JP3088018U - 垂木支持用ブラケットを備えたパイプバンド - Google Patents
垂木支持用ブラケットを備えたパイプバンドInfo
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- JP3088018U JP3088018U JP2001005097U JP2001005097U JP3088018U JP 3088018 U JP3088018 U JP 3088018U JP 2001005097 U JP2001005097 U JP 2001005097U JP 2001005097 U JP2001005097 U JP 2001005097U JP 3088018 U JP3088018 U JP 3088018U
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- rafter
- pipe
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Abstract
(57)【要約】
【課題】二つのバンド半体で仮設パイプを挟んでボルト
を締め付けることにより仮設パイプに固定できるパイプ
バンドであって、製造コストを増やさないで量産できる
ようにバンド半体の平滑面部に垂木支持用ブラケットを
重ねて直接に連結して特に回らないように固定してなる
アングル形又はチャンネル形等の垂木支持用ブラケット
を備えた垂木支持用ブラケットを備えたパイプバンド。 【解決手段】パイプバンド１と垂木支持用ブラケット２
とが直接に連結固定される。パイプバンド１は、二つの
バンド半体１a,１bと有しボルトで仮設パイプＰに締付
け固定される。垂木支持用ブラケット２の正面部２aに
小孔を穿設し、その周りの円環状面積について絞り加工
して円筒部２a'を形成し、該円筒部２a'を前記バンド半
体１aの円孔に通した状態でフレア部２''を成形し、さ
らに、フレア部２a"に対して楔状の溝２a'''を刻設して
フレア部２a''を前記バンド半体の概略Ｌ形字部に食い
込ませて回らないように係合固定している。
を締め付けることにより仮設パイプに固定できるパイプ
バンドであって、製造コストを増やさないで量産できる
ようにバンド半体の平滑面部に垂木支持用ブラケットを
重ねて直接に連結して特に回らないように固定してなる
アングル形又はチャンネル形等の垂木支持用ブラケット
を備えた垂木支持用ブラケットを備えたパイプバンド。 【解決手段】パイプバンド１と垂木支持用ブラケット２
とが直接に連結固定される。パイプバンド１は、二つの
バンド半体１a,１bと有しボルトで仮設パイプＰに締付
け固定される。垂木支持用ブラケット２の正面部２aに
小孔を穿設し、その周りの円環状面積について絞り加工
して円筒部２a'を形成し、該円筒部２a'を前記バンド半
体１aの円孔に通した状態でフレア部２''を成形し、さ
らに、フレア部２a"に対して楔状の溝２a'''を刻設して
フレア部２a''を前記バンド半体の概略Ｌ形字部に食い
込ませて回らないように係合固定している。
Description
【０００１】
本願考案は、垂木を釘で打ち付け支持できるブラケットを備えたパイプバンド に関し、詳しくは二つのバンド半体で仮設パイプを挟んでボルトを締め付けるこ とにより仮設パイプに固定できるパイプバンドであって、バンド半体の平滑面部 に垂木支持用ブラケットを重ねて直接に連結して特に回らないように固定してな るアングル形又はチャンネル形等の垂木支持用ブラケットを備えたパイプバンド に関する。
【０００２】
従来の垂木支持用ブラケットを備えたパイプバンドは、バンド半体の平滑面部 に垂木支持用ブラケットを重ねて直接に連結している構成であり、垂木支持用ブ ラケットをバンド半体の平滑面部に穿設した円孔に差し込んでフレアにして連結 しているので、垂木支持用ブラケットがパイプバンドに対して自由に回ることが 出来るから、垂木支持用ブラケットに設けた穴に釘を通して垂木に打ち付けて垂 木支持用ブラケットで垂木の中途を支持すると垂木が傾くので、一人で垂木を釘 打ちして取付けるには不便があった。
【０００３】
本願考案は、上述した点に鑑み案出したもので、二つのバンド半体で仮設パイ プを挟んでボルトを締め付けることにより仮設パイプに固定できるパイプバンド であって、製造コストを増やさないで量産できるようにバンド半体の平滑面部に 垂木支持用ブラケットを重ねて直接に連結して特に回らないように固定してなる アングル形又はチャンネル形等の垂木支持用ブラケットを備えた垂木支持用ブラ ケットを備えたパイプバンドを提供することを目的としている。
【０００４】
本願考案は、鉄板を所要形状にプレス成形してなる二つのバンド半体で仮設パ イプを挟んでボルトを締め付けることにより仮設パイプに固定できるパイプバン ドの、バンド半体の平滑面部に垂木支持用ブラケットを重ねて直接に連結固定し てなるアングル形又はチャンネル形等の垂木支持用ブラケットを備えたパイプバ ンドであって、 バンド半体の平滑面部に円孔を穿設し、他方、バンド半体の平滑面部に重なる 垂木支持用ブラケットの正面部に前記バンド半体に穿設した円孔よりも所要小さ い小孔を穿設し、該小孔の前記円孔との差の円環状面積について絞り加工して円 筒部を形成し、該円筒部を前記バンド半体の円孔に通した状態でさらに円筒部の 先端が断面が扁平な半円弧状となるフレア部をプレス成形して該フレア部と前記 正面部とで前記バンド半体の平滑面部に挟圧係合し、さらに、フレア部に対して タガネ状プレス工具の圧接によりその周方向の複数箇所に径方向の楔状の溝を刻 設してフレア部を前記バンド半体の概略Ｌ形字部に食い込ませて前記バンド半体 に対して垂木支持用ブラケットが回らないように係合固定していることを特徴と する垂木支持用ブラケットを備えたパイプバンドを提供することにある。
