JP3084295U - スノーボードバインディングおよびスノーボードバインディング機構 - Google Patents

スノーボードバインディングおよびスノーボードバインディング機構

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JP3084295U JP2001005622U JP2001005622U JP3084295U JP 3084295 U JP3084295 U JP 3084295U JP 2001005622 U JP2001005622 U JP 2001005622U JP 2001005622 U JP2001005622 U JP 2001005622U JP 3084295 U JP3084295 U JP 3084295U
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boot
snowboard
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 開位置と少なくとも1つの閉位置とを有する
少なくとも1つの可動係合部材を含む、スノーボードブ
ーツをスノーボードに固定するためのスノーボードバイ
ンディング機構を提供する。 【解決手段】 閉位置にあるとき係合部材は開位置の方
へ付勢される。その結果、スノーボードブーツがバイン
ディング機構内になければバインディング機構は自動的
に開位置へ動く。係合部材はブーツの下に溜まる雪、氷
またはデブリを補正するよう機能し得る。非金属製のヒ
ールフープがベースに対して前後方向に動くようバイン
ディングのベースに調節可能に装着され得る。ヒールフ
ープはそのいずれの部分も係合部材の前方に延びないよ
うにベースのある位置に装着される。ヒールフープはま
た、ブーツがバインディング内に保持されている時、少
なくとも部分的にブーツのソールの下にくるよう適合さ
れるベース部分も含み得る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の分野】
本考案は、スノーボードにブーツを固定するためのスノーボードバインディン グに関する。
【0002】
【関連技術】
ソフトスノーボードブーツ用の従来のバインディングは、ストラップバインデ ィングおよびステップインバインディングを含む。ストラップバインディングで は、1つ以上のストラップを用いてスノーボードブーツをバインディングに固定 する。ステップインバインディングでは、ストラップなしの1つ以上の係合部材 が取外し可能にブーツと係合してブーツをバインディングに固定する。
【0003】 本考案の目的は、ブーツをスノーボードに装着するための改良されたバインデ ィングを提供することである。
【0004】
【考案の概要】
ある具体的な実施例において、スノーボードブーツをスノーボードに固定する ためのスノーボードバインディング機構が開示される。この機構は、開位置と少 なくとも1つの閉位置とを有する少なくとも1つの可動係合部材を含み、この係 合部材は、スノーボードにブーツを固定するよう適合される。この少なくとも1 つの係合部材は、少なくとも1つの閉位置にあるとき、開位置の方へ付勢されて いる。
【0005】 別の具体的実施例では、スノーボードブーツをスノーボードに固定するための スノーボードバインディング機構が開示される。この機構は、ブーツの第1の部 分に係合するよう、またスノーボードブーツの第1のソール部分の下にいくらか 雪、氷またはデブリがあればその厚さを補正するよう適合される、第1の係合部 材を含む。この機構は、ブーツの第2の部分に係合するよう、またスノーボード ブーツの第1のソール部分の下に雪、氷またはデブリがあることに対して行なわ れる何らかの補正とは関係なく、スノーボードの第2のソール部分の下にいくら かの雪、氷またはデブリがあればその厚さを補正するよう適合される、第2の係 合部材を含む。
【0006】 別の実施例では、スノーボードブーツをスノーボードに固定するためのスノー ボードバインディングが開示される。このバインディングは、ブーツを受けるよ う適合されたベースを含む。このベースは、ヒール端部およびトウ端部を有し、 ヒールからトウの方向へ延びる長さ方向軸を規定する。第1の係合部材が、開位 置と複数の閉位置との間でベースの長さ方向軸に沿って延びる軸のまわりで動く ようにこのベースに装着され、第1の係合部材は、この係合部材が各閉位置にあ るときブーツの第1の部分に係合するよう適合される。また、第2の係合部材が 、開位置と複数の閉位置との間でベースの長さ方向軸に沿って延びる軸のまわり で動くようにこのベースに装着され、第2の係合部材は、係合部材が各閉位置に あるときブーツの第2の部分に係合するよう適合される。単一のハンドル(hand le)が、第1および第2の両係合部材に操作可能に結合される。このハンドルは 、係合部材の各々が閉位置から開位置へ動き得るように係合部材のロックを解除 するよう構成および配置される。
【0007】 別の実施例では、スノーボードブーツをスノーボードに固定するためのスノー ボードバインディングが開示される。このバインディングは、ブーツを受けるよ う適合されたベースを含む。このベースはヒール端部およびトウ端部を有し、ヒ ールからトウの方向へ延びる長さ方向軸を規定する。第1の係合部材がベースに 装着され、ブーツの第1の部分に係合するよう適合される。第2の係合部材がベ ースに装着され、ブーツの第2の部分に係合するよう適合される。このバインデ ィングはまた、第1のロック解除位置と複数の第1のロック位置との間で動くよ うにベースに装着された第1のロッキング機構も含み、この第1のロッキング機 構は、第1のロッキング機構が各第1のロック位置にあるとき第1の係合部材に 係合し、第1のロッキング部材はブーツには直接係合しない。第2のロッキング 機構は、第2のロック解除位置と複数の第2のロック位置との間で動くようにベ ースに装着され、この第2のロッキング機構は、第2のロッキング機構が各第2 のロック位置にあるとき第2の係合部材に係合し、第2のロッキング部材はブー ツには直接係合しない。
【0008】 別の実施例では、スノーボードブーツをスノーボードに固定するためのスノー ボードバインディングが開示される。このバインディングは、ブーツを受けるよ う適合されたベースと、開位置と少なくとも1つの閉位置との間で可動なように ベースに装着された少なくとも1つの係合部材とを含み、少なくとも1つの係合 部材はブーツに係合するよう適合される。このバインディングはまた、少なくと も1つの係合部材に操作可能に結合されたハンドルも含む。このハンドルは、少 なくとも1つの係合部材が閉位置から開位置へ動き得るように少なくとも1つの 係合部材のロックを解除するよう適合される。このバインディングはまた、少な くとも1つの係合部材に操作可能に結合されたフットペダルも含む。このフット ペダルは、少なくとも1つの係合部材が閉位置から開位置へ動き得るように少な くとも1つの係合部材のロックを解除するよう適合される。
【0009】 別の実施例では、スノーボードブーツをスノーボードに固定するためのスノー ボードバインディングが開示される。このバインディングは、ブーツを受けるよ う適合されたベースを含む。第1の係合部材が、第1の開位置と少なくとも1つ の第1の閉位置との間で動くようにベースに装着され、この第1の係合部材はブ ーツの第1の部分に係合するよう適合される。第2の係合部材は、第2の開位置 と少なくとも1つの第2の閉位置との間で動くようにベースに装着され、この第 2の係合部材はブーツの第2の部分に係合するよう適合される。この第2の係合 部材は、第1の係合部材が第1の開位置と少なくとも1つの第1の閉位置との間 で動くことに関係なく、第2の開位置と少なくとも1つの第2の閉位置との間で 動くよう適合される。単一のハンドルが両係合部材に操作可能に結合される。
【0010】 別の実施例では、スノーボードブーツをスノーボードに固定するためのスノー ボードバインディングが開示される。このバインディングはブーツを受けるよう 適合されたベースを含む。第1の係合部材が、第1の開位置と少なくとも1つの 第1の閉位置との間で動くようベースに装着され、この第1の係合部材はブーツ の第1の部分に係合するよう適合される。第1のロッキング機構は第1の係合部 材の第1の開位置に対応する第1のロック解除位置と、第1の係合部材の少なく とも1つの第1の閉位置に対応する少なくとも1つの第1のロック位置との間で 可動である。第1のロッキング機構は、少なくとも1つの第1のロック位置にあ るとき、第1の係合部材を少なくとも1つの第1の閉位置にロックする。第2の 係合部材は、第2の開位置と少なくとも1つの第2の閉位置との間で動くようベ ースに装着され、この第2の係合部材はブーツの第2の部分に係合するよう適合 される。第1の係合部材は、第2の係合部材が第2の開位置と少なくとも1つの 第2の閉位置との間で動くことに関係なく、第1の開位置と少なくとも1つの第 1の閉位置との間で動くよう適合される。第2のロッキング機構は、第2の係合 部材の第2の開位置に対応する第2のロック解除位置と、第2の係合部材の少な くとも1つの第2の閉位置に対応する少なくとも1つの第2のロック位置との間 で可動である。この少なくとも1つのロッキング機構は少なくとも1つの第2の 閉位置において第2の係合部材をロックする。第1および第2のロッキング機構 にはアクチュエータが操作可能に結合される。このアクチュエータは、第1およ び第2の係合部材をそれらの少なくとも1つの閉位置からそれらの開位置へと動 かすことなく、第1および第2のロッキング機構をそれらのロック解除位置へ動 かすよう適合される。
【0011】 別の実施例では、スノーボードブーツをスノーボードに固定するためのスノー ボードバインディングが開示される。このバインディングは、ブーツを受けるよ う適合されたベースを含む。少なくとも1つの係合部材が開位置と少なくとも1 つの閉位置との間で可動なようにベースに装着され、この少なくとも1つの係合 部材はブーツに係合するよう適合される。非金属性のヒールフープがベースに対 して前後方向に動くようベースに調節可能に装着される。このヒールフープは、 ヒールフープのいずれの部分も少なくとも1つの係合部材より前には出ないよう に、ベース上のある位置に装着される。
