JP3083198B2 - 磁気浮上搬送装置 - Google Patents

磁気浮上搬送装置

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JP3083198B2
JP3083198B2 JP04094779A JP9477992A JP3083198B2 JP 3083198 B2 JP3083198 B2 JP 3083198B2 JP 04094779 A JP04094779 A JP 04094779A JP 9477992 A JP9477992 A JP 9477992A JP 3083198 B2 JP3083198 B2 JP 3083198B2
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純平 湯山
宗芳 西辻
収 藤木
展史 南
正行 高橋
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日本真空技術株式会社
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  • Control Of Vehicles With Linear Motors And Vehicles That Are Magnetically Levitated (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は高温超伝導体を用いた
磁気浮上搬送装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】本発明者等は、先に、高温超伝導体の反
磁性効果とピン止め効果を利用した磁気浮上搬送装置と
して、図4に示されような装置を提案した。同図におい
て、水平配置された断熱容器1内には中空の冷却容器2
が水平に配置され、その中空の冷却容器2には断熱容器
1外の冷却装置3より液体窒素が導入される構成になっ
ている。中空の冷却容器2内には拘束ブラケット4に間
隔をおいて取り付けられた高温超伝導体5a、5bが配
設され、また、中空の冷却容器2の外周の断熱容器1内
には熱シールド6が配設されている。断熱容器1外の上
方には、断熱容器1と平行に移動自在な搬送アーム7が
水平に配設され、その搬送アーム7の一端部は搬送物
(図示せず)を載せる部分になっているが、他端部には
カウンターウエイト8が取り付けられ、搬送アーム7の
バランスが取られている。また、搬送アーム7には、拘
束ブラケット4に取り付けられた高温超伝導体5a、5
bと同じ間隔で2つの搬送用永久磁石9a、9bが取り
付けられている。断熱容器1外の上方には2つの駆動用
永久磁石10a、10bが高温超伝導体5a、5bと同
じ間隔で配設され、その2つの駆動用永久磁石10a、
10bには駆動装置11が取り付けられ、駆動装置11
によって2つの駆動用永久磁石10a、10bが上下お
よび水平に移動出来るようになっている。
【0003】このような磁気浮上搬送装置においては、
まず、搬送用永久磁石9a、9bと駆動用永久磁石10
a、10bとを高温超伝導体5a、5bに対向するよう
に配設し、冷却装置3より液体窒素を中空の冷却容器2
内に導入して、高温超伝導体5a、5bを超伝導臨界温
度以下になるまで冷却する。
【0004】次に、駆動装置11により、駆動用永久磁
石10a、10bを上昇させる。駆動用永久磁石10
a、10bが上昇すると、高温超伝導体5a、5bがそ
のピン止め効果と反磁性効果により、中空の冷却容器2
内で浮上拘束され、非接触の状態になる。同時に、高温
超伝導体5a、5bの浮上により、搬送用永久磁石9
a、9bもピン止め効果と反磁性効果により浮上拘束さ
れ、断熱容器1と非接触の状態になる。
【0005】その後、駆動装置11により、駆動用永久
磁石10a、10bを水平に移動させると、高温超伝導
体5a、5bおよび搬送用永久磁石9a、9bが水平に
移動する。搬送用永久磁石9a、9bの水平移動によ
