JP3083885U - モーターの磁極片の改良構造 - Google Patents

モーターの磁極片の改良構造

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JP3083885U JP2001005138U JP2001005138U JP3083885U JP 3083885 U JP3083885 U JP 3083885U JP 2001005138 U JP2001005138 U JP 2001005138U JP 2001005138 U JP2001005138 U JP 2001005138U JP 3083885 U JP3083885 U JP 3083885U
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pole piece
pole
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銀樹 洪
慶昇 洪
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ローターとステータの磁極片との誘導面積が
大きくなることにより、ローターの回転トルクを増やす
他に、磁極片によってローターの起動を簡単にすると同
時に、モーターの回転によるコッギングトルクの現象を
低く抑えることができるモーターの磁極片の改良構造を
提供しようとするものである。 【解決手段】 磁極片には中心孔を円心とした対辺の同
じ直径を有する扇形縁および上記扇形縁からそれぞれ垂
直方向へ延伸した磁極面が形成され、上記磁極面の中間
分割線と磁極片の中心線とは互いに平行せずにθ角を有
するように形成され、そして上記磁極面の二個の辺と磁
極片の中心線とは平行にならないように構成されてい
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、モーターの磁極片の改良構造に関するもので、特にブラシレス直流 モーターの磁極片に対して改良を行うことにより、モーターは比較的よい回転ト ルクを有すると同時に、モーターの起動が簡単になると共に、コッギングトルク (Cogging Torque)を減らすことができるモーターの磁極片の改良構造に係るも のである。
【0002】
【従来の技術】
従来この種のものにあっては、下記のようなものになっている。
【0003】 図1,2に示す中華民国特許公報公告第215750号「冷却扇風器のモータ ーステータの磁極片の改良構造」で掲示されたブラシレス直流モーターにあって は、上磁極片91と下磁極片92はコイル組93の上下両端に結合され、上磁極 片91と下磁極片92にはそれぞれ垂直に延伸した磁極面94が延設され、磁極 面94の設置によってローターの回転トルクを増やすことができ、しかもロータ ーの起動がしやすくなったり、ローターの回転の死角を避けたりするため、磁極 面94の隅の位置には切欠部95が設けられるように構成されている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
前述した従来の構造では、ローターの永久磁石はNS極が交錯し排列してなる ため、さらにローターはステータコイルが生じた磁場によって駆動されるため、 ローターの永久磁石のNS極がステータの上,下磁極片の磁極面に相対して変換 になった時、トルクの変動が生じたり或いは不均一な影響が生じたりし、いわゆ るコッギングトルク(Cogging Torque)の現象が生じる。このように図1,2に 示す従来の構造においては、磁極面94の少なくとも片側の縁端線96は上,下 磁極片91,92の直線に垂直するように形成されるため、ローターの回転時に おいて明らかにコッギングトルクの現象が生じ、特に回転速度が低くなった時に コッギングトルクによるローターの振動現象はさらに明らかになるという問題点 があった。
【0005】 本考案は、このような問題点に鑑みて考案したものであって、その目的とする ところは、ローターとステータの磁極片との誘導面積が大きくなることにより、 ローターの回転トルクを増やす他に、磁極片によってローターの起動を簡単にす ると同時に、モーターの回転によるコッギングトルクの現象を低く抑えることが できるモーターの磁極片の改良構造を提供しようとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本考案によるモーターの磁極片の改良構造は、下 記のようになるものである。すなわち、モーターの磁極片の改良構造は、 磁極片には中心孔を円心とした対辺の同じ直径を有する扇形縁および扇形縁か らそれぞれ垂直方向へ延伸した磁極面が形成される。磁極面の延伸方向の中間分 割線と磁極片の縦長方向の中心線とは互いに平行せずにθ角を有するように形成 される。
【0007】 また、本考案のモーターの磁極片の改良構造は、下記のように構成することも できる。 1.磁極面には二個の辺が形成され、上記の二個の辺の各辺と磁極片の中心線と は互いに平行しないように形成される。 2.磁極面の二個の辺はそれぞれ傾斜辺に形成されると共に、互いに平行になる ように形成される。 3.上記の二個の磁極面は磁極片の中心線に沿って軸方向に対称になるように設 けられる。
【0008】
【考案の実施の形態】
本考案の実施の形態について、以下、図面を参照して説明する。
【0009】 図3は本考案の実施例によるモーターの磁極片の改良構造の分解斜視図であり 、主にボビン1および少なくとも二個の磁極片2などの部材により構成される。
【0010】 ボビン1にはコイル11が巻きつけられると共に、巻線端子12によって電源 と連接することができる。
【0011】 図3,4に示すように、磁極片2は磁気伝導材質より製造されると共に、少な くとも二個の磁極片2がそれぞれボビン1の両端面に設けられる。二個の磁極片 2にはそれぞれ中心孔21が穿設される。さらに磁極片2には中心孔21を円心 とした対辺の同じ直径を有する扇形縁22および扇形縁22からそれぞれ垂直方 向へ延伸した磁極面23が形成され、磁極面23の延伸方向の中間分割線24と 磁極片2の縦長方向の中心線25とは互いに平行せずにθ角を有するように形成 される。そしてそれぞれの磁極面23の両側には互いに平行になるように傾斜辺 26が形成され、磁極面23の両側の傾斜辺26も磁極片2の縦長方向の中心線 とは平行にならないように形成される。
【0012】 図4は本考案の実施例における磁極片2の展開された平面図であり、磁極面2 3は中心孔21を円心とした対辺の同じ直径を有する扇形縁22から垂直方向へ 延伸してなるもので、磁極面23の中間分割線24と磁極片2の中心線25とは θ角を有するように形成されると共に、二個の磁極面23は磁極片2の中心線2 5に沿って軸方向に対称になるように設置される。
【0013】 図5は本考案の実施例によるモーターの磁極片の改良構造の組立状態の正面図 であり、少なくとも二個の磁極片2はそれぞれボビン1の両端に結合されると共 に、磁極片2の対応辺の磁極面23はボビン1の中心に沿って軸方向に対称にな るように設置されるる。このため、磁極片2には比較的大きい誘導面が形成され 、さらに磁極面23の両側の傾斜辺26と磁極片2の中心線25とは平行になら ずに角を有するように形成されるため、NS極を有するローターの永久磁石と両 側に傾斜辺26を有する磁極面23が誘導し合う時、誘導死角という問題は生じ ないと同時に、モーターの回転によるコッギングトルクの現象も比較的に明らか でなくなるため、ローターの回転による振動現象を減らすことができる。
【0014】
【考案の効果】
本考案のモーターの磁極片の改良構造によれば、磁極片から延伸された磁極面 の中間分割線と磁極片の中心線はθ角になるように設置されると共に、磁極面の 両側の辺と磁極片の中心線とは平行にならないように形成され、このようにロー ターの永久磁石と磁極面の間には非対称の誘導になるように形成されることによ り、ローターの起動はし易くなり、さらにNS極を有するローターの永久磁石と 両側に傾斜辺を有する磁極面が誘導し合う時、誘導死角という問題は生じないと 同時に、モーターの回転によるコッギングトルクの現象も比較的に明らかでなく なるため、ローターの回転による振動現象を減らすことができるという利点があ る。
【0015】 本考案は、その精神及び必須の特徴事項から逸脱することなく他のやり方で実 施することができる。従って、本明細書に記載した好ましい実施形態は例示的な ものであり、限定を意図するものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 従来の構造の分解斜視図である。
【図2】 図1に示す構造における磁極片の正面図であ
る。
【図3】 本考案の実施例によるモーターの磁極片の改
良構造の分解斜視図である。
【図4】 図3に示すモーターの磁極片の改良構造にお
ける磁極片の展開された平面図である。
【図5】 図3に示すモーターの磁極片の改良構造の組
立状態の正面図である。
【符号の説明】
1 ボビン 11 コイル 12 巻線端子 2 磁極片 21 中心孔 22 扇形縁 23 磁極面 24 中間分
割線 25 中心線 26 傾斜辺

