JP3087666B2 - 空気調和機用室外機 - Google Patents

空気調和機用室外機

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JP3087666B2
JP3087666B2 JP08312394A JP31239496A JP3087666B2 JP 3087666 B2 JP3087666 B2 JP 3087666B2 JP 08312394 A JP08312394 A JP 08312394A JP 31239496 A JP31239496 A JP 31239496A JP 3087666 B2 JP3087666 B2 JP 3087666B2
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浩三 吉永
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Daikin Industries Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本願発明は、空気調和機用室
外機に関し、さらに詳しくはクロスフローファンを縦配
置で使用した空気調和機用室外機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、マンション等の集合住宅が飛躍的
に伸びてきており、限られたスペースしかないバルコニ
ーに空気調和機用室外機を設置することが多くなってき
ている。
【0003】そこで、平面スペースは限られているが、
上下方向スペースに比較的余裕があるバルコニーに設置
するに適した空気調和機用室外機の開発が進められてき
ている。
【0004】例えば、図および図に示すように、縦
長のケーシング1の2面(前面1aおよび一方の側面1
b)に形成された空気吸込口2に対向して略U字状の熱
交換器3を配設し、該熱交換器3の内方に位置してクロ
スフローファン4(即ち、回転軸5の軸方向に延びる多
数の翼片6,6・・を有するクロスフローファン)をそ
の回転軸5を縦向きとして配設するとともに、前記クロ
スフローファン4の外周側に、高圧側と低圧側とを仕切
る舌部8およびクロスフローファン4からの吹出空気流
Wを空気吹出口9へ案内するスクロール7を設け且つ該
スクロール7の背面に形成された機械室10内に圧縮機
11およびアキュームレータ12を配設したものがあ
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記のよう
な構成の空気調和機用室外機において、空力性能を向上
させるために、熱交換器3とクロスフローファン4との
距離R(領域Zにおける距離)および熱交換器3の両端
部近傍における吸込領域X,Yを拡大しようとする場
合、例えばクロスフローファン4とスクロール7および
舌部8との位置関係を保持した状態で、熱交換器3にお
ける背面側直線部3aに沿う方向(即ち、矢印P方向)
に移動させるレイアウト変更を行うことが考えられる。
【0006】しかしながら、このようなレイアウト変更
を行うと、図に鎖線で示すように、スクロール7の背
面側に位置する機械室10が狭くなって、スクロール7
と圧縮機11およびアキュームレータ12とが干渉する
こととなる。そこで、これを回避するためにはケーシン
グ1の横寸法LをΔLだけ大きくする必要が生ずる。
【0007】このようなケーシング1の横寸法の拡大
は、前述したように、限られたスペースしかないバルコ
ニーに設置される空気調和機用室外機における要求に逆
行することとなる。
【0008】本願発明は、上記の点に鑑みてなされたも
ので、ケーシングのサイズを大きくすることなく、空力
性能の向上を図り得る空気調和機用室外機を提供するこ
とを目的とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本願発明の基本構成で
は、上記課題を解決するための手段として、ケーシング
1の前面1aおよび一方の側面1bに形成された空気吸
込口2に対向して、前記ケーシング1の前面側から背面
側にかけて略U字状に湾曲された熱交換器3を配設し、
該熱交換器3の内方に位置してクロスフローファン4を
その回転軸5を縦向きとして配設するとともに、前記ク
ロスフローファン4の外周側に、高圧側と低圧側とを仕
切る舌部8および前記クロスフローファン4からの吹出
空気流Wを空気吹出口9へ案内するスクロール7を設け
且つ該スクロール7の背面に形成された機械室10内に
圧縮機11およびアキュームレータ12を配設してなる
空気調和機用室外機において、前記スクロール7に、前
