JP3084386B2 - 装飾用シート - Google Patents

装飾用シート

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JP3084386B2 JP08032861A JP3286196A JP3084386B2 JP 3084386 B2 JP3084386 B2 JP 3084386B2 JP 08032861 A JP08032861 A JP 08032861A JP 3286196 A JP3286196 A JP 3286196A JP 3084386 B2 JP3084386 B2 JP 3084386B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、新規な装飾用シ
ートに係り、特に、光源と組合わせて柔らかな雰囲気を
かもし出すことができる装飾用シートに関する。
【0002】
【従来の技術】楮や三椏(みつまた)の繊維を漉いて製
造される和紙は、古来、文字や書画、写経などの記録担
体としての用途の他、切紙、人形或いは折絵等の工芸素
材として、又は障子、襖或いは壁紙などの住居建具素材
として、更には衣服(紙子)や寝具などの生活用品の素
材として種々の用途に用いられてきた。
【0003】しかして、近代に至り、所謂機械生産によ
る洋紙が大量に供給されるようになり、実用性において
和紙の地位は下落し、和紙は暮しの中で儀礼的或いは趣
味的な使用に限定されるようになった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、近年急
激な工業化の中で自然に対する郷愁が高まり、工業製品
としての洋紙の実用性はそのまま認めるにしても、素材
としての和紙の優秀性が見直されるにようになった。
【0005】そして、和紙の生産地では、上記自然回帰
志向に伴う和紙に対する再評価に刺激され、従来の用途
の他に、新しい和紙の用途を模索しようとする気運が高
まりつつある。
【0006】一方、本発明者等は、例えばステンドグラ
スなどの透過光により観察される装飾体につき、モチー
フのクリアな表現は一面において評価できるとしても、
柔らかな表現ができないことにデザイナーとして不満を
持っていた。
【0007】この発明は、和紙の新しい用途を発見しよ
うとする気運と、本発明者等の従来の透過光により観察
されるべき装飾体に対する不満との出合いが切掛となっ
て為されたもので、柔らかな雰囲気をかもし出すことが
できる新規な装飾用シートを提供することを目的として
いる。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、請求項1に記載の発明は、少なくとも1枚が和紙で
ある2枚の紙の間に、何れも光を透過させる着色された
透明ガラス片、着色された合成樹脂片、透明画像担体、
貴石の薄片、大理石の薄片及び貝殼の薄片からなる群の
内少なくとも1種の複数個を、平面的に展開させた状態
で挟み込んで接着し、透過光で観察するようにしたこと
を特徴とする。
【0009】 また、請求項2に記載の発明は、紙と
合成樹脂シートとの間に、何れも光を透過させる着色さ
れた透明ガラス片、着色された合成樹脂片、透明画像担
体、貴石の薄片、大理石の薄片及び貝殼の薄片からなる
群の内少なくとも1種の複数個を、平面的に展開させた
状態で挟み込んで接着し、透過光で観察するようにした
ことを特徴とする。
【0010】 更にまた、請求項3に記載の発明は、
紙と布との間に、何れも光を透過させる着色された透明
ガラス片、着色された合成樹脂片、透明画像担体、貴石
の薄片、大理石の薄片及び貝殼の薄片からなる群の内少
なくとも1種の複数個を、平面的に展開させた状態で挟
み込んで接着し、透過光で観察するようにしたことを特
徴とする。
【0011】 請求項4に記載の発明は、何れも光を透
過させる着色された透明ガラス片、着色された合成樹脂
片、透明画像担体、貴石の薄片、大理石の薄片及び貝殼
の薄片からなる群の内少なくとも1種の複数個を、平面
的に展開させた状態で和紙に漉き込み、透過光で観察す
るようにしたことを特徴とする。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、図面に示す実施例に基づい
