JP3088389B2 - 車両検知機 - Google Patents

車両検知機

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JP3088389B2 JP10280329A JP28032998A JP3088389B2 JP 3088389 B2 JP3088389 B2 JP 3088389B2 JP 10280329 A JP10280329 A JP 10280329A JP 28032998 A JP28032998 A JP 28032998A JP 3088389 B2 JP3088389 B2 JP 3088389B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は車両検知機、特に構成が
簡単で、車両の通過を正確に検出することが可能な車両
検知機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】たとえば駐車場の出入り口、或いは高速
道路の出入口となるインターチェンジなどでは1日の車
両通行量を計測したり、その他の道路情報を得るために
車両検知機が設置してある場所がある。このような車両
検知機の従来例としては例えば図5に示すものがある。
この車両検知機1は、支柱構造の検知機本体2と、この
支柱本体2のほぼ中央部分に、縦方向に一直線状に整列
配置された複数のセンサー3とから成る。一般には車両
検知機1は、図6に示すように、対にして使用され、一
方の車両検知機1にはセンサーとして送信手段(発光手
段)が設けられ、他方の車両検知機1にはセンサーとし
て受信手段(受光手段)が設けられている。そして車両
検知機1は、発信側の車両検知機(1aとする)と受信
側車両検知機(1bとする)とが車両4の通路を挟んで
対向して配置され、発信側車両検知機1aから受信側車
両検知機1bへ向けて電波または光(電波5とする)が
発射されこれを受信手段が受信している。車両4が通路
を通過すると電波5は遮断され、車両検知機1が車両4
の通過を検知する。車両検知機1は、その検知信号を処
理するための信号処理回路に電気的に接続され、信号処
理回路が検知信号を処理することにより車両の通過、お
よび通過した車両の種類や特徴を割り出す。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の車両検知機にあっては、複数のセンサー3が
支柱本体ほぼ中央部分に、縦方向に一直線状に整列配置
されているため、車両が一対の車両検知機1の間を通過
したときに、車両がどちらの方向に通過したのか判別が
不能である。また従来の車両検知機1では、センサー3
が一列に配置されているから、図6に示すように、車両
4が電波5の放射部に差しかかるか、差しかからないか
といった部位まで到達し、通路が被測定車両4によって
渋滞しているといったような何らかの理由で進行方向
(図中矢印S)とは逆にバックしたりすると、車両検知
機1は検知、非検知を繰り返し、チャタリングを起こす
という不具合があった。そして、このような不具合を解
消するためには、上記のような車両検知機を2対用意
し、この2対の車両検知機を各1対づつ車両通路に対し
て前後関係に配置し、これによって正しい車両検知が行
なうという方法を採らなければならなかった。しかしこ
のような方式によると車両検知機が1カ所に2台必要に
なりこすとが高くつくという新たな問題が生じる。
【0004】本発明はこのような従来の不具合に鑑みて
なされたもので、その目的は、比較的安価に実現でき、
また、車両検知におけるチャタリングを防止して車両の
通過を正確に検出することが可能な車両検知機を提供す
ることである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するため、車両検知機に、車両通路の側部に配置され
た本体と、の本体の車両通路側の面に縦方向に複数の
列に配設され車両の進入を検出する複数センサーと、
センサーによって得られた検出結果を受けて演算する処
理手段とを備え、処理手段は、2列のセンサー群が両方
とも車両を検知したときはその検出タイミングの先後に
より車両の進行方向の検出を行なうとともに、2列のセ
ンサー群の一方のみが車両を検知したときは非検出動作
を行なうようにしたものである。また、センサーは、一
方の列と他方の列とが縦方向に交互にずれて配置されて
いるとともに、縦方向ピッチが複数種類設定されている
ことを特徴とする。
【0006】これにより、車両検知機が比較的安価に実
現でき、また、車両検知におけるチャタリングを防止し
車両の通過を正確に検出することが可能となる。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、車両検知機に、車両通路の側部に配置された本
