JP2764805B2 - スノーボードブーツのバックサポート - Google Patents
スノーボードブーツのバックサポートInfo
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- JP2764805B2 JP2764805B2 JP8032795A JP3279596A JP2764805B2 JP 2764805 B2 JP2764805 B2 JP 2764805B2 JP 8032795 A JP8032795 A JP 8032795A JP 3279596 A JP3279596 A JP 3279596A JP 2764805 B2 JP2764805 B2 JP 2764805B2
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- JP
- Japan
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- heel
- back support
- side portions
- snowboard boot
- curved
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- A—HUMAN NECESSITIES
- A43—FOOTWEAR
- A43B—CHARACTERISTIC FEATURES OF FOOTWEAR; PARTS OF FOOTWEAR
- A43B23/00—Uppers; Boot legs; Stiffeners; Other single parts of footwear
- A43B23/08—Heel stiffeners; Toe stiffeners
- A43B23/16—Heel stiffeners; Toe stiffeners made of impregnated fabrics, plastics or the like
- A43B23/17—Heel stiffeners; Toe stiffeners made of impregnated fabrics, plastics or the like made of plastics
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A43—FOOTWEAR
- A43B—CHARACTERISTIC FEATURES OF FOOTWEAR; PARTS OF FOOTWEAR
- A43B5/00—Footwear for sporting purposes
- A43B5/04—Ski or like boots
- A43B5/0401—Snowboard boots
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A43—FOOTWEAR
- A43B—CHARACTERISTIC FEATURES OF FOOTWEAR; PARTS OF FOOTWEAR
- A43B5/00—Footwear for sporting purposes
- A43B5/04—Ski or like boots
- A43B5/0427—Ski or like boots characterised by type or construction details
- A43B5/0482—Ski or like boots characterised by type or construction details made from materials with different rigidities
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A43—FOOTWEAR
- A43B—CHARACTERISTIC FEATURES OF FOOTWEAR; PARTS OF FOOTWEAR
- A43B7/00—Footwear with health or hygienic arrangements
- A43B7/14—Footwear with health or hygienic arrangements with foot-supporting parts
- A43B7/18—Joint supports, e.g. instep supports
- A43B7/20—Ankle-joint supports or holders
Landscapes
- Health & Medical Sciences (AREA)
- General Health & Medical Sciences (AREA)
- Physical Education & Sports Medicine (AREA)
- Epidemiology (AREA)
