JP3082084B2 - 平型柔軟回路用のコネクタ - Google Patents
平型柔軟回路用のコネクタInfo
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- H01R—ELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
- H01R11/00—Individual connecting elements providing two or more spaced connecting locations for conductive members which are, or may be, thereby interconnected, e.g. end pieces for wires or cables supported by the wire or cable and having means for facilitating electrical connection to some other wire, terminal, or conductive member, blocks of binding posts
- H01R11/11—End pieces or tapping pieces for wires, supported by the wire and for facilitating electrical connection to some other wire, terminal or conductive member
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01R—ELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
- H01R12/00—Structural associations of a plurality of mutually-insulated electrical connecting elements, specially adapted for printed circuits, e.g. printed circuit boards [PCB], flat or ribbon cables, or like generally planar structures, e.g. terminal strips, terminal blocks; Coupling devices specially adapted for printed circuits, flat or ribbon cables, or like generally planar structures; Terminals specially adapted for contact with, or insertion into, printed circuits, flat or ribbon cables, or like generally planar structures
- H01R12/70—Coupling devices
- H01R12/77—Coupling devices for flexible printed circuits, flat or ribbon cables or like structures
- H01R12/79—Coupling devices for flexible printed circuits, flat or ribbon cables or like structures connecting to rigid printed circuits or like structures
-
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- H01—ELECTRIC ELEMENTS
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- H01R12/70—Coupling devices
- H01R12/77—Coupling devices for flexible printed circuits, flat or ribbon cables or like structures
- H01R12/771—Details
- H01R12/772—Strain relieving means
-
- H—ELECTRICITY
- H05—ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H05K—PRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
