JP3086172B2 - 産業用ロボットの制御装置 - Google Patents

産業用ロボットの制御装置

Info

Publication number
JP3086172B2
JP3086172B2 JP08151880A JP15188096A JP3086172B2 JP 3086172 B2 JP3086172 B2 JP 3086172B2 JP 08151880 A JP08151880 A JP 08151880A JP 15188096 A JP15188096 A JP 15188096A JP 3086172 B2 JP3086172 B2 JP 3086172B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
coordinate system
coordinate
workpiece
industrial robot
user
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP08151880A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH09311708A (ja
Inventor
光晴 浜畑
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nachi Fujikoshi Corp
Original Assignee
Nachi Fujikoshi Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nachi Fujikoshi Corp filed Critical Nachi Fujikoshi Corp
Priority to JP08151880A priority Critical patent/JP3086172B2/ja
Publication of JPH09311708A publication Critical patent/JPH09311708A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3086172B2 publication Critical patent/JP3086172B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】NC言語を用いて切削加工を
行うようにされた産業用ロボットにおいて最適な座標変
換方法を適用した制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、バリ取り加工も含めた切削加工は
NC(数値制御)工作機械等の専用工作機械を用いて行
われてきた。しかし、近年ユーザーからのフレキシブル
な生産ラインへの要求拡大にともない、産業用ロボット
を用いた切削加工も行われるようになってきた。一般
に、産業用ロボットの動作はティーチングにより教示さ
れることが多く、このティーチングを行うためにはロボ
ット言語に精通している必要があった。しかし、従来か
らNC工作機械を使用してきたユーザーには、NC言語
には精通しているがロボット言語の知識は有しないもの
が多く、これらのユーザーからは、切削加工される種々
の被加工物に対応可能なフレキシブルな生産システムの
構築のために、切削加工に関する動作制御についてはN
C言語を使用可能にして欲しいという要求が高まってき
た。そして、この要求に対処するために、NC言語を使
用可能にした種々の制御方法及び装置が開発されてき
た。
【0003】産業用ロボットを用いた切削加工の利点
は、被加工物の設置面に対して水平方向あるいは垂直方
向以外の切り込み加工にも容易に適用可能な点にある。
例えば、3軸制御のNC工作機械を使用した穴明け加工
においては、一般に切削方向(切り込み方向)は機械の
据え付け面に対して水平方向または垂直方向のどちらか
に限定される。その理由は、穴明け加工に使用されるド
リル等の切削工具の把持部材は機械の据え付け面に対し
て水平方向あるいは垂直方向のどちらかに固定されてい
る場合が多いことによる。しかし、産業用ロボットの場
合は、切削工具が取り付けられた手首軸はあらゆる方向
に動作可能にされているので、切削方向はロボット本体
の据え付け面に対して自在に設定できる。
【0004】産業用ロボットを用いて切削加工を行う場
合、加工のほとんどは加工面に対して垂直方向か、ある
いは水平方向に切り込みを行うものである。NC言語を
使用して切削加工を動作制御する場合、切り込みの方向
すなわち切削方向は設定されている3軸の直交座標系の
いずれかの軸と平行であるほうがNC言語プログラムを
作成しやすい。一般に産業用ロボットでは、3軸の直交
座標系の任意の一つの軸が被加工物の設置面に垂直な軸
と平行となるように直交座標系が設定され、これをワー
ク座標系としている。この3軸のワーク座標系におい
て、被加工物の設置面に垂直な軸以外の他の2軸がなす
平面は、被加工物の設置面と平行になることはいうまで
もない。
【0005】被加工物の形状が直方体や平板の場合は加
工面が被加工物の設置面と平行であるかあるいは垂直と
なるので、加工面に対して垂直方向か、あるいは水平方
向に切り込みを行う加工については、被加工物の設置面
に対して設定された前述のワーク座標系をそのまま使用
すれば、NC言語プログラム中の切削を行わせる移動指
令が記載されたプログラムブロックは、ワーク座標系の
3軸のうちの、切削方向と平行な1軸の移動指令の設定
のみでよいので、NC言語プログラムの作成は容易であ
る。しかし、被加工物の形状が不定形な多面体などの場
合、加工面は被加工物の設置面とは平行にも垂直にもな
らないので、被加工物の設置面に対して設定された前述
のワーク座標系をそのまま使用すると、切削方向はこの
ワーク座標系の任意の1軸とは平行にならず、その結
果、NC言語プログラム中の切削を行わせる移動指令が
記載されたプログラムブロックは2軸または3軸の移動
指令を設定しなければならず、NC言語プログラムの作
成が煩雑になってしまうという問題が生ずる。
【0006】また、2軸または3軸の移動指令を与える
とNC制御装置はこれら2軸または3軸の同期制御をし
なければならなくなるが、切削加工において2軸以上の
軸を同期制御した場合の加工精度は、1軸制御の場合よ
りも悪くなることは一般によく知られている。これらの
ことから、NC言語を使用可能にされた産業用ロボット
において不定形な多面体に対して切削加工を行うために
は、加工面毎に新たに座標系を設定し直さなければなら
なかった。この加工面毎に新たに設定された座標系をユ
ーザー座標系と称する。
【0007】産業用ロボットにおける加工面毎のユーザ
ー座標系の設定方法としては、NC言語に対応したもの
