JP3083871B2 - 積算カウンタの計数方法 - Google Patents
積算カウンタの計数方法Info
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Description
信号を電圧・周波数変換器(以下、V/Fコンバータと
称す。)を介して変換した周波数出力からオフセット周
波数を除去して入力の積算値を計測し、同時に瞬時値も
計測出来る積算カウンタの計数方法に関するものであ
る。
力信号(Ei)は、図9に示すように、0から始まらな
い1〜5Vや4〜20mA等のオフセット(Eo)(上
記例では1Vと4mAに相当する。)を含む信号にな
る。この場合、上記入力信号(Ei)はオフセット(E
o)を減じて計測しなければならず、その計測方法の一
例を図8を参照して次に示す。図において(Vi)は入
力端子、(Ao)はオフセット除去用オペアンプ、(V
r)はオペアンプ用基準電源、(Ag)は利得可変用ア
ンプ、(1)はV/Fコンバータ、(2)は積算カウン
タ、(Ra)(Rb)はアンプ(Ao)(Ag)の各調
整用抵抗である。上記構成において入力端子(Vi)よ
り例えば1〜5Vのオフセット(1V)を含む入力信号
(Ei)を印加したとする。そうすると、入力信号(E
i)はオペアンプ(Ao)を経て1Vを減じられ、0〜
4Vの信号として出力する。そこで、V/Fコンバータ
(1)にて入力電圧に比例した周波数に変換した後、そ
の周波数を積算カウンタ(2)にて加算して計数する
と、入力信号(Ei)の積算値が計測される。又、オペ
アンプ(Ao)の出力にアナログ・デジタル変換器
(3)を接続すると、オフセットを減じた入力信号(E
i)の瞬時値を計測できる。或いは、V/Fコンバータ
(1)の出力をカウンタ(4)にてゲート時間で計数し
て上記瞬時値を計測する。
は、上述した計測方法によれば、オフセット(Eo)を
オペアンプ(Ao)によりアナログ的に処理しているた
めオペアンプ用基準電源(Vr)や調整用抵抗等を必要
とし、その結果、アナログ回路部品が増加して形状が大
きくなること、及びアンプ回路が入るためその経時変化
に伴う温度係数やオフセット周波数の調整が必要になっ
て手間が掛かる点である。又、基準電源(Vr)や上記
調整を必要とし、且つ、アナログ回路部品の増加により
動作安定度が悪化する点もある。
含む入力信号をV/Fコンバータを介して周波数に変換
し、その変換出力からオフセット周波数を除去して入力
の積算値を計測するにあたり、予め設定したオフセット
パルス波形と上記電圧・周波数変換器出力パルス波形と
をパルス検出制御部に入力し、パルス検出制御部にてオ
フセット周波数パルスの立ち上がりを検出する毎にV/
Fコンバータの出力パルスを1個消去することによりオ
フセット周波数を除去したパルスを出力し、パルス検出
制御部出力を積算カウンタにて計数して入力信号の積算
値を計測することを特徴とする。
ットパルス波形と入力信号のV/Fコンバータ出力パル
ス波形とをパルス検出制御部に入力してオフセット周波
数パルスの立ち上がりを検出する毎にV/Fコンバータ
の次の出力パルスを1個消去する。そこで、入力信号の
V/Fコンバータ出力パルス波形からオフセット周波数
を除去したパルスをパルス検出制御部から出力して積算
カウンタにて計数し、入力信号の積算値を計測する。
例を図1乃至図7を参照して以下に説明する。まず図1
は本発明に係る積算カウンタの計数方法を実施する回路
のブロック図を示し、図において(1)はV/Fコンバ
ータ、(2)は積算カウンタ、(5)はCPU、(6)
はパルス検出制御部、(7)はオフセット周波数発生器
である。上記V/Fコンバータ(1)は、従来と異なっ
てオフセット(Eo)を含む入力信号(Ei)が直接、
入力してその信号電圧に比例したV/F周波数(Fi)
のパルス(Pi)を出力する。CPU(1)はパルス検
出制御部(6)とオフセット周波数発生器(7)と積算
カウンタ(2)を有し、後述するように、V/Fコンバ
ータ(1)から出力したV/F周波数(Fi)のパルス
(Pi)をロジック的に処理して入力信号(Ei)の積
算値や瞬時値を計測する。パルス検出制御部(6)は、
主としてV/F周波数(Fi)のパルス(Pi)をロジ
ック的に処理するブロックで、オフセット周波数発生器
(7)にて生成したオフセット周波数(Fo)のパルス
(Po)とV/F周波数(Fi)とを入力してV/F周
波数(Fi)よりオフセット周波数(Fo)を減じたパ
