JP3079602B2 - 空気清浄機 - Google Patents

空気清浄機

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JP3079602B2
JP3079602B2 JP03051009A JP5100991A JP3079602B2 JP 3079602 B2 JP3079602 B2 JP 3079602B2 JP 03051009 A JP03051009 A JP 03051009A JP 5100991 A JP5100991 A JP 5100991A JP 3079602 B2 JP3079602 B2 JP 3079602B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は室内の空気のよごれを検
出し、電動送風機の回転数を制御する空気清浄機に関す
る。
【0002】
【従来の技術】近年、室内の空気のよごれを検出し、電
動送風機の回転数を制御する空気清浄機は、使用者の実
感に合致した状態で電動送風機を駆動することが求めら
れている。
【0003】従来、この種の空気清浄機は図6および図
7に示すような構成が一般的であった。以下、その構成
について説明する。
【0004】図に示すように、空気清浄機本体1は電動
送風機2を内蔵しており、吸気口3より吸入した空気を
フィルタ4によりろ過(浄化)した後、排気口5より排
出する。空気清浄機本体1の前面に設けたグリル6の内
部には室内の空気のガス濃度を検出するガスセンサ7と
粒子濃度を検出する粒子センサ8とを設けている。電動
送風機2は電源9からの給電を受けて制御回路10によ
って制御され駆動される。制御回路10は安定化電源1
1により動作し、操作回路12と、ガスセンサ7、粒子
センサ8および操作回路12からの信号により駆動回路
13に電動送風機2の駆動信号を出力する演算回路14
と、その制御状態を表示する表示回路15とから構成し
ている。
【0005】上記構成において、ガスセンサ7と粒子セ
ンサ8の信号の演算回路14での処理について説明する
と、図8のように、ガスセンサ7、粒子センサ8からの
出力は電圧値として取り出す場合が多い。ガスセンサ7
の出力電圧VSは、センサ通電初期の不安定期間TS後の
出力値V1を基準としてその後の出力の変化量をとら
え、出力がV1より所定の値VL以上上昇すれば上昇量に
応じて電動送風機2を運転する駆動信号を駆動回路13
に出力する。また、出力電圧がV2のように低下した場
合や、V3のように上昇した状態で所定時間TH以上空気
清浄機を運転しても、センサ出力が低下しない場合には
それぞれ基準をV2,V3に更新して運転を行う。粒子セ
ンサ8はその出力が所定値以上になった場合に、ガスセ
ンサ7と同様に電動送風機2を駆動する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の空気
清浄機では、ガスセンサ7または粒子センサ8の出力は
基準値V1からの上昇値としてとらえており、図9のよ
うに環境の変化によって上昇が所定の値VLに近く、か
つVL以内の値VLNまで達した後安定し、ある時刻にお
いて再度ガス濃度が上昇しだした場合、本来始動させた
い上昇レベルVLより少ないとみなされる上昇値の状態
で電動送風機2の駆動を始めたり、図9のようにドアの
開閉や風の影響でセンサ出力VSが一時的にV4に低下し
た場合に基準値V1をV4に更新してしまい、風などの影
響が停止した時点で出力が元の状態に復帰し、センサ出
力の上昇と誤判断して動作するという問題があり、この
ため、使用者の実感に合わないという問題を有してい
た。
【0007】本発明は上記課題を解決するもので、セン
サが検知している状態に対する外乱を抑制し、より使用
者の実感に合致した状態で電動送風機を駆動することを
目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、空気清浄機本体に内蔵し室内の空気を吸入
し浄化した空気を排出する電動送風機と、前記電動送風
機を駆動する駆動回路と、室内のガス濃度を検出するガ
スセンサと、前記駆動回路の動作を制御するファジィ演
算回路とを備え、前記ファジィ演算回路は前記ガスセン
サの出力の大きさを第1の信号とし、変化の度合を第2
の信号とする二つ以上の信号をメンバーシップ関数とし
て処理し、前記第1の信号と第2の信号がともに大きい
とき最大の運転信号を出力し、前記第1の信号と第2の
信号がともに小さいとき最小の運転信号を出力するよう
にしたことを第1の課題解決手段としている。
【0009】また、上記第1の課題解決手段のガスセン
サはファジィ演算回路によって設定した基準値に対する
相対値として検出し、前記基準値は前記ガスセンサの出
力値と変化の度合の二つ以上の種類の信号をファジ−演
算回路で処理した結果に基づいて更新するようにしたこ
とを第2の課題解決手段としている。
【0010】
【作用】本発明は上記した第1の課題解決手段により、
ガスセンサの出力をその時点での大きさと、時間を経過
しての変化の度合の二つ以上の入力としてファジィ演算
することにより、ガスセンサの検知している状態に対す
る外乱を抑制でき、より人間の実感に合致した自動運転
動作ができる。
【0011】また、第2の課題解決手段により、ガスセ
ンサの出力を判定する演算処理中の基準値の更新がで
き、より人間の実感に合致した自動運転動作ができる出
力信号を得ることができる。
【0012】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1から図4を参
照しながら説明する。なお、従来例と同じ構成のものは