ではないが、特公平7−104712号公報に開示され
るような方法が用いられていた。すなわち、被加工物の
加工面上に設定した任意の3点をティーチング作業によ
り教示し、この3点の位置データより3点を含む平面す
なわち加工面の位置データを算出し、この加工面の位置
データに基づいて新たに設定される座標系すなわちユー
ザー座標系は、このユーザー座標系の任意の1軸を加工
面の法線と平行となるように設定され、さらに他の2軸
を加工面上に設定されるようにするものである。この方
法は、産業用ロボットの動作経路を設定するにあたり従
来からよく用いられているティーチング作業を使用した
ものであるので、産業用ロボットの操作に精通したユー
ザーにとっては使い勝手のよいものであった。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前述したよう
に、従来からNC工作機械を使用してきたユーザーに
は、NC工作機械の操作には精通しているが、産業用ロ
ボットの操作例えばティーチング作業には精通していな
いものが多く、ティーチング作業を行う特公平7−10
4712号の方法は容易に実施できないという問題があ
る。また、被加工物の加工面毎に任意の3点を設定しこ
れをティーチング作業によりその都度教示する特公平7
−104712号の方法は、加工面を複数有する被加工
物や、被加工物の種類が多い生産ライン、あるいは被加
工物の加工緒元が頻繁に変更されるような生産ラインで
は、適用が困難であったり、あるいは適用すると加工効
率の著しい低下を招くという問題も生ずる。さらに、テ
ィーチング作業による位置決め精度はNC加工で求めら
れる切削精度に比して一般的に低いので、ティーチング
作業により算出された3点の位置データや、この3点の
位置データより算出された加工面の位置データの精度、
そして加工面の位置データに基づいて新たに設定された
ユーザー座標系の信頼度も低いものとなり、その結果こ
のユーザー座標系により加工される被加工物の切削精度
も低いものとなる。
【0009】本発明は上記の従来技術の課題を解決する
ためになされたものであり、ティーチング作業に精通し
ていないユーザーでも容易に設定可能であり、また加工
面を複数有する被加工物や、被加工物の種類が多い生産
ライン、あるいは被加工物の加工緒元が頻繁に変更され
るような生産ラインでも適用可能であり、さらに切削精
度も保証されるような座標系設定方法が組み込まれた産
業用ロボットの制御装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】このため本発明は、NC
言語プログラムによる被加工物の切削加工が可能にされ
た産業用ロボットにおいて、予め設定されたワーク座標
系に対してNC言語プログラム上で規定したGコード指
令に基づく座標変換を行うようにされた座標変換手段を
有することにより、この座標変換手段により被加工物の
各加工面毎に加工面の法線と平行な座標軸を有するユー
ザー座標系を新たに設定し、この各加工面毎に設定され
たユーザー座標系に基づいて各加工面の切削加工を行う
ようにした産業用ロボットの制御装置であって、前記G
コード指令は、そのパラメータとして、前記ワーク座標
系に対する座標原点の平行移動量及び各座標軸の回転移
動量と、座標変換手段により新たに設定されるユーザー
座標系の登録番号と、を有するようにしたことを特徴と
する産業用ロボットの制御装置を提供することにより、
上述の従来技術の課題を解決した。
【0011】この構成としたことにより、NC言語プロ
グラムによる切削加工が可能にされた産業用ロボットの
ロボット制御装置において、NC言語プログラム中に新
たに規定したGコード指令により設定された座標変換に
より、予め設定されたワーク座標系を加工面に応じたユ
ーザー座標系に容易かつ自在に変換可能にするととも
に、Gコード指令は、そのパラメータとして、ワーク座
標系に対する座標原点の平行移動量及び各座標軸の回転
移動量と、座標変換手段により新たに設定されるユーザ
ー座標系の登録番号と、を有するようにしたので、NC
言語プログラムに よる座標変換の設定が容易になるとと
もに、設定後は登録番号を呼び出すことにより座標系を
即座に変更できるようになる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を図面
に基づいて説明する。図1は本発明の一実施形態におけ
る、産業用ロボットのシステム構成を示す図であり、図
2は被加工物と座標系との位置関係を示す図であり、図
3はロボット制御装置のブロック図を示す図である。図
1に示すように、加工台21の設置面22に載置された
被加工物3に対して、産業用ロボット1の先端部に把持
された切削工具4を用いて、所定の切削加工を行うよう
にされている。産業用ロボット1に接続されたロボット
制御装置2では、ロボット言語プログラムは当然のこと
ながらNC言語プログラムでも産業用ロボット1の動作
制御が可能にされている。
【0013】図2に示すように、被加工物3としては直
方体や平板以外の不定形な多面体を想定する。被加工物
3は第1加工面5及び第2加工面6を有しており、第1
加工面5は加工台21の設置面22と角度αをなし、ま
た第2加工面6は加工台21の設置面22と角度βをな
している。被加工物3の底面23が設置面22と同一面
であることから、角度α及びβは被加工物3の設計緒元
において設定されている数値をそのまま使用すればよ
い。3軸のワーク座標系7は、そのZ軸が設置面22の
法線と平行になるように予め設定されている。
【0014】図3は産業用ロボット1を制御するロボッ
ト制御装置2の構成を示すブロック図である。ここでは
産業用ロボット1が被加工物3の第1加工面5及び第2
加工面6を加工する手順を順を追って説明する。メモリ
10からワーク座標系7と第1加工面5及び第2加工面
6を加工するNCプログラム11が読み出され、NC言
語実行部12で解釈される。解釈されたデータに基づき
座標変換手段13においてワーク座標系の座標変換がな
され、座標変換により新たに設定された座標系すなわち
ユーザー座標系に関するデータがアクチュエータ制御部
14に送信され、アクチュエータ制御部14において産
業用ロボット1を動作させる各関節軸駆動モータを駆動
するためのデータが作成される。
【0015】ここで、座標変換手段13において処理さ
れるワーク座標系の座標変換フローについて詳述する。
図4は本発明にて新たに設定した座標変換を規定するN
Cプログラム上の一形態を示したものである。G303
は座標変換を規定するGコード指令であり、そのパラメ
ータである、X、Y、Zはワーク座標系7の座標原点の
平行移動量、U、V、Wはワーク座標系7の各座標軸の
回転移動量、Pはこの座標変換によって新たに設定され
る座標系すなわちユーザー座標系の登録番号としてのユ
