JP2015217847A - 車両用樹脂部品及び車両用樹脂部品の製造方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】間隔が狭い対向する成形部にも傾斜スライド型を使用して凸部を形成することができる車両用樹脂部品及び車両用樹脂部品の製造方法を提供する。
【解決手段】レールカバー10では、対向する側壁部10Cに、キャビティーとコアによって成形可能な棚形状部34が形成されており、棚形状部34からは傾斜スライド型K1によって成形可能な爪部32が対向する他方の側壁部10Cの方向へ突出形成されている。そして、爪部32は、離型時に、一対の傾斜スライド型K1を、成形位置から対向する側壁部10Cの方向へ移動させ、その後、一対の傾斜スライド型K1を前方(図5の矢印B方向)へ抜くことで成形される。
【選択図】図5
【解決手段】レールカバー10では、対向する側壁部10Cに、キャビティーとコアによって成形可能な棚形状部34が形成されており、棚形状部34からは傾斜スライド型K1によって成形可能な爪部32が対向する他方の側壁部10Cの方向へ突出形成されている。そして、爪部32は、離型時に、一対の傾斜スライド型K1を、成形位置から対向する側壁部10Cの方向へ移動させ、その後、一対の傾斜スライド型K1を前方(図5の矢印B方向)へ抜くことで成形される。
【選択図】図5
Description
本発明は、自動車等の車両に適用される車両用樹脂部品及び車両用樹脂部品の製造方法に関する。
従来、自動車等の車両に適用される車両用樹脂部品の一例としては、特許文献1に開示されている車両シートのレッグカバーがある。このレッグカバーは、後端の係合片と、この係合片から前方に十分に離反した位置に切欠きを挟んで形成された左右一対の対向する係合片と、前記後端の係合片の前方の隣接した位置に形成された左右一対の対向する係合片と、を備えている。また、これらの対向する係合片は、レッグカバーの天井部から垂下し、その先端にフック(爪)を持つ片持ち梁形状に成形されている。そして、対向する係合片の各フックは互いに接近する方向に突出しており、これらのフックは、レッグブラケットの対応する位置に形成された係合孔に係合するようになっている。
しかしながら、このような車両用樹脂部品を成形型で成形する場合には、対向する係合片(成形部)にフック(凸部)を成形するために傾斜スライド型が必要になる。このため、凸部のアンダーカット量(凸量)に加えて、対向する成形部の間から傾斜スライド型を抜くためのアンダーカット方向への傾斜スライド型の移動スペースを確保する必要がある。この結果、凸部を形成する対向する成形部の間隔が狭い場合には、傾斜スライド型を使用して対向する成形部に凸部を形成することが困難になる。
本発明は、上記事実を考慮して、間隔が狭い対向する成形部にも傾斜スライド型を使用して凸部を形成することができる車両用樹脂部品及び車両用樹脂部品の製造方法を提供することを課題とする。
請求項1に記載の車両用樹脂部品は、対向する成形部の少なくとも一方に形成され、キャビティーとコアによって成形可能な土台部と、前記土台部から前記対向する他方の成形部の方向へ突出形成され、傾斜スライド型によって成形可能な凸部と、を有する。
請求項1に記載の車両用樹脂部品では、対向する成形部の少なくとも一方に、キャビティーとコアによって成形可能な土台部が形成されている。そして、土台部から、傾斜スライド型によって成形可能な凸部が、対向する他方の成形部の方向へ突出形成されている。このため、凸部を土台部で嵩上げした分、アンダーカット量が減少し、土台部がない凸を成形する場合における、離型時の傾斜スライド型の対向する他方の成形部の方向への移動量に比べて、離型時の傾斜スライド型の対向する他方の成形部の方向への移動量を小さくできる。この結果、間隔が狭い対向する成形部にも傾斜スライド型を使用して凸部を形成することができる。
請求項2に記載の車両用樹脂部品は、請求項1に記載の車両用樹脂部品において、前記土台部は、前記成形部から突設された一対の棚脚部と、前記一対の棚脚部に架設された棚板部とを備える棚形状部である。
請求項2に記載の車両用樹脂部品では、土台部が成形部から突設された一対の棚脚部と、一対の棚脚部に架設された棚板部とを備える棚形状部であるため、土台部の軽量化が図れる。
請求項3に記載の車両用樹脂部品は、請求項1又は請求項2に記載の車両用樹脂部品において、前記凸部は、シート部材に係合する係合部である。
請求項3に記載の車両用樹脂部品では、間隔が狭い成形部にも傾斜スライド型を使用してシート部材に係合する係合部を形成することができる。