と、前記本体の車両通路側の面に縦方向に複数個が2列
に配置され車両の進入を検出するセンサーと、前記セ
ンサーのうち2列のセンサーがともに車両を検知した場
合は各列の車両検出のタイミングの先後により車両の進
行方向の検出を行い、前記2列のセンサーのうち1列の
みが車両を検知したときは車両検出を行わない処理手段
とを備えたものであり、車両検知におけるチャタリング
を防止して車両の通過を正確に検出することができると
いう作用を有する。
【0008】本発明の請求項2に記載の発明は、車両検
知機に、車両通路の側部に配置された本体と、前記本体
の車両通路側の面に縦方向に複数個が2列に配置され、
このうち一方の列と他方の列とが縦方向に交互にずれて
配置されているとともに、縦方向ピッチを複数種類設定
したセンサーを備えたものであり、車両検知におけるチ
ャタリングを防止して車両の通過を正確に検出すること
ができるという作用を有する。
【0009】本発明の請求項3に記載の発明は、請求項
記載の車両検知機において、前記センサーが、前記本
体の車両通路側の面に縦方向に複数個が2列に配置さ
れ、このうち一方の列と他方の列とが縦方向に交互にず
れて配置されているとともに、縦方向ピッチを複数種類
設定したことを特徴とするものであり、車両検知におけ
るチャタリングを防止して車両の通過を正確に検出する
ことができるという作用を有する。
【0010】 以下、本発明の実施の形態を図面を参照し
て説明する。図1は本発明の一実施の形態に係る車両検
知機の構成を示す斜視図である。この図において、符号
11は本発明による車両検知機、12は支柱構造の検知
機本体2、13は支柱本体12の車両通路側の面におい
て縦方向に複数列(この実施の形態では2列)、交互に
配置された複数のセンサーである。センサー13の配置
は、いわゆる千鳥配置になっている。図2(a)は車両
検知機11におけるセンサーの配置構成を表す正面図で
ある。図2(a)に示すように第1列A1と第2列A2
との間ではセンサー13が配置される縦方向ピッチ(P
とする)は共に同じピッチに設定され、且つその配置の
し方は第1列A1と第2列A2とでは縦方向に半ピッチ
のずれをもって交互に配置されている。また、センサー
13の高さにより検知精度を高める必要がある場合に
は、図2(b)に示すように縦方向ピッチを複数種類
(例えばP1〜P3)持つ場合もある。
【0011】 図3は本実施の形態に係る車両検知機の検
知信号を処理する信号処理回路の構成を示すブロック図
である。図3において、符号15は対にして使用される
車両検知機のうち、送信側車両検知機(11aとする)
に設けられた送信部、16は受信側車両検知機(11b
とする)に設けられた受信部を示す。17は検知信号を
演算処理して車両の特徴を割り出す処理部であり、18
は処理部17における処理結果をセンターなどの中央処
理装置へ送付するために他の通信装置などとの接続のマ
ッチングをとるインタフェースである。この車両検知機
11では、車両14(後出)が進入すると電波15は遮
断され、車両検知機11が車両14の通過を検知する。
車両検知機11は、その検知信号を処理するための信号
処理回路に電気的に接続され、処理部17が検知信号を
処理することにより車両の通過、および通過した車両の
種類や特徴を割り出すようになっている。
【0012】 かかる構成を有する車両検知機の動作につ
いて以下説明する。図4は、本実施の形態における車両
検知動作を説明する車両通路部分の平面図である。この
実施の形態においても、車両検知機11は、図4に示す
ように、対にして使用され、一方の車両検知機11には
センサーとして送信手段(或いは発光手段)が設けら
れ、他方の車両検知機11にはセンサーとして受信手段
(或いは受光手段)が設けられている。そして車両検知
機11は、発信側の車両検知機11aと受信側車両検知
機11bとが車両14の通路を挟んで対向して配置され
る。発信側車両検知機1aから受信側車両検知機1bへ
は、車両14を検知するために電波15が発射されこれ
を受信手段が受信している。この実施の形態では、上述
のように、複数のセンサー13は、2列の千鳥配置にな
っており、図2(a)に示すように第1列A1と第2列
A2との間ではセンサー13が配置される縦方向ピッチ
(Pとする)は共に同じピッチに設定され、且つその配
置のし方は第1列A1と第2列A2とでは縦方向に半ピ
ッチのずれをもって交互にずれて配置されている。した
がって、図4のように車両検知を行なう通路部分を平面
図でみた場合、電波15の経路は車両の進行方向前後の
関係に2本(15a、15bとする)現れる。このよう
な車両検知通路を車両14が通路に進入する(進入方向
は図4中矢印S1で示す)と、電波15は、先ず電波1
5aが遮断され、車両14がそのまま進行して行けば次
