JP3092246U - ミニ幟 - Google Patents

ミニ幟

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JP3092246U
JP3092246U JP2002005271U JP2002005271U JP3092246U JP 3092246 U JP3092246 U JP 3092246U JP 2002005271 U JP2002005271 U JP 2002005271U JP 2002005271 U JP2002005271 U JP 2002005271U JP 3092246 U JP3092246 U JP 3092246U
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慶治 横山
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株式会社太陽マーク
有限会社ワイエスプランニング
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Abstract

(57)【要約】 【課題】旗を竿に一挙に掛けることができて、旗の竿へ
の取り付け作業性が改善されたミニ幟を提供する。 【解決手段】竿10に旗20をその一辺21が竿の長手
方向に沿うように取り付けたミニ幟である。竿には、可
撓性を有する旗掛け部材30が、竿の長手方向に間隔を
あけて複数設けられ、旗の一辺の端縁には旗掛け部材に
対応して取付孔23が設けられており、旗掛け部材は、
竿の長手方向にみて周上の一部で開いた環状に形成され
て旗の取付孔を貫通しており、一端が竿に固定されて固
定端31となり、他端が内面32aで竿の外面11に接
触し又は接近する自由端32となっている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、例えば販売促進等のために用いられる小さな幟に係り、竿に旗をそ の一辺が竿の長手方向に沿うように取り付けたミニ幟に関する。
【0002】
【従来の技術】
出願人は、先に実用新案登録第3067045号により、この種のミニ幟を提 案した。これは可撓性ある材料により形成された竿と、この竿に取り付けられた 旗とからなるミニ幟であって、竿は、交差して設けられた縦棒及び横棒と、この 縦棒及び横棒に設けられた旗止め部材とを備え、旗が二辺を縦棒及び横棒に対向 させて配置され、その端縁が旗止め部材に係止されており、上記縦棒の基端が、 所望の軸角度で保持できる継手を介して、設置箇所に仮止めされる仮止め部材に 連結されている。旗止め部材は、縦棒又は横棒から棒の長手方向と交差する方向 に延び且つ基端で折れ曲がることで先端同士が接近又は離間するように設けられ た一対の折曲片で構成され、一方の折曲片の先端には旗を貫通するピンが設けら れ、他方の折曲片の先端には上記ピンが嵌入する受入孔が形成されている。旗の 竿への取り付けは、一対の折曲片の先端で旗の端縁を挟み、ピンを旗に貫通させ てから受入孔に嵌入することで行われる。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
このように旗の竿への取り付け作業は、折曲片で旗の端縁を挟み、ピンを旗に 貫通させ、受入孔に嵌入するという工程を必要とするので、煩わしい作業であっ た。特に旗止め部材が複数あるときは、旗止め部材ごとに上記工程を行わなけれ ばならないので、作業性が非常に悪く、改善が強く求められていた。
【0004】 本考案はこのような点に着目してなされたものであり、その目的とするところ は、上記旗止め部材に代えて旗を掛ける旗掛け部材を設けることにより、旗を竿 に一挙に掛けることができて、旗の竿への取り付け作業性が改善されたミニ幟を 提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、請求項1のミニ幟は、竿に旗をその一辺が竿の長手 方向に沿うように取り付けたミニ幟であって、竿には、可撓性を有する旗掛け部 材が、竿の長手方向に間隔をあけて複数設けられ、旗の一辺の端縁には旗掛け部 材に対応して取付孔が設けられており、旗掛け部材は、竿の長手方向にみて周上 の一部で開いた環状に形成されて旗の取付孔を貫通しており、一端が竿に固定さ れて固定端となり、他端が内面で竿の外面に接触し又は接近する自由端となって いることを特徴としている。
【0006】 旗を竿に取り付ける場合、旗掛け部材の自由端が、対応する取付孔にそれぞれ 入るように竿と旗を位置づけ、次いで旗の端縁が竿と旗掛け部材の自由端との間 を通過するように旗を引っ張ると、旗掛け部材の自由端が撓むことで旗の端縁が 旗掛け部材の内方へ引き込まれ、旗掛け部材が取付孔を貫通して竿に旗が一挙に 取り付けられる。そのため、旗の取り付け作業性が改善される。旗を旗掛け部材 の中程で保持すれば、旗の面の延長上にほぼ竿の中心部がくるので、バランスが よい。
【0007】 請求項2のミニ幟は、竿に旗をその一辺が竿の長手方向に沿うように取り付け たミニ幟であって、竿には、旗に向かって延びる枝が、竿の長手方向に間隔をあ けて複数設けられ、この枝における竿長手方向の一方側には可撓性を有する旗掛 け部材が設けられ、旗の一辺の端縁には旗掛け部材に対応して取付孔が設けられ ていると共に枝との干渉を避ける回避孔が設けられており、旗掛け部材は、枝の 延びる方向にみて周上の一部で開いた環状に形成されて旗の取付孔を貫通してお り、一端が枝に固定されて固定端となり、他端が内面で枝の外面に接触し又は接 近する自由端となっていることを特徴としている。