【0012】 別の実施例では、スノーボードブーツをスノーボードに固定するためのスノー ボードバインディングが開示される。このバインディングは、ブーツを受けるよ う適合されたバインディングベースを含む。ヒールフープがバインディングベー スに対して前後方向に動くようにバインディングベースに調節可能に装着される 。このヒールフープは、ブーツがバインディング内に保持されるとき、少なくと も部分的にブーツのソールの下になるよう適合されるベース部分を含む。
【0013】 ここで、例示の目的で、本考案のさまざまな実施例を添付の図面を参照して説 明する。
【0014】
【詳細な説明】
本考案の一実施例は、スノーボードブーツをスノーボードに固定するためのス テップインスノーボード用バインディング機構に向けられる。このバインディン グ機構は、開位置と少なくとも1つの閉位置とを有する少なくとも1つの可動係 合部材を含む。閉位置にあるとき、係合部材は開位置の方へ付勢されている。こ の結果、スノーボードブーツがバインディング機構に嵌められていないときは、 バインディング機構は、スノーボードブーツを容易に受け得る開位置へ自動的に 動く。
【0015】 本考案の別の実施例は、ブーツの第1および第2の部分に係合する第1および 第2の係合部材を含むスノーボードバインディング機構に向けられる。各係合部 材は、開位置と、ブーツの下に溜まる雪、氷またはデブリを補正できる複数の閉 位置とを含む。係合部材の閉位置は独立しているので、雪、氷またはデブリの厚 さがいかに変化しても別々に補正することができる。
【0016】 本考案の別の実施例は、スノーボードブーツへ向かっておよびスノーボードブ ーツから離れて回転するように、またブーツに係合するように適合された係合部 材を含む、スノーボードバインディング機構に向けられる。有利には、単一のハ ンドルが両係合部材に操作可能に接続され、単にこの単一のハンドルを作動させ てスノーボードブーツから両係合部材を係合解除させることにより、スノーボー ドブーツをバインディングから容易に外せるようになっている。
【0017】 別の実施例は、係合部材のロックを解除するように係合部材に操作可能に装着 されたハンドルを含む、スノーボードバインディングに向けられる。別個のフッ トペダルがこの係合部材に操作可能に結合され、係合部材のロックを解除するの に採用され得る。こうして、乗り手が一旦自分のブーツの一方を対応のバインデ ィングから解放すると、乗り手は自由な方のブーツで単にフットペダルを押し下 げるだけで、屈み込んでハンドルを作動させる必要なく他方のブーツをバインデ ィングから外すことができる。
【0018】 別の実施例は、開位置と閉位置との間で独立して回転するよう適合された第1 および第2の係合部材を含むスノーボードバインディングに向けられ、ここでは 単一のハンドルが両係合部材に操作可能に結合される。
【0019】 別の実施例は、ブーツと係合する第1および第2の係合部材と、第1および第 2の係合部材をそれぞれロックする第1および第2のロッキング機構とを含む。 アクチュエータがこれらのロッキング機構に操作可能に結合され、第1および第 2の係合部材までも開位置へ動かすことなくこれらのロッキング機構のロックを 解除するよう適合される。
【0020】 別の実施例は、少なくとも1つの係合部材と、ベースに対して前後方向に動く ようバインディングのベースに調節可能に装着された非金属性のヒールフープと を含む、スノーボードバインディングに向けられる。このヒールフープは、ヒー ルフープのいずれの部分も係合部材より前には出ないように、ベース上のある位 置に装着される。
【0021】 別の実施例は、ベースと、前後方向に動くようベースに装着されたヒールフー プとを含むスノーボードバインディングに向けられる。このヒールフープは、ブ ーツがバインディング内に保持されるとき、少なくとも部分的にブーツのソール の下になるよう適合されるベース部分を含む。
【0022】 なお、本考案の上述の実施例をさまざまに組合せてともに採用することもでき るが、本考案のいくつかの局面はこの点に限定されない。したがって、図面に開 示し以下に詳細に説明する特定の実施例は、本考案の上述の特徴の特定の組合せ を採用しているが、当然ながら、本考案のさまざまな局面を別個に採用しても、 または異なる組合せで採用してもよいので、本考案はこの点に限定されることは ない。したがって、以下に詳細に説明する特定の実施例は、単に例示の目的で提 供されるものである。
【0023】 ここで図面を参照して、本考案に従ったバインディング20の一実施例が図1 から図6に示される。本考案のこの実施例には、上記で論じた考案的局面の多く が組入れられている。
【0024】 図1から図6の実施例は、ベース22とバインディング機構24および25と を含むステップインバインディング20であり、バインディング機構24および 25はそれぞれ、ベース22に可動的に装着されスノーボードブーツ(図示せず )に係合する係合部材26および28を含む。ステップインの方法は、バインデ ィング機構24および25をブーツと係合させまたブーツから解放する特徴とと もに、以下に説明する。
【0025】 図示した実施例では、両係合部材26および28は、スノーボードブーツに形 成された少なくとも1つの対応の窪み(第1および第2の間隔のおかれた窪みな ど)内に係合するよう適合される、第1および第2の間隔のおかれた係合フィン ガー30および32を含む。これらの窪みはブーツの横方向側面に設けられ、同 時係属中の米国特許出願連続番号第08/584,053号(この出願をここに 引用により援用する)に記載のようなインターフェイスにより形成されるかまた は他の態様で設けられ得る。しかしながら、当然、本考案はこの点に限定される ことなく、本考案のバインディングは、他の方法で係合部材26および28を受 けるよう適合されるブーツにも用いることができる。さらに、ブーツの一方側に 2つの間隔のおかれた係合フィンガーを用いると、特にブーツの窪みがプラスチ ックのインターフェイス内に形成される場合にバインディングとブーツとの間の 係合を強化するという点で有利であるが、当然ながら本考案は、2つの係合フィ ンガーをブーツの一方側に備える係合部材26を用いるバインディングに限定さ れない。さらに、係合部材はブーツの窪み内に係合するタイプのものでなくても よいので、本考案はこの点に限定されない。この点において、本考案のいくつか の局面は、係合部材26および28を定位置にロックするロッキング機構に向け られており、非常に多くの他の構成の係合部材とともに採用でき、図1から図6 に示す係合部材26および28とともに用いることに限定されない。
【0026】 ブーツをバインディングに踏み込ませる際に係合部材26および28を開位置 から閉位置へ容易に自動的に動くようにするために、各バインディング機構24 および25はトリガ34を含み得る。図1から図6に示す実施例において、この トリガは、係合部材26および28とともに回転するよう固定され、かつ少なく とも最初はブーツと係合するよう適合される。したがってブーツをバインディン グ内に踏み込むとトリガ34が下方向に動くことにより、係合部材26は下方向 に回転する。図1から図6に示すバインディング機構24および25は各々トリ ガ34を含むが、他の好適な機構を採用して係合部材26および28を開位置か ら閉位置へ動かすこともできるので、本考案はこの点に限定されない。
【0027】 図示した実施例では、バインディングはベース38を含み、このベース38は 、係合部材26および28が図1に示すような開位置と一連の閉位置のうちの1 つとの間で回転するようベース38に回転可能に装着されている、ベースプレー トを有する。開位置において、係合部材26および28は上方向にかつブーツか ら離れるように回転している。各閉位置では、係合部材26および28は下方向 にかつブーツへ向けて回転しておりブーツを係合する位置になっている。係合部 材26および28を閉位置から開位置へ動かすために、係合部材26および28 に操作可能に結合されたハンドル40が設けられる。本考案の実施例では、単一 のハンドルが有利に採用されているものもある。しかしながら、本考案の他の局 面は、単一のハンドルを採用することに限定されない。
【0028】 図1に示すように、係合部材26および28は、ベース38の長さに実質上沿 って延びる軸42のまわりで回転可能にベース38に装着される。ここでもまた 、本考案のいくつかの局面はこの態様で回転軸を配置することに限定されず、ま たは回転可能な係合部材を採用すること自体にさえも限定されない。
【0029】 図1に示す実施例では、バインディングベース38は、周知のとおり、ホール ドダウン・ディスク(図示せず)を使用してスノーボードに保持されているが、 スノーボードにバインディング機構を固定するための他の好適な構成も採用され 得る。
【0030】 本考案の一実施例は、係合部材26および28を2つ以上の閉位置にロックす るための固有のロッキングアセンブリに向けられる。図1から図11の実施例で は、各バインディング機構が図2から図13に示すようにこのようなロッキング アセンブリ44を含む。各ロッキングアセンブリ44は、3つの主要構成部品、 すなわちそれぞれの係合部材26に接続されたキャッチピン46と、フック型キ ャッチ48と、付勢要素(たとえばばね50)とを含む。キャッチピン46は、 係合部材26に固定されており、係合部材26が開位置と閉位置との間で回転す ると係合部材26とともに回転するよう適合される。キャッチ48は、バインデ ィングの長さ方向軸に実質上垂直な軸52のまわりで回転可能にベース38に装 着され、キャッチピン46と係合して係合部材26を閉位置に保持するよう適合 される。図3から最もよくわかるように、一実施例では、キャッチ48はコイル ばね50を用いて付勢されて閉じられるが、この他の好適な付勢要素または機構 を採用してもよい。
【0031】 ここで、バインディング機構が係合してはいないがブーツを受ける位置にある 開位置と、バインディング機構がブーツを固定している閉位置との間の動きを、 単一のバインディング機構を参照して説明する。最初、係合部材26は付勢ばね 51の作用により開位置に保持されている(図5)。付勢ばね51は、係合部材 を付勢してその動きの全範囲にわたって開けるように作用するので、係合部材は 、ロッキングアセンブリ44がその係合部材をその閉位置のうちの1つに固定し ている場合でさえ、常に開位置の方へ付勢されている。キャッチ48は、キャッ チ48の隣接面56上のキャッチピン46に妨げられて、開配置(すなわちピン を固定しない配置)に保持される。係合部材26が下方向に動くと、たとえばブ ーツでトリガ34を踏んでばね51の付勢に打ち勝つことにより、係合部材26 に固定されているキャッチピン46がキャッチ48に対して動く。一旦キャッチ ピン46が隣接面56を超えて動く(図3参照)と、キャッチ48は付勢要素( たとえばばね50)の作用により引き下げられ、キャッチピン46の方へ回転す る。この結果、キャッチ48はロックされた配置へと動き、ここでキャッチピン 46と係合して係合部材26の上方向への回転を妨げる(図4参照)。
