JP2000051431A - ブ―ツの支持機構 - Google Patents

ブ―ツの支持機構

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JP2000051431A
JP2000051431A JP11222665A JP22266599A JP2000051431A JP 2000051431 A JP2000051431 A JP 2000051431A JP 11222665 A JP11222665 A JP 11222665A JP 22266599 A JP22266599 A JP 22266599A JP 2000051431 A JP2000051431 A JP 2000051431A
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    • A63C10/24Calf or heel supports, e.g. adjustable high back or heel loops

Abstract

(57)【要約】 【課題】 操作が簡単な調整機構を備えたハイバックブ
ーツ或いはハイバックバイディングのハイバックサポー
トを提供することにある。 【解決手段】 ハイバックサポート8の背面に固定され
た支持機構10は、レバー18を含み、このレバー18
はサポート部材5の一部と選択的に係合し、支持位置と
解放位置との間にハイバックサポート8を設定及び解放
する機械的な利点を提供している。支持位置では、ハイ
バックサポート8は、剛性を有する面を提供するため
に、ブーツ1の後部に係合するように配置され、スノー
ボードの乗り手がのために前傾姿勢をとることができ
る。解放位置では、ハイバックサポート8は回動自在で
あり、スノーボードの乗り手は簡単に歩行できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ブーツの支持機構
に関し、特に、ハイバックサポートの位置調節を容易に
するためのハイバックブーツ或いはハイバックバイディ
ングの支持機構に関する。
【0002】
【従来技術】例えば、スキーやスノーボードに使用され
るハイバックブーツは、スキーやスノーボードを操作す
るために高い剛性を有している必要がある。特に、スノ
ーボードの場合では、乗り手がスノーボードに対して前
後左右に体を傾斜させることが重要であるが、乗り手の
傾斜方向に対応する動きはブーツを通してスノーボード
に伝達され、これによりターンやブレーキングが行われ
る。したがって、乗り手が着用するブーツは、このよう
な傾斜動作をスノーボードまたはスキーに伝達するのに
十分な剛性を有していることが極めて重要となる。
【0003】特に、スノーボードブーツの背面は、スノ
ーボードの制御動作が適切に行われるように剛性を有し
ている必要がある。そして、スノーボードの技術が発達
するにつれ、スノーボードブーツは、水平な地面でブー
ツを着用したときに膝が常に少し曲がるように、ブーツ
の背面がわずかに傾斜している場合に、最適な支持が行
えることが分かってきた。このような傾斜したブーツを
着用した状態で、膝を真っ直ぐに伸ばして真っ直ぐ立ち
上がることは困難である。また、このようなスノーボー
ドブーツを履いた状態では、歩行がぎこちなくなりやす
い。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】近年、背面が傾斜した
スノーボードブーツにおいて、乗り手がブーツの角度を
調節、変更可能なものが発達してきた。このようなブー
ツとして、例えば、ピンによりスノーボードブーツに回
動可能に固定されたハイバックサポートを備えたものが
ある。このハイバックサポートは、ブーツの背面に沿っ
て上方に延びて形成されており、所定の位置でロックさ
れると、スノーボードに最適な傾斜位置でブーツの背面
を固定させることができる。一方、ロックが解除される
と、ハイバックサポートは後方に回動可能となり、乗り
手は、ブーツを履いた状態で真っ直ぐ立ち上がることが
でき、膝を曲げずに自在に歩行できるようになる。
【0005】前記ブーツには、ハイバックサポートをそ
の位置でロックするために1本のバーが使用されてい
る。このバーは、典型的には、ハイバックサポートを所
定位置に留めている。バーの上端部は回動ピンによって
ハイバックサポートのアッパー部に固定されており、バ
ーの下端部はブーツのロア部に設けられたフックに嵌め
込めるように形成されている。
【0006】乗り手がブーツを着用しているとき、この
バーを所定の位置に嵌め込み、或いは所定の位置から外
すためには、乗り手は前かがみにならなければならな
い。しかし、スノーボードブーツ全体の剛性のために前
かがみになりにくく、このため、特に雪中や寒中で、乗