に電波15bが遮断され、車両検知機11が車両14の
通過を検知する。信号処理回路は車両検知機11によっ
て得られた検知信号を演算処理する。
【0013】この演算処理の内容は、例えば図4(a)
のように車両14が電波15aのみを遮断する部位まで
しか進入していないときは、チャタリングの発生有り
みなして車両検知は行なわない。これに対して、図4
(b)のように車両14が電波15aおよび電波15b
を遮断する部位まで充分に進入しているときは、車両1
4は検知位置にあるとして車両検知を行なう。この場合
において、信号処理回路は、2列のセンサー群が両方と
も車両を検知したときはその検出タイミングの先後によ
り車両の進行方向の検出を行なうことができる。さら
に、図4(c)のように車両14が電波15bのみを遮
断する部位にあるときは、やはりチャタリングの発生有
とみなして車両検知は行なわない。
【0014】 このような車両検知を行なうことにより、
車両検知機11はチャタリングを起こすことなく正確な
車両検知を行なうことができる。
【0015】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
車両検知機に、車両通路の側部に配置された本体と、
本体の車両通路側の面に縦方向に複数個が2列に配設
され車両の進入を検出する複数のセンサーと、前記セ
ンサーのうち2列のセンサーがともに車両を検知した場
合は各列の車両検出のタイミングの先後により車両の進
行方向の検出を行い、前記2列のセンサーのうち1列の
みが車両を検知したときは車両検出を行わない処理手段
とを備えたため、チャタリングを起こすことなく正確な
車両検知を行なうことができる。また、複数のセンサー
を縦方向に2列に配置し、一方の列のセンサーと、他方
の列のセンサーとが縦方向に交互になるように配置す
とともに、縦方向ピッチを複数種類設定することによ
り、特定の高さにおける車両検出を正確に行えるととも
に、無理に多くのセンサーを必要とすることなく、車
両検知機の製造コストを抑えることができる等種々の効
果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係る車両検知機の構成
を示す斜視図
【図2】(a)前記実施の形態における車両検知機に設
けられたセンサーの縦方向ピッチを同じピッチに設定し
た配置構成を表す正面図 (b)前記実施の形態における車両検知機に設けられた
センサーの縦方向ピッチを複数種類に設定した配置構成
を表す正面図
【図3】前記実施の形態に係る車両検知機の検知信号を
処理する信号処理回路の構成を示すブロック図
【図4】前記実施の形態における車両検知動作を説明す
る車両通路部分の平面図
【図5】従来の車両検知機の例を示す斜視図
【図6】従来における車両検知動作を説明する車両通路
部分の平面図
【符号の説明】
11 車両検知機 12 検知機本体 13 センサー 14 車両 15 電波
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平9−217514(JP,A) 特開 平8−221689(JP,A) 特開 平8−77488(JP,A) 特開 平9−311995(JP,A) 特開 平6−325288(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G08G 1/00 - 1/16

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両通路の側部に配置された本体と、前
    記本体の車両通路側の面に縦方向に複数個が2列に配置
    されて車両の進入を検出するセンサーと、前記センサー
    のうち2列のセンサーがともに車両を検知した場合は各
    列の車両検出のタイミングの先後により車両の進行方向
    の検出を行い、前記2列のセンサーのうち1列のみが車
    両を検知したときは車両検出を行わない処理手段とを備
    えた車両検知機。
  2. 【請求項2】 車両通路の側部に配置された本体と、前
    記本体の車両通路側の面に縦方向に複数個が2列に配置
    され、このうち一方の列と他方の列とが縦方向に交互に
    ずれて配置されているとともに、縦方向ピッチを複数種
    類設定したセンサーを備えた車両検知機。
  3. 【請求項3】 前記センサーが、前記本体の車両通路側
    の面に縦方向に複数個が2列に配置され、このうち一方
    の列と他方の列とが縦方向に交互にずれて配置されてい
    るとともに、縦方向ピッチを複数種類設定したことを特
    徴とする請求項1記載の車両検知機。
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