【0032】 係合部材26を閉位置から開位置へと動かすために、キャッチ48は、以下に 述べるようにキャッチ48に結合され得るハンドル40を作動させることにより 、回転される。ハンドルを作動させることによりばね50の付勢に打ち勝つので 、キャッチ48が(図3において反時計回りに)回転して、キャッチピン46か ら外れる(図6参照)。この時点で、係合部材26が開位置へと自由に上方向に 回転できるので、乗り手は自由にバインディングを外すことができる。
【0033】 図2から図12に示す本考案の実施例は、スノーボードブーツをバインディン グに確実にしっかりと保持したまま、ブーツの下にあるかもしれないいくらかの 雪、氷またはデブリに適応するように複数の閉位置を有する。したがって、各係 合部材は、雪、氷または他のデブリの厚さに応じて複数の閉位置のうちの1つに スノーボードブーツを係合するように適合される。各閉位置はそのような雪、氷 またはデブリなどの厚さを補正するような態様でブーツをしっかり保持する。さ らに、バインディング機構は、雪または氷などが溶けたりブーツの下から移動し てなくなると、係合部材26および28が自動的にひとりでに締まることが可能 になるので、ブーツとバインディングとの間の係合に緩み(slop)または遊びが 何ら生じることなく引続きブーツをしっかりと固定することが可能なように、構 成される。
【0034】 一実施例において、雪、氷またはデブリを補正するよう複数の閉位置を設ける ために、キャッチ48にはロッキング面60が設けられ、このロッキング面は、 ロッキング面における最も外側の点62からロッキング面における最も内側の点 64の方へ見て、キャッチ旋回軸52に対して曲率半径R(図3)が小さくなっ ていく。したがって、最も外側の点62では、キャッチピン46は、雪、氷また はデブリに対して最も多くのクリアランスを与えるロック位置にある。係合部材 26が下方向に動くと、たとえば、雪、氷またはデブリが除去されると、または ブーツが下方向にトリガを押し下げるのに応じて、キャッチ48は付勢要素50 の作用により引き下げられ、半径が小さくなるロッキング位置においてキャッチ ピン46がキャッチ48と係合するように、キャッチピン46の方へ回転する。 この結果、キャッチ48はキャッチピン46を保持し、したがって係合部材26 を、雪、氷またはデブリなどに対して与えるクリアランスのより少ないよりきつ い閉位置に保持することになる。一実施例では、ロッキング面60の半径曲率R は、係合部材26が0mmから8mmの範囲の厚さの雪、氷またはデブリに適応 できるように適合される。雪、氷またはデブリがない場合は、ブーツのソールは (採用されていれば)ベースに接触し、または直接スノーボードに接触し得る。
【0035】 キャッチピン46を、また結果として係合部材26を、複数の位置のうちの1 つに容易に保持できるようにするために、図示した実施例では、キャッチ48の ロッキング面60に複数のスカラップ66が設けられる。これらのスカラップに より、ロッキング面60またはキャッチピン46に水または氷が存在することで キャッチピン46がロッキング面60との係合から滑って外れそうになることが 軽減される。一実施例では、スカラップ66は、キャッチピン46に上方向に作 用する持上げ力(すなわち、係合部材上のブーツにより生成された持上げ力によ るもの)がキャッチ48を閉位置に維持しようとする態様でキャッチピン46を 保持するように構成されたジオメトリを有する。この点において、持上げ力は、 キャッチピン46がキャッチとの係合から滑って外れることのないようにキャッ チピン46をオーバセンタ(over-center) 作用でスカラップ66内にさらに位 置付けようとする。このことにより、雪、氷またはデブリに対してさまざまな耐 性の複数の閉位置を備えるオーバセンタロッキングアセンブリが提供される。し かしながら、本考案はこの点に限定されず、スカラップをロッキング面上に設け なくてもよい。さらに、ここに開示される実施例は雪、氷またはデブリを補正す るバインディング機構に向けられているが、本考案の非常に多くの局面はこの点 に限定されず、単一の閉位置を採用するバインディング機構とともに用いること もできる。
【0036】 先に述べたように、ロッキングアセンブリ44、したがって係合部材をロック 解除するために、バインディング機構はハンドル40を含み得る。以下により詳 しく述べるように、図1から図12に示す実施例では、ハンドル40は、ハンド ル40が回転することによりキャッチ48も回転するようにロッキングアセンブ リに操作可能に結合される。したがって、乗り手が単にハンドル40を作動させ ることで、キャッチ48はその開位置へと回転され、そこでキャッチピン46と の係合から外れる。図示した実施例では、バインディングにはシャフト70に結 合された単一のハンドル40が設けられ(図1、図6および図7参照)、これは また、ハンドル40が作動することで両方のキャッチ48も作動するように両方 のキャッチ48に結合される。当然ながら、本考案の多くの局面はこの点に限定 されず、別々のハンドルを採用してこれら2つのキャッチを別々に作動させるこ ともできる。
【0037】 本考案の一実施例では、バインディングは、ロッキングアセンブリが係合部材 までもブーツから係合解除させてしまうことなくロック解除できるように各バイ ンディング機構を起こして開ける(cocked open)ことができるという特徴を含 む。これは、乗り手がバインディングを外す必要なくロッキングアセンブリのロ ックを解除できるので有利である。むしろ、乗り手は都合のよいとき、たとえば ハンドルの操作から立上がった後などに、バインディングを外すことができる。 図6に示す実施例では、この起こして開けるという特徴を実現するために、各バ インディング機構はキャッチロック80を含む。このキャッチロック80は、ハ ンドル40が一旦解放されるとキャッチ48を開位置に保持するように適合され る。したがって、ハンドル40が図6の開状態へと回転した後、乗り手はハンド ル40を解放でき、ハンドル40は以下に説明するように、図7に示すようなそ の休止位置に戻ることができる。ハンドルを解放すると、キャッチロック80が キャッチ48をその開位置に保持するので、キャッチ48がキャッチピン46と 再び係合することはない。有利には、乗り手はキャッチ48をロック解除位置に してブーツをバインディング内に入れたままにしておくことができる。所望であ れば、乗り手は自分のブーツをバインディングから単に持上げるだけで、係合部 材26および28を開いた配置へと回転させることができる。
【0038】 図2から図12に示す実施例では、キャッチロック80は、ベース38または 係合部材それ自体に一端で固定されたばね鋼製の板ばね(図示せず)として形成 される。当然ながら、本考案はバインディングを起こして開けるための何らかの 特定の構成に限定されないので、他の好適な構成および材料(プラスチックなど )を採用してもよい。
【0039】 ここで特に図6から図12を参照して、立て起こし(コッキング:cocking) 構成を用いて係合部材26が閉位置から開位置へ動く様子を説明する。ハンドル 40を作動させると、キャッチ48はロック解除位置へと引き起こされ、キャッ チロック80を用いることによってそのロック解除位置に保持される(図6およ び図7参照)。係合部材26が閉位置から開位置へ動くと、キャッチピン46は キャッチロック80を上方向に押す。この上方向の力によりキャッチロック80 が動いて、以下に説明するようにキャッチ48との係合から外れる。これは図8 から図11を参照すると最もよくわかり、これらの図は係合部材26の開位置へ 向けた一連の動き、およびキャッチロック80がキャッチ48との係合から外れ る一連の動きを示している。一旦係合部材26が開位置になると、キャッチピン 46はキャッチ48を開位置に保持する位置になる(図8参照)。すなわち、キ ャッチピン46はキャッチ48の隣接面56と係合し、キャッチ48は、それが キャッチピン46と係合するロック位置の方へ動かないようにされる。この時点 で、係合部材26および28は、図1に示すようなそれらの開位置に戻る。
【0040】 係合部材26が開位置に動くときのキャッチ48とキャッチロック80との係 合解除を容易にするために、隣接面56およびキャッチロック80はカムの設け られた(cammed)相補的な表面84および86を備えて形成される。これらのカ ムの設けられた表面により、キャッチ48の後ろのキャッチロック80をそこか ら係合解除するように動かすことが容易になる(図9〜11参照)。キャッチロ ック80が邪魔にならないところに動かされ、キャッチピン46がキャッチ48 を開位置に保持するような位置に置かれると、バインディング係合部材26は、 ブーツをバインディングに踏み込む際にブーツを受けるような準備のできた開配 置へとリセットされる。
【0041】 ここに記載の実施例では、隣接面56およびロック80はキャッチロック80 の動きを容易にするためにカムの設けられた表面を含むが、本考案はこの点に限 定されず、キャッチを係合解除し係合部材26および28をリセットするために 他の好適な構成を採用してもよい。
【0042】 上述の実施例はコッキングの特徴を含むが、本考案のいくつかの局面はこの点 に限定されず、コッキングの特徴を有さないバインディングとともに採用するこ ともできる。
【0043】 次に図12を参照して、バインディング機構の一部分が示される。この実施例 では、バインディング機構はシャフト70を介して両方のキャッチに操作可能に 結合されるハンドル40を含む。ハンドル40を作動させることによりシャフト 70が回転し、これがまた上述のようにキャッチ46を回転させる。ねじりばね 86がシャフト70に結合され、上述のように、ハンドル40が作動された後、 シャフト70をその休止位置へ回転させることができる。シャフト70の動きを 容易にするために、ハンドル40は、ハンドル40上のタブ98がシャフト70 内の溝90を実質上ふさぐように、シャフト70にキーで固定(keyed)される 。したがって、ハンドル40が何らかの動きをすれば、シャフト70の動きに影 響を与える。