ーザー座標番号を示す。
【0016】第1加工面5を加工する場合に新たに設定
されるユーザー座標系8は、そのZ軸が第1加工面5の
法線と平行になりかつ第1加工面5上のZ座標が0とな
るように設定する。被加工物3の設計図等に記載されて
いる設計緒元から得られる、被加工物3の底面23と第
1加工面5との位置関係から、座標原点の平行移動量及
び各座標軸の回転移動量を導出する。導出された座標原
点の平行移動量は(x1,y1,z1)、X軸回りの回
転移動量はαとすると、この場合の座標変換に関するN
Cプログラムは図5に示すようになる。このNCプログ
ラムにより、ワーク座標系7の座標原点が平行移動量
(x1,y1,z1)だけ移動し、さらにX軸回りに指
定された回転移動量αだけX軸が回転され、この移動に
よりユーザー座標番号7で指定される第1ユーザー座標
系8が新たに設定される。
【0017】同様に、第2加工面6を加工する場合に新
たに設定されるユーザー座標系9は、そのZ軸が第2加
工面6の法線と平行になりかつ第2加工面6上のZ座標
が0となるように設定する。被加工物3の設計図等に記
載されている設計緒元から得られる、被加工物3の底面
23と第2加工面6との位置関係から、座標原点の平行
移動量及び各座標軸の回転移動量を導出する。導出され
た座標原点の平行移動量は(x2,y2,z2)、X軸
回りの回転移動量はβとすると、ワーク座標系7の座標
原点が平行移動量(x2,y2,z2)だけ移動し、さ
らにX軸回りに指定された回転移動量βだけX軸が回転
される第2ユーザー座標系9が新たに設定される。
【0018】以上の処理により、第1加工面5に関して
は加工面の法線と平行なZ軸を有する第1ユーザー座標
系8が、また第2加工面6に関しては加工面の法線と平
行なZ軸を有する第2ユーザー座標系9が、それぞれ設
定される。これにより、例えば第1加工面5について産
業用ロボット1の先端部に把持されたドリルにより加工
面と垂直な穴をあける加工を行う加工プログラムにおい
て、まずユーザー座標番号7が付された第1ユーザー座
標系8を呼び出すための設定を行い、次にX軸及びY軸
の移動指令によりドリルを第1加工面5の上空に移動さ
せるための設定を行い、最後にZ軸の移動指令により第
1加工面5に穴明け加工させるための設定を行う。この
加工プログラムにおいては、NC言語プログラム中の切
削を行わせる移動指令が記載されたプログラムブロック
は、ユーザー座標系8の3軸のうち切削方向と平行なZ
軸の移動指令の設定のみでよいので、NC言語プログラ
ムの設定は容易となる。
【0019】上記の実施形態では、Gコード指令のパラ
メータとして、予め設定されたワーク座標系に対する座
標原点の平行移動量及び各座標軸の回転移動量と、座標
変換手段により新たに設定されるユーザー座標系の登録
番号とを有するようにし、予め設定されたワーク座標系
に対する各加工面毎のユーザー座標系を、このGコード
指令を実行することにより登録番号を付して予め設定登
録しておき、各加工面の加工に際しては設定登録された
加工面毎のユーザー座標系を登録番号を指定することに
より呼び出すようにした。
【0020】しかし、制御装置によっては頻繁に使用す
る座標系を予め基本座標系として複数個設定可能にされ
たものもある。この場合、各加工面毎に新たに設定する
ユーザー座標系は、この複数個の基本座標系の中から任
意の一つを選定し、選定された基本座標系に対する移動
量を基に設定した方が都合がよい場合がある。そこでこ
の場合は、Gコード指令のパラメータとして、予め設定
されている複数の座標系の任意の一つを特定する登録番
号と、この登録番号により指定された座標系に対する座
標原点の平行移動量及び各座標軸の回転移動量とを有す
るように、Gコード指令を規定してもよい。
【0021】また、NC言語プログラムの作成に際して
は、現在設定されている座標系に対する移動量を基に新
たな座標系を設定した方がNC言語プログラムを作成し
やすい場合もある。そこでこの場合は、Gコード指令の
パラメータとして、現在設定されている座標系に対する
座標原点の平行移動量及び各座標軸の回転移動量を有す
るように、Gコード指令を規定し、これにより移動量の
みを指定することにより現在設定されている座標系を基
に新たな座標系を設定できるようにしてもよい。
【0022】
【発明の効果】本発明によれば、NC言語プログラムに
よる切削加工が可能にされた産業用ロボットのロボット
制御装置において、NC言語プログラム中に新たに規定
したGコード指令により設定された座標変換により、予
め設定されたワーク座標系を加工面に応じたユーザー座
標系に容易かつ自在に変換可能にするとともに、Gコー
ド指令は、そのパラメータとして、ワーク座標系に対す
る座標原点の平行移動量及び各座標軸の回転移動量と、
座標変換手段により新たに設定されるユーザー座標系の
登録番号と、を有するようにしたので、NC言語プログ
ラムによる座標変換の設定が容易になるとともに、設定
後は登録番号を呼び出すことにより座標系を即座に変更
できるようになった。そのため、加工面を複数有する被
加工物や、被加工物の種類が多い生産ライン、あるいは
被加工物の加工緒元が頻繁に変更されるような生産ライ
ンといった、加工面の違いによる座標系の変更を頻繁に
行わなければならないような場合でも、NC言語プログ
ラムにより短時間に座標系の変更ができるようになっ
た。
【0023】また、NC言語プログラムにより座標系の
変更が可能となったことにより従来のティーチング作業
による新たな座標系の設定が不要となったので、ティー
チング作業に精通していないユーザーでも容易にユーザ
ー座標系の設定ができるようになった。さらに、本発明
の座標変換手段は被加工物の加工緒元に基づくものなの
で、ティーチング作業により得られた位置データに基づ
く従来の座標変換手段を用いるよりも、変換された座標
形の信頼度が高く、この結果変換された座標形に基づい
て加工される被加工物の切削精度も保証されるものとな
った。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態における、産業用ロボット
のシステム構成を示す図である。
【図2】本発明の一実施形態における、被加工物と各座
標系との位置関係を示す図である。
【図3】本発明の一実施形態における、ロボット制御装
置の構成を示すブロック図である。
【図4】本発明の一実施形態における、座標変換を規定
するNCプログラムの形態を示す図である。
【図5】本発明の一実施形態における、座標変換を規定
するNCプログラムの一例を示す図である。
【符号の説明】
1 産業用ロボット 2 ロボット制御装置 3 被加工物 5 第1加工面 6 第2加工面 7 ワーク座標系 8 第1ユーザー座標系 9 第2ユーザー座標系 13 座標変換手段

