JP3081310B2 - 動画編集処理装置 - Google Patents

動画編集処理装置

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JP3081310B2
JP3081310B2 JP03297806A JP29780691A JP3081310B2 JP 3081310 B2 JP3081310 B2 JP 3081310B2 JP 03297806 A JP03297806 A JP 03297806A JP 29780691 A JP29780691 A JP 29780691A JP 3081310 B2 JP3081310 B2 JP 3081310B2
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繁 井沢
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株式会社シーエスケイ
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、音付き自然動画をコマ
毎の画像情報として編集処理すると同時に、音声情報を
画像情報に対応して編集処理を行う動画編集処理装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、記憶素子の大容量化とパーソナル
コンピュータの処理速度の向上にともない、テレビジョ
ン画像等の自然動画を1フレーム(1/30秒)あるい
は1フィールド(1/60秒)を単位として記録し、1
コマ(1フレームまたは2フィールドからなる1画面ま
たは1フィールド)毎に、コンピュータ上で修正、変
更、合成あるいは創作等を行う画像処理技術が飛躍的に
進歩している。このような画像処理により、想像的な映
像をアニメーションでなく創作でき、個人的な娯楽の分
野等で応用されつつある。
【0003】しかし、テレビジョン画像等の音声情報を
含む自然動画では、画像情報を1画面毎に修正や変更等
を加える編集作業を行う装置はあったが、その各画面に
対応した音声情報を同じコンピュータ上で編集処理する
ことができる装置は存在しなかった。そのため、音付き
自然動画では、動画の編集と音声の編集を別々に行わな
ければならず、動画に合わせた音声の編集がやりにくい
欠点があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】すなわち、音付きの自
然動画では、画像の編集処理とともにその画像に合わせ
た音声の編集を同時に行うことができる装置の実現が要
望されていた。
【0005】本発明は、音付き自然動画のコマ毎の編集
処理と同時に、音声の編集処理が容易になる動画編集処
理装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の動画編集処理装置は、音付き自然動画をコ
マ毎に編集処理して画像情報を得る動画編集処理装置に
おいて、前記動画の各コマに対応する音声情報を高速フ
ーリエ変換による周波数分析により音響スペクトルを
得、この音響スペクトルを動画の各コマの静止画像とと
もに表示させ、この音響スペクトルを加工した後、逆フ
ーリエ変換により音声情報を得る音声処理部と、前記編
集処理した画像情報と対応する音声情報を合成する画像
・音声合成処理部とを備えたものである。
【0007】
【作用】本発明によれば、表示部に自然動画のコマ毎の
静止画像を表示させながら画像処理部で動画編集を行
い、同時に音声処理部で表示部にコマ毎の画像に対応す
る音声の音響スペクトルを表示させながら音声情報に変
更処理を加えることができ動画編集処理が容易になる。
【0008】
【実施例】以下、本発明を図示の一実施例により具体的
に説明する。図1は本発明実施例の動画編集処理装置の
構成を説明するブロック図、図2は本発明実施例の表示
部の1コマの表示イメージを説明する図である。
【0009】これらの図において、本実施例の動画編集
処理装置は、テレビやビデオ撮影機等で撮影された音声
付き動画情報11を読み込む入力部12と、画像情報を
コマ毎に編集処理を行う画像処理部13と、コマ毎に対
応した音声情報の編集処理を行う音声処理部14と、コ
マ毎に画像を表示するとともに対応する音声の音響スペ
クトルを表示するCRTディスプレイ等の表示部15
と、画像処理部13の画像出力及び音声処理部14の音
声出力とを合成して編集済み音付き動画情報17を得る
画像・音声合成処理部16とから構成される。
【0010】音付き動画情報11は、入力部12におい
て画像情報及び音声情報が読み込まれ、画像情報はコマ
毎に表示部15に表示させて画像処理部13で修正や変
更が加えられ、音声情報は同じ表示部15に表示させな
がら音声処理部14で修正や変更が加えられ、それぞれ
画像処理部13の画像出力及び音声処理部14の音声出
力は、画像・音声合成処理部16で合成され、ここから
編集済みの音付き動画情報17として出力される。
【0011】上記画像処理部13は、画像情報入力部1
8と、画像表示処理部19と、画像編集処理部20と、
画像出力部21とからなる。画像情報入力部18は、入
力部12で入力された画像情報を1フレームまたは2フ
ィールドを単位とした1コマ毎に記録する部分である。
画像表示処理部19は、画像情報入力部18でコマ毎に
記録された画像情報を表示部15に静止画(ストップモ
ーション)として表示するための処理を行う部分であ
る。表示部15では、図2に示すように、静止画がほぼ
左側半分に表示される。画像編集処理部20は、コマ毎
に、例えば、静止画の一部を切り取り他の静止画を挿入
したり、全く新たな画像を創作したりする編集処理を行
う。この編集処理は、表示部15に表示されている静止
画を見ながら行うことができる。画像出力部21は、編
集したコマ毎の画像情報を記録して画像出力を得る部分
である。
【0012】上記音声処理部14は、音声情報入力部2