記圧縮機11およびアキュームレータ12との干渉を回
避し得るように吹出空気通路13側へ一部を変形させて
なる凹部14を形成している。
【0010】上記のように構成したことにより、熱交換
器3とクロスフローファン4との距離R(領域Zにおけ
る距離)および熱交換器3の両端部近傍における吸込領
域X,Yを拡大した場合に、スクロール7の背面側に形
成された機械室10が狭められて、該スクロール7と圧
縮機11およびアキュームレータ12とが干渉すること
となるが、凹部14の形成により該干渉がケーシング1
のサイズを大きくすることなく回避できる。
【0011】本願発明の基本構成において、前記圧縮機
11およびアキュームレータ12を、前記機械室10の
下部に配設するとともに、前記凹部14を、前記圧縮機
10およびアキュームレータ12に対応した部分のみに
形成した場合、干渉回避のために形成される凹部14は
スクロール7の下部のみに限定されることとなり、吹出
空気通路13の犠牲を最小限に抑えることができる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、添付の図面を参照して、本
願発明の幾つかの好適な実施の形態について詳述する。
【0013】第1の実施の形態 この空気調和機用室外機は、図1および図2に示すよう
に、従来技術の項において説明したと同様に、縦長のケ
ーシング1の2面(前面1aおよび一方の側面1b)に
形成された空気吸込口2に対向して略U字状の熱交換器
3を配設するとともに、該熱交換器3の内方に位置して
多連式のクロスフローファン4をその回転軸5を鉛直方
向にして配設している。該クロスフローファン4は、回
転軸5に対して平行状態で配置された多数の翼片6,6
・・を有している。符号16はクロスフローファン4の
駆動源であるファンモータである。
【0014】また、前記ケーシング1の前面1aと他方
の側面1cとの角隅部1dには、空気吹出口9が形成さ
れており、前記クロスフローファン4の外周側には、高
圧側と低圧側とを仕切る舌部8と前記クロスフローファ
ン4からの吹出空気流Wを前記空気吹出口9へ案内する
スクロール7とが設けられている。符号15は前記空気
吹出口9に設けられた吹出グリルである。
【0015】前記スクロール7の背面には、圧縮機11
およびアキュームレータ12を配設するための機械室1
0が形成されている。なお、圧縮機11およびアキュー
ムレータ12は、前記機械室10における下部に配設さ
れている。
【0016】そして、前記熱交換器3は、前記ケーシン
グ1の前面側から背面側にかけて略U字状に湾曲された
ものとされており、前記クロスフローファン4、スクロ
ール7および舌部8は、相互の位置関係を保った状態で
前記熱交換器3における背面側直線部3aに沿う方向に
遠ざけて配置されている。このように構成すると、熱交
換器3とクロスフローファン4との距離R(領域Zにお
ける距離)および熱交換器3の両端部近傍における吸込
領域X,Yが拡大する反面、機械室10が狭められて、
スクロール7と圧縮機11およびアキュームレータ12
とが干渉するおそれが生ずる。
【0017】そこで、本実施の形態においては、前記ス
クロール7の下部には、前記圧縮機11およびアキュー
ムレータ12との干渉を回避し得るように吹出空気通路
13側へ一部を変形させてなる凹部14が形成されてい
る。つまり、圧縮機11およびアキュームレータ12
は、機械室10において凹部14により拡大された部分
に配設されることとなり、ケーシング1の横寸法Lを大
きくしなくとも、スクロール7と圧縮機11およびアキ
ュームレータ12との干渉が確実に回避できることとな
るのである。なお、前記凹部14の形成により、吹出空
気通路13の下部が多少犠牲となるが、下部のみに限定
されているため吹出空気流Wの通風抵抗を増大させるほ
どにはならない。
【0018】上記したように、本実施の形態において
は、熱交換器3とクロスフローファン4との距離R(領
域Zにおける距離)および熱交換器3の両端部近傍にお
ける吸込領域X,Yを拡大して空力性能の向上を図る場
合に、スクロール7の背面側に形成された機械室10が
狭められて、該スクロール7と圧縮機11およびアキュ
ームレータ12とが干渉するおそれが生ずるが、凹部1
4の形成により該干渉が回避されることとなり、ケーシ
ング1のサイズを大きくしなくとも、空力性能を向上さ
せることができる。該空力性能の向上に伴い、熱交換器
3から発生するα音も低減できる。
【0019】なお、本実施の形態においては、凹部14
をスクロール7の下部のみに形成するようにしている
が、圧縮機11およびアキュームレータ12と対応する
