JP2002178843A - 注意標示板付きトレーラー - Google Patents

注意標示板付きトレーラー

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JP2002178843A
JP2002178843A JP2000380309A JP2000380309A JP2002178843A JP 2002178843 A JP2002178843 A JP 2002178843A JP 2000380309 A JP2000380309 A JP 2000380309A JP 2000380309 A JP2000380309 A JP 2000380309A JP 2002178843 A JP2002178843 A JP 2002178843A
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trailer
sign
caution
board
vehicle
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JP2000380309A
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Etsuo Takahashi
悦雄 高橋
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NAGAWA KK
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NAGAWA KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】注意標示板の運搬が容易であるととに、工事現
場で牽引車両とトレーラーとを切り離すことにより、牽
引車両を他の目的に使用でき、効率的に作業ができる注
意掲示板付きトレーラーを提供することにある。 【解決手段】車両によって牽引されるトレーラー本体2
と、このトレーラー本体2の荷台に立設された注意標示
板10とからなり、前記注意標示板10には、通行する
車両の運転手や歩行者に注意を促す標識17や標示文字
16が設けられていることを特徴とする注意標示板付き
トレーラーにある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えば道路工事
の際に、通行する車両の運転手や歩行者に注意を促す標
識や標示文字が設けられた注意標示板付きトレーラーに
関する。
【0002】
【従来の技術】車両が通行する道路や歩道の地下に埋設
される水道管、ガス管あるいは電線等の埋設工事、保守
点検工事や道路の一部が損壊されて一部通行止めとする
場合には、通行する車両の運転手や歩行者に注意を促す
ために注意標示板を立設している。
【0003】注意標示板(以下、単に標示板という)に
は、工事内容や車両及び歩行者を安全に誘導するために
進行方向を指す矢印を標示したり、夜間においても認識
できるように電光標示機能を備えたものもある。また、
これらの標示板は、遠方から確認できるように大型な物
が多く、人力で運搬するのは不可能である。
【0004】そこで、従来においては、標示板をトラッ
クの荷台に搭載し、工事現場まで運搬し、工事現場で標
示板をトラックの荷台から降ろして道路に設置するか、
トラックの荷台に標示板を立設した状態で搭載したま
ま、荷台を標示板の設置台として使用し、トラックを工
事現場に停車させて工事を行なっている。
【0005】また、工事中を標示する標示板とともに、
可搬式簡易トイレや休憩に使用する可搬式ハウスをトラ
ックによって工事現場まで運搬し、工事現場で標示板を
トラックの荷台から降ろして道路に設置する場合もあ
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、標示板
を工事現場まで運搬し、工事現場で標示板をトラックの
荷台から降ろして道路に設置するにしても、標示板が大
型で重量があるため、その作業が困難であり、特に工事
場所が日々移動する場合には標示板も一緒に移動する必
要がある。
【0007】また、トラックの荷台に標示板を立設した
状態で搭載したまま、あるいは可搬式簡易トイレや休憩
に使用する可搬式ハウスとともに搭載したまま、トラッ
クを工事現場に停車させて工事を行なうと、工事期間中
はトラックを他の目的に使用することはできず、トラッ
クが遊んだままの状態となり不経済である。
【0008】この発明は、前記事情に着目してなされた
もので、その目的とするところは、標示板をトレーラー
の荷台に搭載し、車両によって工事現場までトレーラー
を牽引して工事現場にトレーラーと一緒に標示板を設置
することにより、標示板の運搬が容易であるととに、牽
引した車両を他の目的に使用でき、効率的に作業ができ
る注意標示板付きトレーラーを提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明は、前記目的を
達成するために、請求項1は、車両によって牽引される
トレーラー本体と、このトレーラー本体の荷台に立設さ
れた注意標示板とからなり、前記注意標示板には、通行
する車両の運転手や歩行者に注意を促す標識や標示文字
が設けられていることを特徴とする注意標示板付きトレ
ーラーにある。
【0010】請求項2は、請求項1の前記注意標示板
は、荷台に対して起立・倒伏可能に設けられていること
を特徴とする。
【0011】請求項3は、請求項1の前記注意標示板
は、電光標示板であり、荷台に搭載された発電機によっ
て電光標示されることを特徴とする。
【0012】請求項4は、請求項1の前記荷台には、可
搬式簡易トイレが搭載されていることを特徴とする。
