JP3084816U - のぼり用留具 - Google Patents

のぼり用留具

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本考案は布6が竿4に巻付きにくくなり、布
6の標識が遠くからも見易くなると共に横棒や取付帯61
に対して風の負担が減少でき、更に生産性を良くして安
価に提供でき、且つ部品管理が簡単になるのぼり用留具
を提供することを目的とする。 【解決手段】 竿4へ遊嵌可能な胴部11の上下に鍔部12
を固着し、該胴部11と鍔部12に渡って縦溝状の切欠部13
を形成すると共にその切欠部13と反対側の鍔部12に逃げ
溝12aを形成した合成樹脂製で且つ弾性を有した留具本
体1と、その留具本体1に嵌挿して布6の取付帯61を押
えると共に弾性を有した合成樹脂製の略C字状な布押え
具2とから構成する。又、留具本体1と布押え具2が接
続部を介して一体成形させると良い。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、のぼりの布が竿に巻付いたり布の取付帯が切れにくくするために使 用されるのぼり用留具に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般にのぼりの構造は、宣伝や行事などの標識が書かれた細長い布と、その布 の一端を通す竿と、前記布の上端を通すと共に竿の上端に取付ける横棒とがあり 、前記竿は長さが倍になるように竿連結具が取付けられたものが殆どである。ま た布が風で竿に巻付いたり或いは布の取付帯が切れたりしないように、取付帯を 固定する留具も使用されている。この留具としては、図6(a)に示すように筒 状の留具本体(1)と、その外周に棒状の布押え具(2)が一体成形され、且つ 始めから竿(4)に嵌挿された状態で、竿(4)の備品として備えられたものが あった。一方、図6(b)に示すようにC字状に形成された留具本体(1)と、 その外周に棒状の布押え具(2)が一体成形され、且つ、後から竿(4)に取付 けるものもあった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、始めから竿(4)に取付けられた筒状の前記のぼり用留具は、 留具本体(1)の外周に布(6)の取付帯(61)をセットすると、前記留具本体 (1)と布押え具(2)との隙間が広めであるため、風が吹くと取付帯(61)は 図中矢印のように上方へ移動し、その取付帯(61)が図中の二点鎖線のように上 部に寄せられる場合が多く、前記取付帯(61)が端部から切れ易くなると共に布 押え具(2)の上部が折れ易かった。また図5に示すのぼりの横棒(5)は布( 6)が捩れると前記横棒(5)の先端が折れ易く、且つ破損した時は、横棒(5 )が交換部品として市販されていないため、横棒(5)だけを廃棄するだけでな く、竿(4)及びのぼり用留具も一緒に廃棄していた。尚、この時、前記のぼり 用留具は竿(4)から取外し出来ないので、再使用は出来なかった。一方、後か ら竿(4)に取付けるC字状の前記のぼり用留具は、竿(4)に通された取付帯 (61)の上からC字状の留具本体(1)を広げて取付けると共に布押え具(2) によって竿(4)側に固定していた。このため、風が吹くと布(6)が竿(4) に巻付いて宣伝や行事などの標識が確認出来なくなると共に布(6)が傷み易く なり、更に横棒(5)に風の負担が大きくなって加わり易くなるため、横棒(5 )が破損され易かった。また前記留具本体(1)は軽過ぎるため、強風が吹くと 上方へ持上げられて取付帯(61)が布押え具(2)から外れ易く、上方へ持上げ られた時、元に戻るまで時間が多く掛っていた。しかも布押え具(2)の上部が 折れ易い等の問題点があった。
【0004】 本考案は布が竿に巻付きにくく、布の標識が見易くなると共に風の負担が横棒 や取付帯に集中しにくいのぼり用留具を提供することを目的とする。
【0005】 本考案の別の目的としては、生産性を良くして安価に提供出来ると共に部品管 理が簡単になるのぼり用留具を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本考案は上記問題点を解決するために成されたものであり、つまり、竿へ遊嵌 可能な胴部の上下に鍔部を固着し、該胴部と鍔部に渡って縦溝状の切欠部を形成 すると共にその切欠部と反対側の鍔部に逃げ溝を形成した合成樹脂製で且つ弾性 を有した留具本体と、その留具本体に嵌挿して布の取付帯を押えると共に弾性を 有した合成樹脂製の略C字状な布押え具とから構成する。又、留具本体と布押え 具が接続部を介して一体成形すると良い。
