JP3087851B1 - 産業廃棄物収容バッグ - Google Patents

産業廃棄物収容バッグ

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JP3087851B1 JP11231731A JP23173199A JP3087851B1 JP 3087851 B1 JP3087851 B1 JP 3087851B1 JP 11231731 A JP11231731 A JP 11231731A JP 23173199 A JP23173199 A JP 23173199A JP 3087851 B1 JP3087851 B1 JP 3087851B1
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Abstract

【要約】 【課題】 産業廃棄物排出時におけるバッグの破損の低
減および作業時間の短縮を図る。 【解決手段】 上下に投入口,排出口が全面開口し、ク
レーンのフックに係合可能な吊りロープ11が側面に取
り付けられ四角筒状に形成された袋本体1の排出口の開
口縁に、先端に排出口を塞いだ状態でクレーンのフック
に係合可能な底部カバー5を設け、袋本体1吊り上げ時
に底部カバー5を同時に吊り上げる構成とした。袋本体
1と底部カバー4,5を布材で形成し、表裏両面にポリ
エチレンのラミネート処理を施した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、工場、建築現場、
建築物の解体現場等で排出される産業廃棄物を処理場ま
で運搬する際に使用される産業廃棄物収容バッグに関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の産業廃棄物収容バッグと
しては、図4(イ)に示すようなものが公知である。こ
の産業廃棄物収容バッグは、ポリプロピレン生地を縫成
して形成された矩形の袋状体であり、上部開口の周縁に
はフラップ状のカバー01が設けられるとともに、その
底面から側面にかけて吊り上げ用のベルト02が縫着さ
れている。また、図4(ロ)に示すように、底面中央に
は十字状に設けられた反転用のベルト03が縫着されて
いて、処理場で内部の産業廃棄物を排出するときには、
ベルト03をクレーンのフックに玉掛けし、フックを上
昇させることでバッグを上下反転させ、開口から内部の
産業廃棄物を排出させる構成となっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の産業廃
棄物収容バッグは、次に列記する問題点を有していた。
バッグを反転させる際に、内容物が攪乱状態とな
り、釘が刺さったままの木材片や金属片、鉄筋等の先鋭
な収容物がバッグの側部や底部に引っ掛かって破けた
り、局部に集中して大きな負荷がかかることが多く、バ
ッグの破損を招きやすい。加えて、スムーズに排出でき
ないことが多く、排出作業に大変手間がかかる。 バ
ッグを回転させながら収容物を落下させて排出する構造
上、バッグの直下だけでなく位置ずれして側方にも多量
の収容物が落下してしまうので、クレーン操作で排出位
置を設定する際にずれを考慮しなければならず手間がか
かる。また、収容物をベルトコンベアー等の選別ライン
に落下させる場合、収容物がベルトの外にはみだして落
ちないようにするため、ベルト幅を太く形成しなければ
ならない。 反転用のベルト03がミシン縫着された
ものであるので、反転時の集中負荷に耐えきれず縫糸が
切れたり綻ぶことが多い。 補修手段が破損箇所を継
ぎ接ぎしてミシン縫製するしかなかったので、バッグに
破損が生じた場合はメーカーの工場に送付して補修を待
たねばならなかった。
【0004】本発明は、従来の技術の有するこのような
問題点に着目してなされたものであって、その目的とす
るところは、産業廃棄物排出時におけるバッグの破損の
低減および作業時間の短縮を図ることができる産業廃棄
物収容バッグを提供することである。また、本発明は、
破損時には現場で簡単に補修可能な産業廃棄物収容バッ
グを提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明請求項1記載の産業廃棄物収容バッグでは、
上部に投入口を有し内部に産業廃棄物を収容可能に形成