請求項4に記載の車両用樹脂部品の製造方法は、対向する成形部の少なくとも一方に形成された土台部をキャビティーとコアによって成形する工程と、前記土台部から前記対向する他方の成形部の方向へ突出形成された凸部を、離型時に傾斜スライド型を前記対向する他方の成形部の方向へ移動させ、前記成形部に沿った方向へ抜くことで成形する工程と、を有する。
請求項4に記載の車両用樹脂部品の製造方法では、対向する成形部の少なくとも一方に、キャビティーとコアによって土台部を成形する。そして、土台部から対向する他方の成形部の方向へ突出形成された凸部を、離型時に傾斜スライド型を対向する他方の成形部の方向へ移動させ、成形部に沿った方向へ抜くことで成形する。このため、凸部を土台部で嵩上げした分、アンダーカット量が減少し、土台部がない凸を成形する場合における、離型時の傾斜スライド型の対向する他方の成形部の方向への移動量に比べて、離型時の傾斜スライド型の対向する他方の成形部の方向への移動量を小さくできる。この結果、間隔が狭い対向する成形部にも傾斜スライド型を使用して凸部を形成することができる。
以上説明したように、本発明に係る車両用樹脂部品及び車両用樹脂部品の製造方法では、間隔が狭い対向する成形部にも傾斜スライド型を使用して凸部を形成することができる。
以下、図1〜図7を用いて本発明の一実施形態に係る車両用樹脂部品及び車両用樹脂部品の製造方法について説明する。なお、本実施形態の車両用樹脂部品は自動車の車両用シートに適用されており、各図に適宜示される矢印FRは車両用シートの前方を示し、矢印UPは車両用シートの上方を示し、矢印INは車両用シートの幅方向内側を示している。
図6に示すように、本実施形態の車両用樹脂部品としてのレールカバー10は、車両用シート樹脂部品であり合成樹脂から成形されている。また、レールカバー10はシートスライド装置12を構成するシート部材としてのシートスライドレールの一部であるスライドレールロア14に後方側から装着され、スライドレールロア14の後端部14Aの外周部を覆っている。
図7に示すように、スライドレールロア14の後端部14Aにおける左右の側壁部14Bには、矩形の係合孔16がそれぞれ対向する位置に形成されている。なお、図7には一方の係合孔16のみ示されている。
このレールカバー10は、スライドレールロア14の後方からスライドレールロア14の後端部14Aに取付けることによって、スライドレールロア14の後端部14Aに保持されるようになっている。なお、図6及び図7の符号18はレッグカバーを示しており、このレッグカバー18はシートスライド装置12の車体フロア19への固定部に設けられた図示されていないレッグブラケットを覆っている。
図1に示すように、レールカバー10は前端10Aが開口されている。また、レールカバー10の下壁部10Bの幅方向(左右方向)両端には、それぞれ対向する成形部としての側壁部10Cが上方へ向かって形成されている。また、対向する側壁部10Cの上端には、それぞれ互いに接近する方向となるレールカバー10の幅方向内側へ屈曲した上壁部10Dが形成されており、対向する一対の上壁部10Dの間は開口部20となっている。
レールカバー10における上部の開口部20は、前部20Aの開口幅M1が後部20Bの開口幅M2に比べて広くなっている(M1>M2)。また、レールカバー10の後端の内周側には、下壁部10B、一対の側壁部10C及び一対の上壁部10Dに沿って枠状の後壁部10Eが形成されており、後壁部10Eの内周側は開口部22となっている。
図3に示すように、レールカバー10におけるシート幅方向外側の側壁部10Cは上方へ向かって内側の側壁部10Cに接近する方向へ傾斜している。また、各側壁部10Cにおける後部の内側面(対向する面)には、それぞれ凸部としての爪部32が突出形成されている。これらの爪部32は、土台となる土台部としての棚形状の棚形状部34の上に形成されており、図7に示されるスライドレールロア14の係合孔16に係合するようになっている。
図1及び図2に示すように、レールカバー10の棚形状部34は、側壁部10Cから突設された上下一対の棚脚部38と、これらの棚脚部38に架設された平板状の棚板部36とを備えており、上下一対の棚脚部38は棚板部36の上部と下部をレールカバー10の側壁部10Cに連結している。また、棚板部36は側面視において(側壁部10Cの方向から見て)矩形となっており、棚板部36はレールカバー10の側壁部10Cから離間した位置に、側壁部10Cと平行に配置されている。一方、上下一対の棚脚部38は、側壁部10Cと棚板部36との間に形成されている。なお、図1には対向する爪部32の一方と、対向する棚形状部34の一方が示されている。