てこの発明について説明する。図1及び図2において、
符号1はこの発明による装飾用シートの全体を示し、こ
の装飾用シート1は、図3に示すように、2枚の和紙
2、2の間に、複数の着色された透明ガラス片3、3を
挟み込んで接着したものである。
【0013】なお、着色された、という言葉の意味は、
薄く着色され、透明に近いものも含むものとする。
【0014】この着色された透明ガラス片3、3は、例
えばステンドグラス用のガラス板を円形や矩形に切り出
したもので、図1及び図2に示すように例えば方眼状に
展開した状態で2枚の和紙2、2の間に挟み込まれ、2
枚の和紙を相互に接着する接着剤により固定されてい
る。
【0015】なお、2枚の和紙2、2間に接着剤により
透明ガラス片3を固定する場合、透明ガラス片3とこれ
に接合する和紙の部分との間に接着剤を介在させ、透明
ガラス片3を直接和紙2に接着する場合と、透明ガラス
片3には接着剤を塗布せず、透明ガラス片3の周囲にお
ける和紙2、2を接着して、あたかも和紙の袋中に透明
ガラス片を収納するような形態で透明ガラス片を固定す
る場合とが考えられるが、この発明における接着は上記
した双方を含むものとする。
【0016】上記の接着剤として、紙用の種々の接着剤
を採用することができるが、接着乾燥後和紙を強ばらせ
てしまうものは不適当で、発明者等が実際に使用して好
結果を得られ、かつ安価なものとして澱粉系の接着剤を
挙げることができる。
【0017】上記ガラス片3は、図1に示すように1ヵ
所に1個ずつ配設しても良いし、或いは図2に示すよう
に、1ヵ所に複数個の色違いのガラス片を組合わせて配
設しても良い。
【0018】また、ガラス片3、3の展開パターンは、
図1や図2に示す例えば方眼状、或いは渦巻き状などの
幾何学的な展開パターンに限らず、平面的に展開された
ガラス片3、3により一つのモチーフ、例えば花、を表
現するようにしてもよい。
【0019】更にまた、ガラス片3は必ずしも板硝子か
ら切り出す必要はなく、ガラス塊を砕いて取り出しても
よい。この場合、各ガラス片の断面は図3に示すような
矩形にならず、一般に複雑な立体形状となるが、それは
それで面白い掲出効果を奏する。
【0020】ちなみに、図1及び図2に示すこの発明の
装飾用シートの正面は、反射光で観察した場合、各ガラ
ス片3は和紙2に覆われて直接には見えず、ガラス片
3、3の存在を示す凸凹のみが観察されることになる
が、図1及び図2においては、図面を明瞭にするため、
その凸凹の輪郭を実線で示した。
【0021】なお、和紙2の色は通常は白色が好ましい
が、デザインによって他の色にした方が良い場合にはそ
のようにすると良い。
【0022】 また、2枚の和紙2、2の間に挟み込む
装飾体として、上述したガラス片3の他に、光を透過さ
せる着色された合成樹脂片、貴石の薄片、大理石の薄片
及び貝殼の薄片等を採用することができる。
【0023】尚、ここで貴石の薄片とは、例えばスライ
スされためのう等を言うものとする。貴石の薄片の他
に、薄くスライスされた大理石や貝殻はそれ自体透光性
を有し、本発明における装飾体として充分用い得る。
【0024】また、和紙2、2の間に挟み込む装飾体と
して、図4に示すように、たとえば人物を表わした複数
枚の透明画像担体4、4を採用することができる。
【0025】ここで、透明画像担体とは、写真化学的方
法或いは印刷によって製造されたカラースライドのよう
な透明陽画(ポジ)、又は透明陰画(ネガ)をいうもの
とする。
【0026】なお、透明画像担体4、4を和紙2、2の
間に挟み込んだ装飾用シートは、これを反射光で観察し
た場合には、透明画像担体4、4は和紙に被覆されてい
るので、和紙が厚い場合には外からは見えない。
【0027】しかしながら、図4においては、図面を明
瞭にして説明を容易にするため、あたかも透明画像担体
4、4が外から見えるように明瞭に示してある。
【0028】しかして、本発明の本来の目的は、和紙を
利用した装飾体を提供することにあって、事実2枚の和
紙の間に着色された透明ガラス片等の装飾体を挟み込ん
で製造される装飾用シートは、その出来栄え及び製造上
の容易性から言って最も優れている。
【0029】しかしながら、その後の発明者等の実験、
研究から、必ずしも2枚の和紙を用いなくても、この発
