JP3085892U - サンダル - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 使用者等が時と場所或いはその時の気分等に
応じて、同じサンダルにもかかわらず、その装飾や外観
を適当に変更して楽しんだり、別のサンダルであるかの
ように演出したりすることができるサンダルの提供を課
題とする。 【解決手段】 足を載せるための台部１０と、該台部１
０に載せた足を把持するためのストラップとを少なくと
も有するサンダルであって、前記ストラップの少なくと
も一部にタッチクローズ式ファスナーの一方のファスナ
ー片４０ａを取り付けると共に、該一方のファスナー片
４０ａに対応する他方のファスナー片４０ｂを取り付け
た１乃至複数のサンダル飾り片３０を設け、該１乃至複
数のサンダル飾り片３０を組合わせ自在に且つ着脱自在
に前記ストラップに対して装着するようにした。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【考案の属する技術分野】

本考案はサンダルに関する。

【０００２】

【従来の技術】

従来、例えばビーチサンダルは、足を載せる台部と足を把持するストラップと しての鼻緒とからなる。そして前記台部や鼻緒に絵や模様等が描かれたものも販 売されている。また最近では鼻緒等が飾りで装飾されたものも提供されている。 他の一般的なサンダルにおいても状況は前記ビーチサンダルと同様であり、模 様等が鼻緒等のストラップやその他の部分に配されたもの、更にはストラップ等 が飾りで装飾されたものが提供されている。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

ところが上記従来のサンダルにおいては、該サンダルの外観はいつも一定であ り、使用者等は自由に又は簡単には、その装飾等を変更することができないもの であった。

【０００４】 そこで本考案は上記従来のサンダルにおける問題を解消し、使用者等が時と場 所或いはその時の気分等に応じて、同じサンダルにもかかわらず、その装飾や外 観を適当に変更して楽しんだり、別のサンダルであるかのように演出したりする ことができるサンダルの提供を課題とする。

【０００５】

【課題を解決するための手段】

上記課題を達成するため、本考案のサンダルは、足を載せるための台部と、該 台部に載せた足を把持するためのストラップとを少なくとも有するサンダルであ って、前記ストラップの少なくとも一部にタッチクローズ式ファスナーの一方の ファスナー片を取り付けると共に、該一方のファスナー片に対応する他方のファ スナー片を取り付けた１乃至複数のサンダル飾り片を設け、該１乃至複数のサン ダル飾り片を組合わせ自在に且つ着脱自在に前記ストラップに対して装着するよ うにしたことを第１の特徴としている。 また本考案のサンダルは、上記第１の特徴に加えて、サンダルはビーチサンダ ルとし、ストラップは鼻緒とし、該鼻緒の左右両ウイングの少なくとも一部の上 面にタッチクローズ式ファスナーの一方のファスナー片を取り付け、１乃至複数 のサンダル飾り片の裏面に他方のファスナー片を取り付け、該１乃至複数のサン ダル飾り片を組合わせ自在に且つ着脱自在に前記鼻緒のウイングに対して装着す るようにしたことを第２の特徴としている。

【０００６】 上記第１の特徴によれば、サンダルの所有者等は、予め所有している複数のサ ンダル飾り片の中から１乃至複数のサンダル飾り片を選び、サンダル飾り片のフ ァスナー片をストラップのファスナー片に押し当てることで、サンダル飾り片を 着脱自在にストラップに装着することができる。複数のサンダル飾り片の中から どのようなサンダル飾り片を選ぶか、選んだサンダル飾り片をどのような配列と するか、ストラップのどの位置に装着するか等によって、色々な装飾のバリエー ションを得ることができる。また一旦装着したサンダル飾り片を別のサンダル飾 り片と取り替えたり、他のサンダル飾り片の位置と置き替えたりすることも簡単 に行うことができる。 よって第１の特徴によれば、サンダルの使用者等は、自己が所有する複数のサ ンダル飾り片の中から、時と場所或いはその時の気分等に応じて好きなサンダル 飾り片を自由に選び、且つ好きな組合わせ配置にて、ストラップに着脱自在に装 着することで、同じサンダルにもかかわらず色々な装飾や外観を有するサンダル を自由に演出して楽しむことができる。

【０００７】 また上記第２の特徴によれば、上記第１の特徴による作用効果に加えて、ビー チサンダルの鼻緒のウイング上面に対して、１乃至複数のサンダル飾り片を、自 由に選んで、自由な組合わせ配置で着脱自在に装着することで、バリエーション に富んだ色々な装飾、外観のビーチサンダルを自由に演出することができる。

【０００８】

【考案の実施の形態】

以下、添付の図面を参照しながら本考案を更に詳細に説明する。 図１は本考案の一実施形態を示すサンダルの平面図、図２は本考案の一実施形 態を示すサンダルの側面図である。