- H05K3/00—Apparatus or processes for manufacturing printed circuits
- H05K3/36—Assembling printed circuits with other printed circuits
- H05K3/361—Assembling flexible printed circuits with other printed circuits
- H05K3/365—Assembling flexible printed circuits with other printed circuits by abutting, i.e. without alloying process
Landscapes
- Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)
- Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
- Multi-Conductor Connections (AREA)
- Manufacturing Of Electrical Connectors (AREA)
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、一般に、電気コネ
クタに係り、より詳細には、平型柔軟回路を電気的に相
互接続するためのコネクタに係る。
クタに係り、より詳細には、平型柔軟回路を電気的に相
互接続するためのコネクタに係る。
【０００２】
【従来の技術】平型柔軟回路は、細長い平型柔軟絶縁基
板の片面又は両面に横方向に離間された導体ストリップ
が設けられたものである。導体は、回路の片面又は両面
において薄い柔軟な保護層で覆われる。保護層が使用さ
れる場合には、所望の接触位置においてその下の導体を
露出するために欠切部が形成され、その導体が、第２の
平型柔軟回路、プリント回路板又は嵌合コネクタの端子
である相補的な嵌合接続装置の導体に係合される。
板の片面又は両面に横方向に離間された導体ストリップ
が設けられたものである。導体は、回路の片面又は両面
において薄い柔軟な保護層で覆われる。保護層が使用さ
れる場合には、所望の接触位置においてその下の導体を
露出するために欠切部が形成され、その導体が、第２の
平型柔軟回路、プリント回路板又は嵌合コネクタの端子
である相補的な嵌合接続装置の導体に係合される。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】平型柔軟回路を相補的
な嵌合接続装置に終端又は相互接続するために種々様々
なコネクタが長年にわたり設計されている。このような
コネクタは、特にコスト及び信頼性の面で重大な問題が
ある。このようなコネクタは、直接的な材料費が不当に
高いだけでなく、その組立において不当に長い作業時間
を要する。本発明は、従来得られないような非常に簡単
で、安価で且つ信頼性の高いコネクタ構造体を提供する
ことにより、これらの問題を解消することに向けられ
る。
な嵌合接続装置に終端又は相互接続するために種々様々
なコネクタが長年にわたり設計されている。このような
コネクタは、特にコスト及び信頼性の面で重大な問題が
ある。このようなコネクタは、直接的な材料費が不当に
高いだけでなく、その組立において不当に長い作業時間
を要する。本発明は、従来得られないような非常に簡単
で、安価で且つ信頼性の高いコネクタ構造体を提供する
ことにより、これらの問題を解消することに向けられ
る。
【０００４】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明の目的
は、平型柔軟回路用の新規で且つ改良されたコネクタを
提供することである。本発明によるコネクタは、平型柔
軟回路の導体をプリント回路板の導体に電気的に相互接
続する。このコネクタは、前縁を有する雄型の柔軟回路
用キャリアを備え、平型柔軟回路の導体がキャリアから
離れる方を向いた状態で平型柔軟回路が前縁に巻かれ
る。このキャリアは、ハウジングの開口に前縁から先に
挿入される。キャリアとハウジングとの間には相補的な
相互係合ガイド手段が設けられていて、キャリアをハウ
ジングの開口に向かって前装填位置へとスライド式にガ
イドし、この位置では、キャリアとハウジングとの間に
口が形成される。プリント回路板は、その導体が平型柔
軟回路の導体に対向する状態で上記口に挿入される。キ
ャリアが前装填位置にあるときにキャリアとハウジング
との間に相補的な相互係合ピボット手段が形成される。
キャリアは、装填位置から最終的な接続位置へと枢着運
動され、平型柔軟回路の導体がプリント回路板の導体に
対してバイアスされる。
は、平型柔軟回路用の新規で且つ改良されたコネクタを