され、クレーンのフックに係合可能な掛止部を外周に備
えて吊り上げ可能に形成され、バッグの底部全面に開閉
可能な排出口が設けられた産業廃棄物収容バッグにおい
て、一端が前記排出口の開口縁に連結されてこの排出口
を閉塞可能な大きさに形成され、他端の先端にクレーン
のフックに係合可能な掛止部を備え排出口を閉塞した状
態で吊り上げ可能に形成された底蓋材を有することを特
徴とする。
【0006】請求項2記載の発明では、請求項1記載の
産業廃棄物収容バッグにおいて、前記産業廃棄物収容バ
ッグが枠体に挿入され、この枠体はバッグの隅部上部を
係止する支柱とこの支柱を立設させる横連結材とで前記
産業廃棄物収容バッグが上部開口から挿入可能に形成さ
れ、かつ、前記産業廃棄物収容バッグは、前記投入口の
開口縁外周に枠体挿入時に枠体の支柱上部に着脱自在に
巻き付け固定可能に形成された複数の固定具が設けら
れ、この固定具を枠体に固定していくことで投入口が開
口しバッグが自立した状態で装着されることを特徴とす
る。
【0007】請求項3記載の発明では、請求項2記載の
産業廃棄物収容バッグにおいて、側部外周に複数の拡幅
用把持部が設けられていることを特徴とする。
【0008】請求項4記載の発明では、請求項1〜3
いずれか1項に記載の産業廃棄物収容バッグにおいて、
前記投入口の開口縁に連続して互いに対向するように上
蓋片が少なくとも1組設けられ、両上蓋片の先端には係
止部が設けられ、かつ、前記両上蓋片が連続している開
口縁の内側および外側に前記係止部と係合可能な被係止
部が設けられていることを特徴とする。
【0009】請求項5記載の発明では、請求項1〜4
いずれか1項に記載の産業廃棄物収容バッグにおいて、
側部と底部の少なくとも表面側がポリエチレンでラミネ
ート処理されていることを特徴とする。
【0010】
【作用】請求項1記載の産業廃棄物収容バッグは、底部
全面に排出口が設けられているので、収容した産業廃棄
物が攪拌されずにそのままの状態で排出口から落下す
る。よって、内容物を短時間でスムーズに排出でき、排
出時に無理な負荷がバッグの局部に集中することがな
い。また、バッグの直下に排出できるので、クレーンに
よる位置決め操作が楽である。そして、バッグ吊り上げ
時に底蓋材ごと吊り上げる構成であるので、排出口が閉
塞した状態を確実に保持できる。また排出時には、底蓋
材をクレーンのフックから外した状態でバッグを吊り上
げるだけで、素早く簡単に収容物を排出できる。
【0011】請求項2記載の産業廃棄物収容バッグは、
バッグの開口状態と自立状態が確実に保持される。
【0012】請求項3記載の産業廃棄物収容バッグは、
バッグを枠体に装着する際、拡幅用把持部を手で持って
引っ張ることで簡単にバッグを拡幅できる。
【0013】請求項4記載の産業廃棄物収容バッグは、
対向する上蓋片同士が2箇所で係合されるので、上蓋片
同士を確実に固定でき投入口の閉塞状態を保持できる。
【0014】請求項5記載の産業廃棄物収容バッグは、
接着剤が付着しやすい表面層とすることで、産業廃棄物
収容時や排出時に破損した場合にその場で表面側から接
着剤を用いて簡単に継ぎ接ぎ補修が可能である。
【0015】
【発明の実施の形態】実施の形態について図面を参照し
て説明する。図1は実施の形態の産業廃棄物収容バッグ
Aを示す正面図、図2は産業廃棄物収容バッグAを示す
背面図である。図において、産業廃棄物収容バッグA
は、袋本体1と、上蓋片となる上部カバー2,3、底部
カバー4,5とを主要な構成とする矩形の袋状体であ
り、袋本体1と底部カバー4,5は布材の両側をポリエ
チレンでラミネート処理した3層構造のシートを用いて
縫成され、上部カバー2,3はポリプロピレンのシート
を用いて縫成されている。
【0016】前記袋本体1は、縦1600mm,横16
00mm,高さ1200mmの上面に投入口、下面に排
出口が全面開口した四角筒であり、図中手前側と奥側の
側面の左右両側には、先端が環状に形成された吊りロー
プ11が取り付けられた吊りベルト12が上下方向に縫
着されている。また、袋本体1の上部側には、吊りベル
ト12の外側から補強用の横ベルト13が周設されてい
る。袋本体1上端の四隅には、袋本体1を後述する枠体
Bに装着する際に使用される環状のフック14が縫着さ
