JP3084284B2 - 加工可能な熱可塑性ポリアミドおよびそれからなる成形材料 - Google Patents

加工可能な熱可塑性ポリアミドおよびそれからなる成形材料

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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、加工可能な熱可塑性ポリアミド重合体およ
びそれからなる成形材料に関する。
従来の技術 分枝鎖構造を有することを意図した重合体系、殊にポ
リオレフィン系を得ることは、公知である。この場合に
は、単量体の選択および重合法により、多種多様の鎖構
造が達成可能である。この場合、鎖の分岐の種類は、重
合体溶融液の流動およびこの重合体溶融液から得られた
完成品の性質、例えば溶融挙動および溶解挙動ならびに
機械的性質、例えば剛性、靭性および応力伸び挙動に影
響を及ぼす。
英国特許第750629号明細書には、主成分としてのジカ
ルボン酸およびジアミンからなるポリアミド、殊にPA−
66の製造が記載されており、更にこのポリアミドは、ト
リメシン酸を0.3〜3.8モル%の量で等量のジアミンと重
合導入して含有する。
英国特許第749479号明細書には、主成分としてのジア
ミンおよびジカルボン酸からなるポリアミド、殊にPA−
66の製造が記載されており、更にこのポリアミドは、ビ
スヘキサメチレン−トリアミンをジカルボン酸との組合
せ物で、有利に等量で含有する。これら2つの公知方法
の解決すべき課題は、ポリアミドの溶融粘度を上昇させ
ることにある。
しかし、これらの方法は実地には不適当であることが
判明した。それというのも、常に同時に架橋成分を生
じ、この架橋成分は反応容器に堆積し、かつ溶融液を例
えばフィルムに加工する際に著しく高められた不均一性
の形成(“斑点形成”)をまねくからである。
米国特許第1263952号明細書には、一官能価および三
官能価の化合物の規定された重量分を有するポリアミド
材料が記載されている。単量体として実施例中には専ら
6,6−塩が挙げられている。
同じことは、本質的にベルギー国特許第641630号明細
書の記載についても云え、このベルギー国特許明細書の
記載によれば、一官能価の構成単位は、酸性染料での染
料親和力を改善するために付加的に第二アミノ基を有す
る。
意図的に枝分かれされた加工可能の熱可塑性ポリアミ
ド重合体に関しては、これまで余り知られていない。
“Kunststoffhandbuch"、第VI巻、ポリアミド(C.Hanse
rverlag Muenchen1966、第15頁)には、A−B−ポリア
ミド(PA−6、PA−11、PA−12)に関連して、1種の末
端基、例えばBのみを有する多官能価の化合物は、必然
的に枝分かれした高分子のみを生じ得ることが記載され
ている。そのための雛型をよく見ると、相応する高分子
は規定された1つの枝分れ状態を有することが示されて
いる。
西ドイツ国特許出願公開第2732329号明細書には、ポ
リカプロラクタムと、ジアミンおよびジカルボン酸、例
えばヘキサメチレンジアミンおよびテレフタル酸(実施
例2)からの塩ならびに構造式:H2N−R−NH−R−NH2
のトリアミンを一緒に含有する共重合体とが記載されて
いる。実施例には、それぞれ等量のトリアミンおよび付
加的なカルボン酸を使用することが示されている(実施
例1bおよび2c)。しかし、実地においては、ジアミンお
よびジカルボン酸からの塩からなる単量体混合物を一緒
に含有する(実施例1b)配合物は、架橋構造を形成する
傾向にあり、このことはゲル粒子の形成および反応容器
への堆積によって確認することができることが判明し
た。単量体の鎖長調整剤を一緒に使用することによっ
て、架橋重合体成分の形成は実際に減少するが、それに
も拘らずこの架橋重合体成分の量は、支障を生じさせる