2と、高速フーリエ変換部23と、音声表示処理部24
と、音声変更処理部25と、逆フーリエ変換部26と、
音声出力部27とからなる。音声情報入力部22は、入
力部12で入力された音声情報を1コマに対応する毎に
音声データとして記録する部分である。なお、ここで音
声とは、人の声に限らず音楽、効果音、その他の音を含
む。高速フーリエ変換部26は、音声情報入力部22で
入力された音声情報の信号を周波数軸上のデータに高速
変換して音響スペクトルを得る処理を行う部分である。
音声表示処理部24は、高速フーリエ変換部23で得ら
れた音響スペクトルを表示部15に表示するための処理
を行う部分である。表示部15では、図2に示すよう
に、静止画に対応する音声の音響スペクトルとして周波
数軸上のパワー・スペクトルが右側半分に表示されてい
る。なお、図2の表示部15の下部には、ファンクショ
ン機能に対応する表示がなされている。この表示部15
における音響スペクトルの表示は基本形であり、さらに
詳細なデータが必要な場合には、図3に示すように、周
波数軸上のパワー・スペクトルのみでなく、時間軸が加
わった3軸表示が行われる。
【0013】上記音声変更処理部25は、高速フーリエ
変換部23で得られた音響スペクトルに変更処理を加え
る部分である。この変更処理は、表示部15に静止画と
ともに表示されている音響スペクトルを見ながらマウス
等の入力手段を用いて行うことができる。
【0014】図4は本発明実施例の音声変更処理の例を
説明する図である。同図の変更モード1に示すように、
例えば、音声情報の強度を変更したい場合には、矢印で
示すように周波数の分布位置を変更せずに、そのパワー
・スペクトルの値(振幅)を実線から点線のように大き
くしたり小さくすればよく、音声を変える場合には、任
意の周波数上にパワー・スペクトルの値を点線のように
追加すればよい。また、同図の変更モード2に示すよう
に、例えば、音程を変更したい場合には、周波数の分布
パターンを変えずに、実線から点線のように、周波数を
2倍、あるいは1/2倍にすれば、1オクターブ高い
音、あるいは低い音に変更できる。同図の変更モード3
に示すように、例えば、ハスキーな声やダミ声にしたい
場合には、点線のような側波帯を追加することで変更が
できる。さらに、全く別のデータに変換することもでき
る。
【0015】上記逆フーリエ変換部26は、音声変更処
理部25で変更処理された音響スペクトルを時間軸上の
音声情報に変換する処理を行う部分である。音声出力部
27は、逆フーリエ変換したコマ毎に対応する音声情報
を記録して音声出力を得る部分である。
【0016】上記構成の動画編集処理装置は、音付きの
自然動画情報11が、入力部12で読み取られ、画像処
理部13でコマごとに表示部15で表示させながら画像
の編集処理ができる。また、同時に各コマに対応する音
声情報が音声処理部14において、フーリエ変換により
音響スペクトルに変換され、この音響スペクトルを表示
部15に表示させながら変更処理ができ、この変更処理
した音響スペクトルが逆フーリエ変換により音声情報に
変換される。そして、画像処理部13と音声処理部14
で変更処理された画像情報及び音声情報は、画像・音声
合成処理部16で合成され、編集済みの音付き動画情報
17が得られ、この動画情報は、後続する表示、蓄積、
伝送等の媒体に伝達される。従って、従来では、画像と
音声を別々に変更処理しなければならなかったのに対し
て、本実施例では、表示部15に自然動画のコマ毎の静
止画を表示させながら動画編集ができ、同時に表示部1
5に対応する音響スペクトルを表示させながら音声の変
更処理ができる。
【0017】上記実施例において、音声処理は少なくと
も高速フーリエ変換した音響スペクトルに変更処理を加
えたり、全く新たな音響スペクトルを加え、それを逆フ
ーリエ変換により音声情報に変換すればよく、また、動
画情報の編集処理も、各種の画像処理技術が適用され
る。
【0018】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、音
付き自然動画のコマ毎の静止画を表示部に表示させなが
ら画像処理部で動画編集ができ、同時に音声処理部で表
示部に対応する音声の音響スペクトルを表示させながら
音声の変更処理ができ、動画編集処理が容易になる効果
がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明実施例の動画編集処理装置の構成を説明
するブロック図である。
【図2】本発明実施例の表示部の1コマの表示イメージ
を説明する図である。
【図3】本発明実施例の3軸表示の音響スペクトルを説
明する図である。
【図4】本発明実施例の音声変更処理の例を説明する図
である。
【符号の説明】
11 音声付き動画情報 12 入力部 13 画像処理部 14 音声処理部 15 表示部 16 画像・音声合成処理部 17 編集済み音声付き動画情報 18 画像情報入力部 19 画像表示処理部 20 画像編集処理部 21 画像出力部 22 音声情報入力部 23 高速フーリエ変換部 24 音声表示処理部 25 音声変更処理部 26 逆フーリエ変換部 27 音声出力部

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 音付き自然動画をコマ毎に編集処理して
    画像情報を得る動画編集処理装置において、前記動画の
    各コマに対応する音声情報を高速フーリエ変換による周
    波数分析により音響スペクトルを得、この音響スペクト
    ルを動画の各コマの静止画像とともに表示させ、この音
    響スペクトルを加工した後、逆フーリエ変換により音声
    情報を得る音声処理部と、前記編集処理した画像情報と
    対応する音声情報を合成する画像・音声合成処理部とを
    備えたことを特徴とする動画編集処理装置。
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