り、搬送アーム7の一端部で搬送物(図示せず)の授受
が行われ、搬送物が搬送されるようになる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】この磁気浮上搬送装置
は、上記のように駆動用永久磁石10a、10bの上昇
によって、高温超伝導体5a、5bと搬送用永久磁石9
a、9bとを上昇させ、その後、駆動用永久磁石10
a、10bを水平に移動させ、高温超伝導体5a、5b
と搬送用永久磁石9a、9bとを水平移動して、搬送ア
ーム7の一端部で搬送物(図示せず)の授受を行ってい
る。その場合、駆動用永久磁石10a、10bと高温超
伝導体5a、5bとの間には、断熱容器1の壁、中空の
冷却容器2の壁および熱シールド6が存在し、また、高
温超伝導体5a、5bと搬送用永久磁石9a、9bとの
間にも、断熱容器1の壁、中空の冷却容器2の壁および
熱シールド6が存在しているため、搬送アーム7の重量
が重いと、搬送アーム7が十分に浮上出来ず、搬送アー
ム7が浮上搬送されなくなる問題が起きた。
【0007】特に、搬送アーム7を真空中で浮上搬送す
る場合には、断熱容器1を真空容器として使用し、搬送
アーム7と冷却容器とを断熱容器1内に配置する一方
で、駆動用永久磁石10a、10bを断熱容器1外に配
置するようになるが、断熱容器1は圧力差による変形を
防止するために肉厚を厚くしなければならず、そのた
め、駆動用永久磁石10a、10bと高温超伝導体5
a、5bとの間には、肉厚の厚い断熱容器1の壁、中空
の冷却容器2の壁および熱シールド6が存在するように
なり、駆動用永久磁石10a、10bと高温超伝導体5
a、5bとの間隔が離れ、駆動用永久磁石10a、10
bによる高温超伝導体5a、5bの浮上力が不充分とな
り、搬送アーム7の浮上搬送が出来なくなる問題が起き
た。
【0008】この発明の目的は、上記問題を解決して、
搬送アームの浮上搬送性能を向上させ、かつ、非接触で
クリーンな真空環境下での搬送物の搬送を可能にする磁
気浮上搬送装置を提供するものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、この発明の磁気浮上搬送装置は、熱伝導の良いガス
が封入され、冷却装置からの冷媒が循環流通する冷却管
を内蔵した中空の冷却容器と、この中空の冷却容器の冷
却部を内蔵した真空容器と、この真空容器と隔壁によっ
て仕切られ、中空の冷却容器の室温部および冷却装置を
内蔵した断熱真空容器と、上記中空の冷却容器内に配設
された移動自在なキャリアと、このキャリアに間隔をお
いて取り付けられた複数の高温超伝導体と、キャリアを
移動させるキャリア移動手段と、上記中空の冷却容器外
の真空容器内に配設された移動自在な搬送アームと、こ
の搬送アームの搬送物を載せる一端部と反対側の他端部
に取り付けられたカウンターウエイトと、上記高温超伝
導体と同じ間隔で上記搬送アームに取り付けられた複数
の搬送用永久磁石と、この複数の搬送用永久磁石を自由
に上下動させることの可能な昇降機構と、上記中空の冷
却容器の冷却部および上記搬送アームを囲むように真空
容器内に配設された熱シールドとを備えたものである。
また、この磁気浮上搬送装置において、上記隔壁と中空
の冷却容器との間をベローズで結合し、上記中空の冷却
容器の両端に上記真空容器との相対位置を微調節する機
構を設けてもよい。
【0010】
【作用】この発明においては、真空容器内を真空にし、
昇降機構により、複数の搬送用永久磁石を上下動させ、
複数の搬送用永久磁石と高温超伝導体とを対向させると
共に、搬送アームを中空の冷却容器と非接触となる所定
の高さに保持する。このような状態の下で、冷却装置に
接続された冷却管に冷媒を循環流通することにより中空
の冷却容器内の熱伝導の良い封入ガスを冷却し、高温超
伝導体を超伝導臨界温度以下になるまで冷却する。
【0011】次に、昇降機構により、複数の搬送用永久
磁石を下降させて行くと、高温超伝導体が搬送用永久磁
石に及ぼす浮上力と、搬送用永久磁石やカウンターウエ
