JP3036382U - サニタリーショーツ - Google Patents
サニタリーショーツInfo
- Publication number
- JP3036382U JP3036382U JP1996011295U JP1129596U JP3036382U JP 3036382 U JP3036382 U JP 3036382U JP 1996011295 U JP1996011295 U JP 1996011295U JP 1129596 U JP1129596 U JP 1129596U JP 3036382 U JP3036382 U JP 3036382U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cloth
- sewn
- crotch
- sanitary
- skin
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Undergarments, Swaddling Clothes, Handkerchiefs Or Underwear Materials (AREA)
- Absorbent Articles And Supports Therefor (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 股布に簡単な加工を施して生理用ナプキンを
肌に強く押し付けるようにして身体への密着性を高め、
ナプキンがずれたり肌との間に隙間が生じたりしないよ
うにした身体へのフィット性が良く着用感も良好なサニ
タリーショーツを提案する。 【解決手段】 表裏２枚の生地からなる股布のうち表生
地の裏面に２本のストレッチテープを互いに間隔を置い
て後身頃へ向ってハの字状に広がって行くように千鳥縫
いにより取付けて該表生地を前後に縫い縮め、該表生地
を前後に伸ばした状態で同パターンの裏生地を該表生地
と共に前後両身頃に縫着してなることを特徴とする。
肌に強く押し付けるようにして身体への密着性を高め、
ナプキンがずれたり肌との間に隙間が生じたりしないよ
うにした身体へのフィット性が良く着用感も良好なサニ
タリーショーツを提案する。 【解決手段】 表裏２枚の生地からなる股布のうち表生
地の裏面に２本のストレッチテープを互いに間隔を置い
て後身頃へ向ってハの字状に広がって行くように千鳥縫
いにより取付けて該表生地を前後に縫い縮め、該表生地
を前後に伸ばした状態で同パターンの裏生地を該表生地
と共に前後両身頃に縫着してなることを特徴とする。
Description
【０００１】
本考案は、生理用ナプキンを肌に押し付けて安定させる機能を有する着用感も 良好なサニタリーショーツに関するものである。
【０００２】
従来のサニタリーショーツは、股布を２枚生地（マチ）とし、肌に接する内側 生地には撥水性の生地を使用しているが、股部に当てる生理用ナプキンを肌に強 く密着させる機能を有していないので、汗をかいたり運動等によって体を動かす と、ナプキンがずれてしまったり、肌との間に隙間があいてしまう等の欠点があ った。
【０００３】
本考案は、かかる従来のサニタリーショーツの問題点に鑑み、股布（マチ布） に簡単な加工を施して生理用ナプキンを肌に強く押し付けるようにして身体への 密着性を高め、ナプキンがずれたり肌との間に隙間が生じたりしないようにした 身体へのフィット性が良く着用感も良好なサニタリーショーツを提案するもので ある。
【０００４】
即ち、本考案は表裏２枚からなる股布のうち表生地の裏面に２本のストレッチ テープを互いに間隔を置いて後身頃へ向ってハの字状に次第に広がって行くよう に千鳥縫いにより取付けて該表生地を前後方向に縫い縮め、該表生地を前後に伸 ばした状態で同パターンの裏生地を該表生地と共に前後両身頃に縫着してなるサ ニタリーショーツに関するものである。
【０００５】 これにより、着用したときには、股布の表生地の縮み分が強制的に伸ばされ、 ストレッチテープの伸縮力が股布の引上げ効果をもたらし、生理用ナプキンの股 部への密着性を高めるのである。以下、本考案の実施形態を図により説明する。
【０００６】
１はショーツの前・後両身頃３，４間に縫着する２枚の生地を重ねた同形の股 布で、例えば股布１の表生地２の素材はポリウレタン繊維糸あるいはポリウレタ ン繊維糸にナイロン糸をカバリングした糸等の弾性伸縮糸と綿糸を交互にメリヤ ス編みしたものや弾性伸縮糸のみをメリヤス編みしたものなど、前後両身頃３， ４と同質の吸汗吸湿性に富んだ素材が用いられる。また、裏生地８はポリエステ ル又はポリエステル・綿混の糸をメリヤス編みした生地にポリウレタン樹脂等を コーティングしたものなど、透湿性と撥水性を有する素材が使用される。
【０００７】 ５は、細幅のゴムテープ等の伸縮力の強い２本のストレッチテープで、該テー プ５，５は股布１の中心線を挟んで対称形に前身頃３との縫着部６から後身頃４ との縫着部７に向ってヒップの頂点方向へ互いに間隔がハの字状に広がっていく ように表生地２の裏面に千鳥縫いによって縫着され、該表生地２全体を前後に縫 い縮められている。
