JP3079647B2 - 画像データ変換方法及びその装置 - Google Patents

画像データ変換方法及びその装置

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JP3079647B2 JP03148406A JP14840691A JP3079647B2 JP 3079647 B2 JP3079647 B2 JP 3079647B2 JP 03148406 A JP03148406 A JP 03148406A JP 14840691 A JP14840691 A JP 14840691A JP 3079647 B2 JP3079647 B2 JP 3079647B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はネットワークで接続され
た画像ファイリング装置の通信アダプタに係り、特にカ
ラー2値表現画像の圧縮符号とカラー多値表現画像の圧
縮符号との間でデータ変換する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、モノクロ2値画像の通信では一般
に共通の通信プロトコルが広く普及していた。その例と
してはファクシミリ装置にて使用されているものがあ
る。このファクシミリ装置の通信プロトコルを使用する
と基本的には異なる機種の装置間で自由に画像の通信が
可能である。特に画像自体のデータ形式として、国際標
準規格であるCCITT(国際電信電話諮問委員会)のM
H(Modified Huffman)符号、MR(Modified RE
AD)符号、MMR(Modified MR)符号が広く使用
されている。これらの符号はモノクロ2値の画像を圧縮
したものであり、各々少々異なるが基本的にはモノクロ
2値画像の画素の色が白から黒あるいは黒から白に変る
変化点に対して既定の短い符号を割り当てる方式であ
る。ただし、MH符号は水平ライン単位に符号化して圧
縮するのに対し、MR符号とMMR符号は垂直方向の画
素色の連続性でも符号化して圧縮する。また、垂直方向
の画素色の連続性で符号化する場合、通信エラーによ
り、水平1ラインの画像が乱れると、それ以後の画像も
乱れるためMR符号では数ライン毎に水平ライン単位だ
けの符号化を挿入して画像の乱れを止める。MMR符号
は専用回線の使用を想定しており、通信エラーは通信系
でエラー訂正してエラーがなくなるという考え方から水
平ライン単位だけの符号化を挿入しない。このような符
号化方式であるのでMH符号、MR符号、MMR符号の
順に圧縮率が高く、MH符号とMR符号を使用するファ
クシミリ装置をG3ファクシミリ装置と呼び、MMR符
号を使用するファクシミリ装置をG4ファクシミリ装置
と呼ぶ。なお、圧縮したデータを符号と呼ぶので、圧縮
の処理を符号化、圧縮符号を元の画像へ復元する処理を
伸長とも呼ぶ。
【0003】以上のようにモノクロ2値画像ではファク
シミリ装置の国際標準規格により通信可能となっている
が、特開平2―2755号公報のようにデータ変換を行
なう装置もある。これは、G3ファクシミリ装置同志の
通信において直接通信できるが、G3ファクシミリ装置
のMH/MR符号よりG4ファクシミリ装置のMMR符
号の方が圧縮率が高く通信時間が短くて済むことに着目
し、一旦MMR符号へ変換して通信するものである。図
2は、この装置を用いたシステムの構成図である。G3
ファクシミリ装置であるG3 FAX201と205が
通信する際に、MH/MR符号とMMR符号の変換装置
202と204を使用し、ネットワーク109ではMM
R符号で通信する。もちろん、G4ファクシミリ装置で
あるG4FAX203とも通信可能である。このような
画像の圧縮符号のデータ変換が実現できるのはモノクロ
2値画像のデータ形式が一種類しかなく、MH/MR符
号を一旦画像に伸長してMMR符号へ圧縮する、あるい
はMMR符号を一旦画像に伸長してMH/MR符号へ圧
縮することができるからである。
【0004】ところが、カラー画像においては幾種類も
の画像データ形式が存在し、更に圧縮符号の種類も複数
存在する。画像データ形式としては、例えば2値表現画
像や多値表現画像がある。図8は2値表現画像のデータ
形式の説明図である。2値表現画像では1画素のデータ
幅が1ビットであり、2値しか表現できないので一定の
面積内の色の付いた画素の個数で濃度を表現する。すな
わち、図8のハッチングした画素の個数が多い画像は濃
度が高く、ハッチングした画素の個数が少ない画像は濃
度が低い。このような画像を一般にディザ画像と言う。
カラー画像においては赤色のR面、緑色のG面、青色の
B面の3面に対して各々ディザ化することによりR、
G、Bの3色に各々濃度を持たせる。更にR、G、Bの
3面を重ねて、R、G、Bの濃度から様々な色を出す。
図9は多値表現画像のデータ形式の説明図である。多値
表現画像では1画素のデータ幅が複数ビットたとえば8
ビットあるので1画素単位に多値濃度が表現できる。従
って、カラー画像においては単純にR、G、Bの3面を
重ねて、R、G、Bの濃度から様々な色を出す。これら
の画像データ形式はデータ量の圧縮率や色の表現力によ
り選択される。一方、圧縮符号の種類としては、2値表