図1に示すように、棚形状部34の棚板部36は、上方側の棚脚部38から、さらに上方に延設されており、上端縁部36Aがレールカバー10の上壁部10Dに連結されている。また、棚板部36の後端縁部36Bは、レールカバー10の後壁部10Eに連結されている。なお、上下の棚脚部38の各前端縁部38Aは、棚板部36から前方外側の上壁部10Dに向かって傾斜している。
レールカバー10の棚形状部34は、図2に二点鎖線で示すキャビティーC1とコアC2を使用して成形される。より具体的に説明すると、棚形状部34は、離型時に、コアC2を図2に示す成形位置から、レールカバー10の側壁部10Cに沿った方向である前方(図2の矢印C方向)抜く工程によって成形される。
図1に示すように、対向する爪部32はそれぞれ棚板部36の上に突出形成されている。また、各爪部32は、棚板部36から垂直に立設された後壁部32Aと、上下一対の側壁部32Bとで構成されている。後壁部32Aはレールカバー10の後壁部10Eと平行に立設されており、上下一対の側壁部32Bは、後壁部32Aの上下両端から前方へ延設されている。また、上下一対の側壁部32Bの上下方向から見た形状は台形となっており、上下一対の側壁部32Bの各前端縁部は、後壁部32Aの先端から前方外側の棚板部36に向かって傾斜している。
従って、レールカバー10をスライドレールロア14の後方から、スライドレールロア14の後端部14Aに取付けることによって、各爪部32の上下一対の側壁部32Bによって、対向する側壁部10Cが弾性変形により押し広げられる。その後、レールカバー10をスライドレールロア14にさらに押込むと、各爪部32がスライドレールロア14の係合孔16に係合し、対向する側壁部10Cが元の位置に復帰する。
図2に示すように、対向する爪部32の後壁部32Aと、レールカバー10の後壁部10Eとの間の部位は、互いに対向する方向が開口した凹部(アンダーカット部)44となっている。即ち、爪部32の後壁部32Aとレールカバー10の後壁部10Eとの間には凹部44が形成されている。また、棚板部36における爪部32の後壁部32Aとレールカバー10の後壁部10Eとの中間部には、爪部32の後壁部32Aと平行に凸部46が突出形成されている。なお、凸部46は爪部32に比べて突出量が小さくなっている。
従って、凹部44(爪部32)は、離型時に、一対の傾斜スライド型K1を、図4に示す成形位置から対向する側壁部10Cの方向(図4の矢印A方向)へ移動させ、図5に示す離型位置とする工程と、その後、一対の傾斜スライド型K1を、レールカバー10の側壁部10Cに沿った方向である前方(図5の矢印B方向)抜く工程と、によって形成される。なお、爪部32全体の側面視形状は前方側が開口した矩形となっており、後壁部32Aと上下一対の側壁部32Bとで囲まれた部位は、離型時に、コアC2を図2に示す成形位置から、レールカバー10の側壁部10Cに沿った方向である前方(図2の矢印C方向)抜くことで成形される。
(作用効果)
次に、本実施形態の作用並びに効果を説明する。
本実施形態のレールカバー10では、対向する側壁部10Cに、キャビティーC1とコアC2によって成形可能な棚形状部34が形成されており、棚形状部34からは一対の傾斜スライド型K1によって成形可能な爪部32が対向する他方の側壁部10Cの方向へ突出形成されている。そして、爪部32は、離型時に、一対の傾斜スライド型K1を、図4に示す成形位置から対向する側壁部10Cの方向(図4の矢印A方向)へ移動させ、その後、一対の傾斜スライド型K1を前方(図5の矢印B方向)へ抜くことで成形する。
次に、本実施形態の作用並びに効果を説明する。
本実施形態のレールカバー10では、対向する側壁部10Cに、キャビティーC1とコアC2によって成形可能な棚形状部34が形成されており、棚形状部34からは一対の傾斜スライド型K1によって成形可能な爪部32が対向する他方の側壁部10Cの方向へ突出形成されている。そして、爪部32は、離型時に、一対の傾斜スライド型K1を、図4に示す成形位置から対向する側壁部10Cの方向(図4の矢印A方向)へ移動させ、その後、一対の傾斜スライド型K1を前方(図5の矢印B方向)へ抜くことで成形する。