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 磁極片(2)には中心孔(21)を円心
    とした対辺の同じ直径を有する扇形縁(22)および上
    記扇形縁(22)からそれぞれ垂直方向へ延伸した磁極
    面(23)が形成され、上記磁極面(23)の延伸方向
    の中間分割線(24)と磁極片(2)の縦長方向の中心
    線(25)とは互いに平行せずにθ角を有するように形
    成されることを特徴とするモーターの磁極片の改良構
    造。
  2. 【請求項2】 上記磁極面(23)には二個の辺(2
    6)が形成され、上記の二個の辺(26)の各辺と磁極
    片(2)の中心線(25)とは互いに平行しないように
    形成されることを特徴とする請求項1記載のモーターの
    磁極片の改良構造。
  3. 【請求項3】 上記磁極面(23)の二個の辺(26)
    はそれぞれ傾斜辺に形成されると共に、互いに平行にな
    るように形成されることを特徴とする請求項2記載のモ
    ーターの磁極片の改良構造。
  4. 【請求項4】 上記二個の磁極面(23)は磁極片
    (2)の中心線(25)に沿って軸方向に対称になるよ
    うに設けられることを特徴とする請求項1記載のモータ
    ーの磁極片の改良構造。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2015089321A (ja) * 2013-09-24 2015-05-07 アスモ株式会社 モータ
JP2015198561A (ja) * 2014-04-03 2015-11-09 アスモ株式会社 ロータ及びモータ
US10141821B2 (en) 2013-09-24 2018-11-27 Denso Corporation Motor and rotor

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