JP3079749B2 - 定置用エンジンのオイル供給装置 - Google Patents

定置用エンジンのオイル供給装置

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JP3079749B2
JP3079749B2 JP04043485A JP4348592A JP3079749B2 JP 3079749 B2 JP3079749 B2 JP 3079749B2 JP 04043485 A JP04043485 A JP 04043485A JP 4348592 A JP4348592 A JP 4348592A JP 3079749 B2 JP3079749 B2 JP 3079749B2
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Aisin Corp
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F01MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
    • F01MLUBRICATING OF MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; LUBRICATING INTERNAL COMBUSTION ENGINES; CRANKCASE VENTILATING
    • F01M11/00Component parts, details or accessories, not provided for in, or of interest apart from, groups F01M1/00 - F01M9/00
    • F01M11/06Means for keeping lubricant level constant or for accommodating movement or position of machines or engines

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Lubrication Details And Ventilation Of Internal Combustion Engines (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、定置用エンジンのオイ
ル供給装置に関するもので、例えばエンジン駆動式空気
調和装置のエンジンに使用することができる。
【0002】
【従来の技術】定置用エンジンのオイル供給装置の従来
技術としては様々なものが提案されてきている。例え
ば、特開昭58−148214号公報に開示された定置
用エンジンのオイルタンク装置では、図4に示すように
定置用エンジン71と別体にオイルタンク72があり、
エンジン71のオイルパン73とオイルタンク72とは
通路74を介して同一液面となるように連通されてい
る。オイルパン73内のオイルはストレーナ75を介し
てポンプ76により吸い上げられ、その一部はエンジン
71の各部を潤滑した後オイルパン73に戻され、その
他は通路77によりオイルタンク72に送られる。尚、
通路77上には図示しないオリフイスが配設されて通路
77を流れるオイル量が制限され、また、オイルタンク
72には空気穴78が穿設されている。
【0003】従つて、エンジン71内のオイルはオイル
パン73とエンジン71の各部との間を循環すると共
に、一部のオイルはオイルパン73とオイルタンク72
との間を還流するようになつている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来技術の定
置用エンジンのオイルタンク装置では、オイルタンク7
2とオイルパン73との液面を一致させるために同一の
高さに設置する制約があつた。しかし、定置用エンジン
を例えばガスヒートポンプエアコンの駆動源とした場
合、その室外機の内部スペースは非常に狭いため前述の
制約が大きな問題となつてくる。
【0005】また、オイルタンク72に空気穴78があ
ることで、オイルタンク72内のオイルが吸湿し、乳化
(即ち劣化)してしまうおそれがあつた。
【0006】そこで、本発明では、従来技術の定置用エ
ンジンのオイルタンク装置における上述した不具合を解
決することを、その技術的課題とする。
【0007】
【発明の構成】
【0008】
【課題を解決するための手段】前述した本発明の技術的
課題を解決するために講じた本発明の第1の技術的手段
は、オイルパンを有する定置用エンジンにおいて、オイ
ルパンとは独立して定置用エンジンに併設された補助オ
イルタンクと、オイルパンと補助オイルタンク内の下部
とを連通するオイル供給管と、オイル供給管上に配設さ
れる第1制御弁と、定置用エンジンの内部空間と補助オ