イトを取り付けた搬送アームの質量荷重とが釣り合い、
搬送用永久磁石が所定の高さで反磁性とピン止め力によ
り浮上静止し、中空の冷却容器と非接触の状態になる。
【0012】その後、キャリア移動手段によって、キャ
リアを水平に移動させると、キャリアに取り付けられた
複数の高温超伝導体も水平に移動する。複数の高温超伝
導体の水平移動により、複数の搬送用永久磁石および搬
送アームが水平移動し、搬送アームの一端部において搬
送物の授受が行われる。
【0013】ところで、昇降機構により、複数の搬送用
永久磁石を下降させる際、高温超伝導体と搬送用永久磁
石との間には中空の冷却容器の壁しか存在していないた
め、高温超伝導体と搬送用永久磁石とを非常に近づける
ことができ、搬送用永久磁石の十分な浮上力が得られる
とともに、進行方向ならびに横方向の拘束力が増し、搬
送の位置決め精度が向上するようになる。
【0014】また、真空容器と断熱真空容器とを仕切る
隔壁と、中空の冷却容器との間にベローズを設け、更
に、中空の冷却容器の両端に微調節機構を取り付けてい
るので、浮上した搬送アームの一端部で搬送物の授受を
行う際の位置精度が良くなると共に、中空の冷却容器の
水平度の調整が可能になる。
【0015】
【実施例】以下、この発明の実施例について図面を参照
しながら説明する。この発明の実施例の磁気浮上搬送装
置は図1および図2に示されており、これらの図におい
て、断熱真空容器21と真空容器22とは隔壁23で仕
切られ、更に、隔壁23と中空の冷却容器24とが接続
され、中空の冷却容器24が断熱真空容器21と真空容
器22とに亘って水平に配置されている。そして、中空
の冷却容器24の室温部24aは断熱真空容器21内に
内蔵され、一方、中空の冷却容器24の冷却部24bは
真空容器22内に内蔵され、中空の冷却容器24の冷却
部24bが真空容器22内で真空断熱されている。中空
の冷却容器24は熱伝導の悪い材料(例えば、ステンレ
ス等)で作成され、その冷却部24a内には熱伝導の良
いガス(例えば、ヘリウムガス)が封入され、冷却装置
26に接続されて冷媒(例えば、ヘリウムガス)が循環
流通する冷却管27が内蔵されている。冷却管27には
冷却効果を増すための冷却フィン27aが取り付けられ
ている。また、中空の冷却容器24内にはレール28上
を走行する移動自在なキャリア29が配設され、そのキ
ャリア29には2つの高温超伝導体30a、30bが間
隔をおいて取り付けられている。キャリア29はキャリ
ア移動手段31によってレール28上を走行させられる
が、そのキャリア移動手段31は、中空の冷却容器24
の室温部24aにに取り付けられた駆動モータ32と、
その駆動モータ32に連結された駆動プーリ33と、中
空の冷却容器24の冷却部24bに配設された従動プー
リ34と、駆動プーリ33と従動プーリ34との間に架
け渡され、キャリア29に取り付けられたベルト35と
で出来ている。中空の冷却容器24内には邪魔板36が
取り付けられ、その邪魔板36は冷却容器24内の長手
方向の温度勾配による封入ガスであるヘリウムガスの対
流を防いでいる。中空の冷却容器24上方の真空容器2
2内には中空の冷却容器24と平行に移動自在な搬送ア
ーム37が水平に配設され、その搬送アーム37の一端
部は搬送物(図示せず)を載せる部分になっているが、
他端部にはカウンターウエイト38が取り付けられ、搬
送アーム37のバランスが取られている。また、搬送ア
ーム37には、キャリア29に取り付けられた高温超伝
導体30a、30bと同じ間隔で2つの搬送用永久磁石
39a、39bが取り付けられている。2つの搬送用永
久磁石39a、39bに対応する位置には昇降機構40
a、40bが取り付けられ、これらの昇降機構40a、
40bによって、搬送用永久磁石39a、39bを自由
に上下動させることが可能になっている。更に、真空容
器22内には、中空の冷却容器24の冷却部24bおよ
び搬送アーム37を囲むように熱シールド41が配設さ