- Public Health (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Materials Engineering (AREA)
- Footwear And Its Accessory, Manufacturing Method And Apparatuses (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、スノーボードブーツの
バックサポートに関する。さらに詳しくは、スノーボー
ドにブーツを介して固定される足の前後方向の傾動に柔
軟に対応するスノーボードブーツのバックサポートに関
する。
バックサポートに関する。さらに詳しくは、スノーボー
ドにブーツを介して固定される足の前後方向の傾動に柔
軟に対応するスノーボードブーツのバックサポートに関
する。
【０００２】
【従来の技術】スノーボードに係合機構を介して固定さ
れるスノーボードブーツは、運動中の足の姿勢をスノー
ボードに対して強固に固定する機能を有している。横乗
りに特徴があるスノーボードでは、足首を前傾させる脚
力が要求される。この要求に応えて、本発明者は締め紐
でブーツの脚部を前傾させる構造を与えたブーツを開発
してきた。
れるスノーボードブーツは、運動中の足の姿勢をスノー
ボードに対して強固に固定する機能を有している。横乗
りに特徴があるスノーボードでは、足首を前傾させる脚
力が要求される。この要求に応えて、本発明者は締め紐
でブーツの脚部を前傾させる構造を与えたブーツを開発
してきた。
【０００３】このような構造性を与えらるために、ヒー
ルカップを改良したブーツを開発した。改良されたヒー
ルカップは、従来のヒールカップを上方に延長した上方
延長部分を備えている。ヒールカップとは別にヒールカ
ップに沿わせてヒールカップより上方に延びるバックサ
ポートを付加することにより、前記と同じ構造性を付与
することができる。
ルカップを改良したブーツを開発した。改良されたヒー
ルカップは、従来のヒールカップを上方に延長した上方
延長部分を備えている。ヒールカップとは別にヒールカ
ップに沿わせてヒールカップより上方に延びるバックサ
ポートを付加することにより、前記と同じ構造性を付与
することができる。
【０００４】このように開発されたブーツの構造が強靱
であり過ぎると、構造部材から後面に圧力を受ける足首
が疲労し、痛くなることがある。足首の前傾を補助する
構造性を有しこのような足首の疲労を軽減するスノーボ
ードブーツが要請されている。更には、前傾構造性とと
もに側方力を柔軟に補助する側方構造性も要請されてい
る。
であり過ぎると、構造部材から後面に圧力を受ける足首
が疲労し、痛くなることがある。足首の前傾を補助する
構造性を有しこのような足首の疲労を軽減するスノーボ
ードブーツが要請されている。更には、前傾構造性とと
もに側方力を柔軟に補助する側方構造性も要請されてい
る。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】本発明はこのような技
術的背景に基づいてなされたものであり、下記目的を達
成する。
術的背景に基づいてなされたものであり、下記目的を達
成する。
【０００６】本発明の目的は、前傾構造性を与え疲労を
軽減させるスノーボードブーツのバックサポートを提供
することにある。
軽減させるスノーボードブーツのバックサポートを提供
することにある。
【０００７】本発明の他の目的は、バックサポートを改
良して前傾構造性を与え疲労を軽減させるスノーボード
ブーツのバックサポートを提供することにある。
良して前傾構造性を与え疲労を軽減させるスノーボード
ブーツのバックサポートを提供することにある。
【０００８】本発明の更に他の目的は、バックサポート
の形状変更のみにより前傾構造性を与え疲労を軽減させ
るスノーボードブーツのバックサポートを低廉に提供す
ることにある。
の形状変更のみにより前傾構造性を与え疲労を軽減させ
るスノーボードブーツのバックサポートを低廉に提供す
ることにある。
【０００９】本発明の更に他の目的は、バックサポート
を改良して前傾構造性を与え疲労を軽減させ更に側方力
を補助するスノーボードブーツのバックサポートを低廉
に提供することにある。
を改良して前傾構造性を与え疲労を軽減させ更に側方力
を補助するスノーボードブーツのバックサポートを低廉
に提供することにある。
【００１０】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に次のような手段を採る。
に次のような手段を採る。
【００１１】本発明１のスノーボードブーツのバックサ
ポートは、左右両側のヒール両側部分と前記ヒール両側
部分を湾曲しながら接続するヒール湾曲部分を備えるヒ
ール部分と、前記ヒール部分に上方に接続する上方部分
とからなり、前記上方部分の上端を含む後方部分が柔軟
部分として形成されている。
ポートは、左右両側のヒール両側部分と前記ヒール両側
