JP3085476B2 - 定着用加熱体、定着装置および画像形成装置 - Google Patents
定着用加熱体、定着装置および画像形成装置Info
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- JP3085476B2 JP3085476B2 JP03171557A JP17155791A JP3085476B2 JP 3085476 B2 JP3085476 B2 JP 3085476B2 JP 03171557 A JP03171557 A JP 03171557A JP 17155791 A JP17155791 A JP 17155791A JP 3085476 B2 JP3085476 B2 JP 3085476B2
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Description
に好適な定着用加熱体、定着装置および画像形成装置に
関する。
においては、用紙に文字、図形または映像などの画像を
トナーにより形成したトナ一像を形成し、このトナーを
一面に抵抗発熱体を形成した細長い板状の加熱体を用い
て定着させている。この種の定着用加熱体としては、例
えば特開平2−129883号公報に記載されるものが
知られる。この定着用加熱体は、細長いセラミックス製
の基板と、基板の表面にこの種の加熱体として好適な比
抵抗値を有する銀・パラジウム合金を主成分として形成
された細長い抵抗発熱体と、この抵抗発熱体の端部に良
好な導電体である銀を主成分とする端子部を積層させ、
さらに、抵抗発熱体を保護するために抵抗発熱体を被覆
する保護層とを有している。そして、この定着用加熱体
は、端子部に給電用ソケットの接触金具を圧接したり、
端子部に直接に給電用の導線を半田付けしたりして給電
が行われる。この定着用加熱体の製造方法は次のとおり
である。まず、基板の表面に銀・パラジウム合金の粉末
をペースト状にしたものをスクリーン印刷法などにより
塗布し、乾燥させた後に焼成して抵抗発熱体を形成す
る。次に、抵抗発熱体の両端部上に重ねて銀ペーストを
スクリーン印刷法などにより塗布し、乾燥させた後に焼
成して端子部を形成する。そして、最後に抵抗発熱体を
覆うようにガラスペーストをスクリーン印刷法などによ
り塗布し、乾燥させた後に焼成して保護層を形成する。
この定着用加熱体は次の利点を有する。トナーの定着に
際し被定着体を定着用加熱体の長手方向と交差する一方
向に搬送するだけで被定着体の広い面積を一様に加熱で
きるように抵抗発熱体が細長く形成されているが、上記
のように抵抗発熱体を銀系合金によって形成することで
適正な抵抗値ひいてはトナー定着のための所要の発熱量
を得ることができる。また、端子部の抵抗が低く抵抗発
熱体への通電が良好に行われる。
着用加熱体を動作させると、高導電体の銀で端子部を形
成してもその端子部が自己発熱して端子部の酸化等の劣
化が進行することが判明した。このような端子部の発熱
が生じると、接触抵抗の悪化を誘発する給電用ソケット
の接触金具の酸化を発生させる不具合もある。また、端
子部に導線を半田付けして電気接続を行った場合にも、
半田が酸化したり半田と銀膜とが相互に拡散し合ったり
して半田付けの強度が低下して電気的接続の劣化を招く
虞がある。本発明者らが行った調査によれば、端子部や
保護層の焼成工程など高温下において、抵抗発熱体中の
パラジウムが銀を主成分とする端子部中に拡散して、端
子部の電気抵抗値が増大してしまう結果、端子部が自己
発熱することが判明した。また、抵抗発熱体の動作に伴
い、発熱体の熱が端子部に伝わって、端子部へのパラジ
ウムの拡散を促進してしまうことも判明した。そこで、
本発明は、上記の問題を解消した定着用加熱体、定着装
置および画像形成装置を提供することを目的とする。
加熱体は、細長いセラミックス製の基板と;基板上にそ
の長手方向に沿って被着され銀・パラジウム合金を主体
とする細長い抵抗発熱体と;抵抗発熱体の端部に直接重
層した接続部とこの接続部に電気的に接続して基板上に
形成された受電部とを有し、銀を主成分として印刷形成
された端子部と;を具備することを特徴とする。なお、
本請求項および以下各請求項に記載の定着用加熱体にお
いて、基板の材質としては例えば加工の行いやすいアル
ミナが好適であるが、セラミックスであれば他の材料で
あってもよい。また、基板は、後述するような細長い抵
抗発熱体を形成できる程度に細長い形状であり、長手方
向において各部分の熱容量が均一になるように長手方向
にわたり一様な幅に形成されているものが望ましい。こ
こで、銀・パラジウム合金を主体とする抵抗発熱体と
は、銀およびパラジウムを粉末状にしたものにフリット
ガラスを混ぜこれを溶剤を用いて混練した金属ペースト
を、スクリーン印刷法を用いて基板上に塗布しこれを焼
成して形成したものなどであるが、他の金属粉末が混練
された金属ペーストによるものを許容する。また、受電
部と接続部の形状は、例えば電気抵抗値を小さくするた
めに抵抗発熱体の幅よりも大きい幅に形成するのが好ま
しい。なお、受電部は端子部の一部で外部との電気接続
を行うのに適した部分であるが受電部だけを用いて外部