【0013】請求項5は、請求項1の前記荷台には、休
憩室が搭載されていることを特徴とする。
【0014】請求項1によれば、車両によってトレーラ
ーを工事現場に搬送し、トレーラーを工事現場に停車す
ることにより、トレーラー本体が注意標示板の設置台と
なり、、また工事終了後の注意標示板の撤去も容易とな
る。
【0015】請求項2によれば、運搬中は注意標示板を
倒伏した状態となり、他の車両の運転手に誤解を招くこ
とはない。
【0016】請求項3によれば、夜間においても標示板
を容易に確認できる。
【0017】請求項4及び5によれば、荷台上の可搬式
簡易トイレまたは休憩室を利用でき、長期間の工事に有
効である。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、この発明の各実施の形態を
図面に基づいて説明する。
【0019】図1及び図2は第1の実施形態を示し、図
1は注意標示板付きトレーラーの斜視図、図2は注意標
示板付きトレーラーを牽引車両によって牽引している状
態の側面図である。トレーラー1はトラック等の車両に
よって牽引されるものであり、トレーラー本体2には車
輪3が設けられている。トレーラー本体2の荷台4の全
周にはヒンジ(図示しない)によって開閉可能な煽り側
板5が設けられている。
【0020】さらに、トレーラー本体2の前部には牽引
車両Gに着脱可能に連結される牽引シャフト6が設けら
れ、この牽引シャフト6及びトレーラー本体2の後部に
はトレーラージャッキ7,8が設けられている。そし
て、トレーラー1を牽引車両から切り離したとき、車輪
3及びトレーラージャッキ7,8によってトレーラー本
体2が水平に安定した状態に支持されるようになってい
る。
【0021】荷台4の後部には注意標示板10が設けら
れている。この標示板10は、左右一対の支柱11と、
これら支柱11に左右両側部が固定された矩形状の標示
板本体12とからなり、支柱11の下端部は荷台4の後
部に取り付けられた支持台13に対して枢支軸14によ
って回動自在に設けられている。そして、標示板10は
枢支軸14を支点として起立・倒伏可能であり、起立時
には荷台4に対して垂直に立設し、倒伏時には荷台4の
平行に倒すことができるようになっている。
【0022】標示板10の表面には通行する車両の運転
手や歩行者に注意を促す標識、例えば進路変更矢印1
5、工事中や徐行の標示文字16及び工事中を示す標識
17等が表示されている。さらに、支柱11の上端部に
は回転灯18が設けられている。この回転灯18は荷台
4に搭載された発電機19と電気的に接続されている。
【0023】前述のように構成された注意標示板付きト
レーラーによれば、掲示板10を枢支軸14を支点とし
て荷台4の平行に倒伏する。この状態で、トレーラー1
をトラック等の牽引車両Gによって牽引し、工事現場に
運搬する。そして、工事現場において、牽引車両Gとト
レーラー1を切り離し、トレーラージャッキ7,8を起
立して車輪3とともにトレーラー本体2を水平に支持す
る。従って、牽引車両Gはトレーラー1と切り離した後
は、工事用の車両として利用することもできる。
【0024】次に、掲示板10を枢支軸14を支点とし
て起立し、垂直状態に保持することにより、トレーラー
本体2の荷台4の後方に標示板10の標識が向き、トレ
ーラー本体2の後方から通行する車両の運転手や歩行者
に標識によって注意を促すことができる。しかも、トレ
ーラー本体2の荷台4が標示板10の設置台となり、高
い位置に標示板10を設置できるため、遠方から標示板
10を確認できる。
【0025】さらに、従来のように、工事現場において
標示板10をトラック等の荷台から降ろす作業も不要と
なり、工事の進行に伴って工事現場が移動する場合にお
いてもトレーラー1と一緒に標示板10を移動できる。
また、工事終了後、標示板10を撤去する場合において
も、牽引車両Gによってトレーラー1を牽引すればよ
く、標示板10をトラック等の荷台に積み上げる作業も
不要となり、作業者の労力を軽減できる。
【0026】なお、標示板10の工事中や徐行の標示文
字16及び工事中を示す標識17は電光標示板とするこ
とにより、夜間や濃霧の際にも遠方から容易に確認でき
る。
【0027】図3は第2の実施形態を示し、注意標示板
付きトレーラーの斜視図である。本実施形態は、トレー
ラー本体2の荷台4に掲示板10をトレーラー本体2の
前後方向に沿って設けたものであり、基本的構成は第1
の実施形態と同様であり、同一構成部分は同一番号を付
して説明を省略する。
【0028】本実施形態によれば、トレーラー本体2を
工事中の道路を横断する方向に停車させることにより、
通行する車両の運転手や歩行者に標示板10を対面させ
ることができ、標識によって注意を促すことができる。
【0029】図4及び図5は第3の実施形態を示し、図
4は注意標示板付きトレーラーの斜視図、図5は注意標
示板付きトレーラーを牽引車両によって牽引している状
態の側面図である。本実施形態は、トレーラー本体2の
荷台4は煽り側板5を排除したフラットな荷台4であ
り、この荷台4には掲示板10とともに可搬式簡易トイ
レ20が載置されている。
【0030】可搬式簡易トイレ20は立方体形状の筐体
21の内部にトイレ設備(図示しない)を備えており、
一側面にはドア22が設けられている。このドア22を
正面とすると、荷台4の一側部に正面を向けて可搬式簡
易トイレ20が設置され、トレーラー本体2の側部から
出入りできるようになっている。なお、地上と荷台4と
の高低差が大きい場合には必要に応じて踏み台23を設
置してもよい。
【0031】図6は第4の実施形態を示し、第3の実施形
態と同一構成部分は同一番号を付して説明を省略する。
本実施形態は、可搬式簡易トイレ20の筐体21の上端
