JP3083199B2 - 磁気浮上搬送装置およびその装置における落下した搬送アームの回収方法 - Google Patents

磁気浮上搬送装置およびその装置における落下した搬送アームの回収方法

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JP3083199B2
JP3083199B2 JP04094780A JP9478092A JP3083199B2 JP 3083199 B2 JP3083199 B2 JP 3083199B2 JP 04094780 A JP04094780 A JP 04094780A JP 9478092 A JP9478092 A JP 9478092A JP 3083199 B2 JP3083199 B2 JP 3083199B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は高温超伝導体を用いた
磁気浮上搬送装置およびその装置における落下した搬送
アームの回収方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】発明者等は、先に高温超伝導体を用いた
磁気浮上搬送装置を提案した。その装置は図3に示され
ており、同図において、水平配置された真空容器21外
に室温部分22aをもつ中空の冷却容器22は、その冷
却部分22bが真空容器21内において水平に配置さ
れ、中空の冷却容器22の冷却部分22bが真空容器2
1内で真空断熱されている。中空の冷却容器22内には
熱伝導の良いガスが封入され、冷却装置23に接続され
て冷媒が循環流通する冷却管24が内蔵されている。冷
却管24には冷却効果を増すための冷却フィン24aが
取り付けられている。また、中空の冷却容器22内には
一対の平行なレール25上を走行する移動自在なキャリ
ア26が配設され、そのキャリア26には2つの高温超
伝導体27a、27bが間隔をおいて取り付けられてい
る。キャリア26はキャリア移動手段28によって搬送
台25上を走行させられるが、そのキャリア移動手段2
8は、中空の冷却容器22の室温部分22aに取り付け
られた駆動モータ29と、その駆動モータ29に連結さ
れた駆動プーリ30と、中空の冷却容器22の冷却部分
22bに配設された従動プーリ31と、駆動プーリ30
と従動プーリ31との間に架け渡され、キャリア26に
取り付けられたベルト32とで出来ている。中空の冷却
容器22内には邪魔板33が取り付けられ、冷却容器2
2内の長手方向の温度勾配による封入ガスの対流を防い
でいる。中空の冷却容器22上方の真空容器21内には
中空の冷却容器22と平行に移動自在な搬送アーム34
が水平に配設され、その搬送アーム34の一端部は搬送
物(図示せず)を載せる部分になっているが、他端部に
はカウンターウエイト35が取り付けられ、搬送アーム
34のバランスが取られている。搬送アーム34には、
キャリア26に取り付けられた高温超伝導体27a、2
7bと同じ間隔で2つの搬送用永久磁石36a、36b
が取り付けられている。また、真空容器21には2つの
搬送用永久磁石36a、36bに対応する位置に昇降機
構37a、37bが取り付けられ、これらの昇降機構3
7a、37bによって、搬送用永久磁石36a、36b
を自由に上下動させることが可能になっている。更に、
真空容器21内には、中空の冷却容器22の冷却部分2
2bおよび搬送アーム34を囲むように熱シールド38
が配設されている。
【0003】このような装置において、真空容器21内
を真空にし、2つの搬送用永久磁石36a、36bと2
つの高温超伝導体27a、27bとを対向させると共
に、昇降機構37a、37bにより、2つの搬送用永久
磁石36a、36bを上下動させ、搬送アーム34を中
空の冷却容器22と非接触となる所定の高さに保持し、
2つの搬送用永久磁石36a、36bの磁束が2つの高
温超伝導体27a、27b高温超伝導体に及ぶようにす
る。このような状態の下で、冷却装置23に接続された
冷却管24に冷媒を循環流通させて中空の冷却容器22
内の封入ガスを冷却し、高温超伝導体27a、27bを