【0008】 旗を竿に取り付ける場合、旗掛け部材の自由端が、対応する取付孔にそれぞれ 入るように竿と旗を位置づけ、次いで旗における取付孔と回避孔との間の部分が 枝と旗掛け部材の自由端との間を通過するように旗を引っ張ると、旗掛け部材の 自由端が撓むことで旗の上記部分が旗掛け部材の内方へ引き込まれ、旗掛け部材 が取付孔に貫通して竿に旗が一挙に取り付けられる。そのため、旗の取り付け作 業性が改善される。旗を旗掛け部材の中程で保持すれば、旗の面の延長上にほぼ 竿の中心部がくるので、バランスがよい。
【0009】 請求項3のミニ幟は、請求項1のミニ幟において、竿及び旗掛け部材のうち少 なくとも一方には、旗が竿と旗掛け部材の自由端との隙間から旗掛け部材の内方 へ移動することを許容し、逆向きに移動することを邪魔する係止手段が設けられ ている。請求項4のミニ幟は、請求項2のミニ幟において、枝及び旗掛け部材の うち少なくとも一方には、旗が枝と旗掛け部材の自由端との隙間から旗掛け部材 の内方へ移動することを許容し、逆向きに移動することを邪魔する係止手段が設 けられている。
【0010】 このようにすれば、旗を竿に取り付ける場合、旗の端縁又は旗における取付孔 と回避孔との間の部分が竿又は枝と旗掛け部材の自由端との間を通過するように 旗を引っ張ると、旗の端縁又は上記部分は旗掛け部材の自由端を撓ませて旗掛け 部材の内方へ引き込まれ、次いで係止手段により、旗の端縁又は上記部分は逆行 が邪魔され、旗が竿から脱落することが防止される。
【0011】 請求項5のミニ幟は、請求項1のミニ幟において、竿の一端から、旗における 竿に沿う一辺に続く他辺に沿って延びる横棒が延びており、この横棒に旗を保持 する保持部材が設けられており、旗の他辺の端縁には保持部材に対応して取付孔 が設けられている。請求項6のミニ幟は、請求項2のミニ幟において、竿の一端 から、旗における竿に沿う一辺に続く他辺に沿って延びる横棒が延びており、こ の横棒に旗を保持する保持部材が設けられており、旗の他辺の端縁には保持部材 に対応して取付孔が設けられている。
【0012】 このようにすれば、竿による旗の保持力が向上する。その場合、保持部材を従 来の旗止め部材と同様の構造としても、旗掛け部材と保持部材の合計数のなかで 保持部材の数を少なくすれば、旗の取り付け作業性は総じて向上する。
【0013】 請求項7のミニ幟は、竿に旗をその一辺が竿の長手方向に沿うように取り付け たミニ幟であって、竿には、可撓性を有する旗掛け部材が、竿の長手方向に間隔 をあけて複数設けられ、旗の一辺の端縁には旗掛け部材に対応して取付孔が設け られており、旗掛け部材は、竿の長手方向にみて周上の一部で開いた環状に形成 されて旗の取付孔を貫通しており、一端が竿に固定されて固定端となり、他端が 内面で竿の外面に接触し又は接近する自由端となっており、竿及び旗掛け部材の うち少なくとも一方には、旗が竿と旗掛け部材の自由端との隙間から旗掛け部材 の内方へ移動することを許容し、逆向きに移動することを邪魔する係止手段が設 けられており、竿の一端から、旗における竿に沿う一辺に続く他辺に沿って延び る横棒が延びており、この横棒に旗を保持する保持部材が設けられており、旗の 他辺の端縁には保持部材に対応して取付孔が設けられていることを特徴としてい る。
【0014】 旗を竿に取り付ける場合、旗掛け部材の自由端が、対応する取付孔にそれぞれ 入るように竿と旗を位置づけ、次いで旗の端縁が竿と旗掛け部材の自由端との間 を通過するように旗を引っ張ると、旗掛け部材の自由端が撓むことで旗の端縁が 旗掛け部材の内方へ引き込まれ、旗掛け部材が取付孔を貫通して竿に旗が一挙に 取り付けられる。そのため、旗の取り付け作業性が改善される。旗を旗掛け部材 の中程で保持すれば、旗の面の延長上にほぼ竿の中心部がくるので、バランスが よい。また旗を竿に取り付ける場合、旗の端縁が竿と旗掛け部材の自由端との間 を通過するように旗を引っ張ると、旗の端縁は旗掛け部材の自由端を撓ませて旗 掛け部材の内方へ引き込まれ、次いで係止手段により、旗の端縁は逆行が邪魔さ れ、旗が竿から脱落することが防止される。さらに保持部材により竿による旗の 保持力が向上する。その場合、保持部材を従来の旗止め部材と同様の構造として も、旗掛け部材と保持部材の合計数のなかで保持部材の数を少なくすれば、旗の 取り付け作業性は総じて向上する。
【0015】 請求項8のミニ幟は、竿に旗をその一辺が竿の長手方向に沿うように取り付け たミニ幟であって、竿には、旗に向かって延びる枝が、竿の長手方向に間隔をあ けて複数設けられ、この枝における竿長手方向の一方側には可撓性を有する旗掛 け部材が設けられ、旗の一辺の端縁には旗掛け部材に対応して取付孔が設けられ ていると共に枝との干渉を避ける回避孔が設けられており、旗掛け部材は、枝の 延びる方向にみて周上の一部で開いた環状に形成されて旗の取付孔を貫通してお り、一端が枝に固定されて固定端となり、他端が内面で枝の外面に接触し又は接 近する自由端となっており、枝及び旗掛け部材のうち少なくとも一方には、旗が 枝と旗掛け部材の自由端との隙間から旗掛け部材の内方へ移動することを許容し 、逆向きに移動することを邪魔する係止手段が設けられており、竿の一端から、 旗における竿に沿う一辺に続く他辺に沿って延びる横棒が延びており、この横棒 に旗を保持する保持部材が設けられており、旗の他辺の端縁には保持部材に対応 して取付孔が設けられていることを特徴としている。