同一符号を付して説明を省略する。
【0013】図に示すように、センサグリル6内にはガ
スセンサ7が内蔵され室内の空気のよごれを検出し、出
力を空気清浄機本体1内の制御回路16に与えるよう接
続している。ファジィ演算回路17はガスセンサ7の出
力を入力し、駆動回路13の動作を制御するもので、ガ
スセンサ7の出力の大きさを第1の信号とし、変化の度
合を第2の信号とする二つ以上の信号をメンバーシップ
関数として処理し、第1の信号と第2の信号がともに大
きいとき最大の運転信号を出力し、第1の信号と第2の
信号がともに小さいとき最小の運転信号を出力するよう
にしている。すなわち、ファジィ演算回路17ではガス
センサ7の出力の値(a)、出力の変化の大きさ(b)
に対応して、電動送風機2の出力を図3に示すように変
化させるよう適切なメンバ−シップ関数を定めてファジ
ィ演算を行い、駆動回路13への出力を決定する。図4
はその出力状況を表したグラフである。
【0014】上記構成において動作を説明すると、ファ
ジィ演算回路17はガスセンサ7の出力が上昇した場合
には、よごれがやや多い、多いなどの判断により駆動回
路13に与える電動送風機2の駆動出力を上昇させるこ
とができ、また、ガスセンサ7の出力の変化の大きさが
大きいほど駆動出力を大きくすることもできる。すなわ
ち、最も使用者の実感に合致した自動運転動作を得るこ
とができるようメンバーシップ関数を調整することによ
り最適な制御ができる。
【0015】つぎに、本発明の他の実施例について説明
する。図1におけるファジィ演算回路17は、ガスセン
サ7の出力値を判定する基準値をガスセンサ7の出力値
と変化の度合の二つ以上の種類の信号をファジィ演算回
路17で処理した結果に基づいて更新するようにしてい
る。このときの更新量は、図5に示すように、ガスセン
サ7の出力の変化の大きさが大きいときは小さくするよ
うにメンバシップ関数を決めて、ファジィ演算した結果
に基づいて決定し、風の影響や外乱による誤動作を防止
でき、良好な自動運転制御ができる。
【0016】
【発明の効果】以上の実施例から明らかなように本発明
によれば、空気清浄機本体に内蔵し室内の空気を吸入し
浄化した空気を排出する電動送風機と、前記電動送風機
を駆動する駆動回路と、室内のガス濃度を検出するガス
センサと、前記駆動回路の動作を制御するファジィ演算
回路とを備え、前記ファジィ演算回路は前記ガスセンサ
の出力の大きさを第1の信号とし、変化の度合を第2の
信号とする二つ以上の信号をメンバーシップ関数として
処理し、前記第1の信号と第2の信号がともに大きいと
き最大の運転信号を出力し、前記第1の信号と第2の信
号がともに小さいとき最小の運転信号を出力するように
したから、ガスセンサからの室内の汚れなどに関する信
号を出力の大きさと変化量の複数の信号としてとらえ
て、ファジィ理論に基づいて処理することにより、室内
のよごれが同じでも急激な汚れが増加したとき、増加の
速度は同じでも多くよごれたときなどには電動送風機の
出力を大きくでき、より使用者の実感に合致した自動運
転制御ができる。
【0017】また、ガスセンサはファジィ演算回路によ
って設定した基準値に対する相対値として検出し、前記
基準値は前記ガスセンサの出力値と変化の度合の二つ以
上の種類の信号をファジ−演算回路で処理した結果に基
づいて更新するようにしたから、ガスセンサの出力を判
定するための基準値を更新する場合の更新量も、同様に
変化量と出力の大きさよりファジィ演算によって決定す
ることにより、風などの環境急激な変化や外乱による誤
動作を防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例による空気清浄機のブロック
回路図
【図2】同空気清浄機の斜視図
【図3】(a) 同空気清浄機のメンバーシップ関数を示す
図 (b) 同空気清浄機のメンバーシップ関数を示す図
【図4】同空気清浄機のメンバーシップ関数を示す図
【図5】本発明の他の実施例の空気清浄機のメンバーシ
ップ関数を示す図
【図6】従来の空気清浄機の斜視図
【図7】同空気清浄機の回路ブロック図
【図8】同空気清浄機のセンサ出力の処理の一例を示す
【図9】同空気清浄機のセンサ出力の処理の他の例を示
す図
【符号の説明】
1 空気清浄機本体 2 電動送風機 7 ガスセンサ 13 駆動回路 17 ファジィ演算回路

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 空気清浄機本体に内蔵し室内の空気を吸
    入し浄化した空気を排出する電動送風機と、前記電動送
    風機を駆動する駆動回路と、室内のガス濃度を検出する
    ガスセンサと、前記駆動回路の動作を制御するファジィ
    演算回路とを備え、前記ファジィ演算回路は前記ガスセ
    ンサの出力の大きさを第1の信号とし、変化の度合を第
    2の信号とする二つ以上の信号をメンバーシップ関数と
    して処理し、前記第1の信号と第2の信号がともに大き
    いとき最大の運転信号を出力し、前記第1の信号と第2
    の信号がともに小さいとき最小の運転信号を出力するよ
    うにしてなる空気清浄機。
  2. 【請求項2】 ガスセンサはファジィ演算回路によって
    設定した基準値に対する相対値として検出し、前記基準
    値は前記ガスセンサの出力値と変化の度合の二つ以上の
    種類の信号をファジィ演算回路で処理した結果に基づい
    て更新するようにしてなる請求項1記載の空気清浄機。
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