JP3086903B2 - 電流感知増幅器 - Google Patents
電流感知増幅器Info
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Description
流の変化を検出して増幅するための電流感知増幅器(セ
ンスアンプ)に係り、特に、半導体メモリのビット線と
データ線とにおける電流差を感知するための正帰還方式
の電流感知増幅器に関する。
セッサと接続して、情報を格納するために使用される。
典型的な記憶装置は、各種回路構成要素と一体の記憶素
子(メモリセル)の配列で構成されている。各メモリセ
ルは、一般に“1”または“0”の2進フォーマット
で、普通は一連のデータを格納することができる。メモ
リセルの各行は、ワード線に対応し、それによりアクセ
スが可能である。また、メモリセルの各列は、ビット
線、しばしば一組のビット線に対応し、それによりアク
セスが可能である。配列内の各行とビット線との各交点
において、または、その近くに、各メモリセルが配置さ
れている。
または、データを書き込むために、記憶装置には、どの
セルがアクセスされるのか伝えられなければならない。
これは、アドレスを読み取ること、および、それを行ア
ドレスおよび列アドレスにデコードすることにより行わ
れる。行アドレスは、特定のメモリセルがあるワード線
を位置付けし、それを起動するために使用される。ワー
ド線を起動することにより、行と接続されているすべて
のメモリセルは、各ビット線へ接続される。次に、列ア
ドレスにより、選択されたメモリセルのための一対のビ
ツト線が、一対のデータ線に接続され、適切なデータが
それらの間で転送される。メモリ読み取りの場合には、
データは、メモリセルからデータ線へ送られる。メモリ
書き込みの場合には、データは、データ線からメモリセ
ルへ送られる。このようにしてメモリアドレス中におい
ては、特定のメモリセルがデータ線に接続される。
み取られた信号により電圧差が生じる。この電圧差は小
さく、一般に100〜200mVの範囲である。このよ
うに電圧差が小さいので、それがこの後に続く段階にお
いて論理回路により使用される前に、増幅する必要があ
る。増幅は、しばしば多段階で感知増幅器(センスアン
プ)により行われる。増幅器の入力端子がデータ線に接
続されているならば、この増幅器は感知増幅器と呼ばれ
る。増幅器の入力がワード線へ接続されていれば、しば
しばこの感知増幅器は前置感知増幅器(プレ・センスア
ンプ)と称される。
電圧差を感知し、それを増幅するようになっている。し
かし、ビット線とデータ線との間には容量的に負荷(ラ
インキャパシタンス)があるので、印加された電圧の差
を感知増幅器へ送るのに遅れが生じる。このためメモリ
セルからデータを読み取るに要する時間が、全体的に増
加するという問題があった。
間、電流は殆ど瞬間的に変化する。このため、電圧差を
感知する従来の感知増幅器に対立するものとして、2つ
の入力線の間の電流差を感知する電流感知差動増幅器が
開発されている。この電流感知差動増幅器は、ビット線
またはデータ線の変化に対して非常に敏速に応答するも
ので、インモス・コーポレーション所有の米国特許N
o.4,766,333号明細書(名称“電流感知差動
増幅器”)によく記載されている。ここにおける開示内
容は本明細書に取り入れられている。
下、感知増幅器という)10の構成を表すものである。
この感知増幅器10は初期電流感知差動増幅器であり、
トランジスタ24,26,42,44を含む基準電圧回
路11、入力端子(第1の入力端子)12、入力端子
(第2の入力端子)14、トランジスタ(第1の負帰還
トランジスタ)30、トランジスタ(第2の負帰還トラ
ンジスタ)32、および電圧増幅器として動作する残り
の回路を有している。
24の各ソースに接続されている。トランジスタ22,
34,26,44の各ゲートと、トランジスタ26,4
4の各ドレインはそれぞれノード(第1の基準ノード,
内部基準ノード)48に接続されている。トランジスタ
24,28,36,42の各ゲートと、トランジスタ2
4,42の各ドレインは、それぞれノード(第2の基準
ノード,内部基準ノード)46に接続されている。トラ
ンジスタ22のドレインは、負荷トランジスタ34を介
して接地されると共に、出力端子(第1の出力端子)3
8に接続されている。同様に、トランジスタ28のドレ
インは負荷トランジスタ36を介して接地されると共
に、第2の出力端子40に接続されている。ノード48
