JP2527758Y2 - 感知器ベースの取付具 - Google Patents

感知器ベースの取付具

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JP2527758Y2
JP2527758Y2 JP12941190U JP12941190U JP2527758Y2 JP 2527758 Y2 JP2527758 Y2 JP 2527758Y2 JP 12941190 U JP12941190 U JP 12941190U JP 12941190 U JP12941190 U JP 12941190U JP 2527758 Y2 JP2527758 Y2 JP 2527758Y2
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秀雄 山下
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Matsushita Electric Works Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、感知器例えば熱感知器、煙感知器等を天井
材その他の造営面に、感知器ベースを介して取付けるた
めの感知器ベースの取付具に関するものである。
(従来の技術) 従来、この種の感知器ベースの取付構造として、第7
図乃至第10図に示すものがある。
この感知器ベース1は、第7図に示すように絶縁物質
例えば合成樹脂材により一体的に成形された鍔1a付冠帽
状を呈し、天井材2に設けられた開口部3に、その下側
から嵌入され、取付金具4と該金具4に螺挿されかつ前
記鍔1aの取付穴5に挿通した取付ねじ6により、天井材
2に挟着状に固定するようになっている。そして、該感
知器ベース1を天井材2に取付ける場合は、まず、第8
図に示すように、取付金具4の先端4aを感知器ベース1
の天板1bに当接させて格納状態とし、これを天井材2の
開口部3の下方から挿入して、鍔1aの上面を天井材2の
下面に当接させる。次いで、第8図に矢印ロで示す方向
に取付ねじ6を180度回転させると、取付金具4の先端4
aが反転した位置に至り、係止片4bがベース1の係止部
7に当接して、第9図の状態となる。そこで、取付ねじ
6を締付け方向(図中矢印ロ方向)に回転させると、取
付金具4は感知器ベース1の外側面に拘束されて回転す
ることなく下方に螺進されて、第10図に示すように、鍔
1aと取付金具4により天井材2が取付ねじ6を介して上
下面から挟着固定される。
天井材2の材質は、木質系、石膏ボード、金属板等と
多様であり、天井材2の厚さも約1〜25mmと広範囲にわ
たっており、前記取付金具4の天井材との接触面積が大
きいほど、取付強度が増大する。なお、8は取付ねじ支
持片である。
(考案が解決しようとする課題) ところで、従来例で説明した取付構造では、取付金具
4を感知器ベース1の天板1b上に格納した状態で該ベー
ス1と共に、天井材2の開口部3から挿入され、しかも
天板1b上面には端子部及び感知器ヘッド取付部を備えて
いるため、取付金具4は寸法上の制約を受け、天井材2
との十分な接触面積が得られず、取付強度の増大に限度
があるなどの問題があった。
本考案は、上述のような実状に着目して案出されたも
ので、その目的とするところは、取付板の天井材等との
接触面積の増大を図り、取付強度を大幅に増強でき、し
かも取付け作業が容易な感知器ベースの取付具を提供す
るにある。
(課題を解決するための手段) 本考案では、上記目的を達成するために、次の技術的
手段を講じた。
即ち、本考案は、天井材等の造営面に設けられた開口
部に、下方から感知器ベースを嵌入し、感知器ベースの
下端開口外周に形成されかつ造営面に当接される鍔部
を、天井材等にその裏側から固着する感知器ベースの取
付具であって、2個一対の円弧状取付板の各一端を枢軸
を介して回動可能に連結すると共にばね体により各他端
を常に対向外方に付勢し、各取付板他端に取付ねじを螺
挿した点に特徴がある。
(作用) 本考案によれば、各取付板をその他端を取付ねじを介
して対向内方に押動させてすぼめた状態としたまま(第
3図参照)、これを第4図に示すように天井材の下側か
ら開口部に挿入し、両取付板の下面を天井材の裏面に当
接させ、取付ねじの押動を解放して取付板の他端の拘束
を解いてばね体により対向外方に回動させ、取付ねじを
開口部内周端縁に当接させる。次に第5図に示すよう
に、感知器ベースを開口部に下方から挿入し、取付ねじ
の頭部を鍔部の取付穴に挿通した後、同図矢印で示す
方向に感知器ベースを回動させ、取付ねじを締付けて前
記ベースの鍔部と取付板とにより取付ねじを介して天井
材を挟着固定する。
なお、感知器ベースの取外し作業は、前記と逆の順序
で行なえばよい。
(実施例) 以下、本考案の実施例を図面に基づき説明する。
第1図乃至第6図は本考案の実施例を示し、感知器ベ
ース11は、第5図及び第6図に示すように合成樹脂等の
絶縁物質からなる鍔付冠帽状で、下端開口外周に形成さ
れた鍔部11aの外径が、天井材12の開口部13の内径より
も大きくされ、該鍔部11aに取付穴14が周方向に等間隔
で複数設けられている。この取付穴14は、小径のねじ挿
通部分14a(ねじ固定部)と、大径のねじ頭部挿通部分1
4b及び両部分を連通する部分14cとからなり、取付ねじ1
5をその頭部15aから挿入し嵌合しうるようになってい
る。そして、感知器ベース11の天板11bには、図示して
いないが、従来と同様に端子部、感知器ヘッド取付穴等
が夫々設けられ、天板の下面に感知器ヘッドが取付けう
るようになっている。なお、感知器ベース11には、天板
11bに従来例のような係止部7が不要であり、外側面に
取付ねじ支持片を突設する必要もない。
16は取付具で、第1図乃至第3図に示すように、金属