提供することである。本発明によるコネクタは、平型柔
軟回路の導体をプリント回路板の導体に電気的に相互接
続する。このコネクタは、前縁を有する雄型の柔軟回路
用キャリアを備え、平型柔軟回路の導体がキャリアから
離れる方を向いた状態で平型柔軟回路が前縁に巻かれ
る。このキャリアは、ハウジングの開口に前縁から先に
挿入される。キャリアとハウジングとの間には相補的な
相互係合ガイド手段が設けられていて、キャリアをハウ
ジングの開口に向かって前装填位置へとスライド式にガ
イドし、この位置では、キャリアとハウジングとの間に
口が形成される。プリント回路板は、その導体が平型柔
軟回路の導体に対向する状態で上記口に挿入される。キ
ャリアが前装填位置にあるときにキャリアとハウジング
との間に相補的な相互係合ピボット手段が形成される。
キャリアは、装填位置から最終的な接続位置へと枢着運
動され、平型柔軟回路の導体がプリント回路板の導体に
対してバイアスされる。
【０００５】以下に述べるように、キャリアを前装填位
置に一時的に保持するためにラッチ手段が設けられる。
又、キャリアを最終接続位置にロックするためにロック
手段も設けられる。ラッチ手段は、キャリアの両側にあ
ってハウジングのノッチに対してバイアスされる一対の
柔軟なラッチアームを含む。ロック手段は、ラッチアー
ムにあってハウジングのロック肩部の後方に係合できる
ロックフランジを含む。
置に一時的に保持するためにラッチ手段が設けられる。
又、キャリアを最終接続位置にロックするためにロック
手段も設けられる。ラッチ手段は、キャリアの両側にあ
ってハウジングのノッチに対してバイアスされる一対の
柔軟なラッチアームを含む。ロック手段は、ラッチアー
ムにあってハウジングのロック肩部の後方に係合できる
ロックフランジを含む。
【０００６】本発明によれば、キャリアの上面及び下面
には位置設定ペグが設けられ、これらのペグは平型柔軟
回路の位置設定穴に挿入される。位置設定ペグは、キャ
リアに配置されるので、平型柔軟回路に対するストレイ
ンレリーフを形成する。キャリアの下面の位置設定ペグ
は、プリント回路板の位置設定穴にも挿入するに充分な
長さにされる。それ故、両方の位置設定ペグは、平型柔
軟回路を位置設定すると共に、ストレインレリーフを形
成するという機能を果たす。下面の位置設定ペグは、コ
ネクタ位置保証機能も果たす。
には位置設定ペグが設けられ、これらのペグは平型柔軟
回路の位置設定穴に挿入される。位置設定ペグは、キャ
リアに配置されるので、平型柔軟回路に対するストレイ
ンレリーフを形成する。キャリアの下面の位置設定ペグ
は、プリント回路板の位置設定穴にも挿入するに充分な
長さにされる。それ故、両方の位置設定ペグは、平型柔
軟回路を位置設定すると共に、ストレインレリーフを形
成するという機能を果たす。下面の位置設定ペグは、コ
ネクタ位置保証機能も果たす。
【０００７】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照して、本発
明の好適な実施形態を詳細に説明する。先ず、添付図面
の図１ないし４を参照し、平型柔軟回路１４（図３及び
４）の導体１２をプリント回路板１８（図１及び２）の
導体１６に相互接続するためのコネクタ１０について説
明する。コネクタ１０は、２つの要素、即ち雄型の柔軟
回路用キャリア２０と、ハウジング２２のみを含む。キ
ャリア２０及びハウジング２２は、各々、プラスチック
等の絶縁材料で一体成形された１部片構造体である。
明の好適な実施形態を詳細に説明する。先ず、添付図面
の図１ないし４を参照し、平型柔軟回路１４（図３及び
４）の導体１２をプリント回路板１８（図１及び２）の
導体１６に相互接続するためのコネクタ１０について説
明する。コネクタ１０は、２つの要素、即ち雄型の柔軟
回路用キャリア２０と、ハウジング２２のみを含む。キ
ャリア２０及びハウジング２２は、各々、プラスチック
等の絶縁材料で一体成形された１部片構造体である。
【０００８】キャリア２０は、図１においては、矢印Ａ
の方向にハウジング２２に挿入されようとする非作用位
置で示されている。キャリア２０は、図２では、ラッチ
された前装填位置で示されており、ここで、プリント回
路板１８が矢印Ｂの方向にコネクタに挿入される。キャ
リア２０は、図３及び４では、ロックされた最終接続位
置で示されており、ここでは、コネクタが矢印Ｃの方向
に下方に垂直回転され、平型柔軟回路１４の導体１２が
プリント回路板１８の導体１６に対してバイアスされ
る。平型柔軟回路１４は、キャリア２０をハウジング２
２に挿入する前に、キャリア２０に対して予め巻き付け
される。しかしながら、平型柔軟回路１４は、キャリア
及びハウジングの構造を明確に示すために、図１及び２
から取り除かれている。
の方向にハウジング２２に挿入されようとする非作用位