【０００５】
本願考案の実施の形態に係る垂木支持用ブラケットを備えたパイプバンドを図 面を参照して説明する。 この垂木支持用ブラケットを備えたパイプバンドは、パイプバンド１と垂木支 持用ブラケット２とからなる。
【０００６】 パイプバンド１は、鉄板を所要の殻形状にプレス成形されてなり仮設パイプＰ を挟んでボルトを締め付けることにより仮設パイプに固定できる二つのバンド半 体１a,１bと、バンド半体１a,１bの基端同士を連結する連結ピン１cを有し、バ ンド半体１aの先端に連結ボルト１dの頭部リング部をピン１eにより枢着されね じ部をバンド半体１bの先端二股部に入れて鍔付きナット１fを螺合し締付けてバ ンド半体１a,１bの先端同士を締付けて仮設パイプＰに固定する連結ボルト１dと 、バンド半体１a,１bの先端同士を連結するように構成されている。 バンド半体１aは、プレス成形により、仮設パイプに係合する円弧状湾部を有 するリブを概略Ｌ形字部の両側縁に延在する殻形状に形成されてなり、概略Ｌ形 字部の正面に平滑面部１a'がある。
【０００７】 垂木支持用ブラケット２は、アングル形に形成されていて、正面部２aをバン ド半体１aの平滑面部１a'に重ねて正面部２aに設けた掛止部で平滑面部１a'に対 し直接に連結固定されている。垂木支持用ブラケット２の側面部２bには適数個 の釘孔２b'が穿設されている。
【０００８】 バンド半体１aの平滑面部１a'には垂木支持用ブラケット２を連結するための 円孔が穿設されている。 他方、バンド半体１aの平滑面部１a'に重なる垂木支持用ブラケット２の正面 部２aに前記バンド半体１aに穿設した円孔よりも所要小さい小孔を穿設し、該小 孔の前記円孔との差の円環状面積について絞り加工して円筒部２a'を形成し、該 円筒部２a'を前記バンド半体１aの円孔に通した状態でさらに円筒部の先端が断 面が扁平な半円弧状となるフレア部２a''をプレス成形して該フレア部２a''と前 記正面部２aとで前記バンド半体１aの平滑面部１a'に挟圧係合し、さらに、フレ ア部２a''に対してタガネ状プレス工具の圧接によりその周方向の複数箇所に径 方向の楔状の溝２a'''を刻設してフレア部２a''を前記バンド半体の概略Ｌ形字 部に食い込ませて前記バンド半体１aに対して垂木支持用ブラケット２が回らな いように係合固定している。
【０００９】 パイプバンド１を仮設パイプＰに固定し、垂木支持用ブラケット２に垂木Ｗを 添えて釘３を釘孔２b'に通して垂木Ｗに打ち込む。従って、仮設パイプとパイプ バンドで物置等の骨格を組み立ててから、本願発明の垂木支持用ブラケットを備 えたパイプバンドを所望の位置に固定して垂木を取付けてからプラスチック製の 波板を釘打ちして物置等の仮設建物を作ることが出来る。
【００１０】 垂木支持用ブラケット２は、アングル形に限定されるものではなく、チャンネ ル形等であっても良い。 垂木支持用ブラケット２は、垂木を図で示す方向とは９０度異なる方向に支持 するようにパイプバンド１に対して固設しても良い。 垂木支持用ブラケット２をバンド半体のいずれにも固設しても良い。
【００１１】
本願考案の垂木支持用ブラケットを備えたパイプバンドによれば、垂木支持用 ブラケットがバンド半体に対して垂木支持用ブラケットが回らないように直接に 係合固定しているから垂木を安定して支持できる。 本願考案の垂木支持用ブラケットを備えたパイプバンドによれば、垂木支持用 ブラケットとバンド半体とをピン等の別の部品で連結固定するものではなく、垂 木支持用ブラケットとバンド半体とを組み付けるプレス成形工程に続けてプレス 工程を一工程増やすだけで垂木支持用ブラケットをバンド半体に対して直接に連 結固定できるので、製造コストを増やさないで量産できる。
【図１】（a）は本願考案の実施の形態に係る垂木支持
用ブラケットを備えたパイプバンドの正面図、（b）は
側面図。
用ブラケットを備えたパイプバンドの正面図、（b）は
側面図。
【図２】図１におけるII−II断面図。
【図３】図１におけるIII−III断面図。
【図４】本願考案の実施の形態に係る垂木支持用ブラケ
ットを備えたパイプバンドの使用状態図。
ットを備えたパイプバンドの使用状態図。
１・・・パイプバンド、２・・・垂木支持用ブラケッ
ト、Ｐ・・・仮設パイプ、１a,１b・・・バンド半体、
１c・・・連結ピン、１d・・・連結ボルト、１e・・・
ピン、１f・・・鍔付きナット、１a'・・・平滑面部、
２a・・・正面部、２b・・・側面部、２b'・・・釘孔、
２a'・・・円筒部、２a''・・・フレア部、２a'''・・
・溝、Ｗ・・・垂木、
ト、Ｐ・・・仮設パイプ、１a,１b・・・バンド半体、
１c・・・連結ピン、１d・・・連結ボルト、１e・・・
ピン、１f・・・鍔付きナット、１a'・・・平滑面部、
２a・・・正面部、２b・・・側面部、２b'・・・釘孔、
２a'・・・円筒部、２a''・・・フレア部、２a'''・・
・溝、Ｗ・・・垂木、
Claims (1)
- 【請求項１】 鉄板を所要形状にプレス成形してなる二
つのバンド半体で仮設パイプを挟んでボルトを締め付け
ることにより仮設パイプに固定できるパイプバンドの、
バンド半体の平滑面部に垂木支持用ブラケットを重ねて
直接に連結固定してなるアングル形又はチャンネル形等
の垂木支持用ブラケットを備えたパイプバンドであっ
て、 バンド半体の平滑面部に円孔を穿設し、他方、バンド半
体の平滑面部に重なる垂木支持用ブラケットの正面部に
前記バンド半体に穿設した円孔よりも所要小さい小孔を
穿設し、該小孔の前記円孔との差の円環状面積について
絞り加工して円筒部を形成し、該円筒部を前記バンド半