板製の2個一対の円弧状取付板17a,17bと枢軸18と、ば
ね体19及び前記取付ねじ15とから成っている。前記取付
板17a,17b各一端には軸孔20a,20bが設けられ、他端には
取付ねじ孔21a,21bが設けられており、一方の取付板17a
の一端外側に係止溝22が設けられると共に他方の取付板
17bの一端外側に係止突片23が上向きに突設されてお
り、両取付板17a,17bの拡開状態において係止溝22に係
止突片23が嵌入係合するようになっている。
そして、両軸孔20a,20bには、ハトメ鋲状の枢軸18が
嵌入され、枢軸18には前記ばね体19の環状部19aが外嵌
された後、端部がカシメられて、両取付板17a,17bが枢
軸18回りに回動自在とされている。前記ばね体19は、一
端19bが取付板17aの内周面に係止され、他端19cが取付
板17bの内周面に係止されており、両取付板17a,17bが常
に対向外方の拡開する方向に付勢されている。そして、
両取付板17a,17bの拡開限は、前記係止溝22と係止突片2
3の係合によって規制され、このときの両取付ねじ15の
ピッチp1が、感知器ベース11の取付穴14のピッチp2と略
等しくなるように設計されている。
なお、両取付板17a,17bは、拡開状態において略半円
形となり、取付ねじ孔21a,21bの中心を結ぶ直線が、両
取付板17a,17bの曲率中心を通るように設計されてお
り、このとき、両取付ねじ15が天井材12の開口部13内周
端縁に当接するように構成するのが好ましい。
また、前記係止突片23は、切り起し状に形成され、係
止溝22に係脱可能となるように可撓性を備えている。
さらに、前記取付ねじ15の先端は抜止め加工が施され
ている。
上記実施例において、感知器ベース11を天井材12に取
付ける場合は、第4図に示すように、まず取付具16の両
取付ねじ15を、指先Fで両側から対向内方に押動して、
両取付板17a,17bをすぼめた状態としたまま、これを天
井材12の下側からその開口部13に挿入し、両取付板17a,
17bの下面を天井材12の裏面に当接させ、指先Fを両取
付ねじ15から離すと、ばね体19の付勢力によって両取付
板17a,17bが拡開状態となり、両取付ねじ15が開口部13
の内周端縁に当接し、第5図に示す状態になる。
次に、感知器ベース11を、第5図に示すように、天井
材12の下方から開口部13に嵌入し、取付穴14の大径のね
じ頭部挿通部分14bに、取付ねじ頭部15aを挿通した後、
同図矢印で示す方向に前記ベース11を回動させ、取付
ねじ15が取付穴14のねじ挿通部分14aに嵌入すると、取
付ねじ15を締付け、第6図に示すように、前記ベース11
の鍔部11aと取付板17a,17bとにより、天井材12を取付ね
じ15を介して上下面から挟着固定する。
このようにして、取付板17a,17bの天井材12との接触
面積が大幅に増加するので、感知器ベース11の取付強度
が増大する。
なお、感知器ベース11を天井材12から取り外すとき
は、前記取付ねじ15を緩めて前述と逆の順序で行なえば
よい。
本考案は、上記実施例に限定されるものではなく、適
宜設計変更することができる。
(考案の効果) 本考案は、上述のように、取付具が2個一対の円弧状
取付板の各一端を枢軸を介して回動可能に連結すると共
に、ばね体により各地他端を常に対向外方に付勢し、各
取付板他端に取付ねじを螺挿してなるものであるから、
前記感知器ベースを挿入する前に天井材等に取付具をセ
ットでき、取付板と天井材等に取付具をセットでき、取
付板と天井材等との接触面積を大きくすることができる
と共に取付強度を大幅に増大させることが可能であり、
取付作業性の向上を図ることができる。
また、取付ねじの長さは感知器ベースの高さに関係が
ないので、高さの大きい感知器ベースにあっても、取付
ねじの回転数は多くならず、迅速に取付作業を行なうこ
とができ、感知器ベースに係止片や取付ねじ支持片が不
要となり、構造が簡単となるうえ、施工性が向上する。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第6図は本考案の実施例を示すもので、第1
図は分解斜視図、第2図は拡開状態の平面図、第3図は
すぼめた状態の平面図、第4図乃至第6図は感知器ベー
ス取付作業説明図、第7図乃至第10図は従来例を示し、
第7図は斜視図、第8図乃至第10図は取付作業説明図で
ある。 11……感知器ベース、11a……鍔部、12……天井材等、1
3……開口部、15……取付ねじ、16……取付具、17a,17b
……取付板、18……枢軸、19……ばね体、21a,21b……
取付ねじ孔。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】天井材等の造営面に設けられた開口部に、
    下方から感知器ベースを嵌入し、感知器ベースの下端開
    口外周に形成されかつ造営面に当接される鍔部を、天井
    材等にその裏側から固着する感知器ベースの取付具であ
    って、2個一対の円弧状取付板の各一端を枢軸を介して
    回動可能に連結すると共にばね体により各他端を常に対
    向外方に付勢し、各取付板他端に取付ねじを螺挿したこ
    とを特徴とする感知器ベースの取付具。
JP12941190U 1990-11-30 1990-11-30 感知器ベースの取付具 Expired - Lifetime JP2527758Y2 (ja)

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KR102065843B1 (ko) * 2018-05-18 2020-03-02 박득재 천장면에 설치되는 소방용 전기기구의 고정구

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