ルス(Pu)をリアルタイムで出力する。積算カウンタ
(2)はパルス検出制御部(6)の出力に接続され、パ
ルス(Pu)を計数し、入力信号(Ei)の積算値を計
測する。尚、図示しないが、パルス検出制御部(6)と
積算カウンタ(2)の間に分周器を設けても良い。
する。まず、予めオフセット周波数(Fo)をその誤差
分を見込んで検出しておき、オフセット周波数発生器
(7)にてオフセット周波数(Fo)を上記検出された
周波数に設定して生成させる。その後、設定されたオフ
セット周波数(Fo)のパルス(Po)とV/F周波数
(Fi)のパルス(Pi)とをパルス検出制御部(6)
に入力する。そこで、図2に示すように、オフセット周
波数(Fo)がV/F周波数(Fi)より低い場合、パ
ルス検出制御部(6)においてオフセットパルス(P
o)の立ち上がりを検出する毎にパルス(Pi)の次の
パルス(Pia)を1個消去する。そうすると、V/F
周波数(Fi)から丁度、オフセット周波数(Fo)分
だけ減じた周波数(Fu=Fi−Fo)のパルス(P
u)をパルス検出制御部(6)よりリアルタイムで出力
する。即ち、図3(a)に示すように、オフセット周波
数(Fo)を含むV/F周波数(Fi)に対し、同図
(b)に示すように、オフセット周波数(Fo)を減じ
た周波数(Fu)が積算カウンタ(2)に入力される。
そこで、積算カウンタ(2)において周波数(Fu)の
パルス(Pu)を計数して入力信号(Ei)の積算値を
計測する。又、パルス検出制御部(6)の出力に瞬時周
波数測定カウンタ(後述図5の(11)を参照)を接続
すると、上記周波数(Fu)より直接、入力信号(E
i)の瞬時値を計測することも出来る。
(Fo)がV/F周波数(Fi)より高いか又は等しい
場合、パルス検出制御部(6)においてオフセット周波
数(Fo)の立ち上がりを検出する毎にV/F周波数
(Fi)の次のパルスを1個消去していくと、最終的に
V/F周波数(Fi)のパルスが全て無くなって周波数
(Fu)が常に0となり、パルスを出力しない。
ト除去後、例えば0点付近で揺らぎのある場合、その領
域における計数を除去(カットオフ処理)する必要があ
り、この場合にも本発明方法を適用できる。そこで、図
4(a)に示すように、カットオフ周波数(0点付近で
揺らぎのある領域の境界周波数で、その周波数以下を計
数しない。)のあるV/F周波数(Fic)の処理方法
を次に示す。この場合、図7に示すように、カットオフ
電圧(Ec)以下の入力信号(Ei)が比較器(CM)
に入力した時、スイッチ(SW)を開いてV/Fコンバ
ータ(1)への入力を遮断し、カットオフ電圧(Ec)
以上の入力信号(Ei)が入力した時、スイッチ(S
W)を閉じてV/Fコンバータ(1)へ入力信号(E
i)を送れば良い。そこで、図1に示すオフセット周波
数発生器(7)に代えてカットオフ周波数発生器(8)
(後述図5参照)を設け、カットオフ周波数(Fc)の
パルス(Pc)とV/F周波数(Fic)のパルス(P
i)とをパルス検出制御部(6)に入力する。そこで、
パルス(Pi)と(Pc)の各立ち上がりを検出し、例
えば2つの立ち上がりを同時に検出した後、パルス(P
i)の一周期(Ti)(図2参照)の間にパルス(P
c)の次の立ち上がりを検出しなければ、V/F周波数
(Fic)がカットオフ周波数(Fc)より高いと判断
する。逆に、2つの立ち上がりを同時に検出した後、パ
ルス(Pi)の一周期(Ti)の間にパルス(Pc)の
次の立ち上がりを検出すれば、V/F周波数(Fic)
がカットオフ周波数(Fc)より低いと判断する。そこ
で、図4(b)に示すように、前者の場合、カットオフ
周波数(Fc)に対する処理を禁止して計数可能状態に
する。又、後者の場合、パルス検出制御部(6)におい
てその出力周波数(Fu)は常に0となり、積算カウン
タ(2)へのパルス出力を抑制して計数しない。このよ
うにしてカットオフ処理が可能になり、上述したよう
に、オフセット除去後、不要の領域における計数を除去
する際に行なう。
ク図を図5を参照して次に示す。図において(1)はV
/Fコンバータ、(2)は積算カウンタ、(5)はCP
U、(6)はパルス検出制御部、(7)はオフセット周
波数発生器、(8)は上述したカットオフ周波数発生
器、(9)は分周器、(10)はANDゲート、(1
1)は瞬時周波数測定カウンタ、(12)はゲート時間
発生器、(13)は表示器である。上記V/Fコンバー
タ(1)と積算カウンタ(2)とCPU(5)とパルス