ものである。このことは、殊に多数の重合バッチを順次
に同じ縮合容器中で重合させる場合、すなわち工業的バ
ッチ式量産の場合に明らかである。生成される架橋重合
体成分は、まず縮合容器の壁に堆積し、搬出される重合
体はバッチからバッチへ次第に不均質になる(斑点を生
じる)。同時に加工可能性および品質は、悪くなる。
西ドイツ国特許出願公開第2406491号明細書の記載
は、本質的にポリカプロラクタムからなる二成分系繊維
に関する。望ましいカーリング挙動を達成するために、
純粋なPA−6は、共成分として二量体化された脂肪酸お
よびジアミノヘキサンからなる塩約10〜20重量%を含有
するPA−6コポリアミドと一緒に紡糸される。僅かなモ
ル含分の三量体化された脂肪酸は、二量体化された脂肪
酸の製造の際に常に生じる不純物であるが、カーリング
挙動には何らの影響も及ぼさない。しかし、このモル含
分は、ゲル粒子の形成によって重合体の品質を損なう可
能性がある。
西ドイツ国特許出願公開第3714607号明細書には、ラ
クタムポリアミドが記載されており、このラクタムポリ
アミドを製造する場合には、α−アミノ−ε−カプロラ
クタム0.2〜2重量%、有利に0.3〜1.0重量%は、ほぼ
等量の重合促進剤としてのジカルボン酸との組合せ物で
一緒に使用される。この特殊なポリアミド構成単位は、
官能基−COOHおよび−NH2を当量比1:2で含有する。全て
の末端基を完全に縮合させるために官能基−COOH基を有
する単位が意識的に添加される。それによって、架橋重
合体成分は同時に生成される。従って、この架橋重合体
の割合は、2重量%以下、有利に0.3〜1重量%の著し
く低い値に制限することもできる。
従って、全体的に云えば、 A 少なくとも三官能価の化合物を塩(ジアミン+ジカ
ルボン酸)からなるポリアミドもしくは単量体に相応す
る1対の塩を一緒に含有するポリアミドに添加した場
合、または B 少なくとも三官能価の化合物(アミンまたはカルボ
ン酸)を添加した場合、この場合には、この少なくとも
三官能価の化合物は、これに対して縮合活性の少なくと
も二官能価の作用を有する化合物(カルボン酸またはア
ミン)をほぼ等量の割合で一緒に含有し、ならびに殊に C 方法AおよびBを適当に組合わせた場合には、 良好な品質の加工可能の熱可塑性ポリアミドを再現でき
るように、すなわち多数のバッチで順次に得ることは、
不可能なことである。
発明が解決しようとする課題 従って、本発明の課題は、多数の互いに連続するバッ
チ量で再現できるように得ることができかつ少なくとも
50重量%が1個よりも多い枝分れを有する重合体鎖を有
する、良好な品質の分枝鎖状高分子量ポリアミド重合体
を得ることであった。
課題を解決するための手段 ところで、意外なことに、特許請求の範囲請求項1記
載の熱可塑性ポリアミド重合体は公知技術水準の記載し
た欠点をもはや有しないことが見い出された。
それによれば、本発明は、基本構成単位としてのアミ
ノ酸の重縮合またはラクタムの加水分解による重合によ
って得られ、重合体少なくとも50重量%が1個よりも多
い分枝鎖を有する、加工可能な熱可塑性ポリアミド重合
体に関し、この加工可能な熱可塑性ポリアミド重合体
は、基本単量体の溶融液に次の組成: 成分a)重合体1g当たりカルボン酸からなる三官能価の
単量体5〜150マイクロモル、 成分b)重合体1g当たりアミンからなる三官能価の単量
体2〜100マイクロモル、および 成分c)重合体1g当たりアミンからなる一官能価の単量
体5〜450マイクロモルの成分を添加し、この場合成分
a)対成分b)のモル比は、少なくとも2に維持される
方法によって得ることができる。
本発明の本質的な特徴は、基本単量体として専らアミ
ノ酸またはラクタムを使用することにある。
本発明のもう1つの重要な特徴は、付加的な鎖構成単
位によって重合体鎖の構造、すなわち重合体鎖の枝分れ
