JP3085094B2 - 移動物体検出方法 - Google Patents

移動物体検出方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は移動物体検出方法、特に
画像から得られた移動ベクトル(オプティカルフロー)
を用いて移動物体を抽出する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、異なる時刻に得られた画像か
ら移動ベクトル(オプティカルフロー:以下単に「OP
F」と称する)から移動物体を抽出する手法が提案され
ており、OPFを得る方法としては、ブロックマッチン
グ等数種の方法がある。
【0003】例えば、特開平4−207790号公報の
動きベクトル検出装置では、複数画像の対応する位置の
マッチ度を検出するブロックマッチングが開示されてい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、車両に
カメラを搭載し、移動中のカメラから道路状況を監視し
てOPFを算出する場合、画像中の背景に橋の欄干やガ
ードレールの支柱等周期的に出現する構造物が存在する
場合には、本来得られるべきOPFとは異なるOPFが
算出されてしまう問題があった。
【0005】図7(A)、(B)には異なる時刻t0 、
t1 で得られた画像の一例が示されている。画像には橋
の欄干が存在しており、また自車に接近している車両が
存在する。これらの画像からブロックマッチングにより
OPFを算出すると、橋の欄干部は周期的な構造を有し
ているため、異なる部位同士でマッチングがとれてしま
い、図7(C)に示すように橋の欄干に起因する偽のO
PFが生じてしまう。
【0006】本発明は上記従来技術の有する課題に鑑み
なされたものであり、その目的は、ブロックマッチング
によりOPFを算出する際に、画像中の背景に周期的な
構造物が存在する場合でも移動物体のみのOPFを抽出
することができる移動物体検出方法を提供することにあ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の移動物体検出方法は、異なる時刻に得られ
た複数画像から移動ベクトルを抽出することにより移動
物体を検出する移動物体検出方法であって、第1所定時
間内に得られた一対の画像から第1移動ベクトルを算出
するステップと、第1所定時間とは異なる第2所定時間
内で得られた一対の画像から第2移動ベクトルを算出す
るステップと、画像上の同一位置に存在する前記第1移
動ベクトル及び第2移動ベクトルの長さを比較すること
により前記移動ベクトルが移動物体に起因するものか否
かを判定するステップとを有することを特徴とする。
【0008】
【作用】移動物体に起因する真のOPFは移動物体の速
度に応じた長さを有する。一方、周期的に出現する構造
物に起因するOPFはそのような関係にない。従って、
異なる所定時間(第1所定時間及び第2所定時間)で得
られた同一OPFの長さを比較することにより、真のO
PFか偽のOPFかを判定できる。
【0009】
【実施例】以下、図面に基づき本発明の実施例について
説明する。
【0010】図1には本実施例におけるシステム構成図
が示されている。車両周囲環境を撮影するカメラ10で
得られた画像信号は電子制御装置ECU12に供給され
る。なお、カメラ10は図2に示すように側方を監視す
べく車両のフロント側部に設置する、あるいは後方を監
視すべくドアミラーに設置する等が考えられる。ECU
12はA/D変換器12a、VRAM12b,12c、
12d、デジタル信号処理回路DSP12e、CPU1
2f、RAM12g,ROM12h、及びI/O12i
を含んで構成され、A/D変換器12aはカメラからの
アナログ画像信号を順次デジタル信号に変換し、VRA
M12bまたは12cまたは12dに出力し格納する。
VRAM12b,12c,12dには、それぞれ異なる
時刻t0,t1 ,t2 で撮影された画像信号が格納され
る。これらのデジタル画像信号はデジタル信号処理回路
DSP12eにて所定の画像処理が行われ、RAM12
gに格納されるとともにCPU12fで後述する所定の
演算処理が行われ、演算結果がI/O12iを介して警
報装置14に出力される構成である。
【0011】以下、図3乃至図6のフローチャートを用
いてECU12の処理を詳細に説明する。
【0012】図3乃至図5は、所定時刻毎の割り込みル
ーチンであり、異なる時刻t0 ,t1 ,t2 で撮影され
た画像A,B,Cをそれぞれデジタル化し、VRAM1
2b,12c,12dに格納する(S501,S60
1,S701)。
【0013】画像A,B,Cが格納された後、図6に示
される処理に移行する。まず、VRAM12b及びVR
AM12cに格納されている画像A,Bを用いてブロッ
クマッチングによりOPFを算出する(S401)。算
出されたOPFはその長さが算出され、位置の関数とし
てV1 (i,j)という配列でRAM12gに格納され
る。次に、VRAM12b及びVRAM12dに格納さ
れている画像A,Cを用いてブロックマッチングにより
OPFを算出する(S402)。算出されたOPFも同
様にその長さが算出され、位置の関数としてはV2
(i,j)という配列でRAM12gに格納される。
【0014】ここで、画像A,B,Cに橋の欄干等の周
期的な構造物が存在する場合には、OPFV1 ,V2 に
は上述したように移動物体ではない偽のOPFが存在し
得る。そこで、算出されたOPFの真偽を判定すべく、
V1 とV2 の比較を行う。すなわち、移動物体に起因す
る真のOPFならばV2 の方がV1 に対して(t2 −t
0 )/(t1 −t0 )だけ長くなっているはずであり、
橋の欄干等の静止物体に起因する偽のOPFであればこ
の関係は成り立たない。但し、真のOPFであっても速
度が急変する場合には上述の関係が成り立たない場合が
あることを考慮する必要がある。そこで、α,βを適当
な定数として、 α・V1 >V2 >β・V1 なる関係にある場合には真のOPFと判定され、この関
係にない場合には偽のOPFと判定できる(S403〜
S405)。なお、速度の急変を考慮にいれないなら
ば、単に V2 =a・V1 か否かを所定の誤差範囲で判定すればよい。そして、偽
と判定されたOPFは削除し、真のOPFのみ抽出す
る。
【0015】なお、本実施例では異なる時刻で得られた
3つの画像A,B,Cを用いてOPFの真偽を判定して
いるが、3つの画像ではなく、4つ以上の画像を用いて
真偽を判定してもよい。
【0016】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の移動物体
検出方法によれば、橋の欄干やガードレール等の周期的
に出現する構造物に起因する偽のOPFか移動物体によ
る真のOPFかを簡易にかつ確実に識別できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例のシステム構成図である。
【図2】本発明の実施例のカメラ設置説明図である。
【図3】本発明の実施例の画像A取得のフローチャート
である。
【図4】本発明の実施例の画像B取得のフローチャート
である。
【図5】本発明の実施例の画像C取得のフローチャート
である。
【図6】本発明の実施例の処理フローチャートである。
【図7】OPF算出説明図である。
【符号の説明】
10 カメラ 12 ECU 14 警報装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06T 7/20 H04N 7/32

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 異なる時刻に得られた複数画像から移動
    ベクトルを抽出することにより移動物体を検出する移動
    物体検出方法であって、 第1所定時間内に得られた一対の画像から第1移動ベク
    トルを算出するステップと、 第1所定時間とは異なる第2所定時間内で得られた一対
    の画像から第2移動ベクトルを算出するステップと、 画像上の同一位置に存在する前記第1移動ベクトル及び
    第2移動ベクトルの長さを比較することにより前記移動
    ベクトルが移動物体に起因するものか否かを判定するス
    テップと、 を有することを特徴とする移動物体検出方法。
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