り手がバーを係合し或いは解除することは困難となる場
合がある。
【0007】本発明の目的は、容易に操作できる調整機
構を備えたハイバックブーツ或いはハイバックバイディ
ングの支持機構を提供することにある。本発明の別の目
的は、ハイバックサポートの傾斜を調整する手段であっ
て、信頼性のある調整手段を備えたハイバックブーツの
支持機構を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の一態様による
と、ブーツの支持機構は、サポート部材と、サポート部
材に第1回動ピンを介して回動可能に取り付けられたハ
イバックサポートとを備えている。ハイバックサポート
はブーツの背面を支持可能に形成されている。また、ハ
イバックサポートは乗り手の脚部を所定の姿勢に保つ支
持位置と脚部を所定の姿勢から解放する解放位置との間
で回動可能である。ハイバックサポートにはブラケット
が固定され、ブラケットには第2回動ピンを介してリン
クが取り付けられている。リンクには第3回動ピンを介
してレバー部材が取り付けられている。サポート部材に
はレバー部材の一部を受け入れ可能な受け入れ部が形成
されており、ハイバックサポートは、受け入れ部に係合
するレバー部材により、片方向の回動に対しては支持位
置で拘束されている。
【0009】サポート部材はブーツの一部に固定されて
いることが好ましい。支持機構は、第1回動ピンに固定
された1対のストラップをさらに含んでいることが好ま
しい。この1対のストラップは、ブーツのひも部分を覆
うように形成されている。また、サポート部材は、スノ
ーボードに固定されるためのサポート部材固定手段を含
んでいる。
【0010】サポート部材固定手段は、スノーボードに
装着可能に形成されたプレートを含んでいることが好ま
しい。サポート部材の一部はこのプレートの下に少なく
とも部分的に延びており、プレートはサポート部材のス
ノーボードに対する移動を制限するよう構成されてい
る。サポート部材は、ブーツに固定するための留め具部
材を含み、ブーツの一部と係合可能であることが好まし
い。
【0011】また、支持機構は、ハイバックサポートの
上部に第4回動ピンを介して回動自在に取り付けられた
アッパーサポート部材をさらに備えていることが好まし
い。第1回動ピンは、ブーツの足首支持部分の2つの側
面の各下方部に配置されるとともに、サポート部材のア
ッパー部を貫通していることが好ましい。本発明のこれ
らの及びその他の目的、特徴、態様及び利点は、各図面
を通して同じ参照符号で対応する部分を示した添付図面
とともに、以下の本発明の詳細な説明から十分明らかに
なると思われる。
【0012】
【発明の実施の形態】[第1実施形態]図1〜4には本
発明の第1実施形態が示されている。ブーツ1は、一般
的にスノーボードに使用するためのものであり、互いに
固定されたソール2とアッパー部3とから形成されてい
る。ソール2は、典型的には硬いゴム状の材質で構成さ
れ、本実施形態では、スノーボード(図示せず)に設置
された留め具機構(図示せず)と係合可能な構成の係合
部材(図示せず)を含んでいる。この留め具機構は、株
式会社シマノで製造されたCLICKER(登録商標)
機構として周知のものである。アッパー部3は、通常、
プラスチック,皮革及び合成皮革等の各種材料のいずれ
かにより構成することができる。
【0013】ソール2にはサポート部材5が固定されて
いる。サポート部材5は、弓形の部材であり、これによ
りブーツ1の背面に沿ってソール2の両側面にわたり取
り付けることができる。サポート部材5には、ハイバッ
クサポート8がピン9を介して回動自在に固定されてい
る。ピン9は、ブーツ1の向かい合う2つの側面であっ
て、足首を支持している足首支持部分のすぐ下方にそれ
ぞれ固定されている。
【0014】ピン9にはストラップS(1本のみ図示)
が固定されている。ストラップSは、ブーツ1のひも部
分を覆うよう、ブーツ1と足とが互いに堅く固定される
よう構成されている。ハイバックサポート8には支持機
構10が固定されている。支持機構10は、ハイバック
サポート8に堅く固定されたブラケット12を含んでい
る。図4から容易に判るように、ブラケット12の中央
部分には溝12aが形成されている。これにより、溝1
2aは、ブラケット12の側部12b,12cを規定し
ている。また、支持機構10はT形リンク15を含んで
いる。図4に示されるように、T形リンク15は、逆T
字形状になっており、T形リンク15の一端はブラケッ
ト12に連結されている。ブラケット12の側部12
b,12c間にはピン16(図1〜3参照)が貫通して
おり、かつT形リンク15の一端を通っている。これに
より、T形リンク15はピン16を軸に回動自在となっ
ている。
