JP3677751B2 - スノ−ボ−ド用靴固定器 - Google Patents
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Description
【産業上の利用分野】
本発明はスノ−ボ−ドFに靴Aを着脱自在に固定するためのものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、スノ−ボ−ドに乗る場合、靴ホルダ−をスノ−ボ−ドにネジで取り付けその靴ホルダ−に靴をバンドで固定する方法が一般的であるが分厚い手袋をしてバンドを操作することは非常に大変なことであった。そこでスキ−と同じ様に簡単に靴を着脱出来る方法が待たれていた。そのため靴底に金具を取り付けそれに締め具を組み合わせた物や、靴ホルダ−底面に金具を取り付け、取り外し自由にした器具も見受けられたがそれらは靴底部で固定金具と組み合わせるため、実際に使用した場合靴底に付着した雪のため使用することが著しく困難になる欠点があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
スノ−ボ−ドに乗り靴を固定する場合、バンドを手袋をはめた手で操作しなければならず非常に不便なことであった。平な場所を移動する場合やリフトに乗る場合などその操作をしなければならない場面が多く大変不便なことであった。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、請求項1の本発明に係るスノーボード用靴固定器は、靴ホルダー(B)と靴ホルダー受具(E)とから成り、前記靴ホルダー(B)は、靴(A)を固定するバンド(1)を有し、両側面(C)に側板(3)が設けられ、各側板(3)はそれぞれ突起(2)を有し、前記靴ホルダー受具(E)は2個のL字状側板(4)と2個の爪とを有し、各L字状側板(4)はそれぞれ溝(D)を有して向かい合っており、前記靴ホルダー受具(E)は各L字状側板(4)が前記靴ホルダー(B)の両方の前記側板(3)を挟み、各突起(2)が着脱自在に各溝(D)に納まって各爪で固定され、靴(A)のスノーボードに対しての水平な動きを側面(C)からL字状側板(4)で受け止めるよう構成されていることを特徴とする。請求項2の本発明に係るスノーボード用靴固定器は、請求項1のスノーボード用靴固定器において、各爪を段階的に作動させるよう各爪をそれぞれ制する補助爪(7)が設けられていることを特徴とする。請求項3の本発明に係るスノーボード用靴固定器は、請求項2のスノーボード用靴固定器において、各補助爪をそれぞれ制するカム(9)が設けられ、各カム(9)を連結するシャフト(10)と、各カム(9)を操作するレバー(11)とを有することを特徴とする。請求項4の本発明に係るスノーボード用靴固定器は、請求項2のスノーボード用靴固定器において、靴(A)のスノーボード(F)に対しての上下方向の動きを突起(2)からL字状側板(4)の2個の爪及び補助爪(7)で受け止めることを特徴とする。
【0005】
【作用】
靴Aに取り付けた靴ホルダーBに突起2のある側板3を設けそれらを靴ホルダー受具Eに受けさせ着脱自在にするが、靴AにかかるスノーボードFに対しての左右回転方向の力はL字状側板4と側板3との接触面又は接触線で受け、前後上下方向の力は突起2とL字状側板4に組み合わされた爪5等の機構によって受け止められる。靴ホルダーBと靴Aは従来方法と同じにバンド1で取り付け取り外しされるが、靴ホルダーBと靴ホルダー受具Eはワンタッチでの着脱が可能となり、側面で受け止めるため靴底に付着した雪が邪魔になることが無くなった。靴Aの靴底12に側板3を一体形成した場合は直接靴が着脱される形になる。そのためリフトに乗り降りする場合など短距離の水平移動のために片足を外す場合などはるかに便利となった。
【0006】
【実施例】
