JP3079609U - 腰裏用すべり止め体 - Google Patents

腰裏用すべり止め体

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JP3079609U
JP3079609U JP2001000655U JP2001000655U JP3079609U JP 3079609 U JP3079609 U JP 3079609U JP 2001000655 U JP2001000655 U JP 2001000655U JP 2001000655 U JP2001000655 U JP 2001000655U JP 3079609 U JP3079609 U JP 3079609U
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JP
Japan
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fabric
waist
slip body
line
tape
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Application number
JP2001000655U
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English (en)
Inventor
恵三 小川
Original Assignee
ベルカット株式会社
株式会社 ストリーム
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来品に比べて製造容易ですべり止め機能良
好となした腰裏用すべり止め体を比較的安価に提供す
る。 【解決手段】 腰裏用テープ布地の長さ方向に対し、テ
ープ布地の幅方向略中央へ、シリコン樹脂からなる少な
くとも2個のライン状突部を平行に設けて作成する。こ
の際、ライン状突部を肉厚0.5mm〜1.5mm程
度、径を1.0mm〜2.5mm程度の断面半円形状と
なしたりする。使用生地は合成繊維のバイアス生地やポ
リウレタン樹脂等からなるストレッチ素材が好適であ
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、ズボンなどの腰の裏側に取り付ける腰裏用すべり止め体の新規製品 の提案に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
ズボンなどの腰の裏側に取り付ける腰裏用すべり止め体として、従来から種々 のものが存在する。例えば、腰裏用に使用されている帯状の布地に、スクリーン 印刷などにより発泡シリコン樹脂を所定形状に転写したり(特開昭60−394 03号)、シリコン樹脂で一体成形したすべり止め部材を縫着させるもの(特開 2001−11709号)などがある。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
上記に於いて、スクリーン印刷により転写された発泡シリコン樹脂膜体は、そ の肉厚が0.2mm〜0.5mm程度にしか形成できず、すべり止めとしての効 用は比較的短期間で劣化してしまうものであった。また、シリコン樹脂で一体成 形したすべり止め部材を布地に縫着して形成したものは、多量のシリコン樹脂を 使用するためコストが高く付くという欠点のほか、縫着時に於けるミシン針の劣 化破損は否めないものであった。 本考案はこれらの問題点を解決せんとするものであり、すべり止め機能を効果 的に発揮する腰裏用すべり止め体を比較的安価にて提供することを目的とするも のである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案に係る腰裏用すべり止め体は、腰裏用テープ布地の長さ方向に対し、該 テープ布地の幅方向略中央へ、シリコン樹脂からなる少なくとも2個のライン状 突部を平行に設けて作成される。この際、該ライン状突部は、肉厚を0.5mm 〜1.5mm程度、径を1.0mm〜2.5mm程度の断面半円形状となし、且 つ他のライン状突部との間隔幅を5.0mm〜2.0cm程度となして腰裏用テ ープ布地の長さ方向全長にわたって形成したりする。また、腰裏用テープ布地を 合成繊維のバイアス生地やポリウレタン樹脂等からなるストレッチ素材となした りする。
【0005】
【考案の実施の形態】
本考案に係る腰裏用すべり止め体の一実施例を図面に基づいて説明する。 図1は本考案品の平面図、図2はその断面図であって、1は腰裏用テープ布地 、2はその上面に形成されたライン状突部である。