【0044】 本考案の一実施例では、バインディング機構は、係合部材26および28が独 立して動けるようにすることにより、ブーツソールの一方側に他方側よりも厚く 雪、氷またはデブリが溜まる場合にも補正を行なえるようにされる。図1から図 12に示す実施例では、これは、図12に概略的に示すように、キャッチ48が 独立して動けるようにすることにより達成され、ここでキャッチ48は異なる係 合位置にある。各キャッチが独立して動けるようにするために、キャッチ48を 通り抜けるシャフト70には溝90が設けられ、各キャッチ48には対応の嵌め 合いタブ92が設けられる。キャッチ上のタブは溝よりもサイズが小さいので、 キャッチは、シャフト70に形成された溝90の端縁94および96により規定 される限定された弧(たとえば約46°)にわたってのみではあるが、それらの キャッチの回転軸(すなわちシャフト70のまわり)を回転することができる。
【0045】 シャフト70の溝90は、少なくとも1つのさらなる目的を果たす。たとえば 、溝90によりロッキングアセンブリ44を引き起こして開けることが可能にな り、またロッキングアセンブリ44を引き起こして開けた後、ハンドル40をそ の休止位置に戻すことが可能になる。この点に関して、係合部材26および28 を開配置へと動かしたい場合には、ハンドル40を引上げて溝90の後縁94が キャッチ48のタブ92と係合してそれらをキャッチピン46から離れる方向に 回転させる。さらに、キャッチ48におけるタブ92の大きさに対する溝90の 大きさにより、ハンドル40はキャッチ48までも動かすことなく、その休止位 置へと下方向に回転され得る。これに関して、溝90の前縁94(前は上述の後 縁であったもの)はキャッチ48上のタブ92と係合しない。
【0046】 独立してロック可能な係合部材を採用する本考案の実施例は、図示した特定の 構成に限定されず、少なくともある範囲にわたってキャッチを互いから独立して 、またシャフト70から独立して動かすための代替的な構成も採用され得る。さ らに、本考案のいくつかの局面は、独立して可動な係合部材を採用することに限 定されない。
【0047】 本考案の一実施例では、バインディングには、踏み込むだけでバインディング を解放可能にするフットペダル100が設けられる。このフットペダル100も またシャフト70にキーで固定されるかまたは他の態様で取付けられ、シャフト 70と、結果としてキャッチ48とを、ロック解除位置に回転させ、それによっ てバインディングに対してブーツを持上げる際に係合部材26および28が開配 置へと回転できるようになる。図示した実施例では、フットペダル100(図1 2)はシャフト70を回転させるために、矢印「F」で示されるように下に踏み 込まれる。ある実施例では、ハンドル40が横方向側部にあるのに対してフット ペダル100はバインディングの中央側部にあり、乗り手の他方の足でフットペ ダル100を容易に作動できるようになっている。しかしながら、本考案のこの 実施例はこの点に限定されず、フットペダルは、シャフト70のハンドル40と 同じ側にあるが逆方向に延びるように位置付けられてもよく、これによりフット ペダルがバインディングのハンドル40と同じ側から押し下げられ得るようにな っていてもよい。さらに、本考案の多くの局面はフットペダルを採用することに 限定されない。
【0048】 図9に示す本考案の一実施例では、各バインディング機構24および25は、 少なくともロッキングアセンブリ44を雪および氷の堆積から遮蔽するスノーシ ールド110を含む。このスノーシールド110はバインディングベース22の 少なくとも側壁と一体的に形成されても、また同じ材料で形成されてもよい。し かしながら、本考案はこの点に限定されず、他の好適な材料および取付技術も用 いられ得る。係合部材を下方向に回転可能にするために、係合部材26および2 8とスノーシールドとの間には十分なクリアランスが設けられ得る。なお、本考 案のいくつかの局面はこの点に限定されず、スノーシールドを採用する必要のな い実施例もある。
【0049】 上述のように、係合部材の性質に応じて、係合部材を開配置に保持し、ブーツ をバインディングに踏み込めるようにすることが望ましいであろう。ある実施例 では、係合部材26は、係合部材を開位置に付勢するばね51に打ち勝つのに十 分な力が(たとえばトリガ34を介して)係合部材26にかけられるまで、開い たまま保持される。別の実施例では、図13に示すように、係合部材26が下方 向に動くにつれて、係合部材26をスノーシールド110の上をスライドさせる ために係合部材26からスノーシールド110が離れなければならないように、 係合部材26の一部分112がスノーシールド110の一部分113と干渉して もよい。たとえば、このスノーシールドは、係合部材26が十分な力で作用する とスノーシールドが偏向して係合部材26がスノーシールドにわたってスライド し得るように、係合部材26に対して位置付けられ得る。代替的には、係合部材 26の邪魔にならないようにスノーシールド110を容易に動かすために、トリ ガ34が、トリガ34に対して動く可動タブ114を含み得る。ブーツがトリガ 34および可動タブ114に踏み込むと、可動タブ114の後方部分115がレ バーとして作用し、スノーシールド110の部分113を係合部材26から離す ように押し、それによって係合部材26がスノーシールド110にわたって下に スライドできるようになる。なお、本考案のこの局面はスノーシールドを動かす ための特定の構成に何ら限定されない。
【0050】 図14から図18は、ブーツをバインディングに固定するためのステップイン バインディング機構の代替的実施例の側面図を示す。この実施例では、先に述べ た実施例と同様、各バインディング機構200は、スノーボードブーツ201の 横方向側部に形成された対応の窪みに係合する、係合部材を含む。図14から図 18はブーツの一方側に係合するためのあるバインディング機構200が示され るが、別のバインディング機構がブーツの反対側に位置付けられて同一の態様で 動作していることがわかるはずである。上述のように、本考案のいくつかの局面 は、係合部材を受ける窪みを有するブーツに限定されず、ブーツとバインディン グとの間での他の係合の構成も採用され得る。
【0051】 図示した実施例では、バインディング機構200は、係合部材202、トリガ 204、キャッチピン206、キャッチ208およびハンドル210を含む。こ の実施例では、2つのバインディング機構は、シャフトによっても他の態様でも ともに結合されることはない。上述の実施例とは異なり、この実施例では、トリ ガ204が係合部材202に対して可動である。係合部材202およびトリガは 各々、その動きの全範囲にわたって開位置へ向けて常に付勢されている。しかし ながら、付勢の方向は図14から図18に矢印「A」、「B」および「C」で示 されるものの、簡明のため、付勢要素は図示されていない。なお、本考案は何ら かの特定の付勢技術に限定されないので、構成部品における付勢はいかなる好適 な態様で実現されてもよい。このような付勢要素の例としては、限定はされない が、コイルばね、捩りばね、板ばね、およびばね作動レバー機構がある。たとえ ば、矢印「A」の方向でトリガ204に与えられる付勢は、キャッチピン206 に作用するばね付勢レバーアーム211(図16および図18)によって実現さ れ得る。
【0052】 各バインディング機構200はフレーム212を含み得る。このフレーム21 2は直接スノーボード216に装着され得る。しかしながら、ここに記載の実施 例では、フレーム212はベース214に装着され、これはまた上述のようにホ ールドダウンディスク(図示せず)を用いてスノーボードに装着され得る。これ に代えて、フレーム212をベースの一体的な構成部品としてもよい。
【0053】 係合部材202は、図1から図13を参照して説明した係合部材と同様である 。すなわち、係合部材202は、スノーボードブーツ201の側壁に形成された 対応の間隔のおかれた窪み220と別々に係合する1対の間隔のおかれた係合フ ィンガー218(一方のみ図示する)を含む。しかしながら、上述の実施例のよ うに、他の好適な係合の構成を採用することもでき、図14から図18のロッキ ングアセンブリは何らかの特定の係合部材および/またはブーツの構成とともに 使用されることに限定されない。
【0054】 図示した実施例では、係合部材218は開位置(図14に示す)と複数の閉位 置との間で旋回ピン222のまわりを回転するようにフレーム212に旋回可能 に取付けられる。ここに記載の実施例では、係合部材202は矢印「B」で示す ように開位置の方へ付勢されており、バインディングの長さ方向軸に実質上沿っ て延びる軸224のまわりで回転する。
【0055】 トリガ204は、バインディング機構200を開配置から閉配置へと動かすた めに、ブーツ201によって下に踏み込まれるよう適合されている。図10に示 すように、開配置のとき、トリガ204はバインディングの中心線230へ向け て係合部材202よりもさらに内側に延びる。これにより、係合部材202に妨 げられることなく、スノーボードブーツ201をトリガ204に踏み込むことが できる。
【0056】 図示した実施例では、トリガ204が旋回ピン232のまわりで旋回できるよ うに係合部材202に装着されるので、このトリガは係合部材に対して旋回可能 となる。トリガ204は、矢印「A」で示すように開位置へ向けて付勢される。 これ以降より詳細に述べるように、トリガ204は、係合部材202に対してト リガ204がある程度回転した後、トリガがさらに回転することにより係合部材 202が閉位置の方へ回転するように、ある限定された範囲にわたって係合部材 202に対して回転可能に装着される。
【0057】 図示した実施例では、ハンドル210を作動してバインディング機構200を 係合解除し得ることにより、係合部材202をブーツ201から係合解除するこ とが可能になる。ブーツの両側に係合するバインディング機構は同一であり得る が、代替的な実施例では、以下に述べる理由により、バインディング機構の1つ にハンドル40を採用する必要はない。