部位において上下方向全体に形成してもよい。
【0020】第2の実施の形態 図3には、本願発明の第2の実施の形態にかかる空気調
和機用室外機が示されている。
【0021】この場合、クロスフローファン4として、
回転軸5に対して所定角度で傾斜した多数の翼片6,6
・・を有するものが採用されている。この場合、吹出空
気流Wは斜め上向きとなり、ベランダ等の狭い場所で使
用するに適したものとなる。その他の構成および作用効
果は第1の実施の形態におけると同様なので説明を省略
する。
【0022】
【発明の効果】本願発明によれば、ケーシング1の前面
1aおよび一方の側面1bに形成された空気吸込口2に
対向して、前記ケーシング1の前面側から背面側にかけ
て略U字状に湾曲された熱交換器3を配設し、該熱交換
器3の内方に位置してクロスフローファン4をその回転
軸5を縦向きとして配設するとともに、前記クロスフロ
ーファン4の外周側に、高圧側と低圧側とを仕切る舌部
8および前記クロスフローファン4からの吹出空気流W
を空気吹出口9へ案内するスクロール7を設け且つ該ス
クロール7の背面に形成された機械室10内に圧縮機1
1およびアキュームレータ12を配設してなる空気調和
機用室外機において、前記スクロール7に、前記圧縮機
11およびアキュームレータ12との干渉を回避し得る
ように吹出空気通路13側へ一部を変形させてなる凹部
14を形成して、熱交換器3とクロスフローファン4と
の距離R(領域Zにおける距離)および熱交換器3の両
端部近傍における吸込領域X,Yを拡大した場合に生ず
るであろうスクロール7と圧縮機11およびアキューム
レータ12との干渉を、ケーシング1のサイズを大きく
することなく回避し得るようにしたので、ケーシング1
のサイズを変更することなく、空力性能の向上および熱
交換器3からのα音発生の抑制を図ることができるとい
う優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明の第1の実施の形態にかかる空気調和
機用室外機の横断平面図である。
【図2】図1のII−II断面図である。
【図3】本願発明の第2の実施の形態にかかる空気調和
機用室外機の縦断面図である(図2相当図)。
【図4】従来の空気調和機用室外機の横断平面図であ
る。
【図5】図4のV−V断面図である。
【符号の説明】
1はケーシング、2は空気吸込口、3は熱交換器、3a
は背面側直線部、4はクロスフローファン、5は回転
軸、6は翼片、7はスクロール、8は舌部、9は空気吹
出口、10は機械室、11は圧縮機、12はアキューム
レータ、13は吹出空気通路、Wは吹出空気流。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−106636(JP,A) 特開 平1−260241(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F24F 5/00

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ケーシング(1)の前面(1a)および
    一方の側面(1b)に形成された空気吸込口(2)に対
    向して、前記ケーシング(1)の前面側から背面側にか
    けて略U字状に湾曲された熱交換器(3)を配設し、該
    熱交換器(3)の内方に位置してクロスフローファン
    (4)をその回転軸(5)を縦向きとして配設するとと
    もに、前記クロスフローファン(4)の外周側に、高圧
    側と低圧側とを仕切る舌部(8)および前記クロスフロ
    ーファン(4)からの吹出空気流を空気吹出口(9)へ
    案内するスクロール(7)を設け且つ該スクロール
    (7)の背面に形成された機械室(10)内に圧縮機
    (11)およびアキュームレータ(12)を配設してな
    る空気調和機用室外機であって、前記スクロール(7)
    には、前記圧縮機(11)およびアキュームレータ(1
    2)との干渉を回避し得るように吹出空気通路(13)
    側へ一部を変形させてなる凹部(14)を形成したこと
    を特徴とする空気調和機用室外機。
  2. 【請求項2】 前記圧縮機(11)およびアキュームレ
    ータ(12)を、前記機械室(10)の下部に配設する
    とともに、前記凹部(14)を、前記圧縮機(10)お
    よびアキュームレータ(12)に対応した部分のみに形
    成したことを特徴とする前記請求項1記載の空気調和機
    用室外機。
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