JP3080290U - ヨコ糸が2重構造を持つ片面サテンの遮光カーテン - Google Patents

ヨコ糸が2重構造を持つ片面サテンの遮光カーテン

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JP3080290U
JP3080290U JP2000006920U JP2000006920U JP3080290U JP 3080290 U JP3080290 U JP 3080290U JP 2000006920 U JP2000006920 U JP 2000006920U JP 2000006920 U JP2000006920 U JP 2000006920U JP 3080290 U JP3080290 U JP 3080290U
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Japan
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black
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light
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Inventor
勉 坂根
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東陽織物株式会社
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 黒糸と他の色の糸の二重構造をなした、片面
サテンの遮光(JIS.L−1055)99.99%の
遮光カーテンを提供する。 【解決手段】 ヨコ糸4,5を二重構造となし、遮光
(JIS.L−1055)率99.99%以上とすると
共に織物の表1と裏2の組織を平織とサテン織として両
面の表情の違った遮光カーテン。

Description

【考案の詳細な説明】
イ.遮光率(JIS.L−1055)99.99%以上のカーテン ロ.裏と表の組織が違うもの 従来の遮光カーテンは図1で示しているようにヨコ糸を黒糸にして、タテ糸を両 面にうかせて両面サテンの組織をなしている。 この場合両面すなわち裏も表も同じ組織となり、同じ目風となります。 そのため、使用目的が限られてくる。 又、遮光率(JIS.L−1055)100%に近いものを得ることも困難であ る。しかるに最近ではカーテンの両面の組織がちがう、すなわち目風の違うもの が求められています。 それに加え、遮光率(JIS.L−1055)が100%に近いものが求められ ています。本考案はそうした要求に答えるべく考案されたものです。 本考案は図で示しているように、片面は平織組織(写真1)、反対の面は サテン組織(写真2)となり見た目にも両面は全く違ったものとなります。 それで用途や好みによって自由に両面を表として用いることができます。 又、図が示しているようにヨコ糸が黒糸と他の色の糸とによる二重構造と なっていると共に黒糸を中心にした三重構造のため黒糸は見えず容易に遮光率( JIS.L−1055)100%に近いものを得ることができます。 よってこの考案は大変価値のあるものと判断します。
【本発明の実施例】
タテ糸 フルダル 75デニールで72フィラメント タテ密 135.8本/cm ヨコ糸 フルダル 300デニールで288フィラメント 打込17本/cm 黒糸(原着糸)300デニールで288フィラメント 打込17本/ cm 以上の糸を用い、図面の組織で製織し、加工しました。 その結果、いづれの製品も遮光率(JIS.L−1055)99.99%以上、 ほぼ100%に近いものとなりました。 又、カーテンの片面はサテン調となり、片面は平織調となりました。(写真 を参照)この試織によって本発明の目的を達成することができました。
【提出日】平成13年4月10日(2001.4.10)
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】 【考案の詳細な説明】
従来の遮光カーテンは図1(組織図)および図2(立体図)で示しているように 、ヨコ糸(5)を黒糸にしてタテ糸(3)を両面にうかせて、両面サテンの組織 をなしている。 この場合、両面すなわち裏も表も同じ組織となり、同じ目風となります。又、遮 光率が99.99%以上を得ることは困難である。しかるに最近の市場ではカー テンの両面の組織の違う、すなわち裏と表の目風の違うものが求められている。 それに加え、遮光率が100%に近いものが求められている。 本考案はそうした要求に答えるべく考案されたものです。 次に本考案の実施例を三例示すと 実施例1 図3はその織物の一完全の組織図である。 図4は図3の組織図に従い製織した織物の立体拡大図をあらわしています。 タテ糸(3)5本と黒色のヨコ糸(5)5本を中心とし、他の色のヨコ糸(4) 5本を外側に配し、黒色の糸(5)をサンドイッチ状にした三重構造の織物。 矢印(1)の方向から見た表面は平織調で、矢印(2)の方向から見るとサテン 調をなしていた。 又、この織物の遮光率は99.993%であった。 実施例2 図5はその織物の一完全の組織図である。 図6は図5の組織図に従い製織した織物の立体拡大図をあらわしています。 タテ糸(3)7本と黒色のヨコ糸(5)7本を中心とし、他の色のヨコ糸(4) 7本を外側に配し、黒色の糸(5)をサンドイッチ状にした三重構造の織物。 矢印(1)の方向から見た表面は平織調で、矢印(2)の方向から見るとサテン 調をなしていた。 又、この織物の遮光率は99.995%であった。 実施例3 図7はその織物の一完全の組織図である。 図8は図7の組織図に従い製織した織物の立体拡大図をあらわしています。 タテ糸(3)7本と黒色のヨコ糸(5)7本を中心とし、他の色のヨコ糸(4) 7本を外側に配し、黒糸の糸(5)をサンドイッチ状にした三重構造の織物。 矢印(1)の方向から見た表面は平織調で、矢印(2)の方向から見るとサテン 調をなしていた。 又、この織物の遮光率は99.997%であった。 以上、実施例三例が示しているように、裏と表の目風が違うものと遮光率が99 .99%以上の織物である。 以上の構成からなる遮光カーテン
【図面の簡単な説明】
イ.図面は従来の両面サテンの組織図(I)、拡大断
面図(II)を示す。1〜14はタテ糸を表し、A.
B.C…はヨコ糸 黒(原着糸)を表す 組織図(I)・黒色の部分 タテ糸がヨコ糸の上にあり
表であることを示す ・白色の部分 タテ糸がヨコ糸の下にあり裏であること
を示す ロ.図は本発明の実施した組織図(I)と拡大断
面図(II)を示しています。 図の1〜7はタテ糸 A.B.C〜はヨコ糸 黒(原着糸) イ.ロ.ハ〜はヨコ糸 黒以外の色の糸 図の1〜5はタテ糸 A.B.C〜はヨコ糸 黒(原着糸) イ.ロ.ハ〜はヨコ糸 黒以外の色の糸 図の1〜7はタテ糸 A.B.C〜はヨコ糸 黒(原着糸) イ.ロ.ハ〜はヨコ糸 黒以外の色の糸 ハ.写真は図の表面(表、裏)のもの
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成13年4月10日(2001.4.1
0)
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【書類名】 明細書
【考案の名称】ヨコ糸が2重構造を持つ片面サテンの遮
光カーテン
【実用新案登録請求の範囲】
【図面の簡単な説明】
【図1】従来からある両面サテンの組織図(平面図)
【図2】図1の組織図に従って製織した織物立体拡大図
【図3】本考案による組織図(平面図)の一例を示す
【図4】図3の組織図に従って製織された織物の立体拡
大図
【図5】本考案による組織図(平面図)の一例を示す
【図6】図5の組織図に従って製織された織物の立体拡
大図
【図7】本考案による組織図(平面図)の一例を示す
【図8】図7の組織図に従って製織された織物の立体拡
大図
【符号の説明】 矢印(1)は表面を示す 矢印(2)は裏面を示す (3)はタテ糸をあらわす (4)は他の色のヨコ糸をあらわす (5)は黒の原着糸のヨコ糸をあらわす
【手続補正4】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 イ.ヨコ糸が黒糸と他の色の糸と二重構造となった片面
    サテンの遮光カーテン ロ.遮光率(JIS.L−1055)99.99%以上
    のもの
JP2000006920U 2000-08-21 2000-08-21 ヨコ糸が2重構造を持つ片面サテンの遮光カーテン Expired - Lifetime JP3080290U (ja)

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