JP3087850U - レインパンツ - Google Patents

レインパンツ

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JP3087850U
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Abstract

(57)【要約】 【技術課題】 靴を履き、立ったまま素早く着用でき、
蒸れない登山用に適したレインパンツを提供する。 【解決手段】 後身頃2と前身頃9は両サイドで丈方向
に全開自在に構成し、前記後身頃2と前身頃9は股下1
5の部分において連結している。着用はウエストベルト
3、3aで後身頃2を着け、前身頃9は股下から身体の
前に出し、ストラップテープ11、11aをウエストベ
ルト3、3aに掛けて前身頃9を吊り下げ、両サイドは
スライドファスナー6、6a、12、12a及び面ファ
スナー8、8a、14、14aで留める。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、俄雨等に会ったときに、立ったまま、靴を脱ぐことなく素速く着用 することができると共に着用していて蒸れないレインパンツに関するものである 。
【0002】
【従来の技術】
通常のレインパンツは、足を通す形式のものであることから、例えば大きな登 山靴を履いているようなときは、靴を脱がないと着用できない。このため、俄雨 などの時に大変不便であると共に着用する場所が無かったり、仮に靴を脱いでも 立った状態で片足ずつ通すことになるため、特に高齢者には危険である。また、 パンツの胴廻りはベルトやゴム、紐等で留める構造となっていることから、下か らの通気が上方に抜けず、蒸れ易いと云う欠点がある。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は斯る点に鑑みて提案されるものであって、立ったまま簡単に着用する ことができると共に着用していて蒸れない登山、ハイキング、ゴルフ、釣、自転 車、オートバイ乗車時等において着用するのに便利なレインパンツを提供するの が目的である。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、請求項1に記載のレインパンツは、丈全体において 前身頃と後身頃の両サイドの境界において全開及び止着自在に形成されていて、 この前身頃と後身頃は股下と両足の内側部分においては連続していること、前記 後身頃の上端部には、両端側がフリー状態であって、部分的に留めてあるウエス トベルトが取り付けられていて、このウエストベルトの両端側には夫々ワンタッ チ式の留め具が取り付けられていること、前記前身頃の上端縁には、前記ウエス トベルトに掛けて留めることができるストラップテープが取り付けられているこ と、前記全開状態の前身頃と後身頃の合わせ目には、着脱自在の身頃留め具が取 り付けられていて、これらの閉塞手段の一つ又は二つを用いて前身頃と後身頃の 両サイドを留めたり開放できること、を特徴とするものである。
【0005】 更に、請求項2に記載のレインパンツは、請求項1に記載のレインパンツにお いて、身頃留め具として、スライドファスナー又は面ファスナー又はホックが用 いられていることを特徴とするものである。
【0006】 更に、請求項3に記載のレインパンツは、請求項1又は2に記載のレインパン ツにおいて、前身頃のウエスト部分には、ウエスト絞り紐が取り付けられている ことを特徴とするものである。
【0007】
【作用】
本考案に係るレインパンツを着用する場合には、靴を履き、立ったままの状態 で全開した後身頃側を身体の後に当ててウエストベルトを後から前に廻わし、留 め具で留める。次に、前身頃を股下を通して前方に廻わし、足の前と身体の前部 を覆い、次にストラップテープをウエストベルトに掛けることにより前身頃を吊 るようにして身体につける。次に、前身頃と後身頃を両サイドにおいてスライド ファスナー又は面ファスナー又はホックで留める。もし、ウエストがダブつくよ うな場合には、ウエスト絞り紐で調整する。
【0008】 以上が着用の手順であって、雨の降る量によっては前後の身頃の両サイドを開 いたまま、あるいは一部を開いて通気性を更に確保して蒸れないようにしても良 い。通気は足側又は両サイドの開口部からレインパンツ内を通り、ウエストベル トに吊り下げるようにして支持されている前身頃と後身頃と身体の隙間(腰廻り) から外に逃れる。 レインパンツを脱ぐ場合には、両サイドを開放し、前身頃のストラップテープ を外すと、前身頃は下に下がるので、この状態でウエストベルトの留め具を外す だけで良い。
【0009】
【実施例】
図1は本考案に係るレインパンツの前身頃と後身頃を内側で展開した状態を示 し、図2は着用直前におけるレインパンツの状態を示し、図3はウエストベルト を締めて後身頃を後側に着けた状態を示し、図4は着用終了時を示し、図5はサ イドを開いて空気がレインパンツ内に入り込むようにしながら歩行している状態 を示すものである。
【0010】 上記各図において、1はレインパンツ、2は後身頃であって、この後身頃2の 上端内側にはウエストベルト3、3aが留め金4で留めてあり、このウエストベ ルト3、3aの両端側にはワンタッチ式バックル(留め具)5、5aが取り付け られている。また、後身頃2の両サイドにはスライダー7で開閉するスライドフ ァスナー6、6aが取り付けられていると共に両サイドの表側(図1では裏側) には面ファスナー8、8aが取り付けられている。