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】NC言語プログラムによる被加工物の切削
    加工が可能にされた産業用ロボットにおいて、予め設定
    されたワーク座標系に対してNC言語プログラム上で規
    定したGコード指令に基づく座標変換を行うようにされ
    た座標変換手段を有することにより、該座標変換手段に
    より被加工物の各加工面毎に加工面の法線と平行な座標
    軸を有するユーザー座標系を新たに設定し、該各加工面
    毎に設定されたユーザー座標系に基づいて各加工面の切
    削加工を行うようにした産業用ロボットの制御装置であ
    って、 前記Gコード指令は、そのパラメータとして、前記ワー
    ク座標系に対する座標原点の平行移動量及び各座標軸の
    回転移動量と、座標変換手段により新たに設定されるユ
    ーザー座標系の登録番号と、を有するようにしたことを
    特徴とする産業用ロボットの制御装置。
JP08151880A 1996-05-24 1996-05-24 産業用ロボットの制御装置 Expired - Lifetime JP3086172B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP08151880A JP3086172B2 (ja) 1996-05-24 1996-05-24 産業用ロボットの制御装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP08151880A JP3086172B2 (ja) 1996-05-24 1996-05-24 産業用ロボットの制御装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH09311708A JPH09311708A (ja) 1997-12-02
JP3086172B2 true JP3086172B2 (ja) 2000-09-11