【0016】 旗を竿に取り付ける場合、旗掛け部材の自由端が、対応する取付孔にそれぞれ 入るように竿と旗を位置づけ、次いで旗における取付孔と回避孔との間の部分が 枝と旗掛け部材の自由端との間を通過するように旗を引っ張ると、旗掛け部材の 自由端が撓むことで旗の上記部分が旗掛け部材の内方へ引き込まれ、旗掛け部材 が取付孔に貫通して竿に旗が一挙に取り付けられる。そのため、旗の取り付け作 業性が改善される。旗を旗掛け部材の中程で保持すれば、旗の面の延長上にほぼ 竿の中心部がくるので、バランスがよい。また旗を竿に取り付ける場合、旗にお ける取付孔と回避孔との間の部分が枝と旗掛け部材の自由端との間を通過するよ うに旗を引っ張ると、旗の上記部分は旗掛け部材の自由端を撓ませて旗掛け部材 の内方へ引き込まれ、次いで係止手段により、旗の上記部分は逆行が邪魔され、 旗が竿から脱落することが防止される。さらに保持部材により竿による旗の保持 力が向上する。その場合、保持部材を従来の旗止め部材と同様の構造としても、 旗掛け部材と保持部材の合計数のなかで保持部材の数を少なくすれば、旗の取り 付け作業性は総じて向上する。
【0017】
【考案の実施の形態】
以下、本考案のミニ幟の実施形態を図面に基づいて説明する。図1は第1の実 施形態にかかるミニ幟を示す。このミニ幟は、棒状の竿10と、この竿10に取 り付けられた旗20とを備えている。竿10は長手方向に直交する断面で切った ときの断面形状が円形になるよう形成されているが、他の断面形状であってもよ い。この旗20は、薄い面状の樹脂、紙、布等を方形、三角その他の種々の形状 に成形したものであり、必要に応じて文字、図形等が表されている。旗20は、 その一辺21が竿10の長手方向に沿うように竿10に取り付けられている。
【0018】 竿10には、可撓性を有する旗掛け部材30が、竿10の長手方向に間隔をあ けて複数設けられている。可撓性は、例えば旗掛け部材30を樹脂で形成するこ とで実現される。一方、旗20の一辺21の端縁には、旗掛け部材30に対応し て、旗掛け部材30を通す取付孔23が設けられている。取付孔23は、旗掛け 部材30が通る程度の大きさであればよい。図4ないし図6に示すように、旗掛 け部材30は、竿10の長手方向にみて周上の一部で開いた環状に形成されてい る。この形状にはC字形、U字形などが含まれる。旗掛け部材30は、旗20の 取付孔23を貫通している。旗掛け部材30は、竿10の長手方向に厚さ又は幅 を持っており、環状から展開すると帯状又は棒状になるように形成されている。 旗掛け部材30の一端は、竿10に固定されて固定端31となっている。旗掛け 部材30の他端は、その内面32aで竿10の外面11に隙間をあけて接近する 自由端32となっている。この自由端32は、その内面32aを竿10の外面1 1に接触させてもよい。自由端32は、その内面32aで竿10の外面11に接 触し又は接近する部位から更に延びて突き出し部33を形成している。この突き 出し部33を設けたときには、旗掛け部材30を旗20の取付孔23に通す作業 が容易となる。さらに、突き出し部33を外側に向けて傾斜させたとき、つまり 竿10から離れる方向に傾斜させたときには、旗掛け部材30を旗20の取付孔 23に通す作業が更に容易となる。竿10の長手方向の一方からみて、旗掛け部 材30が固定端31から時計方向に回って自由端32に向かってもよいし反時計 方向に回って自由端32に向かってもよい。
【0019】 図4ないし図6に示すように、竿10及び旗掛け部材30のうち少なくとも一 方には係止手段34が設けられており、旗20が竿10と旗掛け部材30の自由 端32との隙間から旗掛け部材30の内方へ移動することを許容し、逆向きに移 動することを邪魔するようにしている。この実施形態の場合、係止手段34は旗 掛け部材30の自由端32の内面32aに設けられている。この係止手段34は 竿10の長手方向からみて自由端32の内面32aから内方へ向かって突き出た 山形に形成され、一方の斜面が竿10の表面に沿っており、他方の斜面が旗掛け 部材30の内方に面している。係止手段34は竿10の長手方向に一定の高さを 持っている。係止手段34はそれ自体が可撓性を有していてもよいが、旗掛け部 材30が可撓性を有していて自由端32が撓むことができるため、係止手段34 そのものは必ずしも可撓性を有していなくてもよい。可撓性は、例えば係止手段 34を樹脂で形成することで実現される。旗20を旗掛け部材30の内方へ入れ る場合、旗20の端縁が竿10と旗掛け部材30の自由端32との隙間に割り込 むと、旗掛け部材30の自由端32が外側へ撓み、また係止手段34が可撓性を 持つときは係止手段34が撓み、旗20の端縁は上記隙間から係止手段34の上 記一方の斜面に沿って旗掛け部材30の内方へ移動するが、逆向きの移動は係止 手段34の上記他方の斜面に案内されて竿10に向かうことで邪魔される。