は負荷トランジスタ44を介して接地されている。
ンジスタ(負帰還トランジスタ)30,32を有してい
る。トランジスタ30は、入力端子(第1の入力端子)
12を電源VCC(第1の電源(電圧源))に接続してい
る。トランジスタ32は、入力端子(第2の入力端子)
14をVCCに接続している。トランジスタ30,32
は、インピーダンス負荷として働き、入力端子12,1
4に送られるメモリ配列内の変化を感知する。2つのト
ランジスタ30,32の各ゲートは出力端子38,40
に接続されている。これによりトランジスタ30,32
は負帰還を構成し、両方の入力端子12,14が電圧に
関して相対的に閉じられるようになっている。負帰還動
作については以降に詳細に説明する。
24,26,28,30,32はそれぞれp型MOS
(Metal Oxide Semiconductor)トランジスタ、トランジ
スタ34,36,42,44はそれぞれn型MOSトラ
ンジスタにより構成されている。
対的大きさは、トランジスタ34,36,42,44の
相対的大きさと同様に重要である。トランジスタ22,
24,26,28の各チャネルはかなり大きくなってい
る。従って、トランジスタ22,24,26,28はそ
れぞれ飽和状態にバイアスされ、大電流を引出してお
り、それらのドレイン・ソース間の電流と電圧との変化
は感知しない。トランジスタ34,36,42,44の
各チャネルは小さくなっている。従って、それらのトラ
ンジスタ34,36,42,44は、各々のドレイン・
ソース間の電流および電圧の変化を感知する。
ビット線からの信号を入力信号として受信することによ
り動作を開始する。ここで、データ線には始動状態のデ
ータ“0”が最初に存在するとする。この状態では、入
力端子12の電圧は入力端子14の電圧よりも低い。デ
ータの状態が変化すると、アドレスの変化または同様な
現象により、入力端子12の電圧は、上昇しようとする
か、または、低下しようとする入力端子14の電圧より
も高くなろうとする。この電圧変化は、データ線に存在
する大きなラインキャパシタンスのために遅い。感知増
幅器が電圧変化に応答するならば、出力は同様にゆっく
り応答する。電圧がゆっくり変化している間、電流はデ
ータ線の変化により殆ど瞬間的に変化する。
が低下しようとすると、電流は感知増幅器10からデー
タ線へ流れる。しかし、上記ラインキャパシタンスによ
り入力端子14における電圧は変わらないままであり、
トランジスタ32のドレイン・ソース間の電圧と、ゲー
ト・ソース間の電圧は、変わらずに維持される。従っ
て、トランジスタ32を通じて供給される電流も変わら
ない。回路から入力端子14をへて引き出された余分な
電流によって、トランジスタ26,28を経て流れる電
流は少なくなる。トランジスタ44を通って流れる電流
はトランジスタ26を流れる電流と等しい。従って、ト
ランジスタ44を流れる電流も同様に少なくなる。
スタ36,44の各チャネルは小さく、電流と電圧の両
方の変化を良く感知するように設計されている。これ
は、チャネルの幅対長さの比(W/L)が小さいことを
意味する。通電している時、この比が小さい程、トラン
ジスタのインピーダンスは高くなる。この高いインピー
タンスのトランジスタ44のために、トランジスタ44
にかかる電圧は、電流の低下に応答してかなり低下す
る。これにより内部基準ノード48の電圧が低下する。
トランジスタ26は比較的に大きく、飽和状態で動作す
るので、内部基準ノード48は、トランジスタ26を経
た電流または入力端子14における電圧に影響を与える
ことなく、かなり低下する。
トランジスタ34のゲート・ソース間の電圧も低下す
る。これにより出力端子38の電圧が上昇する。トラン
ジスタ22のゲート・ソース間の電圧は増加するが、ト
ランジスタ22の大きさが比較的に大きいので、飽和し
たままであり、出力端子38における電圧は、トランジ
スタ22の動作に影響を与えることなく上昇する。
2の電圧も、データ線に関連するキャパシタンスが高い
ので、変化するのが遅い。これにより、トランジスタ3
0は、引き続いて同量の電流を供給する。入力端子12
での消費電流が減少することから、その分の余分な電流
がトランジスタ22,24へ供給される。トランジスタ
24における電流が増加することにより、トランジスタ
42の電流が増加する。トランジスタ42のチャネルの
大きさが前述のように決定されているので、内部基準ノ
ード46の電圧が上昇する。内部基準ノード46の電圧
の上昇により、出力端子40はトランジスタ36を経て