明が成立することが判明した。
【0030】すなわち、和紙と洋紙(パルプ紙)の本質
的な相違はその材料にあり、洋紙の繊維は和紙のそれに
比較して短い。
【0031】その為、図3における2枚の和紙2、2の
内、上方の和紙のように変形量(伸長量)が大きいと、
紙が破れてしまうのである。
【0032】しかしながら、図3の下方の和紙のように
変形量が小さい場合には、接着剤によって濡れても伸び
が生じることが無く、したがって破れることが無いか
ら、これを洋紙で置換することができる。
【0033】また、例えば所謂ティッシュペーパーのよ
うにバージンパルプを用いて繊維が長いものは、接着剤
による濡れ等に対しある程度の強度を有するので、これ
もまた和紙の代わりに用いることができる。
【0034】このようにして、洋紙を採用することによ
る利点は、本発明による装飾用シートの製造コストを低
減させることができる点にある。
【0035】同様の理由により、装飾体を挟み込む2枚
のシートの内1枚を、例えばマイラーシート等の合成樹
脂シートに置き換えることができる。
【0036】この場合、合成樹脂シートは透明なもの、
或いは不透明なものの両方を採用することができる。
【0037】この場合、相棒となる紙との接着剤は、合
成樹脂の材質によって定まる適切な接着剤を採用すべき
ことは言う迄も無い。
【0038】このようにして、一方のシートに合成樹脂
シートを採用することにより、請求項2に記載の発明が
成立する。
【0039】同様にして、一方のシートとして例えば絹
布等の布を採用すれば、請求項3に記載の発明が成立す
る。
【0040】請求項4に記載の発明における、和紙に着
色された透明ガラス片等を漉き込む、という言葉の意味
は、要するに、和紙の製造過程において未だ濡れている
2枚の和紙の間に複数の着色された透明ガラス片を平面
的に展開させた状態で挟み込み、濡れた和紙に含まれる
布海苔等の接着剤を利用して両者を接着し、三者を固定
するという意味である。
【0041】すなわち、周知のように、和紙の製造は、
楮や三椏などの繊維を布海苔の水溶液中に分散させた紙
料を漉き舟中に張っておき、紐で吊り下げられた竹簀を
紙料中に振り入れて竹簀の上に薄い紙料の膜をすくい取
る。
【0042】通常は竹簀の上に残った紙料の膜をはぎ取
って乾燥するが、この紙料の膜が濡れている間に第1の
紙料膜を作業台上に載置し、この第1の紙料膜の上に複
数の着色された透明ガラス片を平面的に展開し、第1の
紙料膜に未だ濡れている第2の紙料膜を重合し、要すれ
ば第2の紙料膜を第1の紙料膜に充分に接触するように
スポンジシートなどを介して押圧して乾燥する。
【0043】このようにして製造された請求項4に記載
の発明による装飾用シートは、その拡大断面は図3のよ
うになり、請求項1に記載の発明によるそれと殆ど変る
ところはない。
【0044】要するに、2枚の和紙の間に複数の着色さ
れた透明ガラス片3、3等を挟んで接着するとき、和紙
が濡れているかいないか、或いは接着剤が楮や三椏の繊
維のバインダーとなる布海苔か別の糊か、の相違がある
のみである。
【0045】上記のように構成された本発明による装飾
用シート1は、例えば図5に示すように、下すぼまりの
漏斗状に巻き、ランプ5に装着してランプのシェードと
して用いる。
【0046】なお、このランプ5は、図6に示すよう
に、下すぼまりの螺旋状の針金よりなるシートホルダー
6を有し、このシートホルダー6に丸めた装飾用シート
1を担持させ、シートホルダー6の中心に配設された電
球7により装飾用シートを内側から照明する。
【0047】或いは、図7に示すように、家屋の壁面に
装着されたシートハンガー8に装着し、壁掛けとして用
いる。
【0048】なお、このシートハンガー8は、図8に示
すように、壁面に打込まれた釘9に懸装された基板11
から上方に延出する一対のアーム12、12の先端に保
持されている。
【0049】そして、シートハンガー8に装着された本
発明による装飾用シートは、重りを兼ねる基板11に装
備された電球7によって壁面側から照明される。
【0050】上記したようにこの発明による装飾用シー
トを裏面側から、すなわち装飾用シート1に関して観察
者とは反対側から照明し、これを透過光で観察する場