イルタンクの内部空間とを連通する連通管と、連通管上
に配設される第2制御弁と、定置用エンジンの運転状態
を検出する運転状態検出手段と、オイルパンのオイルレ
ベルを検出するオイルレベル検出手段と、補助オイルタ
ンクのオイル温度を検出するオイル温度検出手段と、運
転状態検出手段、オイルレベル検出手段およびオイル温
度検出手段の出力信号に基づいて第1,第2制御弁の開
閉状態を制御する制御装置とからオイル供給装置を構成
したことである。
【0009】また、前述した本発明の技術的課題を解決
するために講じた本発明の第2の技術的手段は、第1の
技術的手段に加えて、オイルレベル検出手段はオイルパ
ンの最低レベル上に配設され、運転状態検出手段が定置
用エンジンが停止状態にあると出力し、且つオイルレベ
ル検出手段がオイルパン内のオイルが最低レベル以下に
あると出力した際に、制御装置は、オイル温度検出手段
の出力するオイル温度に応じて第1,第2制御弁の開時
間を制御するようにしたことである。
【0010】
【作用】上述した本発明の第1・第2の技術的手段によ
れば、エンジンが停止状態にあり且つオイルパン内のオ
イル保有量が最低レベル以下の場合には補助オイルタン
ク内のオイル温度に応じて第1,第2制御弁が開かれて
補助オイルタンクからオイルパンへと新しいオイルが注
入される。
【0011】
【実施例】以下、本発明の技術的手段を具体化した実施
例について添付図面に基づいて説明する。
【0012】図1において、本発明第1実施例の定置用
エンジンのオイル供給装置10の定置用エンジン(以
下、エンジン)11は、その下部にオイルパン12を有
し、その最低オイルレベル上には液面センサ(オイルレ
ベル検出手段)13が配設されている。また、エンジン
11と併設された補助オイルタンク14とオイルパン1
2とはオイル供給管15を介して接続されている。この
オイル供給管15上には第1制御弁(例えば電磁弁等)
16が配設されている。ここで、補助オイルタンク14
はオイルパン12よりも高い位置に存在することが望ま
しい。
【0013】補助オイルタンク14には温度センサ(オ
イル温度検出手段)17が配設されて、補助オイルタン
ク14内のオイル温度が検出できるようになつている。
また、補助オイルタンク14の内部空間(上部空間)1
8はエンジン11の内部空間(例えばカム室内空間等)
19と連通管20を介して連通している。この連通管2
0上には第2制御弁(例えば電磁弁等)21が配設され
ている。
【0014】更に、エンジン11の例えばクランクプー
リ22等の回転物には回転センサ(運転状態検出手段)
23が係合しており、エンジン11の運転状態が検出で
きるようになつている。
【0015】そして、液面センサ13,温度センサ17
および回転センサ23の各出力信号は制御装置24に入
力され、これらの信号に基づいて制御装置24が各制御
弁16,21の作動を制御する。
【0016】即ち、回転センサ23の出力信号によりエ
ンジン11が停止状態にあると制御装置24が判断する
と、液面センサ13の出力信号によりオイルパン12内
のオイル保有量を検知する。このとき、オイルパン12
内のオイル保有量が最低レベル以下にあると、制御装置
24は各制御弁16,21を開いて補助オイルタンク1
4内のオイルをオイル供給管15を介してオイルパン1
2内に注入する。このとき、エンジン11の内部空間1
9より新気が連通管20を介して補助オイルタンク14
の内部空間18へと流入する。尚、オイルの注入量は常
時ほぼ一定となるように、各制御弁16,21の開時間
が制御される。即ち、温度センサ17により検知された
オイル温度について、図3に示すようなオイル温度とオ
イル粘度との関係から各制御弁16,21の開時間が制
御される。例えば、オイル温度が低いほど各制御弁1
6,21の開時間は長くなる。
【0017】尚、回転センサ23の出力信号に代えて、
図2に示すような点火コイル31の出力信号を制御装置
24に入力してもよい。
【0018】さて、図2において本発明第2実施例の定
置用エンジンのオイル供給装置30を説明するが、第1
実施例と同一の構成部分については同一の番号符号を付
すことにより説明を省略する。
【0019】前述のとおり、点火コイル31の出力信号
が制御装置24にされている。即ち、第2実施例では点
火コイル31が運転状態検出手段として作用する。ま
た、オイルパン12の最低および最高オイルレベル上に
は液面センサ32,33がそれぞれ配設されている。
【0020】従つて、制御装置24は点火コイル31の
出力信号によりエンジン11が停止状態にあると判断す
ると、液面センサ32,33の出力信号によりオイルパ
ン12内のオイル保有量を検知する。このとき、オイル
パン12内のオイル保有量が液面センサ32の検知する
最低レベル以下にあると、制御装置24は各制御弁1
6,21を開いて補助オイルタンク14内のオイルをオ