強く接地された状態となる。
4における電流の変化に応答して、出力端子38と出力
端子40との間に電圧差が生じる。
え、トランジスタ30,32による負帰還動作をなす。
例えば、入力端子14が電流をより引き出す結果、出力
端子40の電圧が低下するので、トランジスタ32のゲ
ート・ソース間の電圧は高くなる。これによりトランジ
スタ32がより強くターンオンし、入力端子14におけ
る電圧が上昇する。これは、データ線により及ぼされた
影響と反対である。この負帰還動作により、入力端子1
2と入力端子14との間の電圧差が最小に保持される。
入力端子12と入力端子14との間の電圧差が最小に保
持されることにより、更に、スイッチング動作はより速
く、容易に行われる。
器10は、スイッチング性能を低下させる固有の特性を
有している。すなわち、上記のスィッチング動作の間、
トランジスタ42を流れる増加電流により、内部基準ノ
ード46の電圧が増加する。内部基準ノード46の電圧
が高くなるので、トランジスタ42のゲート・ソース間
の電圧が上昇する。これによりトランジスタ42はより
強くターンオンし、トランジスタ42の抵抗が減少して
内部基準ノード46が接地される。これは内部基準ノー
ドに関連した負帰還であり、これによって内部基準ノー
ド46における電圧の上昇速度が制限され、回路のスイ
ッチング速度が遅くなる。内部基準ノード48は、同様
に、反対方向に影響を受ける。
ので、その目的は、内部基準ノードに関連する負帰還を
除去し、正帰還に変えることにより、スイッチング速度
をより短くすることができる電流感知増幅器を提供する
ことにある。
子および第2の入力端子と、第1の出力端子および第2
の出力端子と、それぞれ第1の電源と第2の電源との間
に設けられた第1の回路および第2の回路と、第1の基
準ノードと第2の基準ノードおよび第3の回路と第4の
回路を含む基準電圧回路とを有する電流感知増幅器であ
って、前記第1の回路が、第1のトランジスタ、第2の
トランジスタおよび第3のトランジスタを含み、前記第
1のトランジスタが、前記第1の入力端子と前記第1の
出力端子との間に接続されたソースードレイン電流路
と、前記第1の基準ノードに接続された制御電極とを有
し、前記第2のトランジスタが、前記第1の入力端子と
前記第1の電源との間に接続されたソースードレイン電
流路と、負帰還を行うために前記第1の出力端子に接続
された制御電極とを有し、前記第3のトランジスタが、
前記第1の出力端子と前記第2の電源との間に接続され
たソースードレイン電流路と、前記第1の基準ノードに
接続された制御電極とを有し、前記第2の回路が、第4
のトランジスタ、第5のトランジスタ、および第6のト
ランジスタを含み、前記第4のトランジスタが、前記第
2の入力端子と前記第2の出力端子との間に接続された
ソースードレイン電流路と、前記第2の基準ノードに接
続された制御電極とを有し、前記第5のトランジスタ
が、前記第2の入力端子と前記第1の電源との間に接続
されたソースードレイン電流路と、負帰還を行うために
前記第2の出力端子に接続された制御電極とを有し、前
記第6のトランジスタが、前記第2の出力端子と前記第
2の電源との間に接続されたソースードレイン電流路
と、前記第2の基準ノードに接続された制御電極とを有
し、前記基準電圧回路の第3の回路が、前記第1の入力
端子と前記第2の電源との間に接続され、かつ、第1の
インピーダンス回路と第7のトランジスタとを含み、前
記第1のインピーダンス回路が前記第1の入力端子と前
記第2の基準ノードとの間に接続され、前記第7のトラ
ンジスタが、前記第2の基準ノードと前記第2の電源と
の間に接続されたソースードレイン電流路と、正帰還を
行うために前記第1の基準ノードに接続された制御電極
とを有し、前記第1の基準電圧回路の第4の回路が、前
記第2の入力端子と前記第2の電源との間に接続され、
かつ、第2のインピーダンス回路と第8のトランジスタ
とを含み、前記第2のインピーダンス回路が前記第2の
入力端子と前記第1の基準ノードとの間に接続され、前
記第8のトランジスタが、前記第1の基準ノードと前記
第2の電源との間に接続されたソースードレイン電流路
と、正帰還を行うために前記第2の基準ノードに接続さ
れた制御電極とを有することを特徴とするものである。
読み取ることに応答して切り換える期間の間、正帰還を
取り入れている。これにより回路の2つの入力の電流差
に対して、非常に速い応答をする。この電流感知増幅器