との電気接続を行う必要性はない。次に上記発明による
作用を説明する。この定着用加熱体は、抵抗発熱体の端
部に直接重層した接続部とこの接続部に電気的に接続し
て基板上に形成された受電部とを有し、銀を主成分とし
て印刷形成された端子部とを有しているため、抵抗発熱
体中に存在するパラジウムの端子部の受電部への拡散が
防止できる。したがって、給電端子部分である受電部の
抵抗値の増大が防止できて、端子部の発熱が抑制でき
る。請求項2の発明の定着用加熱体は、細長いセラミッ
クス製の基板と;基板上にその長手方向に沿って被着さ
れ銀・パラジウム合金を主体とする細長い抵抗発熱体
と;抵抗発熱体の端部に直接重層した接続部とこの接続
部と一体的に基板上に形成され圧接型コネクタを介して
給電される受電部とを有し、銀を主成分として印刷形成
された端子部と;を具備することを特徴とする。この定
着用加熱体は、接続部と受電部が一体に形成されている
ので、例えばスクリーン印刷法を用いて形成すれば一度
の印刷工程で端子部を形成できる。 請求項3の発明の
定着装置は、機器本体と、機器本体に組み込まれた請求
項1または2に記載の定着用加熱体とを具備することを
特徴とする。この定着装置は、上記請求項1または2に
記載の定着用加熱体を用いているため、端子部の受電部
の自己発熱が抑制されるため、端子部の劣化や給電用ソ
ケットの接続金具、半田の酸化が低減できる。したがっ
て、定着用加熱体への通電不良が防止できて定着用加熱
体の動作が適正になされる。請求項4の発明の画像形成
装置は、機器本体と、機器本体に組み込まれた請求項3
に記載の定着装置とを具備することを特徴とする。な
お、上記画像形成装置は、トナーを定着させて画像を形
成するものであって、例えばファクシミリや複写機など
である。この画像形成装置は、請求項3に記載の定着装
置と同様の作用を有する。
〜図6を参照して説明する。図1は本発明の定着用加熱
体の一実施形態を示す一部切欠正面図、図2は図1のI
I−II線に沿った要部拡大断面図である。なお、図2
は基板を除いて厚さ方向に拡大して描かれている。図に
おいて1は例えばアルミナなどのセラミックスからなる
長さ約300mm、幅約15mm、厚さ約1mmの基
板、2はこの基板1の表面にその長手方向に沿い銀・パ
ラジウム合金(Ag−Pd)を主成分として形成された
抵抗発熱体である。この抵抗発熱体2は、長さ約270
mm、幅約2mmの細長い発熱部2aを有し、その両端
部2b,2bを長さ約3mmに亙って拡幅してある。こ
のような形状の抵抗発熱体は、その中間部に例えばA4
サイズの用紙においてその幅よりも大きい長さを有する
作用部が構成される。3,3はこの抵抗発熱体2の両端
に電気的に接続した端子部である。端子部3,3は銀
(Ag)を主成分としており抵抗発熱体2の端部2bの
全表面に密着重層した接続部3aと、この接続部3aに
連続しかつ一体的に基板1表面に直接形成された受電部
3bとで構成される。4は抵抗発熱体2の表面を覆うガ
ラス質の保護層であり、この保護層4は抵抗発熱体2の
表面を含め基板1の露出面をも覆い、かつ接続部3aま
でを覆っている。次に、この定着用加熱体の製造方法を
説明する。まず、基板1の表面に銀・パラジウム合金を
主成分とする粉末をペースト状にしたものをスクリーン
印刷法などにより塗布し、乾燥させた後に焼成して抵抗
発熱体2を形成する。次に、この抵抗発熱体2の両端部
に一部を重ね基板1の表面に銀の粉末をペースト状にし
たものをスクリーン印刷法などにより塗布し、乾燥させ
た後に焼成して端子部3,3を形成する。そして、抵抗
発熱体1、接続部3aおよび基板1の露出面を覆ってガ
ラスペーストをスクリーン印刷法などにより塗布し、乾
燥させた後に焼成して保護層4を形成する。つぎに、上
記実施形態の定着用加熱体に給電を行うための各種接続
方法について説明する。図3は本発明の定着用加熱体の
一給電態様を示す図1のII−II線に沿う要部拡大断
面図である。同図ないし後述の図5における定着用加熱
体の各部は、図2に対応させて同一符号を付し、かつ基
板1を除いて厚さ方向に拡大して描かれている。この定
着用加熱体は、端子部3に図示しない給電用ソケットの
接触金具5を圧接させてある。この定着用加熱体の端子
部3の受電部3bは、前述のとおり接続部3aのように
焼成行程においてパラジウムが拡散することがなく低抵
抗で発熱しにくい。図に示すように接触金具5は発熱し
にくい受電部3bに圧接させる。図4は本発明の定着用
加熱体の他の給電態様を示す図1のII−II線に沿う
要部拡大断面図である。この定着用加熱体は、端子部3
に導線6を半田付けしてある。図に示すように給電用の
導線6は接続部3aよりも発熱しにくい受電部3bにお
いて半田付けされる。図5は本発明の定着用加熱体のさ
らに他の給電態様を示す図1のII−II線に沿う要部
拡大断面図である。この定着用加熱体は、端子部3に端
子片8を介して導線6を半田付けしてある。図に示すよ
うに端子片8は接続部3aよりも発熱しにくい受電部3
bに半田7によって固定され、この端子片8に給電用の
導線6を半田付けしてある。図6は本発明の定着装置お
よびそれを具備する画像形成装置の実施形態を示す概念
図である。図において101は機器本体、102はたと