【０００８】 また、裏生地８は表生地２自体と同パターン（同形同大）であり、該表生地２ を前後に伸ばした状態で重ね合わせ、前記の如く前後両身頃３，４の対向縁辺に 縫着６，７する。
【０００９】 しかして、生理用ナプキンは股布１の肌と接する裏生地８面に貼着され、この ショーツを着用すると、表生地２の縮み分が前後に強制的に伸ばされ、ハの字形 に装着された２本のストレッチテープ５，５の伸縮力が体の丸みに沿ってヒップ 全体がにかかり、後身頃４の伸長と連動して股布１を強く引き上げる効果を発揮 し、ナプキンを肌に強く密着させることになる。
【００１０】 図４は、本考案の他の例を示すもので、２本のストレッチテープ５，５を股布 １の表生地２にハの字形に縫着するとき、該テープ５を前記のようにテープ５の 長さ全体にわたって千鳥縫いによって縫合するのではなく、股部の肝心な部分だ けにテープ５の伸縮力が集中するように両テープ５の所定中間部だけに所定長さ で千鳥縫いを施している。
【００１１】 これにより、表生地２は前後方向に部分的に縫い縮められているので、このシ ョーツを着用した場合、生理用ナプキンはその全体が肌に強く圧着することなく 必要部分のみが肌に強く圧着するので、着用感が一層良好なものとなる。
【００１２】
本考案のサニタリーショーツは上述のように構成され、２本のストレッチテー プの作用により生理用ナプキンを貼着したときに従来のものより肌への密着性が 強くなり、しかも２本のストレッチテープは股布の表生地裏面にハの字形に縫着 されているので、このショーツを着用したときに違和感がなく、フィット性も良 好で、製作容易にして体裁も良好である等の利点を有する。
【図１】本考案に係るサニタリーショーツの要部を示す
説明図である。
説明図である。
【図２】本考案に係るサニタリーショーツの全体の正面
図である。
図である。
【図３】本考案に係るサニタリーショーツを着用した状
態の側面説明図である。
態の側面説明図である。
【図４】本考案の他の例を示す要部の説明図である。
１−股布 ２−股布の表生地 ３−前身頃 ４−後身頃 ５−ストレッチテープ ６−股布と前身頃との縫着部 ７−股布と後身頃との縫着部 ８−股布の裏生地
Claims (2)
- 【請求項１】 表裏２枚の生地からなる股布のうち表生
地の裏面に２本のストレッチテープを互いに間隔を置い
て後身頃へ向ってハの字状に広がって行くように千鳥縫
いにより取付けて該表生地を前後に縫い縮め、該表生地
を前後に伸ばした状態で同パターンの裏生地を該表生地
と共に前後両身頃に縫着してなることを特徴とするサニ
タリーショーツ。 - 【請求項２】 前記両ストレッチテープの表生地への千
鳥縫いによる縫着は該テープの中間部のみに施され、表
生地は前後方向に部分的に縫い縮まれてなる請求項１記
載のサニタリーショーツ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1996011295U JP3036382U (ja) | 1996-10-01 | 1996-10-01 | サニタリーショーツ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1996011295U JP3036382U (ja) | 1996-10-01 | 1996-10-01 | サニタリーショーツ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP3036382U true JP3036382U (ja) | 1997-04-15 |
Family
ID=43171149
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1996011295U Expired - Lifetime JP3036382U (ja) | 1996-10-01 | 1996-10-01 | サニタリーショーツ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3036382U (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101218270B1 (ko) * | 2009-10-12 | 2013-01-18 | 주식회사 비앤에이치 | 여성용 위생 팬티 |
-
1996
- 1996-10-01 JP JP1996011295U patent/JP3036382U/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101218270B1 (ko) * | 2009-10-12 | 2013-01-18 | 주식회사 비앤에이치 | 여성용 위생 팬티 |
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