れている。また、下部側の四隅には袋本体1を枠体Bに
装着して内部に産業廃棄物を投入する前に、袋本体1を
拡幅して内部収容空間を形成するための円形フック15
が縫着されている。さらに、袋本体1の底部カバー5側
を除いた3側面の中央部分には、フック16がベルトを
介してそれぞれ3箇所ずつ固着されている。
【0017】前記上部カバー2,3は、一端が袋本体1
の投入口の開口縁に縫着され、それぞれ600mm,1
100mmの長さを有している。これら上部カバー2,
3の先端にはゴムで伸縮可能に形成されたフック21,
31がそれぞれ3箇所ずつ設けられている。このフック
21,31は、対向する上部カバー2,3の内側および
外側の開口縁にそれぞれ3箇所ずつ設けられたアイレッ
ト22,32と係合可能となっている。
【0018】前記底部カバー4は袋本体1の排出口の開
口縁三辺にそれぞれ縫着され、底部カバー5は残りの一
辺に縫着され、それぞれ800mm,2100mmの長
さを有している。前記底部カバー4の先端には、袋本体
1を枠体Bに装着する際に底部の形状を整えるために使
用する穴41が左右と中央に設けられている。前記底部
カバー5は、袋本体1に縫着され袋本体1の底部全体を
覆うように形成された長さ1600mmの蓋部6と、こ
の蓋部6の先端に縫着された長さ500mmの折返し部
7とからなる。前記蓋部6の左右には、幅200mmの
補強用ベルト61が上下方向に縫着されている。また、
左右両側縁には、上記した袋本体1の図中左右の側面に
設けられたフック16と係合可能なリング62がベルト
を介して3箇所ずつ等間隔に固着されている。前記折返
し部7の先端には、上記した袋本体1の図中奥側の側面
に設けられたフック16と係合可能な3つのリング71
がベルトを介して固着されている。また、左右両側に
は、先端が環状に形成された吊りロープ72が取り付け
られた吊りベルト73が上下方向に縫着されている。な
お、8は、底部カバー4,5の側部の隙間から粉塵の漏
れを防止するサイドカバーである。
【0019】つぎに、産業廃棄物収容バッグAの使用方
法について説明する。はじめに、産業廃棄物収容バッグ
Aの組立方法の一例を示すと、まず、吊りロープ11を
クレーンのフックに玉掛けして吊り上げ、図3に示すよ
うな、4本の支柱9を立設し周囲を横連結材で囲って内
部に産業廃棄物収容バッグAを挿入可能に形成された枠
体Bの直上に移動させる。そして、底部カバー4,5の
形をある程度整えながら、徐々にクレーンを下ろし、底
部を少し浮かせた状態で枠体B内に挿入する。つぎに、
袋本体1のフック14を枠体Bの支柱9の上端部分に巻
き付けるようにして掛止させ投入口の開口状態を保持す
る。つづいて、底部カバー4の穴41に鳶口のような棒
を引っ掛けてカバー4を内側に折り曲げつつ形を整え、
その外側から底部カバー5を被せてリング62,71を
袋本体1の対応する位置に設けられたフック16に掛け
る。そして、袋本体1の四隅に設けられた円形フック1
5を把持して引っ張ることで袋本体1を拡幅し、最後に
吊りロープ11をクレーンのフックから外して枠体Bの
板10上に載置する。上記の要領で組み立てが完了した
ら、上部開口から産業廃棄物を投入する。
【0020】産業廃棄物の収容が終わったら、吊りロー
プ11および底部カバー5の折返し部7に設けられた吊
りロープ72をクレーンのフックに玉掛けして吊り上
げ、トラック等に積載して処理場まで運搬する。なお、
収容物が投入口からこぼれ落ちそうな場合や粉塵を多く
含む場合には、運搬中道路に収容物を落下させたり粉塵
をまき散らしたりしないように、上部カバー2,3を閉
じておく。まず、一方の上部カバー2のフック21を他
方の上部カバー2の開口縁内側のアイレット22と係合
させる。つぎに、一方の上部カバー2の開口縁外側のア
イレット22に他方の上部カバー2のフック21を係合
させる。同じ要領で上部カバー3についても行う。
【0021】産業廃棄物収容バッグAを処理場まで運ん
だら、吊りロープ11,72をクレーンのフックに玉掛
けして吊り上げる。このとき、吊りロープ11を吊りロ
ープ72よりも先にフックに玉掛けしておく。つぎに、
吊り上げた状態で選別ライン等、産業廃棄物を排出する
場所に移動させたら、クレーンを下げて排出位置に下ろ
し、クレーンのフックから吊りロープ72を外すととも