を半導体メモリに適用する場合には、一対のビット線ま
たは一対のデータ線の電流差を感知するために使用さ
れ、より敏速なメモリ読み取りが可能になる。
増大させることなく、回路動作を速くすることができる
ことである。
方法は、メモリセルの状態に関するインピーダンスに基
づいて増幅器の2つの入力端子において異なる電流を発
生させる段階と、前記異なる電流の組に従って前記増幅
器に電圧変化を発生させる段階と、前記2つの入力端子
に発生した異なる電流に応答した正帰還により前記増幅
器の電圧変化を加速させる段階と、前記増幅器の動作を
安定させるために、前記入力端子における電圧を負帰還
により制御する段階と、前記異なる電流の組に基づいて
前記増幅器の2つの出力端子に異なる電圧を発生させる
段階とを含むものである。
流差に基づいて、2つの出力端子に電圧差が生じる。こ
の入力端子側の電流差は、アドレスされたメモリセルの
状態に対応したインピーダンスに起因している。一方、
出力として発生する電圧差は、電流差が増幅器の正帰還
回路に入力された結果生じるが、正帰還は電位差の発生
を加速するので、スイッチング速度が向上し、メモリ上
のデータアクセス速度がより速くなる。また、出力電圧
の大きさは負帰還回路により制御され、これにより増幅
器の動作安定性が保障される。
する。
感知増幅器20の構成を表すものである。なお、図3と
同一構成部分については同一符号を付して、以下説明す
る。本実施例の電流感知増幅器20は、図3に示した従
来の感知増幅器10が正帰還動作を行うように改良した
ものである。
より第1の回路20A、トランジスタ28,32,36
により第2の回路20Bがそれぞれ構成されている。ま
た、トランジスタ24,44により第3の回路11A、
トランジスタ26,42により第4の回路11Bがそれ
ぞれ構成され、これら第3の回路11Aおよび第4の回
路11Bにより基準電圧回路11が構成されている。
ンはトランジスタ44のゲートに、また、トランジスタ
44のドレインはトランジスタ42のゲートに接続され
ている。トランジスタ42のドレインは、内部基準ノー
ド46ではなく、内部基準ノード48に接続されてい
る。同様に、トランジスタ44のドレインは、内部基準
ノード48ではなく、内部基準ノード46に接続されて
いる。
作は、図3に示した従来の感知増幅器10の動作とほぼ
同様である。しかし、その違いが、感知増幅器10に生
じるスイッチングの制約を克服する上で重要である。感
知増幅器10は、前述のようにトランジスタ42,44
に関連して望ましくない制約を含んでいる。従来の感知
増幅器10のように構成した場合、トランジスタ42,
44は、内部基準ノード46,48を修正するその能力
において、それ自体を制限した状態となっている。これ
が前述のように感知増幅器10のスイッチング速度が遅
くなる要因となっている。
ジスタ24の電流が増加すると、内部基準ノード46の
電圧は高くなる。これによりトランジスタ42がより強
くターンオンし、トランジスタ42のゲート・ソース間
の電圧が上昇する。このトランジスタ42の作用が、内
部基準ノード46の電圧を降下させるように影響する。
しかし、内部基準ノード46の電圧は高くなって、トラ
ンジスタ36をより強くターンオンさせることが望まし
い。これにより感知増幅器の応答時間は速くなる。従来
技術では、内部基準ノード46の電圧は最終的には高く
なるものの、上記トランジスタ42による降下方向への
影響により、非常にゆっくり上昇することとなる。
は、トランジスタ42のドレインは内部基準ノード48
に接続されている。内部基準ノード46の電圧が高くな
ると、トランジスタ42は速くターンオンするが、従来
技術のように内部基準ノード46が接地されることはな
い。その代わり、トランジスタ42がより強くターンオ
ンして内部基準ノード48を確実に接地させる。図1で
は、内部基準ノード48はトランジスタ34の制御電極
(ゲート電極)に接続されている。従って、内部基準ノ
ード48が接地されることにより、トランジスタ34の
ターンオフ速度が速くなり、出力端子38の電圧が上昇
する
接続は内部基準ノード46へ切り換えられており、同様
に、回路のスイッチング速度が速くなる。内部基準ノー
ド48の電圧が低下すると、トランジスタ44はオフに
より近くターンダウンする。従来技術が内部基準ノード
48を接地させる強度を減少させる代わりに、本実施例
では、トランジスタ44が、内部基準ノード46を接地
させる強さを減少させる。これによりトランジスタ36