【0058】 このバインディング機構はさらに、係合部材218を少なくとも1つの閉位置 に保持するためのロッキングアセンブリ255を含む。図14から図18に示す 実施例では、このロッキングアセンブリは、キャッチピン206およびキャッチ 208を含む。このキャッチ208は、その動きの全範囲にわたって、矢印「C 」で示す方向に閉位置へ向けて常に付勢されている。キャッチ208は、この実 施例ではハンドル210の延長部分として構成されるが、キャッチ208をハン ドル210に操作可能に結合された独立した構成要素として形成してもよい。
【0059】 図1から図13を参照して説明した実施例と同様、キャッチ208は、複数の 閉位置がブーツ下のさまざまなの量の雪、氷またはデブリを補正できるように、 旋回ピン232に対して曲率半径R2が小さくなるロッキング面260を含む。 しかしながら、この実施例では、曲率半径がより小さいことにより、最大の厚さ の雪、氷またはデブリに適応し得る第1の閉位置がもたらされる。一実施例では 、ブーツの下に適応し得る雪、氷または他のデブリの厚さは、図16の厚さ「t 」で示すように、0mmから8mmの範囲であり得る。当然ながら、他の範囲を 採用してもよい。雪、氷またはデブリが存在しない場合は、ブーツのソールはベ ース(ベースが採用される場合)と、または直接スノーボードと接触し得る。
【0060】 上述した図2〜3の実施例と同様、バインディング機構は、係合部材202が 自動的にひとりでに締まることができるように構成されてよく、またロッキング 面260は、キャッチピン206と係合するスカラップを備えて形成され、かつ キャッチピン206がロッキング面260との係合から滑って外れるという可能 性を減じるためにオーバセンタ作用をもたらすように構成され得る。さらに、係 合部材202はともに結合されていないので、それらは独立して動くことができ 、よってブーツの下に雪、氷またはデブリがあればそれ対して独立して補正を行 なうことが可能である。
【0061】 バインディング機構がブーツを受ける位置にある開配置(図14参照)と、バ インディング機構がブーツを固定するロック配置(図16参照)との間での動き について説明する。
【0062】 最初、係合部材202は、「B」の方向に作用するばねまたは他の付勢要素の 作用により開位置に保持されている。矢印「D」で示す方向にブーツをトリガ2 04上に踏み下ろす(図14および図15参照)と、トリガ204の部分270 が係合部材202の部分272と係合するまで、トリガ204が係合部材202 に対して回転し、トリガ204と係合部材202とを1ユニットとして動かす。 そして、キャッチピン206がキャッチ208の外側部分274に作用し、これ によってキャッチ208は付勢「C」(図15参照)に対抗して(図14におけ る反時計回りに)動く。ここで、係合部材202はブーツ201と係合するよう 動き始める。ブーツ201が下方向に動き続けると、キャッチピンがキャッチ2 08の外側部分274を離れ、これによってキャッチ208は、キャッチピン2 06がロッキング面260と係合し得るように(図15の反時計回り方向の付勢 「C」の力によって)キャッチ208が回転する。図16では、ロッキングピン は、複数の係合位置のうち2番目にきつい位置に係合される。
【0063】 図16から最もよくわかるように、ブーツ201は以下のとおり係合位置に保 持される。係合部材202を旋回ピン222のまわりで上方向(すなわち図12 における時計回りに)回転させようとするブーツ201の上方向の動きが何らあ れば、トリガ204は232で係合部材202と接続していることによって上方 向に引上げられる。これにより、キャッチピン206がキャッチ208内へと上 方向に駆動される。図示した実施例では、ロッキングアセンブリは、持上げ力に よりバインディング機構を閉位置に維持しようとする、オーバセンタロッキング アセンブリとして構成され得る。たとえば、キャッチピン206がキャッチ20 8に及ぼす持上げ力は、キャッチをより閉位置に近い方に(それがもし動けば) 実際に回転させるような方向で、キャッチ208に作用し得る。これは、フレー ム上のキャッチ208の旋回点280をキャッチピン206が生じる力「X」の 線(図16)の右側の位置に位置付け、力「X」の線がキャッチを閉位置へと( 図16で時計回りに)回転させるような、係合面260のジオメトリを確実にす ることにより、達成され得る。
【0064】 図14から図18に示す実施例では、キャッチピン206がバインディング機 構200とブーツ201との相互作用によりキャッチ208から係合解除され得 るように、トリガ204が係合部材202に対して(図16で時計回りに)上方 向に回転するのを防ぐ。具体的には、トリガ204が係合部材202に対して上 方向に回転するには、ブーツ201はトリガ204を離れなければならない。し かしながら、ブーツ201は定位置にしっかり保持されているので、トリガ20 4は動くことができず、よってロッキング機構は閉じたままに保たれる。
【0065】 したがって、バインディング機構200を開けるには、ハンドル210を(図 17で反時計回りに)回転させることによって、キャッチ208のロッキング面 260がキャッチピン206から離れて動くようにする。したがって、ブーツを 持上げると、係合部材202はトリガ206とともに開位置へ向けて(図17で 時計回りに)自由に回転できる。
【0066】 上記からわかるように、図14から図18に例示する実施例では、ブーツ自体 がバインディング機構を閉配置に保持するという役割を果たす。この結果、ブー ツを定位置にロックすることなく、両方のバインディング機構が自動的に開状態 へと動く。これは、各々がその開位置へ向けて付勢されているからである。この ことは、両方のバインディング機構が適切に係合されていなければバインディン グ機構が閉位置にロックすることを防ぐので、有利である。これにより、多くの ステップインバインディング起こり得るような、バインディングの誤ったトリガ 、すなわちブーツがバインディングに適切に固定されていないのに一方の係合機 構が動いて閉位置に固定されてしまい、乗り手が踏み込む前にバインディングを リセットしなければならないといった事態が防止される。
【0067】 図14から図18の実施例では、誤ったトリガは起こり得ない。最初に、乗り 手は上述のようにバインディング機構の一方を閉じながらバインディングに踏み 込むことになる。ただし、他方のバインディング機構が適切に固定されていなけ れば、ブーツ201はバインディング機構200との係合からはずれて動き得る 。閉じられたバインディング機構におけるトリガは、開位置に向けて旋回ピン2 32のまわりで回転するよう付勢されており、キャッチピン206をキャッチ2 08から係合解除させる。ここで、係合部材202の上方向の回転は、キャッチ ピン206とキャッチ208との相互作用によっては妨害されない。トリガ20 4上のキャッチピン206はキャッチ208から外されており、したがって係合 部材202は開位置へと動くことができる。さらに、係合部材202は開位置へ 向けて付勢されているので、バインディング機構200は自動的に開配置へとリ セットする。
【0068】 図14から図18に示す実施例では、バインディングの両側のバインディング 機構には、バインディング機構を開配置へと動かすことができるようにハンドル 40が設けられ得る。しかしながら、上述のように、本考案はこの点に限定され ず、ハンドル40をバインディング機構の一方のみに設けても、またブーツ上に 設けてもよい。これは、ブーツを係合部材の第1のものから外すことによって、 乗り手が他方のバインディング機構上のハンドルを何ら作動させなくても、他方 のバインディング機構からブーツを外して動かし得るようにブーツを回転できる ようになるからである。
【0069】 本考案の別の局面は、固有のヒールフープおよびベースインターフェイスを含 む、バインディングに向けられる。公知の構成のとおり、ヒールフープはハイバ ックを支持し得る。このハイバックは、所望の前方傾斜の設定を調節するために ヒールからトウの方向へと回転するようにヒールフープに可動に装着され、かつ /または所望の横方向位置へと垂直軸のまわりを回転できる。しかしながら、本 考案のこの局面は、何らかの特定のハイバック構成を用いることに限定されない 。
【0070】 図1および図19〜23に示す実施例では、バインディング20は、以下にさ らに述べる態様でベース38に可動に装着されたヒールフープ300を含む。こ のヒールフープ300は、ハイバック302が実質上垂直な軸304のまわりを 回転できるように、また軸306のまわりをヒールからトウの方向に回転できる ような態様で、ハイバック302(図1)を支持する。これを達成するには、1 対のスロット308および310をヒールフープ内に形成して、ハイバックを所 望の配向に保持するためのファスナ(図示せず)を調節可能に受けるようにする 。このような装着技術は、同一譲受人の米国特許第5,356,170号に記載 される。しかしながら、本考案は特定のハイバック装着技術には何ら限定されな い。
【0071】 一実施例では、ヒールフープ300は湾曲したバック部分320を含み、これ はハイバック302の一部と接触する。図19および図20に示すように、側部 アーム322および324が湾曲したバック部分320から延びてベース38と 係合する。一実施例では、この湾曲したバック部分320と側部アーム322お よび324とは、単一の要素として一体的に形成される。しかしながら、本考案 はこの点に限定されず、ヒールフープ300を複数の構成要素から形成してもよ い。
【0072】 ここに記載のスノーボードバインディングは、さまざまなの大きさのブーツと ともに採用され得る。上述のステップインの構成で用いられる場合、ブーツは、 ブーツと係合部材との係合により中心で合わせられる(center-registered)。 したがって、ブーツはバインディングの長さ方向に固定される。これに応じて、 図示した実施例では、ヒールフープの位置は、ハイバックとブーツとの間でぴっ たりフィットさせつつ種々の大きさのブーツに適応するように、ベース38に対 して調節可能である。よって、一実施例では、ヒールフープ300は入れ子式に バインディングベースに可動なように装着され、所望の位置に固定され得る。図 19に示すように、ヒールフープ300はベース38に対してある位置に置かれ 、ここでヒールフープは、バインディングが比較的大きなブーツを受けることが できるようにベースの中心から離れて位置付けられる。図20では、ヒールフー プ300はベース38に対して別の位置に置かれ、ここではヒールフープは、バ インディングが比較的小さなブーツを受けることができるようにベースのトウ端 部に向けて前方に動かして位置付けられる。ある実施例では、ヒールフープ30 0は約17mmの範囲「R」にわたって調節可能であるが、これより大きなまた は小さな範囲も実現可能である。このような範囲は、小さなサイズのバインディ ングの場合ブーツのサイズ4〜10に適応し、大きなサイズのバインディングの 場合にはブーツのサイズ10〜15に適応するとされる。
