JP3083486U - バリケード - Google Patents

バリケード

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JP3083486U
JP3083486U JP2001004716U JP2001004716U JP3083486U JP 3083486 U JP3083486 U JP 3083486U JP 2001004716 U JP2001004716 U JP 2001004716U JP 2001004716 U JP2001004716 U JP 2001004716U JP 3083486 U JP3083486 U JP 3083486U
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JP
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barricade
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wheels
caster
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JP2001004716U
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昌幸 吉岡
晴隆 石▲崎▼
康徳 皆川
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川口産業株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 風で簡単に倒れることがなく、しかも搬送す
る際には容易に傾倒させて移動させることのできるバリ
ケードを提供する。 【解決手段】 横長な金属製のベース2と、このベース
2に基端を取り付けて立設された、ベース2の長手方向
へ長尺な柵状のバリケード本体3と、ベース2が路面上
に置かれた状態で車輪14が路面から浮上する高さで、
ベース2の左右に取り付けられたキャスタ4とでバリケ
ード1を構成する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、高速道路の料金所の閉鎖用に設置したり、工事現場などに設置する バリケードに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のバリケードは、パイプで組んだ柵の左右の柱の下端に前後方向へ長尺な 脚をそれぞれ設けて安定性を向上させている。そして、この脚の両端に小さなキ ャスタを取り付け、搬送する際には、柵をある程度倒させて接地させたキャスタ の車輪で容易に移動させることができる可搬式のバリケードも開発されている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の可搬式のバリケードは、脚を前後方向へ長くすることに より、風で倒れないようにしているので、搬送する際に意図的に傾倒させようと しても簡単には倒せない。このため、従来のバリケードを傾倒させてから移動さ せる作業は作業者にとって重労働であり、特に女性の作業者には困難な作業であ る。 また、やっと傾倒させても、キャスタの車輪が小さい(小径な)ので、路面上 にある小石などの障害物の影響を受け易い。特に、積雪時には車輪が雪に埋まっ たり、雪に進路を邪魔されてしまい、このような状況では事実上搬送できない。
【0004】 本考案は、上記した事情に鑑み提案されたもので、風で簡単に倒れることがな く、しかも搬送する際には容易に傾倒させて移動させることのできるバリケード を提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載のバリケードは、横長な金属製のベースと、このベースに基端 を取り付けて立設させた、ベースの長手方向へ長尺なバリケード本体と、ベース が路面上に置かれた状態で車輪が路面から浮上する高さで、ベースの左右に取り 付けられたキャスタとを備えたことを特徴とする。
【0006】 請求項2に記載のバリケードは、請求項1に記載のバリケードにおいて、ベー スの前後方向の一方の端部にバリケード本体を立設させ、ベースからの距離がバ リケード本体よりも遠い位置にキャスタの車軸が位置する状態でキャスタを取り 付けたことを特徴とする。
【0007】 請求項3に記載のバリケードは、請求項1または請求項2に記載のバリケード において、キャスタの車輪が130mm〜300mmの直径であることを特徴と する。
【0008】 請求項4に記載のバリケードは、請求項1から請求項3のいずれか1項に記載 のバリケードにおいて、バリケード本体がベースに対して着脱可能であることを 特徴とする。
【0009】
【考案の実施の形態】
以下、本考案の実施の形態を図面に基づいて説明する。 図1(a)はバリケード1の正面図、図1(b)はバリケード1の平面図、図 2は設置した状態におけるバリケード1の側面図、図3は移動時におけるバリケ ード1の側面図である。