現画像に対してR、G、Bの3面各々に前記のMH符
号、MR符号、MMR符号を割り当てる方法がある。多
値表現画像に対しては、CCITTとISO(国際標準
化機関)の合同機関であるJPEG(JointPhotographi
c Experts Group)のDCT(Discrete CosineTra
nsform;離散型コサイン変換)方式がある。この方式に
関してはCQ出版社インターフェース誌1990年9月
号247頁から250頁などに解説されている。その
他、ワークステーションやパーソナルコンピュータでは
カラーコードとそのカラーコードから実際の色を表すL
UT(Look Up Table)を画像データ形式あるいは圧
縮符号として使用する場合がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術では、モ
ノクロ2値の画像通信において国際標準規格であるファ
クシミリ装置の圧縮符号を使用することにより、異なる
装置間でも容易に通信できる。特に、どのような符号間
の変換であっても、モノクロ2値画像は一度元の画像に
伸長し、その画像を他の符号へ圧縮し直すことにより、
変換が可能である。ただし、元の画像へ伸長してのデー
タ変換では一般に一面分の画像データを蓄えるだけのメ
モリ容量が必要であり、A4サイズ200DPI(Dot
Per Inch)の画像では約500Kバイトの大容量を要
することになる。
【0006】しかし、カラーの画像通信においては画像
の圧縮符号が多種類存在するので通信が困難である。更
に、画像のデータ形式も多種類存在するので、モノクロ
2値画像のように一度元の画像へ復元しても、画像デー
タ形式の違いにより直ちに他の符号へ圧縮し直すことが
困難であるという問題があった。
【0007】本発明の第1の目的はカラーの2値表現画
像の圧縮符号とカラーの多値表現画像の圧縮符号との間
でデータ変換し、通信できるようにすることである。本
発明の第2の目的は複数種類の圧縮符号形式を受信でき
る通信相手に対しては高速に通信できるようにすること
である。本発明の第3の目的は送信先あるいは送信元と
なる通信相手の装置に応じて複数の圧縮符号形式で送受
信できるようにすることである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記第1の目的を達成す
るため、本発明は画像ファイリング装置から2値表現画
像の圧縮符号を受け取る手段と、受け取った符号を2値
表現画像に伸長する手段、伸長した2値表現画像を濃度
復元して多値表現画像に変換する手段、変換した多値表
現画像を符号化して圧縮するデータ変換手段、圧縮した
符号を送信する手段、あるいは多値表現の圧縮符号を受
信する手段、受信した符号を多値表現画像に伸長する手
段、伸長した多値表現画像をディザ化して2値表現画像
に変換する手段、変換した2値表現画像を符号化して圧
縮するデータ逆変換手段、圧縮した符号を画像ファイリ
ング装置へ送る手段を使用する。
【0009】上記第2の目的を達成するため、本発明は
2値表現画像の圧縮符号と多値表現画像の圧縮符号のデ
ータ量を比較する手段と、比較したデータ量の少ない方
の符号を選択して送信する手段を使用する。
【0010】上記第3の目的を達成するため、本発明は
上記データ変換手段および上記データ逆変換手段を経由
せずに通信するための選択手段を使用する。更に、送信
先の受信可能な2値表現画像あるいは多値表現画像の圧
縮符号種類を送信先アドレスとともに入力する手段、あ
るいは保持するテーブル手段を使用する。
【0011】
【作用】画像ファイリング装置から受け取った符号を2
値表現画像に伸長する手段により、符号を画像に一旦戻
す。この伸長した2値表現画像を濃度復元して多値表現
画像に変換する手段により、再圧縮可能な画像データ形
式に変換する。更に変換した多値表現画像を符号化して
圧縮するデータ変換手段により、送信先が受け取れる多
値表現画像の圧縮符号を得ることができるので通信でき
る。また、通信相手が多値表現の圧縮符号を送信する場
合、受信した符号を多値表現画像に伸長する手段によ
り、符号を画像に一旦戻す。この伸長した多値表現画像
をディザ化して2値表現画像に変換する手段により、再
圧縮可能な画像データ形式に変換する。変換した2値表
現画像を符号化して圧縮するデータ逆変換手段により、
画像ファイリング装置が蓄積できる2値表現画像の圧縮
符号を得ることができるので通信できる。
【0012】一般に通信にかかる時間は通信するデータ
量に比例し、通信回線速度に反比例する。このため、通
信回線の速度自体を高速化せずとも、通信するデータ量
を減少させることにより通信を高速化できる。2値表現
画像の圧縮符号と多値表現画像の圧縮符号のデータ量を
比較する手段により、2種類の符号のデータ量を判定
し、比較したデータ量の少ない方の符号を選択して送信
する手段により、通信するデータ量を減少させて通信を
高速化できる。
【0013】2値表現画像の圧縮符号を多値表現画像の
圧縮符号に変換するデータ変換手段およびこの逆方向の
データ逆変換手段を経由せずに通信するための選択手段
により、多値表現画像の圧縮符号以外に2値表現画像の
圧縮符号でも送受信できるようになるため、2種類の圧