れている。なお、熱シールド41を冷却装置26もしく
は別の冷却装置で冷却するようにしてもよい。
【0016】このような実施例において、真空容器22
内を真空にし、2つの搬送用永久磁石39a、39bと
2つの高温超伝導体30a、30bとを対向させると共
に、昇降機構40a、40bにより、2つの搬送用永久
磁石39a、39bを上下動させ、搬送アーム37を中
空の冷却容器24と非接触となる所定の高さに保持し、
2つの搬送用永久磁石39a、39bの磁束が2つの高
温超伝導体30a、30b高温超伝導体に及ぶようにす
る。このような状態の下で、冷却装置26に接続された
冷却管27に冷媒を循環流通させて、中空の冷却容器2
4内の封入ガスを冷却し、、高温超伝導体30a、30
bを超伝導臨界温度以下になるまで冷却する。
【0017】次に、昇降機構40a、40bにより、2
つの搬送用永久磁石39a、39bを下降させて行く
と、高温超伝導体30a、30bが搬送用永久磁石39
a、39bに及ぼす浮上力と、搬送用永久磁石39a、
39bやカウンターウエイト38を取り付けた搬送アー
ム37の質量荷重とが釣り合い、反磁性力およびピン止
め力により搬送用永久磁石39a、39bが所定の高さ
で浮上静止し、中空の冷却容器24と非接触の状態にな
る。
【0018】その後、キャリア移動手段31によって、
キャリア29を水平に移動させると、キャリア29に取
り付けられた2つの高温超伝導体30a、30bも水平
に移動する。2つの高温超伝導体30a、30bの水平
移動により、搬送用永久磁石39a、39bや搬送アー
ム37が水平移動し、搬送アーム37の一端部において
搬送物の授受が行われる。
【0019】ところで、昇降機構40a、40bによ
り、2つの搬送用永久磁石39a、39bを下降させる
際、熱シールド41が中空の冷却容器24の冷却部24
bと搬送アーム37とを囲むように真空容器22内に配
設され、高温超伝導体30a、30bと搬送用永久磁石
39a、39bとの間には中空の冷却容器24の壁しか
存在していないため、高温超伝導体30a、30bと搬
送用永久磁石39a、39bとを非常に近づけることが
でき、搬送用永久磁石39a、39bの浮上高さを小さ
くできるため大きな浮上力が得られ、また、進行方向な
らびに横方向の拘束力が大きく、位置決め精度が高くな
る。
【0020】また、この発明の他の実施例は図3に示さ
れており、断熱真空容器21と真空容器22とを仕切る
隔壁23と、中空の冷却容器24との間にベローズ25
が設けられ、更に、中空の冷却容器24の両端に微調節
機構42a、42bが取り付けられている。このような
実施例の場合、浮上した搬送アーム37の一端部で搬送
物の授受を行う際に微調節機構42a、42bにより搬
送の向きならびに高さの微調整ができるので、位置精度
が良くなると共に、中空の冷却容器24の水平度の調整
が可能になる。
【0021】ところで、上記各実施例においては、高温
超伝導体と搬送用永久磁石との数は2個であるが、これ
らをそれ以上の数にして、これらの組数を増加してもよ
い。また、冷却装置26に冷凍機を用いてもよい。更
に、高温超伝導体の超伝導臨界温度が1気圧における液
体窒素の沸点を越える場合には冷却装置26より中空の
冷却容器24内に直接液体窒素を導入してもよい。
【0022】
【発明の効果】この発明においては、上記のように熱伝
導の良いガスが封入され、冷却装置からの冷媒が循環流
通する冷却管を内蔵した中空の冷却容器内に複数の高温
超伝導体が移動自在に配設され、熱シールドが中空の冷
却容器の冷却部と搬送アームとを囲むように真空容器内
に配設されているので、冷却された複数の高温超伝導体
に体向させて、昇降機構により複数の搬送用永久磁石を
下降させる際に、高温超伝導体と搬送用永久磁石との間
には中空の冷却容器の壁しか存在していないため、高温
超伝導体と搬送用永久磁石とを非常に近づけることがで
き、搬送用永久磁石の十分な浮上力が得られるととも
に、進行方向ならびに横方向の位置精度が高くなる効果