【0006】 ライン状突部2はシリコン樹脂からなり、その断面形状を略半円形状となして テープ布地1の長さ方向全長にわたって付着される。この際、少なくとも2個の ライン状突部2、2をテープ布地内の幅方向に於ける略中央付近へ上下平行に設 けるものとする。これにより、ライン状突部2は着用された衣類の腰部全周の内 側で下着類の全面へ接触するものとなるのであって、これにより下着類などとの ずれ動きを効率よく防止できるものとなる。とりわけ、複数のライン状突部2で 下着類をその上下平行の幅間隔で挟むようにしてずれ上がりやずれ下がりを効果 的に防止できるものとなる。
【0007】 このようなライン状突部2の形成に当たっては、溶融されたシリコン樹脂を並 設させたノズルから一斉に吐出させ、あと乾燥させる方法が採用される。例えば 、テープ布地1の製造ライン上へ複数のノズルを配設し、これらノズルから溶融 シリコン樹脂を一定圧力下に吐出させ、走行中のテープ布地1の繊維間へシリコ ン樹脂を付着させるようになすのである。この場合、吐出シリコン樹脂に外部か ら特段の成型作業を施す必要はなく、あとライン上での乾燥処理が施されて製品 化される。
【0008】 ここに、ライン状突部2の形状はノズル孔の口径や形状によって任意に設計で きるが、例えば、口径1.2mm〜1.5mmの円管のノズルを使用し、肉厚t を0.5mm〜1.5mm程度、径rを1.0mm〜2.5mm程度の断面半円 形状のものに形成される。この際、並設されるライン状突部の間隔幅寸法sは5 .0mm〜2.0cm程度となされる。
【0009】 本考案に於いて使用されるシリコン樹脂は、成型用に使用される一般的なもの でよく、該シリコン樹脂の中に、着色剤を混入してライン状突部に着色したり、 磁気粉末や芳香剤などを混入して用いても良い。
【0010】 一方、腰裏用テープ布地1は任意に設計されるが、例えば合成繊維のバイアス 生地やポリウレタン樹脂等からなるストレッチ素材のものが使用される。とりわ け、ストレッチ素材からなる腰裏用すべり止め体をズボンやスカートの腰の裏側 に取り付けた場合、テープ布地1は着用者の腰部に適度にフィットすると共に、 着用者の動作に同調して伸縮できるものとなる。他方、ライン状突部2は伸長自 在のシリコン樹脂で形成されていることから、テープ生地1に応じて伸縮可能で あり、使用時に要求される伸び縮みに対して充分対応できる。従って、ライン状 突部2が断裂したり剥がれることもなく、着用者は満足のできる履き心地感を得 ることができる。
【0011】
【考案の効果】
本考案は以上の如く構成するものであって、腰裏用テープ布地の長さ方向に設 けたシリコン樹脂のライン状突部は、スクリーン印刷により転写されたものに比 べて簡単に肉厚形成でき、すべり止め機能を向上させると共に、複数本を適当間 隔で長さ方向全面に並設することで、下着類との効果的な密着を図ってそのずれ 上がりやずれ下がりを効率良く防止することができる。 尚、本考案品は従来品のスクリーン印刷に比べて製造容易でコストの低減化が 図られるのであり、また強度的にも優れて耐久性の向上に寄与するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る腰裏用すべり止め体の平面図であ
る。
【図2】本考案に係る腰裏用すべり止め体の拡大断面図
である。
【符号の説明】
1 腰裏用テープ布地 2 ライン状突部

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 腰裏用テープ布地の長さ方向に対し、該
    テープ布地の幅方向略中央へ、シリコン樹脂からなる少
    なくとも2個のライン状突部を平行に設けたことを特徴
    とする腰裏用すべり止め体。
  2. 【請求項2】 ライン状突部は、肉厚を0.5mm〜
    1.5mm程度、径を1.0mm〜2.5mm程度の断
    面半円形状となし、且つ他のライン状突部との間隔幅を
    5.0mm〜2.0cm程度となして腰裏用テープ布地
    の長さ方向全長にわたって形成したことを特徴とする請
    求項1記載の腰裏用すべり止め体。
  3. 【請求項3】 腰裏用テープ生地を合成繊維のバイアス
    生地やポリウレタン樹脂等からなるストレッチ素材とな
    したことを特徴とする請求項1又は2記載の腰裏用すべ
    り止め体。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102112307A (zh) * 2008-07-28 2011-06-29 Fra-Ser股份公司 热封条带

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