に、リング62,71をフック16から外す。そして、
再びクレーンを上昇させて吊り上げると、排出口が開口
した状態となり、収容していた産業廃棄物が直下の排出
位置に落下する。
【0022】上記のように構成された産業廃棄物収容バ
ッグAは、以下に列記する効果を奏する。 底部カバ
ー4,5が開閉自在に形成されているので、収容した産
業廃棄物をスムーズに排出することができる。また、排
出時にバッグの局部に無理な負荷が集中することがない
ので破損しにくい。 収容物が袋本体1の直下に排出
されるので、クレーンによる排出位置の設定を楽に行う
ことができるとともに、所定位置に確実に排出すること
ができる。 排出口を覆う底部カバー5は、リング6
2,71とフック16との係合によって袋本体1に固定
されるとともに、吊り上げ時には、吊りロープ72によ
って袋本体1とともにクレーンのフックに吊り上げられ
るので、底部カバー5を簡単な作業で確実に袋本体1に
固定でき、重量の大きな産業廃棄物を収容して吊り上げ
た場合でも、しっかりと内部に保持することができる。
また、排出時には上記のリング62,71および吊りロ
ープ72を手で外すという簡単な作業でもって排出口を
開口させ、収容した産業廃棄物をスムーズに排出でき
る。 4本の吊りロープ11の玉掛けはそのままで、
2本の吊りロープ72をフックから外すだけで内容物を
排出できるので、排出作業および排出後の作業に手間が
かからない。 産業廃棄物収容バッグAを枠体Bに装
着するとき、袋本体1の四隅上端に設けられたフック1
4を枠体Bの支柱9に掛止させることによって、投入口
の開口状態を保持できる。また、装着時に、袋本体1の
四隅下部に設けられた円形フック15を把持して引っ張
ることで袋本体1の拡幅を簡単に行い、装着作業を手早
く行える。 底部カバー4,5の間の隙間にサイドカ
バー8が形成されているので、運転時等に底部カバー
4,5の間から産業廃棄物の粉塵が噴出するのが防止さ
れている。 上部カバー2,3のどちら側を先に閉じ
ても対向する上部カバー2,3と係合させることができ
るので、上部カバー2,3を閉じる作業が楽であるとと
もに確実に投入口を閉塞することができる。 上部カ
バー2,3が対向する上部カバー2,3とそれぞれ2箇
所で係合されるので、投入口が確実に閉塞されて内容物
をしっかり保持できる。 袋本体1と底部カバー4,
5の両面がポリエチレンでラミネート処理されているの
で、産業廃棄物収容時や排出時に破損した場合でも、現
場で接着剤を用いて表裏どちら側からでも簡単に継ぎ接
ぎ補修が可能である。加えて、表面がコーティングされ
ているので長期間使用しても汚損されにくい。なお、補
修に使用する接着剤として、例えば、森下化学工業株式
会社製の商品名ポリオラPRO等が好適である。
【0023】以上、本発明の実施の形態を説明したが、
本発明の具体的な構成は本実施の形態に限定されるもの
ではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等が
あっても本発明に含まれる。例えば、バッグ、底蓋材、
投入口、排出口などの形状や寸法は任意に設定すること
ができ、本実施の形態で示した一例に限らない。また、
袋本体1および底部カバー4,5の表裏両面にポリエチ
レンのラミネート処理を施したが、ラミネート処理は表
面側に施してあればよい。さらに、枠体Bの構造は任意
に設定でき、バッグを挿入できる形状で上部開口にバッ
グの固定具を取り付けられ、かつ、バッグを自立状態で
保持できる構成であればよい。また、枠体Bの下部にキ
ャスターを取り付けて移動可能な構成としてもよい。
【0024】
【発明の効果】本発明は上述のとおり構成されているの
で、次に記載する効果を奏する。請求項1記載の産業廃
棄物収容バッグにおいては、底部全面に排出口が設けら
れているので、収容した産業廃棄物が攪拌されずにその
ままの状態で排出口から落下する。よって、内容物を短
時間でスムーズに排出でき、排出時に無理な負荷がバッ
グの局部に集中することがない。また、バッグの直下に
排出できるので、クレーンによる位置決め操作が楽であ
る。そして、バッグ吊り上げ時に底蓋材ごと吊り上げる
構成であるので、排出口が閉塞した状態を確実に保持で
きる。また、排出時には、底蓋材をクレーンのフックか