度、平均分子量ないしは鎖末端基の種類が規定され、そ
れと同時に本発明により規定されたモル比で互いに使用
されなければならないことにある。
課された課題の正確な分析により、公知技術水準に記
載の分枝鎖状ポリアミド重合体が何故に常にゲル形成お
よび架橋傾向等の徴候をもたらすのかが知られ、一方、
本発明によるポリアミド重合体は、前記徴候を示さない
ことが明らかとなった。すなわち、純粋なアミノ酸また
はラクタムからなる溶融液に1種類の末端基(例えば、
−COOH)のみを有する多官能価、例えば三官能価の化合
物を加えると、3つの方向を定義することにより、鎖の
末端に常に−COOH基を有する1つの重合体分子が成長す
る。−COOH基は通常の縮合条件下では互いに反応しない
ので、架橋は全く起こらない。ところで、溶融液にジア
ミンをトリカルボン酸に対して種々のモル分量で添加す
ることにより、生じる鎖構造がどのように変化するかを
意図的に調べることができる。
この場合、次の構造の例は、本発明によるポリアミド
重合体を公知技術水準に基づいて明確に定義したもので
ある。この場合、記載された各成分の個数は、直接に該
成分のモル比を意味する: 統計的平均で2つの枝分れを有する鎖が生じる場合に
は、架橋は起こらない。
この成分の組み合わせの可能性を試験することによ
り、即ちこの調整剤系を選択した場合に2つおよび1つ
の枝分れを有する鎖ならびに純粋に線状の鎖が生じるこ
とが判明する。
この調整剤系を選択した場合には、著しく枝分れした
重合体分子は、平均枝分れ度4を有する広幅の分子量分
布で生じる。
例えば、溶融液の流動能を高めるために、付加的に線
状鎖の割合が望まれる場合には、モノカルボン酸および
/またはジカルボン酸は、定義したモル分量で一緒に使
用することができる。更に、定義した割合で線状、1回
の枝分れ鎖状ならびに2回の枝分れ鎖状および3回の枝
分れ鎖状の種類の重合体分子が付加的に生成される。
a)図表1、単量体としての1対の塩。
b)図表3、但し、トリメシル酸は、トリアミンと定義
されたモル比で組み合わされて使用され、同時にトリメ
シン酸のCOOH基は、完全にジアミンで中和されている。
図表1および図表3において、 は、三次元網状構造の形成下に酸の鎖端と縮合すること
ができるアミン末端基を有するポリアミド鎖を示す。
本発明による分枝鎖状ポリアミド物質は、例えば酸染
料での呈色性を意図的に調節するために官能性末端基の
一定の濃度を有しなければならないので、アミンからな
る一官能価化合物、例えばシクロヘキシルアミンは、重
合処方で一緒に使用することができる。また、このアミ
ンからなる一官能価化合物を一緒に使用することによっ
て、枝分れ度の減少ないしは線状鎖の同時の発生をコン
トロールし、定義された割合で得ることができる。この
場合、このアミンからなる一官能価化合物は、カルボン
酸からなる三官能価の単量体またはアミンからなる三官
能価の単量体に対応する末端基を有するかどうかに影響
を与える。アミンからなる一官能価化合物の作用は、下
記の図表4b)に詳説されている。
図表4b)一官能価化合物は、縮合活性基(NH2)基を有
するアミン、例えば−Aである。
この重合体分子(X)は酸末端基を有しているので、
差当たりAは、構造的構成を本質的に損なうことなしに
Sと反応することができる。重合体分子(X)1個あた
り−Aを4個よりも多く使用する場合には、次の種類の
構造が生じる: 例えば、酸染料での高い呈色性が前記系の際に望まれる
場合には、 [但し、R1、R2、R3、R4は同一かまたは異なり、C1〜C4
−アルキル基であり、xは2〜12であり、yは0〜12で
あるものとする]のような縮合性アミノ基および立体的
に遮断されたアミノ基を有する化合物を選択することが
できる。
本発明によれば、分枝鎖状重合体分子が生じる場合に
は、縮合重合体に対して公知であるような鎖成長の通常
