JP3086840U - 自動車用ペダルカバー - Google Patents

自動車用ペダルカバー

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JP3086840U JP2001008294U JP2001008294U JP3086840U JP 3086840 U JP3086840 U JP 3086840U JP 2001008294 U JP2001008294 U JP 2001008294U JP 2001008294 U JP2001008294 U JP 2001008294U JP 3086840 U JP3086840 U JP 3086840U
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利明 浅倉
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株式会社アドバンス・アンド・テクノロジー
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Abstract

(57)【要約】 【課 題】 自動車メーカーの違いや車種の違いに拘
らず、大半の車種の操作用ペダルに後付けにより装着可
能なペダルカバーを提供すること。 【解決手段】 形状並びに上面に適宜のデザインを施す
と共に、外形を自動車の既設ペダルPより一回り大きく
形成した金属製又は硬質プラスチック製のペダルカバー
において、そのカバー本体1の外周上の四偶に近い少な
くとも4箇所にビス穴2を設けその穴に取付用ビス3を
挿入して前記ペダルPの上面に当てがうと共に、前記カ
バー本体1裏面における前記ビス3に、そのビス3に螺
装される取付爪片6、又は、取付爪片6の上からビスに
螺装されるナット7を締結させることによって、前記取
付爪片6の先端側6dを前記ペダルP裏面に圧接させて前
記カバー本体1を前記ペダルP上面に取付けるようした
こと。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案はメーカーや車種が異なる乗用車等の自動車であっても、それらのアク セル,ブレーキ,クラッチの各ペダル(以下、操作用ペダル、又は、単にペダル ともいう)に、いわゆる後付けにより取付けることができる、高い装着汎用性を 付与したペダルカバーに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から、自動車の操作用ペダルに様々な目的で後付けによってペダルカバー を装着することが提案され、既に実用に供されているものも多い。
【0003】 しかし、従来のペダルカバーは、各メーカー、或は、車種によって各自動車に 既設のペダルの形状や大きさが微妙に異なっていることに起因し、仮に同じデザ インのペダルカバーであっても各メーカーの車種ごとに、或は、車種の違いごと に個別にペダルカバーを作製しなければならないといった煩しさがあった。また 、各メーカーの違い、或は、車種の違いによって、ペダルカバーの表面のエンボ ス模様や裏面のリブ形態なども異なることにより、後付けペダルカバーの取付形 態を各自動車のペダルで共通化することが困難なため、ペダルカバーの取付構造 も各メーカーの違いや車種の違いに対応した構造とならざるを得ず、これらの要 因によって、後付けペダルカバーのコストが押上げられているという問題もあっ た。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は上記のような後付けペダルカバーの現状の問題点に鑑み、自動車メー カーの違いや車種の違いに拘らず、大半の車種の操作用ペダルに後付けにより装 着可能なペダルカバーを提供することを、その課題とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】 上記課題を解決することを目的としてなされた本考案ペダルカバーの構成は、 形状並びに上面に適宜のデザインを施すと共に、外形を自動車の既設ペダルより 一回り大きく形成した金属製又は硬質プラスチック製のペダルカバーにおいて、 そのカバー本体の外周上の四偶に近い少なくとも4箇所にビス穴を設けその穴に 取付用ビスを挿入して前記ペダルの上面に当てがうと共に、前記カバー本体裏面 における前記ビスに、そのビスに螺装される取付爪片、又は、取付爪片の上から ビスに螺装されるナットを締結させることによって、前記取付爪片の先端側を前 記ペダル裏面に圧接させて前記カバー本体を前記ペダル上面に取付けるようした ことを特徴とするものである。
【0006】 本考案は上記構成のペダルカバーの取付けに使用する取付爪片は、長目の舌片 状に形成し、その先端部近傍を浅い角度で下向きに折曲げると共に、その先端を 凹弧状に形成して前記折曲げ側に少し突出した尖鋭小突出部を形成することによ り、車種やメーカーの違いによるペダル裏面の形態がことなっていても、殆んど の車種のペダルに本考案ペダルカバーを装着することが可能になる。