【0073】 ここに記載の実施例では、ヒールフープの側部アーム322および324は、 ベース38のタワー326および328に各々係合する。これらの側部アーム3 22および324は各々スロット340および342を含み、ベースのタワー3 26および328は各々対応の孔343および345を含む(図1参照)。これ らのスロットと孔とが協働してファスナ(図示せず)を受け、ヒールフープ30 0を所望の位置に固定する。このファスナは、ナットおよびボルトの構成である か、または本考案はこの点に限定されないので、工具なし(tool-free)ファス ナなどの他の好適なファスナであり得る。複数のリブ348および349(図1 および図19参照)がタワー326および328上に形成されてもよく、また対 応のリブ353(図1参照)がさらにしっかり固定させるために各側部アーム3 22および324上に形成されてもよい。スロットは側部アーム上に形成され、 孔はタワー上に形成されるが、スロットをタワーに形成し、孔を側部アームに形 成するという逆の構成を採用してもよい。さらに、スロットが採用されているが 、本考案はこの点に限定されないので、間隔のおかれた一連の孔を採用してもよ い。さらに、リブを用いると有利であるが、本考案のこの局面はリブの採用に限 定されない。
【0074】 ハイバックを支持するヒールフープは、乗り手がハイバックに対してもたれか かるときにかなり大きな力に耐えなければならない。特に、ヒールフープは、乗 り手がハイバックにもたれかかるときにハイバックからスノーボードへ効果的に 力を伝達しながら、ヒールフープにかかるトルクが引起す応力に対して補正を行 なうために、用いられ得る。少なくとも1つの従来のバインディングにおいて、 トルクが引起す応力の補正を行ないつつヒールフープを可動に装着するために、 ヒールフープは、ヒールフープの長いレバーアームが係合部材の前方に延びるよ うに、係合部材の前後両方にある取付点でベースに取付けられる。このようなヒ ールフープ構造の一例は、同一譲受人の出願連続番号第09/442,779号 (譲渡された米国特許第6,102,429号)に記載される。
【0075】 本考案の一実施例では、ヒールフープ300は、ヒールフープ300のいずれ の部分も係合部材の前方に取付けられないような態様で、バインディング20に 調節可能に装着される。調節可能にするためには、しかも効果的に力をボードに 伝達してヒールフープとベースとのインターフェイスがそこに与えられるトルク が引起す大きな応力に耐え得るようにするためには、ヒールフープを鋼などの剛 性の材料から形成し得る。これに代えて、ヒールフープ300はプラスチックな どの非金属材料から形成されてもよく、図19および図20に示すように係合部 材の後のある位置でタワー326および328ならびにバインディングベースと 嵌め合い係合し、さらに力を適切に伝達してトルクが引起す応力を補正する。後 にわかるように、適切に力を伝達してトルクが引起す応力を補正するためには、 ヒールフープは、必ずしもというわけではないが、好ましくは1つ以上の係合位 置でベースと係合する。
【0076】 一実施例では、ヒールフープは複数の場所でベースと係合して、トルクが引起 す応力を補正する。このような場所の1つとして、側壁とタワーとの間のインタ ーフェイス380および382(図19および図20参照)がある。別の場所と して、タワー326および328の頂部354および356と、ヒールフープ3 00上に形成されたレッジ350および352(図19および図20参照)との 間のインターフェイスがある。これに関して、レッジ350および352は、そ れぞれタワー326および328の頂部354および356上に位置し、乗り手 がハイバックにもたれかかる際にヒールフープにかかる力が、レッジと係合する タワーの頂部によって妨害されるようにする。なお、トルクが引起す応力の量を 最小にすることは、ヒールフープ300のレッジ350および352が位置する タワー326および328の頂部354および356と、ベース38との間の高 さ(H)を最大化することにより達成され得る(図19参照)。一実施例では、 この距離は、約20mmから約55mm、より好ましくは約35mmから約50 mm、さらに好ましくは約40mmであり得る。
【0077】 一実施例では、ベース38の一部がヒールフープ300の一部の上に重なり、 これによって、ヒールフープがベースと係合するさらに別の場所がもたらされる 。図1および図21に示す実施例では、側部アーム322および324の下方端 部は、そこから外方向に延びてバインディングがそこに固定されるときスノーボ ードの上面で支えられる足台部(feet)360(一方のみが図示されている)で 終わる。ベース38は対応の溝362(図1、図22および図23参照)ととも に形成されており、これはその中に足台部360をスライドするように受ける。 この溝362は各々キャップ370(図22および図23参照)を含み、このキ ャップは、足台部が溝内に位置付けられるとき足台部の側部および前部の少なく とも一部分の上に重なるように構成される。したがって、乗り手がハイバックに もたれかかる際にヒールフープに係る力は、足台部360と係合するキャップ3 70によって妨害される。
【0078】 ここに記載の実施例はヒールフープおよびベースの特定の係合構成を含むが、 本考案はこの点に限定されず、この他の係合位置も採用され得る。
【0079】 一実施例では、ヒールフープ300はベース部分または交差部材330を含ん でもよく、これは乗り手のブーツの下に位置して対向する側部アーム322およ び324を相互に接続する。したがって、この交差部材は、側部アームを比較的 硬い態様で接合させることにより、ヒールフープ320の構造上の一体性を高め るために採用され得る。この交差部材はまた、力を直接ボードに伝達する役割も 果たし得る。これに関して、図21および図23から最も明らかなように、交差 部材はさらに、バインディングがそこに取付けられるとき、スノーボードの上面 に直接支えられるスノーボード係合面390を含む。ヒールフープに力がかかる ときにスノーボードの表面に生じ得る何らかの損傷を最小にするために、このス ノーボード係合面390は好適な表面積を含み、これはスノーボードを形成する 特定の材料または構造に依存し得る。
【0080】 一実施例では、交差部材330は、嵌合窪み333内のベース38にわたって スライドする前方部分331を含む。このバインディングはまた、交差部材の上 面に好適に位置付けられてブーツとスノーボードとの間のいかなる間隙もなくし てボードの反応を高め得る、ヒールパッド334も含み得る。一実施例では、こ のヒールパッド334は交差部材330に装着され、前方部分331へと延び得 る。このバインディングはまたトウパッド336(図1参照)を含んでもよく、 これは、ブーツのトウ領域とベースとの間のいかなるギャップもなくすようにベ ース38のトウ端部に装着され得る。しかしながら、本考案はこの点に限定され ないので、ヒールパッドもトウパッドも採用しなくてもよいということがわかる 。
【0081】 ここではステップインバインディングとともに調節可能なヒールフープが記載 されたが、本考案はこの点に限定されず、この調節可能なヒールフープを他のタ イプのバインディングとともに採用することもできる。
【0082】 上述のように、上記の実施例のさまざまな組合せをともに採用してもよい。し かしながら、本考案のこれらの局面はこの点に限定されない。したがって、特定 の実施例を参照して述べられた本考案の一局面を、他の実施例または他の実施例 のさまざまな組合せにおいて用いることもできる。
【0083】 このように本考案の特定の実施例を述べてきたことにより、当業者はさまざま な変更、変形および改良を容易になすことができるであろう。このような変更、 変形および改良は本考案の精神および範囲内で行なわれることが意図される。し たがって、上述の記載は単に例示の目的であり、限定を意図するものではない。 本考案は前掲の請求の範囲およびその等価物によってのみ規定される。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案の一実施例に従ったスノーボードバイ
ンディングの斜視分解図である。
【図2】 図1のスノーボードバインディングの一部の
斜視図である。
【図3】 図1および図2のスノーボードバインディン
グにおいて用いられるロッキング機構の一部の拡大切断
斜視図である。
【図4】 第1の係合位置で示される、図2および図3
のロッキング機構の部分の拡大斜視図である。
【図5】 第2の係合位置で示される、図2および図3
のロッキング機構の部分の拡大斜視図である。
【図6】 ロッキング機構の開いたところを示す図1の
バインディングの一部の斜視図である。
【図7】 ロック解除されているが係合された位置で示
される、図1のバインディングの一部の斜視図である。
【図8】 ロック解除され連続して係合解除された位置
における、図2から図5のロッキング機構の一部を示す
図である。
【図9】 ロック解除され連続して係合解除された位置
における、図2から図5のロッキング機構の一部を示す
図である。
【図10】 ロック解除され連続して係合解除された位
置における、図2から図5のロッキング機構の一部を示
す図である。
【図11】 ロック解除され連続して係合解除された位
置における、図2から図5のロッキング機構の一部を示
す図である。
【図12】 図1から図11のロッキング機構の一部の
分解斜視図である。
【図13】 図12のバインディング機構の代替的実施
例の一部の斜視図である。
【図14】 本考案の別の実施例に従った代替的なバイ
ンディング機構の一部の側面図である。
【図15】 バインディング機構に係合するブーツの一
部を示す図14のバインディング機構の側面図である。
【図16】 第1のロック位置にあるスノーボードブー
ツの部分に係合する、図14および図15のバインディ
ング機構の側面図である。
【図17】 ロック解除位置で示される、図14から図
