JP3009723U - 自動車内用の器具固定具 - Google Patents

自動車内用の器具固定具

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JP3009723U
JP3009723U JP1994012131U JP1213194U JP3009723U JP 3009723 U JP3009723 U JP 3009723U JP 1994012131 U JP1994012131 U JP 1994012131U JP 1213194 U JP1213194 U JP 1213194U JP 3009723 U JP3009723 U JP 3009723U
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JP1994012131U
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Inventor
充 芋谷
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株式会社芋谷工業
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 適宜厚みとした本体板1の左右に挿入孔11を
開口し、L字状に屈曲させた締付部材2の先端部22をセ
ンタートンネルの側部に沿うようにすると共に基端部21
を前記挿入孔11に挿入し、且つ挿入孔11の一部に締付部
材固定構造を設けて締付部材2の基端部21を固定可能と
し、さらに器具の底部又は側部に形成した孔又は溝に嵌
入するようにした器具取付部16を本体板1に立設した。 【効果】 L字状に屈曲させた締付部材2の基端部21を
本体板1の左右の挿入孔11に挿入しており、締付部材2
の先端部22でセンタートンネルの両側部を締めつけるこ
とにより、器具固定具を安定した状態で車体に取り付け
できるので、ブレーキングやコーナリングの際に器具が
車体から外れて転倒することがない。さらに、本体板1
に器具取付部16を立設しており、器具の底部又は側部に
形成した孔又は溝に器具取付部16を嵌入して器具を係止
するようにしているので、器具の車体への着脱が容易に
できるようになる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、自動車の後部座席の足元に隆起しているセンタートンネルの上に 、屑入れ、靴箱、フロアコンソールボックス等の器具を着脱自在に取り付けでき るようにした器具固定具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来より自動車の後部座席の足元に隆起しているセンタートンネルの上にゴミ 箱等の各種の器具を装着することは公知であり、センタートンネルに対する装着 は器具の底部に設けたクリップ状の係止部材をセンタートンネルに被せたフロア マットに係止させることにより行われていた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
フロアマットは、車体の床面に載せて敷いただけのものであり、車体に固定的 に取り付けたものではないので、フロアマットに器具を係止しても、器具の車体 への係止を強固にすることはできなかった。そのため、ブレーキングやコーナリ ングの際に器具が転倒し易いという問題があった。さらに、器具の底部に設けた 係止部材が器具の本体部と一体的に組み合わさっているため、器具の着脱が容易 でないという問題があった。
【0004】 そこで、この考案は、センタートンネルの上に強固に固定できるようにするだ けでなく、器具を容易に着脱できるようにした器具固定具を提供しようとするも のである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
そのため、この考案では、適宜厚みとした本体板1の左右に挿入孔11を開口し 、L字状に屈曲させた締付部材2の先端部22をセンタートンネルTの側部に沿う ようにすると共に基端部21を前記挿入孔11に挿入し、且つ挿入孔11の一部に締付 部材固定構造を設けて締付部材2の基端部21を固定可能とし、さらに器具Kの底 部又は側部に形成した孔又は溝に嵌入するようにした器具取付部16を本体板1に 立設した自動車内用の器具固定具とした。
【0006】 締付部材2の先端部22には、当て板3を回動自在に取り付けることが好ましい 。
【0007】 当て板3のセンタートンネルTと接する面には、先尖りの突起31を設けること が好ましい。
【0008】 前記締付部材固定具は、挿入孔11の上に止め具13を配し、前記止め具13をネジ 14で本体板1に取り付けることにより締付部材2の基端部21を締付け固定可能に したものとすることができる。
【0009】
【作用】
この考案の器具固定具では、L字状に屈曲させた締付部材2の基端部21を本体 板1の左右の挿入孔11に挿入しており、締付部材2の先端部22でセンタートンネ ルTの両側部を締めつければ、器具固定具を安定した状態で車体に取り付けでき るようになる。さらに、本体板1には器具取付部16を立設しており、器具取付部 16を器具Kの底部又は側部に形成した孔又は溝に嵌入することにより器具Kと器 具固定具を係止するようにしているので、器具Kを上方に持ち上げれば、器具K は簡単に器具固定具から外れる。
【0010】 締付部材2の先端部22に当て板3を回動自在に取り付ければ、当て板3が車体 に沿って取り付けられるので、センタートンネルTの側部との接触面積が増え、 器具固定具をより安定した状態で車体に取り付けできるようになる。当て板3の センタートンネルTと接する面に先尖りの突起31を設ければ、当て板3がセンタ ートンネルTの側部と係合するようになり、さらに安定した状態で車体に取り付 けできるようになる。
【0011】
【実施例】
以下、この考案の実施例を図面に従って説明する。
【0012】 図1は、この考案の自動車内用の器具固定具の斜視図であり、図2は分解斜視 図である。
【0013】 1は、適宜の厚みとした器具固定具の本体板であり、合成樹脂で成型されてい る。本体板1の左右には、挿入孔11が2個ずつ開口してあり、後述する締付部材 2の基端部21を挿入できるようになっている。さらに、締付部材2の基端部21を 挿入孔11に締付け固定可能とするために、挿入孔11の一部に締付部材固定構造を 設けている。この実施例では、締付部材固定構造は、本体板1に挿入孔11の上側 と連通する孔12を設け、そこに止め具13を配すると共に止め具13の一部が締付部 材2の基端部21の上面と接するようにし、止め具13をネジ14で本体板1に取り付 けることにより締付部材2の基端部21を締付け固定可能としたものとしている。 15は本体板1の裏側に設けたナットであり、ネジ14の本体板1との螺着を完全に するためのものである。この締付部材固定構造は、締付部材2の基端部21を挿入 孔11に固定可能とするものであれば、他の構造に変更して実施することもできる 。さらに、本体板1の後部には板状の器具取付部16を上方に延設している。そし て、器具取付部16の側部には凸条17を形成している。18は、本体板1の下面に形 成された先尖りの突起であり、センタートンネルTの頂部と係合するようになっ ている。
【0014】 2は、適宜の太さの針金をL字状に屈曲させた締付部材であり、先端部22が自 動車の後部座席の足元に隆起しているセンタートンネルTの側部に沿うようにな っている。さらに、前記締付部材2の先端部には当て板3を回動自在に取り付け ている。この当て板3は、センタートンネルTの側部との摩擦を大きくするため に設けたものであり、なくても実施することができる。
【0015】 当て板3は、合成樹脂で成型されており、センタートンネルT側の面には、先 尖りの突起31を形成している。突起31はセンタートンネルTの側部と係合するよ うになっている。
【0016】 尚、器具Kの器具取付部16と対応する位置には、器具取付部16を嵌入するよう にした孔又は溝を形成しておくものとする。この実施例では、器具Kの側面に、 奥が幅広になった溝を形成しており、この幅広の部分に器具取付部16の凸条17の 部分が入るようになっている(図3参照)。そして、器具Kと器具取付部16とは 「ありつぎ」のような形で互いに接続されるようになっている。このようにして 、器具Kは上下に摺動可能であるが前後左右には移動できない状態で器具固定具 に取り付けられるようになっている。
【0017】 以上の構成からなるこの考案の自動車内用の器具固定具は、図3に示すように 、センタートンネルTの上に本体板1を載置し、締付部材2でセンタートンネル Tの側部を締め付ける。その後、締付部材2が車の振動で本体板1より抜けない ようにネジ14を締め、止め具13で締付部材2の基端部21を挿入孔11に締付け固定 する。これで器具固定具の車体への固定が完了する。
【0018】 それから、器具固定具の上にフロアマットMを被せれば、器具取付部16だけが 突出した状態になる。
【0019】 器具Kの器具固定具への取り付けは、器具Kに形成した溝に器具取付部16を嵌 入して行われる。そして、器具Kを上方に持ち上げれば、器具Kは簡単に器具固 定具から外れる。
【0020】 器具Kを複数個用意しておけば、器具Kを簡単に交換できるようにもなる。
【0021】
【考案の効果】
この考案の自動車内用の器具固定具は、上述のとおり構成されているので、次 の効果を奏する。
【0022】 この考案の器具固定具では、L字状に屈曲させた締付部材2の基端部21を本体 板1の左右の挿入孔11に挿入しており、締付部材2の先端部22でセンタートンネ ルの両側部を締めつけることにより、器具固定具を安定した状態で車体に取り付 けできるので、ブレーキングやコーナリングの際に器具Kが車体から外れて転倒 することがない。
【0023】 さらに、本体板1に器具取付部16を立設しており、器具Kの底部又は側部に形 成した孔又は溝に器具取付部16を嵌入して器具Kを係止するようにしているので 、器具Kの車体への着脱が容易にできるようになる。
【0024】 このように、この考案の自動車内用の器具固定具は、大変便利なものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の自動車内用の器具固定具の斜視図で
ある。
【図2】この考案の自動車内用の器具固定具の分解斜視
図である。
【図3】この考案の自動車内用の器具固定具を車体に取
り付けた状態を示す説明図である。
【符号の説明】
K 器具 T センタートンネル 1 本体板 2 締付部材 3 当て板 11 挿入孔 13 止め具 14 ネジ 16 器具取付部 21 基端部 22 先端部 31 突起

