JP3081261U - メガネフレームのツル - Google Patents
メガネフレームのツルInfo
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- JP3081261U JP3081261U JP2001002409U JP2001002409U JP3081261U JP 3081261 U JP3081261 U JP 3081261U JP 2001002409 U JP2001002409 U JP 2001002409U JP 2001002409 U JP2001002409 U JP 2001002409U JP 3081261 U JP3081261 U JP 3081261U
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- joint
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 メガネフレームのツルであって、メガネを安
定して掛けることが出来、しかもその際に痛みを感じる
ことがないツルの提供。 【解決手段】 ツル6はフロント部の継手5を介して連
結される第1ツル7と、第1ツル7の先端に軸9を介し
て揺動可能に取付けられる第2ツル8から成り、第2ツ
ル8は概略弓型を成して軸支される位置は内端10から
所定の距離Lとしている。
定して掛けることが出来、しかもその際に痛みを感じる
ことがないツルの提供。 【解決手段】 ツル6はフロント部の継手5を介して連
結される第1ツル7と、第1ツル7の先端に軸9を介し
て揺動可能に取付けられる第2ツル8から成り、第2ツ
ル8は概略弓型を成して軸支される位置は内端10から
所定の距離Lとしている。
Description
【0001】
本考案はメガネを掛ける場合、顔の両側から耳にかけて延びるメガネフレーム のツルに関するものである。
【0002】
図5は従来の一般的な金属製のメガネフレームを示している。メガネフレーム は両リム(イ)、(イ)が連結部材(ロ)にて連結され、リム(イ)、(イ)の外側にはヨ ロイ(ハ)、(ハ)をロウ付け、そして両ヨロイ(ハ)、(ハ)には蝶番(ニ)、(ニ)を介 してツル(ホ)、(ホ)が折畳み出来るように取付けることで構成されている。又リ ム内側であって連結部材(ロ)の下方には鼻当てパット(ヘ)、(ヘ)が取着されてい る。
【0003】 そこで、メガネを顔に掛ける場合には、鼻当てパット(ヘ)、(ヘ)を鼻に当てて フロント部を支え、両ツル(ホ)、(ホ)は顔の両側に位置し、先端に挿着されてい るモダン(図示なし)は耳に掛かっている。ツル(ホ)はバネ性があって、顔の側面 に多少の押圧力(バネ力)を付勢することでメガネは安定し、しかし該押圧力が強 すぎるならば痛みが発生して長時間掛けることが出来なくなる。
【0004】 従ってツルには適度なバネ性が要求されるが、連続した1本の金属製のツルで は顔の側面に作用するバネ力はツルの撓み変形量に比例して力の作用点の撓みが 最も大きくなる為に、その結果、ツル先端部に挿着しているモダンが肌に接する だけであることから、着用したメガネを安定させる為に痛みを感じることなく適 度なバネ力を付与することは容易でない。
【0005】 そこで蝶番自体にバネ性を備えたバネ蝶番と称する継手が使用される場合もあ り、該バネ蝶番はツルを開いた状態から外方向へ僅かに押し開くことが出来る構 造と成っている。しかし、バネ蝶番を備えたツルにしても肌との接触部はモダン 付近に限られる為に、痛みが完全に解消されるものではない。そして、この種の バネ蝶番は構造が複雑化し、その結果、製作工数及び製作コストが嵩み、又故障 し易くて一旦故障した場合には修理が容易でない。
【0006】
このように従来のツルには上記のごとき問題がある。本考案が解決しようとす る課題はこの問題点であって、メガネを安定して掛けることが出来、しかもその 際に痛みを感じることのないメガネフレームのツルを提供する。
【0007】
本考案のメガネフレームのツルは第1ツルと第2ツルから成り、第1ツルはフ ロント部側に折畳み出来るように取付けられ、そして第2ツルは第1ツルの先端 に軸を介して揺動可能に取付けられている。第1ツルは従来のメガネフレームに 備わっているツルに比較して短く、一般的には約半分の長さと成っている。そし て第2ツルが第1ツルと連結する継手部の箇所は、フロント部側の内端から所定 の距離に設けられ、第2ツルの内端ではない。