【0020】 図7に係止手段34の変形例を示す。この係止手段34も旗掛け部材30の自 由端32の内面32aに設けられている。この係止手段34は竿10の長手方向 からみて自由端32の内面32aから旗掛け部材30の内方へ突き出た枝状に形 成されている。係止手段34は竿10の長手方向からみて自由端32の内面32 aから直交する方向よりも旗20の挿入方向に向かって傾いており、また竿10 の表面に沿って延びている。係止手段34は竿10の長手方向に一定の高さを持 っている。係止手段34はそれ自体が可撓性を有していてもよいが、旗掛け部材 30が可撓性を有していて自由端32が撓むことができるため、係止手段34そ のものは必ずしも可撓性を有していなくてもよい。可撓性は、例えば係止手段3 4を樹脂で形成することで実現される。旗20を旗掛け部材30の内方へ入れる 場合、旗20の端縁が竿10と旗掛け部材30の自由端32との隙間に割り込む と、旗掛け部材30の自由端32が外側へ撓み、また係止手段34が可撓性を持 つときは係止手段34が撓み、旗20の端縁は上記隙間から係止手段34の竿1 0の側の面に沿って旗掛け部材30の内方へ移動するが、逆向きの移動は係止手 段34の他方の面に当たって邪魔される。
【0021】 図8に係止手段34の別の変形例を示す。この係止手段34は竿10に設けら れている。この係止手段34は竿10の長手方向からみて竿10の外面11から 旗掛け部材30の自由端32の内面32aに向かって突き出た枝状に形成されて いる。係止手段34は竿10の長手方向からみて自由端32の内面32aに直交 する方向よりも旗20の挿入方向に向かって傾いている。係止手段34は竿10 の長手方向に一定の高さを持っている。係止手段34はそれ自体が可撓性を有し ていてもよいが、旗掛け部材30が可撓性を有していて自由端32が撓むことが できるため、係止手段34そのものは必ずしも可撓性を有していなくてもよい。 可撓性は、例えば係止手段34を樹脂で形成することで実現される。旗20を旗 掛け部材30の内方へ入れる場合、旗20の端縁が竿10と旗掛け部材30の自 由端32との隙間に割り込むと、旗掛け部材30の自由端32が外側へ撓み、ま た係止手段34が可撓性を持つときは係止手段34が撓み、旗20の端縁は上記 隙間から旗掛け部材30の内方へ移動するが、逆向きの移動は係止手段34に当 たって邪魔される。
【0022】 図1ないし図3に示すように、竿10の一端から、旗20における竿10に沿 う一辺21に続く他辺22に沿って延びる横棒40が延びており、この横棒40 に旗20を保持する保持部材50が設けられている。一方、旗20の他辺22の 端縁には保持部材50に対応して取付孔24が設けられている。図9に示すよう に、保持部材50は一対の折曲片51、52で構成されている。これらの折曲片 51、52は、横棒40からその長手方向と交差する方向に延びている。そして 、基端51a、52aで折れ曲がることで先端同士51b、52bが接近又は離 間するように設けられている。そして、一方の折曲片51の先端51bには、旗 20の他辺22の端縁に形成された取付孔24を貫通するピン51cが設けられ 、他方の折曲片52の先端52bには上記ピン51cが嵌入する受入孔52cが 形成されている。よって、一対の折曲片51、52の先端51b、52bで旗2 0の端縁を挟み、ピン51cを旗20の取付孔24に貫通させてから受入孔52 cに嵌入させることで旗20が保持部材50に係止される。
【0023】 図1に示すように、竿10の基端は、所望の軸角度で保持できる継手60を介 して、設置箇所に仮止めされる仮止め部材70に連結されている。この継手60 は、これによって接続される二つの部材を、摩擦力により軸角度を一定にして保 持し、また摩擦力を越える操作力(モーメント、ねじり力)を加えたときに軸角 度が変わるように連結するものである。この軸とは、各部材に固定して考えた軸 で、各軸は継手中心において交差している。そして、図10に示すように、軸角 度とは、軸の間に形成される角度θaと、軸のねじり方向の相対角度θbの双方 をいう。
【0024】 図10及び図11に示すように、継手60は、球形の雄部材61と、この雄部 材61に弾性的に且つ脱着可能に嵌合する筒形の雌部材62とで構成されている 。雄部材61が雌部材62のなかで、あらゆる方向に回動できるので、軸角度θ a、θbが変わり、雄部材61と雌部材62との摩擦力により所望の軸角度θa 、θbで保持される。このことで仮止め部材70に対する竿10の起立・倒伏方 向の角度θa及びねじれ方向の角度θbを自在に変えて保持できる。また、脱着 可能なので、設置個所の状態に応じて最適な仮止め部材70を選択して交換する ことができる。
【0025】 雌部材62の周壁62aには、雄部材61の仮止め部材70への連結部61a が通過できる幅の溝62bが、雄部材61を受け入れた開口から筒軸方向に延び ている。このことで、例えば雌部材62の筒軸方向を上下に向けておいて竿10 を倒した場合、雄部材61の連結部61aが雌部材62の溝62bにはまると、 竿10はほぼ水平にまで倒れるようになっている。この実施形態では雄部材61 が仮止め部材70に連結されると共に、雌部材62が竿10に連結されているの で、連結部61aは雄部材61と仮止め部材70との間に形成される。従って、 溝62bは雌部材62の周壁62aにおいて、仮止め部材70の側の端部から始 まって竿10の側の端部に向かって形成されている。これに対し、変形例として 雄部材61が竿10に連結されると共に、雌部材62が仮止め部材70に連結さ れるときには、連結部61aは雄部材61と竿10との間に形成されることにな る。その場合、溝62bは雌部材62の周壁62aにおいて、竿10の側の端部 から始まって仮止め部材70の側の端部に向かって形成されることになる。