【0015】T形リンク15には、ピン15aを介して
レバー18が連結されている。ピン15aは、図1〜4
に示すように、T形リンク15及びレバー18の一部を
貫通している。これにより、レバー18は、T形リンク
15の一端にあるピン15aを軸に回動自在となってい
る。レバー18には、中央開口部18aが形成されてお
り、ブラケット12が通って配置されている。また、レ
バー18の下端部にはタング18bが形成されている。
タング18bは、図1に示すように、アッパー部3の背
面とサポート部材5との間に形成されたスペース5a
(点線で図示)内に延びるように形成されている。
【0016】本発明の第1実施形態では以下のように作
用する。ブーツ1は、係合部材及びCLICKER(登
録商標)機構を介してスノーボードに装着されている。
スノーボードに乗ったときは、スノーボードの機敏な操
作及び制御を容易にするためにハイバックサポート8に
よって支持されることが望ましい。したがって、支持機
構10は、スノーボードの最中は、図1に示されるよう
な支持位置にあることが好ましい。そして、ブーツ1を
履いたまま歩行するには、ハイバックサポート8を図3
に示される解放位置に移動させる。ここで、支持機構1
0を解放し、これによりハイバックサポート8をピン9
を軸に後方に回動自在にするためには、図2の矢印Aで
示すように、レバー18の上端部をブーツ1の隣接部分
から引き離さなければならない。図2のレバー18の位
置からも明らかなように、レバー18はブーツ1から後
方に引き離すことが可能である。しかし、レバー18は
完全に自在には後方に引き離されない。ブラケット1
2,T形リンク15及びレバー18の相対的な大きさ
は、図2に示される位置にレバー18を回動できるよう
に、レバー18の底部がサポート部材5に押し付けられ
ることが可能な程度になっている。言い換えれば、レバ
ー18をブーツ1から離して回動させるためには所定の
大きさの力を要する。
【0017】レバー18は、図1に示す位置から図2に
示す位置に移動するとき、ピン15aを軸に回動する。
すると、ピン15aはT形リンク15を貫通し、またT
形リンク15はブラケット12に連結されているため、
T形リンク15は、レバー18が図2の位置に移動する
につれてピン16を軸にわずかに回動する。レバー18
を動かすことによって生じる力は、T形リンク15の動
きによって増幅され、これにより、レバー18はサポー
ト部材5に対して下方向に付勢される。この力は、図3
に示す位置にレバー18を付勢する手段として働く。
【0018】逆に、レバー18が図2に示す位置から図
1に示す位置に移動するときは、レバー18を動かすこ
とによって生じる力は、T形リンク15によって増幅さ
れることにより、レバー18はサポート部材5に対して
上方向に付勢される。この力は、図1に示す位置にレバ
ー18を付勢する手段として働く。図2の矢印Aで示さ
れるレバー18の動きが続くと、図3に示されるよう
に、T形リンク15は、タング18bがサポート部材5
とブーツ1の背面端部との間から引き出されるまでピン
16を軸に回動する。そして、図3に示されるように、
支持機構10が解放されると、ハイバックサポート8は
ピン9を軸に回動し、ブーツを履いたままでの歩行を容
易にする位置に移動する。
【0019】ハイバックサポート8をスノーボードを支
持する位置に戻すためには、乗り手は、わずかに前かが
みになり、ハイバックサポート8を図3に示される解放
位置から図1及び図2に示される支持位置に動かす必要
がある。これには先ず、タング18bをブーツ1の背面
とサポート部材5との間に形成されたスペース5a内に
挿入できるまでレバー18を引っ張り上げる。すると、
レバー18及びT形リンク15は互いに、かつブラケッ
ト12に対して回動自在であるため、レバー18の上端
部がブーツ1から間隔をあけられていると、タング18
bを容易に挿入できる。次に、乗り手は、レバー18の
上端部をブーツ1に向けて図2の矢印Aの方向と反対方
向に押さなければならない。レバー18は、一旦図2に
示される位置にくると、図1に示される位置に静かに嵌
め込まれ、ハイバックサポート8を支持位置にロックす
る。レバー18の下端部はタング18bがサポート部材
5に係合することにより拘束されており、かつレバー1
8は図1に示される位置に付勢されるため、ハイバック
サポート8は動かなくなる。
【0020】[第2実施形態]本発明は、図5、図6及
び図7に示されるようなブーツサポート機構50に適用
されてもよい。図5、図6及び図7のブーツサポート機
構50は本発明の第2実施形態によるものである。スノ
ーボードの乗り手の多くは、ハイバックサポートを備え
たスノーボードブーツを持っていないが、このようなサ
ポートを備えているのが望ましい。ブーツサポート機構