体の円孔に通した状態でさらに円筒部の先端が断面が扁
平な半円弧状となるフレア部をプレス成形して該フレア
部と前記正面部とで前記バンド半体の平滑面部に挟圧係
合し、さらに、フレア部に対してタガネ状プレス工具の
圧接によりその周方向の複数箇所に径方向の楔状の溝を
刻設してフレア部を前記バンド半体の概略Ｌ形字部に食
い込ませて前記バンド半体に対して垂木支持用ブラケッ
トが回らないように係合固定していることを特徴とする
垂木支持用ブラケットを備えたパイプバンド。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001005097U JP3088018U (ja) | 2001-08-02 | 2001-08-02 | 垂木支持用ブラケットを備えたパイプバンド |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001005097U JP3088018U (ja) | 2001-08-02 | 2001-08-02 | 垂木支持用ブラケットを備えたパイプバンド |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP3088018U true JP3088018U (ja) | 2002-08-30 |
Family
ID=43239342
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2001005097U Expired - Lifetime JP3088018U (ja) | 2001-08-02 | 2001-08-02 | 垂木支持用ブラケットを備えたパイプバンド |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3088018U (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2013113083A (ja) * | 2011-11-25 | 2013-06-10 | Tetsuro Kobayashi | 間仕切り用クランプ及びその構成部材 |
| US10517861B2 (en) | 2013-05-14 | 2019-12-31 | Eisai R&D Management Co., Ltd. | Biomarkers for predicting and assessing responsiveness of endometrial cancer subjects to lenvatinib compounds |
| US10822307B2 (en) | 2014-08-28 | 2020-11-03 | Eisai R&D Management Co., Ltd. | High-purity quinoline derivative and method for manufacturing same |
| US11090386B2 (en) | 2015-02-25 | 2021-08-17 | Eisai R&D Management Co., Ltd. | Method for suppressing bitterness of quinoline derivative |
| US11369623B2 (en) | 2015-06-16 | 2022-06-28 | Prism Pharma Co., Ltd. | Anticancer combination of a CBP/catenin inhibitor and an immune checkpoint inhibitor |
-
2001
- 2001-08-02 JP JP2001005097U patent/JP3088018U/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2013113083A (ja) * | 2011-11-25 | 2013-06-10 | Tetsuro Kobayashi | 間仕切り用クランプ及びその構成部材 |
| US10517861B2 (en) | 2013-05-14 | 2019-12-31 | Eisai R&D Management Co., Ltd. | Biomarkers for predicting and assessing responsiveness of endometrial cancer subjects to lenvatinib compounds |
| US10822307B2 (en) | 2014-08-28 | 2020-11-03 | Eisai R&D Management Co., Ltd. | High-purity quinoline derivative and method for manufacturing same |
| US11090386B2 (en) | 2015-02-25 | 2021-08-17 | Eisai R&D Management Co., Ltd. | Method for suppressing bitterness of quinoline derivative |
| US11369623B2 (en) | 2015-06-16 | 2022-06-28 | Prism Pharma Co., Ltd. | Anticancer combination of a CBP/catenin inhibitor and an immune checkpoint inhibitor |
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