JP3096375U - 人工肛門用パンツ - Google Patents

人工肛門用パンツ

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JP3096375U
JP3096375U JP2003001225U JP2003001225U JP3096375U JP 3096375 U JP3096375 U JP 3096375U JP 2003001225 U JP2003001225 U JP 2003001225U JP 2003001225 U JP2003001225 U JP 2003001225U JP 3096375 U JP3096375 U JP 3096375U
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JP
Japan
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pants
elastic belt
front body
pouch
locked
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JP2003001225U
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Inventor
久男 堀江
Original Assignee
有限会社堀江企画
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 装着した人工肛門用パウチの上から着用で
き、着用したまま、前方を大きく開閉でき、開閉部を手
で支えることなく、パウチの取り出しおよび装着を容易
にできる人工肛門らうパンツを提供する。 【解決手段】 パンツ1の前身頃6を中央部で縦の線で
左右に分離し、その縦の両縁にファスナー7を取付けで
開閉可能とし、分離した前身頃6、6の上縁を含めてパ
ンツ1の上方開口2の縁に、前身頃6の分離上縁を上端
とし、かつ、その両端を重ねて着脱自在に係止できる弾
性ベルト3を取付け、弾性ベルト3の、パンツ開口2の
左右の側方または側方前寄りに、補助弾性ベルト5の両
端を係止して、その係止箇所より前方の弾性ベルト3の
両端部3a、3aを自由端とし、弾性ベルト3の自由端
3aを除いた部分と補助弾性ベルト5で、着用時に腰を
締めるエンドレス部を形成する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
この考案は、着用しながら、人工肛門用パウチ(以下単にパウチという)を着 脱できる人工肛門用パンツに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、患者はパウチを着用した上から普通一般のパンツを着用している。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
患者は尿道や肛門の機能を失い、便が不随意に排泄するので、度々パウチを取 り外して排泄した便を処分し、再びパウチを装着しなければならないが、片手で 操作できないので、その都度パンツを脱いでパウチを外し、パウチを装着後パン ツを着用しなければならない。
【0004】 この考案は、装着したパウチの上に着用でき、着用したまま、前方を大きく開 閉でき、開閉部を手で支えることなく、パウチの取り出しおよび装着を容易にで きる人工肛門用パンツを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
人工肛門用のパンツで、その前身頃を、中央部で縦の線で左右に分離し、その 縦の両縁にファスナーを取付けて開閉可能とし、 前記前身頃の上縁を含めて、パンツの上方開口縁に、前記前身頃の分離上縁で 両端とし、かつ、その両端を重ねて着脱自在に係止できる弾性ベルトを取付け、 前記弾性ベルトの、パンツ開口の左右の側方または側方前寄りに、補助弾性ベ ルトの両端を係止して、その係止箇所より前方の弾性ベルトの両端部を自由端と し、前記弾性ベルトの前記自由端を除いた部分と補助弾性ベルトで、着用時に腰 を締めるエンドレス部を形成する。
【0006】 人工肛門用のパンツで、その前身頃が、パンツの前方で大きく重ねることを可 能とする2部分よりなり、その2部分を重ねて係止具で着脱自在に係止可能とし 、 前記前身頃を含めてパンツの開口縁部に、両端を着脱自在に係止できる弾性 ベルトを取付け、 前記弾性ベルトの、パンツ開口の左右の側方または側方前寄りに、補助弾性ベ ルトの両端を係止して、その係止箇所より前方の弾性ベルトの両端部を自由端と し、前記弾性ベルトの前記自由端を除いた部分と補助弾性ベルトで、着用時に腰 を締めるエンドレス部を形成する。 パンツの前身頃の2部分の係止具を、ボタンまたはファスナーよとするのが 好ましい。
【0007】
【考案の実施の形態】
この考案の実施の形態を図面により説明する。 パンツ1は、上方開口縁すなわち胴廻り開口2の縁部に、弾性ベルト3、例え ばゴム糸を織り込んだ布製のベルトを環状に巡らせ、その両端を前方で打合せて 、ホック4等係止具で係止可能とする。
【0008】 更に、弾性ベルト3には、パンツ1の両側方または側方前寄りに補助ベルト5 の両端を固定し、パンツ1の側方および後方の弾性ベルト3と補助ベルト5とで エンドレスにする。 補助ベルト5の端部を固定している弾性ベルト3の両端部 は、上記エンドレス部から分岐した自由端3a、3aを形成する。 自由端3a、3aの先端部にホック4等の係止具を取り付けて両端を互いに係 止できるようにする。
【0009】 前身頃6は、パンツ1の前方中央で左右に分離され、その両縁をファスナー7 で係止し、開閉可能とする。 また、左右に分離された前身頃の上縁は、弾性ベルト3の自由端3aに縫い付 け等の方法で固定する。
【0010】 このパンツ1は次のように使用する。 ファスナー7を閉じ、弾性ベルト3の自由端3a、3aの先端部を打ち合わせ てホック4で係止する。自由端3a、3aは補助ベルト5に重なった状態となる 。この状態のパンツ1は図2に示す状態である。 その状態で、パウチを装着した上から着用する。 弾性ベルト3と補助ベルト5で形成されたエンドレスベルトが腰部を締める。 また、打合せ係止した自由端3a、3bも腰部を締めて、パンツを腰部にフィッ トさせる。
【0011】 パウチを取り外したいときには、ホック4を外し、ファスナー7を開くと前身 頃6は左右に大きく開く。その状態は図1に示す状態である。 そのとき、弾性ベルト3と補助ベルト5とよりなるエイドレス部が腰部を締め ているのでパンツ1はずり落ちない。 分離された2つの前身頃を外方へ折り返すと大きく開き、手で支えなくとも、 パウチを取り外ずし、便を棄てた後容易にパウチを装着できる。
【0012】 パウチを装着したら、ファスナー7を閉じ、ホック4で2つの自由端を係止す る。 パンツ1は図2に示す状態に戻る。
【0013】 使用に当たっては上記とは別に、パウチを装着しないで、図2に示す状態のパ ットを着用してから、前身頃6を開いて図1の状態にし、パウチを装着して図2 の状態に戻してもよい。
【0014】 第2の実施の形態を図3および図4に示す。 すなわち、パンツ1aは、弾性ベルト3の一方の自由端3bを長くし、他方の 自由端3cに前方で大きい幅で重ね、長い自由端3bの先端と、短い自由端3c の付け根付近にホック4等係止具を取り付けて、自由端3cの上に自由端3bを 重ねて係止可能とする。
【0015】 前身頃は、左右に分離でき、それぞれの上縁を自由端3b、3cに縫い付け等 の方法で固定し、自由端3bに固定した前身頃6bが自由端3cに固定した前身 頃6cに重ねて、ホック4等係止具で係止できるようにする。
【0016】 このパンツ1aを使用する場合には、パウチを着用した上から、前身頃6cに 前身頃6bを重ねて係止した状態、すなわち、図3に示す状態でハンツ1aを着 用する。この状態では弾性ベルト3の係止した自由端3b、3cも腰部を締める 。 パウチを取り外したい場合には、自由端3bと3cおよび前身頃6bと6cの 係止を解除し、図4に示すように、双方を外方へ折り返すと大きく前方が開く。 弾性ベルト3と補助ベルト5とで形成するエンドレス部のベルトが腰を締めて いるのでパンツ1aはずり落ちない。 前方の開口したところからパウチを取り出し、排便後にパウチを装着する。そ の間、パンツ1aを手で支える必要がない。 パウチ装着後に、前身頃6bを6cの上に重ねて係止する。パンツ1aは図3 に示す状態に戻る。
【0017】 パウチは、パンツ1aを着用した後に前身頃6b、6cを開いて装着し、前身 頃6b、6cを重ねて係止してもよい。
【0018】 他の実施の形態のパンツ1bを図5に示す。 このパンツ1bは、図3、4に示すパンツ1aの構造と同じ前身頃6b、6c を備えるが、前身頃6bを6cの上に重ねた状態において、前身頃6bの縁部と 、その縁部に対向する前身頃6cの部分にファスナー8を設けて係止開閉できる らうにしたものである。
【0019】 このパンツ1bの使用方法は、ファスナー8の開閉がパンツ1aの場合は異な るだけで、他は同様である。
【0020】
【考案の効果】
この考案に係る人工肛門用パンツは、装着したパウチの上に着用でき、着用し たまま、前方を大きく開閉でき、パンツや開閉部を手で支えなくてもパンツがず り落ちることなく、前方を大きく開閉でき、開閉部を手で支えなくてもよいので 、パウチの取り出しおよび装着を容易にできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】前方を開いた状態のパンツの斜視図である。
【図2】前方を閉じた状態のパンツの斜視図である。
【図3】前方を閉じた状態の他の実施の形態のパンツの
斜視図である。
【図4】図4に示すパンツの前方を開いた状態のパンツ
の斜視図である。
【図5】前方を閉じた状態の他の実施の形態のパンツの
斜視図である。
【符号の説明】
1 パンツ 2 胴廻り開口 3 弾性ベルト3 3a 自由端 4 ホック 5 補助ベルト 6 前身頃 7 ファスナー 8 ファスナー