臨界温度以下になるまで冷却する。
【0004】次に、昇降機構37a、37bにより、2
つの搬送用永久磁石36a、36bを下降させて行く
と、高温超伝導体27a、27bが搬送用永久磁石36
a、36bに及ぼす浮上力と、搬送用永久磁石36a、
36bやカウンターウエイト35を取り付けた搬送アー
ム34の質量荷重とが釣り合い、搬送用永久磁石36
a、36bが所定の高さで浮上静止し、中空の冷却容器
22と非接触の状態になる。
【0005】その後、キャリア移動手段28によって、
キャリア26を水平に移動させると、キャリア26に取
り付けられた2つの高温超伝導体27a、27bも水平
に移動する。2つの高温超伝導体27a、27bの水平
移動により、搬送用永久磁石36a、36bや搬送アー
ム34が水平移動し、搬送アーム34の一端部において
搬送物の授受が行われる。
【0006】しかしながら、搬送アーム34を水平移動
しているときに、2つの高温超伝導体27a、27bの
温度が上昇して、磁気反発力が弱まるか、失われるかし
て、搬送アーム34が中空の冷却容器22上に落下した
場合には、真空容器21を分解して、落下した搬送アー
ムを回収するものであった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】先に提案した磁気浮上
搬送装置は、上記のように搬送アーム34が中空の冷却
容器22上に落下することがあるが、その場合、落下し
た搬送アーム34の中空の冷却容器22上の位置が不明
瞭となる。そのため、落下した搬送アーム34の回収が
容易でないので、真空容器21を分解して、落下した搬
送アームを回収しなけれればならない問題があった。
【0008】この発明の目的は、上記問題を解決して、
真空容器を分解することなく、落下した搬送アームの回
収を容易にする磁気浮上搬送装置およびその装置におけ
る落下した搬送アームの回収方法を提供するものであ
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、この発明の第1番目は、熱伝導の良いガスが封入さ
れ、冷却装置からの冷媒により内部が冷却される中空の
冷却容器と、この中空の冷却容器の冷却部を内蔵した真
空容器と、上記中空の冷却容器内に配設された移動自在
なキャリアと、このキャリアに間隔をおいて取り付けら
れた複数の高温超伝導体と、キャリアを移動させるキャ
リア移動手段と、上記中空の冷却容器上方の真空容器内
に配設された移動自在な搬送アームと、上記高温超伝導
体と同じ間隔で上記搬送アームに取り付けられた複数の
搬送用永久磁石と、この複数の搬送用永久磁石を自由に
上下動させることの可能な昇降機構とを備えた磁気浮上
搬送装置において、上記キャリアとともに移動する複数
の高温超伝導体の移動ラインに対応した上記中空の冷却
容器上の場所に一対の平行なガードレールを取り付け、
上記搬送アームが上記中空の冷却容器上に落下したと
き、落下した上記搬送アームを一対の平行なカードレー
ルの間に位置させることを特徴とするものである。
【0010】次に、この発明の第2番目の磁気浮上搬送
装置における落下した搬送アームの回収方法は、上記第
1番目の磁気浮上搬送装置において、上記搬送アームが
上記中空の冷却容器上の一対の平行なガードレールの間
に落下したとき、まず、上記複数の高温超伝導体を臨界
温度以上まで昇温させた後、キャリアをその行程の一端
まで移動させ、次に、上記複数の高温超伝導体を臨界温
度以下まで冷却し、その後、上記キャリアとともに複数
の高温超伝導体を移動させ、その移動に対応して、上記
複数の搬送用永久磁石とともに上記搬送アームを所定の
位置まで移動させ、最後に、移動させられた上記搬送ア
ームを上記昇降機構で持ち上げて、上記搬送アームを回
収することを特徴とするものである。
【0011】
【作用】この発明の第1番目においては、真空容器内を
真空にし、昇降機構により、複数の搬送用永久磁石を上
下動させ、複数の搬送用永久磁石と高温超伝導体とを対
向させると共に、搬送アームを中空の冷却容器と非接触
となる所定の高さに保持し、搬送用永久磁石の磁束が高
温超伝導体に及ぶようにする。このような状態の下で、