のターンオン動作が加速され、電流感知増幅器20が切
り換わる速度が速くなり、出力端子40が強く接地され
る。このような正帰還動作により、本実施例の電流感知
増幅器20ではスイッチング速度が速くなり、半導体メ
モリにおいて、データのアクセス速度がより速くなる。
いう表現を次の理由によって使用する。もし、入力端子
12の電圧が低下すると、(a)内部基準ノード46の
電圧が低下する。これにより、(b)トランジスタ42
のゲート・ソース間の電圧が低下する。更に、これによ
って、(c)内部基準ノード48の電圧が上昇する。内
部基準ノード48の電圧が上昇すると、(d)トランジ
スタ44のゲート・ソース間の電圧が上昇する。トラン
ジスタ44のゲート・ソース間の電圧が上昇すると、
(e)内部基準ノード46の電圧が低下する。(e)の
結果は(a)の場合と同様であるので、これはその効果
を増加させる帰還ループであり、そのため、このような
動作を「正帰還」と称する。
なわち、利得が大きいので、帰還されると、その利得に
より回路が不安定になる。その状態では、回路は非常に
強く切り換えられるので、元へ切り換えることができな
い。トランジスタ30,32は、負帰還動作を行うこと
により回路の潜在的な不安定状態を防止する。前述のよ
うに、トランジスタ30,32は、入力端子12と入力
端子14の電圧が大きく変動するのを防止するための負
帰還動作を行う。出力端子38と出力端子40があまり
速くスイッチングしようとすると、トランジスタ30ま
たはトランジスタ32のいずれかがターンオンして、こ
の動作を停止させる。
される負帰還は、回路の安定性を高めるが、増幅器のス
イッチング速度に悪影響を与えることはない。この理由
は、負帰還が、電流ではなく、入力端子12,14にお
ける電圧を調整するからである。大きな電圧差が入力端
子12,14に現れる前に、回路が電流差によりスイッ
チングを始めると、正帰還動作が開始される。負帰還動
作は、電圧に差が生じるまで開始しない。すなわち、本
実施例では、実際のスイッチング動作を強化し、速度を
速くするための正帰還動作と、回路の安定性を維持し、
先のより敏速なスイッチングのために、入力端子12,
14間の電圧差を最小にするための負帰還と、を効果的
に組み合わせたものである。負帰還は、主に、スイッチ
ング動作が行われた後に開始される。
知増幅器(電流感知差動増幅器)80の構成を表すもの
である。この電流感知増幅器80は、特に、半導体メモ
リに適用する場合に好適である。電流感知増幅器80は
図1の感知増幅器20に基づいており、図1と同一の回
路構成要素については同一符号を付してその説明を省略
する。
幅器20の構成に加え、書き込みおよび読み取りの両動
作に関連した他の回路構成要素を有している。すなわ
ち、3つの信号端子(READ−EN76、/READ
−EN77および/WRITE−EN78)を有してい
る。READ−EN76における信号は、メモリセル配
列が読み取り可能状態の場合に、ハイレベル(アクチィ
ブハイ)となる。/READ−EN77における信号
は、READ−EN76における信号を補完するもので
ある。メモリセル配列が読み取り可能状態の場合には、
/READ−EN77における信号はローレベルとな
る。メモリセル配列が書き込み可能状態のときに、/W
RITE−EN78における信号はローレベルとなる。
ランジスタ50,52,54,56,58,60,6
2,64,66,68,70と、1つのナンドゲート7
2とを有している。このうちトランジスタ50,52の
各ゲート(制御電極)はそれぞれ/READ−EN77
に接続されている。また、トランジスタ54,56,5
8,60の各ゲート(制御電極)はREAD−EN76
に接続されている。トランジスタ64,66,68,7
0の各ゲート(制御電極)はそれぞれ/WRITE−E
N78に接続されている。ナンドゲート72は、メモリ
セルが読み取り、または、書き込みがなされないタイミ
ングを決定し、トランジスタ62を制御するために使用
される。
56,58,60,62,64,66,68,70とナ
ンドゲート72を追加することにより、本実施例では、
第1の実施例の電流感知増幅器20の構成要素が以下に
説明するように変形されたものとなっている。すなわ
ち、トランジスタ42のゲートは、ここでは内部基準ノ
ード46に直接に接続されず、トランジスタ54を介し
て内部基準ノード46に接続されると共に、トランジス
タ50を介して接地されている。同様に、トランジスタ
44のゲートは、ここではトランジスタ56を介して内