検出制御部(6)とオフセット周波数発生器(7)につ
いては図1と同様で説明を省略し、又、カットオフ周波
数発生器(8)についても上述した通りで説明を省略す
る。分周器(9)は、パルス検出制御部(6)が高周波
で作動しないため、それとV/Fコンバータ(1)との
間に挿入され、V/Fコンバータ(1)の出力であるV
/F周波数(Fi)を分周(1/6400)して25〜
125Hzの周波数を出力し、パルス検出制御部(6)
に入力する。ANDゲート(10)はV/Fコンバータ
(1)の出力に接続され、ゲート時間発生器(12)に
て設定したゲート時間の間、開放して瞬時周波数測定カ
ウンタ(11)にてV/Fコンバータ出力を直接、計数
し、入力瞬時値を計測する。表示器(13)は入力積算
値と瞬時値とを表示する。
であるパルス検出制御部(6)の回路図を図6に示す
と、図において端子(Va)(Vb)よりそれぞれV/
F周波数(Fi)とオフセット周波数(Fo)の各パル
ス(Pi)(Po)を入力し、両者の差の周波数(F
u)のパルス(Pu)を端子(Vu)より出力する。
力信号を電圧・周波数変換し、その変換出力をロジック
的に処理してオフセットを除去したから、オフセット除
去に係るアナログ回路部品が無くなって構成及び形状が
簡略化されると共に、アンプ等のアナログ回路部品の経
時変化に伴うオフセット周波数や温度係数の調整が不要
になって動作の安定度が向上し、且つ、長期間、高精度
の性能を維持できる。更に、オフセット除去後、カット
オフ処理にも適用できる。
る回路のブロック図である。
る図で、入力周波数とオフセット周波数と両者の差の周
波数の各パルス波形図である。
波数変換したグラフである。 (b)は入力信号よりオフセットを除去した信号を電圧
・周波数変換したグラフである。
数変換したグラフである。 (b)はカットオフ処理の信号を電圧・周波数変換した
グラフである。
る回路の総括的ブロック図である。
る。
のブロック図である。
Claims (1)
- 【請求項1】 オフセットを含む入力信号を電圧・周波
数変換器を介して周波数に変換し、その変換出力からオ
フセット周波数を除去して入力の積算値を計測するにあ
たり、予め設定したオフセットパルス波形と上記電圧・
周波数変換器出力パルス波形とをCPU内のパルス検出
制御部に入力し、パルス検出制御部にてオフセット周波
数パルスの立ち上がりを検出する毎に電圧・周波数変換
器の出力パルスを1個消去することによりオフセット周
波数を除去したパルスを出力し、パルス検出制御部出力
を積算カウンタにて計数して入力信号の積算値を計測す
ることを特徴とする積算カウンタの計数方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14940091A JP3083871B2 (ja) | 1991-05-24 | 1991-05-24 | 積算カウンタの計数方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14940091A JP3083871B2 (ja) | 1991-05-24 | 1991-05-24 | 積算カウンタの計数方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04346073A JPH04346073A (ja) | 1992-12-01 |
JP3083871B2 true JP3083871B2 (ja) | 2000-09-04 |
Family
ID=15474307
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14940091A Expired - Lifetime JP3083871B2 (ja) | 1991-05-24 | 1991-05-24 | 積算カウンタの計数方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3083871B2 (ja) |
-
1991
- 1991-05-24 JP JP14940091A patent/JP3083871B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04346073A (ja) | 1992-12-01 |
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