を奏するようになる。また、断熱真空容器と真空容器と
を仕切る隔壁と、中空の冷却容器との間にベローズを設
け、更に、中空の冷却容器の両端に微調節機構を取り付
けているので、浮上した搬送アームの一端部で搬送物の
授受を行う際の位置精度を良くなると共に、中空の冷却
容器の水平度の調整が可能になる効果を奏するようにな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例の説明図
【図2】図1のA−A線よりみた断面説明図
【図3】この発明のその他の実施例の説明図
【図4】従来の磁気浮上搬送装置の説明図
【符号の説明】
21・・・・・・・・・・・断熱真空容器 22・・・・・・・・・・・真空容器 23・・・・・・・・・・・隔壁 24・・・・・・・・・・・冷却容器 24a・・・・・・・・・・冷却容器の室温部 24b・・・・・・・・・・冷却容器の冷却部 25・・・・・・・・・・・ベローズ 26・・・・・・・・・・・冷却装置 27・・・・・・・・・・・冷却管 27a・・・・・・・・・・冷却フィン 28・・・・・・・・・・・レール 29・・・・・・・・・・・キャリア 30a、30b・・・・・・高温超伝導体 31・・・・・・・・・・・キャリア移動手段 32・・・・・・・・・・・駆動モータ 33・・・・・・・・・・・駆動プーリ 34・・・・・・・・・・・従動プーリ 35・・・・・・・・・・・ベルト 36・・・・・・・・・・・邪魔板 37・・・・・・・・・・・搬送アーム 38・・・・・・・・・・・カウンターウエイト 39a、39b・・・・・・搬送用永久磁石 40a、40b・・・・・・昇降機構 41・・・・・・・・・・・熱シールド 42a、42b・・・・・・微調節機構
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 南 展史 神奈川県茅ヶ崎市萩園2500番地日本真空 技術株式会社内 (72)発明者 高橋 正行 神奈川県茅ヶ崎市萩園2500番地日本真空 技術株式会社内 (56)参考文献 特開 平5−122807(JP,A) 実開 平4−172(JP,U) 実開 平4−37126(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B65G 54/00 - 54/02 B60L 13/02 - 13/10

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】熱伝導の良いガスが封入され、冷却装置か
    らの冷媒が循環流通する冷却管を内蔵した中空の冷却容
    器と、この中空の冷却容器の冷却部を内蔵した真空容器
    と、この真空容器と隔壁によって仕切られ、中空の冷却
    容器の室温部および冷却装置を内蔵した断熱真空容器
    と、上記中空の冷却容器内に配設された移動自在なキャ
    リアと、このキャリアに間隔をおいて取り付けられた複
    数の高温超伝導体と、キャリアを移動させるキャリア移
    動手段と、上記中空の冷却容器外の真空容器内に配設さ
    れた移動自在な搬送アームと、この搬送アームの搬送物
    を載せる一端部と反対側の他端部に取り付けられたカウ
    ンターウエイトと、上記高温超伝導体と同じ間隔で上記
    搬送アームに取り付けられた複数の搬送用永久磁石と、
    この複数の搬送用永久磁石を自由に上下動させることの
    可能な昇降機構と、上記中空の冷却容器の冷却部および
    上記搬送アームを囲むように真空容器内に配設された熱
    シールドとを備えた磁気浮上搬送装置。
  2. 【請求項2】請求項1記載の磁気浮上搬送装置におい
    て、上記隔壁と中空の冷却容器との間をベローズで結合
    し、上記中空の冷却容器の両端に上記真空容器との相対
    位置を微調節する機構を設けたことを特徴とする磁気浮
    上搬送装置。
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