JP3086725U - 自動車用洗浄ブラシ - Google Patents

自動車用洗浄ブラシ

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JP3086725U
JP3086725U JP2001008694U JP2001008694U JP3086725U JP 3086725 U JP3086725 U JP 3086725U JP 2001008694 U JP2001008694 U JP 2001008694U JP 2001008694 U JP2001008694 U JP 2001008694U JP 3086725 U JP3086725 U JP 3086725U
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JP
Japan
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brush
cleaning brush
brush piece
sheet
mesh
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JP2001008694U
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里視 猪飼
伸次 石黒
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Kowa Co Ltd
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Kowa Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 被洗浄面にたいして、ソフトに接触すること
ができ、かつ強度の高い洗浄ブラシを提供する。 【解決手段】 回転軸の外周部に複数のブラシ片が形成
されてある自動車用洗浄ブラシにおいて、前記ブラシ片
は合成樹脂発泡体より形成されると共に、内部に概網目
状あるいは概シート状の補強部材を有する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、自動車用として使用する洗浄ブラシに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の回転軸の外周部に複数のブラシ片が形成されてある自動車用洗浄ブラシ を図1及び図2を使用して説明する。図1は従来の自動車用洗浄ブラシを示す正 面図である。図1において、1は洗浄ブラシ、2は回転軸、4は止め金具、5は ブラシ片である。図2は図1のブラシ片の斜視図である。図2において、6は円 孔、7は自由端側、8はスリットである。従来の洗浄ブラシは図1の如く、回転 軸2の外周に、合成樹脂発泡体により形成されてある複数のブラシ片5が形成さ れてある。また、回転軸2の外周には、円周等分4箇所に、回転軸2の軸に平行 な直列の溝が形成されてある。ブラシ片5は、中央部で折り込んで、止め金具4 にて固定するように形成されてある。その為、ブラシ片5は、止め金具4が、溝 にたいして挿入固定されることにより、回転軸2の外周の円周等分4箇所の位置 に形成されてある。また、ブラシ片5は、図2の如く、自由端側7から回転軸側 に向かって、複数のスリット8が形成されてあり、回転軸側の端部には、スリッ ト8と連通して円孔6が形成されてある。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の自動車用洗浄ブラシにおいては、ブラシ片5は、合成樹 脂発泡体により形成されてある為、隣り合うスリット8の幅をより狭く設定した 時には、ブラシ片5の幅がより狭くなる事により、被洗浄面にたいして、よりソ フトに接触すると共に、洗浄ムラを無くすることができるが、反面、強度が劣化 すると共に、被洗浄面への接触時に発生する引き裂き力により、ブラシ片5がち ぎれやすくなり、製品寿命が短くなるという課題を有していた。
【0004】
【課題を解決する手段】 本考案は次のように構成したものである。 (1)回転軸の外周部に複数のブラシ片が形成されてある自動車用洗浄ブラシ において、前記ブラシ片は合成樹脂発泡体より形成されると共に、内部に概網目 状あるいは概シート状の補強部材を有する。
【0005】
【考案の実施の形態】