【0007】
【考案の実施の形態】
次に本考案ペダルカバーの形態例について、図に拠り説明する。図1は本考案 ペダルカバーを既設ペダルへ装着する前の状態の斜視図、図2は図1の本考案に おけるアクセルペダル用のペダルカバーを適宜車種のアクセルペダルに取付けた 状態の側面図、図3は図2の取付状態をペダル裏面側から見た斜視図、図4は本 考案ペダルカバーの取付に使用する取付爪片の拡大斜視図である。
【0008】 図1〜図4において、1は本考案ペダルカバーにおけるカバー本体で、ここで は外観をディスクブレーキのキャリパー状に形成してある。カバー本体1をディ スクブレーキ用のキャリパー状に形成したのは、従来のペダルカバーの殆んどが 、ペダルの外形に即した形状で面白味が無い点に鑑み、外見上の以外性を狙った ものである。本考案において、カバー本体1をどのような形態にするかは、全く 任意である。
【0009】 2は、上記カバー本体1において、概ね四隅に設けた複数個のビス穴で、カバ ー本体1を既設のペダルPに装着するための脚長の取付用ビス3を取付けるため のものである。4は実際のディスクブレーキ用キャリパーに装着されているビス を模して取付けたダミーのビス、つまり装飾用ビスである。図1に示した例では 、すべてのビス穴2に脚が短かいダミービス4が取付けてあるが、本考案では、 既設ペダルPの形状や裏面の形態などに合わせてどのビス穴2に脚長の取付用ビ ス3を挿入するかを選択するので、前記ダミービス4は取付用ビス3とビス穴2 の位置によって取替えることができる。通常は、カバー本体1の四隅近くに位置 したビス穴2を選択して取付用ビス3を取付ける。
【0010】 5は、上記のペダルカバー本体1において、その上面(踏面)に取付けた滑り 止めパッド材で、このパッド材5の平面形状も実際のディスクブレーキにおける ブレーキパッドの平面形状を模したものである。本考案において、カバー本体1 の踏面に設ける滑り止めは、上記パッド材5の形状,配置位置に限られるもので はなく、例えば、カバー本体1の表面全体を粗面に形成したり、格子状に凹凸を 付けたりして形成してもよいこと勿論である。
【0011】 上記カバー本体1において、概ね四隅に位置する4箇所のビス穴2には、それ ぞれネジが形成された脚の長い取付用ビス3を挿入するが、各ビス3の頭部は、 脚が短いダミービス4の頭部と同一意匠の角レンチ穴を具備したものを用い、カ バー本体1の意匠との一体感を演出できるように形成されている。
【0012】 6は、上記の各取付用ビス3にそれぞれナット7により取付けられる取付爪片 で、本考案では図4に例示した形態に形成されたものを使用する。即ち、図4に 示した取付爪片6は、厚さ2〜3mm程度の金属板をプレス加工して、全体が長目 の舌片状をなす爪片本体6aに形成し、この爪片本体6aの先端側を平面から見て下 向きに10〜15度程度曲げて折曲先端側6bを形成すると共に、該先端側6bの先端を 浅い凹円弧状部6cにカットすることにより、先端両側に小さ目の尖鋭小突起部6d を具備するように形成されている。なお、6eはこの爪片本体6aの後端寄りに形成 した前記取付用ビス3に螺装されるネジ穴である。
【0013】 7は前記取付用ビス3に螺着される取付爪片6の緩み、脱落を防止するための ロックナットであり、以上のカバー本体1からロックナット7までの部材により 、本考案ペダルカバーの一例を形成する。上記例において、取付爪片6は取付用 ビス3に螺装するタイプとしたが、ロックナット7などの押えナットを用いる場 合には、前記取付爪片6のネジ穴6eはネジを有しないビス穴に形成したものであ ってもよい。
【0014】 上記の本考案ペダルカバーは、自動車に既設のペダルPに、次の要領で取付け られるので、図2を参照しつつ以下に説明する。 図2において、アームAの先端に設けられている既設ペダルPの上面(外面) に、本考案ペダルカバーのカバー本体1を当てがい、このカバー本体1において ほぼ四隅に位置した4個のビス穴2を選択し、これらの穴2がすべて既設ペダル Pの外周の外側に位置するように配置し、各ビス穴2に脚の長い取付用ビス3を 通す。
【0015】 この取付用ビス3を各ビス穴2に通したとき、ペダルPの裏面において前記ビ ス3に螺装される取付爪片6を、その先端側6bがペダルPの裏面に向くようにし ておき、各取付用ビス3を取付爪片6のネジ穴6eにネジ込み、ビスを締込んでい くと、この取付爪片6は、その先端側6bがペダルPの裏面側に少し曲がっており 、かつ、その先端側6bの先端には尖鋭小突起部6dが形成されているので、ペダル Pの裏面に多少の凹凸があったり、そのペダルPの裏面の縁が凸状に盛上り内部 側が凹陥しているようなペダルPの裏面であっても、前記取付爪片6の先端側6b と小突起部6dが取付用ビス3の締込みによって、ペダルPの裏面に強く圧接され ることになるので、強固な取付状態を実現する。