部分を湾曲しながら接続するヒール湾曲部分を備えるヒ
ール部分と、前記ヒール部分に上方に接続する上方部分
とからなり、前記上方部分の上端を含む後方部分が柔軟
部分として形成されている。
【００１２】本発明２のスノーボードブーツのバックサ
ポートは、前記発明１において、前記柔軟部分は、形状
的に柔軟化されていることを特徴としている。
ポートは、前記発明１において、前記柔軟部分は、形状
的に柔軟化されていることを特徴としている。
【００１３】本発明３のスノーボードブーツのバックサ
ポートは、前記発明２において、前記上端が波状の形状
化されていることを特徴としている。
ポートは、前記発明２において、前記上端が波状の形状
化されていることを特徴としている。
【００１４】本発明４のスノーボードブーツのバックサ
ポートは、左右両側のヒール両側部分と前記ヒール両側
部分を湾曲しながら接続するヒール湾曲部分を備えるヒ
ール部分と、前記ヒール部分に上方に接続する中間部分
と、前記中間部分に上方に接続する上方部分とからな
り、前記上方部分の上端を含む後方部分が柔軟部分とし
て形成され、前記ヒール両側部分は前記中間部分よりも
前方に延びていることを特徴としている。
ポートは、左右両側のヒール両側部分と前記ヒール両側
部分を湾曲しながら接続するヒール湾曲部分を備えるヒ
ール部分と、前記ヒール部分に上方に接続する中間部分
と、前記中間部分に上方に接続する上方部分とからな
り、前記上方部分の上端を含む後方部分が柔軟部分とし
て形成され、前記ヒール両側部分は前記中間部分よりも
前方に延びていることを特徴としている。
【００１５】本発明５のスノーボードブーツのバックサ
ポートは、前記発明４において、前記柔軟部分は、形状
的に柔軟化されていることを特徴としている。
ポートは、前記発明４において、前記柔軟部分は、形状
的に柔軟化されていることを特徴としている。
【００１６】本発明６のスノーボードブーツのバックサ
ポートは、前記発明４において、前記上方部分は左右両
側の上方部両側部分を備え、前記上方部両側部分は前記
中間部分よりも前方に延びていることを特徴としてい
る。
ポートは、前記発明４において、前記上方部分は左右両
側の上方部両側部分を備え、前記上方部両側部分は前記
中間部分よりも前方に延びていることを特徴としてい
る。
【００１７】本発明のスノーボードブーツのバックサポ
ートは、ヒール部分より上方に位置する上方部分の柔軟
性が、前後方向に与えられている。前傾させる足首を押
圧する部分が柔軟であるから、バックサポートの上方部
分は足首を柔軟に前傾方向に押す。周期的に前後方向に
繰返し運動を行う足首は、平均化された力を受ける。強
い衝撃力が緩和された繰返し力を受ける足首の疲労が軽
減され、長時間使用によっても痛みが軽減される。
ートは、ヒール部分より上方に位置する上方部分の柔軟
性が、前後方向に与えられている。前傾させる足首を押
圧する部分が柔軟であるから、バックサポートの上方部
分は足首を柔軟に前傾方向に押す。周期的に前後方向に
繰返し運動を行う足首は、平均化された力を受ける。強
い衝撃力が緩和された繰返し力を受ける足首の疲労が軽
減され、長時間使用によっても痛みが軽減される。
【００１８】バックサポートの上方部分は、前方に延び
る両側部分を備えている。この両側部分は、側方力を備
えている。足は、バックサポートの上方部分の両側から
支持力を受ける。従って、歳差運動する足は、全方向か
らバックサポートにより支持される。
る両側部分を備えている。この両側部分は、側方力を備
えている。足は、バックサポートの上方部分の両側から
支持力を受ける。従って、歳差運動する足は、全方向か
らバックサポートにより支持される。
【００１９】バックサポートの上方部分の柔軟性は、上
端を波状に形成することにより与えられている。足の真
後ろを支持し前方方向に押す上方部分の中央部分は、前
後方向に傾斜しやすい。上方部分の両側部分は、前端が
自由であるから横方向にも柔軟である。
端を波状に形成することにより与えられている。足の真
後ろを支持し前方方向に押す上方部分の中央部分は、前
後方向に傾斜しやすい。上方部分の両側部分は、前端が
自由であるから横方向にも柔軟である。
【００２０】
（実施形態１）次に、本発明の実施の形態について説明
する。図１は、本発明に係わるスノーボードブーツを示
す正面図であり、一部が断面で示されている。スノーボ
ードブーツ１は、靴底部２、踵部３、指先部４、甲部
５、踵部３と甲部５に上方に接続する円筒状の脚部６か
ら構成されている。
する。図１は、本発明に係わるスノーボードブーツを示
す正面図であり、一部が断面で示されている。スノーボ
ードブーツ１は、靴底部２、踵部３、指先部４、甲部
５、踵部３と甲部５に上方に接続する円筒状の脚部６か
ら構成されている。
【００２１】靴底部２の下面側は、凹状に形成されてい
る。靴底部２の下面側の凹部に靴側係合機構が装着され
るが、この機構は図面上で省略されている。この靴側係