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パンツの前身頃を、中央部で縦の線で左
    右に分離し、その縦の両縁にファスナーを取付けて開閉
    可能とし、 前記前身頃の上縁を含めて、パンツの上方開口縁に、前
    記前身頃の分離上縁で両端とし、かつ、その両端を重ね
    て着脱自在に係止できる弾性ベルトを取付け、 前記弾性ベルトの、パンツ開口の左右の側方または側方
    前寄りに、補助弾性ベルトの両端を係止して、その係止
    箇所より前方の弾性ベルトの両端部を自由端とし、前記
    弾性ベルトの前記自由端を除いた部分と補助弾性ベルト
    で、着用時に腰を締めるエンドレス部を形成してなる、 人工肛門用パンツ。
  2. 【請求項2】 パンツの前身頃が、パンツの前方で大き
    く重ねることを可能とする2部分よりなり、その2部分
    を重ねて係止具で着脱自在に係止可能とし、 前記前身頃を含めてパンツの開口縁部に、両端を着脱自
    在に係止できる弾性ベルトを取付け、 前記弾性ベルトの、パンツ開口の左右の側方または側方
    前寄りに、補助弾性ベルトの両端を係止して、その係止
    箇所より前方の弾性ベルトの両端部を自由端とし、前記
    弾性ベルトの前記自由端を除いた部分と補助弾性ベルト
    で、着用時に腰を締めるエンドレス部を形成してなる、 人工肛門用パンツ。
  3. 【請求項3】 パンツの前身頃の2部分の係止具が、ボ
    タンまたはファスナーよりなることを特徴とする請求項
    2に記載の人工肛門用パンツ。
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