実施の形態1 図3から図5に実施の形態1の構成を示す。図3は、本考案の実施の形態1の 洗浄ブラシに使用するブラシ片の斜視図である。図3において、10は幅、11 は基材、12は厚み、15はブラシ片、17は自由端側である。図4は、図3の ブラシ片の内部を示す断面図である。図4において、13は縦材、14は横材、 16は網目状体、18、19は側部である。図5は、図3のブラシ片の内部を示 す斜視図である。
【0006】 本考案の洗浄ブラシに使用するブラシ片は、図3の如く、厚み12を有する概 短冊状の基材11が形成されてあり、一方に自由端側17を有している。基材1 1の材質には、弾性を有する合成樹脂発泡体が使用されてある。ブラシ片15の 内部には、図4の如く、側部18及び側部19を除いた部分に、網目状体16が 形成されてある。網目状体16は、図5の如く、所定の強度を有する樹脂製の概 棒状の縦材13及び横材14を、網目状になるよう、一体的に接合されて形成さ れてあり、基材11の中央部に、挟み込まれて一体的に形成されてある。
【0007】 本考案の実施の形態1の洗浄ブラシに使用するブラシ片は、上記の如くの構成 となっているので、洗浄ブラシの使用時においては、ブラシ片15の輻10を狭 く設定した時であっても、内部に形成されてある網目状体16の有する所定の強 度が、基材11の有する強度に加わる事により、ブラシ片15は、強度が補強さ れ、目的に応じた所定の強度を有する事ができる。また、側部18及び側部19 には、網目状体16が形成されてないので、ブラシ片15は、網目状体16が被 洗浄面に接触する事が無く、被洗浄面にたいして、基材11が、ソフトに接触す ると共に、洗浄ムラを無くすることができる。また、ブラシ片15は、強度が補 強されている為、被洗浄面への接触時に発生する引き裂き力にたいしても、ブラ シ片15がちぎれる事が無く、洗浄ブラシの製品寿命を延ばす事ができる。
【0008】 本考案の実施の形態1の洗浄ブラシは、上記の如くの構成となっているが、網 目状体16の材質については、所定の強度を有し、網目状になるように一体的に 接合できる材質であれば、例えば金属製や各種糸類を目的に応じて適時、設定し ても何ら支障は無い。また、網目状体16の網目の細かさ、縦材、横材の断面形 状についても、目的に応じて適時、設定しても何ら支障は無い。また、網目状体 16は、側部18及び側部19を除いた部分に形成されてあるが、被洗浄面を傷 つける事の無い材質を使用した時には、側部18及び側部19においても、網目 状体16を形成しても、何ら支障は無い。さらにまた、目的に応じて、網目状体 16は、網目状になるように一体的に接合できない材質の時には、接合する必要 は無く、基材11の中央部に、挟み込まれて一体的に形成されてあっても、何ら 支障は無い。
【0009】 次に、図6及び図7に実施の形態1の他の実施例の構成を示す。図6は、本考 案の実施の形態1の他の実施例の洗浄ブラシに使用するブラシ片の内部を示す断 面図である。図6において、25はブラシ片、26はシート状体、27は自由端 側、28、29は側部である。図7は、図6のブラシ片の内部を示す斜視図であ る。
【0010】 本考案の実施の形態1の他の実施例の洗浄ブラシに使用するブラシ片は、内部 に、図6の如く、側部28及び側部29を除いた部分に、シート状体26が形成 されてある。シート状体26は、所定の強度を有する樹脂製の概板状を形成して いて、図7の如く、基材11の中央部に、挟み込まれて一体的に形成されてある 。
【0011】 本考案の実施の形態1の他の実施例の洗浄ブラシは、上記の如くの構成となっ ているので、本考案の実施の形態1の実施例の洗浄ブラシに使用するブラシ片1 5の内部に形成されてある網目状体16に比べて、シート状体26は、加工を容 易、かつ迅速にできる。また、シート状体26は、概板状を形成しているので、 網目状体16に比べて、強度の高いブラシ片25を容易に製作できる。
【0012】 本考案の実施の形態1の他の実施例の洗浄ブラシは、上記の如くの構成となっ ているが、シート状体26の材質については、所定の強度を有し、基材21にた いして、挟み込んで一体的に形成できる材質であれば、例えば金属製や各種板バ ネ類を目的に応じて適時、設定しても何ら支障は無い。また、シート状体26の 断面形状についても、目的に応じて適時、設定しても何ら支障は無い。また、シ ート状体26は、側部28及び側部29を除いた部分に形成されてあるが、被洗 浄面を傷つける事の無い材質を使用した時には、側部28及び側部29において も、シート状体26を形成しても、何ら支障は無い。さらにまた、目的に応じて 、シート状体26を、基材21にたいして、より確実に挟み込んで一体的に形成 できるように、例えば、シート状体26に複数の貫通孔等を設けても、何ら支障 は無い。