【0016】 本考案では、この取付爪片6の既設ペダルPの裏面への圧接状態を保持するた め、取付爪片6を締付けたビス6に、ロックナット7を螺装することにより、前 記取付爪片6をその外面からペダル裏面側に押付けるので、ビス5によりペダル Pの裏面圧接された取付爪片6がおよそ緩むことはなく、ましてや脱落すること はない。上記例では、取付用ビス3に1本の取付爪片6を支持させた例であるが 、本考案では1本の取付用ビス3に、例えば2本の取付爪片6をV状をなすよう に取付けてその2本の取付爪片6をペダルPの裏面に当てがうようにしてもよい 。このような取付態様を採ると、より強固な取付けを実現できる。
【0017】
【考案の効果】
本考案は以上の通りであって、自動車メーカーの違いや車種の違いに拘らず、 大半の車種の操作用ペダルに後付けにより装着可能なペダルカバーを提供するた め、形状並びに上面に適宜のデザインを施すと共に、外形を自動車の既設ペダル より一回り大きく形成した金属製又は硬質プラスチック製のペダルカバーにおい て、一例として、そのカバー本体の外周上の四偶に近い少なくとも4箇所にビス 穴を設けその穴に取付用ビスを挿入して前記ペダルの上面に当てがうと共に、前 記カバー本体裏面における前記ビスに、そのビスに螺装される取付爪片、又は、 取付爪片の上からビスに螺装されるナットを締結させることによって、前記取付 爪片の先端側を前記ペダル裏面に圧接させて前記カバー本体を前記ペダル上面に 取付けたので、車種やメーカーの違いによって、ペダル裏面の形状に大差があっ ても、殆んどすべての既設ペダルに本考案ペダルカバーを、強固に、しかも、取 付容易に装着することが出来るという、格別の効果が得られる。
【0018】 また、カバー本体には、周縁に5個以上のビス穴を設けて少なくとも3〜4個 所のビス穴に脚の長い取付用ビスを設け、余ったビス穴にはダミービスを装着す るようにしたから、ペダルの形状などに合せて取付け易いビス穴を利用した取付 けが可能になり、余ったビス穴には脚の短かいダミービスを装着して使用する全 部のビスの外観上の統一観が得られるようにしたので、意匠的効果の面でも優れ ている。
【0019】 更に、一本の取付用ビスに2本の取付爪片をV字状をなすように保持させるこ とにより、ペダル裏面をより多くの取付爪片で押圧することになるので、ペダル カバーのより強固な取付状態を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案ペダルカバーを既設ペダルへ装着する前
の状態の斜視図。
【図2】図1の本考案におけるアクセルペダル用のペダ
ルカバーを適宜車種のアクセルペダルに取付けた状態の
側面図。
【図3】図2の取付状態をペダル裏面側から見た斜視
図。
【図4】本考案ペダルカバーの取付に使用する取付爪片
の拡大斜視図。
【符号の説明】
1 カバー本体 2 ビス穴 3 取付用ビス 4 ダミービス 5 滑り止めパッド材 6 取付爪片 6a 爪片本体 6b 折曲先端 6c 浅い凹円弧上部 6d 尖鋭小突起部 6e ネジ穴 7 ロックナット P ペダル

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 形状並びに上面に適宜のデザインを施す
    と共に、外形を自動車の既設ペダルより一回り大きく形
    成した金属製又は硬質プラスチック製のペダルカバーに
    おいて、そのカバー本体の外周上の四偶に近い少なくと
    も4箇所にビス穴を設けその穴に取付用ビスを挿入して
    前記ペダルの上面に当てがうと共に、前記カバー本体裏
    面における前記ビスに、そのビスに螺装される取付爪
    片、又は、取付爪片の上からビスに螺装されるナットを
    締結させることによって、前記取付爪片の先端側を前記
    ペダル裏面に圧接させて前記カバー本体を前記ペダル上
    面に取付けるようしたことを特徴とする自動車用ペダル
    カバー。
  2. 【請求項2】 取付爪片は、長目の舌片状に形成し、そ
    の先端部近傍を浅い角度で下向きに折曲げると共に、そ
    の先端を凹弧状に形成して前記折曲げ側に少し突出した
    尖鋭小突出部を形成した請求項1の自動車用ペダルカバ
    ー。
  3. 【請求項3】 カバー本体の外周縁に5個以上のビス穴
    を設け、取付爪片を装着する脚長ビスが挿入されないビ
    ス穴にはダミービスを取付けた請求項1又は2の自動車
    用ペダルカバー。
  4. 【請求項4】 1本の取付用ビスに、2本の取付爪片を
    略V字状をなして保持させるようにした請求項1〜3の
    いずれかの自動車用ペダルカバー。
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