えば上記実施形態の定着用加熱体で、定着装置103に
装着して機器本体101に組み込まれる。
体の端部に直接重層した接続部とこの接続部に電気的に
接続して基板上に形成された受電部とを有し、銀を主成
分として印刷形成された端子部とを有しているため、抵
抗発熱体中に存在するパラジウムの端子部の受電部への
拡散が防止でき、その結果、給電端子部分である受電部
の抵抗値の増大が防止できて、端子部の自己発熱が抑制
できる。請求項2記載の発明によれば、請求項1に記載
の定着用加熱体と同様の効果を有するとともに、製造が
容易な定着用加熱体が提供できる。請求項3記載の発明
によれば、請求項1または2記載の発明の効果を有する
定着用加熱体を用いるため、定着用加熱体への通電不良
が低減して定着用加熱体の発熱を良好に行い得る定着装
置を提供できる。請求項4記載の発明によれば、請求項
3に記載の定着装置の効果を有する画像形成装置を提供
できる。
切欠正面図。
のII−II線に沿う要部拡大断面図。
1のII−II線に沿う要部拡大断面図。
示す図1のII−II線に沿う要部拡大断面図。
図。
Claims (4)
- 【請求項1】細長いセラミックス製の基板と; 基板上にその長手方向に沿って被着され銀・パラジウム
合金を主体とする細長い抵抗発熱体と; 抵抗発熱体の端部に直接重層した接続部とこの接続部に
電気的に接続して基板上に形成された受電部とを有し、
銀を主成分として印刷形成された端子部と; を具備することを特徴とする定着用加熱体。 - 【請求項2】細長いセラミックス製の基板と; 基板上にその長手方向に沿って被着され銀・パラジウム
合金を主体とする細長い抵抗発熱体と; 抵抗発熱体の端部に直接重層した接続部とこの接続部と
一体的に基板上に形成され圧接型コネクタを介して給電
される受電部とを有し、銀を主成分として印刷形成され
た端子部と; を具備することを特徴とする定着用加熱体。 - 【請求項3】機器本体と; 機器本体に組み込まれた請求項1または2に記載の定着
用加熱体と; を具備することを特徴とする定着装置。 - 【請求項4】機器本体と; 機器本体に組み込まれた請求項3に記載の定着装置と; を具備することを特徴とする画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP03171557A JP3085476B2 (ja) | 1991-07-12 | 1991-07-12 | 定着用加熱体、定着装置および画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP03171557A JP3085476B2 (ja) | 1991-07-12 | 1991-07-12 | 定着用加熱体、定着装置および画像形成装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0521136A JPH0521136A (ja) | 1993-01-29 |
JP3085476B2 true JP3085476B2 (ja) | 2000-09-11 |
Family
ID=15925345
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP03171557A Expired - Lifetime JP3085476B2 (ja) | 1991-07-12 | 1991-07-12 | 定着用加熱体、定着装置および画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3085476B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0888076A (ja) * | 1994-09-19 | 1996-04-02 | Toshiba Lighting & Technol Corp | 加熱体、定着装置および画像形成装置 |
JP4555191B2 (ja) * | 2005-08-10 | 2010-09-29 | 秀夫 谷口 | 加熱ヘッド |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63137489U (ja) * | 1987-03-03 | 1988-09-09 | ||
JPH02186585A (ja) * | 1988-11-22 | 1990-07-20 | Toshiba Lighting & Technol Corp | 加熱体 |
JPH02309587A (ja) * | 1989-05-24 | 1990-12-25 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 透明発熱抵抗体 |
-
1991
- 1991-07-12 JP JP03171557A patent/JP3085476B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0521136A (ja) | 1993-01-29 |
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