合機構は、ボード側係合機構に着脱自在に係合される。
ボード側係合機構も図面上は、省略されている。
る。靴底部２の下面側の凹部に靴側係合機構が装着され
るが、この機構は図面上で省略されている。この靴側係
合機構は、ボード側係合機構に着脱自在に係合される。
ボード側係合機構も図面上は、省略されている。
【００２２】締紐により中の足をスノーボードブーツ１
に強固に固定することができるが、スノーボードブーツ
１はある程度の柔軟性を与えられている。締紐７の締め
加減により、甲部５と脚部６との間の角度を調整するこ
とができる。甲部５と脚部６との間の角度の他の調整機
構は、本発明者により開発されている。この明細書にお
いては、角度調整機構として締紐７の実施形態のみを示
す。
に強固に固定することができるが、スノーボードブーツ
１はある程度の柔軟性を与えられている。締紐７の締め
加減により、甲部５と脚部６との間の角度を調整するこ
とができる。甲部５と脚部６との間の角度の他の調整機
構は、本発明者により開発されている。この明細書にお
いては、角度調整機構として締紐７の実施形態のみを示
す。
【００２３】図１中の一部の断面に現れているように、
踵部及び脚部６は、３層構造に形成されている。外層８
は、表皮革である。内層９は、裏皮革である。中間層
は、本発明のスノーボードブーツのバックサポート１１
である。バックサポート１１は、プラスティック・プレ
ートを熱変形させて生産することができる。
踵部及び脚部６は、３層構造に形成されている。外層８
は、表皮革である。内層９は、裏皮革である。中間層
は、本発明のスノーボードブーツのバックサポート１１
である。バックサポート１１は、プラスティック・プレ
ートを熱変形させて生産することができる。
【００２４】内外層８，９、中間層の３層以外に、踵部
３にはヒールカップを挿入することができる。ヒールカ
ップは、内層と中間層であるバックサポート１１との間
に第４層として挿入することができる。この実施形態で
は、ヒールカップは挿入されていない。バックサポート
１１の下端は、靴底部２に到達している。
３にはヒールカップを挿入することができる。ヒールカ
ップは、内層と中間層であるバックサポート１１との間
に第４層として挿入することができる。この実施形態で
は、ヒールカップは挿入されていない。バックサポート
１１の下端は、靴底部２に到達している。
【００２５】図２は、本発明のスノーボードブーツのバ
ックサポート１１の実施形態１を示す斜軸断面図であ
る。図３は、バックサポート１１の展開図である。バッ
クサポート１１は、ヒール部分２１と中間部分２２と上
方部分２３とから構成されている。中間部分２２は、ヒ
ール部分２１から上方に連続に延びている。上方部分２
３は、中間部分２２から連続に上方に延びている。ヒー
ル部分２１と中間部分２２と上方部分２３とは、一体成
形体である。
ックサポート１１の実施形態１を示す斜軸断面図であ
る。図３は、バックサポート１１の展開図である。バッ
クサポート１１は、ヒール部分２１と中間部分２２と上
方部分２３とから構成されている。中間部分２２は、ヒ
ール部分２１から上方に連続に延びている。上方部分２
３は、中間部分２２から連続に上方に延びている。ヒー
ル部分２１と中間部分２２と上方部分２３とは、一体成
形体である。
【００２６】ヒール部分２１は、左右両側のヒール両側
部分２４とヒール両側部分２４を湾曲しながら接続する
ヒール湾曲部分２５を備えている。中間部分２２は、左
右両側の中間部両側部分２６と中間部両側部分２６を湾
曲しながら接続する中間部湾曲部分２７とから構成され
ている。上方部分２３は、左右両側の上方部両側部分２
８と上方部両側部分２８を湾曲しながら接続する上方部
湾曲部分２９とから構成されている。
部分２４とヒール両側部分２４を湾曲しながら接続する
ヒール湾曲部分２５を備えている。中間部分２２は、左
右両側の中間部両側部分２６と中間部両側部分２６を湾
曲しながら接続する中間部湾曲部分２７とから構成され
ている。上方部分２３は、左右両側の上方部両側部分２
８と上方部両側部分２８を湾曲しながら接続する上方部
湾曲部分２９とから構成されている。
【００２７】ヒール部分２１の左右両側のヒール両側部
分２４は、中間部分２２の左右両側の中間部両側部分２
６よりも前方まで延びている。上方部分２３の左右両側
の上方部両側部分２８は、中間部分２２の左右両側の中
間部両側部分２６よりも前方まで延びている。ヒール部
分２１の左右両側のヒール両側部分２４は、上方部分２
３の左右両側の上方部両側部分２８よりも前方まで延び
ている。
分２４は、中間部分２２の左右両側の中間部両側部分２
６よりも前方まで延びている。上方部分２３の左右両側
の上方部両側部分２８は、中間部分２２の左右両側の中
間部両側部分２６よりも前方まで延びている。ヒール部
分２１の左右両側のヒール両側部分２４は、上方部分２
３の左右両側の上方部両側部分２８よりも前方まで延び
ている。