16のバインディング機構の側面図である。
【図18】 再びロック解除位置で示される、図14か
ら図16のバインディング機構の側面図である。
【図19】 ヒールフープに向けられた本考案の代替的
実施例の斜視図であり、バインディングベースに対して
第1の位置にあるヒールフープを示す図である。
【図20】 バインディングベースに対して第2の位置
にある図19のヒールフープの斜視図である。
【図21】 図19および図20のヒールフープの一部
の側面図である。
【図22】 図19から図21に示すベースの一部の後
方斜視図である。
【図23】 図19から図22のヒールフープの一部お
よびベースの下方側面図である。
フロントページの続き (72)考案者 クリスティアン・ブロイエル ドイツ連邦共和国、デー−79268 ボート ツィンゲン、ゴッテンハイマーシュトラー セ、15

Claims (68)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スノーボードブーツをスノーボードに固
    定するためのスノーボードバインディング機構であっ
    て、前記機構は、 開位置と少なくとも1つの閉位置とを有する少なくとも
    1つの可動係合部材を含み、前記係合部材は前記ブーツ
    を前記スノーボードに固定するよう適合され、前記少な
    くとも1つの係合部材は、少なくとも1つの閉位置にあ
    るとき、開位置の方へ付勢されている、スノーボードバ
    インディング機構。
  2. 【請求項2】 前記少なくとも1つの閉位置が複数の閉
    位置を含む、請求項1に記載の機構。
  3. 【請求項3】 前記複数の閉位置のうちの1つが完全に
    閉じた位置にあり、前記少なくとも1つの可動係合部材
    が、完全に閉じた位置から開位置までの範囲にわたって
    開位置の方へ付勢される、請求項2に記載の機構。
  4. 【請求項4】 前記少なくとも1つの係合部材が、スノ
    ーボードブーツが前記少なくとも1つの係合部材と係合
    されていなければ、開位置へと自動的にリセットされ
    る、請求項1に記載の機構。
  5. 【請求項5】 前記少なくとも1つの係合部材から独立
    して回転するよう適合された第1のロッキング要素と、
    少なくとも1つの係合部材から独立して回転するよう適
    合された第2のロッキング要素とを有する少なくとも1
    つのロッキングアセンブリをさらに含み、前記第1およ
    び第2のロッキング要素が互いに係合して、前記少なく
    とも1つの係合部材を前記少なくとも1つの閉位置にロ
    ックする、請求項1に記載の機構。
  6. 【請求項6】 前記第2のロッキング要素が、前記少な
    くとも1つの係合部材に旋回するよう装着される、請求
    項5に記載の機構。
  7. 【請求項7】 前記ロッキングアセンブリが、ブーツが
    前記第1のロッキング要素を前記第2のロッキング要素
    と係合させて保持するよう構成される、請求項5に記載
    の機構。
  8. 【請求項8】 前記少なくとも1つの係合部材に可動的
    に装着されたトリガをさらに含み、前記トリガは、前記
    少なくとも1つの可動係合部材を前記少なくとも1つの
    閉位置に動かすように構成および配置され、前記トリガ
    が前記第2のロッキング要素を含む、請求項5に記載の
    機構。
  9. 【請求項9】 前記第2のロッキング要素が、限定され
    た範囲にわたって前記少なくとも1つの係合部材に対し
    て回転するよう適合される、請求項6に記載の機構。
  10. 【請求項10】 前記少なくとも1つのロッキングアセ
    ンブリが、前記開位置に対応するロック解除配置と、前
    記少なくとも1つの閉位置に対応する少なくとも1つの
    ロック配置とを含み、第2のロッキング要素が前記ロッ
    ク解除配置の方へ付勢される、請求項5に記載の機構。
  11. 【請求項11】 前記少なくとも1つの閉位置が複数の
    閉位置を含み、前記複数の閉位置のうちの1つが完全に
    閉じた位置であり、少なくとも1つのロック位置が前記
    複数の閉位置に対応する複数のロック位置を含み、前記
    第2のロッキング要素が、完全なロック配置からロック
    解除配置までの範囲にわたって、ロック解除配置の方へ
    付勢される、請求項10に記載の機構。
  12. 【請求項12】 スノーボードバインディングと組合さ
    れ、前記スノーボードバインディングはヒールからトウ
    の方向に延びる長さ方向軸を規定するベースを有し、前
    記少なくとも1つの係合部材が、前記ベースの前記長さ
    方向軸に沿って延びる軸のまわりで動くように前記ベー
    スに装着される、請求項1に記載の機構。
  13. 【請求項13】 前記少なくとも1つの係合部材が第1
    および第2の係合部材を含み、前記少なくとも1つのロ
    ッキングアセンブリが、前記第1および第2の係合部材
    をロックするようそれぞれ適合された第1および第2の
    ロッキングアセンブリを含む、請求項5に記載の機構。
  14. 【請求項14】 前記スノーボードブーツと組合され
    る、請求項1に記載の機構。
  15. 【請求項15】 前記スノーボードブーツと組合され
    る、請求項4に記載の機構。
  16. 【請求項16】 前記少なくとも1つの係合部材に可動
    的に装着されたトリガをさらに含み、前記トリガは、前
    記少なくとも1つの可動係合部材を前記少なくとも1つ
    の閉位置に動かすよう構成および配置される、請求項1
    に記載の機構。
  17. 【請求項17】 前記少なくとも1つの可動係合部材を
    前記少なくとも1つの閉位置にロックするよう適合され
    た少なくとも1つのロッキングアセンブリをさらに含
    み、前記ロッキングアセンブリはオーバセンタロッキン
    グ構成を含む、請求項1に記載の機構。
  18. 【請求項18】 スノーボードブーツをスノーボードに
    固定するためのスノーボードバインディング機構であっ
    て、前記機構は、 前記ブーツの第1の部分に係合し、かつ前記スノーボー
    ドブーツの第1のソール部分の下にある何らかの雪、氷
    またはデブリの厚さを補正するよう適合された第1の係
    合部材と、 前記ブーツの第2の部分と係合し、かつ前記スノーボー
    ドブーツの前記第1のソール部分の下に何らかの雪、氷
    またはデブリがあることによって前記第1の係合部材に
    より行なわれる何らかの補正とは独立して、前記スノー
    ボードブーツの第2のソール部分の下にある何らかの
    雪、氷またはデブリの厚さを補正するよう適合される、
    第2の係合部材とを含む、スノーボードバインディング
    機構。
  19. 【請求項19】 前記係合部材の各々が開位置と複数の
    閉位置との間で動くよう適合され、前記係合部材のうち
    の1つが前記複数の閉位置のうちの1つにブーツを保持
    する、請求項18に記載の機構。
  20. 【請求項20】 前記第1の係合部材を前記複数の閉位
    置のうちのいずれかにロックするよう適合された第1の
    ロッキングアセンブリと、前記第2の係合部材を前記複
    数の閉位置のいずれかにロックするよう適合された第2
    のロッキングアセンブリとをさらに含む、請求項18に
    記載の機構。
  21. 【請求項21】 各ロッキングアセンブリが、前記少な
    くとも1つの係合部材から独立して回転するよう適合さ
    れた第1のロッキング要素と、第2のロッキング要素と
    を含み、前記第1および第2のロッキング要素は互いに
    係合して前記少なくとも1つの係合部材を前記少なくと
    も1つの閉位置にロックする、請求項20に記載の機
    構。
  22. 【請求項22】 前記第2のロッキング要素が、前記第
    1の係合部材から独立して回転するよう適合される、請
    求項21に記載の機構。
  23. 【請求項23】 前記第1のロッキングアセンブリの前
    記第1のロッキング要素が、前記第2のロッキングアセ
    ンブリの前記第1のロッキング要素から独立して回転す
    るよう装着される、請求項21に記載の機構。
  24. 【請求項24】 各ロッキングアセンブリがオーバセン
    タロッキング構成を含む、請求項20に記載の機構。
  25. 【請求項25】 各ロッキングアセンブリが、増大する
    半径を有する要素を含む、請求項20に記載の機構。
  26. 【請求項26】 スノーボードブーツをスノーボードに
    固定するためのスノーボードバインディングであって、
    前記バインディングは、 前記ブーツを受けるよう適合されたベースを含み、前記
    ベースはヒール端部およびトウ端部を有し、かつヒール
    からトウの方向に延びる長さ方向軸を規定し、前記バイ
    ンディングはさらに、 前記ベースに装着され、前記ブーツの第1の部分に係合
    するよう適合された第1の係合部材と、 前記ベースに装着され、前記ブーツの第2の部分に係合
    するよう適合された第2の係合部材と、 第1のロック解除位置と複数の第1のロック位置との間
    で動くよう前記ベースに装着された第1のロッキング機
    構とを含み、前記第1のロッキング機構は、前記第1の
    ロッキング機構が前記第1のロック位置の各々にあると
    き、前記第1の係合部材に係合し、前記第1のロッキン
    グ機構は前記ブーツとは直接係合せず、前記バインディ
    ングはさらに、 第2のロック解除位置と複数の第2のロック位置との間
    で動くよう前記ベースに装着された第2のロッキング機
    構を含み、前記第2のロッキング機構は、第2のロッキ
    ング機構が前記第2のロック位置の各々にあるとき前記
    第2の係合部材と係合し、前記第2のロッキング機構は
    前記ブーツとは直接係合しない、スノーボードバインデ
    ィング。
  27. 【請求項27】 前記第1の係合部材が、前記第1のロ
    ック解除位置に対応する第1の開位置と、前記複数の第
    1のロック位置に対応する複数の第1の閉位置との間で
    動くよう適合され、前記第2の係合部材が、前記第2の
    ロック解除位置に対応する第2の開位置と、前記複数の