縮符号形式で通信できる。更に、送信先の受信可能な2
値表現画像あるいは多値表現画像の圧縮符号種類を送信
先アドレスとともに入力する手段あるいは保持するテー
ブル手段により、通信相手に応じて常に通信可能な圧縮
符号で送受信できる。
【0014】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1により説明す
る。図1はカラー画像データ変換機構の構成図である。
画像ファイリング装置101は2値表現画像伸長10
2、濃度復元103、多値表現画像圧縮104、2値表
現画像圧縮105、ディザ化106、多値表現画像伸長
107、通信インタフェース108より構成される通信
アダプタとネットワーク109により他の装置と通信す
る。
【0015】画像ファイリング装置101は、スキャナ
装置等から入力した2値表現画像を符号化して圧縮し、
光ディスク装置等の大容量記憶装置に蓄積し、必要に応
じてディスプレイ画面に表示したり、プリンタ装置で印
刷するものである。画像ファイリング装置101は2値
表現画像伸長102へ蓄積してあった画像の圧縮符号を
送り、2値表現画像圧縮105からネットワーク109
経由で受信した画像の圧縮符号を受け取る。
【0016】2値表現画像伸長102と濃度復元103
と多値表現画像圧縮104と2値表現画像圧縮105と
ディザ化106と多値表現画像伸長107と通信インタ
フェース108は通信アダプタの構成要素である。2値
表現画像伸長102は画像ファイリング装置101から
2値表現画像の圧縮符号を受け取り、元の2値表現画像
へ復元して濃度復元103へ送る。2値表現画像の圧縮
符号形式としてはCCITTのMH符号、MR符号、M
MR符号がある。濃度復元103は図10のように一定
の面積にある色画素の個数に応じて、濃度復元マスク1
001と加算器を用いてその面積での濃度を計算する。
この濃度復元処理に関しては後で説明する。更に画像全
面の濃度を計算することにより、2値表現画像を多値表
現画像へ変換する。変換した多値表現画像は多値表現画
像圧縮104へ送る。多値表現画像圧縮104は、濃度
復元103から受け取った多値表現画像を符号化して圧
縮する。多値表現画像の圧縮符号形式としてはJPEG
のDCT方式がある。圧縮した符号は通信インタフェー
ス108へ送り、通信インタフェース108は、ネット
ワーク109を介してワークステーションやパーソナル
コンピュータであるWS/PC110あるいはカラーの
多値表現画像の圧縮符号を受け取れるカラーファクシミ
リ装置FAX111へ送信する。
【0017】一方、通信インタフェース108はWS/
PC110あるいはFAX111からネットワーク10
9経由で多値表現画像の圧縮符号を受信し、多値表現画
像伸長107へ送る。多値表現画像伸長107は圧縮符
号を元の多値表現画像へ復元してディザ化106へ送
る。ディザ化106は図11のように多値表現画像の各
画素の濃度に対してディザ化マトリクス1101を当て
はめ、画素の色を決定して多値表現画像を2値表現画像
へ変換する。このディザ化処理に関しては後で説明す
る。変換した2値表現画像は2値表現画像圧縮105へ
送る。2値表現画像圧縮105はディザ化106から受
け取った2値表現画像を符号化して圧縮する。圧縮した
符号は画像ファイリング装置101へ送り、光ディスク
装置等に記憶される。
【0018】以上説明したように、本実施例によれば通
信アダプタにてカラーの2値表現画像の圧縮符号とカラ
ーの多値表現画像の圧縮符号との間でデータ変換できる
ので、2値表現画像を圧縮して蓄積する画像ファイリン
グ装置と多値表現画像の圧縮符号の送受信できる装置と
の間で通信できる。
【0019】以下、本発明の別の実施例を図3により説
明する。図3はカラー画像データ変換機構の構成図であ
る。
【0020】図3のカラー画像データ変換機構は図1の
カラー画像データ変換機構にセレクタ301とセレクタ
302を追加したものである。セレクタ301はネット
ワーク109から通信インタフェース108が受信した
圧縮符号を直接に画像ファイリング装置101へ送る
か、画像に一度伸長してから再度圧縮して画像ファイリ
ング装置101へ送るかを選択するものである。すなわ
ち、ネットワーク109から多値表現画像の圧縮符号を
受信する場合は通信インタフェース108、多値表現画
像伸長107、ディザ化106、2値表現画像圧縮10
5を経由して2値表現画像の圧縮符号に変換したデータ
をセレクタ301は選択し、画像ファイリング装置10
1へ送るので多値表現画像の圧縮符号を受信できる。ま
た、ネットワーク109から2値表現画像の圧縮符号を
受信する場合は通信インタフェース108からのデータ
をセレクタ301は選択し、画像ファイリング装置10
1へ送るので2値表現画像の圧縮符号を受信できる。
【0021】セレクタ302は画像ファイリング装置1
01から通信アダプタ経由でネットワーク109へ送信
する圧縮符号を直接にネットワーク109へ送るか、画
像に一度伸長してから再度圧縮してネットワーク109
へ送るかを選択するものである。すなわち、ネットワー
ク109へ多値表現画像の圧縮符号を送信する場合は2
値表現画像伸長102、濃度復元103、多値表現画像
圧縮104を経由して多値表現画像の圧縮符号に変換し
