JPS5848529Y2 - トツプテ−ブルバン - Google Patents

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、冷蔵庫本体の頂面などに配設されるトップテ
ーブル板の改良に関するもので、銘板の取付ける容易に
して、かつ確実に取付けることを目的とするものである
。

従来、冷蔵庫用トップテーブル板などにふ−いては、上
部に天板の前端縁部を挿入する係止溝と下部に支持片を
形成した単一の前部化粧枠を使用し、この前部化粧板の
前壁面に直接銘板を貼設していた。

したがって、銘板は前部化粧板に確実に貼設されるまで
、圧力をかけて釦かなければならないとか、あるいは前
記モカが不充分であれば、多少の位置ずれなどの危険性
もあり、取付作業が煩雑であった。

本考案は、斯る点に鑑みてなされたもので、銘板に係止
爪を設けて、この係止爪に前部化粧枠の前壁面へ確実に
取付けられるようにしたものである。

以下、本考案をその一実施例を示す肉付図面を参照に説
明する。

図において、１は冷蔵庫本体２の頂面に設けられたトッ
プチーフル板で、天板３と、この天板３の外周端部に配
設された両側化粧枠４，４および後部化粧枠５と前部化
粧枠６とより構成されている。

前記前部化粧枠６は、前壁面１と、この前壁面１より所
定間隙８を介して略前壁面を覆いかつ一部を切欠した切
欠部１′を形成した覆い片９と、上部に前記天板３の前
端縁部を挿入する係止溝１０と、下部に、前記冷蔵庫本
体２頂面に一端が固定された取付板１１に固定される支
持片１２とによって構成されている。

１３は前記前壁面７と覆い片９との間隙８内に挿入され
、下端一部に形成した係止爪１４を、支持片１２の孔１
５に嵌合した化粧板で、この化粧板１３は前部化粧枠６
トよび覆い片９の色と異なる色彩あるいは模様が施され
ている。

係止爪１４は第２図から明らかなように、上方へ向うに
つれて後方へ傾斜して訃り、孔１５に係止された際化粧
板１３を前壁面γ側に引きよせ、確実な固定を図るもの
である。

１６は前記化粧板１３の前記切欠部Ｔ・に位置する前面
に貼付けられた銘板で、メーカ名や機種名及び製造番号
等が記入されている。

したがって、トップテーブル板の特に、前部化粧枠は、
異なる色彩、模様が施こされた化粧板によって意匠的効
果が向上され、また銘板の取付位置が切欠部によって明
確となり、製品のメーカ名や機種名、製造番号などが明
確に表示される。

上記実施例より明らかなように、本考案のトツブチ−フ
ルは、天板と、この天板の前端縁部を挿入する係止溝と
孔を有する支持片と所定間隙を介して略前壁面を覆いか
つ一部に切欠部を設けた覆い片と有する前部化粧枠と、
上端が前記所定間隙内に挿入され、下端より後方に向っ
て傾め上向きに突出すると共に前記孔に係合する係止爪
を備えた化粧板と、この化粧板の前記切欠部に位置する
部分に貼設された銘板とを備えたもので、前部化粧枠の
切欠部と化粧板とのコントラストにより意匠効果が向上
することは熱論のこと、化粧板はその取付に際しては、
上端を間隙内に挿入し、下端の係止爪を孔に係合するだ
けでよく、簡便であり、さらに後方へ傾斜するようにし
であるため、係合時に釦いては化粧板を前部化粧枠側に
引き込むこととなり、その密着が増し、強固な取付が図
れる等の効果な有する。

【図面の簡単な説明】

第１図は本考案の一実施例に釦けるトップチーフル板を
備えた冷蔵庫の要部斜視図、第２図は第１図のｎ−ｎ’
線による断面図、第３図は第１図の■−■線による断面
図、第４図は第１図に訃けるＡ部分の拡犬肥面図である
。 １・・・・・・トップテーブル板、２・・・・・・冷蔵
庫本体（取付本体）、３・・・・・・天板、６・・・・
・・前部化粧枠、１・・・・・・前壁面、７′・・・・
・・切欠部、８・・・・・・所定間隙、９・・・・・・
覆い片、１０・・・・・・係止溝、１２・・・・・・支
持片、１３・・・・・・化粧板、１６・・・・・・銘板
、１５・・・・・・孔、１４・・・・・・係止爪。

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 天板と、この天板の前端縁部を挿入する係止溝と孔を有
   する支持片と、所定間隙を介して略前壁面を覆いかつ一
   部に切欠部を設けた覆い片と有する前部化粧枠と、上端
   が前記所定間隙内に挿入され、下端より後方に向って傾
   め上向きに突出すると共に前記孔に係合する係止爪を備
   えた化粧板と、この化粧板の前記切欠部に位置する部分
   に貼設された銘板とを備えたトップテーブル板。