冷却装置からの冷媒により、中空の冷却容器内の封入ガ
スを冷却し、高温超伝導体を臨界温度以下になるまで冷
却する。
【0012】次に、昇降機構により、複数の搬送用永久
磁石を下降させて行くと、高温超伝導体が搬送用永久磁
石に及ぼす浮上力と、搬送用永久磁石やカウンターウエ
イトを取り付けた搬送アームの質量荷重とが釣り合い、
搬送用永久磁石が所定の高さで浮上静止し、中空の冷却
容器と非接触の状態になる。
【0013】その後、キャリア移動手段によって、キャ
リアを水平に移動させると、キャリアに取り付けられた
複数の高温超伝導体も水平に移動する。複数の高温超伝
導体の水平移動により、複数の搬送用永久磁石および搬
送アームが水平移動し、搬送アームの一端部において搬
送物の授受が行われる。
【0014】しかしながら、搬送アームの水平移動中
に、2つの高温超伝導体の温度が上昇して、磁気反発力
が弱まるか、失われるかすると、搬送アームが中空の冷
却容器上に落下することになるが、搬送アームは、一対
の平行なガードレール間に落下するため、キャリアの移
動方向に対する左右の方向へのずれが生じない。
【0015】次に、この発明の第2番目においては、搬
送アームは中空の冷却容器上の一対の平行なガードレー
ルの間に落下し、そして、キャリアとともに複数の高温
超伝導体を移動させることにより、落下した搬送アーム
を複数の搬送用永久磁石とともに昇降機構の設けられた
位置まで移動させ、それを昇降機構で持ち上げるように
しているので、落下した搬送アームの回収が容易にな
る。
【0016】
【実施例】以下、この発明の実施例について図面を参照
しながら説明する。この発明の実施例の磁気浮上搬送装
置は図1および図2に示されており、これらの図におい
て、キャリア26とともに移動する2つの高温超伝導体
27a、27bの移動ラインに対応した中空の冷却容器
22上に一対の平行なガードレール1a、1bを取り付
け、搬送アーム34が中空の冷却容器22上に落下した
とき、落下した搬送アーム34を一対の平行なガードレ
ール1a、1bの間に位置させるようにしている。その
他の構成は図5に示される従来の装置と同様である。即
ち、水平配置された真空容器21外に室温部分22aを
もつ中空の冷却容器22は、その冷却部分22bが真空
容器21内において水平に配置され、中空の冷却容器2
2の冷却部分22bが真空容器21内で真空断熱されて
いる。中空の冷却容器22内には熱伝導の良いガス(例
えば、ヘリウムガス)が封入され、冷却装置23に接続
されて冷媒(例えば、ヘリウムガス)が循環流通する冷
却管24が内蔵されている。冷却管24には冷却効果を
増すための冷却フィン24aが取り付けられている。ま
た、中空の冷却容器22内には一対の平行なレール25
上を走行する移動自在なキャリア26が配設され、その
キャリア26には2つの高温超伝導体27a、27bが
間隔をおいて取り付けられている。キャリア26はキャ
リア移動手段28によってレール25上を走行させられ
るが、そのキャリア移動手段28は、中空の冷却容器2
2の室温部分22aに取り付けられた駆動モータ29
と、その駆動モータ29に連結された駆動プーリ30
と、中空の冷却容器22の冷却部分22bに配設された
従動プーリ31と、駆動プーリ30と従動プーリ31と
の間に架け渡され、キャリア26に取り付けられたベル
ト32とで出来ている。中空の冷却容器22内には邪魔
板33が取り付けられ、その邪魔板33は冷却容器22
内の長手方向の温度勾配による封入ガスの対流を防いで
いる。中空の冷却容器22上方の真空容器21内には中
空の冷却容器22と平行に移動自在な搬送アーム34が
水平に配設され、その搬送アーム34の一端部は搬送物
(図示せず)を載せる部分になっているが、他端部には
カウンターウエイト35が取り付けられ、搬送アーム3
4のバランスが取られている。また、搬送アーム34に
は、キャリア26に取り付けられた高温超伝導体27
a、27bと同じ間隔で2つの搬送用永久磁石36a、
36bが取り付けられている。また、真空容器21には
2つの搬送用永久磁石36a、36bに対向する位置に
昇降機構37a、37bが取り付けられ、これらの昇降