部基準ノード48に接続されると共に、トランジスタ5
2を介して接地されている。
介して電源VCCに接続されている。内部基準ノード46
はトランジスタ58を介してVCCに接続されている。負
帰還動作を行うトランジスタ30のゲートは、トランジ
スタ64を介して出力端子38に接続されると共に、ト
ランジスタ66を介してVCCに接続されている。同様
に、負帰還動作を行うトランジスタ32のゲートは、ト
ランジスタ70を介して出力端子40に接続されると共
に、トランジスタ68を介して電源VCCに接続されてい
る。入力端子12は、トランジスタ62を介して入力端
子14に接続されている。ナンドゲート72は、/WR
ITE−EN78に接続された一つの入力端子72a
と、/READ−EN77に接続された他の入力端子7
2aとを有している。
示した電流感知増幅器20と同様に、メモリセルが読み
込まれている時にのみ、動作することが必要である。従
って、メモリセルが読み込まれる時は、READ−EN
76の信号レベルは高くなり、/READ−EN77の
信号レベルは低くなる。読み取り動作の間、/WRIT
E−EN78の信号レベルは高くなる。これにより、/
WRITE−EN78に接続されたゲートを有するトラ
ンジスタ(p型MOSトランジスタ)66,68がそれ
ぞれオフの状態に維持される。トランジスタ50,5
2,58,60,62は、同様にオフ状態である。読み
取り動作中においては、電流感知増幅器80は、機能的
に電流感知増幅器20と等価である。
器80は、アドレスされたメモリセル内に蓄積された電
流値を感知する必要はない。アドレスされたメモリセル
には、データが書き込まれ、その電流値が更新される。
メモリセルにデータが書き込まれると、/WRITE−
EN78の信号レベルは低くなる。READ−EN76
の信号レベルは低く、また、/READ−EN77の信
号レベルは高くなる。これにより電流感知増幅器80が
不活性になるか、または、待機モードになる。出力端子
38,40は、いずれも接地される。トランジスタ5
8,60はターンオンして、内部基準ノード46,48
の両方をそれぞれ電源VCCに接続させる。これによりト
ランジスタ22,24,26,28はオフ状態になり、
トランジスタ34,36はオン状態となる。トランジス
タ34,36がオンすることにより、出力端子38,4
0は接地される。
り、トランジスタ42,44の各ゲートをそれぞれ内部
基準ノード46,48と非接続状態とする。トランジス
タ50,52はオン状態であり、トランジスタ42,4
4の各ゲートが接地される。結果として、トランジスタ
42,44はオフ状態となる。入力端子12,14は、
それぞれ回路の残りの部分と非接続状態となる。トラン
ジスタ70,64はオフ状態であり、トランジスタ3
0,32の各ゲートはそれぞれ出力端子38,40と非
接続状態となる。トランジスタ66,68はオン状態で
あり、トランジスタ30,32の各ゲートを電源VCCに
接続させる。トランジスタ30,32の各ゲートがVCC
に接続されることにより、トランジスタ30,32はそ
れぞれオフ状態になる。ナンドゲート72の出力はハイ
レベルとなり、その結果、トランジスタ62はオフ状態
となる。
は、書き込み動作中に、メモリセル配列から効果的に隔
離される。入力端子12,14は、それぞれ電流感知増
幅器80の残りの部分との間で接続が解除され、また、
出力端子38,40はそれぞれ接地された状態となる。
ない間、READ−EN76の信号レベルは低く、/W
RITE−EN78および/READ−EN77の信号
レベルはいずれも高い。このとき、ナンドゲート72の
2つの入力信号、すなわち/WRITE−EN78およ
び/READ−EN77の信号レベルはそれぞれ高く、
その結果、ナンドゲート72の出力レベルは低くなる。
従って、トランジスタ62がオン状態となり、入力端子
12を入力端子14に接続させる。これにより、2つの
入力端子12,14との間のすべての電圧差が効果的に
除去され、このため次のメモリ読み取りにおいて、読み
取り動作がより速くなる。
0,80によれば、電力消費量を増加させることなく、
電流差を敏速に感知することができる。
本発明は上記実施例に限定されるものではなく、その均
等の範囲で種々変形可能である。例えば、第1の実施例
においては、トランジスタ22,24,26,28,3
0,32をp型MOSトランジスタ、トランジスタ3
4,36,42,44をn型MOSトランジスタとして