【００２８】上方部分２３は、ヒール部分２１、中間部
湾曲部分２７よりも柔軟な構造性を有している。上方部
両側部分２８の縦方向幅は中間部両側部分２６の縦方向
幅よりも長いので、上方部両側部分２８の変形力に関す
るモーメントは中間部両側部分２６の変形力に関するモ
ーメントよりも大きい。左右方向の広がりに関しては、
上方部両側部分２８の方が中間部両側部分２６よりも柔
軟である。
湾曲部分２７よりも柔軟な構造性を有している。上方部
両側部分２８の縦方向幅は中間部両側部分２６の縦方向
幅よりも長いので、上方部両側部分２８の変形力に関す
るモーメントは中間部両側部分２６の変形力に関するモ
ーメントよりも大きい。左右方向の広がりに関しては、
上方部両側部分２８の方が中間部両側部分２６よりも柔
軟である。
【００２９】上方部分２３の上端を含む後方部分である
上方部湾曲部分２９は、後方部両側部分３１と後方部中
央部分３２とから構成されている。右側の上方部両側部
分２８と右側（図示ブーツは右足用とする）の後方部両
側部分３１とは連続し、左側の上方部両側部分２８と左
側の後方部両側部分３１とは連続している。上方部湾曲
部分２９の上端形状は、波状である。
上方部湾曲部分２９は、後方部両側部分３１と後方部中
央部分３２とから構成されている。右側の上方部両側部
分２８と右側（図示ブーツは右足用とする）の後方部両
側部分３１とは連続し、左側の上方部両側部分２８と左
側の後方部両側部分３１とは連続している。上方部湾曲
部分２９の上端形状は、波状である。
【００３０】左右側の後方部両側部分３１と後方部中央
部分３２との間は、谷状に窪んでいる。この場合、谷３
５は２箇所に形成されている。後方部中央部分３２に
も、中央に谷３６が設けられている。後方部中央部分３
２は、連続した湾曲形状でなくなっているので、形状的
に柔軟である。この柔軟な構造性は、前後方向に柔軟な
構造性である。中央部をゴム質部材例えばエラストマと
する２色一体成形を行うことにより、このような谷を設
けない構造に変更することができる。この場合の中央部
の柔軟構造性は、材質依存性である。
部分３２との間は、谷状に窪んでいる。この場合、谷３
５は２箇所に形成されている。後方部中央部分３２に
も、中央に谷３６が設けられている。後方部中央部分３
２は、連続した湾曲形状でなくなっているので、形状的
に柔軟である。この柔軟な構造性は、前後方向に柔軟な
構造性である。中央部をゴム質部材例えばエラストマと
する２色一体成形を行うことにより、このような谷を設
けない構造に変更することができる。この場合の中央部
の柔軟構造性は、材質依存性である。
【００３１】ヒール両側部分２４の下端側を中央よりに
折り曲げて中央よりに延ばし、底板部を形成することが
できる。バックサポート１１は、必ずしも外層８又は内
層９に接着する必要はない。バックサポート１１は、外
層８と内層９との間に単に挿入するだけでよい。バック
サポート１１の材料は、硬質のエンジニアリング・プラ
スティックである。
折り曲げて中央よりに延ばし、底板部を形成することが
できる。バックサポート１１は、必ずしも外層８又は内
層９に接着する必要はない。バックサポート１１は、外
層８と内層９との間に単に挿入するだけでよい。バック
サポート１１の材料は、硬質のエンジニアリング・プラ
スティックである。
【００３２】上方部湾曲部分２９の後方部中央部分３２
は、前後方向に柔軟である。中間部分２２は、中間部湾
曲部分２７の存在により前後方向の柔軟性に乏しい。ヒ
ール部分２１は、ヒール湾曲部分２５の存在により更に
柔軟性に乏しい。ヒール部分２１は、ヒールカップの構
造性を備えている。
は、前後方向に柔軟である。中間部分２２は、中間部湾
曲部分２７の存在により前後方向の柔軟性に乏しい。ヒ
ール部分２１は、ヒール湾曲部分２５の存在により更に
柔軟性に乏しい。ヒール部分２１は、ヒールカップの構
造性を備えている。
【００３３】上方部分２３の前後方向の柔軟性は、両側
の踝を概ねの中心軸とする足の傾動に関する許容度が、
他の部分に比べて高い。上方部両側部分２８は、足の左
右方向の傾動に関する許容度が高い。このような前後方
向及び左右方向の許容性により、ある程度に制限しなが
ら足の歳差運動を許容する。許容度は、材料硬度、後方
部中央部分３２の幅等の形状寸法、上方部両側部分２８
の前後方向の長さ幅等に依存する設計事項である。
の踝を概ねの中心軸とする足の傾動に関する許容度が、
他の部分に比べて高い。上方部両側部分２８は、足の左
右方向の傾動に関する許容度が高い。このような前後方
向及び左右方向の許容性により、ある程度に制限しなが
ら足の歳差運動を許容する。許容度は、材料硬度、後方
部中央部分３２の幅等の形状寸法、上方部両側部分２８
の前後方向の長さ幅等に依存する設計事項である。
【００３４】谷部が、中央にないようにも構成できる。
図２の立体物を展開したプレート又はシートを熱変形さ
せて立体化することもできるし、射出成形により図２の
立体物を成形することもできる。柔軟化形状は、谷形状