【0026】 図10及び図11に示すように、仮止め部材70は板状に形成されている。そ して、継手60に連結される側と反対側の面に粘着剤又は接着剤により粘着層7 1が形成されている。そして、ミニ幟の仮止めは、粘着層71を設置個所に粘着 させることにより行われる。
【0027】 仮止め部材の変形例として、図12に示すように、設置個所の対象部位に嵌合 するU字形のクリップ81を備えた仮止め部材80がある。ミニ幟の仮止めは、 U字形のクリップ81を設置箇所の対象部位に嵌合させることにより行われる。 上記対象部位としては、例えばハンガ掛け等の商品陳列用具のパイプP等、手す り、取手等が例示される。
【0028】 仮止め部材の別の変形例として、図13に示すように。吸盤91を備えた仮止 め部材90がある。ミニ幟の仮止めは、吸盤91を設置箇所に吸着させることに より行われる。
【0029】 従って、この第1実施形態のミニ幟において旗20を竿10に取り付ける場合 、旗掛け部材30の自由端32が、対応する取付孔23にそれぞれ入るように竿 10と旗20を位置づけ、次いで旗20の端縁が竿10と旗掛け部材30の自由 端32との間を通過するように旗20を引っ張ると、旗掛け部材30の自由端3 2が撓むことで旗20の端縁が旗掛け部材30の内方へ引き込まれ、旗掛け部材 30が取付孔23を貫通して竿10に旗20が一挙に取り付けられる(図5及び 図6を参照)。そのため、旗20の取り付け作業性が改善され、大量生産に向い ている。図6に示すように、旗20を旗掛け部材30の中程で保持すれば、旗2 0の面の延長上にほぼ竿10の中心部がくるので、バランスがよい。
【0030】 本考案は、旗掛け部材が係止手段を備えていないミニ幟の実施形態を含む。こ れに対して、第1実施形態のミニ幟は係止手段34が設けられている。このよう にすれば、旗20を竿10に取り付ける場合、旗20の端縁が竿10と旗掛け部 材30の自由端32との間を通過するように旗20を引っ張ると、旗20の端縁 は旗掛け部材30の自由端32を撓ませて旗掛け部材30の内方へ引き込まれ、 次いで係止手段34により、旗20の端縁は逆行が邪魔され、旗20が竿10か ら脱落することが防止される。
【0031】 本考案は、横棒及び保持部材を設けないミニ幟の実施形態を含み、図15は、 このような実施形態である第2実施形態を示している。これに対して、第1実施 形態のミニ幟は横棒40及び保持部材50が設けられており、旗20の他辺22 の端縁には保持部材50に対応して取付孔24が設けられている。このようにす れば、竿10による旗20の保持力が向上する。その場合、保持部材50を従来 の旗止め部材と同様の構造としても、旗掛け部材30と保持部材50の合計数の なかで保持部材50の数を少なくすれば、旗20の取り付け作業性は総じて向上 する。保持部材は他の構造であってもよく、例えば公知の面ファスナー、クリッ プなどを用いて旗20を横棒40に保持するものであってもよい。
【0032】 本考案のミニ幟は、売場等において状況に応じて例えば壁や商品陳列用具等に 設置される。その場合、継手60や仮止め部材70、80、90を設けずに竿1 0を単に棒状としてもよく、本考案は、そのようなミニ幟の実施形態を含む。そ のときには、例えば竿10を設置箇所の適宜な部位に差し込んで用いる。これに 対して第1実施形態のミニ幟は、仮止め部材70、80、90を設置箇所に仮止 めすれば簡単に設置できる。仮止めは、例えば仮止め部材70に設けた粘着層7 1により粘着させること、仮止め部材80に設けたU字形のクリップ81を設置 箇所の対象部位であるパイプPに嵌合させること、仮止め部材90に設けた吸盤 91を吸着させることにより行われる。そして、第1実施形態のように継手60 を設けたときには、継手60は所望の軸角度θa、θbで保持できるので、図1 4に示すように、仮止め部材70、80、90に対する竿10の起立・倒伏方向 の角度θa及びねじれ方向の角度θbを自在に変えて保持できる。よって、売場 等の状況に応じて壁や商品陳列用具等に簡単に取り付けて、旗20を視覚に訴え るに最適な表示方向に向けることができる。また、第1実施形態のような継手6 0としたときには、雄部材61が雌部材62のなかで、あらゆる方向に回動でき るので、軸角度θa、θbが変わり、雄部材61と雌部材62との摩擦力により 所望の軸角度θa、θbで保持される。よって、仮止め部材70、80、90に 対する竿10の起立・倒伏方向の角度θa及びねじれ方向の角度θbを自在に変 えて保持できる上、脱着可能なので、設置個所の状態に応じて最適な仮止め部材 70、80、90を選択して交換することができる。さらに、第1実施形態のよ うに、雌部材62の周壁62aに溝62bを形成したときには、例えば雌部材6 2の筒軸方向を上下に向けておいて竿10を倒した場合、雄部材61の仮止め部 材70、80、90への連結部61a(変形例のときは連結部61aは竿10へ の連結部となる)が雌部材62の溝62bにはまると、竿10はほぼ水平にまで 倒れることができる。よって、図14に示すように、垂直な壁に仮止め部材70 、80、90を付着してミニ幟を設置したときであっても、竿10を垂直に立て ることができる。