たデータをセレクタ302は選択し、通信インタフェー
ス108へ送るので多値表現画像の圧縮符号を送信でき
る。また、ネットワーク109へ2値表現画像の圧縮符
号を送信する場合は画像ファイリング装置101からの
データをセレクタ302は選択し、通信インタフェース
108へ送るので2値表現画像の圧縮符号を送信でき
る。セレクタ301とセレクタ302の切り替えは、オ
ペレータが通信相手をキーボード等から入力した際、そ
の通信相手の機種に応じてキーボード等から入力され
る。
【0022】以上説明したように本実施例によれば通信
アダプタにてカラーの2値表現画像の圧縮符号とカラー
の多値表現画像の圧縮符号との間でデータ変換でき、更
にデータ変換しないパスも選択できるので、2値表現画
像を圧縮して蓄積する画像ファイリング装置と、2値表
現画像の圧縮符号の送受信できる装置および多値表現画
像の圧縮符号の送受信できる装置の両方との間で通信で
きる。
【0023】以下、本発明の別の実施例を図4により説
明する。図4はカラー画像データ変換機構の構成図であ
る。
【0024】図4のカラー画像データ変換機構は図3の
カラー画像データ変換機構にデータ量比較器401を追
加し、セレクタ302の代わりにセレクタ402とした
ものである。なお、図4では図3の2値表現画像圧縮1
05、ディザ化106、多値表現画像伸長107、セレ
クタ301は説明が不要のため省略してあるが、実際に
は備えている。データ量比較器401は画像ファイリン
グ装置101から2値表現画像の圧縮符号と多値表現画
像圧縮104から多値表現画像の圧縮符号を受け取り、
それらのデータ量を比較し、比較結果をセレクタ402
へ送る。セレクタ402はデータ量比較器401からの
比較結果に従い、データ量の少ない圧縮符号を選択して
通信インタフェース108へ送る。
【0025】図12のデータ量比較選択機構は図4のデ
ータ量比較器401とセレクタ402の具体的な構成例
である。2値表現画像の圧縮符号と多値表現画像の圧縮
符号が各々カウンタ1201と符号検出器1204、カ
ウンタ1202と符号検出器1205で受け取られ、デ
ータ転送器1208から選択した圧縮符号を出力する。
カウンタ1201とカウンタ1202は受け取った圧縮
符号のデータ量を逐次計数し、比較器1203でデータ
量の大小を比較する。符号検出器1204と符号検出器
1205は各圧縮符号の末尾に付いている終端符号を検
出するものであり、検出した時点でデータ転送器120
8へ伝える。バッファ1206とバッファ1207は各
圧縮符号を一時的に記憶する。データ転送器1208は
符号検出器1204と符号検出器1205の両方が圧縮
符号の終端符号を検出した時点で、比較器1203の比
較結果を調べ、データ量の少ない圧縮符号をバッファ1
206かバッファ1207から出力する。
【0026】以上説明したように本実施例によれば2値
表現画像の圧縮符号と多値表現画像の圧縮符号の中から
データ量の少ない圧縮符号をネットワーク109へ送信
できる。
【0027】以下、本発明の別の実施例を図5により説
明する。図5はカラー画像データ変換機構の構成図であ
る。
【0028】図5のカラー画像データ変換機構は図4の
カラー画像データ変換機構に送信先アドレス/符号種類
テーブル501を追加し、セレクタ402の代わりにセ
レクタ502としたものである。
【0029】送信先アドレス/符号種類テーブル501
は、ネットワーク109に接続されて画像ファイリング
装置101と通信する装置のネットワーク109上のア
ドレスとその装置の受信可能な圧縮符号の種類を記憶し
たテーブルであり、アドレスを入力すると圧縮符号の種
類が得られる。ここでWS/PC110は2値表現画像
の圧縮符号しか受信できず、FAX111は多値表現画
像の圧縮符号しか受信できないとする。画像ファイリン
グ装置101がWS/PC110へ送信する場合、オペ
レータがWS/PC110のアドレスを入力すると、送
信先アドレス/符号種類テーブル501には2値表現画
像の圧縮符号を送信するように記憶されているので、セ
レクタ502に画像ファイリング装置101からの2値
圧縮符号を選択させ、通信インタフェース108とネッ
トワーク109を介してWS/PC110へ2値表現画
像の圧縮符号を送信する。画像ファイリング装置101
がFAX111へ送信する場合、オペレータがFAX1
11のアドレスを入力すると、送信先アドレス/符号種
類テーブル501には多値表現画像の圧縮符号を送信す
るように記憶されているので、セレクタ502に多値表
現画像圧縮104からのデータ変換された多値圧縮符号
を選択させ、通信インタフェース108とネットワーク
109を介してFAX111へ多値表現画像の圧縮符号
を送信する。以上説明したように本実施例によれば通信
相手の装置に応じて2値表現画像を圧縮して蓄積する画
像ファイリング装置と、2値表現画像の圧縮符号の受信
できる装置および多値表現画像の圧縮符号の受信できる
装置の両方との間で的確に通信できる。
【0030】以下、本発明の別の実施例を図6と図7に
より説明する。
【0031】図6はカラー画像データ変換機構のブロッ
ク図である。メモリ601、通信インタフェース10
8、制御装置602、ディザ化濃度復元603、多値画