実施例について図面を参照して説明する。スノーボード用靴固定器は、バンド1で靴Aを固定する靴ホルダーBの両側面Cに突起2を設けた側板3を設け、次にL字状側板4に溝Dを設けかつ爪5を組み合わせ、これを2個向かい合わせて靴ホルダーBの両方の側板3を面又は線で挟み、突起2が溝Dに納まり、かつ爪5で固定されるように靴ホルダー受具基板8に構成されたところの靴ホルダー受具Eとより成る。先ず、靴ホルダーBの側面Cに図2、図3に示されるところの突起2を有する側板3を固定する。靴ホルダーBがプラスチックやアルミ合金などでできている場合、側板3はステンレスなど比較的硬い金属で作られビスやリベットなどで取り付けられるし、靴ホルダーBが硬い金属の場合、側板3は靴ホルダーBの側面Cと一体に構成されても良く、その場合は突起4は直接靴ホルダーBに構成される。次に突起2が納まる可く溝Dを切ったL字状側板4に突起2にかみ合う爪5とスプリング13を組み合わせ、これを2個向かい合わせて靴ホルダー受具基板8に取り付け、靴ホルダー受具Eを構成させる。側板3とL字状側板4は面又は線で接し突起2は溝Dに納まり爪5は突起2にかみ合う。
【0007】
L字状側板4と靴ホルダ−受具基板8は溶接されても、ビス止めされても良く初めから同一材の左右を折り曲げても良いことは当然である。
爪5は靴ホルダ−Bを装着する場合はスプリング13と爪上部の形状とで自動的に開く方向に動き、装着後は突起2が上に上がるのを確実に押えることができる。爪5にはレバ−11がしかるべく構成され、レバ−11の操作により爪5が突起2を開放する。この爪5の機構については自動車のドアなどにも利用されている公知の技術であり多くの方法、及形状があるがどれを利用してもよいことは当然のことであり本発明の本質に関わることではない。
【0008】
請求項2を図7において説明すると、スノーボード用靴固定器は、爪5の代わりに爪6と、爪6の動作を段階的に制する補助爪7を設けてある。爪6の動きを制する補助爪7は爪6の作動をより確実にすると同時に、補助爪7の摺動面に段階を設けることにより爪6を段階的に作動させることができ、自動車のドアの半ドア状態と同様の安全性を得ることが可能になる。補助爪7にはレバー11が取り付けられ、このレバー1の操作により作動させられるが、レバーの形状はこの他多くの形に変えることができる。
【0009】
請求項3を図6及9に置いて説明する。補助爪7を制するカム9と、左右のカム9を連動するシャフト10は、レバ−11の操作により回転し、最終的に爪7の働きを制御することが可能となる。本発明による各爪の形状及組み合わせにより左右の爪6をロックした状態から片手で解除することが可能となり、また左右の爪6が同時にロックした状態にならないかぎりレバ−11は回転せず、安全の確認機能も付加された。
【0010】
請求項4の靴Aは、靴底12の土踏まずの部分を、側板3を直接取り付けられる様に構成するか、または一体に成形したものであり、靴ホルダ−Bの機能をそのまま靴に一体に組み込んでしまうものである。
【0011】
市販されている靴ホルダ−は、図14のようにスノ−ボ−ドに固定するビス穴を有する底面Jとその側面C、前後2本のベルト1、及後方押えHより構成されているが、本発明による靴ホルダ−Bは底面にビス穴は不要であり、市販品とは異質のものであるが、敢えて同じ単語を使用するのは、発明の説明を分かり易くするためと、市販品をそのまま本発明の靴ホルダ−Bとして使用することが可能なためである。
【0012】
本発明による靴ホルダ−Bは側面A、底面J、バンド1より構成され、靴Aのスノ−ボ−ドFに対しての水平な動きは側面CからL字状側板4で受止め、上下方向の動きは突起2からL字状側板4の爪5、6及補助爪7で受け止めることとなる。底面はそれらの力を側面を通して伝達するだけで良く市販のものより大幅に小さく出来る。又側面、底面を金属で一体に構成した場合、側板5と側面Aは同一面となり側面Aに直接突起4が設けられることも可能となる。
【0013】
よって靴Aの靴底12に靴ホルダ−Bを一体に成形すると言うことは図10、11に示すごとく靴底12に本発明による靴ホルダ−Bの突起2を直接構成することを意味し、バンド1は靴Aの補強要素として靴底12に取り付けられても無くてもよく、側板3と靴底12は同一材でも異種の材質でも良い事となる。
【0014】