説明したが、これらトランジスタの極性をそれぞれ逆に
してもよい。この場合には、勿論、2つの電源の極性も
逆、すなわち第1の電源をVCCから接地状態、また、第
2の電源を接地状態からVCCに切り換えるものである。
これは第2の実施例においても同様である。
幅器によれば、回路が差電流を読み取ることに応答して
切り換える期間の間、正帰還を取り入れるようにしたの
で、回路の2つの入力の電流差に対して、非常に速い応
答をすることができる。従って、この電流感知増幅器を
半導体メモリに適用し、一対のビット線または一対のデ
ータ線の電流差を感知するように構成すると、より敏速
なメモリ読み取りが可能になる。
回路構成図である。
回路構成図である。
ピーダンス回路) 26 トランジスタ(第10のトランジスタ,第2のイ
ンピーダンス回路) 28 トランジスタ(第4のトランジスタ) 30 トランジスタ(第2のトランジスタ,負帰還トラ
ンジスタ) 32 トランジスタ(第5のトランジスタ,負帰還トラ
ンジスタ) 34 トランジスタ(第3のトランジスタ) 36 トランジスタ(第6のトランジスタ) 38 出力端子(第1の出力端子) 40 出力端子(第2の出力端子) 42 トランジスタ(第8のトランジスタ) 48 トランジスタ(第7のトランジスタ) 46 第2の基準ノード 48 第1の基準ノード 50,52,…,70 トランジスタ 76 端子(READ−EN) 77 端子(/READ−EN) 78 端子(/WRITE−EN)
Claims (10)
- 【請求項1】 第1の入力端子および第2の入力端子
と、第1の出力端子および第2の出力端子と、それぞれ
第1の電源と第2の電源との間に設けられた第1の回路
および第2の回路と、第1の基準ノードと第2の基準ノ
ードおよび第3の回路と第4の回路を含む基準電圧回路
とを有する電流感知増幅器であって、前記第1の回路
が、第1のトランジスタ、第2のトランジスタおよび第
3のトランジスタを含み、前記第1のトランジスタが、
前記第1の入力端子と前記第1の出力端子との間に接続
されたソースードレイン電流路と、前記第1の基準ノー
ドに接続された制御電極とを有し、前記第2のトランジ
スタが、前記第1の入力端子と前記第1の電源との間に
接続されたソースードレイン電流路と、負帰還を行うた
めに前記第1の出力端子に接続された制御電極とを有
し、前記第3のトランジスタが、前記第1の出力端子と
前記第2の電源との間に接続されたソースードレイン電
流路と、前記第1の基準ノードに接続された制御電極と
を有し、前記第2の回路が、第4のトランジスタ、第5
のトランジスタ、および第6のトランジスタを含み、前
記第4のトランジスタが、前記第2の入力端子と前記第
2の出力端子との間に接続されたソースードレイン電流
路と、前記第2の基準ノードに接続された制御電極とを
有し、前記第5のトランジスタが、前記第2の入力端子
と前記第1の電源との間に接続されたソースードレイン
電流路と、負帰還を行うために前記第2の出力端子に接
続された制御電極とを有し、前記第6のトランジスタ
が、前記第2の出力端子と前記第2の電源との間に接続
されたソースードレイン電流路と、前記第2の基準ノー
ドに接続された制御電極とを有し、前記基準電圧回路の
第3の回路が、前記第1の入力端子と前記第2の電源と
の間に接続され、かつ、第1のインピーダンス回路と第
7のトランジスタとを含み、前記第1のインピーダンス
回路が前記第1の入力端子と前記第2の基準ノードとの
間に接続され、前記第7のトランジスタが、前記第2の
基準ノードと前記第2の電源との間に接続されたソース
ードレイン電流路と、正帰還を行うために前記第1の基
準ノードに接続された制御電極とを有し、前記第1の基
準電圧回路の第4の回路が、前記第2の入力端子と前記
第2の電源との間に接続され、かつ、第2のインピーダ
ンス回路と第8のトランジスタとを含み、前記第2のイ
ンピーダンス回路が前記第2の入力端子と前記第1の基
準ノードとの間に接続され、前記第8のトランジスタ
が、前記第1の基準ノードと前記第2の電源との間に接
続されたソースードレイン電流路と、正帰還を行うため
に前記第2の基準ノードに接続された制御電極とを有す
ることを特徴とする電流感知増幅器。 - 【請求項2】前記第1のインピーダンス回路が第9のト
ランジスタにより構成されると共に、前記第2のインピ
ーダンス回路が第10のトランジスタより構成され、前
記第9のトランジスタが前記第1の入力端子と前記第2
の基準ノードとの間に接続されたソースードレイン電流