【0011】 9は前身頃であって、この前身頃9の上端(図1では下端)には2本のウエス ト絞り紐10、10aとホック付のストラップテープ11、11aが取り付けら れている。また、前身頃9の両サイドにはスライダー13付のスライドファスナ ー12、12aが取り付けられていると共に両サイドの内側には面ファスナー1 4、14aが取り付けられている。そして、上記前身頃9と後身頃2は、股下1 5部分において、足の内側16、16aがミシン目17、17aで縫いつけてあ り、また、前身頃9は、左右2枚の布地9a、9bを中央でミシン目18で縫い つけた構成となっている。そして、これらミシン目17、17a、18の部分に は、ミシン目17、17a、18から水が浸みて来ないように、目止めテープ( 図示せず)を接着して補強するようにしている。そして、後身頃2の尻の部分に はミシン目が来ないように工夫してあり、これは、腰を岩等に掛けたときに、水 が浸み込んで来たり、ミシン目部分から傷んで来たりしないようにするためであ る。
【0012】 なお、実施例のレインパンツは7分丈であるが、半ズボン又は長ズボンタイプ にも本考案は実施化が可能である。また、実施例のレインパンツは、前身頃9と 後身頃2の左右の布地9a、9bの3枚に裁断しているが、この裁ち方は実施例 に限定される訳ではなく、任意である。
【0013】 上記レインパンツ1を着用する場合には、図3に示すように、立ったまま全開 した後身頃2を身体20の後側に当ててウエストベルト3を後から前に持って来 てバックル5、5aで留める。次に、図3一点鎖線で示すように、前身頃9を股 下を通して前方に廻わし、足の前と下半身の前部を覆い、次にストラップテープ 11、11aを用いて前身頃9の上端部をウエストベルト3に掛けて吊るように する。次に、前身頃9と後身頃2を両サイドにおいて身頃留め具であるスライド ファスナー6、6a、12、12aをスライダー7、13で噛合させ、更に面フ ァスナー8、8a、14、14aで留める(図4参照)。
【0014】 以上が着用の手順であって、雨の降る量によっては両サイドを開いたままある いは一部を開いて通気性を更に確保して蒸れないようにしても良い(図5参照) 。通気は足側又は両サイドの開口部からレインパンツ内を通り、吊り下げるよう にされた前身頃9と後身頃2と身体の隙間から矢印のように外に逃れる。 レインパンツ1を脱ぐ場合には、両サイドのスライドファスナー6、6a、1 2、12a及び面ファスナー8、8a、14、14aを開放し、前身頃9のスト ラップテープ11、11aを外すと、前身頃9は下に下がるので、この状態でウ エストベルト3のバックル5、5aを外ずす。 図5は両サイドを少し開けて空気がレインパンツ1内に入り、蒸れを防ぐよう にして歩行している状態の説明図である。
【0015】
【考案の効果】
本考案は以上のように、靴を履き、立ったまま着用できるので、俄雨時等にお いては特に高齢者でも、簡単に、安全に、そして素早く着用して濡れるのを防ぐ ことができる。 また、前身頃及び後身頃の上端部はウエストベルトに吊り下げられるように吊 持されて開いているので、下方からの空気が上方に逃げ、蒸れがない。 また、前身頃と後身頃は両サイドを開くことができるため、ここから空気がパ ンツ内に流入し、歩行時に大変涼しく、疲れが少ない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係るレインパンツを展開した状態の説
明図。
【図2】本考案に係るレインパンツを着用する直前の説
明図。
【図3】後身頃を身体につけてウエストベルトを留めた
状態の説明図。
【図4】レインパンツを着用した状態の説明図。
【図5】サイドを少し開いた状態の説明図。
【符号の説明】
1 レインパンツ 2 後身頃 3 ウエストベルト 4 留め金 5、5a バックル 6、6a スライドファスナー 7 スライダー 8、8a 面ファスナー 9 前身頃 9a、9b 布地 10、10a 紐 11、11a ストラップテープ 12、12a スライドファスナー 13 スライダー 14、14a 面ファスナー 15 股下 16、16a 足の内側 17、17a、18 ミシン目

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 丈全体において前身頃と後身頃の両サイ
    ドの境界において全開及び止着自在に形成されていて、
    この前身頃と後身頃は股下と両足の内側部分においては
    連続していること、前記後身頃の上端部には、両端側が
    フリー状態であって、部分的に留めてあるウエストベル
    トが取り付けられていて、このウエストベルトの両端側
    には夫々ワンタッチ式の留め具が取り付けられているこ
    と、前記前身頃の上端縁には、前記ウエストベルトに掛
    けて留めることができるストラップテープが取り付けら
    れていること、前記全開状態の前身頃と後身頃の合わせ
    目には、着脱自在の身頃留め具が取り付けられていて、
    これらの閉塞手段の一つ又は二つを用いて前身頃と後身
    頃の両サイドを留めたり開放できること、を特徴とする
    レインパンツ。
  2. 【請求項2】 身頃留め具として、スライドファスナー
    又は面ファスナー又はホックが用いられていることを特
    徴とする請求項1に記載のレインパンツ。
  3. 【請求項3】 前身頃のウエスト部分には、ウエスト絞
    り紐が取り付けられていることを特徴とする請求項1又
    は2に記載のレインパンツ。
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