像圧縮/伸長604、2値画像圧縮/伸長605が通信
アダプタを構成しており、1枚以上の基板に各部が実装
され、画像ファイリング装置101の増設基板スロット
に装着することにより、バスへ接続される。メモリ60
1は2値表現画像、多値表現画像、2値表現画像の圧縮
符号、多値表現画像の圧縮符号を蓄積する記憶装置であ
る。ディザ化濃度復元603はメモリ601に記憶され
た2値表現画像を読み出し、多値表現画像へデータ変換
してメモリ601に書き込む。また、メモリ601に記
憶された多値表現画像を読み出し、2値表現画像へデー
タ変換してメモリ601に書き込む。多値画像圧縮/伸
長604はメモリ601に記憶された多値表現画像を読
みだして圧縮し、圧縮符号をメモリ601に書き込む、
あるいはメモリ601に記憶された多値表現画像の圧縮
符号を読みだして伸長し、多値表現画像をメモリ601
に書き込む。このような機能を実現するLSIとしては
シーキューブ社製のCL550等がある。2値画像圧縮
/伸長605はメモリ601に記憶された2値表現画像
を読み出して圧縮し、圧縮符号をメモリ601に書き込
む、あるいはメモリ601に記憶された2値表現画像の
圧縮符号を読み出して伸長し、2値表現画像をメモリ6
01に書き込む。このような機能を実現するLSIとし
ては日立製作所のHD63185等がある。制御装置6
02はカラー画像データ変換機構全体を制御する装置で
あり、画像ファイリング装置101からメモリ601へ
の書き込み、メモリ601から通信インタフェース10
8への読み出し、ディザ化濃度復元603の起動と停
止、多値画像圧縮/伸長604の起動と停止、2値画像
圧縮/伸長605の起動と停止などを制御する。このよ
うな制御にはインテル社製の80286等のマイクロプ
ロセッサを使用する。
【0032】図7は図6のカラー画像データ変換機構の
処理フローであり、制御装置602が実行する。2値符
号入力701により画像ファイリング装置101からメ
モリ601へ2値表現画像の圧縮符号が送られる。送ら
れる圧縮符号のデータ量はメモリ601の容量の半分に
制限し、メモリ構成709の示すようにする。2値符号
伸長起動はメモリ601に記憶された2値表現画像の圧
縮符号を2値画像圧縮/伸長605が伸長処理し、元の
画像に復元してメモリ601の2値表現画像の圧縮符号
を消さないようにに書き込む。2値符号伸長停止703
は伸長した画像がメモリ601の半分になった時点で伸
長処理を停止させる。これによりメモリ構成710のよ
うにする。濃度復元起動704はメモリ601に記憶さ
れた2値表現画像をディザ化/濃度復元603が濃度復
元処理し、多値表現画像へ変換してメモリ601の2値
表現画像を消さないように書き込む。濃度復元停止70
5は変換した画像がメモリ601の半分になった時点で
濃度復元処理を停止させる。これによりメモリ構成71
1のようにする。多値画像圧縮起動706はメモリ60
1に記憶された多値表現画像を多値画像圧縮/伸長60
4が圧縮処理し、多値表現画像の符号へ変換してメモリ
601の多値表現画像を消さないように書き込む。多値
画像圧縮停止707は圧縮した符号がメモリ601の半
分になった時点で圧縮処理を停止させる。これによりメ
モリ構成712のようにする。多値符号出力708によ
りメモリ601に記憶された多値表現画像の圧縮符号を
通信インタフェース108へ送り、通信インタフェース
108が圧縮符号を送信することで通信できる。以上の
処理1回ではメモリ601の容量の制限により全画像を
送信できないことがあるので、全画像の送信が完了する
まで以上の処理を繰り返す。 図10と図11はディザ
化濃度復元603の処理の説明図である。ディザ化およ
び濃度復元の方法に関しては、特開昭60−14267
0号公報や日経エレクトロニクス誌1978年5月1日
号50頁から64頁で解説されている。図10の2値表
現画像を多値表現画像へ変換する濃度復元処理では2値
表現画像が一定面積内の色画素の個数で濃度を表わすの
で、濃度復元マスク1001という色画素の位置と濃度
の関係を決めたマスクパターンにより濃度計算する。こ
こでは濃度復元マスク1001のサイズが縦横4画素で
あるとすると、2値表現画像を縦横4画素ずつ切りだし
て濃度復元マスクにあてはめ、各位置での濃度を計算す
る。ハッチングされた色画素1002に対しては濃度復
元マスク1001の画素位置1003の値が2であり、
更にハッチングされた4、8、4の値を持つ位置も色画
素であるので、この縦横4画素の濃度は合計値の18と
なる。図11の多値表現画像を2値表現画像へ変換する
ディザ化処理ではディザ化マトリクス1101により濃
度を一定面積内の色画素の個数へ変換する。ここではデ
ィザ化マトリクス1101のサイズが縦横4画素である
とすると、多値表現画像を縦横4画素ずつ切りだしてデ
ィザ化マトリクス1101にあてはめ、各画素位置での
色を判定する。濃度値1102に対してはディザ化マト
リクス1101の画素位置1103の値が7であり、濃
度値1102の8の方が大きいので色を付ける。これを
図11ではハッチングしてある。更にディザ化マトリク
ス1101の中央4画素もディザ化マトリクス1101
の各画素位置よりも多値表現画像の各濃度の方が大きい