【0010】 バリケード1は、横長なベース2と、このベース2に立設されたバリケード本 体3と、ベース2の左右に取り付けられたキャスタ4とで概略が構成されている 。
【0011】 ベース2は、型材等の金属製の長尺材2aを左右方向へ2本平行に配置すると ともに、両長尺材2aの端部よりも少し内側に寄った位置に、両長尺材2aの下 に型材等の短尺材2bを前後方向へ交叉させて接合することにより、横長略四角 形の枠体を組み、この枠体の左右端部上側にコーン載置板5を固定し、コーン載 置板5上には、基端よりも頂部の幅を狭くした略山形の線材製のコーン支持部材 6を上向きに突設し、左右方向の長尺材2aよりも後方に突出させた前後方向の 短尺材2bの突出部分先端に、柵取付部として機能する支持柱7を立設させてあ る。したがって、本実施形態における支持柱7は、ベース2の前後中央よりも後 方に偏心した位置に配置されている。なお、ベース2は、転倒防止用の重錘とし ても機能するので、ある程度の重量が必要であり、上記枠体に金属板を張っても よい。
【0012】 バリケード本体3は、略門形に屈曲させたパイプ材の左右に位置する柱部3a の下部にパイプ材を下横梁3bとして架設し、この下横梁3bと上横梁3cとの 間に縦桟3dを複数本接合した柵である。そして、縦桟3dには、上方からスラ イドさせて装着した看板10を保持する看板ホルダ11を設けてある。なお、看 板ホルダ11は、表裏面の一方に設けてもよいし、両方に設けてもよい。
【0013】 また、バリケード本体3は、ベース2に対して着脱可能な構成とされている。 本実施形態においては、ベース2に立設させた支持柱7をバリケード本体3の左 右に位置する柱部3aの下端開口内へ嵌合させ、左右の柱部3aの側面からボル ト12を締め付けて固定する構成である。したがって、ボルト12を緩めてバリ ケード本体3を上昇させると、このバリケード本体3をベース2から簡単に取り 外すことができる。このため、バリケード本体3が損傷した場合、新しいバリケ ード本体3と簡単に交換することができる。そして、ベース2は継続使用が可能 である。 なお、このバリケード本体3には反射テープ13を巻装することにより、遠く からの視認性を高めることが望ましい。
【0014】 キャスタ4は、ベース2が路面上に置かれた状態で車輪14が路面から浮上す る高さで、ベース2の左右に取り付けられる。具体的には、後方に突出したベー ス2の短尺材2bの端部に、断面略倒L字状のブラケット15を取り付け、この ブラケット15の水平面部の下面にキャスタ4のフォーク状の軸受部16をネジ 或いは溶接によって固定する。本考案に係るバリケード1に使用するキャスタ4 は、直径が130mm〜300mmの車輪14を有する固定キャスタである。図 面に示す実施形態では、最も好ましい200mmの車輪14を備えている。また 、キャスタ4は、バリケード1を傾倒させた際に接地が容易になるように、車輪 14の車軸17がバリケード本体3よりも後方に位置するように配置されている 。したがって、車輪14は、図2に示すように、ベース2の重心からバリケード 本体3までの距離L1よりも長い距離L2だけ離れた位置に車軸17がある。
【0015】 この様な構成からなるバリケード1を使用する場合、例えば高速道路の料金所 のゲートを閉じる場合には、図3に示すように、所望するゲートの通路に置くだ けでよい。なお、左右のコーン支持部材6にコーン20を被せて装着してもよい 。
【0016】 バリケード1を設置すると、金属製の重いベース2が重錘として機能し、しか もベース2だけが接地してキャスタ4の車輪14が路面から浮上しているので、 風が強くても、倒れたり、不用意に移動することがない。また、コーン20は山 形のコーン支持部材6が深く挿入されているので、風に飛ばされることがない。
【0017】 次に、バリケード1を移動させる場合、例えば閉鎖していた料金所のゲートを 開放する場合には、バリケード1の後方(図2では右側)に立ち、バリケード本 体3の上横梁3cを把持して手前(右側)に倒す。バリケード本体3を手前に倒 す際に、手で持った位置の真下に位置するベース2の後端が支点となるので、操 作性が良好であり、女性でも容易に倒すことができる。そして、バリケード1を 所定角度θ(本実施形態ではθ=28.5°)まで倒すと、車輪14が接地し、 これ以上倒すと、ベース2が地面から離れる。
【0018】 車輪14が接地してベース2が浮上すると、この状態でバリケード1を容易に 搬送することができ、しかも本実施形態においては車輪14の直径が200mm と大径なので、小石等の障害物が有っても進路を乱されることなく簡単に踏破し て進むことができる。また、車輪14が大径であれば、雪なども容易に乗り越え ることができる。したがって、降雪時期であっても、バリケード1を容易に搬送 することができる。