イル供給管15を介してオイルパン12内に注入する。
尚、オイルの注入によりオイルパン12内のオイルが液
面センサ33の検知する最高レベルを超すと、制御装置
24は各制御弁16,21を閉じて、補助オイルタンク
14からオイルパン12へのオイル注入を停止する。
【0021】尚、上述した第1・第2実施例のいずれに
おいても補助オイルタンク14がオイルパン12よりも
高い位置に存在して、補助オイルタンク14からオイル
パン12へオイルが高低差により流れることが望ましい
が、特に補助オイルタンク14がオイルパン12よりも
高くなければならないわけではなく、補助オイルタンク
14がオイルパン12よりも低い位置に存在する場合に
はオイルポンプを用いて補助オイルタンク14からオイ
ルパン12へオイルを注入すればよい。
【0022】
【発明の効果】上述したように本発明の定置用エンジン
のオイル供給装置では、エンジン停止時且つオイルパン
内のオイル保有量が最低レベル以下の場合には、補助オ
イルタンクとオイルパンとの間を接続するオイル供給管
が連通状態となつて、オイルパンよりも高い位置にある
補助オイルタンクからオイルがオイルパンへと注入され
る。ここで、補助オイルタンクの内部空間は外気と連通
しておらず、オイル注入時にのみエンジンの内部空間と
連通してオイル注入を阻害しないようになつている。従
つて、補助オイルタンク内のオイルの酸化が防止できる
と共に、補助オイルタンクの配置上の自由度が増す。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明第1実施例の定置用エンジンのオイル供
給装置の構成図を示す。
【図2】本発明第2実施例の定置用エンジンのオイル供
給装置の構成図を示す。
【図3】図1における温度−オイル粘度・オイル注入時
間特性図を示す。
【図4】従来技術の定置用エンジンのオイル供給装置の
構成図を示す。
【符号の説明】
11 定置用エンジン、 12 オイルパン、 13 液面センサ(オイルレベル検出手段)、 14 補助オイルタンク、 15 オイル供給管、 16 第1制御弁、 17 温度センサ(オイル温度検出手段)、 20 連通管、 21 第2制御弁、 23 回転センサ(運転状態検出手段)、 24 制御装置。

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 オイルパンを有する定置用エンジンにお
    いて、 前記オイルパンとは独立して前記定置用エンジンに併設
    された補助オイルタンクと、 前記オイルパンと前記補助オイルタンク内の下部とを連
    通するオイル供給管と、 該オイル供給管上に配設される第1制御弁と、 前記定置用エンジンの内部空間と前記補助オイルタンク
    の内部空間とを連通する連通管と、 該連通管上に配設される第2制御弁と、 前記定置用エンジンの運転状態を検出する運転状態検出
    手段と、 前記オイルパンのオイルレベルを検出するオイルレベル
    検出手段と、 前記補助オイルタンクのオイル温度を検出するオイル温
    度検出手段と、 前記運転状態検出手段、オイルレベル検出手段およびオ
    イル温度検出手段の出力信号に基づいて前記第1,第2
    制御弁の開閉状態を制御する制御装置とからオイル供給
    装置を構成したことを特徴とする定置用エンジンのオイ
    ル供給装置。
  2. 【請求項2】前記オイルレベル検出手段は前記オイルパ
    ンの最低レベル上に配設され、 前記運転状態検出手段が前記定置用エンジンが停止状態
    にあると出力し、且つ前記オイルレベル検出手段が前記
    オイルパン内のオイルが最低レベル以下にあると出力し
    た際に、 前記制御装置は、前記オイル温度検出手段の出力するオ
    イル温度に応じて前記第1,第2制御弁の開時間を制御
    することを特徴とする請求項1記載の定置用エンジンの
    オイル供給装置。
  3. 【請求項3】前記オイルレベル検出手段は前記オイルパ
    ンの最低レベルおよび最高レベル上に配設され、 前記運転状態検出手段が前記定置用エンジンが停止状態
    にあると出力し、且つ前記オイルレベル検出手段が前記
    オイルパン内のオイルが最低レベル以下にあると出力し
    た際に、 前記制御装置は、前記オイルレベル検出手段が前記オイ
    ルパン内のオイルが最高レベルにあると出力するまで前
    記第1,第2制御弁を開とすることを特徴とする請求項
    1記載の定置用エンジンのオイル供給装置。
  4. 【請求項4】前記補助オイルタンクは前記オイルパンよ
    りも高い位置に存在することを特徴とする請求項1記載
    の定置用エンジンのオイル供給装置。
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