に限られず、穴開き構造、網状構造にすることができ
る。厚みを薄くして柔軟化することもできる。図４は、
中間部分２６に補強板４１をはりつけた場合の展開図で
ある。このものは、２枚のプレートをはりつけて形成す
ることができる。
図２の立体物を展開したプレート又はシートを熱変形さ
せて立体化することもできるし、射出成形により図２の
立体物を成形することもできる。柔軟化形状は、谷形状
に限られず、穴開き構造、網状構造にすることができ
る。厚みを薄くして柔軟化することもできる。図４は、
中間部分２６に補強板４１をはりつけた場合の展開図で
ある。このものは、２枚のプレートをはりつけて形成す
ることができる。
【００３５】
【発明の効果】この発明によるスノーボードブーツのバ
ックサポートによれば、強靱な前傾構造性に部分的に柔
軟性が与えられる。横方向構造性も簡易に付加すること
ができる。
ックサポートによれば、強靱な前傾構造性に部分的に柔
軟性が与えられる。横方向構造性も簡易に付加すること
ができる。
【図１】図１は、本発明のスノーボードブーツの実施形
態１を示す正面図である。
態１を示す正面図である。
【図２】図２は、本発明のスノーボードブーツのバック
サポートの実施形態１を示す斜軸投影図である。
サポートの実施形態１を示す斜軸投影図である。
【図３】図３は、図２の展開図である。
【図４】図４は、他の実施形態を示す展開図である。
２１…ヒール部分 ２２…中間部分 ２３…上方部分 ２４…ヒール両側部分 ２５…ヒール湾曲部分（ヒール後方部分） ２８…上方部両側部分
Claims (6)
- 【請求項１】左右両側のヒール両側部分と前記ヒール両
側部分を湾曲しながら接続するヒール湾曲部分を備える
ヒール部分と、 前記ヒール部分に上方に接続する上方部分とからなり、 前記上方部分の上端を含む後方部分が柔軟部分として形
成されているスノーボードブーツのバックサポート。 - 【請求項２】請求項１において、 前記柔軟部分は、形状的に柔軟化されていることを特徴
とするスノーボードブーツのバックサポート。 - 【請求項３】請求項２において、 前記上端が波状の形状化されていることを特徴とするス
ノーボードブーツのバックサポート。 - 【請求項４】左右両側のヒール両側部分と前記ヒール両
側部分を湾曲しながら接続するヒール湾曲部分を備える
ヒール部分と、 前記ヒール部分に上方に接続する中間部分と、 前記中間部分に上方に接続する上方部分とからなり、 前記上方部分の上端を含む後方部分が柔軟部分として形
成され、 前記ヒール両側部分は前記中間部分よりも前方に延びて
いることを特徴とするスノーボードブーツのバックサポ
ート。 - 【請求項５】請求項４において、 前記柔軟部分は、形状的に柔軟化されていることを特徴
とするスノーボードブーツのバックサポート。 - 【請求項６】請求項４において、 前記上方部分は左右両側の上方部両側部分を備え、 前記上方部両側部分は前記中間部分よりも前方に延びて
いることを特徴とするスノーボードブーツのバックサポ
ート。
Priority Applications (4)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8032795A JP2764805B2 (ja) | 1996-01-26 | 1996-01-26 | スノーボードブーツのバックサポート |
| US08/781,799 US5819440A (en) | 1996-01-26 | 1997-01-10 | Back support for a snowboard boot |
| DE69715930T DE69715930T2 (de) | 1996-01-26 | 1997-01-24 | Fersenstütze für Snowboardstiefel |
| EP97300462A EP0786211B1 (en) | 1996-01-26 | 1997-01-24 | Back support for a snowboard boot |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8032795A JP2764805B2 (ja) | 1996-01-26 | 1996-01-26 | スノーボードブーツのバックサポート |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09201206A JPH09201206A (ja) | 1997-08-05 |
| JP2764805B2 true JP2764805B2 (ja) | 1998-06-11 |
Family
ID=12368792
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
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