ので色を付ける。
【0033】以上説明したように本実施例によれば各処
理で使用するメモリ容量を半分にしたので、繰返し処理
により少ないメモリ容量でカラー画像のデータ変換処理
を実現できる。
【0034】以下、本発明の別の実施例を図13により
説明する。図13はカラー画像データ変換機構の構成図
である。多値画像ファイリング装置1301は2値表現
画像伸長102、濃度復元103、多値表現画像圧縮1
04、2値表現画像圧縮105、ディザ化106、多値
表現画像伸長107、通信インタフェース108より構
成される通信アダプタとネットワーク109により他の
装置と通信する。
【0035】多値画像ファイリング装置1301は、ス
キャナ装置等から入力した多値表現画像を符号化して圧
縮し、光ディスク装置等の大容量記憶装置に蓄積し、必
要に応じてディスプレイ画面に表示したり、プリンタ装
置で印刷するものである。多値画像ファイリング装置1
301は多値表現画像伸長107へ蓄積してあった画像
の圧縮符号を送り、多値表現画像圧縮104からネット
ワーク109経由で受信した画像の圧縮符号を受け取
る。
【0036】2値表現画像伸長102と濃度復元103
と多値表現画像圧縮104と2値表現画像圧縮105と
ディザ化106と多値表現画像伸長107と通信インタ
フェース108は通信アダプタの構成要素である。多値
表現画像伸長107は多値画像ファイリング装置130
1から多値表現画像の圧縮符号を受け取り、元の多値表
現画像へ復元してディザ化106へ送る。ディザ化10
6は多値表現画像を2値表現画像へ変換する。変換した
2値表現画像は2値表現画像圧縮105へ送る。2値表
現画像圧縮105はディザ化106から受け取った2値
表現画像を符号化して圧縮する。圧縮した符号は通信イ
ンタフェース108へ送り、通信インタフェース108
はネットワーク109を介してワークステーションやパ
ーソナルコンピュータであるWS/PC110あるいは
カラーの2値表現画像の圧縮符号を受け取れるカラーフ
ァクシミリ装置FAX111へ送信する。
【0037】一方、通信インタフェース108はWS/
PC110あるいはFAX111からネットワーク10
9経由で2値表現画像の圧縮符号を受信し、2値表現画
像伸長102へ送る。2値表現画像伸長102は圧縮符
号を元の2値表現画像へ復元して濃度復元103へ送
る。濃度復元103は2値表現画像を多値表現画像へ変
換する。変換した多値表現画像は多値表現画像圧縮10
4へ送る。多値表現画像圧縮104は濃度復元103か
ら受け取った多値表現画像を符号化して圧縮する。圧縮
した符号は多値画像ファイリング装置1301へ送り、
光ディスク装置等に記憶される。
【0038】以上説明したように、本実施例によれば通
信アダプタにてカラーの2値表現画像の圧縮符号とカラ
ーの多値表現画像の圧縮符号との間でデータ変換できる
ので、多値表現画像を圧縮して蓄積する画像ファイリン
グ装置と2値表現画像の圧縮符号の送受信できる装置と
の間で通信できる。
【0039】以下、本発明の別の実施例を図3により説
明する。図3はカラー画像データ変換機構の構成図であ
る。
【0040】図3のカラー画像データ変換機構ではセレ
クタ301を持つことにより、2値表現画像の圧縮符号
と多値表現画像の圧縮符号を受信できるようにしてあ
る。このように2種類の圧縮符号を受信でき、通信相手
もセレクタ302と同等の機構を持つことにより2種類
の圧縮符号を送信できる場合には、以下のように2種類
の圧縮符号を自由に選択して通信する。画像ファイリン
グ装置101は2値表現画像を処理する装置であるか
ら、最初は2値表現画像の圧縮符号を受信することを通
信相手とあらかじめ取り決める。これにより、セレクタ
301は通信インタフェース108の圧縮符号を選択で
きるので、多値画像伸長107、ディザ化106、2値
画像圧縮105の処理が不要となり、圧縮符号を受信し
てから画像ファイリング装置101にて画像を表示する
までの時間が短縮できる。オペレータが受信した画像を
画像ファイリング装置101の表示画面で確認し、画質
に問題がなければ通信を終了する。もし、異なる画質の
画像が必要の場合はオペレータの操作により通信インタ
フェース108から通信相手に多値表現画像の圧縮符号
で同じ画像を再送するように要求する。このときオペレ
ータはセレクタ301に2値画像圧縮105からの圧縮
符号を選択させる。通信相手から多値表現画像の圧縮符
号を受信すると、圧縮符号の変換に少々時間を要する
が、異なる画像の画質を得ることができる。
【0041】以上説明したように、本実施例によれば異
なる画質の同一画像を容易に受信できるので、オペレー
タは好みにより画質を選択できる。
【0042】
【発明の効果】本発明によれば画像ファイリング装置の
通信アダプタにおいてカラーの2値表現画像の圧縮符号
とカラーの多値表現画像の圧縮符号との間でデータ変換
できるので、画像ファイリング装置と他のカラー画像処
理装置との間で通信できる効果がある。また、複数種類
の圧縮符号形式を受信できる通信相手に対して、データ
量の最小な圧縮符号形式を選択して通信できるので、高
速に通信することができる効果がある。また、通信相手
の装置に応じて複数の圧縮符号形式から選択して送受信
