JP3088117B2 - レーザ加工装置 - Google Patents
レーザ加工装置Info
- Publication number
- JP3088117B2 JP3088117B2 JP03049028A JP4902891A JP3088117B2 JP 3088117 B2 JP3088117 B2 JP 3088117B2 JP 03049028 A JP03049028 A JP 03049028A JP 4902891 A JP4902891 A JP 4902891A JP 3088117 B2 JP3088117 B2 JP 3088117B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- laser
- scanner
- command value
- output
- reference positions
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Description
検出補正機能付きのレーザ加工装置に関するものであ
る。
きのレーザ加工装置の模式的構成図を図4に示す。
いる複数の基準マーク45をCCDカメラ1にて撮像
し、これを画像認識部40を介してモニタ41に表示す
る。そして、この映像から複数の基準マーク45の相互
間の重心位置つまり被加工部44の中心位置を画像認識
部40により認識する。
ラー付きオプティカルスキャナ9,10による加工レー
ザ光の走査範囲中心位置の補正量をコンピュータ42に
より算出する。この補正結果に応じて制御部43はオプ
ティカルスキャナ9,10の走査制御を行うようになっ
ている。
と、画像認識を行った結果の基準マーク間中心位置(被
加工物中心位置)との差を、コンピュータにて算出し、
その差分を指令座標値にフィードバックして補正するこ
とで、常に被加工物中心位置とオプティカルスキャナ原
点位置及び移動座標指令値に対する実際の移動量を一致
するようにしているのである。
レンズ,16は加工時の不要物を吹飛ばすアシストガス
ノズル,17は透明窓を夫々示している。
解能で高精度の画像認識を行う場合、基準となるマーク
を新たに被加工物近傍に設けなければならず、またこの
基準マークを取込むための高倍率の観察光学系及び画像
認識装置が必要となって、小型化及びローコスト化を妨
げる要因となる。
正,あるいは切断,加工に必要なX−Yステージに取付
けてあるアシストガスノズルが退避する時間が必要であ
り、一連の加工処理動作に大幅な時間を費やすという欠
点がある。
の温度ドリフトによる影響を簡単な構成でかつ高速に除
去することが可能なレーザ加工装置を提供することであ
る。
位置検出用レーザ光を夫々出射するレーザ発振器と、こ
れ等両レーザ光を走査するスキャナ光学部と、それぞれ
4分割フォトダイオードの4つの分割領域からの信号に
基づき前記位置検出用レーザ光の4分割フォトダイオー
ドセンターからの変位量を出力して前記スキャナ光学部
を経た前記位置検出用レーザ光の2つの基準位置夫々か
らの変位量を出力する2つの変位検出部と、前記2つの
変位量から移動座標指令値に対する補正量を求め補正後
の移動座標指令値に従い前記スキャナ光学部の制御を行
う制御部とを含み、前記2つの基準位置の一方は、前記
スキャナ光学部が予め設定されたゲイン検出位置にある
ときの前記位置検出用レーザ光の位置であり、前記制御
部は、前記2つの基準位置の一方に対応する移動指令値
と、前記2つの基準位置の一方に設置された4分割フォ
トダイオードからの出力により求めた前記移動指令値に
対する実際の移動量との比を示すゲイン変動倍率を求
め、前記ゲイン変動倍率により補正した座標指令値に従
い前記スキャナ光学部の制御を行う。
に説明する。
の構成を図2を用いて説明する。位置検出用半導体レー
ザ発振器3より出力した半導体レーザ光3−aはコリメ
ータ4により平行光になって、全反射ミラー5で折り返
され、加工用YAGレーザ光6と同軸になる。
になり、全反射ミラー8で折り返され、ミラー付きX軸
オプティカルスキャナ9とY軸オプティカルスキャナ1
0とで走査される。
ザ光全反射ミラー12でYAGレーザは下方へ折り返さ
れ、ノズル窓ガラス17とアシストガスノズル16とを
通過し、加工部19で集光することになる。アシストガ
スノズル16は窓ガラス17と共にX−Yステージ18
でYAGレーザ光6と同期移動を行ない、加工時不要物
を吹きとばす。アシストガスノズル16には高圧気体が
流入している。
透過した半導体レーザ光3−aは半導体レーザ光全反射
ミラー13により上方へ折り返され、位置検出用分割型
フォトダイオード14,15に入光される。分割型フォ
トダイオード14,15からはオプティカルスキャナ
9,10が予め設定されている原点へ移動した場合と、
予め設定されているゲイン検出点に移動した場合との設
定位置からの変移量を信号として出力するようになって
いる。
である。コンピュータ20は半導体レーザ駆動部22へ
位置検出・補正時開始信号を出力し、半導体レーザ3は
駆動部22からの信号でレーザ発振する。
出用)14,15はこのレーザ光を受け、予め設定して
ある位置からの変位量を信号として増幅・演算・A/D
変換部24に出力する。この演算結果はコンピュータ2
0に入力され、位置変動量を計算し、補正値を求め補正
後の値でオプティカルスキャナ制御部29へ信号を出力
する。
9からの補正後駆動信号に従い、加工用YAGレーザ発
振器21により出力されたレーザ光をX,Y走査する。
X−Yステージ18にはアシストガスノズルが取付けら
れており、YAGレーザ光と同期して移動する。この移
動量はコンピュータ20より計算された値で駆動部27
からの信号により決定される。
ード14,15と変位信号増幅・演算・A/D 変換部24
との関係の詳細を示す。この分割型フォトダイオードは
X方向エリアギャップ34aとY方向エリア分割ギャッ
プ34bとで4分割されている。4分割されたエリアを
夫々A,B,C,D領域とした時、半導体レーザ光33
bがA領域でのみ集光されている場合、このフォトダイ
オードからの出力はA領域のみから信号が出力される。
に均等に集光される場合、フォトダイオードからの出力
はA,B,C,D領域から均等に出力される。
域から出力された信号を増幅器40,41,42,43
で各々増幅し、B領域とC領域とから出力された信号を
