JP3038450U - 昇り旗のからみ付き防止具 - Google Patents

昇り旗のからみ付き防止具

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JP3038450U
JP3038450U JP1996011612U JP1161296U JP3038450U JP 3038450 U JP3038450 U JP 3038450U JP 1996011612 U JP1996011612 U JP 1996011612U JP 1161296 U JP1161296 U JP 1161296U JP 3038450 U JP3038450 U JP 3038450U
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JP
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rising flag
hook
rod
tubular member
milk
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Application number
JP1996011612U
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English (en)
Inventor
順策 伏見
Original Assignee
株式会社フシミ
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 昇り旗の竿への巻きつきやまくり上がりを防
止する。 【解決手段】 竿5に昇り旗のチチ輪を通した後、フッ
ク2を下向きにした状態で筒状部材1を竿5の下部から
挿入する。昇り旗の一番下にあるチチ輪6を筒状部材1
のフック2の端まで通すとともに、戻しながらチチ輪6
をフック2に引っ掛ける。移動阻止片7を竿5に嵌合さ
せる。その位置は、筒状部材1よりも上側であり、ま
た、下から2番目のチチ輪よりも下方である。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、例えば祭典や儀式等に使用する昇り旗に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
昇り旗は、丈が長く幅の狭い布の横に、多くの乳(チ)をつけて竿に通した後 立てて標識とするものであり、祭典や儀式等に用いられるものである。その他に 、広告目的や交通安全等の啓蒙活動のために、例えば道端のガードレール等に一 定間隔の割合で多数の昇り旗が連続的に取り付けられている風景をよく目にする 。
【0003】 このような昇り旗は主に屋外で使用され、風によりはためくことにより標識と して目立つので、PR用品として有効な広告媒体である。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、風によっては風向きが頻繁に変わったり、下方から上方へ吹き 上がったりして、昇り旗がまくり上げられてしまう。昇り旗がまくり上げられる と、なかなか昇り旗は元に戻らない。したがって、昇り旗に描かれた文字や図形 等が隠れてしまい、昇り旗を設けた意義がなくなる一方、人手を使ってまくり上 げられた昇り旗を元に戻すには、手間がかかり過ぎ、特に人里離れた山奥に設け られた場合には、大変な作業となる。
【0005】 一方で、これを阻止するために乳を固定する部品があるが、反面、部品を竿に 施すと、昇り旗が竿に巻きついてしまう。竿に巻きついたときには、文字等が見 えなくなるとともに、竿の上方にある水平棒が曲がってしまい、破損する事態に なってしまうために、関係者の間でこのような事態を解決するための具体的対策 が待たれていた。
【0006】 本考案は、かかる課題を解決するためになされたものであり、昇り旗の竿への 巻きつきやまくり上がりを防止することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本考案は、多くの乳が横に着けられた昇り旗と、前記乳に通されて前記昇り旗 を飾る竿と、前記昇り旗の最下に着けられた乳を引っ掛ける突起状のフックを有 し、竿に通される筒状部材と、前記昇り旗の最下の乳とそのひとつ上の乳との間 の位置で前記竿と嵌合し、前記筒状部材が前記竿の上方へ移動するのを阻止する 移動阻止片とを備えたことを特徴とする昇り旗のからみ付き防止具である。
【0008】 乳の大きさは、昇り旗の種類によってまちまちであるが、本考案においては、 突起状のフックにより乳が引っ掛けられているので、いなかる大きさの乳であっ ても、対応できる。
【0009】 また、移動阻止片は前記昇り旗の最下の乳とそのひとつ上の乳との間の位置で 前記竿と嵌合し、しかも、筒状部材が上方に移動するのを阻止するので、昇り旗 は、まくり上がったりすることはない。
【0010】 好ましい態様としては、前記フックは、少しの反りが可能なようにばね性をも っているようにしても良い。このようにすると、乳をフックに引っ掛ける際にフ ックを反らすことができ、引っ掛け作業が容易になる。
【0011】 さらに、フックの先端付近に小突起を設けても良い。すなわち、乳を挿入する 側に間隔を狭くするような凸部を設ける。具体的には、前記フックの先端部内側 に小突起を設けても良く、また、前記フックの先端部内側に対応する筒状部材の 外周面に小突起を設けても良い。加えて、前記フックの先端部内側、及びこれに 対応する筒状部材の外周面にそれぞれ小突起を設けても良い。このように小突起 を単数又は複数設けることにより、一旦フックに乳を引っ掛けると容易には外れ ることがないようになる。
【0012】
【考案の実施の形態】
次に、本考案を実施した場合の昇り旗のからみ付き防止具の一形態を、図面を 参照しつつ説明する。
【0013】 筒状部材1は図1に示すような外観であり、外径は32mm、長さは55mmであ る。この実施形態では、筒状部材1はABS樹脂で製作されている。なお、図1 は、三角法により表している。
【0014】 内径は竿の外径よりも大きいものであり、具体的な寸法は、この実施形態にお いては、27mmであるが、使用する竿の外径に応じて適宜決定すれば良い。
【0015】 筒状部材1の外周面にはフック2が設けられている。フック2自体はばね性を もっており、多少反るようにすることができる。このため、乳としてのチチ輪を 引っ掛けるときにも不都合はない。
【0016】 フック2の先端付近の外周面には、小突起3が設けられている。これにより、 フック2に引っ掛けられたチチ輪が容易に外れないようになっている。また、図 2に示すようにフック2の先端部内側に小突起4を設けても同様の効果がある。 本実施形態においては、これら2つの小突起3・4を同時に設けているが、少な くともいずれか一方の小突起を設けておけばチチ輪の脱落を防止できる。なお、 図2は、図1におけるA部に対応する図である。
【0017】 なお、この実施形態においては、フック2は一つ設けられているが、チチ輪が 外れることを完全に防止するために複数のフック2を設けることも考えられる。 次に、本実施形態における装着方法について図3を用いて説明する。まず、竿 5に昇り旗のチチ輪を通した後、フック2を下向きにした状態で筒状部材1を竿 5の下部から挿入する(同図(a))。
【0018】 そして、昇り旗の一番下にあるチチ輪6を筒状部材1のフック2の端まで通す とともに、戻しながらチチ輪6をフック2に引っ掛ける(同図(b))。このと きにフック2がばね性をもっているときには、フック2を反らすようにしても良 い。なお、チチ輪6が小さい場合には、チチ輪6よりも先に筒状部材1を挿入す るのが好ましい。
【0019】 最後に、移動阻止片7を竿5に嵌合させる(同図(c))。その位置は、筒状 部材1よりも上側であり、また、下から2番目のチチ輪よりも下方である。移動 阻止片7は円弧形状をしており、一旦竿5に嵌合させると容易には外れないよう な寸法で形成されている。また、その外径は、筒状部材1の外径よりも大きなも のであり、このため、筒状部材1が上方に移動するのを阻止する。
【0020】 このため、昇り旗は、竿5に巻きついたりまくり上がったりすることがなく、 竿5が破損することもない。また、本実施形態で明らかなように、部材の製造コ ストも低く抑えることができ、非常に多数の昇り旗を使用するという実情からし て、実用的なものである。
【0021】
【考案の効果】
本考案によれば、昇り旗の巻きつきやまくり上がりを防止することができ、し かも、安価な部材でこの効果を得ることができる。また、竿の破損も防止するこ とができる。さらに、乳をフックに容易に、しかも確実に引っ掛けることができ る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施形態に係る昇り旗のからみ付き
防止具における筒状部材の外観を表した説明図である。
【図2】図1における筒状部材のフックの先端部を部分
的に拡大した説明図であり、小突起の別の実施形態を表
したものである。
【図3】本考案の一実施形態に係る昇り旗のからみ付き
防止具を実際に使用する際の使用方法を表した説明図で
ある。
【符号の説明】
1 筒状部材 2 フック 3 小突起 4 小突起 5 竿 6 チチ輪 7 移動阻止片 8 筒状部材