開口部には一端部を支点として屋根パネル24が上下方
向に回動自在に設けられている。筐体21の上端部と屋
根パネル24とは伸縮自在な蛇腹25によって連結され
ている。
【0032】屋根パネル24は手動もしくは電動によっ
て上下させることができ、輸送の際には屋根パネル24
を下げ、工事現場に設置した後、屋根パネル24を上げる
ことにより、使用時の圧迫感を解消できる。
【0033】図7は第5の実施形態を示し、第3の実施
形態と同一構成部分は同一番号を付して説明を省略す
る。本実施形態は、可搬式簡易トイレ20の筐体21の
上端開口部にはこれを覆うように箱型屋根26が上下方
向に回動自在に設けられている。箱型屋根26は手動も
しくは電動によって上下させることができ、輸送の際に
は箱型屋根26を下げ、工事現場に設置した後、箱型屋根
26を上げることにより、使用時の圧迫感を解消でき
る。
【0034】図8は第6の実施形態を示し、第3の実施
形態と同一構成部分は同一番号を付して説明を省略す
る。本実施形態は、可搬式ハウス27に休憩室兼物置2
8とトイレ29とを設けたものである。長期間の工事に
有効である。
【0035】なお、前記各実施形態においては、道路の工
事の際に、その現場に注意掲示板付きトレーラーを牽引
車両によって牽引して運搬し、注意掲示板付きトレーラ
ーを工事現場に設置し、通行する車両の運転手や歩行者
に標識によって注意を促すようにしたが、道路が陥没し
たり、冠水して道路が通行止めとなった場合の迂回注意
の場合にも利用できる。
【0036】また、トレーラーは、二輪の小型トレーラー
の場合について説明したが、単なる一例であり、これに限
定されるものではない。
【0037】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、注意標示板をトレーラーの荷台に搭載し、牽引車両
によって工事現場までトレーラーを牽引して工事現場に
トレーラーと一緒に注意標示板を設置することにより、
注意標示板の運搬が容易であるととに、工事現場で牽引
車両とトレーラーとを切り離すことにより、牽引車両を
他の目的に使用でき、効率的に作業ができるという効果
がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施形態における注意掲示板
付きトレーラーの斜視図。
【図2】同実施形態における注意標示板付きトレーラー
を牽引車両によって牽引している状態の側面図。
【図3】この発明の第2の実施形態における注意掲示板
付きトレーラーの斜視図。
【図4】この発明の第3の実施形態における注意掲示板
付きトレーラーの斜視図。
【図5】同実施形態における注意標示板付きトレーラー
を牽引車両によって牽引している状態の側面図。
【図6】この発明の第4の実施形態における注意掲示板
付きトレーラーの斜視図。
【図7】この発明の第5の実施形態における注意掲示板
付きトレーラーの斜視図。
【図8】この発明の第6の実施形態における注意掲示板
付きトレーラーの斜視図。
【符号の説明】
2…トレーラー本体 4…荷台 10…注意掲示板 20…トイレ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両によって牽引されるトレーラー本体
    と、このトレーラー本体の荷台に立設された注意標示板
    とからなり、前記注意標示板には、通行する車両の運転
    手や歩行者に注意を促す標識や標示文字が設けられてい
    ることを特徴とする注意標示板付きトレーラー。
  2. 【請求項2】 前記注意標示板は、荷台に対して起立・
    倒伏可能に設けられていることを特徴とする請求項1記
    載の注意標示板付きトレーラー。
  3. 【請求項3】 前記注意標示板は、電光標示板であり、
    荷台に搭載された発電機によって電光標示されることを
    特徴とする請求項1記載の注意標示板付きトレーラー。
  4. 【請求項4】 前記荷台には、可搬式簡易トイレが搭載
    されていることを特徴とする請求項1記載の注意標示板
    付きトレーラー。
  5. 【請求項5】 前記荷台には、休憩室が搭載されている
    ことを特徴とする請求項1記載の注意標示板付きトレー
    ラー。
JP2000380309A 2000-12-14 2000-12-14 注意標示板付きトレーラー Pending JP2002178843A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2005120901A1 (de) * 2004-06-09 2005-12-22 Kärcher Futuretech GmbH Mobile sanitäranlage zur ortsunabhängigen sanitären versorgung einer vielzahl von personen
CN103498429A (zh) * 2013-08-29 2014-01-08 王军利 一种便携式多级警示装置
KR200482179Y1 (ko) * 2015-08-13 2016-12-30 황복희 사인보드 트레일러

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WO2005120901A1 (de) * 2004-06-09 2005-12-22 Kärcher Futuretech GmbH Mobile sanitäranlage zur ortsunabhängigen sanitären versorgung einer vielzahl von personen
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