JP3086042U - 蓋のスライドロック構造 - Google Patents

蓋のスライドロック構造

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JP3086042U
JP3086042U JP2001008277U JP2001008277U JP3086042U JP 3086042 U JP3086042 U JP 3086042U JP 2001008277 U JP2001008277 U JP 2001008277U JP 2001008277 U JP2001008277 U JP 2001008277U JP 3086042 U JP3086042 U JP 3086042U
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locking pin
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locking
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JP2001008277U
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由浩 平井
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由浩 平井
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 プラスチックケース等において、蓋が簡単な
構成で確実にスライドロックできるようにする。 【解決手段】 縁部側面6に係止ピン7が突設されたさ
れた蓋1と、上縁15に蓋1の係止ピン7が落とし込ま
れる第1の切り欠き部20が形成されるとともに、その
下部から連続して係止ピン7が略水平移動するための第
2の切り欠き部22が形成され、さらに、その第2切り
欠き部22の終端に係止ピン7が嵌合係止する嵌合係止
部24が形成されたケース体2とからなる蓋のスライド
ロック構造。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
この考案はプラスチックケース等の蓋のスライドロック構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
小型のプラスチックケース等の蓋としてスライドロック構造のものがある。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、現状においては簡単な構成で、しかも、ロックが安定して行な えるものはない。
【0004】 この考案は、プラスチックケース等において、蓋が簡単な構成で確実にスライ ドロックできるようにすることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
この考案は、縁部側面に係止ピンが突設されたされた蓋と、上縁に前記蓋の係 止ピンが落とし込まれる第1の切り欠き部が形成されるとともに、その下部から 連続して前記係止ピンが略水平移動するための第2の切り欠き部が形成され、さ らに、その第2切り欠き部の終端に前記係止ピンが嵌合係止する嵌合係止部が形 成されたケース体とからなる蓋のスライドロック構造であり、この構成によれば 、蓋の係止ピンをケース体の第1の切り欠き部に落とし込み、第2の切り欠きを 移動して嵌合係止部に嵌合係止することで容易に、しかも強固に蓋をスライドロ ックできるようになる。
【0006】 さらに、第2の切り欠き部が前記終端側にいくにしたがって徐々に細幅となり 、前記蓋に前記係止ピンが前記第2の切り欠き部を移動に伴って拡開する際にそ の拡開を容易とするように前記第2切り欠き部の上部の上方変位用スペースが形 成される構成とすることで、係止ピンが第2の切り欠き部の上部を押し上げ弾力 的に変位させる際、蓋に上方変位用スペースが形成されていてそこに上部の先端 上側が入り込めることでその変位が容易となり、これにより係止ピンの第2の切 り欠き部の拡開が容易に行なわれ、また、係止ピンの嵌合係止部への嵌合係止は 上部の弾力的な戻り動作により行なわれて安定したロック構造が得られる。
【0007】
【考案の実施の形態】
図1はこの考案の蓋のスライドロック構造を示す外観部分斜視図である。1は 蓋、2は蓋1が上面に装着されるケース体であり、ともにプラスチックスの成形 品である。
【0008】 蓋1の垂直縁部5の外側面6には端面形状が円形の係止ピン7が突設され、そ の垂直縁部5の上端から水平に延び出す水平縁部8の係止ピン7に対応する位置 は切り欠き凹部10とされている。さらに、水平縁部8下面の切り欠き部10の 一方側に連続する部分には変位用スペースとしての段落とし部12が形成されて いる。
【0009】 ケース体2の側壁14の上縁15の上記蓋体1の係止ピン7に対応する位置に は、係止ピン7が落とし込まれる第1の切り欠き部20が形成されるとともに、 その下部から連続して係止ピン7が略水平に移動するための第2の切り欠き部2 2が形成され、さらに、その終端に係止ピン7が嵌合係止する嵌合係止部24が 形成されている。上記第2の切り欠き部22は終端にいくにしたがって徐々に細 幅となっている。
【0010】 以下、図2から図4を参照して蓋1のスライドロック動作を説明する。まず、 図2に示すように、蓋1を下降して係止ピン7を第1の切り欠き部20に矢印A 方向に落とし込む。例えば、平面形状が5×25cm程度の大きさのケースでは 蓋1に上記係止ピン7が両側に2本づつ合計4本突設され、それら、全ての係止 ピン7それぞれが同様に第1の切り欠き部20に落とし込まれる。そして、図3 に示すように、蓋1が矢印B方向にスライドされることで係止ピン7は第2の切 り欠き部内を矢印C方向進む。係止ピン7は第2の切り欠き部20が終端にいく にしたがい徐々に細幅となっていることで第2の切り欠き部20を拡開しながら 進み、図4に示すように、嵌合係止部24に嵌合係止する。この係止ピン7の嵌 合係止部24への嵌合係止により蓋1のスライドロックが完了され、蓋1はケー ス体2上に安定保持される。
【0011】 上記の係止ピン7による第2の切り欠き部20の拡開は、ケース体2の第2の 切り欠き部20の上部30が係止ピン7に矢印D方向に押し上げられて上方に弾 力的に変位することにより行なわれ、この変位は蓋1に段落とし部12が形成さ れそこに上部30の先端上側入り込めることで容易に可能となる。また、係止ピ ン7の嵌合係止部24への嵌合係止は上部30の弾力的な戻り動作により行なわ れ、これによりより安定したロック構造が得られる。スライドロックの解除は、 少し大きな力をかけ上部30を弾力的に変位させ係止ピン7を嵌合係止部24か ら第2の切り欠き部22に移動させることで行なう。
【0012】
【考案の効果】
この考案によれば、プラスチックケース等において、蓋が簡単な構成で確実に スライドロックできるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の実施形態の外観部分斜視図
【図2】この考案のスライドロック動作説明図
【図3】この考案のスライドロック動作説明図
【図4】この考案のスライドロック動作説明図
【符号の説明】
1 蓋 2 ケース体 6 外側面(縁部側面) 7 係止ピン 20 第1の切り欠き部 22 第2の切り欠き部 24 嵌合係止部

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 縁部側面に係止ピンが突設されたされた
    蓋と、 上縁に前記蓋の係止ピンが落とし込まれる第1の切り欠
    き部が形成されるとともに、その下部から連続して前記
    係止ピンが略水平移動するための第2の切り欠き部が形
    成され、さらに、その第2切り欠き部の終端に前記係止
    ピンが嵌合係止する嵌合係止部が形成されたケース体
    と、 からなる蓋のスライドロック構造。
  2. 【請求項2】 前記第2の切り欠き部が前記終端側にい
    くにしたがって徐々に細幅となり、前記蓋に前記係止ピ
    ンが前記第2の切り欠き部を移動に伴って拡開する際に
    その拡開を容易とするように前記第2切り欠き部の上部
    の上方変位用スペースが形成されてなることを特徴とす
    る請求項1記載の蓋のスライドロック構造。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101348309B1 (ko) * 2012-02-03 2014-01-08 구홍식 밀폐용기
KR20140140895A (ko) * 2013-05-30 2014-12-10 삼성전자주식회사 포장 상자
JP2016037121A (ja) * 2014-08-06 2016-03-22 河西工業株式会社 インサイドハンドルユニットの取付け構造
WO2020054746A1 (ja) * 2018-09-12 2020-03-19 太平洋工業株式会社 Fsw接合部品及びその製造方法

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