合、和紙2は光を拡散するので、光が周囲に回り、柔ら
かな雰囲気をかもし出す。
【0051】同時に、和紙2、2に挟み込まれた着色さ
れた透明ガラス片3、合成樹脂片或いは透明画像担体4
を透過した光が肉眼に入るので、空間におけるその展開
パターンによって表わされるデザインとかモチーフを表
現することができる。
【0052】 また、請求項2に記載の発明による装飾
用シートの場合、透明な合成樹脂シートを表側にすれ
ば、着色された透明ガラス片やスライスされた貴石等が
その侭観察できるから、反射光によっても観察できる。
【0053】図9はこの発明による装飾用シートの更に
別の使用例を示し、この使用例は、装飾用シート1、1
をブラインドとして用いるものである。その他、パーテ
ィション、カーテンその他種々の用途を考えることがで
きる。
【0054】次に、この発明による装飾用シートの製造
方法について簡単に説明する。例えば図10に示すよう
に、固定板13上に第1の和紙2を載置し、この第1の
和紙2上に複数個の着色された透明ガラス片3、3を所
定の展開パターンで置く。
【0055】そして、この第1の和紙2に下面全面に薄
く接着剤を塗布した第2の和紙2を重合し、この第2の
和紙2の上から、下面にスポンジのような柔らかな厚め
のシートを装着した可動板14を押しつける。
【0056】或いは、図11に示すように、上面に矩形
の溝15を形成することにより中央部に島状の作業台1
6を形成した下枠17と、図11及び図12に示すよう
に、全体の形状が矩形の額縁状の枠体で、その上面にゴ
ムシートなどの可撓性を有するシート18を貼着した上
枠19とを用い、陰圧を利用して接着する。
【0057】すなわち、図12に示すように、また、前
記したように、下枠の作業台16上に第1の和紙2を載
置し、この和紙2上に所定のパターンで複数個の着色透
明ガラス片3、3を展開する。
【0058】次いで、上記第1の和紙2上に第2の和紙
2を重合するように載置し、2枚の和紙2、2間に接着
剤を介在させる。
【0059】その後、可撓性のシート18の下面にスポ
ンジのような柔らかな厚めのシートを装着した上枠19
を、矩形のゴムパッキング21を介して、下枠17上に
重合する。
【0060】そして、上記矩形の溝15に接続されたパ
イプ22を介して抽気すると、図13に示すように、陰
圧により、可撓性のシート18及びその下面の柔らかな
シートが第2の和紙2を押圧し、2枚の和紙2、2は相
互に接着される。
【0061】例えばブラインド(図9参照)や長大な装
飾用シートを製造する場合、或いは装飾用シートを大量
に製造する場合には、図14に示すように、外周にスポ
ンジなどの柔らかな可撓層23を形成した一対のローラ
ー24、24を矢印方向に回転させ、これらの間に和紙
2、2及びガラス片3、3を噛み込むようにして連続的
に接着を行うようにすると良い。
【0062】この場合、予め第1の和紙2(図14で下
側の和紙)上にガラス片3、3を平面的に展開させて接
着剤で固定しておき、かつ、ローラー24、24の回転
と同期させて、紙面に垂直な方向に連設された複数本の
接着剤供給パイプ25、25から、接着剤を噴霧するよ
うにすると良い。
【0063】但し、このローラー24、24により連続
的に製造する方法は、少なくとも一方のシートが洋紙の
場合破れてしまうことが多いから、採用しない方が無難
である。
【0064】なお、接着の際図10及び図13図示のよ
うに片側からのみ押しつけた場合には、図3に示すよう
に装飾用シート1の片側は平面となり、一面のみに凹凸
が現われるが、図14に示すように、製造時装飾用シー
ト1の両側に圧力を加えた場合には、図15に示すよう
に、両側に凹凸が現われる。
【0065】請求項4に記載の発明による装飾用シート
の製造方法は、概ね上記した請求項1〜3に記載の発明
による装飾用シートの製造方法と同様で、図10〜図1
3に示した装置において、和紙2の代りに濡れている紙
料を置けばよい。
【0066】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、この発
明による装飾用シートは、少なくとも一方が紙である
2枚のシートの間に複数個の着色された透明ガラス片、
着色された透明合成樹脂片、或いは透明画像担体等を挟