ら外した状態でバッグを吊り上げるだけで、素早く簡単
に収納物を排出できる。
【0025】請求項2記載の産業廃棄物収容バッグにお
いては、バッグの開口状態と自立状態が確実に保持され
るので、廃棄物投入時に投入口を手で拡げる必要がな
く、作業を楽に行うことができる。
【0026】請求項3記載の産業廃棄物収容バッグにお
いては、バッグを枠体に装着する際、拡幅用把持部を手
で持って引っ張ることで簡単にバッグを拡幅できるの
で、装着作業を手早く簡単に行うことができる。
【0027】請求項4記載の産業廃棄物収容バッグにお
いては、対向する上蓋片同士が2箇所で係合されるの
で、上蓋片同士を確実に固定でき、投入口の閉塞状態を
保持できる。
【0028】請求項5記載の産業廃棄物収容バッグにお
いては、接着剤が付着しやすい表面層が形成されている
ので、産業廃棄物収容時や排出時にバッグに破損が生じ
た場合、その場で表面側から接着剤を用いて簡単に継ぎ
接ぎ補修が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態の産業廃棄物収容バッグを示す正面
図である。
【図2】実施の形態の産業廃棄物収容バッグを示す背面
図である。
【図3】実施の形態の産業廃棄物収容バッグと枠体とを
示す図である。
【図4】従来の産業廃棄物収容バッグを示す図である。
【符号の説明】
A 産業廃棄物収容バッグ B 枠体 1 袋本体 11 吊りロープ 12 吊りベルト 13 横ベルト 14 フック 15 円形フック 16 フック 2 上部カバー 21 フック 22 アイレット 3 上部カバー 31 フック 32 アイレット 4 底部カバー 41 穴 5 底部カバー 6 蓋部 61 補強用ベルト 62 リング 7 折返し部 71 リング 72 吊りロープ 73 吊りベルト 8 サイドカバー 9 支柱 10 板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B65F 1/00 B65F 1/12

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上部に投入口を有し内部に産業廃棄物を
    収容可能に形成され、クレーンのフックに係合可能な掛
    止部を外周に備えて吊り上げ可能に形成され、バッグの
    底部全面に開閉可能な排出口が設けられた産業廃棄物収
    容バッグにおいて、 一端が前記排出口の開口縁に連結されてこの排出口を閉
    塞可能な大きさに形成され、他端の先端にクレーンのフ
    ックに係合可能な掛止部を備え排出口を閉塞した状態で
    吊り上げ可能に形成された底蓋材を有する ことを特徴と
    する産業廃棄物収容バッグ。
  2. 【請求項2】 前記産業廃棄物収容バッグが枠体に挿入
    され、この枠体はバッグの隅部上部を係止する支柱とこ
    の支柱を立設させる横連結材とで前記産業廃棄物収容バ
    ッグが上部開口から挿入可能に形成され、 かつ、前記産業廃棄物収容バッグは、前記投入口の開口
    縁外周に枠体挿入時に枠体の支柱上部に着脱自在に巻き
    付け固定可能に形成された複数の固定具が設けられ、こ
    の固定具を枠体に固定していくことで投入口が開口しバ
    ッグが自立した状態で装着されることを特徴とする請求
    項1記載の産業廃棄物収容バッグ。
  3. 【請求項3】 側部外周に複数の拡幅用把持部が設けら
    れていることを特徴とする請求項2記載の産業廃棄物収
    容バッグ。
  4. 【請求項4】 前記投入口の開口縁に連続して互いに対
    向するように上蓋片が少なくとも1組設けられ、両上蓋
    片の先端には係止部が設けられ、かつ、前記両上蓋片が
    連続している開口縁の内側および外側に前記係止部と係
    合可能な被係止部が設けられていることを特徴とする
    求項1〜3のいずれか1項に記載の産業廃棄物収容バッ
    グ。
  5. 【請求項5】 側部と底部の少なくとも表面側がポリエ
    チレンでラミネート処理されていることを特徴とする請
    求項1〜4のいずれか1項に記載の産業廃棄物収容バッ
    グ。
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