【0033】 次に、図16ないし図19に、本考案のミニ幟の第3実施形態を示す。第3実 施形態は第1実施形態と類似した構成を有するが、竿10に枝12が設けられて いること、この枝12に旗掛け部材30が設けられていること、旗20に回避孔 25が設けられていること、などが第1実施形態と相違する。
【0034】 このミニ幟は、棒状の竿10と、この竿10に取り付けられた旗20とを備え ている。竿10は長手方向に直交する断面で切ったときの断面形状が円形になる よう形成されているが、他の断面形状であってもよい。この旗20は、薄い面状 の樹脂、紙、布等を方形、三角その他の種々の形状に成形したものであり、必要 に応じて文字、図形等が表されている。旗20は、その一辺21が竿の長手方向 に沿うように竿10に取り付けられている。
【0035】 竿10には、旗20に向かって延びる枝12が、竿10の長手方向に間隔をあ けて複数設けられている。この枝12における竿10の長手方向の一方側には、 可撓性を有する旗掛け部材30が設けられている。可撓性は、例えば旗掛け部材 30を樹脂で形成することで実現される。一方、旗20の一辺21の端縁には、 旗掛け部材30に対応して、旗掛け部材30を通す取付孔23が設けられている 。取付孔23は、旗掛け部材30が通る程度の大きさであればよい。旗20の一 辺21の端縁には、枝12との干渉を避ける回避孔25が旗20の一辺21に至 るまで設けられている。図19に示すように、旗掛け部材30は、枝12の延び る方向にみて周上の一部で開いた環状に形成されている。この形状にはC字形、 U字形などが含まれる。旗掛け部材30は、旗の取付孔23を貫通している。旗 掛け部材30は、枝12の長手方向に厚さ又は幅を持っており、環状から展開す ると帯状又は棒状になるように形成されている。旗掛け部材30の一端は、枝1 2に固定されて固定端31となっている。旗掛け部材30の他端は、その内面3 2aで枝12の外面12aに隙間をあけて接近する自由端32となっている。こ の自由端32は、その内面32aを枝12の外面12aに接触させてもよい。自 由端32は、その内面32aで枝12の外面12aに接触し又は接近する部位か ら更に延びて突き出し部33を形成している。この突き出し部33を設けたとき には、旗掛け部材30を旗20の取付孔23に通す作業が容易となる。さらに、 突き出し部33を外側に向けて傾斜させたとき、つまり枝12から離れる方向に 傾斜させたときには、旗掛け部材30を旗20の取付孔23に通す作業が更に容 易となる。枝12の延びる方向からみて、旗掛け部材30が固定端31から時計 方向に回って自由端32に向かってもよいし反時計方向に回って自由端32に向 かってもよい。
【0036】 図19に示すように、枝12及び旗掛け部材30のうち少なくとも一方には係 止手段34が設けられており、旗20が枝12と旗掛け部材30の自由端32と の隙間から旗掛け部材30の内方へ移動することを許容し、逆向きに移動するこ とを邪魔するようにしている。この実施形態の場合、係止手段34は旗掛け部材 30の自由端32の内面32aに設けられている。この係止手段34は枝12の 長手方向からみて自由端32の内面32aから内方へ向かって突き出た山形に形 成され、一方の斜面が枝12の表面に沿っており、他方の斜面が旗掛け部材30 の内方に面している。係止手段34は枝12の長手方向に一定の高さを持ってい る。係止手段34はそれ自体が可撓性を有していてもよいが、旗掛け部材30が 可撓性を有していて自由端32が撓むことができるため、係止手段34そのもの は必ずしも可撓性を有していなくてもよい。可撓性は、例えば係止手段34を樹 脂で形成することで実現される。旗20を旗掛け部材30の内方へ入れる場合、 旗20における取付孔23と回避孔25との間の部分が枝12と旗掛け部材30 の自由端32との隙間に割り込むと、旗掛け部材30の自由端32が外側へ撓み 、また係止手段34が可撓性を持つときは係止手段34が撓み、旗20の上記部 分は上記隙間から係止手段34の上記一方の斜面に沿って旗掛け部材30の内方 へ移動するが、逆向きの移動は係止手段34の上記他方の斜面に案内されて枝1 2に向かうことで邪魔される。この係止手段34にも先に第1実施形態で示した 変形例が適用可能である。そのときは、その解説で竿10を枝12に読み替えて 適用すればよい。
【0037】 従って、この第3実施形態のミニ幟において旗20を竿10に取り付ける場合 、旗掛け部材30の自由端32が、対応する取付孔23にそれぞれ入るように竿 10と旗20を位置づけ、次いで旗20における取付孔23と回避孔25との間 の部分が枝12と旗掛け部材30の自由端32との間を通過するように旗20を 引っ張ると、旗掛け部材30の自由端32が撓むことで旗20の上記部分が旗掛 け部材30の内方へ引き込まれ、旗掛け部材30が取付孔23に貫通して竿10 に旗20が一挙に取り付けられる。そのため、旗20の取り付け作業性が改善さ れ、大量生産に向いている。旗20を旗掛け部材30の中程で保持すれば、旗2 0の面の延長上にほぼ竿10の中心部がくるので、バランスがよい。