機構37a、37bによって、搬送用永久磁石36a、
36bを自由に上下動させることが可能になっている。
更に、真空容器21内には、中空の冷却容器22の冷却
部分22bおよび搬送アーム34を囲むように熱シール
ド38が配設されている。
【0017】このような装置において、真空容器21内
を真空にし、2つの搬送用永久磁石36a、36bと2
つの高温超伝導体27a、27bとを対向させると共
に、昇降機構37a、37bにより、2つの搬送用永久
磁石36a、36bを上下動させ、搬送アーム34を中
空の冷却容器22と非接触となる所定の高さに保持し、
2つの搬送用永久磁石36a、36bの磁束が2つの高
温超伝導体27a、27b高温超伝導体に及ぶようにす
る。このような状態の下で、冷却装置23に接続された
冷却管24に冷媒を循環流通させて、中空の冷却容器2
2内の封入ガスを冷却し、高温超伝導体27a、27b
を臨界温度以下になるまで冷却する。
【0018】次に、昇降機構37a、37bにより、2
つの搬送用永久磁石36a、36bを下降させて行く
と、高温超伝導体27a、27bが搬送用永久磁石36
a、36bに及ぼす浮上力と、搬送用永久磁石36a、
36bやカウンターウエイト35を取り付けた搬送アー
ム34の質量荷重とが釣り合い、搬送用永久磁石36
a、36bが所定の高さで浮上静止し、中空の冷却容器
22と非接触の状態になる。
【0019】その後、キャリア移動手段28によって、
キャリア26を水平に移動させると、キャリア26に取
り付けられた2つの高温超伝導体27a、27bも水平
に移動する。2つの高温超伝導体27a、27bの水平
移動により、搬送用永久磁石36a、36bや搬送アー
ム34が水平移動し、搬送アーム34の一端部において
搬送物の授受が行われる。
【0020】しかしながら、搬送アーム34を水平移動
しているときに、2つの高温超伝導体27a、27bの
温度が上昇して、磁気反発力が弱まるか、失われるかす
ると、搬送アーム34が中空の冷却容器22上の一対の
平行なガードレール1a、1bの間に落下するようにな
る。
【0021】その場合、落下した搬送アーム34の回収
方法は、まず、2つの高温超伝導体27a、27bを臨
界温度以上まで昇温させてキャリア26をレール25の
先端位置まで移動させ、次に、2つの高温超伝導体27
a、27bを臨界温度以下まで冷却する。その後、キャ
リア26とともに2つの高温超伝導体27a、27bを
移動させ、その移動に対応して、2つの搬送用永久磁石
36a、36bとともに搬送アーム34を昇降機構37
a、37bの位置まで移動させる。そのとき、2つの高
温超伝導体27a、27bと2つの搬送用永久磁石36
a、36bとが対向していない位置関係にあれば、図3
に示されるように2つの高温超伝導体27a、27bと
の磁気反発力によって、2つの搬送用永久磁石36a、
36bを移動させることになる。反対に、2つの高温超
伝導体27a、27bと2つの搬送用永久磁石36a、
36bとが対向に近い位置関係にあれば、図4に示され
るように2つの高温超伝導体27a、27bとの磁気吸
引力によって、2つの搬送用永久磁石36a、36bを
移動させることになる。そして、最後に、移動させられ
た搬送アーム34を昇降機構37a、37bで持ち上げ
て、搬送アーム34を回収する。
【0022】ところで、上記実施例においては、高温超
伝導体と搬送用永久磁石との数は2個であるが、これら
をそれ以上の数にして、これらの組数を増加してもよ
い。また、冷却装置23に冷凍機を用いてもよく、冷却
管24を冷却容器22内に導かずに冷却容器22の外壁
に巻きつけてもよい。更に、冷却装置23より中空の冷
却容器22内に直接冷媒を導入してもよい。
【0023】
【発明の効果】請求項1記載の発明は、上記のようにキ
ャリアとともに移動する複数の高温超伝導体の移動ライ
ンに対応した中空の冷却容器上の場所に一対の平行なガ
ードレールを取り付け、搬送アームが中空の冷却容器上
に落下したとき、落下した搬送アームを一対の平行なカ
ードレールの間に位置させるようにしているので、真空
容器を分解することなく、落下した搬送アームの回収が
容易になる。