置で示されている。キャリア２０は、図２では、ラッチ
された前装填位置で示されており、ここで、プリント回
路板１８が矢印Ｂの方向にコネクタに挿入される。キャ
リア２０は、図３及び４では、ロックされた最終接続位
置で示されており、ここでは、コネクタが矢印Ｃの方向
に下方に垂直回転され、平型柔軟回路１４の導体１２が
プリント回路板１８の導体１６に対してバイアスされ
る。平型柔軟回路１４は、キャリア２０をハウジング２
２に挿入する前に、キャリア２０に対して予め巻き付け
される。しかしながら、平型柔軟回路１４は、キャリア
及びハウジングの構造を明確に示すために、図１及び２
から取り除かれている。
【０００９】より詳細には、柔軟回路用キャリア２０
は、全体的に平らな本体２４を含み、これは、前縁２６
を画成すると共に、後方突出フランジ２８を含む。一対
の位置設定ペグ３０が本体２４と一体成形されて本体か
ら上方に突出し、そして以下に述べるように、更に別の
一対の位置設定ペグが本体の下面から突出する。一対の
ピボットトラニオン３２が本体の両側面から外方に突出
する。又、一対の柔軟なラッチアーム３４が本体２４の
後端付近で本体２４の両側から上方に突出する。更に、
ロックフランジ３６が各柔軟なラッチアーム３４から横
方向外方に突出する。
は、全体的に平らな本体２４を含み、これは、前縁２６
を画成すると共に、後方突出フランジ２８を含む。一対
の位置設定ペグ３０が本体２４と一体成形されて本体か
ら上方に突出し、そして以下に述べるように、更に別の
一対の位置設定ペグが本体の下面から突出する。一対の
ピボットトラニオン３２が本体の両側面から外方に突出
する。又、一対の柔軟なラッチアーム３４が本体２４の
後端付近で本体２４の両側から上方に突出する。更に、
ロックフランジ３６が各柔軟なラッチアーム３４から横
方向外方に突出する。
【００１０】ハウジング２２は、開口３８を有する開放
端ボックス状構造体であり、キャリア２０は、開口３８
を経て矢印Ａ（図１）の方向に挿入される。ハウジング
２２は、上壁４０、下壁４２及び一対の側壁４４を含
む。下壁４２は、上壁及び側壁を越えて前方に延び、キ
ャリア２０がハウジング２２に挿入されたときにキャリ
ア２０とは反対の開口３８の側にアンビルプレートを形
成する。下壁４２から後方にフランジ４６が突出する。
一対の側部ガイドレール４８が側壁４４の内側に形成さ
れ、このガイドレール４８は、ハウジングの一対の側部
翼５１に形成された一対のピボットソケット５０まで後
方に延びる。各ピボットソケット５０は、ソケットへの
開口を部分的に閉じるリップ５０ａを有する。上壁４０
には、キャリア２０の柔軟なラッチアーム３４を受け入
れるための一対のノッチ５２が設けられる。これらのノ
ッチ５２は、柔軟なラッチアーム３４の外側のロックフ
ランジ３６に係合するためにノッチの外側にロック肩部
５４を形成する。
端ボックス状構造体であり、キャリア２０は、開口３８
を経て矢印Ａ（図１）の方向に挿入される。ハウジング
２２は、上壁４０、下壁４２及び一対の側壁４４を含
む。下壁４２は、上壁及び側壁を越えて前方に延び、キ
ャリア２０がハウジング２２に挿入されたときにキャリ
ア２０とは反対の開口３８の側にアンビルプレートを形
成する。下壁４２から後方にフランジ４６が突出する。
一対の側部ガイドレール４８が側壁４４の内側に形成さ
れ、このガイドレール４８は、ハウジングの一対の側部
翼５１に形成された一対のピボットソケット５０まで後
方に延びる。各ピボットソケット５０は、ソケットへの
開口を部分的に閉じるリップ５０ａを有する。上壁４０
には、キャリア２０の柔軟なラッチアーム３４を受け入
れるための一対のノッチ５２が設けられる。これらのノ
ッチ５２は、柔軟なラッチアーム３４の外側のロックフ
ランジ３６に係合するためにノッチの外側にロック肩部
５４を形成する。
【００１１】キャリア２０が矢印Ａの方向にハウジング
２２の開口３８に挿入されたときには、ハウジング２２
のガイドレール４８がキャリア２０のピボットトラニオ
ン３２と協働して、キャリア２０をハウジング２２の開
口３８を経て図２に示すキャリアの前装填位置へとスラ
イド式にガイドするための相補的に相互係合するガイド
手段を形成する。キャリア２０が前装填位置へと移動す
ると、柔軟なラッチアーム３４が、図２に示すように、
ハウジング２２のノッチ５２へ入れられる。キャリア２
０のこの前装填位置では、ピボットトラニオン３２が、
図２に示すように、ピボットソケット５０内に安住され
る。キャリア２０は、ノッチ５２内での柔軟なラッチア
ーム３４の外方バイアス係合によりこの前装填位置に保
持され、そしてキャリア２０は、その最終接続位置に向
かって移動することができない。というのは、ラッチア
ーム３４の外側のロックフランジ３６がノッチ５２の外
縁においてハウジング２２の上部に係合するからであ