Claims (5)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 多くの乳が横に着けられた昇り旗と、 前記乳に通されて前記昇り旗を飾る竿と、 前記昇り旗の最下に着けられた乳を引っ掛ける突起状の
    フックを有し、竿に通される筒状部材と、 前記昇り旗の最下の乳とそのひとつ上の乳との間の位置
    で前記竿と嵌合し、前記筒状部材が前記竿の上方へ移動
    するのを阻止する移動阻止片とを備えたことを特徴とす
    る昇り旗のからみ付き防止具。
  2. 【請求項2】 前記フックは、少しの反りが可能なよう
    にばね性をもっていることを特徴とする請求項1記載の
    昇り旗のからみ付き防止具。
  3. 【請求項3】 前記フックの先端部内側に小突起が設け
    られたことを特徴とする請求項1又は2に記載の昇り旗
    のからみ付き防止具。
  4. 【請求項4】 前記フックの先端部内側に対応する筒状
    部材の外周面に小突起が設けられたことを特徴とする請
    求項1又は2に記載の昇り旗のからみ付き防止具。
  5. 【請求項5】 前記フックの先端部内側、及びこれに対
    応する筒状部材の外周面にそれぞれ小突起が設けられた
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の昇り旗のから
    み付き防止具。
JP1996011612U 1996-11-13 1996-11-13 昇り旗のからみ付き防止具 Expired - Lifetime JP3038450U (ja)

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