【0008】 第2ツルは第1ツルの先端に取付けられている為に、第1ツルを折畳むことで 第2ツルも折畳まれるが、メガネを掛ける場合には第2ツルが顔の側面から頭部 にかけての領域に馴染むことが出来るように、概略弓型に湾曲している。ところ で、第1ツルは継手を介して旋回し、又継手を中心として撓み変形するが、この 撓み変形に伴って第2ツル全体が肌に接する。この際、第2ツルは殆ど撓み変形 することはなく、撓み変形する必要がない。以下、本考案に係る実施例を図面に 基づいて詳細に説明する。
【0009】
図1、図2は本考案に係るツルを備えたメガネフレームを示している。該メガ ネフレームは金属製であって、両リム1,1は連結部材2にて連結され、リム外 側にはヨロイ3,3がロウ付けされ、さらにリム1,1の内側には鼻当てパット 4,4が取付けられてフロント部が構成されている。そして上記ヨロイ3には継 手5を介してツル6が取付けられている。
【0010】 ツル6は第1ツル7と第2ツル8から成って、第1ツル7は継手5を介して連 結され、第1ツル7の先端に第2ツル8が取付けられている。第2ツル8は第1 ツル7の先端に軸9を介して揺動可能に軸支され、顔の側面から頭側面後方ヘ延 びて広い領域で接することが出来るように、概略弓型を成している。
【0011】 連続した1本の線材で構成される従来のツルは、そのバネ性の大小により撓み 変形するが、ツルが肌に接触する部分は先端に挿着しているモダンであり、その 他の領域は殆ど接することなく隙間が介在している。ツルのバネ力が強い場合に はモダンにて押圧される面圧が大きくなって痛みを感じ、逆にバネ力が弱い場合 には押圧力が小さくなって掛けたメガネが安定しなくなる。
【0012】 ところが、本発明のツル6は概略弓型に湾曲した第2ツル8を備え、湾曲する ことで顔の側面から頭にかけての広い領域で接触し、第1ツル7のバネ力は第2 ツル全体に作用して、接触域に均等に働く。ここで、第1ツル7及び第2ツル8 の材質は限定しないが、例えば第1ツル7をバネ性に優れた金属製とし、第2ツ ル8は肌当りの良い樹脂製とすることが出来る。
【0013】 図3は第1ツル7と第2ツル8の継手部拡大図を示している。第1ツル7の先 端に設けた軸9に第2ツル8が所定の範囲内で揺動可能に軸支されているが、第 2ツル8が軸支される位置はフロント部側の内端10より所定の距離Lを設けて いる。従って、図4に示すごとく、第2ツル8aのように外端11を外方向へ広 げるならば内端10は内側へ寄り、逆に第2ツル8bのように外端11を内側へ 寄せるれば内端10は外方向へ広がる。
【0014】 このように第2ツル8を軸支することで、メガネを掛けた場合に顔の側面から 頭後方にかけての形状になじんで、第2ツル8の向きを変えることが出来る。と ころで、第2ツル8の継手部は外方向ヘ突出した概略三角形の凸部12を形成し 、この凸部12の両側にはバネ13,13を取付けている。従って、このバネ1 3,13のバネ力が第2ツル8に作用してバネ力がバランスするようにその向き が定まる。
【0015】 勿論、該バネ13,13のバネ力は弱く、金属製の細い線材から成っているが 、ゴム製の弾性片を代用することも可能であり、該バネ13,13を用いないこ とも出来る。しかし、この弱いバネ13,13を継手部に設けることで第2ツル 8は肌にフィットし易くなる。
【0016】 以上述べたように、本考案のメガネフレームのツルは第1ツルと第2ツルから 成り、第2ツルは第1ツルの先端に揺動可能に軸支したものであり、次のような 効果が得られる。
【0017】
本考案のツルは第1ツルの先端に第2ツルを取付けていて、第2ツルは概略弓 型をしている。従って、メガネを掛けた場合に第2ツルは顔の側面から頭後方に かけての領域にフィットし、メガネは位置ズレすることなく安定する。そして、 第1ツルのバネ力は第2ツル全体に均等に作用することになって、すなわち部分 的に接触圧が高くならない為に、長時間メガネを掛けていてもツルの痛みは感じ ない。
【0018】 そして、第2ツルが第1ツルに軸支される位置は内端から所定の距離にある為 に、第2ツルは軸を中心に向きを変えて顔の側面から頭後方にかけての形状にな じんでフィットすることが出来る。第2ツルが顔側面から頭後方にかけての広い 領域を包むようにフィットすることで、メガネのフロント部重量の一部をツルが 支えることが出来、その結果、鼻当てパットに作用する圧力は軽減される為に、 同じ重量のメガネが軽く感じる。
【図1】本考案のツルを備えたメガネフレームで、正面
図と平面図を示している。
図と平面図を示している。
【図2】本考案のツルを備えたメガネフレームで、側面
図を示している。
図を示している。
【図3】第1ツルと第2ツルの継手部断面拡大図。
【図4】第2ツルが傾いた場合。
【図5】一般的なメガネフレーム。