【0013】 さらに、図8に実施の形態1の他の実施例の構成を示す。図8は、本考案の実 施の形態1の他の実施例の洗浄ブラシに使用するブラシ片の内部を示す斜視図で ある。図8において、23は縦材、24は横材、31は基材、35はブラシ片、 36はシート状体である。本考案のブラシ片は、図8の如く、複数の縦材23及 び横材24が一体的に接合した断面形状を有するシート状体36が、基材31の 中央部に、挟み込まれて一体的に形成されてある。
【0014】 本考案の実施の形態1の他の実施例の洗浄ブラシは、上記の如く、シート状体 36が、複数の縦材23及び横材24が一体的に接合した断面形状を有する構成 となっているので、ブラシ片35の強度を、被洗浄面へ接触した時に加えられる 、縦横両方向からの引き裂き力にたいしても、耐える事ができるよう、必要かつ 十分な強度に、設定することができる。その為、洗浄ブラシの製品寿命を延ばす 事ができる。
【0015】
【考案の効果】
本考案の実施の形態1の洗浄ブラシは、上記の如くの構成となっているので、 洗浄ブラシの使用時においては、ブラシ片の幅を狭く設定した時であっても、内 部に形成されてある網目状体の有する所定の強度が、基材の有する所定の強度に 加わる事により、ブラシ片は、強度が補強され、目的に応じた所定の強度を有す る事ができる。また、側部には、網目状体が形成されてないので、ブラシ片は、 網目状体が被洗浄面に接触する事が無く、被洗浄面にたいして、基材が、ソフト に接触すると共に、洗浄ムラを無くすることができる。また、ブラシ片は、強度 が補強されている為、被洗浄面への接触時に発生する引き裂き力にたいしても、 ブラシ片がちぎれる事が無く、洗浄ブラシの製品寿命を延ばす事ができる。また 、網目状体の代わりに、シート状体を使用した時には、シート状体の加工を容易 、かつ迅速にできる。また、シート状体は、概板状を形成しているので、網目状 体に比べて、強度の高いブラシ片を容易に製作できる。さらにまた、複数の縦材 及び横材が一体的に接合した断面形状を有するシート状体を使用した時には、ブ ラシ片の強度を、被洗浄面へ接触した時に加えられる、縦横両方向からの引き裂 き力にたいしても、耐える事ができるよう、必要かつ十分な強度に、設定するこ とができる。その為、洗浄ブラシの製品寿命を延ばす事ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 従来の自動車用洗浄ブラシを示す正面図であ
る。
【図2】 図1のブラシ片の斜視図である。
【図3】 本考案の実施の形態1の洗浄ブラシに使用す
るブラシ片の斜視図である。
【図4】 図3のブラシ片の内部を示す断面図である。
【図5】 図3のブラシ片の内部を示す斜視図である。
【図6】 本考案の実施の形態1の他の実施例の洗浄ブ
ラシに使用するブラシ片の内部を示す断面図である。
【図7】 図6のブラシ片の内部を示す斜視図である。
【図8】 本考案の実施の形態1の他の実施例の洗浄ブ
ラシに使用するブラシ片の内部を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 洗浄ブラシ 2 回転軸 4 止め金具 5、15、25、35 ブラシ片 6 円孔 7、17、27 自由端側 8 スリット 10 幅 11、21、31 基材 12 厚み 13、23 縦
材 14、24 横材 16 網目状体 18、19、2
8、29 側部 26、36 シート状体

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転軸の外周部に複数のブラシ片が形成
    されてある自動車用洗浄ブラシにおいて、前記ブラシ片
    は合成樹脂発泡体より形成されると共に、内部に概網目
    状あるいは概シート状の補強部材を有することを特徴と
    する自動車用洗浄ブラシ。
JP2001008694U 2001-12-14 2001-12-14 自動車用洗浄ブラシ Expired - Lifetime JP3086725U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009055960A (ja) * 2007-08-30 2009-03-19 Kowa Co Ltd 洗車機用洗浄ブラシ及び洗車機

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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