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 適宜厚みとした本体板(1)の左右に挿
    入孔(11)を開口し、L字状に屈曲させた締付部材
    (2)の先端部(22)をセンタートンネル(T)の側部
    に沿うようにすると共に基端部(21)を前記挿入孔(1
    1)に挿入し、 且つ挿入孔(11)の一部に締付部材固定構造を設けて締
    付部材(2)の基端部(21)を固定可能とし、 さらに器具(K)の底部又は側部に形成した孔又は溝に
    嵌入するようにした器具取付部(16)を本体板(1)に
    立設したことを特徴とする自動車内用の器具固定具。
  2. 【請求項2】 締付部材(2)の先端部(22)に当て板
    (3)を回動自在に取り付けたことを特徴とする請求項
    1記載の自動車内用の器具固定具。
  3. 【請求項3】 当て板(3)のセンタートンネル(T)
    と接する面に先尖りの突起(31)を設けたことを特徴と
    する請求項2記載の自動車内用の器具固定具。
  4. 【請求項4】 締付部材固定構造が、挿入孔(11)の上
    に止め具(13)を配し、前記止め具(13)をネジ(14)
    で本体板(1)に取り付けることにより締付部材(2)
    の基端部(21)を締付け固定可能にしたものであること
    を特徴とする請求項1、2又は3記載の自動車内用の器
    具固定具。
JP1994012131U 1994-09-30 1994-09-30 自動車内用の器具固定具 Expired - Lifetime JP3009723U (ja)

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