1 リム 2 連結部材 3 ヨロイ 4 鼻当てパット 5 継手 6 ツル 7 第1ツル 8 第2ツル 9 軸 10 内端 11 外端 12 凸部 13 バネ
Claims (3)
- 【請求項1】 メガネフレームのフロント部両側に折畳
み出来るように取付けられるツルにおいて、該ツルはフ
ロント部に継手を介して連結される第1ツルと、第1ツ
ルの先端に軸を介して揺動可能に取付けられる第2ツル
から成り、第2ツルが軸支される位置は内端から所定の
距離としたことを特徴とするメガネフレームのツル。 - 【請求項2】 メガネフレームのフロント部両側に折畳
み出来るように取付けられるツルにおいて、該ツルはフ
ロント部に継手を介して連結される第1ツルと、第1ツ
ルの先端に軸を介して揺動可能に取付けられる第2ツル
から成り、第2ツルが軸支される位置は内端から所定の
距離とし、そして該継手部には軸を中心として凸部を形
成すると共に、凸部両側には弾性片を介在したことを特
徴とするメガネフレームのツル。 - 【請求項3】 上記弾性片として小さなバネを用いた請
求項2記載のメガネフレームのツル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001002409U JP3081261U (ja) | 2001-04-23 | 2001-04-23 | メガネフレームのツル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001002409U JP3081261U (ja) | 2001-04-23 | 2001-04-23 | メガネフレームのツル |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3081261U true JP3081261U (ja) | 2001-10-26 |
Family
ID=32012249
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001002409U Expired - Fee Related JP3081261U (ja) | 2001-04-23 | 2001-04-23 | メガネフレームのツル |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3081261U (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2004003634A1 (ja) * | 2002-06-28 | 2004-01-08 | Horikawa Co., Ltd. | テンプルの拡開に伴ってその後端部が内方に傾斜する眼鏡 |
CN112462532A (zh) * | 2019-09-06 | 2021-03-09 | 山本光学株式会社 | 眼镜 |
-
2001
- 2001-04-23 JP JP2001002409U patent/JP3081261U/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2004003634A1 (ja) * | 2002-06-28 | 2004-01-08 | Horikawa Co., Ltd. | テンプルの拡開に伴ってその後端部が内方に傾斜する眼鏡 |
CN112462532A (zh) * | 2019-09-06 | 2021-03-09 | 山本光学株式会社 | 眼镜 |
JP2021043239A (ja) * | 2019-09-06 | 2021-03-18 | 山本光学株式会社 | 眼鏡 |
US11640073B2 (en) | 2019-09-06 | 2023-05-02 | Yamamoto Kogaku Co., Ltd. | Eyeglasses |
JP7313044B2 (ja) | 2019-09-06 | 2023-07-24 | 山本光学株式会社 | 眼鏡 |
CN112462532B (zh) * | 2019-09-06 | 2024-05-03 | 山本光学株式会社 | 眼镜 |
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Date | Code | Title | Description |
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LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees | ||
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