の規則が当てはまる。殊に、次のことに注意すべきであ
る: 1.分枝鎖状成分が有利に例えばベンゾール還でのオルト
位でイミド結合を生じるように互いに隣接しているCOOH
基を有する場合には、重合体の腕の数は、イミド構造が
形成されることによって減少される。
2.図表4bの場合と同様に一官能価化合物を本質的な割合
で一緒に使用する場合には、最終段階の重縮合反応は、
明らかに減速されている。多数の鎖端は、縮合に対して
不活性である。
3.著しく分岐した鎖分子は、線状の鎖分子と比較して明
らかに高い分子量を有する。それというのも、多数の予
備形成された構造単位は、構造体構成の最終段階で再び
結合させられるからである。
4.しかし、予備形成された構造要素の再度の結合は、決
して完全ではないので、常に若干純粋なポリアミノカル
ボン酸、ひいては若干短い線状鎖が残存する。
本発明により組合わされた調整剤系を使用するなら
ば、基本単量体としてのジアミンおよびジカルボン酸か
らの塩が完全に不在の場合には、アミノ酸またはラクタ
ムを専ら使用する際に定義された分枝鎖状の熱可塑性で
加工可能のポリアミド重合体をその性質の変動幅で再現
可能に得ることができるという驚異的な認識により、性
質の多種多様のスペクトルを有する新規種類のポリアミ
ド重合体が導かれる。従って、例えば耐流動性は、新規
な種類の鎖構造の導入によって高めることができる。例
えば6−ラクタムまたはω−アミノウンデカン酸ないし
はω−アミノドデカン酸からなるポリアミド重合体を本
発明による規則的な鎖構造の使用下に得る場合には、基
本単量体の混合比によって基本単量体の融点を規定する
ことができ、かつ調整剤系を意図的に選択することによ
って末端基の種類および濃度を規定することができる。
従って、官能性末端基のできるだけ高い濃度および官能
性末端基の種類によって多種多様の支持体上での付着
を、意図的に実用上の要求に適合させることができる。
また、−COOH基の高められた濃度は、アミノシラン層を
有するガラス繊維および無機質に対して良好な付着力を
可能ならしめる。
重合体配合物を製造する場合にも、例えばイオン結
合、付加化合物の形成または例えば−NH2とNCO−との化
学反応によって重合体相の相溶性を補完することができ
る官能性基の定義された高い濃度を使用することは、し
ばしば有利である。また、成分c)を適当に選択するこ
とにより、酸性染料での呈色性は、広い範囲内で意図的
に変動させることもできる。短い線状重合体分子も定義
されたモル分で同時に生じるように調整剤系を選択した
場合には、例えばバッチ法で長い生産過程に亘って、こ
れまでの場合のように重縮合容器の壁面で生じるかまた
は部分的に架橋された斑点状生成物の堆積は全く生じる
ことなしに重合させることができる。
本発明によるポリアミド重合体の製造は、そのために
公知のそれぞれの方法により、有利にバッチ法で行なわ
れる。成分はa)、b)およびc)に相応して成長する
重合体鎖中に組込まれ、かつ脱ガス化段階の経過中にこ
の予備形成された断片は最終的な構造に段階的に1つに
結合させられるので、脱ガス化段階の時間は、延長され
ていてもよいことが明らかである。しかし、この時間
は、真空に引くことおよび表面を絶えず新しくすること
ならびに有利な温度管理によって再び短縮させることが
できる。通常の場合にラクタムに相応する単量体として
使用する場合には、枝分れ作用を有する成分が存在する
結果、即ちこれらの成分の官能性末端基の存在の結果と
して開還反応が明らかに促進される。勿論、枝分れ作用
を有する成分ならびに一官能成分は、使用すべき単量体
に基づいて選択される。
この結果開還のために極めて高い溶融温度を必要とす
る場合(例えば:12−ラクタム)には、揮発正の少ない
成分a)、b)およびc)を使用するのが有利である。
基本単量体としては、ポリアミド重合体製造に適当な