【0038】 本考案は、旗掛け部材が係止手段を備えていないミニ幟の実施形態を含む。こ れに対して、第3実施形態のミニ幟は係止手段34が設けられている。このよう にすれば、旗20を竿10に取り付ける場合、旗20における取付孔23と回避 孔25との間の部分が枝12と旗掛け部材30の自由端32との間を通過するよ うに旗20を引っ張ると、旗20の上記部分は旗掛け部材30の自由端32を撓 ませて旗掛け部材30の内方へ引き込まれ、次いで係止手段34により、旗20 の上記部分は逆行が邪魔され、旗20が竿10から脱落することが防止される。
【0039】 第3実施形態においても横棒40及び保持部材50を設けてもよい。そのよう にすれば、竿10による旗20の保持力が向上する。その場合、保持部材50を 従来の旗止め部材と同様の構造としても、旗掛け部材30と保持部材50の合計 数のなかで保持部材50の数を少なくすれば、取り付け作業性は総じて向上する 。保持部材は他の構造であってもよく、例えば公知の面ファスナー、クリップな どを用いて旗20を横棒40に保持するものであってもよい。
【0040】 第3実施形態においても第1実施形態で説明したように竿10を単に棒状とし てもよく、また継手60や仮止め部材70、80、90を設けてもよく、そのと きには第1実施形態で説明したものと同様の作用及び効果を得ることができる。
【0041】 第1実施形態の場合、保持部材を第3実施形態で説明した旗掛け部材の構造の もので構成してもよい。そのときは横棒が竿に相当するから保持部材の枝が横棒 から竿と平行に延びることになる。第3実施形態において横棒及び保持部材を設 ける場合、保持部材を第1実施形態で説明した旗掛け部材の構造のもので構成し てもよい。そのときは横棒が竿に相当するから保持部材は、横棒の長手方向にみ て周上の一部で開いた環状に形成されて旗の取付孔を貫通しており、一端が横棒 に固定されて固定端となり、他端が内面で横棒の外面に接触し又は接近する自由 端となる。また係止手段は、竿又は旗掛け部材に或いは枝又は旗掛け部材に設け てもよいが、竿及び旗掛け部材に或いは枝及び旗掛け部材に設けてもよい。
【0042】
【考案の効果】
以上説明したように、請求項1のミニ幟及び請求項2のミニ幟は、従来の旗止 め部材に代えて旗を掛ける旗掛け部材を設けたので、旗を竿に一挙に掛けること ができて、旗の竿への取り付け作業性を改善することができる。また、旗を旗掛 け部材の中程で保持すれば、旗の面の延長上にほぼ竿の中心部がくるので、バラ ンスがよい。
【0043】 請求項3又は請求項4のようにすれば、簡単な構造でもって旗が竿から脱落す ることを防止することができる。
【0044】 請求項5又は請求項6のようにすれば、旗の取り付け作業性を向上させながら 、竿による旗の保持力を向上させることができる。
【0045】 請求項7のミニ幟及び請求項8のミニ幟は、従来の旗止め部材に代えて旗を掛 ける旗掛け部材を設けたので、旗を竿に一挙に掛けることができて、旗の竿への 取り付け作業性を改善することができる。また、旗を旗掛け部材の中程で保持す れば、旗の面の延長上にほぼ竿の中心部がくるので、バランスがよい。また簡単 な構造でもって旗が竿から脱落することを防止することができる。さらに旗の取 り付け作業性を向上させながら、竿による旗の保持力を向上させることができる 。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施形態のミニ幟の正面図である。
【図2】上記ミニ幟の竿及び旗を分解して示す正面図で
ある。
【図3】上記ミニ幟の竿の側面図である。
【図4】上記ミニ幟の竿を断面して竿の長手方向にみた
拡大図であり、旗掛け部材をみせている。
【図5】旗掛け部材の自由端が取付孔に入るように竿と
旗を位置づけたときの図4相当図である。
【図6】旗の端縁が旗掛け部材の内方へ引き込まれたと
きの図4相当図である。
【図7】係止手段の変形例を示す。ミニ幟の竿を断面し
て竿の長手方向にみた拡大図であり、旗掛け部材をみせ
ている。
【図8】係止手段の別の変形例を示す。ミニ幟の竿を断
面して竿の長手方向にみた拡大図であり、旗掛け部材を
みせている。
【図9】上記ミニ幟の保持部材で旗を係止する方法を示
す拡大斜視図であり、(a)は折曲片を折り曲げる前の
状態、(b)は半分ほど折り曲げた状態、(c)は折曲
片を完全に折り曲げ、先端により破線で示す旗の端縁を
挟み、ピンを旗に貫通させてから受入孔に嵌入させて旗
を保持部材に係止した状態を示す。
【図10】上記ミニ幟の竿と仮止め部材を分離して示す
斜視図である。
【図11】上記ミニ幟の竿と仮止め部材を、竿のみ断面
して示す拡大図である。
【図12】上記ミニ幟の竿と変形例の仮止め部材を分離
して示す斜視図である。
【図13】上記ミニ幟の竿と別の変形例の仮止め部材を
分離して示す斜視図である。
【図14】上記ミニ幟の竿に図12に示した変形例の仮
止め部材をつけて垂直なパイプに仮止めした状態におい
て軸角度が変わることを説明する図である。
【図15】第2実施形態のミニ幟の正面図である。
【図16】第3実施形態のミニ幟の正面図である。
【図17】第3実施形態のミニ幟の竿及び旗を分解して
示す正面図である。
【図18】第3実施形態のミニ幟の竿の側面図である。
【図19】第3実施形態のミニ幟の旗掛け部材の拡大図
である。
【符号の説明】
10 竿 11 外面 12 枝 12a 外面 20 旗 21 一辺 22 他辺 23 取付孔 25 回避孔 30 旗掛け部材 31 固定端 32 自由端 32a 内面 34 係止手段 40 横棒 50 保持部材