できるので、様々な種類の装置と通信できる効果があ
る。更に、メモリを半分ずつ順次使用して画像への伸長
処理、濃度復元処理あるいはディザ化処理、符号への再
圧縮処理ができるので、少ないメモリ容量で圧縮符号形
式の変換ができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1のデータ変換機構の構成図
【図2】従来のデータ変換機構の構成図
【図3】第2のデータ変換機構の構成図
【図4】第3のデータ変換機構の構成図
【図5】第4のデータ変換機構の構成図
【図6】データ変換機構のブロック図
【図7】データ変換機構の処理フロー
【図8】2値表現画像のデータ形式
【図9】多値表現画像のデータ形式
【図10】濃度復元処理の説明図
【図11】ディザ化処理の説明図
【図12】データ量比較選択機構の構成図
【図13】第5のデータ変換機構の構成図
【符号の説明】
101……画像ファイリング装置 102……2値表現画像伸長 103……濃度復元 104……多値表現画像圧縮 105……2値表現画像圧縮 106……ディザ化 107……多値表現画像伸長 108……通信インタフェース
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 増崎 秀文 神奈川県小田原市国府津2880番地株式会 社 日立製作所小田原工場内 (72)発明者 和歌森 文男 神奈川県川崎市麻生区王禅寺1099株式会 社日立製作所システム開発研究所内 (56)参考文献 特開 平2−134073(JP,A) 特開 昭61−176265(JP,A) 特開 平1−245762(JP,A) 特開 昭62−125472(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 1/41 - 1/419 G06T 1/00 G06T 9/00

Claims (18)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】2値表現画像を符号化して圧縮し、蓄積す
    る画像ファイリング装置の通信アダプタにおける画像デ
    −タの変換装置であって、該画像ファイリング装置から
    2値表現画像の圧縮符号を受け取る手段と、該符号を2
    値表現画像に伸長し、該2値表現画像を濃度復元して多
    値表現画像に変換し、該多値表現画像を符号化して圧縮
    するデータ変換手段と、該圧縮した符号を送信する手
    段、多値表現の圧縮符号を受信する手段と、該符号を多
    値表現画像に伸長し、該多値表現画像をディザ化して2
    値表現画像に変換し、該2値表現画像を符号化して圧縮
    するデータ逆変換手段と、該圧縮した符号を前記画像フ
    ァイリング装置へ送る手段を備えた画像データ変換装
    置。
  2. 【請求項2】前記2値表現画像の圧縮符号と前記多値表
    現画像の圧縮符号のデータ量を比較し、該データ量の少
    ない方の符号を選択して送信する手段を備えた請求項1
    記載の画像データ変換装置。
  3. 【請求項3】前記データ変換手段および前記データ逆変
    換手段を経由せずに通信するための選択手段を備えた請
    求項1記載の画像データ変換装置。
  4. 【請求項4】送信先の受信可能な前記2値表現画像ある
    いは前記多値表現画像の圧縮符号種類を送信先アドレス
    と共にともに入力するか、あるいは保持するテーブルを
    備えた請求項3記載の画像データ変換装置。
  5. 【請求項5】前記受信した圧縮符号と同一画像を前記受
    信した圧縮符号と異なる圧縮符号で再送信要求する手段
    を備えた請求項1記載の画像データ変換装置。
  6. 【請求項6】前記2値表現画像の圧縮符号を記憶する第
    1の記憶手段と、該第1の記憶手段のデータを伸長した
    前記2値表現画像を記憶する第2の記憶手段と、該第2
    の記憶手段のデータを濃度復元した前記多値表現画像を
    記憶する第3の記憶手段と、該第3の記憶手段のデータ
    を圧縮した前記多値表現の圧縮符号を記憶する第4の記
    憶手段を備えた請求項1記載の画像データ変換装置の記
    憶システム。
  7. 【請求項7】前記多値表現画像の圧縮符号を記憶する第
    1の記憶手段と、該第1の記憶手段のデータを伸長した
    前記多値表現画像を記憶する第2の記憶手段と、該第2
    の記憶手段のデータをディザ化した前記2値表現画像を
    記憶する第3の記憶手段と、該第3の記憶手段のデータ
    を圧縮した前記2値表現の圧縮符号を記憶する第4の記
    憶手段を備えた請求項1記載の画像データ変換装置の記
    憶システム。
  8. 【請求項8】送信時にあって、前記圧縮符号を前記2値
    表現画像へ伸長する処理を停止して濃度復元処理起動
    し、該濃度復元処理を停止して濃度復元された多値表現
    画像の符号化を起動する手段と、受信時にあって、前記
    利用装置からの前記2値表現画像を伸長する処理を停止
    してディザ化処理を起動し、該ディザ化処理を停止して
    2値表現画像の符号化を起動する手段を有し、前記画像
    デ−タを分割して処理することを特徴とする請求項1記