請求項5を図8において説明する。スノーボード用靴固定器は、突起2が入る穴を、突起2が下向きに対してのみ自由に成る形状にL字状側板14に設け、片側一方をL字状側板4としてある。L字状側板14には、突起2が上部においては密接し下部に関して自由となる形状の穴Gを設ける。突起2は、下部から挿入され上部穴に納まることにより、前後及び上方に対して固定される。
【0015】
L字状側板4とL字状側板14とは左右一対にして靴ホルダ−受具Eを構成する。L字状側板4には爪及他の機構が組み合わされるが、L字状側板14には他の部品は不要となる。本発明により靴Aを側面で固定する機能を変えることなくより単純化する事が可能となった。
【0016】
【発明の効果】
本発明は以上の通り着脱の機構を靴ホルダ−Bと靴ホルダ−受具Eの側面Cを基本にしているため、スノ−ボ−ドから外している間に靴A又は靴ホルダ−Bの底に付着した雪が着装の邪魔になることがなくなり、大変簡単かつ確実に足の着脱をすることが可能になった。
【0017】
請求項2および3のスノーボード用靴固定器においてはロック機構の操作性及び安全性が格段に向上したものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 側面図
【図2】 側面図
【図3】 断面図
【図4】 側面図
【図5】 断面図
【図6】 側面図
【図7】 側面図
【図8】 側面図
【図9】 側面図
【図10】側面図
【図11】側面図
【図12】側面図
【図13】側面図
【図14】側面図
【符号の説明】
1 バンド
2 突起
3 側板
4 L字状側板
5 爪
6 爪
7 補助爪
8 靴ホルダ−受具基板
9 カム
10 シャフト
11 レバ−
12 靴底
13 スプリング
14 L字状側板
A 靴
B 靴ホルダ−
C 靴ホルダ−側面
D 溝
E 靴ホルダ−受具
F スノ−ボ−ド
G 穴
H 後方押え
I ゴム板
J 靴ホルダ−底面
Claims (4)
- 靴ホルダー(B)と靴ホルダー受具(E)とから成り、前記靴ホルダー(B)は、靴(A)を固定するバンド(1)を有し、両側面(C)に側板(3)が設けられ、各側板(3)はそれぞれ突起(2)を有し、前記靴ホルダー受具(E)は2個のL字状側板(4)と2個の爪とを有し、各L字状側板(4)はそれぞれ溝(D)を有して向かい合っており、前記靴ホルダー受具(E)は各L字状側板(4)が前記靴ホルダー(B)の両方の前記側板(3)を挟み、各突起(2)が着脱自在に各溝(D)に納まって各爪で固定され、靴(A)のスノーボードに対しての水平な動きを側面(C)からL字状側板(4)で受け止めるよう構成されていることを特徴とするスノーボード用靴固定器。
- 各爪を段階的に作動させるよう各爪をそれぞれ制する補助爪(7)が設けられていることを特徴とする請求項1記載のスノーボード用靴固定器。
- 各補助爪をそれぞれ制するカム(9)が設けられ、各カム(9)を連結するシャフト(10)と、各カム(9)を操作するレバー(11)とを有することを特徴とする請求項2記載のスノーボード用靴固定器。
- 靴(A)のスノーボード(F)に対しての上下方向の動きを突起(2)からL字状側板(4)の2個の爪及び補助爪(7)で受け止めることを特徴とする請求項2記載のスノーボード用靴固定器。
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JPH08308977A JPH08308977A (ja) | 1996-11-26 |
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Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP34178195A Expired - Fee Related JP3677751B2 (ja) | 1995-03-10 | 1995-12-27 | スノ−ボ−ド用靴固定器 |
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