Family

ID=15528229

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP08151880A Expired - Lifetime JP3086172B2 (ja) 1996-05-24 1996-05-24 産業用ロボットの制御装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3086172B2 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102301292B (zh) * 2009-02-17 2014-09-24 三菱电机株式会社 数控装置、数控装置的控制方法
DE102012112900A1 (de) * 2011-12-22 2013-06-27 Fanuc Robotics America Corp. Numerische Steuerungsprogrammausrichtung durch Roboter
CN108890648B (zh) * 2018-08-08 2021-07-02 苏州天准科技股份有限公司 一种多关节串联式机器人运动学模型的建立方法
WO2023144892A1 (ja) * 2022-01-25 2023-08-03 ファナック株式会社 制御装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPH09311708A (ja) 1997-12-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
WO2011064816A1 (ja) 数値制御装置
JP6320668B1 (ja) 数値制御装置および数値制御方法
US5261768A (en) Automated edge finishing using an active XY table
JP5240412B1 (ja) 数値制御装置
JP5872869B2 (ja) 工具背面での切削点指令により加工を行う数値制御装置
WO2012101789A1 (ja) 数値制御装置
JPS6333166B2 (ja)
JP4503326B2 (ja) 工具経路データ生成装置及びこれを備えた制御装置
JP3969664B2 (ja) 数値制御工作機械及び加工プログラムのチェック方法
JP3086172B2 (ja) 産業用ロボットの制御装置
JP4531297B2 (ja) 6軸制御ncプログラム生成方法及び生成装置、並びに6軸制御ncプログラム生成プログラム及びこのプログラムを記憶したコンピュータ読み取り可能な記録媒体
JP2003044109A (ja) ワ−ク座標系設定手段を持つ多軸工作機械の数値制御装置
US5313563A (en) Method of controlling a robot with a supplementary axis
JPS62163109A (ja) 数値制御装置
JP3264705B2 (ja) 数値制御工作機械のロボットハンドの制御方法
JP2007172325A (ja) 自由曲線加工法および数値制御装置
JP4291482B2 (ja) 複数種類の工作機械に適用可能な座標変換部を持つ数値制御装置
JP2006190048A (ja) 複合加工機用の数値制御装置
WO2021182305A1 (ja) 数値制御装置
JPS59200305A (ja) 工作機械の加工位置設定方法
JPS6044239A (ja) 複合加工工作機械
JPH11165239A (ja) 数値制御データ編集装置と数値制御データの編集方法
JP2002154034A (ja) 工作機械における工具刃先位置の設定方法
JPH05108134A (ja) 主軸の割出対応の座標変換方法
JP2899293B2 (ja) 多軸旋盤の数値制御方法

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20000627

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20070707

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080707

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090707

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090707

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100707

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100707

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110707

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110707

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120707

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120707

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130707

Year of fee payment: 13

EXPY Cancellation because of completion of term