全部のアミノ酸またはラクタム、例えばカプロラクタ
ム、エナントラクタム、ラウリンラクタム、ドデカラク
タムならびに相応するアミノ酸およびアミノウンデカン
酸ならびにp−(アミノメチル)−安息香酸がこれに該
当する。
本発明による成分a)は、三官能価の基(−COOH)を
有しなければならない。この成分a)は、単量体の溶融
液中で良好に溶解されているか、ないしは成分b)およ
び成分c)での塩形成によって溶解される。この場合に
は、−COOH基を有するジカルボン酸のオルト位で、例え
ばベンゾール還について常用の重縮合反応でイミド形成
が生じることに注意しなければならず、このことは、生
じる鎖の枝分れの数を減少させる。適当な成分a)は、
次のものである:トリメシン酸、50〜60個、殊に54個の
C原子を有する三量体化された脂肪酸(油酸から得られ
た)、ナフタリンポリカルボン酸、例えばナフタリン−
1.3.5.7−テトラカルボン酸、構造式: [式中、Meは−CH3を表わす]で示される酸またはその
エステル。一般的には、勿論ポリカルボン酸と短鎖状ア
ルコールとの常用エステルを使用することができる。
3個の縮合性基−NH2もしくは−NH−を有するアミン
は、例えば (H2N−CH2−CH23Nまたは H2N−(CH2−NH(−CH2−NH2または H2N−(CH2−NH(−CH2−NH− (CH2−NH2または H2N−(CH2−NH(−CH2−NH−(−CH2
NH −(−CH2−NH2 [但し、xは2〜13であるものとする] [但し、x、yおよびzはそれぞれ1〜15であり、Rは
エチル基、ブチル基またはイソプロピル基であるものと
する]である。
付加的に、専ら1種の官能性末端基を有する二官能価
化合物を使用することができる。これは、例えばアジピ
ン酸、アゼライン酸、セバシン酸、ドデカンジ酸、テレ
フタル酸、イソフタル酸のようなジカルボン酸である。
一官能価化合物としては、常用のモノアミン、例えばシ
クロヘキシルアミン、アルキルアミン、例えばトリデシ
ルアミン、ならびにベンジルアミンがこれに該当する。
また、アミノ基の加水分解縮合性に関連する本発明の範
囲内の一官能価アミンである成分c)は、遊離アミノ基
とともに立体的に遮蔽されたアミノ基を有するアミン、
例えばアミン [式中、xは0〜12、殊に0であり、R1、R2、R3、R4
同一かまたは異なり、1〜4個の炭素原子を有するアル
キル基を表わす]ならびに [式中、yは2〜12、殊に3である]。
特に有利なのは、次のアミンである: 実施例 次に、本発明を実施例につき詳説する。
これらの実施例を実施するためには、次の基本構成単
位が使用される; アミノラウリン酸 ALS ラウリンラクタム LL アミノカプロン酸 ACS カプロラクタム CL アミノウンデカン酸 AUS ヘキサメチレンジアミンと アゼライン酸との塩 6,9−塩。
次の成分は、構造的構成を制御するために使用され
る: トリメシン酸 TMS ニトリロトリエタンアミン N−TEA 〔化学構造式:(H2N−CH2−CH23N(沸点:266〜269
℃、融点:−50℃未満、分子量:146.2)(別名:N,N−ビ
ス(2−アミノエチル)−1,2−エタンジアミン)〕 アゼライン酸 AZ アジピン酸 ADS ジアミノヘキサン HMD 安息香酸 BZ 3−アミノ−1−シクロヘキシル−アミノプロパン
L−252 トリデシルアミン トリダ 例1〜8 これらの例には、実験室規模でのポリアミド重合体の
製造が記載されている。
単量体および付加的成分を縮合管中に秤量して入れ
る。この混合物を不活性ガス下で溶融し、かつ撹拌下に
段階的に温度を上昇させながら重縮合する。
この試験により、重縮合挙動に対する種々の単量体お
よび構成単位の影響ならびに達成可能な構造が明らかに
なる。
この試験の結果は、第1表に含まれており、この場合
第1表aは、重合処方を示し、第1表bは、重縮合条件