み込んで固定したので、これを裏面側から照明して透過
光で観察した場合、光が紙により拡散されて周囲に回
り、柔らかな雰囲気をかもし出すことができるばかりで
なく、間接照明源となって実用性にも富む。
【0067】また、表面の凹凸は手作りのイメージを与
え、高級感がある。
【0068】加えて、ステンドグラスなどとは異なり、
担体としての和紙における着色された透明ガラス片など
の展開パターンの選択に制限はないから、その装飾体と
しての利用の幅が増大する、等種々の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例による装飾用シートの正面
図。
【図2】この発明の他の実施例による装飾用シートの正
面図。
【図3】この発明の一実施例による装飾用シートの拡大
断面図。
【図4】この発明の更に他の実施例による装飾用シート
の正面図。
【図5】この発明による装飾用シートの一の使用例であ
るランプ及びランプシェードを示す斜視図。
【図6】そのランプの構造及び装飾用シートの装着状態
を説明するための斜視図。
【図7】この発明による装飾用シートの他の使用例であ
る壁掛けの斜視図。
【図8】その壁掛けの構造及び装飾用シートの装着状態
を説明するための斜視図。
【図9】この発明による装飾用シートの更に他の使用例
であるブラインドの斜視図。
【図10】この発明による装飾用シートの一の製造方法
を説明するための線図。
【図11】この発明による装飾用シートの他の製造方法
に使用される枠体の斜視図。
【図12】この発明による装飾用シートの他の製造方法
を説明するための線図で、準備段階を示す。
【図13】この発明による装飾用シートの他の製造方法
を説明するための線図で、抽気、加圧段階を示す。
【図14】この発明による装飾用シートの更に他の製造
方法を説明するための線図。
【図15】この発明による装飾用シートの更に他の製造
方法によって製造された装飾用シートの拡大断面図。
【符号の説明】
1 装飾用シート 2 和紙 3 ガラス片 4 透明画像担体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI F21V 1/22 F21V 1/22 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B32B 1/00 - 35/00 D21H 17/00 - 17/74 F21V 1/00 - 1/26

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも1枚が和紙である2枚の紙の
    間に、何れも光を透過させる着色された透明ガラス片、
    着色された合成樹脂片、透明画像担体、貴石の薄片、大
    理石の薄片及び貝殼の薄片からなる群の内少なくとも1
    種の複数個を、平面的に展開させた状態で挟み込んで接
    し、透過光で観察するようにしたことを特徴とする装
    飾用シート。
  2. 【請求項2】 紙と合成樹脂シートとの間に、何れも
    光を透過させる着色された透明ガラス片、着色された合
    成樹脂片、透明画像担体、貴石の薄片、大理石の薄片及
    び貝殼の薄片からなる群の内少なくとも1種の複数個
    を、平面的に展開させた状態で挟み込んで接着し、透過
    光で観察するようにしたことを特徴とする装飾用シー
    ト。
  3. 【請求項3】 紙と布との間に、何れも光を透過させ
    着色された透明ガラス片、着色された合成樹脂片、透
    明画像担体、貴石の薄片、大理石の薄片及び貝殼の薄片
    からなる群の内少なくとも1種の複数個を、平面的に展
    開させた状態で挟み込んで接着し、透過光で観察するよ
    うにしたことを特徴とする装飾用シート。
  4. 【請求項4】 何れも光を透過させる着色された透明ガ
    ラス片、着色された合成樹脂片、透明画像担体、貴石の
    薄片、大理石の薄片及び貝殼の薄片からなる群の内少な
    くとも1種の複数個を、平面的に展開させた状態で和紙
    に漉き込み、透過光で観察するようにしたことを特徴と
    する装飾用シート。
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