従って、レールカバー10に棚形状部がない爪部を形成する場合に比べて、棚形状部34で嵩上げした分、凹部(アンダーカット部)44のアンダーカット量が減少する。即ち、レールカバー10に棚形状部がない爪部を形成する場合には、互いに対向する方向が開口した凹部(アンダーカット部)44が側壁部10Cに達しており、凹部(アンダーカット部)44が深く(アンダーカット量が大きい)なる。このため、図5に示すように、レールカバー10に棚形状部がない爪部を形成する場合の傾斜スライド型K1の対向する側壁部10Cの方向(図4の矢印A方向)への離型時の移動量L2に比べて、本実施形態の傾斜スライド型K1の対向する他方の側壁部10Cの方向(図4の矢印A方向)への離型時の移動量L1(L2>L1)を小さくできる。この結果、本実施形態では、レールカバー10における対向する側壁部10Cの間隔L3が狭い場合にも、一対の傾斜スライド型K1を使用して、スライドレールロア14の係合孔16に係合する爪部32を形成することができる。
また、本実施形態のレールカバー10では、一対の傾斜スライド型K1における他方の側壁部10Cの方向(図4の矢印A方向)への長さ(図5のL1)を短くできるため、一対の傾斜スライド型K1の小型化が可能になる。
また、本実施形態のレールカバー10では、土台部が棚形状部34となっている。このため、棚板部36と、上下一対の棚脚部38と、レールカバー10の側壁部10Cと、で囲まれた部位に樹脂が充填される構成に比べて土台部の軽量化が図れる。この結果、レールカバー10の軽量化が図れる。
(実施形態の補足説明)
以上に於いては、本発明を特定の実施形態について詳細に説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の範囲内にて他の種々の実施形態が可能であることは当業者にとって明らかである。例えば、上記実施形態のレールカバー10では、土台部を棚形状部34としたが、棚形状部34に代えて、土台部を、棚板部36と、上下一対の棚脚部38と、レールカバー10の側壁部10Cと、で囲まれた部位に樹脂が充填された台形状や、他の形状としてもよい。
以上に於いては、本発明を特定の実施形態について詳細に説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の範囲内にて他の種々の実施形態が可能であることは当業者にとって明らかである。例えば、上記実施形態のレールカバー10では、土台部を棚形状部34としたが、棚形状部34に代えて、土台部を、棚板部36と、上下一対の棚脚部38と、レールカバー10の側壁部10Cと、で囲まれた部位に樹脂が充填された台形状や、他の形状としてもよい。
また、上記実施形態のレールカバー10では、凸部としての爪部32を形成したが、棚形状部34の上に、爪部32に代えて他の凸部を形成してもよい。また、棚形状部34も上記実施形態の形状に限定されず、他の棚形状としてもよい。
また、上記実施形態のレールカバー10では、対向する側壁部10Cのそれぞれに爪部32と棚形状部34を形成したが、対向する側壁部10Cの何れか一方のみに爪部32と棚形状部34を形成した構成としてもよい。
また、上記実施形態の車両用樹脂部品はレールカバー10に限定されず、他の車両用樹脂部品にも適用可能である。
10 レールカバー(車両用樹脂部品)
10C レールカバーの側壁部(対向する成形部)
12 シートスライド装置
14 スライドレールロア(シート部材)
32 爪部(凸部)
34 棚形状部(土台部)
36 棚板部
38 棚脚部
44 凹部(アンダーカット部)
C1 キャビティー
C2 コア
K1 傾斜スライド型
10C レールカバーの側壁部(対向する成形部)
12 シートスライド装置
14 スライドレールロア(シート部材)
32 爪部(凸部)
34 棚形状部(土台部)
36 棚板部
38 棚脚部
44 凹部(アンダーカット部)
C1 キャビティー
C2 コア
K1 傾斜スライド型
Claims (4)
- 対向する成形部の少なくとも一方に形成され、キャビティーとコアによって成形可能な土台部と、
前記土台部から前記対向する他方の成形部の方向へ突出形成され、傾斜スライド型によって成形可能な凸部と、
を有する車両用樹脂部品。 - 前記土台部は、前記成形部から突設された一対の棚脚部と、前記一対の棚脚部に架設された棚板部とを備える棚形状部である請求項1に記載の車両用樹脂部品。
- 前記凸部は、シート部材に係合する係合部である請求項1又は請求項2に記載の車両用樹脂部品。
- 対向する成形部の少なくとも一方に形成された土台部をキャビティーとコアによって成形する工程と、
前記土台部から前記対向する他方の成形部の方向へ突出形成された凸部を、離型時に傾斜スライド型を前記対向する他方の成形部の方向へ移動させ、前記成形部に沿った方向へ抜くことで成形する工程と、
を有する車両用樹脂部品の製造方法。
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