を示し、かつ第1表cは、分析結果を示す。
“V"で示された試験は、比較試験である。
比較試験V1およびV2を実施する場合には、公知技術水
準による6,9−塩が単量体として使用され、かつ重合溶
融液中で良好に可溶のN−TEAが成分a)として単独で
使用されるかまたは安息香酸(BZ)との組合せ物で使用
される。反応経過の説明によれば、既に短時間後に架橋
は開始されていることが示されている。
比較試験V3〜V6は、1回架橋されたポリアミド重合体
に関し、この場合単量体としては、有利な重縮合挙動の
ためにモル比1:1のACSとALSとからの混合物が使用され
る。
アミノ酸を単量体として使用する場合には、酸官能価
成分を添加するとしても、架橋は全く起こらない。
比較試験V3は、トリメシン酸の溶解度が僅かであるた
めに完全に透明な重合体溶融液が生じないことを示す。
TMSと、重縮合可能なアミン官能基1個のみを有する
ジアミンとを組合わせることにより、塩が形成され、透
明な重合体溶融液が生じる。この種のジアミンとして
は、ベンジルアミン、シクロヘキシルアミンまたはトリ
デシルアミンを使用することができる。
分析結果は、予想されたように成分の濃度が平均分子
量に影響を及ぼすことを示している。
試験7および試験8は、特許請求の範囲請求項1の対
象外である。この場合、N−TEAと、AZとの組合せによ
り、2個の分岐点を有する重合体鎖が生じる。モノアミ
ンを一緒に使用することにより、線状重合体鎖は所定の
濃度で生成される。分析結果が示すように、高い分子量
にも拘わらず良好に流動性の生成物が生じる。
これらの試験は、選択された反応性基が重縮合の経過
中に副反応、例えばイミド形成を生じないことを示す。
従って、この意味において、例えば1,2−ベンゾールポ
ルカルボン酸、1,2,4−ベンゾールポルカルボン酸およ
び1,2,4,5−ベンゾールポルカルボン酸、ニトリロトリ
酢酸、エチレンジアミンテトラ酢酸およびブタン−1,2,
3,4−テトラカルボン酸は不適当である。一方、本発明
では、既に記載した構成単位とともに必ずしも揮発性で
ないかまたは殆ど揮発性でない熱的に十分に安定性の多
官能価カルボン酸および立体的に遮蔽されていない少な
くとも1つのアミン官能基を有する脂肪族アミンは適当
である。
例9〜20 次の例9〜20は、工業的規模で実施された試験であ
る。この場合、例9と例14は、特許請求の範囲請求項1
の対象外であり、例10〜13および例15〜18は、それぞれ
特許請求の範囲請求項1の対象である: 実施のために、熱媒体油で加熱され、過圧的に設定さ
れた公知の鋼製オートクレーブを使用し、重縮合を公知
方法で窒素/水蒸気雰囲気下で実施する。
試験の詳細は、第2表に纒められている。第2表aに
は、重合処方が記載されており、第2表b/cには、重合
条件および分析結果が記載されており、第2表dには、
機械的試験の結果が記載されている。機械的試験の値を
比較する場合には、なお比較試験19および20が一緒に実
施される。この場合、比較試験19は、ポリアミド−12の
標準射出成形材料に相応し、かつ比較試験20は、ポリア
ミド−6の標準射出成形材料に相応する。機械的性質の
比較により、殊に降状応力の上昇および破断時の伸びの
減少が示されている。基本的な機械的性質の前記変化
は、PA−12の場合に明らかであり、PA−6の場合には、
この変化は、殊に乾燥状態で同様に明らかに認めること
ができるが、この場合には、湿分の吸収は減少する。
基本的な機械的性質に対する多重鎖の枝分れの影響を
明らかに目で見ることができるようにするために、第2
図〜第4図には、本発明による生成物の引張力−伸びの
相関曲線の線図が示されている。同時に、PA−6(第6
図、比較試験20)およびPA−12(第5図、比較試験19)
からの標準射出成形材料の引張力−伸びの性質も示され
ている。引張力−伸びの相関曲線の線図は、23℃および