【0019】 なお、前記実施形態では、ベース2の後端にバリケード本体3を立設させ、車 輪14の車軸17をバリケード本体3よりも更に後方に配置したが、バリケード 本体3をベース2の前端に立設させて車軸17を更に後方に配置してもよい。要 するに、ベース2の前後方向の一方の端部にバリケード本体3を立設させ、ベー ス2からの距離がバリケード本体3よりも遠い位置に車軸17が位置する状態で キャスタ4を取り付ければよい。
【0020】 また、本考案におけるバリケード本体3は前記した柵状に限定されるものでは なく、例えばかご状に組んだものでもよい。そして、バリケード本体3をベース 2に対して着脱可能に取り付ける構成は、パイプ材の下端開口内へ支持柱7を嵌 合させてボルト12で締め付ける構成に限定されず、着脱可能であればどのよう な構成でもよい。例えば、筒状のホルダにバリケード本体の脚部を嵌合させてス トッパで止める構成でもよい。
【0021】
【考案の効果】
以上説明したように本考案によれば、以下の効果を奏する。 請求項1の考案によれば、バリケード本体を立設させるベースが横長な金属製 なので、このベースが重錘として機能し、脚など接地する部分の前後幅を大きく しなくてもバリケードの安定化を図ることができる。したがって、風で倒れる不 都合もない。また、下端に位置するベースの重量で安定化を図ると、バリケード を傾倒させる操作も容易であり、力の弱い作業者、例えば女性作業者でも容易に 搬送作業を行うことができる。
【0022】 請求項2の考案によれば、ベースの前後方向の一方の端部にバリケード本体を 立設させたので、傾倒させる際の支点の真上に把持位置が位置することになり、 これにより一層操作性を向上させることができる。したがって、力の弱い作業者 であっても一層容易に傾倒させることができる。そして、ベースからの距離がバ リケード本体よりも遠い位置にキャスタの車軸が位置する状態でキャスタを取り 付けたので、傾倒させた後に車輪が接地し易い。したがって、一層搬送作業の操 作性が向上する。
【0023】 請求項3の考案よれば、キャスタの車輪が130mm〜300mmと大径な直 径なので、搬送時に小石や雪などの障害物を容易に乗り越えることができる。し たがって、荒れた路面でも従来より容易に搬送できる。また、路面上に雪等が残 る降雪時期であっても搬送することができる。
【0024】 請求項4の考案によれば、バリケード本体がベースに対して着脱可能なので、 バリケード本体が損傷した場合には簡単に交換することができ、ベースやキャス タなどバリケード本体以外の部品は継続して使用することができる。したがって 、省資源に寄与でき、経済性に優れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)はバリケードの正面図、(b)はバリケ
ードの平面図である。
【図2】設置した状態におけるバリケードの側面図であ
る。
【図3】後方に傾倒させて車輪を接地させた状態におけ
るバリケードの側面図である。
【符号の説明】
1 バリケード 2 ベース 2a 長尺材 2b 短尺材 3 バリケード本体 3a 柱部 3b 下横梁 3c 上横梁 3d 縦桟 4 キャスタ 5 コーン載置板 6 コーン支持部材 7 支持柱 10 看板 11 看板ホルダ 12 ボルト 13 反射テープ 14 車輪 15 ブラケット 16 軸受部 17 車軸 20 コーン

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 横長な金属製のベースと、 このベースに基端を取り付けて立設させた、ベースの長
    手方向へ長尺なバリケード本体と、 ベースが路面上に置かれた状態で車輪が路面から浮上す
    る高さで、ベースの左右に取り付けられたキャスタと、 を備えたことを特徴とするバリケード。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のバリケードにおいて、 ベースの前後方向の一方の端部にバリケード本体を立設
    させ、ベースからの距離がバリケード本体よりも遠い位
    置にキャスタの車軸が位置する状態でキャスタを取り付
    けた、 ことを特徴とするバリケード。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2に記載のバリケ
    ードにおいて、 キャスタの車輪が130mm〜300mmの直径であ
    る、 ことを特徴とするバリケード。
  4. 【請求項4】 請求項1から請求項3のいずれか1項に
    記載のバリケードにおいて、 バリケード本体がベースに対して着脱可能である、 ことを特徴とするバリケード。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017227106A (ja) * 2016-06-15 2017-12-28 ジャパンレントオール株式会社 バリケード

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