る。
２２の開口３８に挿入されたときには、ハウジング２２
のガイドレール４８がキャリア２０のピボットトラニオ
ン３２と協働して、キャリア２０をハウジング２２の開
口３８を経て図２に示すキャリアの前装填位置へとスラ
イド式にガイドするための相補的に相互係合するガイド
手段を形成する。キャリア２０が前装填位置へと移動す
ると、柔軟なラッチアーム３４が、図２に示すように、
ハウジング２２のノッチ５２へ入れられる。キャリア２
０のこの前装填位置では、ピボットトラニオン３２が、
図２に示すように、ピボットソケット５０内に安住され
る。キャリア２０は、ノッチ５２内での柔軟なラッチア
ーム３４の外方バイアス係合によりこの前装填位置に保
持され、そしてキャリア２０は、その最終接続位置に向
かって移動することができない。というのは、ラッチア
ーム３４の外側のロックフランジ３６がノッチ５２の外
縁においてハウジング２２の上部に係合するからであ
る。
【００１２】キャリア２０が図２に示すその前装填位置
にある状態で（平型柔軟回路１４がキャリア２０に巻き
付けられたと仮定して）、プリント回路板１８が矢印Ｂ
（図２）の方向にコネクタ１０に挿入される。回路板１
８は、一対の欠切部５８を含み、これは、導体１６が配
置された舌状部６０を画成する。欠切部５８は、ハウジ
ング２２の側部翼５１を受け入れ、そして舌状部６０
は、図４に示す口６２へ挿入される。この口６２は、キ
ャリア２０と、ハウジング２２のアンビルプレートを画
成するハウジングの下壁４２との間に形成される。
にある状態で（平型柔軟回路１４がキャリア２０に巻き
付けられたと仮定して）、プリント回路板１８が矢印Ｂ
（図２）の方向にコネクタ１０に挿入される。回路板１
８は、一対の欠切部５８を含み、これは、導体１６が配
置された舌状部６０を画成する。欠切部５８は、ハウジ
ング２２の側部翼５１を受け入れ、そして舌状部６０
は、図４に示す口６２へ挿入される。この口６２は、キ
ャリア２０と、ハウジング２２のアンビルプレートを画
成するハウジングの下壁４２との間に形成される。
【００１３】プリント回路板１８がコネクタ１０に挿入
された後に、ハウジング２２のピボットソケット５０内
に安住されたキャリア２０のピボットトラニオン３２で
構成された相補的な相互係合ピボット手段によりキャリ
ア２０がハウジング２２に対して下方に枢着回転され
る。キャリア２０は、矢印Ｃ（図３）の方向に下方に枢
着回転される。図２から明らかなように、キャリア２０
の後方フランジ２８及びハウジング２２の後方フランジ
４６をオペレータの指の間に把持して、キャリア２０を
その最終接続位置に枢着回転することができる。図３に
最も良く示すように、ロックフランジ３６の下縁３６ａ
は、キャリア２０がその最終接続位置へ枢着回転される
ときに柔軟なラッチアーム３４が矢印Ｄの方向に内方に
バイアスされるように角度が付けられ即ち面取りされて
いる。キャリア２０がその最終接続位置に到達すると、
ロックフランジ３６の上縁が、矢印Ｄとは逆の方向に外
方に弾力でパチンと戻り、ハウジング２２の肩部５４の
後方にロック係合する。この最終接続位置にあるとき
に、キャリア２０は、平型柔軟回路１４の導体１２をプ
リント回路板１８の導体１６に対してバイアスする。ソ
ケット５０の入口にあるリップ５０ａは、壁５３と共
に、又はそれに加えて、ピボットトラニオン３２がソケ
ット内で上方にバイアスされたときにキャリア２０がハ
ウジング２２から引き抜かれるのを防止する。
された後に、ハウジング２２のピボットソケット５０内
に安住されたキャリア２０のピボットトラニオン３２で
構成された相補的な相互係合ピボット手段によりキャリ
ア２０がハウジング２２に対して下方に枢着回転され
る。キャリア２０は、矢印Ｃ（図３）の方向に下方に枢
着回転される。図２から明らかなように、キャリア２０
の後方フランジ２８及びハウジング２２の後方フランジ
４６をオペレータの指の間に把持して、キャリア２０を
その最終接続位置に枢着回転することができる。図３に
最も良く示すように、ロックフランジ３６の下縁３６ａ
は、キャリア２０がその最終接続位置へ枢着回転される
ときに柔軟なラッチアーム３４が矢印Ｄの方向に内方に
バイアスされるように角度が付けられ即ち面取りされて
いる。キャリア２０がその最終接続位置に到達すると、
ロックフランジ３６の上縁が、矢印Ｄとは逆の方向に外
方に弾力でパチンと戻り、ハウジング２２の肩部５４の
後方にロック係合する。この最終接続位置にあるとき
に、キャリア２０は、平型柔軟回路１４の導体１２をプ
リント回路板１８の導体１６に対してバイアスする。ソ
ケット５０の入口にあるリップ５０ａは、壁５３と共
に、又はそれに加えて、ピボットトラニオン３２がソケ
ット内で上方にバイアスされたときにキャリア２０がハ