伸び速度1分間あたり50mmで測定されるDIN53455の規格
に基づくものである。
本発明による生成物の引張力−伸びの相関曲線の線図
(第2図〜第4図)は、高い降状点に基づく高い強度を
示している。また、実施例は、引張力−伸びの相関曲線
は、枝分れ度の増大につれて“降状点”の後に強度の劣
化を減少させることを示している。枝分れ度および重合
度が高い場合には、むしろ強度の劣化はもはや起こらず
(例16)、したがって降状点は存在しない。すなわち、
本発明による生成物は、僅かな伸びで高い強度を生じさ
せるような所で実際に頻繁に使用されている。
【図面の簡単な説明】
第1図は、試験9の場合の引張力と伸びの相関曲線を示
す線図、 第2図は、試験10の場合の引張力と伸びの相関曲線を示
す線図、 第3図は、試験12の場合の引張力と伸びの相関曲線を示
す線図、 第4図は、試験16の場合の引張力と伸びの相関曲線を示
す線図、 第5図は、比較例19、PA12の場合の引張力と伸びの相関
曲線を示す線図、 第6図は、比較例20、PA6の場合の引張力と伸びの相関
曲線を示す線図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭50−2791(JP,A) 特開 昭50−3193(JP,A) 特開 昭50−63098(JP,A) 特公 昭49−7080(JP,B1)

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】基本構成単位としてのアミノ酸の重縮合ま
    たはラクタムの加水分解による重合によって得られ、重
    合体少なくとも50重量%が1個よりも多い分枝鎖を有す
    る、加工可能な熱可塑性ポリアミド重合体において、基
    本単量体の溶融液に次の組成: a)重合体1g当たりカルボン酸からなる三官能価の単量
    体5〜150マイクロモル、 b)重合体1g当たりアミンからなる三官能価の単量体2
    〜100マイクロモル、および c)重合体1g当たりアミンからなる一官能価の単量体5
    〜450マイクロモルの成分を添加し、この場合成分a)
    対成分b)のモル比は、少なくとも2に維持されること
    を特徴とする方法により得られた、加工可能な熱可塑性
    ポリアミド重合体。
  2. 【請求項2】カルボン酸からなる三官能価の単量体とし
    てトリメシン酸を使用することにより得られた、請求項
    1記載のポリアミド重合体。
  3. 【請求項3】アミンからなる三官能価の単量体として (H2N−CH2−CH23N を使用することにより得られた、請求項1記載のポリア
    ミド重合体。
  4. 【請求項4】請求項1記載の成分a)、b)およびc)
    に加えてカルボン酸からなる二官能価の単量体を使用す
    ることにより得られた、請求項1から3までのいずれか
    1項に記載のポリアミド重合体。
  5. 【請求項5】カルボン酸からなる二官能価の単量体とし
    てアジピン酸を使用することにより得られた、請求項4
    記載のポリアミド重合体。
  6. 【請求項6】アミンからなる一官能価の単量体として3
    −アミノ−1−シクロヘキシル−アミノプロパンを使用
    することにより得られた、請求項1記載のポリアミド重
    合体。
  7. 【請求項7】基本単量体としてラウリンラクタムを使用
    することにより得られた、請求項1記載のポリアミド重
    合体。
  8. 【請求項8】請求項1から7までのいずれか1項に記載
    のポリアミド重合体を常用の添加剤および助剤と一緒に
    使用して成形加工することを特徴とする方法により得ら
    れた、成形材料。
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