    載の画像データ変換装置。
  9. 【請求項9】前記画像デ−タがカラ−画像デ−タである
    ことを特徴とする請求項1記載の画像データ変換装置。
  10. 【請求項10】多値表現画像を符号化して圧縮し、蓄積
    する画像ファイリング装置の通信アダプタにおける画像
    デ−タ変換装置であって、該画像ファイリング装置から
    多値表現画像の圧縮符号を受け取る手段と、該符号を多
    値表現画像に伸長し、該多値表現画像をディザ化して2
    値表現画像に変換し、該2値表現画像を符号化して圧縮
    するデ−タ逆変換手段と、該圧縮した符号を送信する手
    段と、2値表現の圧縮符号を受信する手段と、該符号を
    2値表現画像に伸長し、該2値表現画像を濃度復元して
    多値表現画像に変換し、該多値表現画像を符号化して圧
    縮するデ−タ変換手段と、該圧縮した符号を前記画像フ
    ァイリング装置へ送る手段とを備えた画像データ変換装
    置。
  11. 【請求項11】少なくともカラ−画像デ−タを2値表現
    画像の圧縮符号として記憶する手段と、通信を介した該
    記憶手段の利用装置とを有し、前記記憶手段の通信アダ
    プタ部におけるカラ−画像デ−タ変換方法であって、送
    信時にあっては、前記記憶手段から該2値表現画像の圧
    縮符号を受け取り、この2値表現画像の圧縮符号を2値
    表現画像に伸長し、該伸長された2値表現画像を濃度復
    元して多値表現画像に変換し、該変換された多値表現画
    像を符号化して圧縮し、該多値表現画像の圧縮符号を該
    利用装置に送信すると共に、受信時にあっては、前記利
    用装置からの2値表現画像の圧縮符号を受信し、この圧
    縮符号を多値表現画像に伸長し、該伸長された多値表現
    画像をディザ化して2値表現画像に変換し、該変換され
    た2値表現画像を符号化して圧縮し、この2値表現画像
    の圧縮符号を前記記憶手段に記憶することを特徴とする
    カラ−画像デ−タ変換方法。
  12. 【請求項12】送信時において、前記2値表現画像の圧
    縮符号と前記多値表現画像の圧縮符号を選択して送信す
    ることを特徴とする請求項11記載のカラ−画像デ−タ
    変換方法。
  13. 【請求項13】送信時において、前記2値表現画像の圧
    縮符号と前記多値表現画像の圧縮符号のデータ量を比較
    し、データ量の少ない方の圧縮符号を選択して送信する
    ことを特徴とする請求項11記載のカラ−画像デ−タ変
    換方法。
  14. 【請求項14】送信時において、前記利用装置が利用で
    きる圧縮符号の種類を前記利用装置への送信先アドレス
    と共に入力し、入力された該種類に応じて前記利用装置
    へ送信する前記圧縮符号を選択することを特徴とする請
    求項11記載のカラ−画像デ−タ変換方法。
  15. 【請求項15】前記利用装置が複数存在すると共に、該
    複数の利用装置が利用できる圧縮符号の種類を、それぞ
    れの前記利用装置への送信先アドレスと共に保持し、前
    記利用装置への送信の際に、この保持された該種類に応
    じて前記圧縮符号を選択して送信することを特徴とする
    請求項11記載のカラ−画像デ−タ変換方法。
  16. 【請求項16】受信時に前記利用装置から前記カラ−画
    像デ−タとして、二種類の前記圧縮符号の一方で受信し
    た際に、そのカラ−画像デ−タと同一のデ−タを他の種
    類の前記圧縮符号で再送信することを要求することを特
    徴とする請求項11記載のカラ−画像デ−タ変換方法。
  17. 【請求項17】少なくともカラ−画像デ−タを2値或い
    は多値表現画像の圧縮符号として記憶する手段と、通信
    を介した該記憶手段の利用装置とを有し、前記記憶手段
    の通信アダプタ部におけるカラ−画像デ−タ変換方法で
    あって、送信時に、前記記憶手段から該2値表現画像の
    圧縮符号を受け取り、この2値表現画像の圧縮符号を2
    値表現画像に伸長し、該伸長された2値表現画像を濃度
    復元して多値表現画像に変換し、該変換された多値表現
    画像を符号化して圧縮し、該多値表現画像の圧縮符号を
    該利用装置に送信することを特徴とするカラ−画像デ−
    タ変換方法。
  18. 【請求項18】少なくともカラ−画像デ−タを2値或い
    は多値表現画像の圧縮符号として記憶する手段と、通信
    を介した該記憶手段の利用装置とを有し、前記記憶手段
    の通信アダプタ部におけるカラ−画像デ−タ変換方法で
    あって、受信時に、前記利用装置からの2値表現画像の
    圧縮符号を受信し、この圧縮符号を多値表現画像に伸長
    し、該伸長された多値表現画像をディザ化して2値表現
    画像に変換し、該変換された2値表現画像を符号化して
    圧縮し、この2値表現画像の圧縮符号を前記記憶手段に
    記憶することを特徴とするカラ−画像デ−タ変換方法。
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