ウジング２２から引き抜かれるのを防止する。
【００１４】プリント回路板１８をコネクタ１０から取
り外すことが必要な場合には、柔軟なラッチアーム３４
の遠方端をオペレータの指で矢印Ｄ（図３）の方向に締
め付け、そしてキャリア２０を前装填位置（図２）まで
持ち上げて、プリント回路板を解除する。この構造的な
組合せにより、コネクタ１０及び平型柔軟回路１４は、
サブ組立体として組み立て、そしてその後、例えば現場
でプリント回路板を受け入れるように開くことができ
る。これが図５に示されている。この場合も、柔軟なラ
ッチアーム３４は、矢印Ｄの方向に内方に締め付けられ
て、ロックフランジ３６をロック肩部５４の後方から解
除する。次いで、キャリア２０を矢印Ｅの方向に持ち上
げ、プリント回路板の舌状部６０を現場でコネクタに挿
入することができる。
り外すことが必要な場合には、柔軟なラッチアーム３４
の遠方端をオペレータの指で矢印Ｄ（図３）の方向に締
め付け、そしてキャリア２０を前装填位置（図２）まで
持ち上げて、プリント回路板を解除する。この構造的な
組合せにより、コネクタ１０及び平型柔軟回路１４は、
サブ組立体として組み立て、そしてその後、例えば現場
でプリント回路板を受け入れるように開くことができ
る。これが図５に示されている。この場合も、柔軟なラ
ッチアーム３４は、矢印Ｄの方向に内方に締め付けられ
て、ロックフランジ３６をロック肩部５４の後方から解
除する。次いで、キャリア２０を矢印Ｅの方向に持ち上
げ、プリント回路板の舌状部６０を現場でコネクタに挿
入することができる。
【００１５】図６及び７は、平型柔軟回路１４をキャリ
ア２０の前縁２６の周りにいかに巻き付けるかを示す。
図６において、上方対の位置設定ペグ３０は、平型柔軟
回路１４の両縁付近で一対の穴７０を経て突出する。平
型柔軟回路１４がキャリア２０の周りに巻き付けられる
ときには、その導体１２がキャリア２０から離れる方に
向けられ即ち外方に向けられる。平型柔軟回路１４をキ
ャリア２０に位置設定するのに加えて、ペグ３０は、平
型柔軟回路自体の一体的なストレインレリーフも形成す
る。図７は、キャリア２０の本体２４と一体成形されて
そこから下方に突出する下方対の位置設定ペグ７２を示
し、これらのペグは、平型柔軟回路１４の先縁１４ａの
両隅付近に設けられた一対の位置設定穴７４へと挿入さ
れる。この位置設定ペグ７２も、平型柔軟回路１４のス
トレインレリーフを形成する。
ア２０の前縁２６の周りにいかに巻き付けるかを示す。
図６において、上方対の位置設定ペグ３０は、平型柔軟
回路１４の両縁付近で一対の穴７０を経て突出する。平
型柔軟回路１４がキャリア２０の周りに巻き付けられる
ときには、その導体１２がキャリア２０から離れる方に
向けられ即ち外方に向けられる。平型柔軟回路１４をキ
ャリア２０に位置設定するのに加えて、ペグ３０は、平
型柔軟回路自体の一体的なストレインレリーフも形成す
る。図７は、キャリア２０の本体２４と一体成形されて
そこから下方に突出する下方対の位置設定ペグ７２を示
し、これらのペグは、平型柔軟回路１４の先縁１４ａの
両隅付近に設けられた一対の位置設定穴７４へと挿入さ
れる。この位置設定ペグ７２も、平型柔軟回路１４のス
トレインレリーフを形成する。
【００１６】図８は、キャリア２０の本体２４から下方
に突出する一対の位置設定ペグ７２が、キャリア２０の
枢着回転の際に、プリント回路板１８の一対の位置設定
穴７６に挿入されるところを示す。即ち、キャリア２０
がその最終接続位置に到達しそしてロックフランジ３６
が肩部５４の後方にロック係合するときに、位置設定ペ
グ７２が位置設定穴７６へと移動する。キャリア２０が
プリント回路板１８に対して適切に整列されない場合に
は、ペグ７２がプリント回路板１８の表面に干渉するの
で、キャリア２０は完全に回転しない。従って、位置設
定ペグ７２は、これが穴７６に整列しない場合にキャリ
ア２０の位置をロックできないので、コネクタ位置保証
手段としても働く。更に、位置設定ペグ７２は、平型柔
軟回路１４及びプリント回路板１８の両方を受け入れる
に充分な長さであり、これらの両方を位置設定する機能
を果たす。
に突出する一対の位置設定ペグ７２が、キャリア２０の
枢着回転の際に、プリント回路板１８の一対の位置設定
穴７６に挿入されるところを示す。即ち、キャリア２０
がその最終接続位置に到達しそしてロックフランジ３６
が肩部５４の後方にロック係合するときに、位置設定ペ
グ７２が位置設定穴７６へと移動する。キャリア２０が
プリント回路板１８に対して適切に整列されない場合に
は、ペグ７２がプリント回路板１８の表面に干渉するの
で、キャリア２０は完全に回転しない。従って、位置設
定ペグ７２は、これが穴７６に整列しない場合にキャリ
ア２０の位置をロックできないので、コネクタ位置保証