【0024】また、請求項2記載の発明においても、上
記請求項1記載の発明と同様に、真空容器を分解するこ
となく、落下した搬送アームの回収が容易になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例の説明図
【図2】図1のA−A線よりみた断面説明図
【図3】この発明の実施例において高温超伝導体の磁気
反発力によって搬送用永久磁石を移動させる説明図
【図4】この発明の実施例において高温超伝導体の吸引
力によって搬送用永久磁石を移動させる説明図
【図5】従来の磁気浮上搬送装置の説明図
【符号の説明】
1a、1b・・・・・・・・ガードレール 21・・・・・・・・・・・真空容器 22・・・・・・・・・・・冷却容器 22a・・・・・・・・・・冷却容器の室温部分 22b・・・・・・・・・・冷却容器の冷却部分 23・・・・・・・・・・・冷却装置 24・・・・・・・・・・・冷却管 24a・・・・・・・・・・冷却フィン 25・・・・・・・・・・・レール 26・・・・・・・・・・・キャリア 27a、27b・・・・・・高温超伝導体 28・・・・・・・・・・・キャリア移動手段 29・・・・・・・・・・・駆動モータ 30・・・・・・・・・・・駆動プーリ 31・・・・・・・・・・・従動プーリ 32・・・・・・・・・・・ベルト 33・・・・・・・・・・・邪魔板 34・・・・・・・・・・・搬送アーム 35・・・・・・・・・・・カウンターウエイト 36a、36b・・・・・・搬送用永久磁石 37a、37b・・・・・・昇降機構 38・・・・・・・・・・・熱シールド
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平5−122807(JP,A) 実開 平4−172(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B65G 54/00 - 54/02 B60L 13/02 - 13/10

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】熱伝導の良いガスが封入され、冷却装置か
    らの冷媒により内部が冷却される中空の冷却容器と、こ
    の中空の冷却容器の冷却部を内蔵した真空容器と、上記
    中空の冷却容器内に配設された移動自在なキャリアと、
    このキャリアに間隔をおいて取り付けられた複数の高温
    超伝導体と、キャリアを移動させるキャリア移動手段
    と、上記中空の冷却容器上方の真空容器内に配設された
    移動自在な搬送アームと、上記高温超伝導体と同じ間隔
    で上記搬送アームに取り付けられた複数の搬送用永久磁
    石と、この複数の搬送用永久磁石を自由に上下動させる
    ことの可能な昇降機構とを備えた磁気浮上搬送装置にお
    いて、上記キャリアとともに移動する複数の高温超伝導
    体の移動ラインに対応した上記中空の冷却容器上の場所
    に一対の平行なガードレールを取り付け、上記搬送アー
    ムが上記中空の冷却容器上に落下したとき、落下した上
    記搬送アームを一対の平行なガードレールの間に位置さ
    せることを特徴とする磁気浮上搬送装置。
  2. 【請求項2】請求項1記載の磁気浮上搬送装置におい
    て、上記搬送アームが上記中空の冷却容器上の一対の平
    行なガードレールの間に落下したとき、まず、上記複数
    の高温超伝導体を臨界温度以上まで昇温させた後、キャ
    リアをその行程の一端まで移動させ、次に、上記複数の
    高温超伝導体を臨界温度以下まで冷却し、その後、上記
    キャリアとともに複数の高温超伝導体を移動させ、その
    移動に対応して、上記複数の搬送用永久磁石とともに上
    記搬送アームを所定の位置まで移動させ、最後に、移動
    させられた上記搬送アームを上記昇降機構で持ち上げ
    て、上記搬送アームを回収することを特徴とする磁気浮
    上搬送装置における落下した搬送アームの回収方法。
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