JP3088386B2 - 扉用ロック装置 - Google Patents

扉用ロック装置

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JP3088386B2
JP3088386B2 JP10254826A JP25482698A JP3088386B2 JP 3088386 B2 JP3088386 B2 JP 3088386B2 JP 10254826 A JP10254826 A JP 10254826A JP 25482698 A JP25482698 A JP 25482698A JP 3088386 B2 JP3088386 B2 JP 3088386B2
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JP
Japan
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rotor
key
recess
fitted
eccentric
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茂雄 村田
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Takigen Manufacturing Co Ltd
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Takigen Manufacturing Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】 本発明は、本発明は施錠ロ
一タを施錠位置あるいは解錠位置に回すキーによって扉
の開閉操作が行なえるロック装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】 一般のロック装置では,キーは施錠ロ
一タを回転操作するのに使用されるだけであり、解錠後
の扉の開放操作には使用されない。キ−の先端に突起部
を付加して扉の開放操作に使用することも提案されてい
るが、この付加加工部分が鋭角に突出しているため、ズ
ボンのポケットにキーを入れたとき、そのエッジによつ
てポケットの布地が破られてしまうことがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】 従って本発明の目的
は,キーが扉の開閉操作にも操作性良く付加使用できる
とともに、付加使用のための加工部分が滑らかであるた
め、衣服などを傷つけることがないロック装置を提供す
ることである。
【0004】
【課題を解決するための手段】 以下、添付図面中の参
照符号を用いて説明すると、本発明のロック装置では、
周の一部が遠心方向に膨らんでいる楕円形状の凹部2
をロータ1の前面に形成し、該楕円形状凹部2の内底面
に偏心凹部3を形成し、キー4の先端面に楕円形状凹部2
に嵌め込まれる円形突部5を形成し、該円形突部5の前面
に前記偏心凹部3に嵌め合わされる偏心突起6を形成
し、ロータ1を収容した固定ケース7のキー挿入孔8の
内周壁面の一部を遠心方向に円弧状に後退させてアンダ
ーカツト部9を形成し、ロータ1が解錠位置に来たと
き、前記アンダーカット部9に嵌まり込む掛かり部10
をキー4の円形突部5と摘み部11の間に、摘み部11
に向かうほど小径となるテーパー状に張り出し形成し、
ロータlが施錠位置に来たとき、掛かり部10がアンダ
ーカット部9から脱出するようにキー挿入孔8を楕円形
状凹部2に対して偏心させて形成する。
【0005】使用に当たっては、固定ケース7は扉12
に固着され、ロータ1の後端部には止め金板13が嵌め
込み固着される。止め金板13が固定枠体14側の受金
部15に係合した施錠位置において、固定ケース7のキ
ー挿入孔8からロータ1の楕円形状凹部2にキー3の円
形突部5を嵌め込み、ロータ1の偏心凹部3にキー4の
偏心突起6を嵌め込む。止め金板13が受金部15から
離脱した解錠位置に来るまで、キー4を所定方向に所要
角度回すと、キー4の円形突部5が偏心突起6を中心と
して楕円形状凹部2内において若干回動し、キー4の
かり部10が固定ケース7のアンダーカット部9に入り
込む。ここで、摘み部11を手前に引くと、固定ケース
7はキー4と一体に引かれ、扉12が開放操作される。
【0006】
【発明の実施の形態】 図示の実施例では、固定ケース
7は四隅部に透孔22を形成した中間ベース板7Aと、
中間ベース板7Aの前面側に配置され、扉12の取付孔
26に前端小径部27を嵌め込まれる前面側ピース7B
と、中間ベース板7Aの透孔28を通して前面ピース7
Bにねじ込まれる後面側ピース体7Cとに分割して構成
され、ロータ1は前面側ピース7Bと後面側ピース7C
を貫通している。中間ベース板7Aは、扉12の透孔2
3から中間ベース板7Aの透孔22に通されたボルト2
4とナット25によって扉12に締付け固着される。
【0007】ロータ1の後端螺子軸部29には、止め金
板13が相対回転不能に嵌められ、ナット21によって
締付け固着されている。ロータ1の後部に軸方向に沿っ
て形成したガイド溝16には、圧縮コイルバネ17によ
って遠心方向に突出付勢されたクリック板18が収容さ
れている。後面側ピース7Cの内面には、所定の角度間
隔を置いて2個の受溝19、20を軸方向に形成してあ
る。ロータ1が施錠位置に回転して来たとき、クリック
板18の先端部が受溝19に係合する一方、ロータ1が
解錠位置に回転して来たとき、クリック板18の先端部
が別の受溝20に係合することによって、ロータ1を当
該位置に停止保持する。
【0008】
【発明の効果】 以上のように構成された本発明のロッ
ク装置では、ロータ1が解錠位置まで回転したとき、キ
ー4の掛かり部10が固定ケース7のアンダーカット部
9に入り込むことによって、キー4は施解錠操作という
本来の機能だけでなく、扉の開放操作という付加機能を
も具備するものであり、解錠操作した後、直ちに扉開放
操作に移行することができ、一連の操作性が良い。ま
た、この付加機能を達成するためには、キー4の円形突
部5と摘み部11の間に掛かり部10を形成するだけで
あり、この掛かり部10はエッジ部のないテーパー状に
形成されるものであるから、ポケットなどに収納しても
布地を損傷することがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例に係る扉用ロック装置の施
錠状態の正面図である。
【図2】 図1のA−A線断面図である
【図3】 該扉用ロック装置に使用されるキー平面図で
ある
【図4】 該キーの正面図である
【図5】 該扉用ロック装置の解錠状態の要部断面図で
ある
【符号の説明】
1 ロータ 2 円形凹部 3 偏心凹部 4 キー 5 円形突部 6 偏心突起 7 固定ケース 8 キー挿入孔 9 アンダーカツト部 10 掛かり部 11 摘み部 12 扉 13 止め金板 14 固定枠体 15 受金部 16 軸方向溝 17 圧縮コイルバネ 18 クリック板 19 受溝 20 受溝

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 円周の一部が遠心方向に膨らんでいる楕
    円形状の凹部2をロータ1の前面に形成し、該楕円形状
    凹部2の内底面に偏心凹部3を形成し、キー4の先端面に
    楕円形状凹部2に嵌め込まれる円形突部5を形成し、該円
    形突部5の前面に前記偏心凹部3に嵌め合わされる偏心突
    起6を形成し、ロータ1を収容した固定ケース7のキー
    挿入孔8の内周壁面の一部を遠心方向に円弧状に後退さ
    せてアンダーカツト部9を形成し、ロータ1が解錠位置
    に来たとき、前記アンダーカット部9に嵌まり込む掛か
    り部10をキー4の円形突部5と摘み部11の間に、摘
    み部11に向かうほど小径となるテーパー状に張り出し
    形成し、ロータlが施錠位置に来たとき、掛かり部10
    がアンダーカット部9から脱出するようにキー挿入孔8
    楕円形状凹部2に対して偏心させて形成した扉用ロッ
    ク装置。
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