【0007】
【考案の実施の形態】
図1、図2は本考案の実施形態を示す図であり、これに基づき説明する。(1 )は後述する竿(4)に遊嵌可能であると共に弾性を有した合成樹脂製の留具本 体であり、該留具本体(1)には、竿(4)へ上下動自在に遊嵌可能な胴部(11 )と、該胴部(11)の上下に固着する鍔部(12)と、前記胴部(11)と前記鍔部 (12)に渡って形成した縦溝状の切欠部(13)と、該切欠部(13)と反対側の各 鍔部(12)に形成した逃げ溝(12a)とがある。前記胴部(11)の長さは後述す る取付帯(61)の幅よりも長くするのが好ましい。又、前記逃げ溝(12a)は竿 (4)に遊嵌する際に切欠部(13)を広げ易くする役目を果たす。(2)は留具 本体(1)に嵌挿して後述する布(6)の取付帯(61)を押えると共に弾性を有 した合成樹脂製の布押え具であり、該布押え具(2)は溝状の切欠(21)を有し た略C字状に形成されている。(4)は伸縮可能な合成樹脂製の竿であり、(5 )は竿(4)の上部を貫通して取付ける合成樹脂製の横棒である。(6)は宣伝 や行事などの標識が書かれた細長い布であり、該布(6)には、竿(4)と横棒 (5)に取付けるための取付帯(61)が多数設けられている。(7)は竿(4) の中間部に設けた竿連結具である。(A)は合成樹脂製ののぼり用留具である。
【0008】 図3、図4は本考案の別実施形態を示す図であり、これは前記実施形態と比べ ると、留具本体(1)と布押え具(2)が接続部(3)を介して一体成形されて いる。また前記鍔部(12)に形成した逃げ溝(12a)は略三角形状に形成されて おり、且つ前記接続部(3)は上方の逃げ溝(12a)の付近に設けられている。 尚、図中に於いて、接続部(3)は2本であるが、2本に限定されるものではな い。又、前記接続部(3)を設ける位置は上方に限定されるものではない。
【0009】 次に本考案の使用方法について説明する。先ず始めに図1に示す本考案品を取 付ける場合について説明する。予め竿(4)を取付帯(61)に通すと共に横棒( 5)を取付帯(61)に通して竿(4)の上部に取付け、布(6)をセットしてお く。この時は、先ず始めに留具本体(1)の切欠部(13)を竿(4)に押圧し、 その切欠部(13)を押し広げて竿(4)に遊嵌させる。すると留具本体(1)は 竿(4)に対して上下動自在になるため、竿連結具(7)の直ぐ下の取付帯(61 )内部に留具本体(1)を入れると共に胴部(11)の外周に取付帯(61)が来る ように留具本体(1)を上下動させる。次に取付帯(61)の上から略C字状の布 押え具(2)が嵌挿出来るように、切欠(21)を竿(4)側に向けて押すと、切 欠(21)が押し広げられて布押え具(2)は取付帯(61)の上に挟持して取付け られるのである。
【0010】 図3に示す本考案品を取付ける場合について説明する。図1と同様に布(6) をセットした竿(4)に、留具本体(1)の切欠部(13)を広げて遊嵌する。そ して留具本体(1)を竿連結具(7)の直ぐ下の取付帯(61)内部に入れ、取付 帯(61)の外側から略C字状の布押え具(2)を嵌挿させる。この時、布押え具 (2)は略水平状態から垂直状態にしながら、且つ、布押え具(2)の切欠(21 )を竿(4)側に押圧すと、切欠(21)が押し広げられて布押え具(2)は取付 帯(61)の上に挟持して取付けられるのである。
【0011】 以上のように本考案品がセットされたのぼりを外に出しておくと、風が吹いた 場合には、留具本体(1)は横棒(5)の回転に合わせて、竿(4)の外周を回 るため、横棒(5)に負担が掛らず、且つ捩れないので遠くからでも布(6)に 書かれた標識を読むことが出来るものとなる。また留具本体(1)は風によって 上下動するが、竿連結具(7)があるので、それ以上に上へ行くことはなく、且 つ布押え具(2)が取付帯(61)の上から挟持すると共にその取付帯(61)は布 押え具(2)の内周面全体で押圧する状態となっているため、従来の如き取付帯 (61)が上方へ寄せられず、一部が切れ易くなることがなくなり、取付帯(61) に掛る風の負担が減少するので、布(6)も長持ちするものとなる。尚、図5に 於いて、本考案品が2個使用されているが、少なくとも竿連結具(7)の真下に 1個取付ければ良く、必要に応じて使用個数を増やせば良い。