Claims (8)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 竿に旗をその一辺が竿の長手方向に沿う
    ように取り付けたミニ幟であって、 竿には、可撓性を有する旗掛け部材が、竿の長手方向に
    間隔をあけて複数設けられ、 旗の一辺の端縁には旗掛け部材に対応して取付孔が設け
    られており、 旗掛け部材は、竿の長手方向にみて周上の一部で開いた
    環状に形成されて旗の取付孔を貫通しており、一端が竿
    に固定されて固定端となり、他端が内面で竿の外面に接
    触し又は接近する自由端となっていることを特徴とする
    ミニ幟。
  2. 【請求項2】 竿に旗をその一辺が竿の長手方向に沿う
    ように取り付けたミニ幟であって、 竿には、旗に向かって延びる枝が、竿の長手方向に間隔
    をあけて複数設けられ、この枝における竿長手方向の一
    方側には可撓性を有する旗掛け部材が設けられ、 旗の一辺の端縁には旗掛け部材に対応して取付孔が設け
    られていると共に枝との干渉を避ける回避孔が設けられ
    ており、 旗掛け部材は、枝の延びる方向にみて周上の一部で開い
    た環状に形成されて旗の取付孔を貫通しており、一端が
    枝に固定されて固定端となり、他端が内面で枝の外面に
    接触し又は接近する自由端となっていることを特徴とす
    るミニ幟。
  3. 【請求項3】 請求項1のミニ幟において、竿及び旗掛
    け部材のうち少なくとも一方には、旗が竿と旗掛け部材
    の自由端との隙間から旗掛け部材の内方へ移動すること
    を許容し、逆向きに移動することを邪魔する係止手段が
    設けられているミニ幟。
  4. 【請求項4】 請求項2のミニ幟において、枝及び旗掛
    け部材のうち少なくとも一方には、旗が枝と旗掛け部材
    の自由端との隙間から旗掛け部材の内方へ移動すること
    を許容し、逆向きに移動することを邪魔する係止手段が
    設けられているミニ幟。
  5. 【請求項5】 請求項1のミニ幟において、竿の一端か
    ら、旗における竿に沿う一辺に続く他辺に沿って延びる
    横棒が延びており、この横棒に旗を保持する保持部材が
    設けられており、旗の他辺の端縁には保持部材に対応し
    て取付孔が設けられているミニ幟。
  6. 【請求項6】 請求項2のミニ幟において、竿の一端か
    ら、旗における竿に沿う一辺に続く他辺に沿って延びる
    横棒が延びており、この横棒に旗を保持する保持部材が
    設けられており、旗の他辺の端縁には保持部材に対応し
    て取付孔が設けられているミニ幟。
  7. 【請求項7】 竿に旗をその一辺が竿の長手方向に沿う
    ように取り付けたミニ幟であって、 竿には、可撓性を有する旗掛け部材が、竿の長手方向に
    間隔をあけて複数設けられ、 旗の一辺の端縁には旗掛け部材に対応して取付孔が設け
    られており、 旗掛け部材は、竿の長手方向にみて周上の一部で開いた
    環状に形成されて旗の取付孔を貫通しており、一端が竿
    に固定されて固定端となり、他端が内面で竿の外面に接
    触し又は接近する自由端となっており、 竿及び旗掛け部材のうち少なくとも一方には、旗が竿と
    旗掛け部材の自由端との隙間から旗掛け部材の内方へ移
    動することを許容し、逆向きに移動することを邪魔する
    係止手段が設けられており、 竿の一端から、旗における竿に沿う一辺に続く他辺に沿
    って延びる横棒が延びており、この横棒に旗を保持する
    保持部材が設けられており、旗の他辺の端縁には保持部
    材に対応して取付孔が設けられていることを特徴とする
    ミニ幟。
  8. 【請求項8】 竿に旗をその一辺が竿の長手方向に沿う
    ように取り付けたミニ幟であって、 竿には、旗に向かって延びる枝が、竿の長手方向に間隔
    をあけて複数設けられ、この枝における竿長手方向の一
    方側には可撓性を有する旗掛け部材が設けられ、 旗の一辺の端縁には旗掛け部材に対応して取付孔が設け
    られていると共に枝との干渉を避ける回避孔が設けられ
    ており、 旗掛け部材は、枝の延びる方向にみて周上の一部で開い
    た環状に形成されて旗の取付孔を貫通しており、一端が
    枝に固定されて固定端となり、他端が内面で枝の外面に
    接触し又は接近する自由端となっており、 枝及び旗掛け部材のうち少なくとも一方には、旗が枝と
    旗掛け部材の自由端との隙間から旗掛け部材の内方へ移
    動することを許容し、逆向きに移動することを邪魔する
    係止手段が設けられており、 竿の一端から、旗における竿に沿う一辺に続く他辺に沿
    って延びる横棒が延びており、この横棒に旗を保持する
    保持部材が設けられており、旗の他辺の端縁には保持部
    材に対応して取付孔が設けられていることを特徴とする
    ミニ幟。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2021076798A (ja) * 2019-11-13 2021-05-20 良樹 春藤 のぼり旗及びのぼり旗を折り畳んでなるのぼり旗の折り畳み構造体

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