加算し、フォトダイオードのマイナス(−)X方向の出
力信号とし、X方向の増幅器46でA領域、D領域の加
算出力と,マイナス(−)X方向加算出力との差を求め
ることで、X方向の出力信号を得る。
でC領域とD領域との加算出力を得、Y方向増幅器47
でA領域,B領域の加算出力とマイナス(−)Y方向加
算出力との差を求めることで、Y方向の出力信号を得
る。
デジタル変換され、コンピュータ20へ信号を送る。こ
の信号は分割型フォトダイオード上の半導体レーザの集
光位置を表わすので、コンピュータ20は即座に位置デ
ータを読取ることが可能となる。
イオードのセンター位置(0,0),つまり分割型フォ
トダイオードのA,B,C,D各領域からの半導体レー
ザ集光による出力信号が均等になる位置に予め設定して
おくことで、オプティカルスキャナに絶対原点位置を持
つことができる。
動させた時、オプティカルスキャナ及び制御部の温度ド
リフト等により、必ずしも絶対原点位置に移動できると
は限らない。この時の位置変動量は分割型フォトダイオ
ードセンターからの変位量として表われるので、移動座
標指令値に変動量分オフセットを与えることで、常に絶
対原点位置へ移動することができる。
対し、温度ドリフト等が原因で実際の移動量は必ずしも
移動座標指令値に一致しないことが多い。この様なゲイ
ン変動に対しても前述の様に分割型フォトダイオードを
オプティカルスキャナのスキャンエリア最大座標値のと
ころに設置しておくことにより、ゲイン変動倍率を算出
し、補正をかけ、常に移動座標指令値に一致する位置に
移動することが可能となる。
変動検出用の分割型フォトダイオード15のセンタを設
置しておき、移動座標指令値に対し分割型フォトダイオ
ード15からの出力により求められる実際に移動した移
動量がX+αであったとすると、X/(X+α)×100
(%)でゲインの補正変動倍率を求めることができる。
座標指令値に係数としてかけた値でオプティカルスキャ
ナを移動させれば、常に移動座標指令値に一致した量だ
け移動することができる。
必要となる。尚、ゲイン変動を検出する前に絶対原点位
置の補正を行なっておくことが条件となる。
スキャナ光学系を経た移動位置の補正を、極めて簡単に
かつ高速に行うことができるので、スキャナ光学系の温
度ドリフトの悪影響を高速かつローコストでなくすこと
が可能となるという効果がある。
る。
オードとその位置検出信号処理系との関係を示す図であ
る。
ド 20 コンピュータ 21 加工用YAGレーザ発振器 24 変位信号増幅・演算・A/D 変換部
Claims (2)
- 【請求項1】 加工用及び位置検出用レーザ光を夫々出
射するレーザ発振器と、これ等両レーザ光を走査するス
キャナ光学部と、それぞれ4分割フォトダイオードの4
つの分割領域からの信号に基づき、前記位置検出用レー
ザ光の4分割フォトダイオードセンターからの変位量を
出力して前記スキャナ光学部を経た前記位置検出用レー
ザ光の2つの基準位置夫々からの変位量を出力する2つ
の変位検出部と、前記2つの変位量から移動座標指令値
に対する補正量を求め補正後の移動座標指令値に従い前
記スキャナ光学部の制御を行う制御部とを含むレーザ加
工装置において、 前記2つの基準位置の一方は、前記スキャナ光学部が予
め設定されたゲイン検出位置にあるときの前記位置検出
用レーザ光の位置であり、 前記制御部は、前記2つの基準位置の一方に対応する移
動指令値と、前記2つの基準位置の一方に設置された4
分割フォトダイオードからの出力により求めた前記移動
指令値に対する実際の移動量との比を示すゲイン変動倍
率を求め、前記ゲイン変動倍率により補正した座標指令
値に従い前記スキャナ光学部の制御を行う ことを特徴と
するレーザ加工装置。 - 【請求項2】 前記2つの基準位置の一方は、前記スキ
ャナ光学部が予め設定された原点位置にあるときの前記
位置検出用レーザ光の位置であることを特徴とする請求
項1記載のレーザ加工装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP03049028A JP3088117B2 (ja) | 1991-02-21 | 1991-02-21 | レーザ加工装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP03049028A JP3088117B2 (ja) | 1991-02-21 | 1991-02-21 | レーザ加工装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06142953A JPH06142953A (ja) | 1994-05-24 |
JP3088117B2 true JP3088117B2 (ja) | 2000-09-18 |
Family
ID=12819648
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP03049028A Expired - Fee Related JP3088117B2 (ja) | 1991-02-21 | 1991-02-21 | レーザ加工装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3088117B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6001155B1 (ja) * | 2015-12-08 | 2016-10-05 | 東英商事株式会社 | 串焼き用器具 |
US11623299B2 (en) | 2018-03-14 | 2023-04-11 | Precitec Gmbh & Co. Kg | Device for determining an orientation of an optical device of a coherence tomograph, coherence tomograph and laser processing system |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3430124B2 (ja) * | 2000-06-02 | 2003-07-28 | 山形日本電気株式会社 | 半導体製造装置のゲート部位処理装置及び処理方法 |