路と、前記第2の基準ノードに接続された制御電圧とを
有し、かつ、前記第10のトランジスタが、前記第2の
入力端子と前記第1の基準ノードとの間に接続されたソ
ースードレイン電流路と、前記第1の基準ノードに接続
された制御電極とを有することを特徴とする請求項1記
載の電流感知増幅器。 - 【請求項3】前記第1のトランジスタ、第2のトランジ
スタ、第4のトランジスタ、第5のトランジスタ、第9
トランジスタのおよび第10のトランジスタがそれぞれ
p型MOSトランジスタであり、かつ、前記第3のトラ
ンジスタ、第6のトランジスタ、第7のトランジスタお
よび第8のトランジスタがそれぞれn型MOSトランジ
スタであることを特徴とする請求項2記載の電流感知増
幅器。 - 【請求項4】前記第1のトランジスタ、第4のトランジ
スタ、第9のトランジスタおよび第10のトランジスタ
が、それぞれ飽和状態で動作し、それらのドレインとソ
ースとの間の電圧変動を感知しないように、大きさに従
って分けられたことを特徴とする請求項3記載の電流感
知増幅器。 - 【請求項5】前記第3のトランジスタ、第6のトランジ
スタ、第7のトランジスタおよび第8のトランジスタ
が、それらのドレインとソースとの間の小さな電流の変
化と電圧変動のいずれも感知するように大きさに従って
分けられたことを特徴とする請求項3記載の電流感知増
幅器。 - 【請求項6】前記第1のトランジスタ、第2のトランジ
スタ、第4のトランジスタ、第5のトランジスタ、第9
のトランジスタおよび第10のトランジスタがそれぞれ
n型MOSトランジスタであり、かつ、前記第3のトラ
ンジスタ、第6のトランジスタ、第7のトランジスタお
よび第8のトランジスタがそれぞれp型MOSトランジ
スタであることを特徴とする請求項2記載の電流感知増
幅器。 - 【請求項7】前記第1のトランジスタ、第4のトランジ
スタ、第9のトランジスタおよび第10のトランジスタ
がそれぞれ飽和状態で動作し、それらのドレインとソー
スとの間の電圧変動を感知しないように、大きさに従っ
て分けられたことを特徴とする請求項6記載の電流感知
増幅器。 - 【請求項8】前記第3のトランジスタ、第6のトランジ
スタ、第7のトランジスタおよび第8のトランジスタ
が、それらのドレインとソースとの間の小さい電流の変
化と電圧変動のいずれも感知するように大きさに従って
分けられたことを特徴とする請求項6記載の電流感知増
幅器。 - 【請求項9】前記第1の入力端子と第2の入力端子が一
組のビット線に接続されたことを特徴とする請求項1記
載の電流感知増幅器。 - 【請求項10】前記第1の入力端子と第2の入力端子が
一組のデータ線に接続されたことを特徴とする請求項1
記載の電流感知増幅器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP07182054A JP3086903B2 (ja) | 1995-06-26 | 1995-06-26 | 電流感知増幅器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP07182054A JP3086903B2 (ja) | 1995-06-26 | 1995-06-26 | 電流感知増幅器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0917182A JPH0917182A (ja) | 1997-01-17 |
JP3086903B2 true JP3086903B2 (ja) | 2000-09-11 |
Family
ID=16111542
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP07182054A Expired - Lifetime JP3086903B2 (ja) | 1995-06-26 | 1995-06-26 | 電流感知増幅器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3086903B2 (ja) |
-
1995
- 1995-06-26 JP JP07182054A patent/JP3086903B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0917182A (ja) | 1997-01-17 |
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