【図11】図10の部分斜視図。
【図12】図10のカバーを開いた断面図。
【図13】第三発明の実施例3のファクシミリの断面
図。
【図14】図13り要部の斜視図。
【図15】第一従来例の断面図。
【図16】第二従来例の斜視図。
【図17】第三従来例の断面図。
【符号の説明】
1 記録紙 1a 長さ最小の記録紙 1b 長さ最大の記録紙 2 カセット 3 本体 4 給紙ローラ 5 搬送ローラ 19 排出ローラ 20 排紙リブ 21 排紙トレイ 22 外装カバー A 記録部 103 装置本体 123 外装カバー 101 記録紙(シート) 120 排紙リブ(受け部) 121 排紙トレイ(受け部) x 窓部 301 記録紙 302 カセット 303 本体 304 給紙ローラ 305 搬送ローラ 317 後ガイド 318 フレーム 318a 開放部 322 カバー A 記録部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 齋藤 篤 東京都大田区下丸子3丁目30番2号キヤノ ン株式会社内 (72)発明者 杉山 茂行 東京都大田区下丸子3丁目30番2号キヤノ ン株式会社内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録紙に画像を形成する記録部と、前記
    記録部により画像形成された記録紙を排出する排出手段
    と、を設けた記録装置において、 前記排出手段が、前記記録装置の外装カバーより内側に
    設けられ、かつ、最小長さの記録紙先端を前記外装カバ
    ーより内側の位置に排出することを特徴とする記録装
    置。
  2. 【請求項2】 装置本体の内部にシートを搬送する搬送
    手段を設け、前記装置本体に、搬送されたシートを収容
    する受け部を設けたシート搬送装置において、 前記受け部の少なくとも一部を前記装置本体の内部に配
    置し、該装置本体に、装置本体の外部から前記受け部で
    あって装置本体の内部に位置する部位を目視できる窓部
    を設けたことを特徴とするシート搬送装置。
  3. 【請求項3】 多数枚の記録紙を収納するカセットと、
    前記カセットの上方に位置した記録部と、前記カセット
    から送り出された記録紙を前記記録部へ案内するガイド
    部材と、を設けた記録装置において、 前記ガイド部材にカセットから記録部に至る途中の記録
    紙を見ることのできる窓部を設けたことを特徴とする記
    録装置。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載の記録装置において、前
    記ガイド部材にカセットから記録部に至る途中の記録紙
    を取り出すことのできる開放部を設けたことを特徴とす
    る記録装置。
JP4356552A 1992-12-22 1992-12-22 記録装置及びシート搬送装置 Pending JPH06194893A (ja)

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EP93120611A EP0606628B1 (en) 1992-12-22 1993-12-21 Sheet discharge apparatus, recording apparatus, guide apparatus and a recording and reading apparatus comprising the same
DE69328290T DE69328290T2 (de) 1992-12-22 1993-12-21 Papierausgabegerät,Aufzeichnungsgerät,Leitgerät und ein Aufzeichnungs- und Lesegerät, welches dieses beinhaltet
US08/626,686 US6102506A (en) 1992-12-22 1996-04-02 Recording apparatus

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006082919A (ja) * 2004-09-15 2006-03-30 Brother Ind Ltd 画像記録装置及びそれに適用する給紙トレイ
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