    第2のロック位置に対応する複数の第2の閉位置との間
    で動くよう適合され、前記第1および第2の係合部材は
    互いから独立して動くよう適合される、請求項26に記
    載のバインディング。
  28. 【請求項28】 前記スノーボードブーツと組合され
    る、請求項26に記載のバインディング。
  29. 【請求項29】 スノーボードブーツをスノーボードに
    固定するためのスノーボードバインディングであって、
    前記バインディングは、 前記ブーツを受けるよう適合されたベースと、 開位置と少なくとも1つの閉位置との間で可動的にベー
    スに装着された少なくとも1つの係合部材とを含み、前
    記少なくとも1つの係合部材は前記ブーツに係合するよ
    う適合され、前記バインディングはさらに、 前記ベースに対して前後方向に動くよう前記ベースに調
    節可能に装着された非金属製のヒールフープを含み、前
    記ヒールフープは、前記ヒールフープのいずれの部分も
    前記少なくとも1つの係合部材の前方に延びないように
    前記ベースのある場所に装着される、スノーボードバイ
    ンディング。
  30. 【請求項30】 前記ヒールフープが入れ子式に前記ベ
    ースに調節可能に装着される、請求項29に記載のバイ
    ンディング。
  31. 【請求項31】 前記ヒールフープが、約17mmの範
    囲にわたって前記ベースに調節可能に装着される、請求
    項29に記載のバインディング。
  32. 【請求項32】 前記ベースが1対のタワーを含み、前
    記ヒールフープが、前記タワーに係合する対応の1対の
    側部アームを含む、請求項29に記載のバインディン
    グ。
  33. 【請求項33】 前記タワーおよび前記側部アームがそ
    れらの上に形成されたリブを含み、前記側部アームのリ
    ブが前記タワー上のリブと係合する、請求項32に記載
    のバインディング。
  34. 【請求項34】 前記ヒールフープが複数の場所で前記
    ベースと係合する、請求項29に記載のバインディン
    グ。
  35. 【請求項35】 前記タワーが各々頂面を含み、前記側
    部アームが各々前記タワーの対応する頂面上に位置する
    レッジを含む、請求項32に記載のバインディング。
  36. 【請求項36】 前記タワーが前記ベースと前記タワー
    の頂面との間で規定された高さを有し、前記高さが約2
    0mmから約55mmの範囲である、請求項35に記載
    のバインディング。
  37. 【請求項37】 前記高さが約35mmから約50mm
    の範囲である、請求項36に記載のバインディング。
  38. 【請求項38】 前記高さが約40mmである、請求項
    37に記載のバインディング。
  39. 【請求項39】 前記ヒールフープが足台部で終わる側
    部アームを含み、前記足台部がその一部分の下で前記ベ
    ースと係合する、請求項29に記載のバインディング。
  40. 【請求項40】 前記ベースが、前記足台部をスライド
    させて受ける溝を含む、請求項39に記載のバインディ
    ング。
  41. 【請求項41】 前記溝が、前記足台部の少なくとも一
    部の上に重なるキャップを含む、請求項40に記載のバ
    インディング。
  42. 【請求項42】 前記足台部が、前記バインディングが
    そこに固定されると前記スノーボードの上面で支えられ
    るように構成および配置される、請求項39に記載のバ
    インディング。
  43. 【請求項43】 前記ヒールフープが、側部アームと、
    前記側部アームを相互接続するベース部分とを含み、前
    記ベース部分は、前記ブーツが前記バインディングに固
    定されると前記ブーツの下になるように構成および配置
    される、請求項29に記載のバインディング。
  44. 【請求項44】 前記ベース部分が、前記バインディン
    グがそこに固定されるとスノーボードの上面で支えられ
    るように構成および配置されるスノーボード係合面を含
    む、請求項43に記載のバインディング。
  45. 【請求項45】 前記ベース部分のスノーボード係合面
    が、乗り手がヒールフープにもたれかかるとき前記ベー
    ス部分が前記スノーボードの前記上面で支えられるの
    で、前記スノーボードの前記上面に対する損傷を防ぐの
    に十分な面積である、請求項44に記載のバインディン
    グ。
  46. 【請求項46】 前記ヒールフープに装着されたハイバ
    ックをさらに含む、請求項29に記載のバインディン
    グ。
  47. 【請求項47】 前記ヒールフープがそこに装着された
    ヒールパッドを含み、前記ヒールパッドは、前記ブーツ
    が前記バインディング内に固定されると前記ブーツのヒ
    ールの下になるように構成および配置される、請求項2
    9に記載のバインディング。
  48. 【請求項48】 前記ヒールフープが側部アームおよび
    前記側部アームと相互接続するベース部分を含み、前記
    ベース部分が、ブーツがバインディングに固定されると
    き前記ブーツの下になるように構成および配置され、前
    記ヒールパッドが前記ベース部分の上面に装着される、
    請求項47に記載のバインディング。
  49. 【請求項49】 スノーボードブーツをスノーボードに
    固定するためのスノーボードバインディングであって、
    前記バインディングは、 前記ブーツを受けるよう適合されたバインディングベー
    スと、 前記バインディングベースに対して前後方向に動くよう
    前記バインディングベースに調節可能に装着されたヒー
    ルフープとを含み、前記ヒールフープは、前記ブーツが
    前記バインディング内に保持されるとき少なくとも部分
    的に前記ブーツのソールの下になるよう適合されるベー
    ス部分を含む、スノーボードバインディング。
  50. 【請求項50】 前記ヒールフープが入れ子式に前記ベ
    ースに調節可能に装着される、請求項49に記載のバイ
    ンディング。
  51. 【請求項51】 前記ヒールフープが、約17mmの範
    囲にわたって前記ベースに調節可能に装着される、請求
    項49に記載のバインディング。
  52. 【請求項52】 前記バインディングベースが1対のタ
    ワーを含み、前記ヒールフープが前記タワーに係合する
    対応の1対の側部アームを含む、請求項49に記載のバ
    インディング。
  53. 【請求項53】 前記タワーおよび前記側部アームがそ
    れらの上に形成されたリブを含み、前記側部アームのリ
    ブが前記タワー上のリブに係合する、請求項52に記載
    のバインディング。
  54. 【請求項54】 前記ヒールフープが複数の場所で前記
    バインディングベースと係合する、請求項41に記載の
    バインディング。
  55. 【請求項55】 前記タワーが各々頂面を含み、前記側
    部アームが各々、前記タワーの対応する頂面上に位置す
    るレッジを含む、請求項52に記載のバインディング。
  56. 【請求項56】 前記タワーが、前記バインディングベ
    ースと前記タワーの頂面との間で規定された高さを有
    し、前記高さが約20mmから約55mmの範囲であ
    る、請求項55に記載のバインディング。
  57. 【請求項57】 前記高さが約35mmから約50mm
    の範囲である、請求項56に記載のバインディング。
  58. 【請求項58】 前記高さが約40mmである、請求項
    57に記載のバインディング。
  59. 【請求項59】 前記ヒールフープが足台部で終わる側
    部アームを含み、前記足台部がその一部の下で前記ベー
    スと係合する、請求項49に記載のバインディング。
  60. 【請求項60】 前記バインディングベースが前記足台
    部をスライドさせて受ける溝を含む、請求項59に記載
    のバインディング。
  61. 【請求項61】 前記溝が前記足台部の少なくとも一部
    の上に重なるキャップを含む、請求項60に記載のバイ
    ンディング。
  62. 【請求項62】 前記足台部が、前記バインディングが
    そこに固定されるとき前記スノーボードの上面で支えら
    れるように構成および配置される、請求項61に記載の
    バインディング。
  63. 【請求項63】 前記ヒールフープが側部アームを含
    み、前記ベース部分が前記側部アームを相互接続する、
    請求項49に記載のバインディング。
  64. 【請求項64】 前記ベース部分が、前記バインディン
    グがそこに固定されるとき前記スノーボードの上面で対
    して支えられるように構成および配置されるスノーボー
    ド係合面を含む、請求項63に記載のバインディング。
  65. 【請求項65】 前記ベース部分の前記スノーボード係
    合面が、乗り手がヒールフープにもたれかかるとき前記
    ベース部分が前記スノーボードの上面に支えられるの
    で、前記スノーボードの上面に対する損傷を防ぐのに十
    分な面積である、請求項64に記載のバインディング。
  66. 【請求項66】 前記ヒールフープに装着されたハイバ
    ックをさらに含む、請求項49に記載のバインディン
    グ。
  67. 【請求項67】 前記ヒールフープの前記ベース部分が
    そこに装着されたヒールパッドを含み、前記ヒールパッ
    ドは、前記ブーツが前記バインディング内に固定される
    とき前記ブーツのヒールの下になるよう構成および配置
    される、請求項49に記載のバインディング。
  68. 【請求項68】 前記バインディングベースに可動的に
    装着され、開位置および少なくとも1つの閉位置を有す
    る少なくとも1つの係合部材をさらに含み、前記係合部
    材は、前記ブーツをスノーボードに固定するよう適合さ
    れ、前記少なくとも1つの係合部材は、少なくとも1つ
    の閉位置にある場合、前記開位置の方へ付勢される、請
    求項49に記載のバインディング。
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