50は、このようなサポートを提供し、上記第1実施形
態と同様にハイバックサポートを解放する手段を有して
いる。
【0021】第2実施形態では、ブーツサポート機構5
0は、スノーボードに固定可能なプレート51(図7参
照)を含む。プレート51は、スノーボードに対する装
着を容易にするボルト孔を含む。また、クリップ53及
びレバー解放54を有する留め具機構、例えばシマノ社
製のCLICKER(登録商標)機構をブーツサポート
機構50に組み込んでもよく、シマノ社製のCLICK
ER(登録商標)機構を備えていないブーツサポート機
構にも適用できる。
【0022】プレート51は、ベース58に係合し、部
分的にベース58の開口部(図示せず)を貫通してい
る。これにより、プレート51がスノーボードにボルト
締めされると、ベース58がスノーボードに堅く保持さ
れる。ベース58にはサポート部材105がボルトを介
して固定されている。サポート部材105には、ハイバ
ックサポート108がピン109を介して固定され、ピ
ン109を軸に回動可能となっている。ハイバックサポ
ート108の背面には支持機構110が固定されてい
る。支持機構110は、ハイバックサポート108の背
面に固定されたブラケット112を含んでいる。ブラケ
ット112にはピン116を介してリンク115が連結
されている。リンク115はピン115aを介してレバ
ー118に固定されている。レバー118は下端部にタ
ング118bが形成されている。
【0023】支持機構110は、上記第1実施形態の支
持機構10とほぼ同一の機能を果たしているので、機能
の説明は繰り返さない。第2実施形態では、レバー11
8は、上記第1実施形態のレバー18よりも縦方向に長
くなっている。相対的な長さは本発明の理解のためには
重要ではない。第2実施形態の支持機構110は、第1
実施形態の支持機構10と機能的にほぼ等価であり、美
的外観が異なっている。しかし、第2実施形態のレバー
118は、第1実施形態のレバー18よりも長いため、
これを作動する際の助けとなる機械的利点をもたらす。
したがって、レバー118及びレバー18は、本発明を
利用する乗り手の必要に応じて、第1及び第2実施形態
の間で相互に交換可能である。
【0024】[第3実施形態]図8、図9及び図10に
示される本発明の第3実施形態は、第2実施形態のハイ
バックサポート108を若干変形したものである。図
8、図9及び図10にはハイバックサポート108aが
示されている。ハイバックサポート108aは、第2実
施形態のハイバックサポート108ほど長くない。その
代わり、ハイバックサポート108aはアッパーサポー
ト部材150を具備している。アッパーサポート部材1
50は、ハイバックサポート108aにピン155を介
して連結されている。アッパーサポート部材150は、
一般的にピン155を軸に回動自在である。アッパーサ
ポート部材150は、乗り手の脚部の下部に対して角度
をつけて堅く支持しているが、各個人の下脚部の様々な
大きさ及び形状に適応して回動可能である。
【0025】アッパーサポート部材150は、第1実施
形態のハイバックサポート8に装着することも可能であ
り、第3実施形態のハイバックサポート108aとの併
用に限定されるものではない。実際に、ハイバックサポ
ート108aは、第1実施形態のハイバックサポート8
と、その簡単な代替物を取り替えることができる。本発
明の様々な詳細は、その精神ないしその範囲を逸脱する
ことなく変更されてもよい。さらに、本発明による上記
実施形態の説明は、例示のためにのみ提供されたもので
あり、本発明の請求の範囲及びその同等物によって記載
される発明を限定する目的でされるのではない。
【0026】
【発明の効果】本発明の様々な実施形態によれば、ブー
ツまたはブーツサポート機構のいずれかに、剛性を有す
るバックサポートを提供する状況と、スノーボードブー
ツを履いたまま歩行したりスノーボードを装着したまま
真っ直ぐに立ち上がったりすることを単純かつ容易に実
行する状況との間で切り替えるための簡単かつ信頼性の
ある手段を与えることが可能である。このように各状況
を切り換える手段により、ブーツを、同様な構成のブー
ツまたはブーツサポート機構において各個人に適応する
ように容易に調整することができる。例えば、ふくらは
ぎに筋肉のついている人と筋肉がそれほどついていない
人とが同種のブーツまたはブーツサポート機構に適応で
きる。
【0027】上記の支持機構の様々な実施形態によれ
ば、ハイバックサポートの位置合わせを支持位置と解放
位置との間で選択できる。支持位置では、ハイバックサ
ポートは、スノーボードブーツの後部に係合するように
配置されるため、乗り手が操作のために前傾姿勢をとれ
るよう剛性を有する面を提供することができる。解放位