【０００９】 １０はサンダルの台部で、２０は鼻緒である。このサンダルは、例えばビーチ サンダルとすることができる。３０はサンダル飾り片である。

【００１０】 前記鼻緒２０の左右のウイング２１、２１の上面にタッチクローズ式ファスナ ーの一方のファスナー片４０ａが一体的に縫製されている。 また前記サンダル飾り片３０の裏面にはタッチクローズ式ファスナーの他方の ファスナー片４０ｂが一体に縫製されている。ファスナー片４０ａ、４０ｂの取 り付けは、縫製の他、接着剤による接着であってもよく、要するに一体的に取り 付けられておればよい。

【００１１】 前記サンダル飾り片３０は、本実施形態においては花を象った形と色模様に構 成したものを示しているが、他の種々の形や色模様のサンダル飾り片３０とする ことができる。

【００１２】 サンダルの所有者、使用者等は、自己が所有する複数のサンダル飾り片３０の 中から１乃至複数のサンダル飾り片３０を自由に選んで、サンダル飾り片３０の 裏のファスナー片４０ｂで鼻緒２０のウイング２１の上面のファスナー片４０ａ に着脱自在に装着する。各サンダル飾り片３０をウイング２１上面にどのような 組合わせ配置で装着するかは自由である。選択したサンダル飾り片３０の種類に よって、又その組合わせ配置によって、サンダルの装飾、外観を種々に変えるこ とができる。

【００１３】 上記の実施形態においては、台部に載せられた足を把持する手段として鼻緒を 用いたサンダルを示したが、台部に載せられた足を把持する手段は鼻緒に限定さ れるものではない。台部に載せられた足を把持する手段としてはストラップを設 けたサンダルであってもよい。この場合にはストラップの少なくとも一部にタッ チクローズ式ファスナーの一方のファスナー片を一体的に取り付ける。サンダル 飾り片を、ファスナー片を取り付けたストラップに着脱自在に装着することで、 上記の実施形態の場合と同様に、サンダルの装飾、外観を種々に変えることがで きる。

【００１４】

【考案の効果】

本考案は以上の構成、作用よりなり、請求項１に記載のサンダルによれば、足 を載せるための台部と、該台部に載せた足を把持するためのストラップとを少な くとも有するサンダルであって、前記ストラップの少なくとも一部にタッチクロ ーズ式ファスナーの一方のファスナー片を取り付けると共に、該一方のファスナ ー片に対応する他方のファスナー片を取り付けた１乃至複数のサンダル飾り片を 設け、該１乃至複数のサンダル飾り片を組合わせ自在に且つ着脱自在に前記スト ラップに対して装着するようにしたので、 サンダルの使用者等は、自己が所有する複数のサンダル飾り片の中から、時と 場所或いはその時の気分等に応じて好きなサンダル飾り片を自由に選び、且つ好 きな組合わせ配置にて、ストラップに着脱自在に装着することで、同じサンダル にもかかわらず別のサンダルであるかのように、色々な装飾や外観を有するサン ダルを自由に演出して楽しむことができる。 また請求項２に記載のサンダルによれば、上記請求項１に記載の構成による効 果に加えて、サンダルはビーチサンダルとし、ストラップは鼻緒とし、該鼻緒の 左右両ウイングの少なくとも一部の上面にタッチクローズ式ファスナーの一方の ファスナー片を取り付け、１乃至複数のサンダル飾り片の裏面に他方のファスナ ー片を取り付け、該１乃至複数のサンダル飾り片を組合わせ自在に且つ着脱自在 に前記鼻緒のウイングに対して装着するようにしたので、 ビーチサンダルの鼻緒を自由に装飾し、またその装飾を自由に変更して、鼻緒 のついたサンダルを、バリエーションに富んだ色々な装飾、外観に演出すること ができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案の一実施形態を示すサンダルの平面図で
ある。

【図２】本考案の一実施形態を示すサンダルの側面図で
ある。

【符号の説明】

１０ 台部 ２０ 鼻緒 ２１ ウイング ３０ サンダル飾り片 ４０ａ 一方のファスナー片 ４０ｂ 他方のファスナー片

Claims (2)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 足を載せるための台部と、該台部に載せ
   た足を把持するためのストラップとを少なくとも有する
   サンダルであって、前記ストラップの少なくとも一部に
   タッチクローズ式ファスナーの一方のファスナー片を取
   り付けると共に、該一方のファスナー片に対応する他方
   のファスナー片を取り付けた１乃至複数のサンダル飾り
   片を設け、該１乃至複数のサンダル飾り片を組合わせ自
   在に且つ着脱自在に前記ストラップに対して装着するよ
   うにしたことを特徴とするサンダル。
2. 【請求項２】 サンダルはビーチサンダルとし、ストラ
   ップは鼻緒とし、該鼻緒の左右両ウイングの少なくとも
   一部の上面にタッチクローズ式ファスナーの一方のファ
   スナー片を取り付け、１乃至複数のサンダル飾り片の裏
   面に他方のファスナー片を取り付け、該１乃至複数のサ
   ンダル飾り片を組合わせ自在に且つ着脱自在に前記鼻緒
   のウイングに対して装着するようにしたことを特徴とす
   る請求項１に記載のサンダル。