手段としても働く。更に、位置設定ペグ７２は、平型柔
軟回路１４及びプリント回路板１８の両方を受け入れる
に充分な長さであり、これらの両方を位置設定する機能
を果たす。
【００１７】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
により、従来得られないような非常に簡単で、安価で且
つ信頼性の高い構造をもつ平型柔軟回路用のコネクタが
提供された。
により、従来得られないような非常に簡単で、安価で且
つ信頼性の高い構造をもつ平型柔軟回路用のコネクタが
提供された。
【図１】本発明によるコネクタをプリント回路板と共に
示す斜視図で、キャリアがハウジングに挿入されようと
しており、そして説明を容易にするために平型柔軟回路
を取り除いて示した図である。
示す斜視図で、キャリアがハウジングに挿入されようと
しており、そして説明を容易にするために平型柔軟回路
を取り除いて示した図である。
【図２】図１と同様の斜視図であるが、キャリアが前装
填位置にあり、そして説明を容易にするために平型柔軟
回路を取り除いて示した図である。
填位置にあり、そして説明を容易にするために平型柔軟
回路を取り除いて示した図である。
【図３】平型柔軟回路の導体をプリント回路板の導体と
相互接続する最終的な接続状態においてコネクタを示す
前方斜視図である。
相互接続する最終的な接続状態においてコネクタを示す
前方斜視図である。
【図４】図３の前面斜視図と同様の後方斜視図である。
【図５】コネクタ及び平型柔軟回路が移動中であるとき
に、平型柔軟回路が取り付けられたが、回路板が取り外
された状態でコネクタを示す斜視図である。
に、平型柔軟回路が取り付けられたが、回路板が取り外
された状態でコネクタを示す斜視図である。
【図６】平型柔軟回路が取り付けられたキャリアを示す
上方斜視図である。
上方斜視図である。
【図７】図６の上方斜視図と同様の下方斜視図である。
【図８】プリント回路板及びキャリアを示す斜視図であ
る。
る。
１０ コネクタ １２ 平型柔軟回路の導体 １４ 平型柔軟回路 １６ プリント回路板の導体 １８ プリント回路板 ２０ キャリア ２２ ハウジング ２４ 本体 ３０、７２ ペグ ３２ ピボットトラニオン ３４ ラッチアーム ３６ ロックフランジ ３８ 開口 ４８ ガイドレール ５０ ピボットソケット ５０ａ リップ ５１ 側部翼 ５２ ノッチ ５４ ロック肩部 ５８ プリント回路板の欠切部 ６０ プリント回路板の舌状部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ラッセル ジェイ ワット アメリカ合衆国 シカゴ エルム スト リート 11 イー アパートメント ３ ダブル (56)参考文献 特開 平８−102342（ＪＰ，Ａ) 特開 昭62−90885（ＪＰ，Ａ) 特開 平10−189185（ＪＰ，Ａ) 実開 平４−111155（ＪＰ，Ｕ) (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) H01R 23/68 H01R 9/09
Claims (20)
- 【請求項１】 平型柔軟回路１４の導体１２をプリント
回路板１８の導体１６に電気的に相互接続するためのコ
ネクタ１０において、 前縁２６を有する雄型の柔軟回路用キャリア２０であっ
て、平型柔軟回路１４の導体１２がキャリア２０から離
れる方を向いた状態で平型柔軟回路１４が前縁２６の周
りに巻き付けられるようなキャリア２０と、 上記前縁２６から先に挿入されたキャリア２０を受け入
れるための開口３８を有するハウジング２２と、 上記キャリア２０とハウジング２２との間を相補的に相
互係合するガイド手段３２、４８であって、上記キャリ
ア２０をハウジング２２の開口３８に向かって前装填位
置へとスライド式にガイドし、前装填位置では、プリン
ト回路板１８の導体１６が平型柔軟回路１４の導体１２
に対向する状態でプリント回路板１８を受け入れるため
の口６２がキャリア２０とハウジング２２との間に形成
されるようにするガイド手段３２、４８と、 上記キャリア２０が上記前装填位置にあるときに上記キ
ャリア２０とハウジング２２との間を相補的に相互係合
するピボット手段３２、５０であって、キャリア２０を
前装填位置から最終接続位置へと枢着回転し、最終回転
位置では、平型柔軟回路１４の導体１２がプリント回路
板１８の導体１６に対してバイアスされるようにするピ
ボット手段３２、５０と、を備えたことを特徴とするコ
ネクタ１０。 - 【請求項２】 上記ハウジング２２は、上記キャリア２
０とは反対の上記口６２の側にアンビルプレート４２を
含み、このアンビルプレート４２とキャリア２０との間
にプリント回路板１８がサンドイッチされる請求項１に
記載のコネクタ１０。 - 【請求項３】 上記キャリア２０は、平型柔軟ケーブル