JP2002210578A (ja) * | 2001-01-17 | 2002-07-30 | Sumitomo Heavy Ind Ltd | レーザ照射装置及びレーザ加工方法 |
JP2005262311A (ja) * | 2004-03-22 | 2005-09-29 | Fine Device:Kk | レーザ加工装置及びレーザ加工方法 |
GB2485985B (en) * | 2010-11-30 | 2015-07-22 | Powerphotonic Ltd | Laser pulse generation method and apparatus |
CN111843190B (zh) * | 2020-06-22 | 2023-04-07 | 常州捷佳创智能装备有限公司 | 激光加工设备的校准方法 |
-
1991
- 1991-02-21 JP JP03049028A patent/JP3088117B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6001155B1 (ja) * | 2015-12-08 | 2016-10-05 | 東英商事株式会社 | 串焼き用器具 |
US11623299B2 (en) | 2018-03-14 | 2023-04-11 | Precitec Gmbh & Co. Kg | Device for determining an orientation of an optical device of a coherence tomograph, coherence tomograph and laser processing system |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH06142953A (ja) | 1994-05-24 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH05264221A (ja) | 半導体露光装置用マーク位置検出装置及びこれを用いた半導体露光装置用位置合わせ装置 | |
JP3088117B2 (ja) | レーザ加工装置 | |
US4686359A (en) | Picture scanning and recording using a photoelectric focusing system | |
JP2000338432A (ja) | レーザー露光装置及びその方法 | |
JP2000294608A (ja) | 表面画像投影装置及び方法 | |
JPH0871780A (ja) | レーザ位置決め加工方法及び装置 | |
JPH05228672A (ja) | 自動アライメント調整装置 | |
JPH01162591A (ja) | レーザビーム・スキャナ | |
JPH11309593A (ja) | レーザ位置決め加工方法及び装置 | |
JP2526891B2 (ja) | レ−ザビ−ム・スキヤナ | |
JP2001311866A (ja) | 顕微鏡のオートフォーカス方法及び装置 | |
KR100538003B1 (ko) | 레이저 시스템의 x-y 스테이지의 이동오차 보정방법 및그 장치 | |
JPH09103893A (ja) | レーザビームスキャナ及びレーザ加工装置 | |
JPH01278987A (ja) | 光軸調整装置 | |
KR100696396B1 (ko) | 레이저 가공 장치 | |
JPH06277864A (ja) | レーザ加工装置 | |
JP2887656B2 (ja) | レーザ加工装置 | |
KR100486088B1 (ko) | 포스트 비젼 카메라를 이용한 레이저 마킹시스템의 마킹보정방법 | |
JPH05196420A (ja) | 半導体露光装置用位置合わせ方法及び装置 | |
JPH0518780U (ja) | レーザビーム位置決め装置 | |
JPH08243773A (ja) | レーザ加工装置 | |
JPH0772090A (ja) | 結晶欠陥検出装置における観察深度設定方法 | |
JPS63154912A (ja) | 路面計測装置 | |
JP2000298004A (ja) | 位置計測装置 | |
JP3775790B2 (ja) | 画像処理システム |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 19990309 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20000620 |
|
S533 | Written request for registration of change of name |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111 |
|
R371 | Transfer withdrawn |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R371 |
|
S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111 |
|
S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20070714 Year of fee payment: 7 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080714 Year of fee payment: 8 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080714 Year of fee payment: 8 |
|
S533 | Written request for registration of change of name |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080714 Year of fee payment: 8 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090714 Year of fee payment: 9 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |