JP2884238B1 - 下半身防水具 - Google Patents

下半身防水具

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JP2884238B1
JP2884238B1 JP10170998A JP10170998A JP2884238B1 JP 2884238 B1 JP2884238 B1 JP 2884238B1 JP 10170998 A JP10170998 A JP 10170998A JP 10170998 A JP10170998 A JP 10170998A JP 2884238 B1 JP2884238 B1 JP 2884238B1
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shoe
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JP10170998A
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Inventor
勇一 宇野
Original Assignee
勇一 宇野
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  • Footwear And Its Accessory, Manufacturing Method And Apparatuses (AREA)
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Abstract

【要約】 【課題】従来、長靴と雨合羽ズボンで下半身の防水をし
ていたものを、一体(一枚)のもので可能にしようとす
るものである。 【解決する手段】本体(1)の上部を雨合羽のズボン、
下部を靴状にし、脱着し易いようにファスナー(2)を
設け、歩き易くするため丈調整するために、それぞれ靴
部調整帯(4)、ズボン丈調整帯(5)を設け、折畳み
易くするため折目(6)を設けた下半身防水具。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、雨天時等におけ
る下半身の防水を簡単、迅速且確実に行うことを目的と
するものである。
【0002】
【従来の技術】この種の防水具は、過去色々なものが発
明や考案されており、本発明の出願者も、目的に応じた
色々な構造の防水具を開発し、必要に応じて出願してき
た。登録されたものとしては、実用新案第171462
4号や同第2119343号等がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、過去に開発
されたこの種の防水具を更に飛躍させ、一体(一枚)で
下半身全体の防水を可能にした発明に関する。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の構造を図面につ
いて説明する。図1は本発明を使用する前、即ち、各部
を開放した状態を示したものである。軽くて丈夫な防水
布(雨合羽の布が適当と思われる)で本体(1)を作製
する。本体(1)は、上方及び中程までは雨合羽のズボ
ンと同形状とし、下方を長靴状に形成したものである。
即ち、従来は雨天の場合、長靴と合羽ズボンで下半身の
防水をしていたが、それを一つのもので足りるようにし
たものである。本体(1)の両外側に、立方向にファス
ナー(2)を設け、下方を起点にし上端で閉じる構造と
する。上端外周適部には、本体(1)を装着した時、ず
り落ちないための固定帯(3)が設けてある。同固定帯
(3)は従来のようにゴム紐状のものとすることも可能
で、前部股上の構造も既製のものと同一で差支えは無
い。本体(1)の下方の靴部分の構造は、底部をある程
度厚みのある丈夫なもので作製し、接地部は水等のある
場所でも滑らないような処置を施す。そして、両内側適
部に靴部調整帯(4)の一端を固着する。靴部調整帯
(4)は、本発明を装着した時、外形が大きなジョギン
グシューズや小さな皮靴等を履いた時でも、上部靴部分
の締付け具合を自由に調整し、歩行時のがたつき、即
ち、本体(1)の底部と靴底の間にできる隙間をなくす
るためのものである(これらを考慮するため、予め靴部
分を若干大き目に作製する必要がある)。本体(1)の
両足首部分には、適宜の堀所にズボン丈調整帯(5)の
一端が固着してある。雨合羽のズボン等は予め長目に作
られており、身長の高い人でも充分に防水機能を果せる
ようになっている。本発明の防水具も予め長めに作って
おき、身長の低い人が装着する場合、足首の部分で丈の
調整ができるようにしてある。その方法は本発明を装着
した時、先ず靴部調整帯(4)で靴部の締付け具合を調
整し、次に足首部分、即ち本体(1)の下方立上がり部
分を上方に手繰り上げた後、ズボン丈調整帯(5)で固
定し、余分となった部分を外側下方に垂らせば完了であ
る。図2はその状態、及び各部を閉じたところを示した
もので、図3はズボン丈調整帯(5)の部分を拡大し内
部の状態を示したものである。尚、本発明を装着して走
ったり長時間装着している内に、ズボン丈調整帯(5)
がずり落ちる恐れがある。それを解消するために膝上に
もう一箇所同様のものを設けることも考慮する必要があ
る。固定帯(3)、靴部調整帯(4)、ズボン丈調整帯
(5)は、市販の固定具(面ファスナーが最適と思われ
る)を利用し、一端を固着した各帯(3、4、5)の他
端と、本体(1)の適宜の位置に設けられた一対の固定
具によって各部を固定、調整するものである。又、ファ
スナー(2)に直接雨水等が当たらないように、立方向
前側に耳部等を設ける工夫も必要と思われ、他法として
はファスナー(2)を後方に設けることも考慮する必要
がある。本体(1)には、横方向に上部から下部まで等
間隔で折目(6)が設けてある。間隔の幅は10cm位
が適当と思われる。この折目(6)は、本体(1)を折
畳んで格納する場合に利用するものであるが、本体
(1)の材質によっては、折目(6)がつきにくいもの
もあると思われる。そのような材質の場合は、折目
(6)の部分にライン等の印を設け、それを目印にしな
がら折畳めば良い。図4は本体(1)の下部を殆ど折畳
んだ状態を示したものである。
【0005】
【発明の実施の形態】本発明の実施法は、本体(1)に
設けた両ファスナー(2)を下まで開き、靴等を履いた
まま靴部分の中に足を入れる。次に両ファスナー(2)
を閉じ、固定帯(3)で胴部を固定する。そして、靴部
調整帯(4)及びズボン丈調整帯(5)を前述の如く方
法で固定すれば装着完了となる。本発明を折畳んで格納
する方法は、前述した実用新案登録二例を利用するのが
最適と思われる。即ち、両ファスナー(2)を閉じた
後、本体(1)の両方の靴部分を内方に押し込み、板状
にした後折目(6)に沿ってジグザグ状に折畳む。股の
付値部分まで折畳んだ(図4)後、上方の本体(1)を
同じく板状にして二つ折にし、両靴部分で挟み込めば格
納完了となる。各帯(3、4、5)は、折畳みの際一緒
に折込めば良いが、靴部調整帯(4)のどちらか一方を
折込まず、本体(1)を完全に折畳んだ後大回しにし、
適宜の位置に設けた一対の固定具で固定するようにすれ
ば完ぺきと思われる。
【0006】
【発明の効果】本発明は以上のようなもので、雨天時等
の堀合下半身の防水が簡単且確実となる。本発明は主と
して二輪車(自転車、バイク等)用に開発したもので、
本発明を上部の雨合羽(上半身用)と一緒に二輪車に積
んでおけば、急な雨の場合でも直ぐに取出して装着すれ
ば、靴部分は勿論全身の防水が可能となる。本発明の特
徴は、軽量且簡単な構造で下半身の防水を可能にした点
である。又、折畳む方法を会得すれば、簡単に素早く折
畳むことができるので、従来の上下の雨合羽と同じ感覚
で携帯することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の各部を開放した斜視図である。
【図2】 本発明の各部を閉じた使用状態を示す斜視図
である。
【図3】 本発明の部分的拡大斜視図(一部切欠き図)
である。
【図4】 本発明をある程度折畳んだ状態を示す拡大斜
視図である。
【符号の説明】
(1)=本体。(2)=ファスナー。(3)=固定帯。
(4)=靴部調整帯。(5)=ズボン丈調整帯。(6)
=折目。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】(イ)本体(1)の上方を雨合羽のズボ
    ン、下方を靴状に形成する。 (ロ)本体(1)の両外縦方向にファスナー(2)を設
    ける。 (ハ)本体(1)の両靴部分適部に靴上部の締付け具合
    を調整する靴調整帯(4)を設ける。 (ニ)本体(1)の両足首部分適部に丈調整用のズボン
    丈調整帯(5)を設ける。 (ホ)本体(1)の全体に等間隔の折目(6)を設け
    る。 以上のごとく構成された下半身防水具。
JP10170998A 1998-03-09 1998-03-09 下半身防水具 Expired - Lifetime JP2884238B1 (ja)

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