１４の適当な位置設定穴７０、７４に挿入される位置設
定ペグ３０、７２を含む請求項１に記載のコネクタ１
０。 - 【請求項４】 上記位置設定ペグ７２は、キャリア２０
に配置され、そしてプリント回路板１８の適当な位置設
定穴７６に挿入するに充分な長さである請求項３に記載
のコネクタ１０。 - 【請求項５】 上記キャリア２０は、プリント回路板１
８の適当な位置設定穴７６に挿入される位置設定ペグ７
２を含む請求項１に記載のコネクタ１０。 - 【請求項６】 上記キャリア２０をその最終接続位置に
ロックするためのロック手段３６、５４を備えた請求項
１に記載のコネクタ１０。 - 【請求項７】 上記キャリア２０をその前装填位置に一
時的に保持するラッチ手段３４、５２を備えた請求項１
に記載のコネクタ１０。 - 【請求項８】 上記ラッチ手段３４、５２は、上記キャ
リア２０の両側にあってハウジング２２のノッチ５２に
対してバイアスされる一対の柔軟なラッチアーム３４を
含む請求項７に記載のコネクタ１０。 - 【請求項９】 上記キャリア２０をその最終接続位置に
ロックするためのロック手段３６、５４を備えた請求項
７に記載のコネクタ１０。 - 【請求項１０】 上記ラッチ手段３４、５２は、上記キ
ャリア２０の両側にあってハウジング２２のノッチ５２
に対してバイアスされる一対の柔軟なラッチアーム３４
を含み、そして上記ロック手段３６、５４は、上記ラッ
チアーム３４にあってハウジング２２のロック肩部５４
の後方に係合し得るロックフランジ３６を含む請求項９
に記載のコネクタ１０。 - 【請求項１１】 平型柔軟回路１４の導体１２をプリン
ト回路板１８の導体１６に電気的に相互接続するための
コネクタ１０において、 柔軟回路用キャリア２０であって、平型柔軟回路１４の
導体１２がそこから離れる方を向いた状態で平型柔軟回
路１４が配置されるキャリア２０と、 上記キャリア２０を受け入れるための開口３８を有する
ハウジング２２と、 上記キャリア２０とハウジング２２との間を相補的に相
互係合するガイド手段３２、４８であって、上記キャリ
ア２０をハウジング２２の開口３８に向かって前装填位
置へとスライド式にガイドし、プリント回路板１８の導
体１６が平型柔軟回路１４の導体１２に対向する状態で
プリント回路板１８を受け入れるようにするガイド手段
３２、４８と、 上記キャリア２０が上記前装填位置にあるときに上記キ
ャリア２０とハウジング２２との間を相補的に相互係合
するピボット手段３２、５０であって、キャリア２０を
前装填位置から最終接続位置へと枢着回転し、最終回転
位置では、平型柔軟回路１４の導体１２がプリント回路
板１８の導体１６に対してバイアスされるようにするピ
ボット手段３２、５０と、を備えたことを特徴とするコ
ネクタ１０。 - 【請求項１２】 上記ハウジング２２は、上記キャリア
２０とは反対の側にアンビルプレート４２を含み、この
アンビルプレート４２とキャリア２０との間にプリント
回路板１８がサンドイッチされる請求項１１に記載のコ
ネクタ１０。 - 【請求項１３】 上記キャリア２０は、平型柔軟ケーブ
ル１４の適当な位置設定穴７０、７４に挿入される位置
設定ペグ３０、７２を含む請求項１１に記載のコネクタ
１０。 - 【請求項１４】 上記位置設定ペグ７２は、キャリア２
０に配置され、そしてプリント回路板１８の適当な位置
設定穴７６に挿入するに充分な長さである請求項１３に
記載のコネクタ１０。 - 【請求項１５】 上記キャリア２０は、プリント回路板
１８の適当な位置設定穴７６に挿入される位置設定ペグ
７２を含む請求項１１に記載のコネクタ１０。 - 【請求項１６】 上記キャリア２０をその最終接続位置
にロックするためのロック手段３６、５４を備えた請求
項１１に記載のコネクタ１０。 - 【請求項１７】 上記キャリア２０をその前装填位置に
一時的に保持するラッチ手段３４、５２を備えた請求項
１１に記載のコネクタ１０。 - 【請求項１８】 上記ラッチ手段３４、５２は、上記キ
ャリア２０の両側にあってハウジング２２のノッチ５２
に対してバイアスされる一対の柔軟なラッチアーム３４
を含む請求項１７に記載のコネクタ１０。 - 【請求項１９】 上記キャリア２０をその最終接続位置
にロックするためのロック手段３６、５４を備えた請求
項１７に記載のコネクタ１０。 - 【請求項２０】 上記ラッチ手段３４、５２は、上記キ
ャリア２０の両側にあってハウジング２２のノッチ５２
に対してバイアスされる一対の柔軟なラッチアーム３４
を含み、そして上記ロック手段３６、５４は、上記ラッ
チアーム３４にあってハウジング２２のロック肩部５４
の後方に係合し得るロックフランジ３６を含む請求項１
９に記載のコネクタ１０。
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