置では、ハイバックサポートは回動自在であり、スノー
ボードの乗り手は簡単に歩行できる。支持機構はまた、
乗り手が支持位置でハイバックサポートを容易に固定及
び解放できるような機械的利点をもたらしている。
【図面の簡単な説明】
【図1】ハイバックサポートが支持位置にある状態の、
本発明の第1実施形態にかかるハイバックサポート部材
を有するハイバックブーツの側面図である。
【図2】図1と同様のハイバックブーツの側面図である
が、一部を動かしてハイバックサポート部材を支持位置
から解放位置に解放するハイバックサポート部材の支持
機構を示している。
【図3】図1及び図2と同様にハイバックブーツの側面
図であるが、歩行のために解放位置状態にあるハイバッ
クサポートを示している。
【図4】ハイバックサポート及びサポート構造を詳細に
示すために、ブーツを取り外した状態のハイバックサポ
ート部材及びサポート構造の背面斜視図である。
【図5】ハイバックサポートが支持位置にある状態の、
本発明の第2実施形態にかかるハイバックサポート部材
を有するブーツサポート機構の側面図である。
【図6】図5と同様にブーツサポート機構の側面図であ
るが、歩行のために解放位置状態にあるハイバックサポ
ートを示している。
【図7】ハイバックサポート部材及びサポート構造の詳
細を示すブーツサポート機構の背面斜視図である。
【図8】ハイバックサポート部材がさらに回動用アッパ
ーサポート部材を具備する本発明の第3実施形態を示
す、図5及び図6と同様のブーツサポート機構の側面図
である。
【図9】ブーツサポート機構から取り外して示される、
図8に描写されたハイバックサポート部材の側面図であ
る。
【図10】図8に描写されたハイバックサポート部材の
後側面図または端面図である。
【符号の説明】
1 ブーツ 2 ソール 3 アッパー部 5 サポート部材 8 ハイバックサポート 9 ピン 10 支持機構 12 ブラケット 15 T形リンク 18 レバー

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】スキー及びスノーボードに用いられるブー
    ツの背面を支持するための支持機構であって、 サポート部材と、 前記サポート部材に第1回動ピンを介して回動可能に取
    り付けられ、前記ブーツの背面を支持可能に形成される
    とともに、乗り手の脚部を所定の姿勢に保つ支持位置と
    前記脚部を前記所定の姿勢から解放する解放位置との間
    で回動可能なハイバックサポートと、 前記ハイバックサポートに固定されたブラケットと、 前記ブラケットに第2回動ピンを介して取り付けられた
    リンクと、 前記リンクに第3回動ピンを介して取り付けられたレバ
    ー部材と、を含み、 前記サポート部材には、前記レバー部材の一部を受け入
    れ可能な受け入れ部が形成されるとともに、前記受け入
    れ部に係合する前記レバー部材により、前記ハイバック
    サポートが片方向の回動に対しては前記支持位置で拘束
    される、ブーツの支持機構。
  2. 【請求項2】前記サポート部材は前記ブーツの一部に固
    定されている、請求項1に記載のブーツの支持機構。
  3. 【請求項3】前記第1回動ピンに固定され、かつ前記ブ
    ーツのひも部を覆うように形成された1対のストラップ
    をさらに含む、請求項2記載のブーツの支持機構。
  4. 【請求項4】前記サポート部材は前記スノーボードに固
    定されるためのサポート部材固定手段を含む、請求項1
    に記載のブーツの支持機構。
  5. 【請求項5】前記サポート部材固定手段は前記スノーボ
    ードに装着可能に形成されたプレートを含み、 前記サポート部材は一部が前記プレートの下方に少なく
    とも部分的に延び、 前記プレートは、前記サポート部材の前記スノーボード
    に対する移動を制限するよう構成されている、請求項4
    に記載のブーツの支持機構。
  6. 【請求項6】前記サポート部材は、前記ブーツに固定す
    るための留め具部材を含み、前記ブーツの一部と係合可
    能である、請求項4に記載のブーツの支持機構。
  7. 【請求項7】前記ハイバックサポートの上部に第4回動
    ピンを介して回動自在に取り付けられたアッパーサポー
    ト部材をさらに備えた、請求項1又は4に記載のブーツ
    の支持機構。
  8. 【請求項8】前記第1回動ピンは、前記ブーツの足首支
    持部分の2つの側面の各下方部配置されるとともに、前
    記サポート部材のアッパー部を貫通している、請求項
    1、6及び7のいずれかに記載のブーツの支持機構。
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