【0012】 次に横棒(5)が折れたり、のぼりが不要になった場合には、布押え具(2) を竿(4)から引抜き、且つ留具本体(1)も竿(4)から引抜けば、本考案品 は外されるのである。従って、本考案品を別ののぼりに上記要領で取付ければ、 再使用が出来る。尚、図3に示すような留具本体(1)と布押え具(2)が接続 されているのぼり用留具(A)を用いると、留具本体(1)と布押え具(2)が 別々にならず、保管が簡単で且つ次に使用する際に直ぐ取出して使用出来る。
【0013】
【考案の効果】
本考案はこのように構成させたことにより、下記に記載する効果を有する。
【0014】 請求項1のように竿(4)へ遊嵌可能な胴部(11)の上下に鍔部(12)を固着 し、該胴部(11)と鍔部(12)に渡って切欠部(13)を形成すると共にその切欠 部(13)と反対側の各鍔部(12)に逃げ溝(12a)を形成した合成樹脂製で且つ 弾性を有した留具本体(1)と、その留具本体(1)に嵌挿して布(6)の取付 帯(61)を押えると共に弾性を有した合成樹脂製の略C字状な布押え具(2)と から構成することにより、留具本体(1)を竿(4)に取付けると、竿(4)に 対して留具本体(1)は回動自在で且つ上下動自在となる。従って、従来の如く 留具本体(1)が竿(4)に固定されたものと異なり、風が吹いても布(6)が 竿(4)に巻付かず、しかも本考案品の重量によって布(6)が下方へ引張られ て標識が見易くなるため、宣伝や行事などの標識が遠くからも良く見えるものと なり、宣伝効果が向上すると共に布(6)の傷み具合も減少し、且つ布(6)の 捩れが殆どなくなるので、横棒(5)や取付帯(61)に対して風の負担が減少さ れ、横棒(5)の先端が折れにくくなる。また本考案品は竿(4)から取外せば 、再使用できるものとなる。更に布押え具(2)の内面全体で取付帯(61)の外 周を押圧して確実に固定出来るので、従来の如き取付帯(61)が上部に寄せられ て切れ易くならず、且つ風の負担が取付帯(61)の押圧された部分で分散されて 小さなものとなる。
【0015】 請求項2のように留具本体(1)と布押え具(2)が接続部(3)を介して一 体成形することにより、部品点数が1つとなるため、留具本体(1)と布押え具 (2)が別々にならず、部品管理や保管が簡単で且つ次に使用する際に直ぐ取出 して使用出来る。また部品1つだけ製造すれば良いので、生産性が向上し且つ安 価に提供出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施形態を示す斜視図である。
【図2】本実施形態の分解部品を示す斜視図である。
【図3】本考案の別実施形態を示す斜視図である。
【図4】別実施形態の分解部品を示す斜視図である。
【図5】本考案の使用状態を示す平面図である。
【図6】従来品を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 留具本体 11 胴部 12 鍔部 12a 逃げ溝 13 切欠部 2 布押え具 3 接続部 21 切欠 4 竿 6 布 61 取付帯

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 竿(4)に遊嵌可能であると共に弾性を
    有した合成樹脂製の留具本体(1)と、該留具本体
    (1)に嵌挿して布(6)の取付帯(61)を押えると共
    に弾性を有した合成樹脂製の布押え具(2)とから構成
    し、前記留具本体(1)が、竿(4)に遊嵌可能な胴部
    (11)と、該胴部(11)の上下に固着する鍔部(12)
    と、前記胴部(11)と前記鍔部(12)に渡って形成した
    縦溝状の切欠部(13)と、その切欠部(13)と反対側の
    鍔部(12)に形成した逃げ溝(12a)とから成り、且つ
    前記布押え具(2)が溝状の切欠(21)を有した略C字
    状に形成されたことを特徴とするのぼり用留具。
  2. 【請求項2】 前記留具本体(1)と前記布押え具
    (2)が、前記逃げ溝(12a)付近に設けた接続部
    (3)によって接続されると共に一体成形された請求項
    1記載ののぼり用留具。
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